スマホの普及でインターネットがより身近なものになり、全国津々浦々にネット銀行を利用する方が増えています。
オンラインバンキングには対面型の銀行にないお得な特典が満載となっています。
2024年9月の最新の状況に鑑みて、おすすめのネット銀行のランキングについてまとめます。
幾多のオンラインバンキングの中で、ネット専業に絞って厳選した7行をご紹介します。
目次
第1位:住信SBIネット銀行
三井住友信託銀行とSBIホールディングスの「住信SBIネット銀行」は、特典が充実しており、メインバンクやサブ銀行として有用な銀行です。
ATMはセブン銀行、ゆうちょ銀行、イーネット(ファミリーマート・サークルKサンクス等)、ローソン、イオン銀行、VIEW ALTTE(ビューアルッテ)のATMを利用できます。
スマートプログラムで他行宛振込手数料が月15回も無料
会員制度「スマートプログラム」があり、商品・サービスの利用状況に応じて、ATMや振込手数料の無料回数が決まります。
前月末の状況に応じて翌月の手数料無料回数が決定し、なんと最大で20回も無料になるのはエッジが効いています。
項目 | ATM入出金手数料 | 他行宛振込手数料 |
---|---|---|
ランク1 | 月2回 | 月1回 |
ランク2 | 月5回 | 月5回 |
ランク3 | 月10回 | 月10回 |
ランク4 | 月20回 | 月20回 |
若年層優遇の制度もあり、30歳未満だと無条件でランク2となります。ランク3以上の判定条件は30歳以上の方と同一です。
どのランクでもミライノカード(JCB)の利用、外貨預金・仕組預金の月末残高によって最大で月200ポイントを得られます。
ミライノカード ゴールドを持つとスマプロランクが2ランクUPします。年100万円の利用で年会費が無料になり、特典も充実していて質実剛健です。年会費無料のゴールドカードは稀有です。
なお、自行宛振込手数料、預入時のATM手数料はどのランクでも無制限に無料です。ボーナスポイントは500ポイント以上100ポイント単位で、1ポイント1円でキャッシュバックされます。
ATM手数料は、無料回数を超えた後は1回あたり100円(税抜)です。無料回数を使い切った後の振込手数料は、1回あたり143円(税抜)です。
毎月のお得なポイント還元
また、給与受取、口座振替(銀行引落し)等の取引でポイントを獲得可能です。
- 給与の受取、年金の受取、定額自動入金サービスのどれか:30ポイント
- 1件以上の口座振替(銀行引落し):5ポイント
- 外貨積立(月1万円以上):10ポイント
- 純金積立(月5千円以上):10ポイント
一ヶ月あたり最大55ポイント(年間660ポイント)が得られます。外貨預金・仕組預金の月末残高と合わせて、毎月最大3,060ポイントを獲得できます。
定額自動入金サービスは、一度だけ設定すると、後はチャリンチャリンと毎月30ポイントを得られます。
ランクの判定、その他スマートプログラムの詳細については、以下で徹底解説しています。
スマホプロは少しの工夫で上位ランクを容易に達成可能
2016年1月からは取引状況に応じて手数料の無料回数が決まるようになりましたが、ランク2(ATM月5回・他行宛て振込月5回無料)までは容易に達成可能です。
SBI証券に口座開設して、SBIハイブリッド預金に1,000円預け入れ、1南アフリカランド(6~13円程度で推移)を外貨預金すれば、振込手数料はこれまで通りの無料回数をキープできます。
南アフリカランドに抵抗がある場合は、米ドルでもOKです。1ドル(2024/7/18時点で156.59円)で外貨預金の条件は充足します。
また、スマリボの設定でミライノカード ゴールドは年会費無料のゴールドカードになります。これだけで+2ランクとなるので、最上位ランクも容易に達成可能です。
実際に私はSBI証券、ミライノカード GOLDの活用でランク4をキープしています。
お得なキャンペーン
住信SBIネット銀行はお得なキャンペーンにもエッジ・優位性があります。
住信SBIネット銀行はまずSBI証券に口座開設して、その後にSBI証券の会員サイトから申し込むのも選択肢です。
こうすれば当サイト限定のSBI証券のタイアップ・プログラムを利用でき、3,000円分のAmazonギフト券がもれなくプレゼントされます。
口座開設と5万円以上の入金・SBIハイブリッド預金への振替だけで、3,000円分のAmazonギフト券がプレゼントされます。住信SBIネット銀行との同時口座開設も可能です。
