GLMというスポーツカー型の電気自動車(EV)を開発・販売するベンチャー企業があります。
複数モジュールに分割された構造を有しており、様々な車種展開に対応可能な「プラットフォームシャシー」、様々なモーター・インバータ・バッテリーモジュール・VCU等を組み合わせ、車両特性に最適なEVシステムを実現できる点にエッジがあります。
日本版・テスラモーターズというイメージの企業です。2016年~2017年にGLMのIPOが訪れる可能性が高いです。
東証一部への上場となる可能性が高いです。大型IPOは大量取得が容易です。GLMのIPO獲得に向けて今から備えることが重要です。
GLMの上場・IPO
GLMは自社ブランドのEVスポーツカー「トミーカイラZZ」(Tommykaira ZZ)の製造・販売を行っています。
トミーカイラZZは、バスタブ形状のメインフレームと、前後サブフレームから成り立つシャシー。低重心と軽さを極限まで追求した設計となっています。
トルクフルなパワートレインに対応するため、シャシー設計を一から実施しました。高強度材を用いた新断面アルミ構造は、剛性向上と軽量化を両立したライトウェイトフレームを実現しています。
ツインチューブを分割せず、前方から後方まで曲げ加工による一体成型を施し、フロント~リアセクション間をシームレスに結合することで、旋回時の車体捩り剛性向上と、変曲点の無い理想的な車体捻れ特性を実現しました。
トミーカイラZZが目指すのは「しなやかな足回り」であり、レーシングマシンさながらの車体構造に由来する軽さや低重心を活かした設計となっています。
サスペンションは、前後ともにシンプルなダブルウィッシュボーン方式を採用しています。
車高・トゥ・キャンバーといった基本セッティングをユーザーが変更できるだけでなく、モーターがもたらす強力なトルクに対応するため、使用パーツや各部設計を見直し懐の深い足回りを実現しています。
モーターをミッドシップに配した重量配分、モーターが即座に発生させる最大トルクの2つの組合せは、リアドライブらしい蹴り出し感を生み出す反面、手強いじゃじゃ馬的なハンドリングを垣間見せています。
この独特のハンドリングさえも、ZZの奥深いサスペンション・システムによって楽しいものとなっています。車両本体価格は864万円(税込)となっています。
GLMのスポーツカーは1シリーズあたり99台限定生産であり、損益分岐点は33台のようです。第一弾のトミーカイラZZには既に99台以上の予約が入っており、黒字化が確実となっています。
今後も様々なシリーズをリリースしていく予定となっています。
また、GLMは日本の国内認証を取得している車体プラットフォームの販売も行っています。特許を取得しています。
このプラットフォームは公道を走ることができる強度であり、外装のカスタマイズが可能な点がメリットです。
中小企業、しいては個人でもオリジナルのコンセプトカー、世界に一台だけの車を作ることも可能となっています。
所在地は「京都市左京区吉田本町京都大学VBL」であり、京大発のベンチャーとなっており、京大ベンチャーNVCC1号投資事業有限責任組合が株主に名を連ねています。
その他、サウジアラビアの政府ファンド「リヤド・バレー・カンパニー」、台湾の政府ファンド「ゴールデン・アジア・ファンド・ベンチャー」、東京大学エッジキャピタル、グロービス・キャピタル・パートナーズ、三菱UFJキャピタル、池銀キャピタル夢仕込ファンドなどのVCの資金が入っています。
ライドオン・エクスプレス、サンワカンパニーなど優待族にとってはお馴染みの企業や、GSユアサ、ニチコンなども出資しています。
面白いところでは、江崎グリコの江崎氏、元ソニーの出井氏、X JAPANのYoshiki氏などが個人で出資しているようです。
I'll be performing at Carnegie Hall in NYC Jan 12th&13th 2017! Playing w/ Tokyo Philharmonic Orchestra https://t.co/qHYNQUnOxr カーネギーホール公演決定! pic.twitter.com/KuMiAFdjsA
— Yoshiki (@YoshikiOfficial) 2016年9月20日
数多くの車種展開が可能で資金調達の必要性は高く、VCの資金が入っていることから、上場の可能性が高い企業です。
2016年~2017年のIPOが予想されています。
株主優待に期待!
GLMの事業はスポーツカーの製造・販売ということで、株主優待との親和性が極めて高い企業です。
3%OFFといった株主優待が考えられます。また、株主限定のグッズなどがあると面白いでしょう。
クオカードは極めて訴求力が高い内容なので、クオカードもあるとベストです。トミーカイラZZデザインのクオカードがあると最高です。額面9900円!
