イオンが早ければ2017年1月にスマホで買い物の代金を支払う決済サービスを開始すると日本経済新聞が報じ、それから年月が経過しました。
2019年10月7日にはイオンが「イオンペイ(AEON Pay)」を商標出願したことが判明し、2021年9月からイオンPayがついに開始!
スマートフォンにアプリ「iAEON(アイイオン)」を導入してイオンカードと連動させれば使えます。
イオンオーナーズカード(株主優待)をアプリに取り込むことはできません。
対象店舗で、レジでQRコードなどをかざすだけで決済できるようになりました。
主な利用可能店舗
- イオン・マックスバリュ・ダイエー・ミニストップ等のイオングループ
- くら寿司、ヤマダデンキ、ベスト電器、マツヤデンキ、ツクモ、キムラヤ
- 牛角・大戸屋・かっぱ寿司・フレッシュネスバーガー・甘太郎・ラパウザ・365酒場などコロワイドグループ
- 新千歳空港、旭川空港
- ケーズデンキ、はるやま、フォーエル
また、WAON POINTもイオンPayで使えるようになり、貯めたり使うことが可能です。「ワオンペイ」という名前ではありません。
事前入金が不要で高額の買い物にも使いやすく、電子マネーWAONにはないメリットがあります。
他方、電波やWi-Fiが弱い場合はなかなかコードが表示されなかったり、久しぶりにアプリを起動するとログイン画面になり、レジで慌てる可能性もあるのがPayのデメリットです。
LINEのLINE Payが若年層を中心に利用されており、アップルのApple Pay、GoogleのAndroid Payも導入されました。
モバイル決済が一段と注目を浴びるようになっている中で、天下のイオンが満を持して「AEON Pay(イオンペイ)」を導入!
ライバルのセブンペイは不正利用による被害が相次ぎ、セキュリティ問題を克服できず終了しましたので、イオンがセブン&アイにキャッシュレス決済の幅広さで突き放す動きを見せています。
スマホ決済サービス・イオンペイは、iPhone、Androidの両方に対応しています。Windowsフォン、ブラックベリーは対象外です。
スマホアプリiAEONを設定すれば、カードをお財布に入れることなく、ケータイでお買い物できるようになります。
都心部ですと、まいばすけっと・マックスバリュが多いですね。マックスバリュ・エキスプレスという小型店もあります。
イオンはこれまで、総合スーパー(GMS)のイオンリテール、商業施設運営のイオンモールなど、傘下企業がバラバラにアプリを提供してきました。
イオンペイでは統一的なアプリ「iAEON」が導入され、ネット通販、近隣店舗から生鮮食品なども届けるネットスーパー、店舗での割引情報を知らせる機能なども盛り込まれています。
クレジットと電子マネーで別々だったポイントシステムも一本化し、利便性をアップします。


ユーザーは共通のIDでイオングループの多様なサービスが使えるようになります。
イオングループが提供するアプリは、小売り・金融・映画館など50種類以上になり、一つのアプリで多様な機能を利用できるのは便利です。
将来的にはイオンペイ・WAON POINT・WAONを管理できる「iAEON」が、外食や配車アプリなど外部サービスと連携することも検討されています。
イオンは消費者の購買データなどを効率的に収集・分析できるようになり、より一層デジタルシフトを加速させます。
イオンの店舗には1年間というスパンで延べ14億人が来店し、カード会員は4600万人、ワオンの発行枚数は累計で8800万枚とパワフルです。
イオンペイでの購入ではイオンカードと同等にポイントを得られて、ポイントUPの企画も原則として対象になっています。
イオンの株主優待(オーナーズカード)を保有している場合、おすすめ電子マネーであるWAON払いと同様に、イオンペイ払いでも3%~7%のキャッシュバックを受けられます。
基本的にはこの方法がイオンで最もお得なお買物方法です。余裕があるならば、更にこれにマックスバリュ・イオン北海道などの株主優待(10%OFF)を組み合わせると最強になります。



イオンウォレット(iPhone・Android)では、イオンカードの利用明細の確認、イオン銀行の口座の残高確認、店舗で使えるクーポンの配信などの機能を利用できます。
イオンウォレットを使うには、まずはアプリにイオンカードの番号・利用期限・暗証番号等を登録する流れとなります。
既にイオンカードの会員サイトのイオンスクエアメンバーIDを持っている場合は、今のイオンスクエアメンバーIDとパスワードでログインして使えます。
イオンスクエアメンバーに登録済みのカードはアプリで改めて登録する必要はありません。
イオンウォレットの初期設定(イオンカードの登録)を行うか、イオンスクエアメンバーIDでログインすると、カード会員限定のお得なクーポンをアプリで受け取ることができるようになります。
アプリ下メニューの「クーポン」をタップするとクーポン一覧ページが表示されます。クーポン右下にある「♡」マークをタップしたら、お気に入りに登録できます。
こうしたクーポン配信は、顧客がよく利用する時間帯や購入商品の嗜好などのビッグデータ解析に基いて、効果的な販促・キャンペーン通知が可能になります。いわゆるCLOサービスで、三井住友カードも導入しています。

