Amazon.co.jpで、銀聯(UnionPay)ブランドのクレジットカードの利用が可能になりました。
アジア諸国の海外の顧客への通販サービスを拡充し、Amazon Globalを強化する狙いがあります。
当初は日本国内で発行されている三井住友銀聯カード、三菱UFJニコスの銀聯カードは利用できませんでした。
しかし、2018年3月時点で、三井住友銀聯カードが利用可能になっていたのを確認できました。Amazon.co.jpと銀聯についてまとめます。
ちなみに日本国内のAmazonでのお買い物が最もお得なクレジットカードについては、以下で徹底的に解説しています。

Amazonでお得なクレジットカードは、アメックスのセンチュリオンシリーズが3%ANAマイル還元で最強です(アメックスのポイント3倍特典)。
区分 | クレジットカード名 |
---|---|
個人用カード | アメックス・グリーン アメックス・ゴールド アメックス・プラチナ アメックス・センチュリオン |
ビジネスカード | アメックス・ビジネス・グリーン アメックス・ビジネス・ゴールド アメックス・ビジネス・プラチナ |
年会費無料カードでは、還元率2%のJCB CARD Wが有力な選択肢です。
また、年会費無料でAmazonが1.5%~2%還元のAmazon Mastercardも選択肢となります。
Amazon Prime会員は2%、非会員は1.5%還元です。
年100万円のカードショッピングが1回だけ可能なら、三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドもおすすめです。
年会費は5,500円(税込)ですが、年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料となります。※対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
また、入会キャンペーンでは初年度年会費無料や、8,000~10,000円程度の時期が多く、初年度は年会費以上の価値を享受可能です。
したがって、確実に最初の1年で100万円以上カードショッピングすれば、年会費は永年無料で維持できます。
入会対象は満20歳以上の法人代表者、個人事業主の方ですが、副業でもOKで事業所得の証明は不要なので、会社員でも「個人事業主」として申し込めます。
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドは、下表のカードと2枚持ちすれば、ETC・特定の加盟店が1.5%還元になります。
カード名 | 年会費 (税込) |
---|---|
三井住友カード(NL) | 永年無料 |
OLIVE | 永年無料~3.3万円 |
三井住友カード RevoStyle | 永年無料 |
三井住友カード ゴールド(NL) | 5,500円(税込) 年100万利用で 翌年以降永年無料 (※) |
三井住友カード ゴールド | 4,400円で維持可 |
三井住友カード プラチナプリファード | 33,000円 |
三井住友カード プラチナ | 55,000円 |
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
※おすすめは、年会費無料カードの三井住友カード(NL)、三井住友カード ゴールド(NL)
実際に通常の0.5%に加えて、+1%のボーナスポイントを得られました。
また、年100万円の利用で1万ポイントを得られるので、ETC・特定の加盟店だけで年100万円使えば2.5%還元となります(通常1.5%+年間ボーナス1%)。
さらに、空港ラウンジ、選べる無料保険の特典も利用可能です。
公式サイト三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド 公式キャンペーン
ドコモ・ahamoユーザーであれば、Amazonの支払い方法にd払いを使えるので、d曜日ならより高還元となります。
銀聯(UnionPay)は中国発祥の国際ブランドであり、世界で60億枚以上のカードを発行しています。主に中国大陸、香港、マカオ、台湾、韓国などのアジアで利用されています。
近年ではクレジットカードの売上高の世界シェアを急速に伸ばしています。
クレジットカードの売上高の世界シェアは、Visaが約39%で1位、Mastercardが約29%で2位です(NILSON REPORT 2023年5月)。
- Visa:38.73%
- Mastercard:28.97%
- UnionPay(銀聯):23.45%
- Amex:4.61%
- JCB:2.53%
- DinersClub/DISCOVER:1.72%
アジア・パシフィック地域では銀聯カードが高いシェアとなっています(2015年/NILSON REPORT 2016年6月)。
