SMBC日興証券というネット証券があります。大手証券の一角であり、日本を代表する証券会社です。
SMBC日興証券は対面口座だけではなく、インターネット口座のダイレクトコースもあり、小口個人投資家にとってもメリットが多く、資産形成に有用なネット証券です。
無料の信用取引手数料、一般信用売り、充実の投資信託、IPO・PO、三井住友銀行との連携サービスなどがメリットです。
NISA口座では他社に先駆けて一早く永年売買手数料無料を打ち出し、話題を呼びました。
他方、最安値のネット証券と比較すると高い約定代金の価格帯ではやや手数料が高い点などのデメリットもあります。
2012年から実際に長年使った経験にもとづき、悪い点も含めてSMBC日興証券のメリット、デメリット、お得な使い方について徹底的に解説します。
公式サイトSMBC日興証券 公式キャンペーン
目次
長い歴史と高い安心感
SMBC日興証券は1918年(大正7年)創業で、100年近い歴史を持つ老舗の証券会社です。
ユーザーから絶大な支持を受けて、大正、昭和、平成、令和と時を紡いできました。
全国に124店舗を網羅しており、SMBCフレンド証券を統合することで更に数十店が加わりました。
ダイレクトコースの場合でも支店に口座を持つ形となり、必要に応じて支店で相談することも可能です。
全国津々浦々に支店があり、絶大な安心感がある点は、インターネット専業証券にはないSMBC日興証券ならではのメリットです。
三井住友フィナンシャルグループの総合証券であり、日本を代表するメガ金融グループの資本力のもとで、顧客が安心して取引できるように、システムの安定化に向けた取組みやセキュリティ対策が講じられています。
信用取引の売買手数料が無料!
SMBC日興証券の国内株式売買手数料は、現物取引・信用取引(制度・無期限)をあわせた1日の約定代金合計よって手数料が決まります。
SMBC日興のダイレクトコース「日興イージートレード」でのネット取引では、信用取引の手数料がなんと完全無料です。0円です。
期間限定のキャンペーンではありません。大量の約定代金や建玉が必要な訳でありません。パーフェクト・フリーです。
取引所立会取引による信用取引において、約定代金や取引期間にかかわらず手数料(税抜)を無料としているのは、SMBC日興証券だとごく一部のみです。
証券会社名 | 10万 | 20万 | 30万 | 50万 | 100万 | 300万 | 500万 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
SMBC日興証券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
SBIネオトレード証券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
立花証券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
DMM 株 | 80 | 80 | 80 | 80 | 80 | 80 | 0 |
GMOクリック証券 | 89 | 130 | 170 | 170 | 240 | 240 | 240 |
SBI証券 | 90 | 135 | 180 | 180 | 350 | 350 | 350 |
楽天証券 | 90 | 135 | 180 | 180 | 350 | 350 | 350 |
むさし証券 | 75 | 95 | 175 | 175 | 320 | 440 | 750 |
岡三オンライン | 99 | 300 | 300 | 300 | 500 | 1,000 | 1,200 |
東海東京証券 | 90 | 135 | 180 | 180 | 330 | 330 | 330 |
auカブコム証券 | 手数料無料も、高額の現引・現渡手数料、高い金利・貸株料 | ||||||
岩井コスモ証券 | 80 | 400 | 400 | 400 | 800 | 1,000 | 1,000 |
丸三証券 | 200 | 200 | 300 | 500 | 1,000 | 3,000 | 5,000 |
例えば、2万円の銘柄でも、200万円の銘柄でも無料です。この特典はオンリーワンであり、手数料の低さは圧倒的No.1です。
他の追随を許さないダントツの日本一です。一番は正義ですね。
約定代金 | 1位 | 2位 | 3位 |
---|---|---|---|
10万円 | SMBC日興証券 SBIネオトレード証券 立花証券 | むさし証券 | 岩井コスモ証券 |
20万円 | SMBC日興証券 SBIネオトレード証券 立花証券 | DMM 株 | GMOクリック証券 |
30万円 | SMBC日興証券 SBIネオトレード証券 立花証券 | DMM 株 | GMOクリック証券 |
50万円 | SMBC日興証券 SBIネオトレード証券 立花証券 | DMM 株 | GMOクリック証券 |
100万円 | SMBC日興証券 SBIネオトレード証券 立花証券 | DMM 株 | GMOクリック証券 |
200万円 | SMBC日興証券 SBIネオトレード証券 立花証券 | DMM 株 | GMOクリック証券 |
300万円 | SMBC日興証券 SBIネオトレード証券 立花証券 | DMM 株 | GMOクリック証券 |
400万円 | SMBC日興証券 SBIネオトレード証券 立花証券 DMM 株 | GMOクリック証券 | SBI証券 楽天証券 |
500万円 | SMBC日興証券 SBIネオトレード証券 立花証券 DMM 株 | GMOクリック証券 | SBI証券 楽天証券 |
1000万円 | SMBC日興証券 SBIネオトレード証券 立花証券 DMM 株 | GMOクリック証券 | SBI証券 楽天証券 |
「信用取引はしないから関係ない」と思いませんでしたか?