口座開設時に以下の項目(無料)に申し込めば、SBI証券に入金するだけで自動的に振り替えられるので面倒な手間はありません。
SBI証券は1000万円までは銀行預金のような公的な保護(投資者保護基金)があるので安心・安全です。銀行預金と同じで万が一破綻しても保護されます。
口座開設・維持・入出金は無料です。まだ口座をお持ちでなければ、この機会にぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
↓
当サイト限定タイアップ特典で住信SBIネット銀行と同時口座開設
口座開設・キャンペーンの手順については、以下にまとめています。
SBI証券のキャンペーンは不要だったり、証券口座を開きたくない場合は、住信SBIネット銀行の口座開設のみもできます。
依然としてネット銀行の中では最有力候補の1つであり、銀行振込用の口座として持っておくと便利です。
振込手数料の回数が足りない場合は、他の振込手数料無料の銀行もサブで使いましょう。
資金移動がスムーズな銀証連携口座
SBI証券に口座を開いたら、SBIハイブリッド預金の残高はSBI証券での投資に利用できるようにもなります。預金であると同時に証券の予備資金となります。
普通預金とSBIハイブリッド預金(証券取引に使える預金口座)の振替が原則として24時間可能なのがメリットです。証券から銀行への出金も即時出金が可能です。
SBIハイブリッド預金は金利の優遇もあり、普通預金よりも高金利です。
ただし、ATM入金、給与・収入が普通預金に入金されただけでは、優遇金利が適用されません。
高金利にするには、普通預金からSBIハイブリッド預金へ振替の手続きが必要です。また、SBIハイブリッド預金のままATMで出金できないのもデメリットです。
ただし、振替はWebサイトやスマホでサクッと手続きできます。
最大1%の高還元のデビットカード
住信SBIネット銀行には高還元のデビットカードがあります。
Visaブランドは月間のデビット利用金額合計の0.6%分がポイントとして貯まります。
貯まったポイントは、1,000ポイント以上100ポイント単位で1ポイント=1円に交換できるので現金同様です。
Mastercardデビットカードであるミライノデビットは0.8%還元、ミライノデビット PLATINUMは1.0%還元です。
三菱UFJ-VISAデビットは0.2%、三井住友銀行のSMBCデビットは0.25%に過ぎません。住信SBIネット銀行の還元率にはエッジ・優位性があります。
第2位:V NEOBANK等
住信SBIネット銀行と他企業とのコラボ口座のJAL NEOBANK、V NEOBANK、第一生命NEOBANK、ヤマダNEOBANK等もあります。
住信SBIネット銀行本体の口座とは別に、各NEOBANKに口座を持つことができ、1口座あたり他行宛振込手数料が月5回無料です(ファイターズ支店のみ月3回)。
例えば4つのNEOBANKに口座を開設したら、合計20回も無料になります。
10のNEOBANK口座があれば、合計で50回0円です。
入会金・口座開設費用・年会費などの維持コストは0円ですので、サブ口座としておすすめです。
SBI証券と銀証連携を設定してダイヤモンドになったSBI新生銀行に振り込めば、1回あたり50円を得られます(月5回まで)。
したがって、NEOBANKから振り込めば、毎月最大250円をゲット可能です。
なお、住信SBIネット銀行がVポイントと提携している「V NEOBANK」では、銀行取引でVポイントを得られます。
他行からの1万円以上の振込1振込ごとに20Vポイントを獲得できるのがメリットです(上限:月間25回まで)。
その他、多様な取引でVポイントを得られます。
Vポイントはウエル活で使うと1ポイント=1.5円に昇華。また、ANAマイルに2ポイント=1マイルで移行できますし、工夫すると最終的にJALマイルにも交換できます。
複数のクレジットカードを保有してJRキューポを経由すると高いレートでANAマイルに移行可能です。
また、第一生命NEOBANKでは、被振込で現金還元を受けられます。1回あたり20円(1ヶ月あたり500円)が上限となります。
なお、住信SBI銀行の口座開設は、紹介が4千円でお得です。
紹介コード:s6oPsLZ
ちなみに本体の口座とは別に作れる「第一生命NEOBANK」は、紹介での口座開設が1,500円とお得です。
