ANA、JAL、デルタ航空、ユナイテッド航空、アメリカン航空などのエアラインはマイレージプログラムを提供しており、フライトやクレジットカードの利用等でマイルを貯めることが可能です。
マイルを貯めて特典航空券やフライト購入に使える電子クーポン等に交換すると、お得に飛行機に搭乗できるのが大きなメリットです。
フライト以外でも多様な手段で獲得することが可能になっており、マイルが貯めるクレジットカードを活用することで、飛行機に乗らずに地上での日常生活でマイルを得ることが可能になります。
マイルは一般的には1マイル2円程度の価値があり、ビジネスクラスで使うと1マイル3円、ファーストクラスなら1マイル10円と価値が上昇するのが魅力的です。
1年~2年程度でハワイやモルディブに往復できるマイルを獲得することも可能です。実際に私はクレジットカード等の活用で、合計100万マイルを貯めました。
マイルがドンドン貯まるクレジットカードについて、実際に100万マイル貯めた経験に基づき、63枚のクレジットカードを保有した経験があり、年会費の最高額は118万円の専門家が徹底的に解説します。
机上の空論ではなく、実際に数多くのクレジットカードを実生活において徹底的に活用した経験を活かして2021年の最新の状況を分析しました。
目次
40社以上のマイルが1.25%還元のSPGアメックス
アメックスとマリオットインターナショナルが提携して発行しているクレジットカードです。
本会員の年会費は31,000円(税抜)、家族カードの年会費は15,500円(税抜)です。
カード利用100円毎に3ポイントが貯まり、6万ポイントを一度にマイルに交換すると25,000マイルに移行できるので、マイル還元率が1.25%。マイル移行手数料も不要です。
ユナイテッド航空のマイレージプラスは交換レートが優遇されており、6万ポイント→27,000マイルに移行できます。UAのマイルへの交換は1.35%です。
SPGアメックスのポイントは、40社以上ある提携航空会社のマイルへ移行できます。
ANA、JAL、デルタ航空、ユナイテッド航空、アメリカン航空、ハワイアン航空、エミレーツ航空、カタール航空、エティハド航空、シンガポール航空、アラスカ航空など多種多様。
複数のマイルを貯めており、ANAとJALの両方に乗る方、海外エアラインにも搭乗する方におすすめです。
JALマイルにも移行できるので、JALマイル還元率が1.25%と最高水準です。
JALマイルでエミレーツ航空のファーストクラスに搭乗することもできちゃいます!
人生初の砂漠はめっちゃ楽しかったです。ラクダ乗り、砂漠の中のプール、砂漠で飲むワインなど至福でした。
非日常の体験ができる旅行は最高
砂漠から帰ってきたら台風(´;ω;`)
ホテルはマリオットのポイントで無料宿泊♪https://t.co/GELgwiWN5V#マリオット #マリオットボンヴォイ #SPGアメックス pic.twitter.com/dr5RxSd6Ol— まつのすけ (@matsunosuke_jp) October 11, 2019
エミレーツ航空のファーストクラスは、ドバイ発便の場合、シャンパンがなんとドンペリ P2(正規品は6万)。
また、ウイスキーのダルモア キング・アレキサンダー3世(日本では入手困難)が至高。飲めたのは人生の良い思い出ですw
JALマイルで乗りました!https://t.co/op8XkRGtg7#JALマイル #マイル旅 pic.twitter.com/xhDwlmXNgU— まつのすけ (@matsunosuke_jp) October 23, 2019
しかもポイントをお得なレートでマイルに移行できるキャンペーンを定期的に開催しており、1.5%以上のマイル還元率に昇華させることが可能。
航空会社名 | 増量 | 期間 |
---|---|---|
日本航空 JALマイル | +10% | 2020年3月2日~5月10日 |
ブリティッシュ・エアウェイズ Avios | +35% | 2019年10月28日~12月2日 |
+30% | 2019年3月1日~3月31日 | |
ユナイテッド航空 MileagePlus | +30% | 2019年10月9日~11月30日 |
アメリカン航空 AAdvantage | +25% | 2019年9月頃~10月30日 |
エアカナダ Aeroplan | +35% | 2019年6月20日~6月26日 |
一例として+30%の時に移行すると、なんとSPGアメックスのマイル還元率がユナイテッド航空なら1.7875%、その他でも1.625%に昇華します。
航空会社 | +30%の場合の移行レート | マイル還元率 |
---|---|---|
ユナイテッド航空 | 60,000ポイント→35,750マイル | 1.7875% |
その他エアライン | 60,000ポイント→33,750マイル | 1.625% |
SPGアメックスはマイル以外にも魅力的なベネフィットが満載です。
世界中のマリオット、リッツ・カールトン、シェラトン・ウェスティン・ラグジュアリーコレクション等で魅力的な特典を享受できます。