- UnionPay(銀聯):77%
- Visa:13%
- Mastercard:7%
- JCB:2%
- Amex:1%
- DinersClub/DISCOVER:1%未満
JCBと銀聯は日中双方の利便性向上を目的とした提携を結んでいます。JCBはアメックス、ダイナース、ディスカバー、銀聯と幅広く提携を結んでおり、ユーザーが便利にJCBカードを利用できる環境を整えています。
Amazon.co.jpでは、2016年3月に海外の顧客向け通販サイト「Amazon Global」を開始しました。
ここでは世界66の国・地域の外国人に、書籍、ヘルスケア用品、コスメティクス、ベビー用品、キッチン用品など数百万点の商品を低コストの送料で提供しています。
中国では日本生産のベビー用品や肌ケア商品が大人気という報道がありました。実際に中国大陸でAmazon Globalの利用者が急増していることから、銀聯の決済に対応したそうです。
主な人気商品はフェイスマスク、美容液、クリームなどの化粧品や美容器具だそうです。
確かに日本から発送される製品は粗悪品や偽物、欠陥品のリスクが極めて低いですね。
私は三井住友カード プラチナを保有しており、完全無料でプラチナ銀聯カードを発行できることから、三井住友銀聯カードを保有しています。
ちょうど2017年4月30日まで日本国内での利用はポイント5倍(2.5%還元)、海外での利用はポイント2倍(1.0%還元)となるキャンペーンを開催していました。
対象カードは、三井住友銀聯カード、三井住友銀聯プラチナカード、ANA銀聯カードです。Amazon.co.jpは国内利用となるはずなので、2.5%還元ならいいなと思って、まず実験で15円のAmazonギフト券を買ってみました。
Amazonには問題なく登録できて、決済まで無事完了しました。
やったーと思ったところ、すぐにメールで「お支払拒否による注文キャンセルのお知らせ」が届きました。
「お支払手続きの際に入力されたお名前、有効期限、郵便番号などに誤りがあり照合が取れず拒否扱いとなっている可能性があります。」と書かれていました。
2017年3月時点では、どうやら日本国内で発行されている銀聯カードはAmazon.co.jpでは使えませんでした。
しかし、2018年3月に再度決済したところ、無事支払いが完了しました。ただし、Amazonプライム会員の年会費費・デジタル注文の支払いはできません。
現在はAmazon.co.jp(日本のAmazon)でも三井住友銀聯カードを利用できるので、ポイント5倍キャンペーンの期間中はお得です。
また、三井住友銀聯カード、三菱UFJニコスの銀聯カードには、インバウンド向けの割引サービスを使えるというメリットがあります。
ホテル、グルメ、ショッピング、スパ・美術館・クルージング等で特典を利用できます。一例は以下の通りです。
- 東急百貨店 本店/東横店、渋谷ヒカリエ ShinQs:ハチ公メモパッドと3,000円(税抜・合算可)以上の買物が5%オフになるスペシャルクーポン
- シャングリ・ラ ホテル 東京:優待価格、朝食サービス
- ホテル インターコンチネンタル 東京ベイの1階にあるニューヨークスタイルラウンジ:平日限定フリードリンクプラン4,031円→3,628円
- 横浜みなとみらい万葉倶楽部:セット入館料 (全日)大人2,700円 ⇒ 2,484円、小学生 1,512円 ⇒ 1,404円
- ロイヤルウイング:乗船通常価格より30%割引(カード1枚につき5名まで)
もちろん、日本人でもこれらの特典を利用可能です。
実際に渋谷ヒカリエ ShinQsのB3Fの免税店カウンターに行き、三井住友銀聯プラチナカードを提示したところ、メモパッドと5%割引クーポンを戴けました!
その他、三井住友銀聯カード、ANA銀聯カードの詳細については、以下で徹底解説しています。

三井住友カードの銀聯カードの場合、銀聯カードの利用でも、0.5%のVポイントが貯まるのが大きなメリットです。三菱UFJニコスはポイント対象外です。
三井住友VISAカードは、プロパーカードならではのサポートがしっかりしており、セキュリティが頑健で心の底から安心して使えるクレジットカードです。
VISAインターナショナルから、セキュリティが高い会社に対する表彰があり、アジア・パシフィック地域では、三井住友カードだけが表彰されたことがあります。
セキュリティの部分では国際ブランドの運営元のVISAからも高い評価を受けています。
1967年12月から50年以上の歴史があり、当初の加盟店や会員募集の際には、「そもそもクレジットカードとはどういうものか」という仕組みから、利便性の啓発・啓蒙を行ってきました。
日本のクレジットカードのパイオニア的存在です。全く概念がない状況で一から道を切り開くというのは凄いことです。長い歴史の中で培ってきた経験がサポートやサービスに活かされています。

