SMBC日興証券は「日興フロッギー(FROGGY)」というサービスを展開しています。情報メディアと取引ツールが一体化しているのが特徴です。
企業・マネー等に関して多様なコンテンツがある情報メディアで、かつ100円から金額指定で株式を売買可能となっています。
100万円以下の購入手数料が無料なので、多様な銘柄を少しずつ購入したい方、中長期投資で売却頻度が少ない方などにとって大きなメリットがあります。
日興フロッギー(フロッギー)のメリット、デメリット、お得な使い方について、株式投資で億り人になった経験を活かして、分かりやすく徹底的に解説します。
公式サイト日興フロッギー 公式キャンペーン
目次
日興フロッギーとは
かつてFROGGYは情報メディアであり、日々新しいコンテンツがUPされて好評を博していましたが、現在は株式取引も可能な「日興フロッギー」に進化しました。
FROGGYはスマホライクなWebメディアであり、外でもケータイでサクサクと情報を見ることが出来ます。コンテンツを見るのに料金などは一切不要で完全無料となっています。
そして2019年2月15日からは、キンカブ(金額・株数指定取引)の機能が組み込まれました。
現在は1銘柄につき100円以上100円単位の金額を指定した株式取引が可能です。
2020年1月末時点で約3,760銘柄と対象は豊富。デメリットはスプレッド(手数料)が発生する点です。
概算注文金額 | 買付 | 売却 |
---|---|---|
100万円以下 | 0.0% | 0.5% |
100万円超 | 1.0% | 1.0% |
日興フロッギー独自の特徴としては、サイト内の記事から直接注文することが可能である点です。
記事で企業が紹介されると、株価グラフ・売買ボタン・銘柄詳細ボタンが表示される仕組みになっています。
カエルのマークが付いた記事内の会社の株式は、売買ボタンを押すと注文画面にむので、そのまま購入可能となっています。
また、銘柄詳細ボタンを押すと、現在の株価や投資指標が一覧になったページとなり、企業の詳細データを確認することも可能です。
いちいちネット証券の画面を開き、ログインして発注画面に遷移してといった手間が不要でユーザーフレンドリーです。
しかも小口で売買可能なのが流麗。通常の株式取引では、銘柄ごとに決められた単元株単位で注文する必要があります。
したがって、せっかく投資したい銘柄があっても、必要な金額が大きくて諦めなければならない場合もあります。
しかし、日興フロッギーを使えば、100円以上100円単位の金額で注文することができ、小口でお手軽に株式投資を行うことが可能となります。
記事や銘柄をお気に入りに登録する機能も存在。また、マーケット情報、会社四季報最新銘柄レポートも閲覧できます。
もちろん個別株だけではなくETFも取引できるので、100円ずつ多様なETFに分散投資することも可能ですよ!
SMBC日興証券のオンライントレード(日興イージートレード)を利用している方は、現在の支店コード・口座番号・パスワードでログインして日興フロッギーを使えます。
ダイレクトコース、総合コースのどちらでも利用可能です。
取引タイミングは前場・後場始値(寄り値)のみ
以前の日興フロッギーの取引は、売買のタイミングに左右されにくく、機関投資家も活用している「VWAPトレード方式」でした。
VWAPトレード方式とはVWAP値(売買高加重平均価格に基づく値)を基準とした取引で、取引所での1日(もしくは前場/後場)の平均的な価格で取引できる売買方法です。
2020年3月2日からは前場・後場始値(寄り値)となりました。
- 前日16時頃~当日8時までの注文→前場始値
- 当日8時~11時半までの注文→後場始値
どちらになるかは注文画面で明示しているので安心・安全です。
例えば8時前の通勤電車中で発注した場合は強制的に前場始値となり、後場始値を選ぶことはできません。
場中に値動きを監視できる専業投資家にとっては、寄り値のみの取引のみだと物足りない側面があるのがデメリットです。
しかし、場中を見られず時間軸が長めの兼業投資家にとっては、出来高が大きい寄りでの取引となるので、お手軽で無難な効果となります。
取引画面がシンプルで簡単
取引に関連した画面(企業詳細ページ・売買画面など)は、余計な情報を極力減らし、シンプルでわかりやすいデザインとなっています。
投資未経験者層を対象にしたアンケートや億り人投資家の意見を反映して、使いやすいデザインとなっています。
銘柄画面は、3ヶ月・2年の2種類のチャート、1株あたりの購入金額、時価総額・PER・PBR・予想配当利回り・ROE・年初来高値・年初来安値・会社四季報最新銘柄レポートのみとなっています。
非常に分かりやすくシンプルとなっており、それでいて重要な指標を網羅しています。
使いやすさと情報量のバランスが極限まで研ぎ澄まされていますよ!