紹介コード:oFubSGS
第3位:SBI新生銀行
SBI新生銀行はキャッシュカードが発行され、口座開設・維持手数料が無料。ATM手数料、振込手数料も0円で利用可能です。
ポイントプログラムでVポイント、dポイント、nanacoポイントを獲得でき、サブ銀行としてもおすすめです(どれか一つの選択制)。
誰でも簡単に初月は207ポイント、2ヶ月目以降は毎月210ポイントをゲットできます。
- 新生ポイントプログラムのエントリー:1ポイント(2ヶ月目以降は4ポイント)
- 新生パワーダイレクト(インターネットバンキング)に月1回以上ログイン:3ポイント
- HTMLメール受信:3ポイント
- 1万円以上の振込入金8回:200ポイント(※他行宛振込手数料が無料の銀行から振り込み)
SBI新生銀行には新生ステップアッププログラムという会員プログラムがあり、他行宛て振込手数料が無条件で月1回無料になります。
ステージに応じて、他行宛振込手数料を最大で1ヶ月あたり50回無料にすることが可能です(詳細)。
各ランクのベネフィットの内容を比較すると以下のとおりです。
SBI新生銀行はSBI証券との口座連携だけで最上級のダイヤモンドになれて、他行宛振込手数料が月50回無料、ATM手数料0円、高金利の普通預金を利用できるのが魅力的です。
SBI証券との口座間で入出金を自動化する「SBI新生コネクト」を活用すると、誰でも簡単に最上級のダイヤモンドとなり、充実の特典を享受できます(利用料無料)。
また、現金還元プログラムで毎月お得な還元を享受可能できます。
SBI証券のキャンペーンは、当サイト限定タイアップがお得です。
口座開設と5万円以上の入金・SBIハイブリッド預金への振替だけで、3,000円分のAmazonギフト券がプレゼントされます。
SBI証券は1000万円までは銀行預金のような公的な保護(投資者保護基金)があるので安心・安全です。銀行預金と同じで万が一破綻しても保護されます。
SBI証券の口座開設・維持・入出金は無料です。まだ口座をお持ちでなければ、この機会にぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
↓
当サイト限定キャンペーンでSBI証券の口座開設
証券口座に抵抗がある場合、年会費が50,000円(税抜)以上と高価ですけれども、ラグジュアリーカードを保有するとそれだけでプラチナになります。
SBI新生銀行は、口座開設キャンペーンも充実しています。Vポイントをザクザクと獲得することが可能です。
SBI新生銀行は月1回振込手数料が無条件で無料であり、セブン-イレブン・ファミリーマート等のコンビニATMの入出金手数料を無料にできるので、口座開設するとお得な銀行です。
公式サイトSBI新生銀行 公式キャンペーン
第4位:Olive
三井住友フィナンシャルグループの「Olive」は、銀行口座、クレジット、デビット、ポイント払いを1つのアプリでまとめて管理できるモバイル総合金融サービスです。
アカウントランクは一般・ゴールド・プラチナプリファードの3種類で、三井住友カード ゴールド(NL)、三井住友カード プラチナプリファードと比べて、初年度年会費が無料という特典があります。
Oliveでは毎月「選べる特典」を利用可能。その中の一つに「給与・年金受取特典」があり、月200円相当のVポイントを得られます。
「給与振込」という明細がない場合でも、2ヵ月連続で1度に3万円以上の被振込がある場合、2ヵ月目は給与受取実績があるとされます。
したがって、2ヶ月目からは月200円をGET可能です。
他行あて振込手数料が月3回無料(当面は無制限で0円)、定額自動送金《きちんと振込》が0円(同一口座の登録は月2件が限度)なのもメリットです。
総合的にOliveはポイント還元がお得な銀行で、三井住友FGの口座なので安全・安心です。
公式サイトOlive 公式キャンペーン
第5位:楽天銀行
楽天銀行は上手に活用すると、ATM手数料、振込手数料、普通預金の金利がお得になってパワフルなネット銀行です。
また、高還元でデビットカード(JCB)が魅力的なネットバンキングです。
ATM手数料と振込手数料は工夫で無料に
多種多様な企業と提携しており、数多くのATMが利用可能です。
セブン銀行、ゆうちょ銀行、イーネット(ファミリーマート等)、ローソン、イオン銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ステーションATM PatsatのATMを利用できます。
