日本盲導犬協会カードというクレジットカードがあります。還元率は最大1.575%という隠れ高還元カードです。
自動付帯の海外旅行傷害保険がついてくるのが絶大なメリットです。緊急アシスタンスサービスもついています。
年会費とカード利用金額の一部が日本盲導犬協会に自動的に寄付される仕組みもあります。
日本盲導犬協会カードの旅行保険(海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険)の内容、メリット、デメリット、お得な使い方についてまとめます。
公式サイト日本盲導犬協会カード オフィシャルページ
目次
日本盲導犬協会カードとは
日本盲導犬協会カードとは、日本盲導犬協会とジャックスが提携して発行しているクレジットカードです。決済ブランドはVISA、JCBの二種類です。
日本盲導犬協会カードの年会費は初年度無料、2年目以降は1,250円(税抜)です。
家族会員の年会費は初年度無料、2年目以降は1名あたり400円(税抜)です。家族カードは3枚まで発行可能です。
ETCカードの年会費は無料です。ETCカードは年会費有料のクレカが多い中で、年会費が無料なのはナイスです。
日本盲導犬協会カードに入会すると、公益財団法人日本盲導犬協会にジャックスが1,000円寄付してくれます。こちらは1円も支払わずにOKです。
2年目以降は、年会費の中からも500円が寄付されます。 本人会員のみが寄附の対象で、家族会員カードの入会(発行)は寄付の対象外となります。
公益財団法人日本盲導犬協会は、盲導犬の育成と視覚障がいリハビリテーション事業を通して視覚障がい者の社会参加を促進し、視覚障がい者福祉の増進に寄与することを目的に次のような事業を行っています。
- 盲導犬の育成(繁殖、出産・飼育、盲導犬訓練、共同訓練、引退犬の生活)
- 盲導犬歩行指導員、盲導犬訓練士および飼育管理員の養成
- 盲導犬育成に育成に関する調査および研究
- 各種リハビリテーション訓練
- 国内外の諸団体と連携・協力
- 盲導犬の普及啓発
日本では、現在約1,000頭の盲導犬が働いています。全国には約38万人の目の見えない、見えにくい方がいます。
その中でこれから新たに盲導犬を使用したいと希望されている方は、3,000人以上いるといわれており、まだまだ十分な数とは言えない状況です。
日本盲導犬協会では、盲導犬の育成や白状での歩行指導・日常生活訓練などを行っています。
この事業には、多額の費用がかかりますが、公的な助成は乏しく、ほとんどが市民からの寄付と募金により支えられています。
日本盲導犬協会カードに入会すると、こうした目の不自由な方の支援に社会貢献することができます。
また、カードショッピング利用額の0.5%をジャックスが寄付してくれます。年会費・キャッシングは対象外となります。
その分、ポイント還元率が減るということはありません。むしろ普通のジャックスカードよりポイント還元率は優遇されており、最大で1.575%まで還元率は上昇します。
国際ブランドはJCB・VISAから選べます。JCBはJCB PLAZAなどのJCBカード特典が充実しています。
VISAは世界中で加盟店が多いのがメリットです。地球上で幅広く使える圧巻の決済力があります。
JCB・アメックス・ダイナースクラブは海外では使えない加盟店も多く、結局サブカードとしてVisaかMastercardを持たざるを得ません。
事実、クレジットカードの売上高の世界シェアは、Visaが約39%で圧倒的なNo.1となっています(NILSON REPORT 2023年5月)。
- Visa:38.73%
- Mastercard:28.97%
- UnionPay(銀聯):23.45%
- Amex:4.61%
- JCB:2.53%
- DinersClub/DISCOVER:1.72%
ポイント
一般のVISAかJCB加盟店で日本盲導犬協会カードを利用すると、200円につきラブリィポイントが2ポイントが付与されます。
これは通常のジャックスのカードと比較して2倍に優遇されています。ラブリィポイントは1ポイント1円の価値があるので、還元率1.0%が基本になります。
ポイントは月間の利用合計金額に対して付与されるので、端数の無駄なくポイントが貯められます。
ラブリィポイントはクレカの利用料金から割引けるJデポへの交換ですと、1,000ポイントで1,050円に交換できます。
その他、dポイント、Pontaポイント、nanacoポイント、ベルメゾン・ポイントなどに等価交換できます。
Vポイントへは10%、楽天ポイントへは30%交換レートが悪くなります。
ANAマイルには1,000ポイント600マイル、JALマイルには1,000ポイント500マイルで交換できます。マイル移行手数料は無料です。
