スマートフォン決済サービス「JAL Pay」は、年会費無料でキャンペーン・JALグループの割引がお得なPayサービスです。
JALグループの一部店舗に加えて、コンビニ、ドラッグストア、スーパーなどのSmart Code対応店舗で利用でき、基本0.5%のJALマイルを得られます。
2023年11月からはMastercardタッチ決済、QUICPay+、Mastercardのオンラインショッピングでの決済も使えるようになり、利便性が格段に上昇しました。
リリース記念キャンペーンで、お得な企画がてんこ盛り。
- JAL Payショッピングが1.5%JALマイル還元
- JAL NEOBANKから5万円チャージ&JAL Pay5万円利用で450JALマイル
- JALマイレージバンクアプリダウンロードで50マイル
- JAL Pay初回設定で600円相当
- 1万マイル→1.3万円相当のチャージ
2023年8月7日~10月31日の期間中は、マイルチャージを行った場合は20%(最大2,000円相当)、そうでなくても10%(最大1,000円)のお得なキャンペーンが開催。
2023年4月30日までは利用金額の10%(最大1,000円)が還元されるキャンペーンを実施されました。
このようなキャンペーンは無条件でお得ですが、終了後も利用価値があるか気になる方もいらっしゃるでしょう。
そこでJAL Payのメリット・デメリット、価値、年会費、JALマイル還元、やり方・使い道について解説します。
目次
JAL Payのメリット
JALグループのPayサービス「JAL Pay」は、Mastercardプリペイドカードの「JAL Global WALLET」のスマートフォン決済で、複数の長所が存在しています。
お得なキャンペーン(10%~20%還元)
第一にお得なキャンペーンが挙げられます(最新のエントリー画面)。
- JAL Payショッピングが1.5%JALマイル還元
- JAL NEOBANKから5万円チャージ&JAL Pay5万円利用で450JALマイル
- JALマイレージバンクアプリダウンロードで50マイル
- JAL Pay初回設定で600円相当
- 1万マイル→1.3万円相当のチャージ
新規ユーザー以外でも特にお得と考えられるのは、JAO NEOBANKから5万円チャージして、JAL Payから以下のチャージルートです(除外設定はなし)。
- JAO NEOBANK→JAL Pay(450JALマイル)→Apple PayのWAON(1.5%JALマイル?)
- JAO NEOBANK→JAL Pay(450JALマイル)→ANA Pay(1.5%JALマイル)→TOYOTA Wallet(0.5%ANAマイル)→Apple PayのSuica・Apple PayのPASMOチャージやAmazonギフト券の購入(1%)
私は対象外になるリスクを背負い、チャージに5万円使いました。
以前も度々お得なキャンペーンが開催。
2023年8月7日~10月31日のキャンペーン内容
- JALマイルでのチャージを行った場合:20%(最大2,000円相当のJAL Payポイント)
- その他:10%(最大1,000円相当のJAL Payポイント)
2023年4月30日までは、JAL Payのスマホ決済で1,000円相当のJAL Payポイントを得られました。上限は3月・4月のそれぞれ500 JAL Payポイントで、期間中1,000 JAL Payポイントです(エントリー画面)。
JAL Payポイントは再びJAL Payや、JAL Global WALLETでMastercard加盟店などの支払いに使えるので現金同様の利便性があります。
端数を使い切りたい場合は、Amazonギフト券の利用でサクッと簡単に使い切れます。
JAL機内販売・JAL PLAZA・TABITUSで合計2%還元
JAL機内販売、全国の空港ショップ「JAL PLAZA」、旅行グッズ等の「JALプラザTABITUS+ STATION」では、200円あたり3ボーナスマイルを得られます。
基本の200円あたり1マイルを加えると、合計で2%JALマイル還元とパワフルです。
JAL PLAZAには、JALファーストクラス搭載スイーツもあり、お土産としてエッジが効いています。
なお、JAL国際線ファーストクラス、JALビジネスクラスの一部路線では、JAL機内販売で希少な森伊蔵を購入できてファンタスティックです。
JAL機内販売は10%OFF、JAL PLAZAは5%OFF
JAL Payは日本航空の機内販売で10%OFF、JAL PLAZAで1回1,000円以上の支払いなら5%OFFの割引優待を受けられます。
この割引率は年会費有料のJALカードと同一なので、年会費無料のJAL Global WALLETスマホ決済でディスカウントを受けられるのはお得です。
JAL PLAZAには弁当などの取り扱い店舗もあるので、食品の割引にも利用できます。
JALステータス獲得に役立つ可能性
JALの上級会員制度「FLY ON プログラム」とは別に、2024年から「JAL Life Status プログラム」が導入されました。
JALグローバルクラブ加入の条件・JALミリオンマイラーの条件として、ANAライフソリューションサービスと同様に、2024年からは搭乗だけでなく決済額なども考慮されます。
JALカードに加えて、JAL Payも生涯ステータス獲得に有意義です。
公式サイト新しいステイタスプログラムの特徴
JAL Payのデメリット
JAL Payのデメリットは、利用が複雑で仕組みを覚える必要がある点です。
利用まで複数のステップが必要で、カードを出すだけでOKのJALカードやJMB WAONと比較すると手間が生じます。
- 事前にJAL Payのアプリインストール&設定
- 事前に銀行口座から事前のチャージ、もしくはJALマイル→JAL Payポイントの交換
- 利用時はスマホアプリを起動
- タップしてスマホを提示
また、利用時もインターネットの環境が必要で、電波が悪い場合や、MVNO等で遅い場合、久しぶりに使って設定から始める必要が生じた場合などは、レジで慌てるリスクがあります。
デビットカードや銀行Payとは異なり、チャージした残高はお手軽に出金したり、他の銀行や証券口座に移せず、余った残高が眠るのもデメリットです。
JAL Payのやり方・使い方
JAL Payを利用するためには、まずJALマイレージバンクのアプリが必要となります。
JAL Payをダウンロード
キャンペーンに参加する場合は、JALマイレージバンクアプリをインストールして、キャンペーンにエントリーしましょう。
JAL Payは円での支払いに加えて、15通貨に両替して各通貨での外貨建決済が可能なMastercardプリペイドカードです。
プラスチック製のカード(旧JAL Global WALLET)を発行すると、両替した通貨を現地のATMで出金することもできます。