年会費が高いものの、コストを圧倒的に上回るお得なメリットが満載であり、SPGアメックスは年会費を超える価値があります。主なオリジナルのメリットは4つです。
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典(2名分)が毎年1回プレゼント
- アジア太平洋の対象直営レストラン・バーが15%OFF(ゴールドエリート特典によるマリオットボンヴォイのレストラン割引)
- ポイントをよいレートで、ホテル宿泊や数多くの航空会社のマイルに交換可能(SPGとマリオットのポイントの価値)
- 保有しているだけでMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要)
SPGアメックスを持っているだけで、上級会員であるMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員の資格も得られます。
ゴールドエリートの主な特典
- 無料の部屋アップグレード
- 14時までのレイト・チェックアウト
- 宿泊で得られるポイントが1米ドルごとに12.5ポイント(+25%のボーナスポイント)
- ウェルカムギフト(SPGとマリオットのポイントがプレゼント)
特にメリットが大きいのは、無料の客室アップグレードです。私はなんとスイートルームにアップグレードしてもらったこともあります。
宿泊実績を積めばヒルトン・オナーズのゴールド会員ともステータスマッチが可能です。
マリオットのプラチナチャレンジという制度を利用すれば、Marriott Bonvoyのプラチナエリート会員資格も容易に取得できます。
また、毎年、世界中のMarriott Bonvoy参加ホテルで利用可能な「無料宿泊特典」(2名分)がプレゼントされて、これだけで年会費を上回る金額を得することが可能です。
ゴールデンウィークには60,929円のホテルに無料宿泊できたこともあります!
プロパーのアメックス・プラチナを持っている方の中では、SPGアメックスも保有して無料宿泊特典を満喫している方もいます。
SPGアメックスは、至高の煌きがあるアメックス・プラチナのホルダーも魅力を感じるカードなのです。
もちろんSPGアメックスには、空港ラウンジ、手荷物無料宅配、無料ポーター、空港クローク、海外での日本語電話サポート(オーバーシーズ・アシスト)などの特典もあります。
クレジットカードの専門家である岩田昭男さんも高く評価しており、おすすめのアメックスの筆頭にSPGアメックスを挙げています。
お得にホテルに宿泊できて家計が頑健化します。トラベルを豊かに彩ることができます。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、おすすめのアメックス、マイル・航空系カードとして挙げていらっしゃいました。
SPGアメックスはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
私はプライベートで4名のアメックス社員の方とお会いしたことがあります。そのうち2名がSPGアメックスを持っていました(1名はアメプラ)。
SPG Amexはアメックス社員の方が自社カードの中でもとりわけ高く評価しており、自腹で保有している程の魅力があります(アメックス社員に人気のクレジットカード)。
また、特筆に値するのは、ライバルのクレジットカード会社の社員も持っている方が多い点です。
SPGアメックスはキラリと光るエクセレントな魅力が燦然たる輝きを放っています。至れり尽くせりのベネフィットを享受できます。
シェラトン・ウェスティン・マリオット・リッツカールトン等のMarriott Bonvoyのホテルにお得に宿泊でき、人生がもっと楽しくなるクレジットカードです。一度使ったらもう手放せません。
SPGアメックスは、入会後3カ月以内に10万円以上利用すると、3万ポイントがプレゼントされます。1ヶ月あたり33,334円使えばいいので、余裕でクリアーできますね。
3万ポイントは1万マイルに交換できますし、高級ホテルに1人1泊無料で宿泊できます。コスパが最強のアメックスであるSPGアメックスへお得に入会できる特典です。
公式サイトSPGアメックス 公式キャンペーン
セゾンプラチナビジネス・アメックスは最大1.375%JALマイル還元
ビジネスカードでマイルが高還元のクレジットカードを希望している方には、セゾンプラチナビジネス・アメックスがおすすめです。
年会費は20,000円(税抜)で、年200万円以上の利用で年会費はたったの10,000円(税抜)になるのがファンタスティックです。
日本屈指の格安プラチナカードであり、ゴールドカード並みの年会費でプラチナカードが保有できます。
セゾンマイルクラブへの加入(無料)で、JALマイルが1.125%貯まるのが大きなメリットです。一般加盟店ではJALカードよりも高還元となります。