ユーザーニーズに応えて充実のラインナップが揃っています。若年層向け、女性向け、保険が充実、ハイ・ステータスなど多様なカードがあります。
三井住友カードは国際ブランドがVisa・Mastercardであり、世界中で利用できるのが大きなメリットです。
JCB・アメックス・ダイナースクラブは海外での利用時は使えない加盟店も多く、結局サブカードとしてVisaかMastercardを持たざるを得ません。
三井住友カードなら、幾多の特典に加えて、地球上のあらゆる所で使える圧巻の決済力があります。一枚で世界中を飛び回れます。
事実、クレジットカードの売上高の世界シェアは、Visaが約39%で1位、Mastercardが約29%で2位です(NILSON REPORT 2023年5月)。この2つで約68%と圧倒的なビッグ2となっています。飛車角です。
- Visa:38.73%
- Mastercard:28.97%
- UnionPay(銀聯):23.45%
- Amex:4.61%
- JCB:2.53%
- DinersClub/DISCOVER:1.72%
各三井住友VISAカードのスペック、特徴については、以下で徹底解説しています。珠玉のカードが揃っています。

三井住友VISAカードシリーズは三井住友カードが渾身の力を込めたクレジットカードであり、このカードがある生活は優美でエレガント。ふつふつと喜びが湧き上がってくる世界です。
虎に翼、弁慶に薙刀の威力があるお得なベネフィットで着実に得することが可能になり、順風満帆・視界良好で新しい世界へ雄飛する機会を手に入れられます。
VisaとMastercardのデュアル発行が可能であり、世界中で幅広く使える圧巻の決済力があります。利用で貯まるVポイントは便利に使えます。
お得なポイント還元が秀逸なハイ・クオリティー・カードであり、ボーナスポイントをザクザクと貯めることが可能です。

スタンダードカードの三井住友カード(NL)は、年会費が無条件で永年無料です。ナンバーレスでセキュリティの側面で優れています。
セブン-イレブン・ローソン等の一部コンビニ、マクドナルド・モスバーガー、サイゼリヤ・ガスト・ドトールコーヒーショップ等の飲食店では、Visaのタッチ決済かMastercardタッチ決済でのスマホタッチ決済ならポイント最大7%還元となります。
基本0.5%+スマホタッチ決済ボーナス6.5%=合計7%
注意事項
- 商業施設内にある店舗など、一部7%にならない場合あり
- Visaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うことが条件
- iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外(基本ポイントのみ)
- 一部Visaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済が利用できない店舗あり
- Google PayでMastercardタッチ決済は利用不可(ポイント還元は受けられない)
- 一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿して支払う必要あり(その場合はタッチ決済ボーナスは対象外)
- タッチ決済とならない金額の上限は、利用店舗によって異なる場合あり
- 7%は通常のポイントを含む。還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、交換先によっては1ポイント1円相当にならない場合あり
一定の留意事項はありますが、ポイント最大7%還元とパワフル!

また、年100万円のカードショッピングで年会費が永年無料となる三井住友カード ゴールド(NL)もハイスペック。
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
希少な年会費無料のゴールドカードでエッジが効いています。
SBI証券で投信積立を行う方で、3%還元のETC・外貨建決済も多い方は、投信積立ポイント付与、外貨建決済3%の三井住友カード プラチナプリファードもおすすめです。
三井住友カード ゴールドは特定の支払い方法の活用で、年会費を4,000円(税抜)まで下げることができます。
リーズナブルな年会費でカードを維持できるにもかかわらず、24時間365日の健康・医療相談サービスのドクターコール24を活用できてファンタスティックです。
空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの一角であり、トラベル、エンターテイメント、ライフの各ジャンルで充実の特典が付帯しています。
ステータスが高いだけではなく、コストパフォーマンスも良好な稀有なゴールドカードです。