ATM手数料は入金は3万円以上だと無料になります。3万円未満の入金と出金は基本的には有料です。
しかし、楽天銀行はATM手数料を無料にできる仕組みがあります。まず個人口座開設後6ヶ月目までは、無条件で最低5回/月は無料となります。
それ以降も「ハッピープログラム」という優遇プログラムを使うと、最大7回/月まで無料。私は最上級のスーパーVIPが適用されており、月7回無料です。
楽天銀行は振込手数料もお得です。本支店宛の振込手数料は無料です。
楽天銀行から他の銀行への振込手数料は、1回あたり3万円未満は168円(税込)、3万円以上は262円(税込)です。手数料に楽天ポイントを使うこともできます。
ゆうちょ銀行の本人名義口座への振込のみ、金額にかかわらず103円と優遇されています。
優遇プログラムのハッピープログラムのステージに応じて、他行宛て振込手数料は月3回まで無料にできます。
また、ローン関連商品の借入れがあり、返済口座を楽天銀行に設定していると、会員ステージが1ステージアップします。
残高10万円以上で月1回、50万円以上で月2回、100万円以上で月3回まで、振込手数料が無料になります。
また、給与・賞与・公的年金を楽天銀行の口座で受け取ると、他行宛振込手数料が月3回無料となります。
しかも、使わなかった無料回数は2回まで繰り越して、最大5回分まで維持することもできます。この無料回数に利用期限はありません。いつでも必要な時に利用できます。
ハッピープログラムの会員ステージに応じた特典回数と「給与/賞与/年金受取で月3回無料」は重複適用されません。多い方の回数のみとなります。
ハッピープログラムの活用で手数料無料&楽天ポイント還元
ATMと振込手数料を無料にする上で重要なハッピープログラムについては以下で徹底解説しています。
ハッピープログラムには5種類の会員ステージがあり、ステージごとに特典が変わってきます。
会員ステージは毎月25日終了時点の「お預かり資産残高」、または指定の商品・サービスの「前月1ヶ月分のお取引件数」で決まります。
預かり資産残高、取引件数の2つのうち、高い方のステージの優遇を翌月の1日から受けることができます。
ステージ | 条件 | 他行宛振込手数料 | ATM利用手数料 |
---|---|---|---|
ベーシック | エントリーのみ | なし | なし |
アドバンスト | 残高10万円以上または 指定の取引5件以上 | 1回無料 | 1回無料 |
プレミアム | 残高50万円以上または 指定の取引10件以上 | 2回無料 | 2回無料 |
VIP | 残高100万円以上または 指定の取引20件以上 | 3回無料 | 5回無料 |
スーパーVIP | 残高300万円以上または 指定の取引30件以上 | 3回無料 | 7回無料 |
指定の取引の件数をいちいち数えるのは煩わしいので、残高で条件をクリアするのがわかりやすくて簡便です。
ハッピープログラムに登録すると、銀行の各種取引のたびに楽天ポイントが貯まります。
1回あたりのポイント数は多くはありませんが、塵も積もれば山となります。日常的な取引でザクザクとポイントが貯まるのは嬉しいですね。
また、人気ネット証券の楽天証券の取引でも楽天ポイントが貯まるようになります。
楽天ポイントは、膨大な商品が揃っている楽天市場で1ポイント1円で利用できるので使い勝手が良いポイントです。
楽天ポイントカードを使うと、マクドナルド、ミスタードーナツ、ファミリーマート、ポプラ・生活彩家、吉野家、すき家、ツルハドラッグ、サンドラッグ、大丸・松坂屋、apollostationなどのリアル店舗でも使えます。現金同様の利便性があります。
スマホアプリ「楽天ペイ」を活用すると、セブン-イレブン・ローソン・ファミマ等のコンビニでも期間限定の楽天ポイントを消化できます。
楽天ポイントは電子マネーの楽天Edyとも交換可能。楽天Edyは利用可能店舗が日本最大級の電子マネーですので、現金同様で極めて便利です。
2018年9月27日支払い分からは、楽天カードの利用代金をポイントで支払える「楽天カード ポイントで支払いサービス」が開始しました。
「ポイントでデビット支払い」というサービスもあり、楽天銀行デビットカードの支払いに充当することも可能です。
1ヶ月あたりダイヤモンド会員は50万円、それ以外は10万円迄という上限がありますけれども、楽天カードが実質的に現金還元のクレジットカードと評価できるようになりました。