また、セゾンクラッセで最上位ランクになると永久不滅ポイントが2倍になることから、マイルに交換すると1.375%JALマイル還元になります。
コンシェルジュ、プライオリティパス(プレステージ会員)、オントレ、スモール・ラクシャリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールドなど、プラチナカードならではの特典も付帯しています。
JALとクレディセゾンはサッカー日本代表のサポーティングカンパニーとなっています。
共同企画でサッカー日本代表が対象試合で勝利すると、永久不滅ポイントからJALマイルの交換が200ポイント⇒600マイルになります(詳細)。
通常は200ポイント⇒500マイルなので通常の120%の交換レートで移行することが可能です。
この時に永久不滅ポイントをJALマイルに移行すると、1.15%還元(セゾンクラッセ最上級だと1.45%還元)となります。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスはお得な入会キャンペーンも魅力的です。
ANAマイルはANAカードがおすすめ
ANAマイルを貯めている場合は、SPGアメックスよりも高還元のクレジットカードがあります。
クレジットカード名 | 年間コスト(税抜) | マイル還元率 |
---|---|---|
JQ CARD エポスゴールド | 無料 | 最大1.75% |
ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードセゾン (ヤマダ電機を利用する方の場合) | 年1回利用で無料 | ヤマダ電機で 高還元 |
DCカード Jizile & ANA東急カード | 751 | 1.125% |
ANA VISA Suicaカード | 2,751 (※) | 最大1.3% |
ANA東急カード | 2,751 (※) | 最大1.3% |
ANA VISA nimocaカード | 2,751 (※) | 最大1.3% |
ANA VISA/マスター一般カード | 3,025 (※) | 最大1.3% |
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカード | 9,500 | 最大1.3% |
ANAアメックスゴールド | 31,000 | 1.00% (ANAは3%) |
SPGアメックス | 31,000 | 1.25% |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 80,000 | 最大1.8% |
ANAダイナースプレミアム | 155,000 | 1.50% (ANAは4.5%) |
※3年に1回マイル移行した場合の1年あたりコスト
ANAの搭乗頻度が多い方はANAカードがおすすめです。フライトボーナス、継続ボーナスマイルでザクザクとANAマイルを獲得できます。
ANAカードはANAがJCB、三井住友カード、三井住友トラストクラブ、アメリカン・エキスプレスと提携して発行・運営しています。
また、大手鉄道会社との提携カードもあり、ビューカード、To Me CARD、東急カード、ニモカと提携して交通系ICカード一体型カードもあります。
カード名 | 運営会社 | 国際ブランド | 独自機能 |
---|---|---|---|
ANA JCBカード ANA JCB ZERO | JCB | JCB | |
ANA To Me CARD PASMO JCB ソラチカゴールドカード | JCB、To Me CARD | PASMO メトロポイント | |
ANA VISAカード | 三井住友カード | Visa | |
ANA Mastercard | Mastercard | ||
ANA VISA Suicaカード | 三井住友カード ビューカード | Visa | Suica |
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード | 三井住友カード 東急カード | Mastercard | PASMO TOKYU POINT |
ANA VISA nimocaカード | 三井住友カード nimoca | Visa | nimoca |
ANAアメックス | アメックス | Amex | |
ANAダイナース | 三井住友トラストクラブ | Diners Club |
グレードの側面ではANA一般カード、ANAワイドカード、ANAワイドゴールドカード、ANA プラチナ プレミアムカードの4段階となっており、多様なニーズに対応しています。
数多くの種類があるANAカードの相違点は、以下で集約して比較しています。
その中でおすすめのANAカードについては、以下で徹底的に解説しています。
以前ANAに取材して、ANAの安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。
なお、ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