カードの利用料金に充当できて現金同様のJデポにポイントを交換した際の還元率は1.05%です。
年間の利用金額に応じて翌年度のポイント還元率は増加します。年間利用金額が大きい場合は高還元カードに昇華します。
年間利用金額 | 翌年度 ポイント | 還元率 | |
---|---|---|---|
Jデポ | その他 | ||
年間50万円未満 | 同じ | 1.0500% | 1.00% |
年間50万円以上 | 50%増 | 1.3125% | 1.25% |
年間100万円以上 | 70%増 | 1.4175% | 1.35% |
年間150万円以上 | 80%増 | 1.4700% | 1.40% |
年間200万円以上 | 90%増 | 1.5225% | 1.45% |
年間300万円以上 | 100%増 | 1.5750% | 1.50% |
日本盲導犬協会カードは最大で1.575%還元となります。他の高還元カードと比較しても、日々の生活でメインカードとして使うとしても遜色ない水準です。
ジャックスカード プラチナと比較すると、年500万円以上使わない限り、年会費考慮後の還元率では日本盲導犬協会カードが勝っています。
また、付帯保険の旅行保険が最大級の金額となっておりお得なカードです。
海外旅行傷害保険が自動付帯で充実!
日本盲導犬協会カードは海外旅行傷害保険が自動付帯します。
しかも内容が充実しています。死亡・後遺障害が最高2000万円もついています。また、最も利用頻度が高い疾病・傷害による治療費用が最高200万円です!
ゴールドカードやアメックスが発行しているカードに匹敵する水準です。しかも利用付帯ではなく、自動付帯なのが大きなメリットです。
保険の種類 | 最高保険金額 |
---|---|
死亡・後遺障害 | 2,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円(1事故の限度額) |
疾病治療費用 | 200万円(1疾病の限度額) |
賠償責任 | 2,000万円(1事故の限度額) |
救援者費用 | 200万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円(1旅行・保険期間中の限度額) |
補償される場合の具体的な場合は下表の通りです。
補償項目 | 保険金額 | 補償する場合 |
---|---|---|
傷害死亡 | 最高2,000万円 | 偶然な事故によるケガが原因で、事故の日を含めて180日以内に亡くなった時 |
後遺障害 | 80~2,000万円 | 偶然な事故によるケガが原因で、事故の日を含めて180日以内に後遺障害を生じた時、その程度に応じて |
傷害治療費用 | 最高200万円 | 事故の日を含めて180日以内に偶然な事故によるケガが原因で医師の治療を受けた時 |
疾病治療費用 | 最高200万円 | 疾病が原因で旅行期間終了後48時間以内に医師の治療を受けたとき、または特定の伝染病が原因で14日以内に医師の治療を開始した時 |
賠償責任 | 最高2,000万円 | 他人の身体の障害または他人の財物の破損または紛失について法律上の賠償責任を負った時 |
携行品損害 | 5万/10万/20万 | 携帯品が盗難、破損、火災などの偶然の事故にあって損害を受けた時 |
救援者費用 | 最高200万円 | 捜索救助等が必要になった場合 |
異なるカード会社が発行する海外旅行保険付きクレジットカードを複数所有している場合、死亡・後遺障害以外の保険金は、複数のクレカの補償額が合算されます。
死亡・後遺傷害保険金は、複数のクレカのうち最も高い保険金額が限度となります。
Delight JACCS CARD、リーダーズカード(旧・漢方スタイルクラブカード、エクストリームカード)などジャックスが発行しているクレカ以外をメインカードにしている場合は、日本盲導犬協会カードの海外旅行傷害保険が合算されます。
Orico Card THE POINT、au PAY(旧WALLET)、dカードなど旅行保険がないカードをメインカードにしている場合は、日本盲導犬協会カードをサブカードにすると旅行保険を無料で付けられます。
たとえメインカードに海外旅行保険があっても、日本盲導犬協会カードをサブカードとして作っておくと更に充実させることができます。
最も利用頻度が高い治療費用(傷害・疾病)は、大抵のクレジットカードは100万円とか200万円しか保障されません。
しかし、海外は医療費が高額な地域が多く、病院に運ばれて入院したら数百万円といった費用になることもあります。ジェイアイ傷害火災保険の海外旅行保険事故データを抜粋します。
国・都市 | 事故の内容 | 治療・救援費用 |
---|---|---|