買い注文は「利用可能残高」「購入金額」「口座区分」のみでシンプルです。
口座区分は余程の事情がなければ特定口座でしょうから、実質的には購入金額を入力し、注意事項や書面を確認して「注文内容を確認する」という赤色ボタンを選択するだけです。
そして、「注文内容の確認画面」で誤発注がないか確認して、「この内容で注文する」という赤色のボタンを選択すれば手続完了です。
フロッギーの記事にない銘柄も検索して売買可能
「日興フロッギー(フロッギー)」は、東証に上場している約3,700銘柄を「100円」から金額指定で購入可能。ワンコインで投資できるのは素晴らしいですね!
もちろん記事にない銘柄も検索して売買可能です。画面右上の「検索」を選択し、コードや企業名を入力して「検索」を選択すれば銘柄が出てきます。
当該企業に関する日興フロッギーの記事も表示される点がユニークです。
購入したい銘柄が決まっている場合、いちいちその銘柄がある記事を探す手間は不要です。
東証一部・二部・マザーズ・JASDAQに上場する振替機関等に参加している銘柄は原則として全て対象です。
ただし、SMBC日興証券が対象外とする銘柄も存在しています。外国株は一律で対象外となります。
dポイントを貯めて使える
日興フロッギーでは2020年3月24日16時から、ドコモのdポイントで株が購入できるサービス「日興フロッギー+docomo」が導入されました。
ダイレクトコースが対象で総合コースは対象外です。
dポイントで株式投資ができる機能が追加され、東証に上場している約3,700銘柄を100ポイント(1ポイント1円)から投資できます。
個別株式はもちろんETFもありますので、肉食アクティブ投資家から草食インデックス投資家までフル活用できるサービスですよ!
貯めたdポイントで投資できますので、現金で株を買うのは抵抗がある方におすすめのサービスです。
元々なかったポイントなら一歩踏み出して資産運用をしやすくなります。しかもdポイント(期間・用途限定)も使えるので、dポイントの現金化が可能です。
日興フロッギーにてdポイントで日経平均連動ETF(1321)を買ってすぐに売れば、僅かなコスト・損でdポイントが現金に換わります。
さらに、「dポイント」のマークがついている記事を読むと、3 dポイントを得られるサービスも開始します。
学びながらdポイントを貯め、貯まったdポイントで投資することが可能となります。
その他の特典
- 売買約定金額(月間合計)500円あたり1 dポイント(0.2%還元)
- SMBC日興証券ダイレクトコースのステージごとに、毎月の現物株式の委託手数料(月間合計)に対して最大200円につき5 dポイント
ステージに応じた特典では、ステージなしでも200円につき1 dポイントを得られるので、誰でも手数料の0.5%ポイント還元を享受できます。
現在は日興フロッギーに口座開設してdアカウントを連携すると、最大200 dポイントを獲得できるキャンペーンが開催されます。
公式サイト日興フロッギー 公式キャンペーン
dポイントの効率的な貯め方については、以下で精緻に分析しています。
数多くのdポイント獲得方法がありますが、日常の生活費の支払いで貯めるのが最も簡単で効率的です。
ドコモのクレジットカード(dカード・dカードGOLD)を活用すれば、Visa/Mastercard加盟店でザクザクとdポイントを得られて、日興フロッギーでの株式投資に使えます。
マイ資産ではSMBC日興証券の残高と一括管理が可能
日興フロッギーの「マイ資産」の画面では、SMBC日興証券のMRF・お預かり金・保有資産と合算して表示されます。
日興フロッギーで買った株の保有資産評価額、国内株式(現物)の保有資産評価額が区分されて、一画面に表示されるのでユーザーフレンドリーです。
一括して管理が可能な仕様となっているので、メイン取引はSMBC日興証券のイージートレード、サブは日興フロッギーという場合でも便利です。
入金はSMBC日興証券へのインターネット入金が便利
フロッギーへの入金は500円からできます。ワンコインの小口で嬉しいですね!