- ANA JCB一般カード
- ANA To Me CARD PASMO JCB
- ANA VISA一般カード
- ANA マスター一般カード
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
- ANA VISA Suicaカード
- ANA VISA nimocaカード
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、三井住友カード、JCBのANAカード7枚を発行するのも手です。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。
JALの搭乗頻度が多い方はJALカード
SPGアメックスは一般加盟店ではJALカードよりも高還元でマイルを貯められます。
しかし、JALグループ、イオン、ファミリーマート、マツモトキヨシ、ウエルシア、ENEOS、ロイヤルホスト、スターバックスカードチャージ等のJALカード特約店では、JALカードの方がお得。
マイル付与率は、JALカードのショッピング利用時の還元率が2倍になる「ショッピングマイルプレミアム」に加入している場合、100円ごとに2マイルです。
JALカードには、JAL普通カード、JAL CLUB-Aカード、JAL CLUB-Aゴールドカード、JALカード プラチナの4種類があります。
CLUB-Aゴールドカード以上のJALカードは自動付帯であり、それ以外のカードは年会費3,000円(税抜)となります。
ショッピングマイルプレミアム未加入の場合は、200円ごとに2マイルです。マイル付与率1.0%です。
マイルは価値にレバレッジがかかるのが魅力的です。特典航空券へ交換すると、1ポイントの価値が数円に昇華します(JALマイルの価値)。
アドオンマイルというJAL航空券が高還元になる仕組みもあり、JALアメックス CLUB-Aゴールドカードなら3%、JAカード プラチナなら4%還元となります。
また、フライトボーナスマイルもあり、搭乗ごとに普通カードは+10%、CLUB-Aカード以上は+25%のボーナスマイルを得られます。
おすすめのJALカード
- JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード:メインカードとしてJALカードを活用する場合で年100万円以上使う方
- JALカード プラチナ:JALの搭乗頻度が多い方、定期的にJGCプレミア獲得のJGP修行を行う方
- JAL普通カード:フライトの頻度が多くない方
- JAL CLUB-Aカード:プラチナカードよりコストを抑えたい方、低コストでJGCカードを維持したい方
- JALアメックス CLUB-Aゴールドカード:JAL航空券3%・手荷物無料宅配・コート預かりに魅力を感じる方
私もJALカードをフル活用しており、旅行や出張の移動をお得で快適なものにすることが可能になっています。
JALカードの詳細
毎年の継続ボーナスでは、初回搭乗で普通カードは1,000マイル、CLUB-Aカード以上は2,000マイルを獲得できます。
JALカードは大量のマイルがプレゼントされるお得なキャンペーンも魅力的となっています。
公式サイトJALカード 公式キャンペーン
デルタ航空のマイルが貯まりやすいクレジットカード
デルタ航空という航空会社があります。日本発着路線も多数運行しており、よく利用するという方も多いでしょう。
デルタスカイマイルの有効期限は無期限なので、いつでも好きな時に使用可能です。
ファーストクラスを目指してコツコツとマイルを貯めることもできます。デルタ航空提携カードは、お得な有効期限が無期限のクレジットカードの筆頭です。
日本国内ではJCB、Visa、アメックス、ダイナースブランドが発行されています。
カード名 | 一般加盟店 | デルタ航空 |
---|---|---|
デルタ スカイマイルJCB テイクオフカード | 1.0% | 2.0% |
デルタ スカイマイルJCB 一般カード | 1.3% | 2.6% |
デルタ スカイマイルJCB ゴールドカード | 1.5% | 3.0% |
デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカード | 1.3% | 1.3% |
デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード | 1.5% | 1.5% |
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード | 1.5% | 1.5% |
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード | 1.0% | 2.0% |
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 1.0% | 3.0% |