そういう方でも信用取引は絶大なメリットが有る取引方法です。無料で株式の取引が可能になります。
実は現物取引で株式を売買するのではなく、信用取引を活用して現引き・現渡しを使うと、手数料を安く抑えられます。詳細は以下で徹底解説しています。
SMBC日興証券の信用取引を活用すると、貸借銘柄に関しては屈指の低コストで取引することが可能です。
取引コストは着実に自分の資産に跳ね返ってきます。これが無料というのは卓越したメリットで圧巻のサービスです。
一般信用売りも可能に!
SMBC日興証券が2019年3月18日(月)から、 信用取引サービスにおいて一般信用売建取引を開始しました。
逆日歩リスクが無い点が大きなメリットの取引であり、注目の期間は3年間となります。
取引手数料が無料であり、貸株料も1.4%と業界最低水準です。更に大手証券だけあって売建可能な銘柄・在庫も豊富になることが期待できます。
取扱銘柄数は約2,000銘柄が予定されており、非貸借銘柄(制度信用取引では新規売建不可の銘柄)も含まれています!
対象はネット取引専用のダイレクトコースのみであり、支店の総合コースは対象外です。
豊富な銘柄のIPO・POに当選の可能性
SMBC日興はIPOの取り扱いについては大手証券の中でも屈指の実力を誇ります。多数の上場企業・REITの幹事団に名を連ねています。
2016年の引受銘柄数は上場中止になった銘柄を除くと、合計で72社となりました。これは野村證券・大和証券を上回る引き受け数となっています。
主幹事も16社のIPOで担当しています。これは、大和証券の16社と同じで、野村證券の23社に次ぐ日本2位の数字です。
2017年4月~2018年3月のIPO引受社数ランキングでは、SMBC日興証券は78.5%(62社/79社)となっており、野村證券、大和証券を上回って2位となっています。
IPO攻略において極めて重要な証券会社の1つがSMBC日興なのです。しかもネット口座でも全ての日興の取り扱いIPOに申し込めます。
他の大手証券のダイレクト口座では、野村證券のネット&コールなど、野村證券が幹事であるIPOの全てに申し込めず、その一部の銘柄しか申し込めないネット口座もあります。
SMBC日興のダイレクトコースでは、原則として日興証券が取り扱うあらゆるIPOに申し込めるのがメリットです。
しかもSMBC日興証券の場合、全株裁量配分ではなく、一般投資家に配分する数量のうち約10%が完全抽選となります。誰にでも当選のチャンスがあります!