なお、日興フロッギーの買付余力・入出金はSMBC日興証券と共通となっています。
日興フロッギーの入金画面では銀行振込が大きく案内されますが、それに従う場合は他行宛振込手数料が無料の銀行から振り込みましょう。
しかし、便利なのはSMBC日興証券の会員サイト(オンライントレード)からの「インターネット入金」です。
ログイン後「各種お手続き」→「入金手続」と進めば、ネットでサクッと簡単に無料で入金できます。
三井住友銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、PayPay銀行、ゆうちょ銀行のオンラインバンキングがあれば、手数料無料で入金することが可能です。
なお、三井住友銀行の口座からは銀証連携サービス「バンク&トレード」を利用すると、即時入金することが可能で便利です。
その他、日興カードを持っている方は、提携金融機関のATMで入出金できます。
可能な取引 | 銀行名 |
---|---|
入出金の両方 | 三井住友銀行・三菱UFJ銀行・ゆうちょ銀行・東京スター銀行・セブン銀行・ローソン銀行・イーネット |
出金のみ | みずほ銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行 |
日興カードによる1日あたりの出金限度額は50万円(別途申し込んだ場合は最高200万円)である点に注意が必要です。
なお、提携金融機関のATM利用時は出金手数料がかかる場合があります。
ただし、出金手数料は、毎月5回は無料となります。一度は手数料が差し引かれますが、翌月の第一営業日にキャッシュバックされます。
デメリット
日興フロッギーのデメリットは、第一に前場・後場始値(寄り値)での取引のみである点です。
場中の値動きで収益を上げるスタイルのデイトレーダーには不向きで、基本的には中長期投資に適したサービスとなっています。
第二に、100万円以下の売却時に0.5%のコストが発生する点がデメリットです。
約定金額100万円以下の買い注文は無料ですが、売り注文についてはスプレッドが発生します。
また、100万円超の約定の場合は、買いと売りの両方で1%のスプレッド(コスト)が発生します。
概算注文金額 | 買付 | 売却 |
---|---|---|
100万円以下 | 0.0% | 0.5% |
100万円超 | 1.0% | 1.0% |
ただし、単元株式数を超えた場合は、保護預り口座への振り替えが可能なので、日興フロッギーで無料にて購入した株式を振り返るというストラテジーも有効です。
ダイレクトコースの場合、貸借銘柄については信用売り&現渡しを行えば、手数料無料で僅かな金利のみで売却可能です。
現物株式取引手数料はリーズナブルなので、非貸借銘柄でもダイレクトコースならさほど負担感がないコストで売却できます。
- ~10万円:137円
- ~20万円:198円
- ~30万円: 275円
- ~50万円:440円
- ~100万円:880円
- ~200万円:1,650円
大手証券としては破格の低コストであり、キンカブでそまま売却するよりも安く売却することが可能です。
まとめ
SMBC日興証券の「日興フロッギー(フロッギー)」は、情報メディアと取引ツールが一体化した投資サービスです。
100万円までは購入手数料で株式を売買できるのは大きなメリットです。ユーザーインターフェースも工夫されており、少ないステップで簡単に発注できます。
100円以上100円単位の金額で注文することができ、小口でお手軽に資産運用が可能です。
dポイントを貯めてつかうことも可能であり、数多くのポイント投資の中でもエッジが効いています。
多様な銘柄を少しずつ購入したい方、中長期投資で売却頻度が少ない方などにとって大きなメリットがあります。
サイト内の記事から直接注文することが可能である点がユニークです。カエルのマークが付いた記事内の会社の株式はそのまま購入可能!