コストパフォーマンスが良いのは年会費1,500円(税抜)のデルタ スカイマイルJCB テイクオフカードです。
公式サイトデルタ スカイマイルJCBカード 公式キャンペーン
年150万円以上カードショッピングを行う場合は、ゴールドメダリオンの資格を得られるデルタアメックスゴールドが魅力的です。
航空連合スカイチームのエリートプラスの資格も得られるので、エコノミークラス搭乗時もデルタスカイクラブはもちろん、航空会社のビジネスクラス・ラウンジを利用可能です。
なんとスカイチームの航空会社がJALと提携している空港では、サクララウンジを利用できる場合もあります。一例としては、羽田空港国際線のサクララウンジが挙げられます。
デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカードは、デルタ航空で充実の特典が付帯しています。
かつプラチナカードならではの豊富なベネフィットが付帯しているのが魅力的です。
特に大きいメリット
- 1.5%のマイル還元率
- 年6回デルタ スカイクラブ ラウンジが無料
- メール依頼も可能なコンシェルジュサービス(VPCC)
- コース料理1名分無料サービス
- 手荷物宅配サービス・コート預かりサービス
- 大丸東京店のラウンジ「D'sラウンジトーキョー」
- コナミスポーツクラブ・ホテル フィットネス優待
- 最高1億円の旅行保険、国内外の航空便遅延費用保険、外貨盗難保険
- 最高500万円のショッピング保険、キャンセルプロテクション
- 海外トラベルサポート
- マイルの有効期間が無期限
- Visaプラチナカード特典
空港ラウンジ、海外旅行先での24時間無料の電話サポート(日本語)などもあります。
年6回もデルタ航空のビジネスクラスラウンジを利用できる点がファンタスティックです。
野菜、汁物、タンパク質、炭水化物、デザート、ビール・ワイン・洋酒、ソフトドリンクとフルスペックの食事を楽しめます。
羽田空港にデルタスカイクラブが新しく設置されて、首都圏在住者にとってはますます便利になります。
年会費が高いのにコスパが良好というカードは滅多にありません。デルタ航空に搭乗する機会がある方にとっては大いなる魅力があるハイ・クオリティー・カードです。
デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード 公式キャンペーン
ユナイテッド航空のマイルが高還元のクレジットカード
ユナイテッド航空のMileagePlus(マイレージ・プラス)のマイルを貯められるクレジットカードがあります。
Mileageplusカード(マイレージプラスカード)という名前です。安価な年会費で日本国内でのショッピング・マイル付与率が1.5%になるのが魅力的です。
米国のユナイテッド航空が、JCB、クレディセゾン、ダイナース、三菱UFJニコスと提携して発行しているクレジットカードです。
ユナイテッド航空はANAと提携関係にあり、かつ同じ航空連合のスター・アライアンスに属していることから、日本人にとっても使いやすいマイルです。
日本国内ではANA国内線の搭乗に使うことが可能です。800マイル以下の路線は片道5,000マイルだけでOKであり、800マイル以上でも片道8,000マイルで発券できます。
12時間以内の乗り継ぎが発生する場合でも同じマイルで搭乗できるのがメリットです。5,000マイルで2区間・3区間をフライトすることも可能です。各地で12時間の滞在を楽しめます。一例は以下のとおりです。
- 羽田→那覇→福岡→関空
- 羽田→伊丹→新千歳→静岡
- 羽田→松山→名古屋→新潟
マイレージプラスカードは一般カード、ゴールドカード、プラチナカードを発行しています。詳細は以下で精緻に分析しています。
マイレージプラスカードの中でおすすめのクレジットカードは、「MileagePlusセゾンカード」です。
追加年会費5,000円(税抜)のマイルアップメンバーズを利用すると、合計年会費が6,500円(税抜)で、一般加盟店でのマイル付与率が1.5%と高還元となります。
年間30,000マイル(約300万円の利用)を超えると0.5%になってしまいますが、多くの方は問題ないでしょう。
コスモ石油では還元率が2%に上がります。アメックスブランドの場合はアメリカン・エキスプレス・コネクト、アメリカン・エキスプレス・オンラインモールを利用できます。
また、全国の西友・リヴィンで5%OFF(毎月5日・20日)、会員限定チケットなどセゾンカードの共通特典を利用できます。
実はマイレージプラスセゾンカードは、クレディセゾンの社員の保有率が高いクレジットカードです。社員が殺到するようなカードはお得です。
年間のカードショッピング金額が大きく、マイレージプラスセゾンカードの上限に到達してしまう方は、MileagePlus JCBゴールドカードがおすすめです。
本会員の年会費は15,000円(税抜)で、家族会員は1名あたり5,000円(税抜)です。
基本1.5%還元で、ユナイテッド航空券購入時は還元率が3.0%となります。また、m、JCBゴールド特典である「Gold Basic Service」の一部ベネフィットが付帯しています。