株主優待があるか否かでPBRが4~5倍、PERが10~20倍違うのはザラであり、導入して上手く株主優待を活用すると、成長にモメンタムをつけることもできます。
クリエイト・レストランツ・ホールディングス、コロワイド、RIZAPグループあたりは株主優待を極めて上手く活用してファイナンスし、M&A等で成長を加速させています。
高PBR・高PERで株価を高く保ち、それを活かして資金調達し、獲得した軍資金を元に成長を加速させています。
コード | 銘柄名 | PBR | PER | 配当利回り |
---|---|---|---|---|
2928 | RIZAPグループ | 5.07 | 2140 | 0.00% |
3387 | クリエイト・レストランツHD | 22.99 | 赤字 | 0.00% |
7616 | コロワイド | 17.14 | 赤字 | 0.27% |
8200 | リンガーハット | 5.03 | 赤字 | 0.00% |
株主優待を経営に活かすと、無い場合に比べて成長にスピードをつけることも可能になります。
コロワイドは牛角やかっぱ寿司を買収しましたが、株主優待のパワーがなかったら果たして買収できたかどうかという話にまでなりかねません。
RIZAPグループとクリエイト・レストランツHDは、もし株主優待がなかったとしたら、ここまでの急成長は無理だったと断言できます。
経営に必要な資金を株主優待で築いた高い時価総額を利用して賄い、成長を加速させています。GLMにも株主優待レバレッジ経営を期待します。
GLMの上場に備えてすべき準備
上場したGLMの株式を購入するには、上場後に株式を買う以外にも、IPOでの購入という方法がありますね。証券会社に口座を開く必要があります。
IPOで株を買う場合、ブックビルディング期間中に証券会社で申し込んで、抽選に当選すれば手数料無料で購入できます。
IPOに当選するには、多額の株を引き受ける主幹事証券はもちろん、それ以外の証券会社からも申し込むことが重要です。
数打てば当たる可能性が着実に上昇します。現在は証券会社の口座開設・維持費用は国内株に関しては無料の証券が大多数ですから、できる限り数多くの証券会社から申し込みましょう。
GLMのIPOの当選のコツについては、以下で徹底解説しています。
株式の売り出しを担当する主幹事は野村證券、大和証券(auアセットマネジメント仲介)、SMBC日興証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、みずほ証券、SBI証券あたりが選定される可能性が高いです。
三菱UFJグループのauカブコム証券でも取り扱いが期待できます。カブドットコムのIPOは、公平性と機密性を確保したシステムによる抽選で当選者が決まります。
SMBC日興証券のダイレクトコースは個人投資家でもIPOが当たるチャンスがあるオンライン証券です。
特に大型株は当たりやすいです。GLMも当選が大いに期待できます。店頭証券の営業とのやり取りが不要で気軽に申し込めます。
野村證券や大和証券、SMBC日興といった大手証券だけではなく、ネット証券でもお手軽に申し込めます。
ネット証券ではSBI証券がIPOに積極的ですので、GLMのIPOもほぼ確実に幹事団に名を連ねるでしょう。
GLMのような大型案件は株式数が多いので当選が比較的容易になります。IPOは勝率が高く、無難に上場日の初値で売却した場合でも、利益が出る確率が高いです。
SBI証券には「SBIチャレンジポイント」という仕組みがあり、IPOに落選した場合はポイントが貯まります。
このポイントを貯めていくといつかは必ずIPOに当選するという嬉しい仕組みがあります。
GLMのIPOに備えてSBI証券に口座開設しておくことを強くおすすめします。SBI証券でIPOの引受け部門で活動していたプロにインタビューして、貴重なお話を聞きました。
SBI証券はIPO以外にもメリットが多いネット証券です。私もフル活用して、パフォーマンスを向上させています。
SBI証券の口座開設・維持費用、ネット入金・出金の費用は無料です。IPOに申し込むのに際して費用は一切かかりません。
SBI証券は当サイト限定でお得なタイアップ・プログラムを実施しています。なんと3,000円分で、ネット証券としては破格の内容です。
口座開設と5万円以上の入金・SBIハイブリッド預金への振替だけで、3,000円分のAmazonギフト券がプレゼントされます。
口座開設時に以下の項目(無料)に申し込めば、SBI証券に入金するだけで自動的に振り替えられるので面倒な手間はありません。
SBI証券は1000万円までは銀行預金のような公的な保護(投資者保護基金)があるので安心・安全です。銀行預金と同じで万が一破綻しても保護されます。
口座開設・維持・入出金は無料です。まだ口座をお持ちでなければ、この機会にぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
↓
SBIネオトレード証券でもIPOの取扱いが開始しました。口座開設者数が大手ネット証券と比較すると少ないのでライバルが少ないのがメリットです。
機械的な完全ランダム抽選で平等・公平です。事前入金は不要で、口座残高がなくても申し込めるのも便利です。ネット上で手間をかけずにサクッとIPOのブックビルディングに参加することが可能です。
現在はお得なキャンペーンを開催しています。
マネックス証券も完全抽選で小口個人投資家でも当選しやすい証券会社です。IPOにおいてはぜひ口座開設しておきたいネット証券です。
この他、幹事団として、岡三オンライン証券、東海東京証券、岩井コスモ証券などが入る可能性が高いです。
岡三オンライン証券は、当サイト限定タイアップでお得な入会キャンペーンを行なっています。口座開設と1回以上の取引だけで3,500円+特別レポートがプレゼントされます。