キンカブ対象銘柄であれば、記事が存在していない銘柄も売買できます。
大手証券会社であるSMBC日興証券のサービスなので、大きな安心感があるのもメリットです。
証券会社に課せられている分別管理の義務なども、パーフェクトにこなしてくれます。法令違反で分別管理を怠るような事態は考えられません。
もちろん投資者保護基金の対象なので、1000万円まではたとえSMBC日興証券が破綻したとしても保護されます。
SMBC日興証券は今後もより一層の発展を期待できる卓越した総合証券であり、日興フロッギーも素晴らしいクオリティです。
証券会社の第一人者として、イノベーティブなサービス、利便性の追求を絶え間なく行っており、個人投資家に資する仕組みを提供しています。
公式サイト日興フロッギー 公式キャンペーン
SMBC日興証券は大口投資家はもちろん、小口個人投資家にとってもメリットが満載の証券会社です。
ダイレクトコースでもキャッシュカードが発行されて、ATMで無料にて入出金することも可能です。
SMBC日興はIPOの取り扱いについては大手証券の中でも屈指の実力を誇ります。多数の上場企業・REITの幹事団に名を連ねています。
2016年の引受銘柄数は上場中止になった銘柄を除くと、合計で72社となりました。これは野村證券・大和証券を上回る引き受け数となっています。
主幹事も16社のIPOで担当しています。これは、大和証券の16社と同じで、野村證券の23社に次ぐ日本2位の数字です。
IPO攻略において極めて重要な証券会社の1つがSMBC日興なのです。しかもネット口座でも全ての日興の取り扱いIPOに申し込めます。
他の大手証券のダイレクト口座では、野村證券のネット&コールなど、野村證券が幹事であるIPOの全てに申し込めず、その一部の銘柄しか申し込めないネット口座もあります。
SMBC日興のダイレクトコースでは、原則として日興証券が取り扱うあらゆるIPOに申し込めるのがメリットです。
しかもSMBC日興証券の場合、全株裁量配分ではなく、一般投資家に配分する数量のうち約10%が完全抽選となります。誰にでも当選のチャンスがあります!
SMBC日興のダイレクトコース「日興イージートレード」でのネット取引では、信用取引の手数料がなんと完全無料です。0円です。
期間限定のキャンペーンではありません。大量の約定代金や建玉が必要な訳でありません。パーフェクト・フリーです。
取引所立会取引による信用取引において、約定代金や取引期間にかかわらず株式委託手数料を無料としているのは、SMBC日興証券だけです。
例えば、2万円の銘柄でも、200万円の銘柄でも無料です。この特典はオンリーワンであり、手数料の低さは圧倒的No.1です。日本一です。一番は正義ですね。
「信用取引はしないから関係ない」と思いませんでしたか?
そういう方でも信用取引は絶大なメリットが有る取引方法です。無料で株式の取引が可能になります。
実は現物取引で株式を売買するのではなく、信用取引を活用して現引き・現渡しを使うと、手数料を安く抑えられます。詳細は以下で徹底解説しています。
2019年3月18日からは一般信用売りが導入されて、より一層便利で使いやすくなりました。
SMBC日興証券はPOもネット口座で申し込めます。
POを大量獲得するには店頭口座でのお付き合いが重要ですけれども、ネットでもお手軽に申し込めるのはメリットです。
SMBC日興証券は、日本を代表する総合証券としての安心感・信頼性と、格安手数料やお得で便利なサービスが卓越しています。
ダイレクトコースの充実度は、他の大手証券である野村證券、大和証券などと比較すると際立っており、大口投資家だけではなく、小口個人投資家もフル活用できます。
信頼性が高い、手数料が安い、サービスが充実のどれかは満たしている証券会社はあるものの、その全てを高い次元で満たしているのは素晴らしいことです。
とりわけ社員の方とお話して感じるのは、仕事に一生懸命に取り組んでおり、一丸となってユーザーへ最大限に有利なサービスを提供しようとしている点です。
その他、SMBC日興証券の詳細については、以下で徹底的に解説しています。
IPOに当たることがあり、信用取引の売買手数料が0円のSMBC日興証券を活用すると、着実にパフォーマンスは向上します。
SMBC日興証券は口座開設・維持は無料であるにもかかわらず、100万の資産運用でも大活躍します。
投信積立でのdポイントプレゼント、IPO申し込みや信用取引に活用すると着実に資産運用に資するネット証券です。
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