海外旅行傷害保険がプラチナカード級に充実しているのも特徴となっています。
以下はANA JCB ワイドゴールドカードに関する記事ですが、補償内容はMileagePlus JBゴールドカードと同一です。
その他、カードスペックの詳細は以下で徹底的に解説しています。
アメリカン航空のマイルが貯まるクレジットカード
アメリカン航空という航空会社があります。デルタ航空・ユナイテッド航空と並ぶ米国のエアライン御三家の一角です。
ワンワールドに加盟しており、JALと同じ航空連合なので日本人にとっても馴染み深い航空会社です。
アメリカン航空のマイルを貯められるクレジットカードにはSPGアメックス、りそな/AAdvantageVISAカードの2種類があります。
SPGアメックスは1.25%のマイル還元率、Marriott Bonvoyのゴールドエリート会員資格、年1回の無料宿泊特典など重質の特典が付帯しています。
しかしながら、年会費が31,000円(税抜)と高額なのがデメリットです。年会費を抑えたい場合は、アメリカン航空とりそなカードの提携カード「りそな/AAdvantageVISAカード」も候補となります。
クラシックカードとクラシックワイドカードの2種類があり、どちらも年会費はSPGアメックスよりもかなり安くなっています。
カードショッピングで直接アメリカン航空のマイルが貯まるのが特徴となっています。
カード名 | 年会費(税抜) | マイル還元率 | マイル付与単位 |
---|---|---|---|
クラシックカード | 5,000円 | 0.50% | 200円ごとに1マイル |
クラシックワイドカード | 8,000円 | 1.00% | 100円ごとに1マイル |
ゴールドカード | 15,000円 | 1.00% | 100円ごとに1マイル |
クラシックカードとクラシックワイドカードの年会費の差は3,000円(税抜)で、マイル還元率の差は0.5%。したがって、損益分岐点は下表の通りとなります。
- 1マイル1.5円換算→年400,000円
- 1マイル2円換算→年300,000円
また、海外レンタカーがお得になる特典もあります。
SPGアメックスはホテル関連の豊富な特典が付帯しているので、年会費が高くなっています。
マリオットボンヴォイのベネフィットが不要の場合は、りそな/AAdvantageVISAカードの方がコストパフォーマンス良好です。
大量のマイルを得られるお得な入会キャンペーンも魅力的ですよ!
LCC等のマイル・ポイントが貯まるクレジットカード
ANA・JAL等のレガシーキャリアではなく、新進気鋭のLCC等をメインに活用している方も多いでしょう。
日本国内のLCCや、ANA・JALとLCCの中間的なキャリアのマイル・ポイントを貯められるクレジットカードも存在しています。
航空券の購入が高還元なのはスカイトラベラーカード
アメックスのプロパーカードには、航空券購入時のマイル還元率が3%になるスカイ・トラベラー・カード、5%のスカイ・トラベラー・プレミア・カードがあります。
項目 | スカイトラベラー | スカイトラベラープレミア |
---|---|---|
年会費(税抜) | 10,000円 | 35,000円 |
通常利用時マイル付与率 | 1% | 1% |
提携航空券等のマイル付与率 | 3% | 5% |
国内旅行傷害保険(死亡・後遺障害) | 1000万円 | 5000万円 |
海外旅行傷害保険(死亡・後遺障害) | 2000万円 | 5000万円 |
航空便遅延費用補償 | ○ | ○ |
手荷物宅配サービス | 成田・中部・関西 | 羽田・成田・中部・関西 |
ショッピング・プロテクション | 最高200万 | 最高500万 |
リターン・プロテクション | × | ○ |
キャンセル・プロテクション | × | ○ |
オーバーシーズ・アシスト | × | ○ |
入会キャンペーン | 最高8,000マイル | 最高15,000マイル |
継続ボーナス | 1,000マイル相当 | 5,000マイル相当 |
スカイ・トラベラー・カードは年会費1万円で多数の航空会社の航空券が3%還元となります。
また、上位カードのスカイ・トラベラー・プレミア・カードは、なんと航空券購入時のマイル付与率が5%であり、日本一の水準となっています。
以下の27の対象航空会社が全て、3%もしくは5%還元の対象とパワフル(2020年4月9日時点)。
航空連盟 | 航空会社名 |
---|---|
スターアライアンス | ANA、アシアナ航空、エバー航空、オーストリア航空、シンガポール航空、スイスインターナショナルエアラインズ、スカンジナビア航空、タイ国際航空、ルフトハンザドイツ航空 |
ワンワールド | JAL、カンタス航空、キャセイパシフィック航空、フィンランド航空、ブリティッシュ・エアウェイズ |
スカイチーム | デルタ航空、アリタリア-イタリア航空、エールフランス航空、エアタヒチ ヌイ、ガルーダ・インドネシア航空、KLMオランダ航空、大韓航空、チャイナエアライン |
