デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードというクレジットカードがあります。デルタ航空とダイナースクラブカードが提携した高級カードです。
マイル関連では通常のダイナースクラブカードにはないメリットもあります。
ダイナースクラブカードとデルタ航空のクレジットカードの良い点を融合させて、エンタメ・グルメサービスを受けながらデルタ スカイマイルを効率的に貯められます。
デルタ ダイナースの特典、メリット、デメリット、お得な使い方、他のダイナースとの比較についてまとめます。
目次
年会費
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードの国際ブランドはダイナースクラブです。
日本国内ではJCBとの提携により、9割程度のJCB加盟店でもダイナースクラブカードで決済が可能です。これはアメックスと同様です。
レジの利用可能クレジットカード欄に「JCB」しか記載がない場合でもOKの店舗がほとんどです。
店員さんが分からなくても「一度通してみて」と伝えれば決済できる場合が多いです。
また、世界のディスカバー加盟店でもダイナースクラブカードを原則として利用できます。日本および中国の一部のDiscover加盟店では使えません。PULSEマークがあるATMでのキャッシングも可能です。
ハワイ、米国本土、カナダなどの北米では幅広くダイナースクラブカードが使えます。ハワイではほとんどの店舗にてダイナースクラブカードでOKです。
日本国内ではダイナースが使えないお店はごくたまにしかありません。メインカードとしてガンガン利用可能です(おすすめのダイナース一覧)。
価格.comの「クレジットカードでもっともステータスを感じる国際ブランドは?」というアンケートでは、1位アメリカン・エキスプレス、2位ダイナースクラブ、3位VISAとなりました。
ダイナースクラブは31.5%の2位で1位のアメックス(35.7%)に肉薄しており、ほとんど拮抗しています。ダイナースクラブのステータスは客観的に高く評価されています。
- アメリカン・エキスプレス:35.7%
- ダイナースクラブ:31.5%
- VISA:14.6%
- JCB:8.0%
- Mastercard:7.0%
年会費は本会員28,000円(税抜)、家族会員の年会費は9,000円(税抜)です。
年会費はかなり高めですが、充実の特典が付帯しており、高い年会費以上の価値があるカードです。
特に「ダイナース」の名前のとおりレストラン関連サービスと、トラベル&エンターテイメントサービスが充実しています。ダイナースクラブカードを使うと旅行・お食事で充実したサービスを受けられます。
ダイナースETCカードの年会費・発行手数料は無料です。ETCカードは年会費有料というクレジットカードが多い中で、無条件で無料なのはナイスですね!
1.5%還元でデルタ スカイマイルを無期限に貯められる!
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードは、カード利用でダイナースのポイントではなく、デルタ航空のスカイマイルが直接貯まります。JALダイナースカードと同じ仕組みです。
カード利用金額100円(税込)あたり1.5マイルが得られるので、マイル付与率は1.5%です。マイル移行手数料はありません。
ビジネスクラス搭乗に利用して1マイル3円の価値となると、実質還元率が4.5%に昇華します!
貯まる対象が税抜ではなく、税込なのが地味なメリットです。税抜980円(税込1,078円)といった場合は端数が無駄になりにくく効率的にポイントが貯められます。
デルタスカイマイルの有効期限は無期限なので、いつでも好きな時に使用可能です。
ANAマイルやJALマイルには有効期限があり、期限内にビジネスクラスに必要なマイル数まで届かないこともあります。
国内の一般航空券でも1マイル1.5~2円程度の価値はありますが、やはりビジネスクラスに比較すると還元率は落ちてしまいます。
デルタ・ワン スイートを目指してコツコツとマイルを貯めることが可能であり、お得な有効期限が無期限のクレジットカードの筆頭です。
フルフラットシートなので、熟睡できて身体に優しいスーパーシートですよ!