なお、ポイントを利用代金に充当する手間も面倒な場合は、P-oneカード Standardなど、請求額から自動的に割り引かれる自動キャッシュバックのクレジットカードがおすすめです。
ユニークなところでは2017年8月26日から、楽天証券で楽天ポイントを使って投資信託を買えるようになりました。
また、楽天証券に口座がなくても投資が可能な「ポイント運用 by 楽天PointClub」もあります。
2018年10月27日から楽天カードのクレジット決済で投信積立が可能になり、最大1%の楽天ポイントを貯めることも可能になりました。
楽天ポイントが貯まる楽天カードは資産運用できるクレジットカードの筆頭です。投資ができるカードは類稀であり、一歩先に進んだ画期的なスペックを備えています。
お得な現金プレゼントプログラム
「現金プレゼントプログラム」にエントリーすると、ハッピープログラムのポイント還元とは別に、他行からの振込入金(1件3,000円以上)で、10円を得られます。
上限は5件で、上限に達すると別途100円得られるので、毎月「10円×5回+100円=150円」をGET可能。ただし、会員ページの「キャンペーン等一覧」から毎月エントリーが必要です。
高還元の楽天銀行デビットカード
楽天銀行に口座を保有していると、楽天銀行デビットカードが年会費無料で使えます。
なんとクレジットカード並みの1%という高還元率です。お買い物100円ごとに楽天ポイント1ポイントが得られます。
楽天銀行デビットカードはデビットカードとしては日本一の還元率です。異例なほどに高還元で圧巻のお得さがあります。
クレジットカードではなくデビットカードを使う場合は、楽天銀行が最有力候補です。
楽天カード(クレジットカード)の機能とキャッシュカードの機能が一体化した楽天銀行カードも有ります。
マネーブリッジで楽天証券とシームレスに連携
楽天銀行と楽天証券は、口座を連携させることでお得になる仕組みがあります。「マネーブリッジ」というサービスです。
楽天銀行の普通預金金利は0.02%です。楽天証券とマネーブリッジで連携させると、普通預金の金利を5倍の0.10%まで引き上げることができます。
マネーブリッジは普通預金のままで300万円迄優遇金利(0.1%)が適用されるのが最大のメリットです。ATMで預け入れた金額、振り込まれた給料や収入が何もせずにそのまま高金利となります。
イオン銀行の普通預金(Myステージがゴールド以上の方限定)と並んで日本屈指の高金利です。
2017年2月18日からは自動入出金(スイープ)機能も登場して、楽天銀行・楽天証券間の資金移動がより一層スムーズで便利になりました。
更に、楽天証券のつみたてNISAで毎日購入を設定すると、ハッピープログラムでお得に楽天ポイントを獲得できてお得です。
楽天銀行は諸々のセキュリティも充実しています。
第6位:ソニー銀行
ソニー銀行は無料でキャッシュカードが発行されます。口座開設・維持手数料も無料です。
ATMの入金手数料は、セブン銀行・イオン銀行・MUFJ・三井住友・ゆうちょ・Enet・ローソン・ビューアルッテで無制限無料です。
出金手数料は無条件で月4回までは無料であり、優遇プログラムClub Sのステージに応じて最大で無制限となります。
他の銀行への振込手数料が月1回まで無料です。キャッシュバック方式なので、振込をする際は200円(税抜)が余分に必要です。
デビットカードの保有で月2回他行宛振込手数料が無料
Sony Bank WALLETは、ソニー銀行のキャッシュカード、世界中のVisa加盟店でのショッピングや海外ATMキャッシングが可能な「Visaデビット」が一体となったカードです。
これを保有すると、振込手数料の無料回数が月1回増えて、月2回となります。ソニー銀行の口座を保有している場合は持っておいて損はないカードです。
入会金・年会費は完全無料で維持可能。既にキャッシュカードを保有している方も、無料で切り替えられます。
Visaデビットとして使えるので、ソニー銀行の11通貨の普通預金残高を使って国内外でショッピングが可能です。
海外ショッピング・キャッシングが低コスト
利用通貨の普通預金口座に残高がある場合、海外ショッピング手数料は無料です。
利用通貨の普通預金口座は開設済みだけど残高がない場合は、「円からアシスト」という機能によって、円普通預金口座の残高を自動的に不足分の外貨に換えて支払うこともできます。