ハワイ | ディナークルーズで食事を喉に詰まらせ救急車で搬送 | 372万円 |
食物の誤嚥と診断され3日間入院 | ||
家族が駆けつける | ||
シンガポール | クルーズ中に嘔吐・吐血、下船し救急車で搬送 | 440万円 |
胃炎と診断され7日間入院 | ||
家族が駆けつける | ||
オーストラリア | レストランで転倒し腰を強打 | 388万円 |
大腿骨頸部骨折と診断され12日間入院・手術 | ||
家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送 | ||
フランス | 夕食後に気分が悪くなり倒れ、頭を強打。翌朝もめまいが続き受診 | 561万円 |
ウィルス性内耳炎・硬膜下血腫と診断され13日間入院 | ||
家族が駆けつける。医師が付き添い医療搬送 |
3~7日間の入院でも400万円前後の費用が発生することもあります。このようなデータを見ると、クレジットカード1枚での100万円や200万円の補償では心許ないですね。
日本盲導犬協会カードは自動付帯なので、持っているだけで治療費用(傷害・疾病)の補償が上乗せされます。大いなる安心となります。
また、急病やケガの際にも緊急アシスタンスサービスがついているから安心です。
なお、充実した海外旅行傷害保険の自動付帯を狙うならば、横浜インビテーションカードも有力候補です。こちらは入会費・年会費は無料で一切費用はかかりません。
横浜インビテーションカードを作って家に寝かせておくだけで、自分を守る守護カードとなります。
他に年会費無料で海外旅行傷害保険が自動付帯するカードとしては、Booking.comカード、エポスカードがあります。
日本盲導犬協会カード、Booking.comカード、エポスカードの3枚のカードを保有していたら、合計で570万円の疾病治療・500万円の傷害治療の補償を確保できます。
ここまで保険を無料で確保できたら、相当な大病や大事故でない限りはびくともしない難攻不落の体制を築けます。鬼に金棒であり、鉄壁のディフェンスを構築できます。
海外旅行保険が不要になりますね。無料のカードを保有するだけで保険料がかからなくなります。Booking.comカード、エポスカードについては以下で徹底解説しています。
日本盲導犬協会カードは、ジャックスの海外サポートも利用できます。
緊急医療アシスタンスサービスがあり、海外旅行中のトラブル時に、24時間365日いつでも通話料無料で日本語の電話サポートが受けられます。
病気、怪我、弁護士の紹介や手配、救援者の渡航・宿泊手配、遭難した場合の捜索や救助、死亡などのトラブルの場合に頼りになります。
海外レストランWeb予約サービスもあり、現在9都市が対象です。日本語対応も行なっており、海外に行く前に日本で人気レストランを予約できて便利です。
また、お土産配送・モバイルデータ通信レンタル・空港パーキング・海外レンタカーなどで割引を享受できます。総合的に秀逸なサービスが提供されています。
その他付帯保険
日本盲導犬協会カードには、国内旅行傷害保険もついています。国内旅行傷害保険の方は利用付帯です。
補償項目 | 保険金額 | 補償する場合 |
---|---|---|
死亡 | 1,000万円 | 事故の日を含めて180日以内に亡くなられた時 |
後遺障害 | 30万円~1,000万円 | 事故の日を含めて180日以内に後遺障害を生じた時、その程度に応じて |
入院 | 5,000円/日 | 事故発生日より180日限度 |
手術(1事故1回) | 5万円/10万円/20万円 | 入院保険金を支払う場合で手術を受けられた時に手術の種類に応じて |
通院 | 3,000円/日 | 事故発生日より180日以内で90日を限度 |
以下の国内旅行費用を、日本盲導犬協会カードで事前に支払った場合が対象となります。
- 公共交通乗用具の搭乗費用
- 宿泊施設の宿泊費用
- 宿泊を伴う募集型企画旅行参加費用
国内旅行中の下記の事故について保険金が支払われます。
- 公共交通乗用具に搭乗中のケガ
- 宿泊施設内における火災・破裂・爆発によるケガ
- 募集型企画旅行参加中のケガ
ショッピング保険は付帯していません。国際ブランドにJCBを選択した場合、JCBブランドのカードに共通する特典を利用できます。
J’sコンシェルで優待・割引!図書カードが3%OFF
Web会員サービス「インターコムクラブ会員」に登録すると、「J’sコンシェル」というサービスを利用できます。
J’sコンシェルは企業や健康保険組合等の福利厚生サービスを担っているベネフィット・ワンが提供しています。ジャックスのインターコムクラブ会員なら、無料で申し込めます。
多種多様なジャンルでお得な優待を受けられます。無料で割引や特典を享受できてバリューが高いです。