IPOチャレンジポイントが貯まるSBI証券と並んで、一般の個人投資家におすすめできるネット口座です。
また、PO(公募増資・売出)もネット口座で申し込めます。POを大量獲得するには店頭口座でのお付き合いが重要ですけれども、ネットでもお手軽に申し込めるのはメリットです。
SMBC日興は売却時の手数料が高いイメージがありますけれども、ダイレクトコースなら非常にリーズナブルです。
売買手数料(税込)
- ~10万円:137円
- ~20万円:198円
- ~30万円: 275円
- ~50万円:440円
- ~100万円:880円
- ~200万円:1,650円
大手証券としては破格の低コストです。IPOで当選した銘柄の売却コストも大したことはありません。
ただし、福証(Q-Board含む)、札証(アンビシャス含む)に単独上場の銘柄は、オンライントレードで売却できず、コンタクトセンター(電話)での取引となります。
特にREITや大型株は当たりやすくなっており、郵政三社、JR九州、SG HD(佐川急便)のIPOではSMBC日興のダイレクトコースで多数の当選者が出て、手堅いリターンを獲得できました。
投資信託も充実!大手ネット証券にはないメリットあり
SMBC日興証券は株式だけではなく、投資信託も充実しています。申込手数料無料の投信(ノーロード)は600本以上、取扱ファンド数1,000本以上と充実しています。
2017年10月16日からコース別の手数料体系が導入されており、ダイレクトコースの場合は、担当者がついている総合コースよりも大幅に申込手数料が安くなりました。
例えばAIファンド等のSMBC日興証券専用ファンドで申込手数料が3%~3.5%だった投信も、ダイレクトコースなら1.08%以下で購入できます。
投信積立は1,000円から可能なので、1,000円ずつ10本、2,000円ずつ10本といった設定が可能になります。
SMBC日興証券は、2016年からネット証券で買えるようになった三井住友アセットマネジメントの確定拠出年金(DC)向けインデックスファンドを取り扱っています。
ファンド名 | ベンチマーク |
---|---|
三井住友・DC全海外株式インデックスファンド | MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本、円ベース) |
三井住友・DC新興国株式インデックスファンド | MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円ベース) |
三井住友・日本債券インデックス・ファンド | NOMURA-BPI(総合) |
三井住友・DC外国債券インデックスファンド | シティ世界国債インデックス(除く日本、円ベース) |
三井住友・DC年金バランスゼロ(債券型)(マイパッケージZERO) | NOMURA-BPI(総合) |
三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)(マイパッケージ30) | TOPIX(東証株価指数、配当込み) NOMURA-BPI(総合) MSCI-KOKUSAIインデックス(円ベース) シティ世界国債インデックス(除く日本、円ベース) |
三井住友・DC年金バランス50(標準型)(マイパッケージ50) | |
三井住友・DC年金バランス70(株式重点型)(マイパッケージ70) |
DIAMアセットマネジメントから2015年に登場した「たわらノーロード」シリーズも購入できます。
ファンド名 | ベンチマーク |
---|---|
たわらノーロード 日経225 | 日経平均株価(日経225) |
たわらノーロード 先進国株式 | MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし) |
たわらノーロード 新興国株式 | MSCIエマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし) |
たわらノーロード 先進国リート | S&P先進国REITインデックス(除く日本、円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし) |
たわらノーロード 国内リート | 東証REIT指数(配当込み) |
たわらノーロード 先進国債券 | シティ世界国債インデックス(除く日本、円ベース、為替ヘッジなし) |
たわらノーロード 国内債券 | NOMURA-BPI 総合 |