なし | Peach、ヴァージン・アトランティック航空、エティハド航空、エミレーツ航空、スターフライヤー、フィリピン航空、エア タヒチ ヌイ |
特定の航空会社ではなく、多数のエアラインに搭乗するという方に向いているクレジットカードです。
スカイトラベラーカードのポイントは、多様な航空会社のマイルに等価で交換できて質実剛健です。
航空連盟 | 航空会社名 |
---|---|
スターアライアンス | ANA、シンガポール航空、スカンジナビア航空、タイ国際航空 |
ワンワールド | JAL、キャセイパシフィック航空、フィンランド航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、カタール航空プリヴィレッジクラブ、カンタス航空 |
スカイチーム | デルタ航空、フライング・ブルー(エールフランス航空・KLMオランダ航空)、アリタリア-イタリア航空、チャイナエアライン |
なし | ヴァージン・アトランティック航空、エティハド航空、エミレーツ航空 |
スカイトラベラープレミアの方が25,000円(税抜)年会費が高いです。
その代わり、提携航空券等のマイル付与率が2%アップし、継続ボーナスが+4,000マイルとなります。
また、旅行傷害保険(死亡・後遺障害)とショッピング・プロテクションの金額が上がり、手荷物宅配サービスが羽田でも使えます。
更にリターン・プロテクションとキャンセル・プロテクション、オーバーシーズ・アシストがつき、入会キャンペーンが豪華になります。
DCカード Jizile & ANA東急カード
DCカード Jizileは年会費無料のリボ払い専用カードです。初回のリボ手数料は無料なので、毎月全額1回払いの手続きを行えば、コスト0円で維持可能です。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードとの2枚持ちで、年会費実質無料で1.125%のマイルを獲得できます。
ANA東急カードの方はマイ・ペイすリボとWeb明細で年会費751円(税抜)で維持できます。
それで毎年1,000マイルをもらえるので、1マイル1円と考えてもお釣りが来ます。
DCカード Jizileで貯めたポイントは、TOKYU POINTに等価交換できます。
そして、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを持っていれば、東急ポイントをANAマイルに75%のレートで交換できます。
- DCカード DCハッピープレゼント 500 pt → TOKYU POINT 2,500 pt
- TOKYU POINT 2,500 pt → ANAマイル 1,875 mile
つまり、Jizileカードで貯めた1.5%のポイントを、75%の1.125%のANAマイルに交換可能です。
発生する費用はANA東急カードの年751円(税抜)のみなので、できる限り保有コストを抑えたい方におすすめです。
マイルが貯まりやすいクレジットカードまとめ
マイルを得られるクレジットカードはキラリと光るエクセレントな魅力が燦然たる輝きを放っています。
これまでご紹介してきたおすすめのクレジットカードを活用することで、まだ見ぬ世界、新しい地平へ雄飛することが可能になります。
世代を超えて愛される傑出した航空系カード、マイルが貯まるクレジットカードを使うと、トラベル・出張が順風満帆・視界良好になります。
お得に旅行することが可能になり、人生を豊かに彩ることができます。最後におすすめのクレジットカードの比較についてまとめます。
クレジットカード名 | 年会費 (税抜) | マイル付与率 | |
---|---|---|---|
一般 | 航空券 | ||
DCカード Jizile & ANA東急カード | 751 | 1.125% | 1.125% |
デルタ スカイマイルJCB テイクオフカード | 1,500 | 1.00% | 2.00% |
ANA VISA Suicaカード | 2,751 | 最大1.3% | 最大2.3% (ANA) |
ANA東急カード | 2,751 | 最大1.3% | 最大2.3% (ANA) |
ANA VISA/マスター一般カード | 3,025 | 最大1.3% | 最大2.3% (ANA) |
JALカード 普通カード | 5,000 | 1.00% | 2.00% |
MileagePlusセゾン一般カード | 6,500 | 1.5% | 1.5% |
JALアメックス 普通カード | 9,000 | 1.00% | 2.00% |
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカード | 9,500 | 最大1.3% | 最大2.3% (ANA) |
スカイ・トラベラー・カード | 10,000 | 1.00% | 3.00% |
スカイ・トラベラー・プレミア・カード | 35,000 | 1.00% | 5.00% |