銀行かマイルでチャージ
JAL Global WALLETへのチャージは、ネット銀行の「JAL NEOBANK」からのチャージがメインです。
JALマイルからJAL Payポイントに交換し、1 JAL Payポイント=1円として利用することもできます。
ただし、交換レートは基本1マイル=1.1円が上限なので、お得感はありません(キャンペーンで1マイル=1.3円になった時期はあり)。

JAL NEOBANKへの振込は、住信SBIネット銀行だと手数料無料です。
住信SBIネット銀行はまずSBI証券に口座開設して、その後にSBI証券の会員サイトから申し込むのも選択肢です。
こうすれば当サイト限定のSBI証券のタイアップ・プログラムを利用でき、3,000円分のAmazonギフト券がもれなくプレゼントされます。
口座開設と5万円以上の入金・SBIハイブリッド預金への振替だけで、3,000円分のAmazonギフト券がプレゼントされます。住信SBIネット銀行との同時口座開設も可能です。
口座開設時に以下の項目(無料)に申し込めば、SBI証券に入金するだけで自動的に振り替えられるので面倒な手間はありません。
SBI証券は1000万円までは銀行預金のような公的な保護(投資者保護基金)があるので安心・安全です。銀行預金と同じで万が一破綻しても保護されます。
SBI証券の口座開設・維持・入出金は無料です。まだ口座をお持ちでなければ、この機会にぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
↓
口座開設・キャンペーンの手順については、以下にまとめています。