ニッセイ日経225インデックスファンド、ニッセイJリートインデックスファンド、ニッセイ外国債券インデックスファンド、ニッセイ外国株式インデックスファンドも取り扱っています。
これらの投信は、各資産クラスごとに日本で最も信託報酬が安い水準の投信です。信託報酬以外のコストを考慮した実質コストも安く、おすすめの投資信託です。
また、SMTインデックスシリーズ、eMAXIS(イーマクシス)シリーズ、日興アセットマネジメントの低コスト投信もあります。
投信積立ではdポイントを付与するサービスがあり、投資信託をまとめての購入は2017年12月20日からANAマイルの付与も開始しています。
「fund eye」という投信の取引サポートツールもあります。6つの質問に回答するだけで、リスク許容度を測って投資信託をレコメンドしてくれます。
また、5,000本以上ある国内の公募投信に対応したポートフォリオ診断機能があります。
銘柄と金額を入れることで、安定型から成長型まで幅広い観点で的確なポートフォリオになっているかを診断します。
どの投信を追加でいくら買えば、理想的なポートフォリオに近づくかの提案もあります。
小口売買に便利な「キンカブ」
キンカブ(金額・株数指定取引)というユニークなサービスがあります。
東証上場銘柄のうちSMBC日興証券が定めている銘柄を、金額ないし株数を指定して取引できます。
2020年1月末時点で約3,760銘柄と対象は豊富。デメリットはスプレッド(手数料)が発生する点です。
概算注文金額 | 買付 | 売却 |
---|---|---|
100万円以下 | 0.0% | 0.5% |
100万円超 | 1.0% | 1.0% |
銘柄ごとに売買単位がバラバラであり、中には1単元の取引でも大きな金額が必要になる銘柄もあります。それが少額で取引できるのがメリットです。
100円以上100円単位で指定した金額で対象銘柄を売買することができます。
また、100銘柄に100円ずつ投資するなどで、大金がなくてもお手軽に分散投資してポートフォリオを構築できます。
キンカブ口座に単元株数以上の残高がある場合、「単元株振替」機能でキンカブ口座と保護預り口座の間で株式の残高を単元株の整数倍で振り替えることができます。
保護預り口座に振り替えれば、通常の単元株として金融商品取引所で売却したり、株主優待等の権利を得ることもできるようになります。
キンカブには「定期定額」での「買付」や「売却」の機能があります。株式で積立投資ができます。これらの場合はスプレッドが一律1%とリーズナブルです。
定期定額機能で売却する設定を行えば、後は定期的に自動で株式の売却注文が出されるので、売却代金を年金のように受け取ることも可能です。
活用法の一例としては、年金の支給を受けている方の場合、年金の支払月でない月(奇数月)の各10日(休業日の場合は翌営業日)に10万円を売却・現金化する設定も可能です。
TOBにネットで申し込める!
SMBC日興証券はTOBにインターネットからお手軽に申し込むことが可能です。
他社は郵送や支店に出向く必要がある証券会社が多いので手間がかかります。
応募期限ギリギリまで情勢を見極めた上で応募することや、ギリギリで購入して募集することが可能です。
また、公開買付けの時には諸々のお知らせメールを配信するサービスも行っています。
買い付け条件の変更、買い付け結果などもメールで知ることができるので、利便性が高いです。
dポイント投資が可能
日興フロッギーでは2020年3月24日16時から、ドコモのdポイントで株が購入できるサービス「日興フロッギー+docomo」が導入されました。
ダイレクトコースが対象で総合コースは対象外です。
dポイントで株式投資ができる機能が追加され、東証に上場している約3,700銘柄を100ポイント(1ポイント1円)から投資できます。
個別株式はもちろんETFもありますので、肉食アクティブ投資家から草食インデックス投資家までフル活用できるサービスですよ!
貯めたdポイントで投資できますので、現金で株を買うのは抵抗がある方におすすめのサービスです。
元々なかったポイントなら一歩踏み出して資産運用をしやすくなります。しかもdポイント(期間・用途限定)も使えるので、dポイントの現金化が可能です。
日興フロッギーにてdポイントで日経平均連動ETF(1321)を買ってすぐに売れば、僅かなコスト・損でdポイントが現金に換わります。
さらに、以下のマークがついている記事を読むと、3 dポイントを得られるサービスも開始します。
学びながらdポイントを貯め、貯まったdポイントで投資することが可能となります。
その他の特典
- 売買約定金額(月間合計)500円あたり1 dポイント(0.2%還元)