この場合は、ソニー銀行所定の為替コストが発生しますが、ソニー銀行の外貨預金の為替コストは低コストです。
外貨預金の残高がなくても円普通預金さえあれば、リーズナブルな為替レートでデビット決済ごとに自動変換されて便利でした。
Sony Bank WALLETは、国内ショッピングの利用額に対し、毎月0.5%がキャッシュバックされます。また、外貨預金優遇制度のステージに応じ、最大2.0%までの上乗せもあります。
海外ショッピング利用時の事務手数料は、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、南アランド、スウェーデンクローナの10通貨の場合は無料です。
クレジットカードの場合は2%前後の手数料が発生するので、ソニー銀行のデビットカードは低コストとなります。
一例として1ドル130円と仮定すると、米ドル(USD)で使う場合の比較は下表のとおりです。
1米ドルあたりの為替コスト | 100米ドル利用時の円換算額 | |
---|---|---|
Sony Bank WALLET | 4銭〜15銭 | 13,004~13,015円 |
外貨両替 | 2~3円程度 | 13,200~13,300円 |
クレジットカード | 為替コスト+2.0%前後の事務手数料 | 13,200円前後+為替コスト |
海外では「Visa」または「PLUS」マークのあるATM約200万台で現地通貨を引き出せます。海外ATMで外貨普通預金を出金する際の手数料は、1回あたり1.79%(税込)です。
国内ATM手数料は、ソニー銀行の通常のキャッシュカードと同様です。
総合的に、ソニー銀行のデビットカードは、海外ショッピングはお得で、現地ATMからの通貨引出しはRevolutやクレジットカードでもいいかという印象です。
Sony Bank WALLETは最大で2%現金還元とスペシャルなデビットカードです。
振込手数料無料の回数の増加の他、キャッシュバック、 外貨預金と連動した海外利用での利便性が支持されています。国内での普段使いから海外でのショッピングまで幅広く利用できます。
会員プログラム「Club S」の上位ステージはハードルが高い
ソニー銀行にはメンバーシップ制度の「優遇プログラムClub S(クラブエス)」があります。
外貨預金、住宅ローン、投資信託や、FXを利用していると、振込手数料無料の回数がアップします。
優遇ステージ | 優遇プログラムClub Sの条件 |
---|---|
シルバー | 以下のいずれかに該当 ・月末の総残高合計300万円以上 ・「外貨預金の積立購入」月間合計額3万円以上 ・「投資信託積立プラン」月間合計額3万円以上 |
ゴールド | 月末の外貨預金(円換算額)・投資信託・ロボアド残高が合計500万円以上~1,000万円未満 |
プラチナ | 月末の外貨預金(円換算額)・投資信託・ロボアド残高が合計1,000万円以上 |
ランクアップ条件 | ・住宅ローン残高あり(最長5年) ・FX月間1,000枚以上の取引 ※両方満たせば2ランクアップ |
ソニー銀行の住宅ローンを契約していると、それだけで最長5年間は1ランクアップするので、デビットカードのSony Bank WALLETを持っているだけで、他行宛振込手数料が月4回も無料になるのが大きなメリットです。
ステージに応じて外貨預金の際の為替手数料が優遇されます。振込手数料・ATM手数料の無料回数なども優遇され、最大で月11回も振り込み手数料が無料になります。
項目 | ステージなし | シルバー | ゴールド | プラチナ |
---|---|---|---|---|
振込手数料無料回数 (※) | 月2回 | 月4回 | 月6回 | 月11回 |
月1回 | 月3回 | 月5回 | 月10回 | |
ATM出金手数料無料回数 | 月4回 | 月7回 | 月15回 | 何度でも無料 |
仕向け外貨送金手数料無料回数 | 0回(5,000円) | 月1回 | 月3回 | |
Sony Bank WALLET キャッシュバック率 | 0.50% | 1.00% | 1.50% | 2.00% |
Sony Bank WALLET 海外ATM利用料無料回数 | 0回(税抜200円/回) | 月1回 | 月3回 | 月5回 |
為替コスト (例:米ドル) | 15銭 優遇なし | 10銭 | 7銭 | 4銭 |
