銀座ルノアールで2018年6月12日からクレジットカードが使えるようになりました。一部を除く全国の店舗で利用可能です。
また、これまで電子マネーは楽天Edyのみに対応していましたが、Suica・PASMO・manaca・ICOCA等の交通系電子マネー、nanaco、WAON、iD、QUICPayに対応します。
JCB PREMOも使えるようになって、便利でお得な決済が可能になります。一部の電子マネーではポイント二重取りも可能です。
小銭を数えてできるだけ減るように計算するという手間から解放されます。また、お会計でポイント、マイル、キャッシュバックなどを受けられて地味に得します。
更に個人事業主・中小企業経営者にとって経理処理の手間が省けて朗報です。
銀座ルノアールのクレジットカード、電子マネー対応について解説します。
目次
銀座ルノアールの電子マネーとクレジットカードへの対応
銀座ルノアールで利用できるクレジットカードの国際ブランドは、JCB、Visa、Mastercard、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ、DISCOVERです。
Mastercardはトヨタファイナンス、それ以外はJCBのシステム導入で決済が可能になりました。
当初はVisaのみ利用できない珍例でしたが、現在はVisaも利用可能になっています。
個人的にはアメックスやダイナースが使えない店舗は微妙だと感じてしまうので、利用できるのはナイスです。
電子マネーは楽天Edyに加えて、nanaco、WAON、SuicaやPASMO、TOICA、manaca等の交通系電子マネー、後払い方式のiD、QUICPayに対応を開始しました。
Apple Pay、Google Payも利用可能であり、モバイル決済サービスで便利にスマホ1つで支払いを済ませることも可能です。
日本で人気の電子マネーを網羅しており、事実上のオールジャパンとなっています。
nanaco、WAONやEdyは事前チャージ型の電子マネーで、残高があるか確認して不足したらチャージという面倒な手順が必要で、多忙な方には使い勝手が悪い電子マネーです。
しかし、iDとQUICPay(Apple PayとGoogle Pay)にも対応しているので、事前のチャージが面倒という方にとっても使いやすくなっています。
ポストペイ型電子マネーiDの決済システムは、三井住友カードとの提携によって実現しています。三井住友カードには以前にインタビューしたことがあります。
現金払いだと1円も得しませんし、小銭が出るのが煩わしいです。経費処理を行える場合は、経費処理にややこしい手間が発生するので、できる限り現金払いは避けたいのが人情です。
銀座ルノアールは店舗によっては独立気味のソファー席や個室があるので、仕事上での打ち合わせにも使いやすい喫茶店です。
クレジットカード払いに対応したので、マネーフォワードクラウドやfreee等のクラウド会計ソフトを利用すれば、クレカで支払うと経費処理・仕訳が驚くほど簡便になってファンタスティックです。
仕分けや諸々の元帳、PL等が自動作成・集計・計算されるので、あとは仕分けの承認作業をポチポチすればいいだけでバックオフィス業務の手間を省略できます。
記帳・会計ソフトへの入力といった本当にどうでもいい作業を省けて、会計処理にかけていた時間を本業に投下して業務に集中できるのは質実剛健です。
今回のクレジットカード対応、取扱い電子マネーの拡大によって、大多数の方がクレカ・電子マネー払いが可能になりました。
区分 | 名前 |
---|---|
電子マネー | ・nanaco ・WAON ・楽天Edy ・iD ・QUICPay |
交通系電子マネー | ・Kitaca、Suica、PASMO ・TOICA、manaca(マナカ) ・ICOCA、SUGOCA ・nimoca、はやかけん |
クレジットカード | ・Mastercard ・JCB ・アメックス ・ダイナース、ディスカバー |
プリペイド | ・JCB PREMO |
今回の銀座ルノアールでのクレジットカード、電子マネー決済の拡大は朗報です。
クレカ・ポイントの導入がファミレスは進む一方、カフェ・ファーストフードではまだまだ普及していませんでした。
今後も銀座ルノアールと同様の動きが全国各地で広がっていくのを期待します。銀座ルノアールではプリペイドカードのJCB PREMOも利用可能になります。
日本ではまだまだクレジットカードの利用率が低いです。もっと利用頻度を上げると経済効果が発生するので、より一層の普及を期待します。
ポイント二重取りが可能
電子マネーはポイント二重取りが可能である点も大きなメリットです。代表例は以下の組み合わせです。