実利が高い金券系では、Amazonギフト券1,000円が980円で購入できます(2%OFF)。
また、図書カードが3%割引で買えます。500円カードが485円、1000円カードが970円、5,000円カードが4,850円で買えます。
支払い方法は銀行振込かコンビニです。コンビニは手数料がかかるので、振込手数料無料の銀行を使って振り込みましょう。
「nanacoギフト」もあります。nanacoチャージでポイントはつきませんが、J’sコンシェルでnanacoギフト券を購入し、nanacoギフトをnanacoに登録することで1%の還元にてnanacoチャージができることになります。
JACCSモールでポイントアップ
日本盲導犬協会カードの会員サイト(ジャックス インターコムクラブ)からJACCSモールに行き、そこから楽天市場やYahoo!ショッピングなどのネット通販サイトに行って買い物すると、0.5%~1.5%分のJデポが貯まります。
例えば楽天とYahoo!ショッピングは0.5%です。カードの還元率1.0%~1.575%+0.5%で合計1.5%~2.075%お得になります。
多種多様なネットショップでJデポの特別付与があるので、よく利用するネットショップが高還元だとかなり便利です。代表的な店舗は以下のとおりです。
ジャンル | 名前 | ポイントアップ |
---|---|---|
総合通販 | 楽天市場 | 0.50% |
Yahoo!ショッピング | 0.50% | |
ドラッグストア | マツモトキヨシ | 2.00% |
家電 | ヤマダ電機 WEB.COM | 0.50% |
Apple公式サイト | 0.50% | |
旅行 | じゃらんnet | 1.00% |
楽天トラベル | 0.50% | |
エクスペディア(海外・国内ホテル) | 2.50% | |
Booking.com | 3.50% |
ふるさと納税サイトでは、ふるさとチョイス、楽天ふるさと納税、ふるなび、さとふる、ふるさとプレミアム、au PAY ふるさと納税、ふるさと本舗などが揃っています。
楽天市場では楽天ポイント、LOHACOとYahoo!ショッピングではPayPayポイント、じゃらんではPontaポイント(リクルートポイント)が貯まり、ポイント三重取りとなります。
こうした仕組みを活用するとポイントがザクザクと貯まります。サッカーで例えると、ツートップよりスリートップの方が攻撃力は増しますね。
その他、JACCSモールでポイントが貯まる店舗の一覧は、以下のとおりです。
Jデポが付与されるのは、2〜5ヶ月後です。付与されたJデポの有効期限は3ヶ月ほどです。
電子マネー
日本盲導犬協会カードは、交通系電子マネー「SMART ICOCA」へのチャージでポイントが貯まります。普通に電車に乗るよりもお得です。
しかもいちいち切符を買う手間がなくなりますし、小銭が発生したりしないので便利です。
また、モバイルSuica、モバイルPASMOへのチャージでもポイントが貯まります。
ただし、オートチャージは不可能。モバイルSuicaで対応しているのはビューカードのみです。おすすめのビューカードについては以下で解説しています。
- ビックカメラSuicaカード(年1回利用で年会費無料で還元率1~1.5%)
- 「ビュー・スイカ」カード(定期券一体型で還元率0.5~1.5%)
- ルミネカード(ルミネでの利用で5~10%割引)
- アトレビューSuicaカード(アトレで3.5%~4%還元)
- JRE CARD(アトレ・テルミナ・グランデュオ・エスパル・フェザン等の利用で3.5%還元)
- JALカード Suica(Suicaチャージで貯めたポイントをJALマイルに移行可能)
- ビューゴールドプラスカード(東京駅のラウンジ、年1回のプレゼントなど充実の特典)
定期券とクレカ一体型がよければ「ビュー・スイカ」カード、年会費無料で普通の店舗で1%の高還元が魅力なのはビックカメラSuicaカードです。
アトレ・シャポー・グランデュオ・エスパル・フェザン等のJRE CARD優待店をよく利用する方はJRE CARD、ルミネをよく利用する方はルミネカードがお得です。
日本盲導犬協会カードはWAONとPASMOにはチャージができません。
税金が支払えることで人気のnanaco、利用可能店舗が日本最大級の楽天Edyにはチャージはできますが、ポイントが付きません。
nanaco、楽天Edy、WAON、PASMOにチャージしたい場合は、サブカードとして対応のクレジットカードを使いましょう。おすすめのクレジットカードは下表の通りです。
電子マネー | カード名 | 還元率 | 年会費(税込) |
---|---|---|---|
nanaco | セブンカード・プラス | 0.50% | 無料 |