※Sony Bank WALLET保有の場合、未保有なら各ステージとも1回少ない回数
しかし、上位ステージ達成が容易な住信SBIネット銀行、楽天銀行と比較すると、ハードルが高いので、無理に狙うのはおすすめできません。
日本経済新聞の第4回~12回金融機関ランキングでは、顧客満足度総合ランキングで、ソニー銀行が9年連続でNo.1となっていました。
日経の金融機関ランキングは、約4,000名の個人に対する調査に基づいています。ソニー銀行は客観的に高く評価されています。
HDI-Japan(ヘルプデスク協会)の「HDI五つ星認証プログラム」では、「問合せ窓口」「Webサポートポータル」で最上級の五つ星を3年連続で取得しています。
ソニー銀行は卓越したネット銀行であり、数多くの賞・感謝状を得ています。クオリティの良さは客観的に高く評価されています。
その他、ソニー銀行の詳細については、以下で徹底的に解説しています。
ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLETなら、基本0.5%のANAマイル還元でお得です。
こんな方におすすめ
- 海外ショッピング・ATMからの通貨引き出しのコストを安く抑えたい
- 国内のショッピングでANAマイルを貯めたい
- 外貨預金・投資信託でANAマイルを貯めたい
Sony Bank WALLETはお得な制度が満載のVisaデビットカードです。私もフル活用しています。家計に大きな手助けとなり、浮いた分で生活を豊かに彩ることができます。
外貨建決済が低コストなので、海外Visa加盟店でのショッピングがお得&便利です。
公式サイトANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET 公式キャンペーン
第7位:東京スター銀行
預金
東京スター銀行は定期預金のキャンペーンも定期的に開催されており、メガバンクよりも高金利となっています。
スターワン円定期預金プラスは1年ものが最大で年0.20%、インターネット限定で6ヶ月物が年0.05%となっています。
また、給与振込もしくは年金受取で、普通預金の金利が通常の250倍(0.001%→0.25%)となります。
ATM入出金
東京スター銀行のATMは、入金ならびに、平日8:45~18:00・土曜9:00~14:00の出金が何度でも無料です。ゆうちょ銀行のATMで無料で入金できます。
出金は東京スター銀行の時間外、ゆうちょ銀行、セブン銀行、ファミリーマート・ローソン等のコンビニATM(MICS提携)、都市銀行・地方銀行・信金・信組で月8回まで無料となります。
ただし、キャッシュバックの上限は手数料が発生した月の預金平均残高の10%迄となります。
振込手数料
インターネットバンキングでの東京スター銀行の他口座への振込は何度でも無料です。
他行宛振込手数料も、オンラインでの振り込みなら月5回まで実質0円!
(1)東京スターダイレクト(インターネットバンキング)に登録し、(2)スターワン口座取引明細書を「郵送しない」に設定するだけでOKです。
インターネットで新規に口座開設したは、口座開設完了の段階で(1)(2)共に条件を満たしています。
6回目以降は振込金額にかかわらず一件あたり330円(税込)となります。
東京スター銀行は高金利の預金、月8回までコンビニ・ゆうちょATM出金手数料が無料、月5回まで他行宛振込手数料が無料である点がメリットです。
公式サイト東京スター銀行 オフィシャルページ
第8位:GMOあおぞらネット銀行
あおぞら銀行とGMOインターネットが提携して誕生したネット銀行です。
他行宛て振込手数料が無条件で月1回無料
GMOあおぞらネット銀行は、同行宛ての振込手数料は無条件で無料です。他行宛て振込手数料も無条件で月1回無料です。
昨今では他行宛振込手数料を無料にするためには、預金残高、取引などで一定の条件をクリアする必要がある銀行が大多数です。
しかし、そうした中で誰でも毎月1回、無料で他行宛ての振込が可能なのは卓越したメリットです。
振込手数料を支払う機会がある場合は、GMOあおぞらネット銀行に口座を持たないと損です。
GMOあおぞらネット銀行はVisaデビット付キャッシュカードを発行手数料・年会費無料で保有でき、全国のセブン銀行・イオン銀行のATMで利用できます。
ATM手数料は、入金は無制限で無料。出金手数料は月2回まで無料で、3回目以降は1回100円(税抜)です。