2021年5月16日から一部の利用分はマイル還元率が低下します。
- Apple Pay:1.0%
- 公共料金、公金・税金、電話・携帯通話料、ETC利用代金など:0.5%
- 電子マネーチャージご利用分(Edyチャージ、JR東日本モバイルSuicaなど):対象外
入会・継続でボーナスマイルを獲得可能
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードは、入会時にもれなく10,000ボーナスマイルがもらえます。
また、毎年カードを継続する度に3,000ボーナスマイルを得られます。
マイルをビジネスクラスで利用した場合は、路線・時期によっては継続ボーナスだけで年会費の半分くらいは元を取ることが可能になります。
更に入会時にはデルタ航空ファーストフライトボーナスマイルがあります。
入会後6ヶ月以内にデルタ航空を購入航空券で利用すると、初回のフライトに対して通常のフライトマイルに加え、ボーナスマイルがプレゼントされます。
- エコノミークラスの利用 → 10,000マイル
- ビジネスクラスの利用 → 25,000マイル
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードの入会で最大35,000マイルを獲得でき、一気呵成に特典航空券に交換することが可能です。
デルタスカイクラブを年3回利用可能
なんと搭乗クラスに関わらず、デルタ航空搭乗時に「デルタスカイクラブ」を利用できます。年3回までまたは3名まで無料で利用可能です。
デルタスカイクラブは、通常はビジネスクラス以上の場合のみ利用できます。
クオリティは秀逸であり、居心地よくて落ち着く空間の中で、アルコール、食事、スタバのコーヒー、その他飲み物を楽しんでくつろげます。
空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの中でもエッジが利いています。
スカイチームのラウンジは、JALやANAのラウンジ同様に快適な空間です。しかもソフトドリンクはもちろん、ビール・ワイン等のアルコールや軽食もあるラウンジが大多数です。
スープ、パン、サラダ、おつまみ等に加えて、寿司が出るラウンジもあります。
フライト前の時間、乗り継ぎの時間を快適に過ごすことができます。出張時はPC作業もできます。
しかも嬉しいことに3名(本人+同伴者2名)まで無料で利用することも可能。同伴者としてカウントされるのは2歳からです。
配偶者や恋人が一緒だと自分だけ入るわけにはいきません。同伴者OKは嬉しいですね!飛行機待ちがはかどります。
2名で出張する際には、同僚と出発までラウンジで寛ぐことができます。同僚がラウンジに入れない場合は、自分だけ入るのは気が引けるので便利です。
年3回には、同行者の利用回数も含まれます。年間利用回数が3回を超える利用分については、1名あたり3,000円(税抜)の支払いで利用できます。
デルタ スカイクラブラウンジに入室する際には、クレジットカード本体、写真付き身分証明書(パスポート等)、出発当日のデルタ航空搭乗券の3つが必要です。
家族会員は対象外であり、家族カードを保有していても、無料で使えるのは年3回迄です。
デルタスカイマイルの使い道
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードで貯めたマイルは、特典航空券に交換するのが最もお得です。ブラックアウトデイト(適用除外日)はありません。
デルタ航空の特典航空券は、燃油サーチャージ代が不要なのがメリットです。JAL・ANAの場合は燃油サーチャージ代の支払いが必要になる場合があります。
特典航空券利用時のトータル・コスト(必要マイル+諸費用+税金)は、時期によって異なりますが、JAL・ANAと大差は無いことが多いです。
日本発着の主な渡航先(スカイチーム含む)で、特典航空券に必要な最低マイル数(往復)の目安は下表のとおりです。
行き先 | エコノミー | ビジネス |
---|---|---|
韓国 | 15,000 | 30,000 |
中国・台湾・香港・フィリピン | 35,000 | 70,000 |
グアム・サイパン・パラオ | 35,000 | 70,000 |
シンガポール・タイ・マレーシア インドネシア・マカオ・ベトナム | 45,000 | 90,000 |
ホノルル | 60,000 | 120,000 |
オーストラリア | 80,000 | 150,000 |
アメリカ本土・カナダ | 100,000 | 240,000 |
ヨーロッパ | 100,000 | 180,000 |
メキシコ | 100,000 | 240,000 |
一例として、成田からハワイ・ニューヨークに行く場合の最低必要マイル数の目安は以下のとおりです。
クラス | 成田⇔ホノルル | 成田⇔ニューヨーク |
---|---|---|
エコノミークラス(メインキャビン) | 60,000 | 100,000 |
ビジネスクラス(デルタ・ワン) | 120,000 | 240,000 |
180度のフルフラットシートなら疲れにくくリラックスして機中を過ごせます。
デルタ・ワンで海外に快適にフライトできるのは、デルタ航空スカイマイルならではですね!