- リクルートカード・セブンカード・プラスなどでチャージしたnanacoで支払い
- エポスカードやタカシマヤセゾンカードでチャージしたEdyで支払い
- イオンカードセレクトやJALカード等でチャージしたWAONで支払い
クレジットカードに抵抗がない方でも活用するとお得です。
将棋において飛車だけよりは、飛車・角の方が強いのと同様に、ポイントも一つだけよりは二つ獲得できる方が嬉しいですね。
nanacoチャージでポイントが貯まるクレジットカード、チャージの利用限度額、金券類の利用限度額を高くできるカードについては以下で徹底解説しています。
また、ANA JCB プリペイドカードにチャージするとポイント付与対象のカードなら、ポイント二重取りが可能で1.5%以上の還元率にすることが可能です。
代表例は楽天カード、ヤフーカードです。1%のポイントと0.5%のANAマイルかキャッシュバックを享受できます。
- 楽天カードかヤフーカード(JCB)→ANA JCB プリペイドカードにチャージ(1%還元)
- ANA JCB プリペイドカードを銀座ルノアールで利用(0.5%のマイルかCB)
改悪されてポイント対象外となるリスクがありますけれども、それまではお得に利用可能です。
銀座ルノアールで使うクレジットカードとしては、第一に高還元カードをおすすめします。年会費を無料にできるカードも多いです。
その他、おすすめのクレジットカードについては、以下で徹底的に解説しています。
日本有数のクレジットカードの専門家でいらっしゃる岩田昭男さんのおすすめクレカについては、以下で徹底的に解説しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめカードには、珠玉のクレジットカードが集結しています。
多様な項目での最強のクレジットカードについては、以下で論述しています。
年会費無料のおすすめクレジットカードについては以下にまとめています。
マイルが貯まりやすいクレジットカードは以下をご参照ください。
高級カードになるとコース料理1名分無料サービス、空港ラウンジ、手荷物無料宅配、コート預かりなどの充実した特典が魅力的です。
おすすめのゴールドカードについては、ゴールドカードのランキングをご参照ください。年会費無料のゴールドカード、年会費が安い格安ゴールドカードもあります。
これらの中でも特に優れたゴールドカードは以下で丹念に論述しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめゴールドカードは以下でご紹介しています。
おすすめのプラチナカードについては、プラチナカードのランキングをご参照ください。その中でも特に特筆に値するカードは以下で徹底的に解説しています。
クレジットカードの頂点であるブラックカードについては、以下で精緻に分析しています。
数多くのブラックカードの中から日本で発行されているカードのランキングを以下にまとめました。
実際にブラックカードを活用したところ、お金では買えない類稀なエクスペリエンスが可能でした。
国際ブランドごとのおすすめクレジットカードについては、Mastercard・JCB・アメックス・ダイナースにまとめています。
おすすめの組み合わせ
銀座ルノアールでは多種多様なクレジットカード、電子マネーの利用が可能です。どれがいいのか迷ってしまいますね。
そこで以下では初心者の方向けにおすすめの決済方法をレコメンドします。
リクルートカード+ルノアールEdyカード
リクルートカード(VISA/Mastercard)は、年会費無料で1.2%の高還元です。楽天Edyへのチャージもポイント付与の対象です。JCBだとNGである点に注意しましょう。
ルノアールEdyカードで飲食料金を支払うと、喫茶室ルノアールは10%、CafeMiyamaは5%OFFとなり、cafeルノアールとRUNOA COFFEEでも店舗ごとに設定された割引を受けられます。
ルノアールEdyカードは登録の際に100円(税込)必要ですが、継続的に利用する場合はお得です。
電子マネーチャージ利用分は、1枚あたり合計で月30,000円までがポイント付与の対象となります。
月3万円まではEdyチャージ時に1.2%、利用時に0.5%で合計1.7%還元となります。
JCBの場合はEdyチャージはできませんけれども、nanaco、モバイルSuicaへのチャージはポイント付与の対象です。
実際にJCBとMastercardの2枚のリクルートカードで電子マネーチャージしたところ、月6万円(720ポイント)まではしっかりと獲得できました。