イオンウォレットにはイオンカード、イオンデビットカード(VISAブランド)、WAONカードが登録できます。

イオン銀行キャッシュ+デビット(JCB)は登録できますが、一部利用できない機能があります。

イオンカードがない場合は、スマートフォンで申込むと最短5分で審査が終わり、同日より店頭でイオンカードが利用できるサービスが始まります。イオングループで使えるクレカの即日発行が可能となります。

イオンカードの中で最もお得なのは「イオンカードセレクト」です。
イオングループでのお買物代金5%OFFデー、ポイント5倍(ありが10デー)、イオンシネマの映画鑑賞割引、ぴゅあウォーター等のイオンカードのベネフィットを利用できます。
それに加えて、他のイオンカードにはないオリジナルの特典が付帯しています。イオン銀行口座からのWAONへのオートチャージでWAONポイントが得られることです。
WAONオートチャージでポイントが得られるイオンカードは、イオンカードセレクトのみです。
また、イオンカードセレクト保有者は、簡単にイオン銀行Myステージのゴールドステージになることができます。
ゴールドステージになることで、イオン銀行の金利のうち普通預金の金利がUPします。
これは一時的なキャンペーンや銀証連携口座を除くと、日本の銀行の普通預金の中でNo.1の高金利です。空前の低金利の情勢では大きなメリットがある利回りです。
イオンカードセレクトは使わなくてもお得なクレジットカードの筆頭であり、質実剛健なハイ・クオリティー・カードです。
また、イオン銀行での取引でWAONポイントが得られます。
イオン銀行を給与振込み口座に指定すると、毎月10WAONポイントがプレゼントされます。また、給与振込実績月の翌月に他行宛振込を利用すると216WAONポイントが付与されます。
更に、各種公共料金・携帯電話をイオンカードまたはイオン銀行口座振替で支払うと、1件につき5WAONポイントがプレゼントされます。
イオンカードセレクトは、イオンカードの特典、WAONのオートチャージでポイント付与、イオン銀行の普通預金がアップなどメリットが大きいクレジットカードです。
イオンカードセレクトを使うと、家計の大きな助けになり、浮いたお金をより多くのことに使ったり貯金することが可能です。

イオン銀行Myステージでの優遇もあり、銀行がお得になるクレジットカードの筆頭に挙げられるハイ・クオリティー・カードです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「スーパーでお得なカード」としてイオンカードセレクトを挙げられていました。

イオンカードはショッピング保険でスマホが対象なのも大きなメリット。他社カードのショッピング保険はスマートフォンが対象外のことが多いです。
しかも期間は180日間とたっぷりで、年間50万円(税込)まで補償されます。年会費無料のクレジットカードとしては秀逸なクオリティです。
クレジットカードのレジェンド・菊地崇仁さんは、保険が充実しているカードとしてイオンカードセレクトを挙げていらっしゃいました。

ベネッセ・イオンカードは、ビックカメラでの全品3%OFFの優待、イオングループでの5%OFF、イオンシネマでの映画割引などが大きなメリットです。
ベネッセのサービスを利用しない方でも大きなメリットがあるクレジットカードです。ベネッセを使う方ですと、受講時のお支払い手数料が無料、提携サービスのポイント増加などのメリットもあります。

イオンウォレットがお買い物に対応する2017年まで待てないという方は、Apple Payの活用も検討しえます。イオンカードもApple Payに対応しています。
Apple Payの仕組み、サービス内容、対応クレジットカードについては、以下で徹底的に解説しています。


その中でおすすめ

Apple Pay、Android Payなどモバイル決済のビッグウェーブが訪れています。Android Payについては、以下にまとめています。

2020年のオリンピックに向けて決済手段の多様化は進展の一途を辿るでしょう。
小売店は現金やクレジットカード・電子マネーに加えて、モバイル決済も進展して、誰もが自分の好みに合う形での支払いが可能になるでしょう。
しかし、変わらないものが一つだけあります。変わり続ける世の中で変わらないことが。
それは、イオンでのお買い物はイオンカードが最もお得だということです。イオンペイも元となるイオンカードがないと使えない可能性が高いです。
最もお得なイオンカードは、イオンカードのフルスペックの機能を搭載しており、かつイオンゴールドカードのインビテーションが届くイオンカードセレクトです。
イオンカードセレクトを利用していくと、イオンゴールドカードのインビテーションが届きます。
イオンでの5%OFF、ポイントアップデー、映画料金割引などのイオンカード特典に加え、ゴールドカード限定の特典があります。
主なメリット
- 年100万円以上利用時のイオンラウンジ(一般カードと共通)
- イオン銀行Myステージのゴールドステージ(他行宛振込手数料が月3回無料)
- 空港ラウンジサービス(新千歳・成田・羽田・伊丹・福岡・那覇)
- ショッピング保険(税込300万円まで/年)
- 海外旅行傷害保険(最高5,000万円)
- 国内旅行傷害保険(最高3,000万円)
- フリーダイヤルで待ち時間が短い問い合わせサポート
- 高い利用限度額
充実の保険の詳細については、以下で精緻に分析しています。