JAL CLUB-Aカード | 13,000 | 1.00% | 2.00% |
MileagePlus JCBゴールドカード | 15,000 | 1.00% | 3.00% |
JAL CLUB-Aゴールドカード | 16,000 | 1.00% | 2.00% |
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード | 19,000 | 1.00% | 2.00% |
JALアメックス CLUB-Aゴールドカード | 19,000 | 1.00% | 3.00% |
デルタ スカイマイル・アメックス・ゴールド | 26,000 | 1.00% | 3% (デルタ航空) |
SPGアメックス | 31,000 | 1.25% | 1.25% |
ANAアメックスゴールド | 31,000 | 1.00% | 3%(ANA) |
JALアメックス・プラチナ | 31,000 | 1.00% | 4.00% |
JAL・JCBカード プラチナ | 31,000 | 1.00% | 4.00% |
JALアメックス・プラチナ | 31,000 | 1.00% | 4%(JAL) |
JAL・JCBカード プラチナ | 31,000 | 1.00% | 4%(JAL) |
スカイトラベラー・プレミアカード | 35,000 | 1.00% | 5%(26社) |
デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナVISAカード | 40,000 | 1.50% | 1.50% |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 80,000 | 最大1.8% | 最大3.8% (ANA) |
ANAダイナースプレミアム | 155,000 | 1.5% | 4.5%(ANA) |
※ANA VISAカード/Mastercardの年間コストは3年に1回マイル移行した場合
多数のマイル系クレジットカードを比較した結果、一枚を厳選する場合は、SPGアメックスがおすすめです。
SPGアメックスというクレジットカードは、通常のカードショッピングのみで40社以上の航空マイルに交換できるポイントがたまり、マイル還元率が1.25%と高還元です。
しかもポイントをお得なレートでマイルに移行できるキャンペーンを定期的に開催しており、1.5%以上のマイル還元率に昇華させることが可能。
航空会社名 | 増量 | 期間 |
---|---|---|
ブリティッシュ・エアウェイズ Avios | +35% | 2019年10月28日~12月2日 2019年3月1日~3月31日 |
ユナイテッド航空 MileagePlus | +30% | 2019年10月9日~11月30日 |
アメリカン航空 AAdvantage | +25% | 2019年9月頃~10月30日 |
エアカナダ Aeroplan | +35% | 2019年6月20日~6月26日 |
なんとマイル還元率が1.625%になる時期が年数回あります。ユナイテッド航空なら1.7875%になった実績も!
しかも付帯特典が充実しており、SPGアメックスは年会費を上回る価値があります。主なオリジナルのメリットは4つです。
- 保有しているだけで「Marriott Bonvoy ゴールドエリート会員」のステータスを維持可能
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典(2名分)が毎年1回プレゼント
- アジア太平洋の対象直営レストラン・バーが15%OFF(ゴールドエリート特典によるマリオットボンヴォイのレストラン割引)
- マリオットボンヴォイのポイントをよいレートで、ホテル宿泊や数多くの航空会社のマイルに交換可能(SPGとマリオットのポイントの価値)
ウェスティンホテル東京、マリオット東京、セントレジスホテル大阪、クラブラウンジが秀逸なザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町, ラグジュアリーコレクションなどのホテルにお得に宿泊できます。
SPGアメックスを持っているだけで、上級会員であるマリオット ボンヴォイのゴールドエリート会員の資格も得られます。
ゴールドエリート特典
- 無料の部屋アップグレード
- 14時までのレイト・チェックアウト
- 宿泊で得られるポイントが1米ドルごとに12.5ポイント(+25%のボーナスポイント)
- ウェルカムギフト(SPGとマリオットのポイントがプレゼント)
宿泊実績を積めばヒルトン・オナーズのゴールド会員ともステータスマッチが可能です。
マリオットのプラチナチャレンジという制度を利用すれば、Marriott Bonvoyのプラチナエリート会員資格も容易に取得できます。
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