- SMBC日興証券ダイレクトコースのステージごとに、毎月の現物株式の委託手数料(月間合計)に対して最大200円につき5 dポイント
ステージに応じた特典では、ステージなしでも200円につき1 dポイントを得られるので、誰でも手数料の0.5%ポイント還元を享受できます。
日興フロッギーは100万円まで手数料無料となっており、かつdポイントを使えるのが大きな利点です。
公式サイト日興フロッギー 公式キャンペーン
dポイントの効率的な貯め方については、以下で精緻に分析しています。
数多くのdポイント獲得方法がありますが、日常の生活費の支払いで貯めるのが最も簡単で効率的です。
ドコモのクレジットカード(dカード・dカードGOLD)を活用すれば、Visa/Mastercard加盟店でザクザクとdポイントを得られて、日興フロッギーでの株式投資に使えます。
キャッシュカード「日興カード」で入出金可能
SMBC日興証券はキャッシュカードである日興カードを用意しています。
三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、東京スター銀行、セブン銀行、ローソン、イーネットのATMを利用して証券総合口座から、入金・出金が可能となっています。
入金手数料は無料です。出金手数料は三井住友銀行は24時間365日無料です。
セブン銀行は7時~19時、東京スター銀行は平日8:45~18時は無料です。これ以外の時間帯、その他の提携ATMは1回あたり100円(税抜)の手数料がかかります。
ただし、出金手数料が発生する場合でも月5回分は無料となり、翌月の最初の営業日にキャッシュバックされます。
初期設定では1日あたりの出金限度額は50万円となっており、別途手続きした場合は最高200万円まで上げることができます。
日興カードの申込は、最寄りのSMBC日興証券の支店か、日興コンタクトセンター(事務手続きダイヤル 0120-250-557)で手続きできます。
偽造・盗難により、預り資産が不正にATMより引き出された場合、証券取引約款に従い原則として全額補償されます。
豊富な取引ツールと充実の投資情報
SMBC日興証券は大手証券らしく、アナリストレポート、その他レポート、投資情報が充実しています。
四季報レポート、充実の企業情報レポートを無料で見られます。日経ヴェリタスでランキング上位のアナリストのレポートをタダで閲覧できます。
会社四季報の内容はもちろん、その他に四季報の執筆記者による最新の業績予想数値や独自の業績評価指標をコンパクトに収録した週次更新のレポートです。
SMBC日興証券に無料口座解説するだけで、これらのコンテンツを閲覧できるのはバリューが高いです。一切費用がかからずに情報を取得できます。
該当する銘柄を持っている方には、メールで動画レポートUPを案内するサービスも行なっています。会員サイトをチェックしなくても、メールで新着情報が届くので見落とす心配がありません。
投資情報に関しては総合コース、ダイレクトコースで別け隔てありません。ダイレクトコースの方も、総合コースの方と同一のレポートを閲覧できます。
一部の証券会社は預かり資産残高などで一定の基準をクリアしないと見られないレポートがあったりします。
しかし、そのような条件がなく全てのレポートを閲覧できるのは小口個人投資家にとってナイスです。
レポートだけだと難しいという初心者の方にも充実のサービスがあります。
「アナリストからのKey Call」という3分程度で解説する動画もあり、分かりやすい簡単な説明で知識をつけることが可能です。
動画セミナーも充実しており、フィスコとタイアップしているMarketアウトルックや、株式投資戦略などがあります。
初心者の方向けの動画での資産運用講座も設けています。
便利な投資ツール・アプリ
SMBC日興証券は専業投資家から兼業投資家までフル活用できる取引ツールやアプリが揃っています。
豊富な投資情報と注文機能を一体化したリアルタイム・トレーディングツール「パワートレーダー」があり、スピーディーに発注できます。
注文画面には自動更新の株価や気配情報が表示されるので、状況を確認しながら即座に注文できます。
また、登録可能銘柄数が多く、株価ボードに登録可能な数がWebサイトでは100銘柄なのに対して、パワートレーダーは2,000銘柄まで登録・管理可能です。
数多くの銘柄を管理したい方には便利な機能となっています。画面レイアウトを自由にカスタマイズ可能です。
売買高が指定した条件に達した時にお知らせする「リミットマインダー」、約常通知サービスの「インフォメーションビュー」など、便利な通知サービスがあります。