楽天Edy | リクルートカード | 1.20% | 無料 |
エポスカード | 0.50% | 無料 | |
WAON | イオンカードセレクト | 0.50% | 無料 |
JALカード (JCB/ TOKYU/DC) | 0.5-1.0% | 2,200-34,100円 | |
モバイルSuica | ビックカメラSuicaカード | 1.50% | 年1回の利用で無料 |
「ビュー・スイカ」カード | 1.50% | 524円 | |
PASMO | Apple PayのPASMOは Tカード Primeがお得 | 最大1.5% | 実質無料 |
TOKYU CARD ClubQ JMB | 1.00% | 1,100円 | |
ANA To Me CARD PASMO JCB | 0.5-1.0% | 2,200円(初年度無料) | |
OPクレジットカード | 0.50% | 年1回の利用で無料 | |
JALカード OPクレジット | 0.5-1.0% | 2,200円 | |
モバイルPASMO、 SMART ICOCA | リクルートカード (VISA / Mastercard) | 1.20% | 無料 |
Delight JACCS CARD | 1.00% | 無料 | |
オリコカードザポイント | 1.00% | 無料 |
WAONチャージでポイントが貯まるのは、イオンカードではイオンカードセレクトのみです。ベネッセ・イオンカードなどのイオンカードはポイント対象外です。
Apple Payに対応!お買い物・Suicaチャージが可能
7以降のiPhone、Series 2以降のApple Watchは、おサイフケータイに類似するサービス「Apple Pay」が利用可能です。
モバイルSuicaに類似した仕組みで電車・バス等に乗ることができます。また、iDかQUICPay・nanaco・WAONの店舗でお買い物することが可能です。
Suica、PASMO(モバイルPASMO)は使えますが、SMART ICOCA、PiTaPaには対応していません。
7以降のiPhoneにフェリカの読み取り機と信号をやり取りする機能が搭載されて、フェリカ対応の読み取り機があるコンビニ、自販機、改札などで、iPhoneでの決済が可能となりました。
ジャックスのクレジットカードはApple Payの導入当初は対応していませんでしたが、2017年3月1日からは利用可能になりました。
日本盲導犬協会カードをApple Payに登録すると、QUICPayとして割り当てられて、全国のQUICPay加盟店でお買い物でき、ポイントも貯まります。
JCBブランドの日本盲導犬協会カードの場合、店舗でのお買い物だけではなく、SuicaへのチャージなどApple PayのSuicaの支払いに利用することも可能です。
日本盲導犬協会カードはApple PayでのSuicaチャージもポイントの付与対象となります。ビューカードの1.5%と比較すると還元率が低下しますけれども、十分にお得です。
ただし、オートチャージはできません。オートチャージが可能なのはビューカードのみです。
Apple PayとSuica、国際ブランドの関係については、以下にまとめています。
セキュリティも高く、安心に利用できるような頑健な仕組みとなっています。個人情報は、暗号化された状態で安全にデバイス内のセキュア・エレメントに保管されます。
Apple Payを使っている端末を紛失した場合、「iPhoneを探す」機能で紛失モードに設定すると、簡単にApple Payの利用を一時停止できます。
新しいiPhoneやApple Watchに、Suicaのチャージ残高や定期券を移行することも可能です。Apple Payが使えるクレジットカードについては、以下で比較しています。
その中でおすすめ
Apple PayのSuica機能の詳細、アップルペイでのSuicaチャージでポイントが貯まるクレジットカードについては、以下で分析しています。
実際にApple Payを使ってみた感想については、以下にまとめています。
2018年10月9日からはGoogle Payにジャックスが対応して、QUICPayが利用可能になりました(Google PayのQUICPay詳細)。
インタビュー
以前には、日本盲導犬協会カードを発行している株式会社ジャックスに取材に行き、営業戦略本部 カード推進部 カード推進第一課の渡邊課長、川辺さんにインタビューしました。
メインはREXカードとインヴァストカードにフォーカスを当てています。
しかし、日本盲導犬協会カードとの共通項目であるジャックスの歴史・強み、JACCSモール、J’sコンシェル、セキュリティの取組み、海外旅行での特典などについて取材しています!