三井住友カード プラチナは家族会員が年会費無料なので、夫婦で保有すると一人当たりの年会費は2分の1になります。年間ボーナスポイントを含めると高還元のプラチナカードです。
VisaとMastercardの両方を発行することも可能で、2枚目の年会費はたったの5,500円(税込)。国際ブランドがVisa・Mastercardであり、世界中で利用できるのが大きなメリットです。
プラチナグルメクーポン、コンシェルジュ、メンバーズセレクション、VJAギフトカードのプレゼント、最高1億円の旅行傷害保険、宝塚SS席の予約、USJラウンジ、USJのエクスプレスパスのプレゼントなど多数の秀逸なベネフィットが付帯しています。
三井住友カード プラチナのコンシェルジュにロレックスの在庫確認を依頼したところ、依頼した事項(東京23区の店舗での在庫確認)以外についても調べてくれました。
ロレックス本社にも確認していただき、貴重な付加情報をもらうことができて、大満足の対応でした。
コース料理1名分無料サービスのプラチナグルメクーポンは、多種多様なジャンルの名店が集結しています。お得に美食を堪能して舌鼓を打つことができます。
ホテルニューオータニ、ハイアット・リージェンシー、ANAクラウンプラザホテルなど、便利なホテル内のレストランもあります。

その他のダイニング特典では、期間限定で六本木ヒルズクラブのレストランが利用できるキャンペーンが開催されることがあります。
また、コンラッド大阪へのオープン前の宿泊、オフィチーネ・パネライの試着会&食事など、プレミアム感がある企画が定期的に開催されています。
世界20位のレストラン「プジョル」の日本での4夜限りのダイニング・イベントに、三井住友カード プラチナ会員なら参加でき、素晴らしい料理と体験で幸せに包まれました。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、エクスプレスパス(最大4名分)がもらえます。
2時間待ちの人気アトラクションに待たずに乗れるのは大きなメリットです。サクサクと効率的にUSJのアトラクションを満喫できます。

この他、三井住友カードPresents ユニバーサル・スタジオ・ジャパン プレミアムパーティに抽選で招待される特典もありました!
三井住友カード プラチナは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに設置されている三井住友カード ラウンジを利用できます。
USJのアトラクション「ジョーズ」の施設内に設置されており、以下のサービスを利用できます。
- ソフトドリンク無料サービス
- アトラクション「JAWS」への優先搭乗
- 快適なラウンジ内での休憩
毎月1枚(最大で年12枚)もらうことができ、1回あたりカード会員+同伴者5名で合計6名が利用できてスペシャルです。

もちろん、ドクターコール24も利用可能です。いつでも医師・看護師・保健師などの専門家に電話で医療・健康に関する相談が可能です。

特典でプライオリティ・パス無料入会を選択した場合「家族会員も」、プライオリティ・パスがもらえます。プラチナカードでもプライオリティパスは本人のみというカードも多いです。
その他、三井住友カード プラチナの詳細については、以下で徹底的に解説しています。

三井住友VISAカードはお得な入会キャンペーンも魅力的で、質実剛健となっています。

特におすすめなのは年会費無料でセブンーイレブン・ローソン等の一部コンビニ、マクドナルド、サイゼリヤ・ガスト・ドトールコーヒーショップなどの飲食店でスマホのタッチ決済を利用するとポイント最大7%還元の三井住友カード(NL)です。
また、年100万円のカードショッピングで年会費が永年無料となる三井住友カード ゴールド(NL)もハイスペック。
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
希少な年会費無料のゴールドカードでエッジが効いています。
ANAマイルを貯めている方ですと、三井住友カードが発行しているANA VISAカード、ANA Mastercardが候補です。
提携カードのANA VISAカード、ANA Mastercardも、マイペイすリボの活用で年会費を安くできてマイル付与率を上げられてコスパ良好のANAカードです。
シンプルにAmazonで得できるのはAmazon Mastercard クラシック、ゴールドです。

クラシックカードはAmazonで1.5%~2%還元、ゴールドカードは2.5%還元でAmazonプライムの年会費が無料です。
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