利用代金の部分では当月5回以上取引があると、翌月は無料となります。
「BRiSK for SMBC日興証券」では、東証全上場銘柄のフル板情報を一挙に利用端末に配信し、複数銘柄のフル板情報を一覧で表示してくれます。
国内株式の気配情報はデータ量が非常に多くなることから、現在値から上下各10本までに限定した気配情報あるいは1銘柄のみの全ての板情報(フル板情報)の配信に留まる場合が一般的でした。
しかし、SMBC日興証券のサービスでは、独自のデータ圧縮・配信技術によってこれまでにない情報量とライブ感でマーケットの状況を俯瞰することが可能です。
専用アプリケーションのインストール等が不要なブラウザベースでの稼働となっており、快適な操作性で素早い情報収集をサポートしてくれます。
スマホアプリもあり、現物取引、信用取引、投資信託の購入、投信積立、投資情報のチェックが可能です。
便利な銀行・証券連携サービス
SMBC日興証券には「バンク&トレード」という三井住友銀行との連携サービスがあります。
証券総合口座と三井住友銀行の普通預金口座間の入出金を、即時に行うことができます。また、銀行と証券の残高を合算して見ることができます。
ダイレクトコースの投信積立プランでは、月10万円までは購入手数料が無料になります。
バンク&トレードには資金移動だけではなく、お得な特典や手数料の割引という優遇もあります。
フィンテックの独自サービスが充実
SMBC日興証券は、AI、人工知能、ビッグデータ分析、ディープラーニング(深層学習)が花開いている最新の金融テクノロジーに対応した、フィンテックの画期的なサービスを開始しました。
ビッグデータを使って逆日歩、株価トレンドを予測するサービスであり、逆日歩予想を個人顧客に提供するのは、本邦初の快挙です。
現状ではこのような情報がないことから、多様な情報源を見て判断している方が多いです。
しかし、このサービス開始後は、精度が高ければあまり見る必要がなくなることもあります。日本でSMBC日興証券だけのサービスで面白みがあります。
信用取引を頻繁に行う方からの要望に答えたサービスで、顧客の声から生まれたサービスです。大手証券らしからぬフットワークの軽さと企画力が秀逸です。
SMBC日興証券は中期経営計画でオンラインコースの口座数を2倍の100万、信用取引の建玉残高を全社で3000億円に引き上げる意向を表明しています。
今後も更なるサービス拡充、進化が期待できる卓越した証券会社です。
2019年3月29日にはAI株式ポートフォリオ診断も開始しました。AIが自分のリスク許容度を踏まえ、より効率的な運用が期待できるポートフォリオを提案してくれるサービスです。
新規ポートフォリオ、保有ポートフォリオのリバランスを提案してくれます。
充実したサポート体制
SMBC日興証券は、メールや電話を通じたサポートが充実しています。
嬉しいフリーダイヤルのコールセンターが用意されており、通話料0円で問い合わせできます。携帯電話・スマホからも無料通話が可能です。
SMBC日興証券のカスタマーサポートは人員が充実しており、待ち時間が少ないのがメリットです。
大手ネット証券の中には顧客数のわりにはコールセンターの人員数が少なく、電話がつながるまで数分~場合によっては十数分待たさせる証券会社もあります。
しかし、SMBC日興証券は比較的すぐに出てくれるのでとてもユーザーフレンドリーです。
証券会社によっては顧客サポートがひどい会社があり、間違った回答を平然と連発するネット証券が存在しています。
この点、SMBC日興証券は大手証券会社ならではの体制を構築しており、しっかりと適切な回答を実施しています。安心して問い合わせられます。
実際に日興の顧客サポートは第三者機関から客観的に高く評価されています。
HDI-Japan(ヘルプデスク協会)主催の2017年度問合せ窓口格付け(証券業界)において、最高評価である「三つ星」を12年連続で獲得しています。
HDI-Japanは、コールセンターのサービス向上を目的に、国際標準に基づいて設定された評価基準に沿って、「問合せ窓口格付け」調査を行っています。
この調査は審査員が顧客の視点で、各企業の問合せ窓口を調査し、「星なし」から「三つ星」までの4段階評価で格付けを行います。
格付け調査の審査員は、認定を受けた専門審査員と一般公募ユーザから構成され、複数の評価項目から総合的に判断します。
LINEでの問い合わせも可能!株価照会も
また、LINEでの問い合わせに対して、オペレータまたはAIチャットボットが対応してくれます。公式アカウントを友だち追加すると利用できます。