イオン店舗内にあるイオンラウンジでは、ドリンクサービスがあり、新聞・各種雑誌も読めます。
イオンモールなどで1日中お買い物する方も多いでしょう。イオンでのショッピング時の休憩がはかどります。
イオンラウンジのサービス内容、設置店舗一覧については、以下で徹底的に解説しています。

イオンゴールドカードのカードフェイスはゴールド一色で美しく、紛れもないゴールドカードです。お財布に入れると華やかになります。
ゴールドカードのANA VISAワイドゴールドカードと比較しても、美しさ、ゴールドカード感は引けをとりません。
ANA VISAワイドゴールドカードはシャンパンゴールドの色合いであるのに対して、イオンゴールドカードは典型的なゴールド色となっています。
イオンゴールドカードは、年会費無料であるにもかかわらず、イオンラウンジ等の極めて良好なベネフィットを利用でき、圧倒的なコスパを誇るスーパーカードです。

イオンゴールドカードは空港ラウンジが使えるので、使わなくてもお得なクレジットカードの筆頭であり、質実剛健なハイ・クオリティー・カードです。年会費無料のゴールドカードは稀有です。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、おすすめゴールドカードとしてイオンゴールドカードを挙げていました。
イオンゴールドカードは、クレジットカードのレジェンドも高く評価しているゴールドカードです。

イオンカードを保有していると、ゴールドカードの中では圧巻のコストパフォーマンスを誇るイオンゴールドカードのインビテーションが来る可能性があります。
インビの対象はイオンカードセレクト、イオンカード(WAON一体型)です(それぞれミッキーマウス、トイ・ストーリー デザイン含む)。
イオンゴールドカードのインビテーションの基準、条件については、以下で精緻に分析しています。

G.Gマーク付きのイオンカードのうち、WAON一体型・イオンカードセレクトにも、イオンゴールドカードのインビテーションが届きます。
55歳以上のイオンゴールドカード会員には、毎月15日の「G.G感謝デー」(5%OFF)が適用されます。
将来的にイオンゴールドカードを目指す場合は、イオンカード(WAON一体型)やイオンカードセレクトを作成しましょう。
引き落とし口座がイオン銀行でOKの方は、イオン銀行Myステージで普通預金の金利をUPさせられて、WAONチャージもポイント付与対象のイオンカードセレクトがおすすめです。
イオン銀行以外の金融機関で口座振替を行いたい場合は、イオンカード(WAON一体型)が候補となります。
引き落とし口座がイオン銀行でOKならば、イオン銀行の普通預金が0.1%、WAONチャージでポイント付与のイオンカードセレクトが最もお得です。
項目 | イオンカード | イオンカード(WAON一体型) | イオンカードセレクト |
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 無料 | 無料 |
イオンカード特典 | ◯ | ◯ | ◯ |
WAON搭載 | - | ◯ | ◯ |
イオン銀行キャッシュカード | - | - | ◯ |
引き落とし口座 | 多様な金融機関に対応 | イオン銀行のみ | |
独自特典 | - | - | WAONチャージでポイント付与 イオン銀行Myステージでの優遇 その他 |
イオン銀行以外の引き落とし口座を希望の場合は、便利な電子マネーWAONが搭載されているイオンカード(WAON一体型)がおすすめです。
WAON一体型やセレクトはiAEONへの登録で、共通ポイントのWAON POINTも貯められます。各カードの詳細は以下で徹底的に解説しています。


クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「スーパーでお得なカード」としてイオンカードセレクトを挙げられていました。

イオンカードはショッピング保険でスマホが対象なのも大きなメリット。他社カードのショッピング保険はスマートフォンが対象外のことが多いです。
しかも期間は180日間とたっぷりで、年間50万円(税込)まで補償されます。年会費無料のクレジットカードとしては秀逸なクオリティです。
クレジットカードのレジェンド・菊地崇仁さんは、保険が充実しているカードとしてイオンカードセレクトを挙げていらっしゃいました。

その他、おすすめのイオンカードについては、以下で丹念に分析しています。

イオンカードを数年間使って感じた口コミについては、以下にまとめています。

なお、キャッシュレス決済を導入したい方の場合、リクルートの決済サービス「AirPAY」ですと、簡単に幅広いクレジットカード、電子マネー、Payを導入できて便利です。