しかも、カード利用で貯まるリクルートポイントを小口で消化できるのが大きなメリットです。楽天Edyへのチャージはリクルートカードがベストです。
リクルートポイントはじゃらん、ホットペッパーグルメ、ホットペッパーティーなどのリクルートのサービスで、1ポイント1円で使えます。
また、リクルートポイントはPontaポイントと1ポイント単位で等価交換(1対1)が可能です。しかもリアルタイムに交換できます。
Pontaポイントはローソン、ケンタッキー、GEO、シェル、ビックカメラ、コジマ、ピザハット、ライフなどにて1ポイント1円で使えるので便利です。
ポンタは普通に使うと1ポイント1円ですが、ポン活で「ローソンお試し引換券」を使うと、20~110ポイントで多種多様な商品と代えられます。
Loppiお試し引換券でPontaを使うと、1ポイント1.5~3円の価値が出ます。つまり、リクルートカードの実質的な還元率が1.8~3.6%となります。
電子マネー利用時はJCBと2枚持ちすると月6万円まで電子マネーチャージが1.2%還元となってパワフルです。
リクルートカードは総合的にお得なクレジットカードであり、活用すると家計が頑健化します。日々の生活を豊かに彩ることができます。その他、詳細は以下にまとめています。
専門家がおすすめのJCBカードでもあり、実際に発行して使い倒したところ、日々のお買い物や電子マネーチャージでザクザクとポイントを得られました。
リクルートカードは6,000円以上のポイントを獲得できるお得なキャンペーンを開催しています。
公式サイトリクルートカード公式キャンペーン
ビックカメラSuicaカード+Suica
ビューカードの中で年会費が緩い条件で無料になる稀有なクレジットカード「ビックカメラSuicaカード」は、Suicaチャージで1.5%還元となります。
年会費は年1回の利用で無料になります。この利用にはSuicaチャージも含まれるので、年会費無料で維持するのは至極容易です。
ビックカメラSuicaカードは一般加盟店でクレジット決済した場合も1%と高還元です。
しかも、SuicaチャージならVIEWプラスが適用されて1.5%還元となるので、対応店舗ではSuica払いした方がお得です。
リクルートカード+Edyの1.7%還元と比較すると0.2%低くなりますが、ビックカメラSuicaカードはSuica機能もあるので、1枚のカードで完結するのがメリットです。
また、SuicaはJR東日本グループの電子マネーなので、ビューカードによるSuicaチャージの還元率は、改悪リスクが小さいのもメリットです。
ビックカメラSuicaカードは年会費が年1回の利用で無料、基本還元率1%、Suicaチャージ・JR東日本の定期券やきっぷ等の購入は1.5%還元と魅力的なクレジットカードです。
Suica、モバイルSuicaへのチャージは、年1回の利用(Suicaチャージを含む)で年会費が無料となり、還元率が1.5%と高還元のビックカメラSuicaカードがおすすめです。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、ビックカメラSuicaカードがSuicaチャージにおすすめとおっしゃっていました。
クレジットカードのレジェンドがプライベートでも保有するのがビックカメラSuicaカードです!
活用すると家計改善に大活躍してくれるクレジットカードであり、大量のポイントが得られるお得な入会キャンペーンも魅力的です。
その他のビューカードでは、アトレ等のJRE CARD優待店・ルミネを使うなら3.5%還元のJRE CARD、そうでなければボーナスポイントのビューカード スタンダードが魅力的です。
楽天カードかヤフーカード+ANA JCBプリペイドカード
こちらは改悪リスクがあるところですけれども、前述したANA JCB プリペイドカードの活用も魅力的です。
年会費無料でネット通販がお得な楽天カード、ヤフーカードなら、1%のポイントと0.5%のANAマイルかキャッシュバックを享受できます。
- 楽天カードかヤフーカード(JCB)→ANA JCB プリペイドカードにチャージ(1%還元)
- ANA JCB プリペイドカードを銀座ルノアールで利用(0.5%のマイルかCB)
楽天カードはSPUで楽天市場でポイント3倍~17.5倍、ヤフーカードはYahoo!ショッピングとLOHACOで3%還元です。
実際に発行して使い倒したところ、諸々の特典の賜物で大量のポイントを得られたのが嬉しかったです。
いずれも年会費無料で完全無料で利用可能なので、両方を作るのも万人におすすめできます。数千円の大量のポイントがもらえるお得な口座開設キャンペーンも魅力的です。