ジャックスカードの種類は多種多様です。その中でも特におすすめのクレジットカードについては、以下で徹底的に解説しています。
ジャックスのクレジットカードを活用すると、浮いた分で美味しいものを食べたり旅高還元カードならではのメリットです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「年会費無料カード」としてDelight JACCS CARDを挙げられていました。
また、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、おすすめの年会費無料カードとしてREX CARDを挙げていらっしゃいました。
REX CARDはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているクレジットカードです。
カード発行まで最短で5日程度
ジャックスのクレジットカードは即日発行ができませんけれども、スピーディーな発行が可能となっています。
1月22日(月)に1日で審査が完了して、1月24日(水)にカードの発送手続きが行われて、26日(金)に届きました。
最短で申し込んでから5日後に受け取ることが可能です。私の場合は休日の土曜日に申込んだので、少し日数がかかりました。
発送エリア、連休など休日の状況によっては、もう少し時間がかかることがあります。遅くても発送予定日から1週間~10日程度で届きます。
日本盲導犬協会カードのデメリット
日本盲導犬協会カードは、本人会員1,250円(税抜)、家族会員400円(税抜)の年会費が発生するのがデメリットです。
一般の加盟店でのポイント還元率が、年間200万円以上決済してポイントをJデポで使わない限りは、年会費無料のP-one Wiz(1.5%)と比較すると低めなのがデメリットです。
しかし、充実した海外旅行傷害保険がある点、社会貢献が可能な点にエッジ・優位性があります。
2018年11月度からは紙の利用明細書は1回あたり80円(税抜)の手数料が発生するのもデメリットです。
Web明細なら無料でスマホからもアクセスできるので、影響がない方が多いとは思いますが、紙の明細が必要な場合はマイナス要素です。
まとめ
日本盲導犬協会カードは、無料で自動付帯して内容が充実した海外旅行傷害保険が絶大なメリットを誇るカードです。
年会費の一部、利用金額の0.5%が日本盲導犬協会に自動的に寄付されて、社会貢献を自然に行うことが可能になります。
また、ポイント還元率も実は高めであり、メインカードとしても十分に利用できる水準です。
年間利用金額 | 翌年度 ポイント | 還元率 | |
---|---|---|---|
Jデポ | その他 | ||
年間50万円未満 | 同じ | 1.0500% | 1.00% |
年間50万円以上 | 50%増 | 1.3125% | 1.25% |
年間100万円以上 | 70%増 | 1.4175% | 1.35% |
年間150万円以上 | 80%増 | 1.4700% | 1.40% |
年間200万円以上 | 90%増 | 1.5225% | 1.45% |
年間300万円以上 | 100%増 | 1.5750% | 1.50% |
無料で充実した旅行保険を確保でき、保険料を支払わなくてよくなります。その分、楽しい観光に使ったり、美味しい食事を食べたり、お買い物ができます。
社会貢献に役立つだけではなく、日々の支払いでも大きなメリットがあります。キラリと光る高いポイント還元率も魅力的な1枚です。
公式サイト日本盲導犬協会カード オフィシャルページ