オペレータの対応時間は、平日8:00~18:00、土曜9:00~17:00です。AIチャットボットへのお問い合わせは、24時間365日(土日祝・年末年始含む)です。
2018年7月23日からは、LINEアカウントのチャット画面で、AIチャットボットが瞬時にリアルタイムの株価を検索し、提供してくれるようになりました。
AIチャットボットが答えられない問い合わせについては、オペレータによる対応に切り替えし、丁寧にサポートしてくれます。
支店コード、口座番号、日興イージートレードのパスワードを入力して、株価・指数検索から銘柄名や銘柄コードを入力する流れとなります。
株価・指数のチャート表示の機能もあり、株価・指数を検索すると株価・指数とチャートを同時に確認できます。チャートの更新タイミングは以下のとおりです。
- 株価検索:日中足は20分遅れ。日足、週足、月足は、前営業日終値で更新
- 指数検索:日足は、前営業日終値で更新
担当者がつく総合コースもメリット絶大
SMBC日興証券はインターネット取引専用のダイレクトコースの他、大手証券らしく担当者がつく総合コースもあり、対面取引を選択することも可能です。
IPOの獲得などで手堅いリターンを獲得できるのがメリットとなっています。
また、投資アドバイスも時おり有益です。トランプ氏が米国大統領選で勝利した後、担当者から「トランプ相場で恩恵を受ける銘柄が多い米国株投信」のレコメンドがありました。
申込手数料・信託報酬は高かったものの、内容を見てみると確かに良さそうな投資信託でした。
そこでドーンと購入したところ、パフォーマンスが極めて良好で、S&P500やNYダウ30、日経平均やMSCI Kokusai等のインデックスと比較しても、大きなリターンを得ることができました。
手数料を落とすこともできたので、しっかりとその後は優良IPOもいただくことができました。
その他、手数料を上手く落として評価を上げるのが対面取引でのコツとなります。
目安としては1000万円以上は預けないと厳しいと思いますが、ある程度まとまったお金が出てきたら、総合コースもメリットが大きいです。
2018年5月7日からは、「One・PIT(ワンピット)」という総合ライフプランシミュレーションツールの提供も開始しました。
「ライフプランシミュレーション」、「目的別ライフイベントシミュレーション」・「金融電卓」、「fund eye」、「シミュレーション結果レポート」という機能で、将来の資金計画や資産運用に役立つ情報を確認できます。
まとめ
SMBC日興証券は大正7年創業、100年近い歴史を持つ老舗の証券会社であり、高い安心感を持つネット証券です。
日本を代表する総合証券としての安心感・信頼性と、格安手数料やお得で便利なサービスが卓越しています。
ダイレクトコースの充実度は、他の大手証券である野村證券、大和証券などと比較すると際立っており、大口投資家だけではなく、小口個人投資家もフル活用できます。
信頼性が高い、手数料が安い、サービスが充実のどれかは満たしている証券会社はあるものの、その全てを高い次元で満たしているのは素晴らしいことです。
逆日歩予報はユーザーからの声に基いて生まれたサービスであり、フットワークの軽さと企画力が秀逸です。
とりわけ大きなメリットは、売買手数料が無条件で無料の信用取引、dポイント投資、ダイレクトコースでもあらゆるIPOに申し込める点です。
レバレッジは効かせないという方でも、信用取引はオトクな取引です。信用買いが約定した後に、「現引」をすると、信用買いの建玉を現物の株式に手数料無料で交換できます。
つまり、僅かな金利だけで株式を買うことができます。売る場合も信用売りしてから現渡を行えば、僅かな貸株料だけで株式を売却可能です。
貸借銘柄に関してはSMBC日興証券の信用取引を活用すると、低コストで売買できます。
ダイレクトコースでも総合コースと同じ投資情報・レポートを閲覧でき、高機能の投資ツールから便利なアプリまで揃っていて便利です。
dポイントで個別株・ETFの購入が可能なので、万人にとって使い勝手が抜群に良好です。
投資信託ではdポイントやANAマイルを貯めることもできたり、キンカブというユニークなサービスもあります。
三井住友銀行と口座情報を連携させる「バンク&トレード」(無料)を利用すれば、資金移動が便利ですし投資信託の購入でお得な仕組みもあります。
私も以前はSMBC日興証券のダイレクトコースをフル活用して、資産形成を図ることができました。
幸い運用額がそれなりの水準になり、対面取引でのメリットが大きくなってきたので、2016年にダイレクトコースから総合コースに切り替えました。
まずはSMBC日興証券のダイレクトコースに口座を開くと、資産形成に着実に役立ちます。