カスタマーステージのランクによっては、ATM手数料、他行宛振込手数料の無料回数は、それぞれ最大20回までUPしますが、条件が厳しいので確実に月3回以上使う場合はおすすめできません。
GMOあおぞらネット銀行には、円普通預金、円定期預金、外貨普通預金の3つの預金商品があります。
普通預金の金利が最高水準の高金利
証券コネクト口座の場合、普通預金の金利がなんと年0.110%(税引後年0.0876%)となり、日本最高水準に昇華する点がおすすめポイントです。
証券コネクト口座とは、GMOあおぞらネット銀行の普通預金口座、GMOクリック証券の証券総合口座を連携させる銀証連携のスイープサービスです。
年0.11%は突出した高水準と高く評価できます。メガバンク・ゆうちょ銀行は0.001%にとどまっており、なんとその110倍とパワフルです。
ナンバーワンになれなくてもオンリーワンならいいどころの話ではありません。No.1でもあり、Only Oneでもあるのです。
デビットカードは最大1.2%現金還元
GMOあおぞらネット銀行のキャッシュカードには、Visaデビットカード機能が付帯しており、還元率が0.6%と高水準です。
しかも嬉しい現金還元なのが大きなメリット。ポイントを貯めて交換するという手間が不要です。
還元率最大1.2%のプラチナデビットカードもあります。Mastercardブランドで、なんと1日の利用限度額が1,000万円とパワフル!
法人口座では与信審査なしのビジネスデビットカードがあり、年会費・維持無料、高還元のキャッシュバック、1日当たり最大2億円利用可能の3点がメリットです。
総合的に他行宛振込手数料が月1回無料、年0.11%の普通預金の金利(証券コネクト口座)、現金還元のデビットカードに絶大なメリットがあります。
番外編:みんなの銀行は毎月最大100円を獲得可能
福岡銀行を擁する「ふくおかFG」傘下のネット銀行「みんなの銀行」では、他の金融機関から1回1,000円以上振り込むと、1回ごとに10円がプレゼントされます。
毎月最大100円/10回です(制度詳細)。
ただし、みんなの銀行は無料の一般口座だとATM手数料・他行宛振込手数料が有料となるので、その点に注意が必要です。
みんなの銀行は口座開設&紹介コード入力だけで1,000円を得られます。
紹介コード:tMJTrYsU
まとめ
ネット銀行はお得な仕組みが満載の銀行です。ネットバンキングの特典を活用すると、ATM手数料、振込手数料、金利、デビットカードがお得になります。
最後に幾多の銀行の中から厳選したおすすめネット銀行ランキングをまとめます。
- 住信SBIネット銀行(スマプロ最上位を容易に達成可能)
- SBI新生銀行(誰でも簡単に1ヶ月210ポイントを獲得可能、SBI証券との連携でダイヤモンド)
- V NEO BANK(被振込で1ヶ月あたり最大500Vポイントを獲得可能)
- Olive(定額送金無料・他行宛振込手数料が3回無料・3万円以上の振込で2ヶ月目以降は200ポイント/1万円の残高で100ポイント)※紹介コード:SF00149-0012320(1,000円相当のプレゼント)
- 楽天銀行(ハッピープログラムの活用で楽天ポイント還元)
- ソニー銀行(デビットカード保有で他行宛振込手数料が月2回無料)
- 東京スター銀行(定額自動振込が無制限0円、月3回まで他行宛振込手数料が無料)
- GMOあおぞらネット銀行(振込手数料が月1回無料・1円単位で還元のデビットカード)
住信SBIネット銀行、SBI新生銀行は、SBI証券との口座連携が魅力的です。
SBI証券は当サイト限定のSBI証券のタイアップ・プログラムを利用でき、3,000円分のAmazonギフト券がもれなくプレゼントされます。
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口座開設時に以下の項目(無料)に申し込めば、SBI証券に入金するだけで自動的に振り替えられるので面倒な手間はありません。
SBI証券は1000万円までは銀行預金のような公的な保護(投資者保護基金)があるので安心・安全です。銀行預金と同じで万が一破綻しても保護されます。
口座開設・維持・入出金は無料です。まだ口座をお持ちでなければ、この機会にぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
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