その他、他行宛振込手数料無料の銀行から振り込むのも選択肢です。
スマホアプリで操作
JAL NEOBANK等からJAL Payの残高にチャージしたら、JAL Payを使えます。
JAL Global WALLETのスマホアプリを起動し、画面下部の「Pay」をタップして、初期設定をしたら、次からPayのタップでスマホ決済画面が表示されます。
「QRコードを読み取る」をタップすると、JAL機内販売やJAL PLAZA等で使えます。
また、「QRコードを見せる」なら、コンビニ・スーパー・ドラッグストア・飲食店・商業施設などのSmart Code加盟店で利用可能です。
実際にドラッグストアで利用したところ、スムーズに支払えました。
2023年11月からはMastercardタッチ決済、QUICPay+、Mastercardのオンラインショッピングでの決済も使えるようになり、利便性が格段に上昇しました。
JAL Payの残高+JAL Payポイントを使い切る方法
JGW日本円残高、JAL Payポイントを使い切る際には、JAL Global WalletのバーチャルカードでAmazonギフト券を購入する方法がおすすめです。
Eメールタイプなら15円以上1円単位(自分に送信可能)、残高への直接チャージなら100円以上1円単位で購入できます(公式ページ)。
有効期限は以前は1年でしたが、2017年4月下旬から10年間になったので、使いやすくなりました。
Amazonギフト券は自分用にも買えます。Amazonギフト券(チャージタイプ)ですと、直接、自分のアカウントの残高にプラスされるので便利です。
「金額」において5,000円・2万円・4万円を選択可能。また、100円~50万円までの任意の金額を入力して、1円単位で購入金額を指定できます(Eメールタイプは15円~50万円)。
購入画面には、「1円単位での金額入力欄」があるので、そこに数字を入力する流れとなります。レジの画面でマネパカードの番号を打ち込んで、決済すればOKです。
例えばau PAYの残高が1,726円で、これを使い切りたい場合は、1,726円分のAmazonギフト券を購入すれば、きれいに使い切ることができます。
マネパカードをAmazonに登録していない場合、支払いオプションの「カードを追加」にauウォレットのカード番号・氏名・有効期限を打ち込んで登録しましょう。
Amazonギフト券の有効期限は10年間ですので、長期的スパンでじっくりと消化していけます。期限切れのリスクは僅少です。
Amazonギフト券を買うと、マネパカードの残高をきれいに使い切って0円にすることが可能です。
- Amazonギフト券(チャージタイプ) ※100円以上1円単位
- Amazonギフト券(Eメールタイプ) ※15円以上1円単位(自分に送信可能)
実際に22円の日本円残高+824ポイントを利用して、846円分のAmazonギフトカードを購入しました。
まとめ
JALグループのPayサービス「JAL Pay」は、Mastercardプリペイドカードの「JAL Global WALLET」のスマートフォン決済です。
主なメリット
- お得なキャンペーン
- JALマイルをチャージして、お手軽に決済可能で便利
- JAL機内販売・JAL PLAZA・TABITUSで合計2%還元
- JAL機内販売は10%OFF
- JAL PLAZAは5%OFF
- JGCやライフタイムミリオンマイラーなどのJALステータス獲得に役立つ
主なデメリット
- 仕組みが複雑で最初は覚える必要あり
- 事前にチャージした範囲内でのみ利用
- 利用時はインターネットの環境が必要
- 久しぶりに使う場合はレジで慌てるリスク
- チャージした残高はお手軽に他の銀行や証券口座に移せず、余った残高がキャッシュフロー的に機会損失に
総合的には10%のキャンペーンは、万人におすすめできます。
キャンペーン終了後は、年会費有料のJALカード保有はNGだが、JAL機内販売・JAL PLAZAで2%のJALマイルを貯めたい方、割引を受けたい方には価値があります。
そうでない場合、楽天カードでのチャージ&利用で1.5%還元の楽天ペイ、ポイント二重取りが可能で誰でも簡単に1.5%以上のau PAYの方がお得です。

楽天ペイで得た1.5%の楽天ポイントは、0.75%のJALマイルに移行できるので、JAL Payの基本0.5%より高還元です。

Apple Payを使える方なら、楽天ギフトカードの活用で2.5%以上になります。

JAL Payを使うためには、基本的にJAL NEOBANKからチャージすることになります。
JAL NEOBANKへの振込は、住信SBIネット銀行だと手数料無料です。
住信SBIネット銀行はまずSBI証券に口座開設して、その後にSBI証券の会員サイトから申し込むのも選択肢です。
こうすれば当サイト限定のSBI証券のタイアップ・プログラムを利用でき、3,000円分のAmazonギフト券がもれなくプレゼントされます。
口座開設と5万円以上の入金・SBIハイブリッド預金への振替だけで、3,000円分のAmazonギフト券がプレゼントされます。住信SBIネット銀行との同時口座開設も可能です。
口座開設時に以下の項目(無料)に申し込めば、SBI証券に入金するだけで自動的に振り替えられるので面倒な手間はありません。
SBI証券は1000万円までは銀行預金のような公的な保護(投資者保護基金)があるので安心・安全です。銀行預金と同じで万が一破綻しても保護されます。
SBI証券の口座開設・維持・入出金は無料です。まだ口座をお持ちでなければ、この機会にぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
↓
口座開設・キャンペーンの手順については、以下にまとめています。

その他、他行宛振込手数料無料の銀行から振り込むのも選択肢です。