億り人になる上で八面六臂の大活躍を見せてくれる証券会社です。お得な口座開設キャンペーンも開催されています。
公式サイトSMBC日興証券 公式キャンペーン
SMBC日興証券は大口投資家はもちろん、小口個人投資家にとってもメリットが満載の証券会社です。
ダイレクトコースでもキャッシュカードが発行されて、ATMで無料にて入出金することも可能です。
SMBC日興はIPOの取り扱いについては大手証券の中でも屈指の実力を誇ります。多数のIPO企業・REITの幹事団に名を連ねています。
2016年の引受銘柄数は上場中止になった銘柄を除くと、合計で72社となりました。これは野村證券・大和証券を上回る引き受け数となっています。
主幹事も16社のIPOで担当しています。これは、大和証券の16社と同じで、野村證券の23社に次ぐ日本2位の数字です。
IPO攻略において極めて重要な証券会社の1つがSMBC日興なのです。しかもネット口座でも全ての日興の取り扱いIPOに申し込めます。
他の大手証券のダイレクト口座では、野村證券のネット&コールなど、野村證券が幹事であるIPOの全てに申し込めず、その一部の銘柄しか申し込めないネット口座もあります。
SMBC日興のダイレクトコースでは、原則として日興証券が取り扱うあらゆるIPOに申し込めるのがメリットです。
しかもSMBC日興証券の場合、全株裁量配分ではなく、一般投資家に配分する数量のうち約10%が完全抽選となります。誰にでも当選のチャンスがあります!
一般の個人投資家におすすめできるネット口座です。
SMBC日興は売却時の手数料が高いイメージがありますけれども、ダイレクトコースならリーズナブルです。
売買手数料(税込)
- ~10万円:137円
- ~20万円:198円
- ~30万円: 275円
- ~50万円:440円
- ~100万円:880円
- ~200万円:1,650円
大手証券としては破格の低コストです。IPOで当選した銘柄の売却コストも大したことはありません。
ただし、福証(Q-Board含む)、札証(アンビシャス含む)に単独上場の銘柄は、オンライントレードで売却できず、コンタクトセンター(電話)での取引となります。
SMBC日興のダイレクトコース「日興イージートレード」でのネット取引では、信用取引の手数料がなんと完全無料です。0円です。
期間限定のキャンペーンではありません。大量の約定代金や建玉が必要な訳でありません。パーフェクト・フリーです。
取引所立会取引による信用取引において、約定代金や取引期間にかかわらず株式委託手数料を無料としているのは、SMBC日興証券だけです。
例えば、2万円の銘柄でも、200万円の銘柄でも無料です。この特典はオンリーワンであり、手数料の低さは圧倒的No.1です。日本一です。一番は正義ですね。
「信用取引はしないから関係ない」と思いませんでしたか?
そういう方でも信用取引は絶大なメリットが有る取引方法です。無料で株式の取引が可能になります。
実は現物取引で株式を売買するのではなく、信用取引を活用して現引き・現渡しを使うと、手数料を安く抑えられます。詳細は以下で徹底解説しています。
SMBC日興証券はPOもネット口座で申し込めます。
POを大量獲得するには店頭口座でのお付き合いが重要ですけれども、ネットでもお手軽に申し込めるのはメリットです。
IPOに当たることがあり、信用取引の売買手数料が0円のSMBC日興証券を活用すると、着実にパフォーマンスは向上します。
口座開設・維持は無料であるにもかかわらず、100万の資産運用でも大活躍します。お得な入会キャンペーンも魅力的です。
SMBC日興証券は、日本を代表する総合証券としての安心感・信頼性と、格安手数料やお得で便利なサービスが卓越しています。
ダイレクトコースの充実度は、他の大手証券である野村證券、大和証券などと比較すると際立っており、大口投資家だけではなく、小口個人投資家もフル活用できます。
信頼性が高い、手数料が安い、サービスが充実のどれかは満たしている証券会社はあるものの、その全てを高い次元で満たしているのは素晴らしいことです。
とりわけ社員の方とお話して感じるのは、仕事に一生懸命に取り組んでおり、一丸となってユーザーへ最大限に有利なサービスを提供しようとしている点です。
私もSMBC日興証券をフル活用しており、年間数百万円の利益が日興の口座で出ています。なかったら困り果ててしまいます。
SMBC日興証券は総合的に大口投資家から小口投資家まで、誰にとっても役立つハイ・クオリティの証券会社です。
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