その他の諸国の日本からの片道フライトに必要なマイルは下表のとおりです。シーズンによって5段階に分かれており、往復の場合は2倍となります。
地域 | エコノミークラス | ||||
---|---|---|---|---|---|
L1 | L2 | L3 | L4 | L5 | |
北アジア・フィリピン・ミクロネシア | 17,500 | 22,500 | 27,500 | 32,500 | 37,500 |
バンコク・シンガポール | 22,500 | 27,500 | 32,500 | 37,500 | 45,000 |
ホノルル | 30,000 | 37,500 | 47,500 | 55,000 | 65,000 |
米国本土・カナダ | 35,000 | 45,000 | 55,000 | 65,000 | 75,000 |
メキシコ | 50,000 | 60,000 | 70,000 | 85,000 | 95,000 |
カリブ海諸国 | 40,000 | 50,000 | 62,500 | 75,000 | 85,000 |
中米 | 50,000 | 60,000 | 70,000 | 85,000 | 95,000 |
南米 | 60,000 | 67,500 | 80,000 | 90,000 | 105,000 |
地域 | ビジネスクラス | ||||
---|---|---|---|---|---|
L1 | L2 | L3 | L4 | L5 | |
北アジア・フィリピン・ミクロネシア | 30,000 | 37,500 | 47,000 | 55,000 | 62,500 |
バンコク・シンガポール | 40,000 | 55,000 | 65,000 | 82,500 | 90,000 |
ホノルル | 50,000 | 65,000 | 80,000 | 100,000 | 117,500 |
米国本土・カナダ | 70,000 | 90,000 | 110,000 | 137,500 | 162,500 |
メキシコ | 80,000 | 100,000 | 120,000 | 147,500 | 175,000 |
カリブ海諸国 | 70,000 | 90,000 | 110,000 | 137,500 | 162,500 |
中米 | 80,000 | 100,000 | 120,000 | 147,500 | 175,000 |
南米 | 90,000 | 115,000 | 137,500 | 162,500 | 200,000 |
デルタ航空が定義している地域に属する代表的な国・地域は下表のとおりです。
地域 | 代表的な国・地域 |
---|---|
北アジア・フィリピン・ミクロネシア | 台湾・中国・香港・フィリピン・グアム・サイパン・パラオ、ロシア(ウラル山脈の東)など |
カリブ海諸国 | バミューダ、英領バージン諸島、ケイマン諸島、プエルトリコ、ハイチ、ジャマイカ、米領バージン諸島など |
中米 | コスタリカ、エルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、パナマなど |
南米 | コロンビア、エクアドル、ペルー、ベネズエラ、アルゼンチン、ブラジル、チリ、パラグアイ、ウルグアイなど |
デルタスカイマイルは、もちろんアメリカ本土・カナダ内での特典航空券にも使えます。
クラス | シーズン | 必要マイル数 |
---|---|---|
エコノミークラス | L1 | 12,500 |
L2 | 17,500 | |
L3 | 20,000 | |
L4 | 25,000 | |
L5 | 32,500 | |
ビジネスクラス | L1 | 25,000 |
L2 | 32,500 | |
L3 | 37,500 | |
L4 | 45,000 | |
L5 | 55,000 |
デルタ航空のスカイマイルは、デルタ航空の航空券よりも、スカイチームの航空会社の特典航空券に交換した方が必要マイル数は少ない傾向にあります。
エリア | 国・地域 | エコノミークラス(メインキャビン) | ビジネスクラス(デルタ・ワン) | ||
---|---|---|---|---|---|
片道 | 往復 | 片道 | 往復 | ||
アジア | 韓国 | 7,500 | 15,000 | 15,000 | 30,000 |
北アジア | 台湾、中国・香港、フィリピン、グアム、サイパン、パラオなど | 17,500 | 35,000 | 30,000 | 60,000 |
東南アジア | タイ、シンガポール、インドネシア、マレーシア、ベトナムなど | 22,500 | 45,000 | 40,000 | 80,000 |
南アジア | インド、モルディブ、ネパール、パキスタン、スリランカ、バングラデシュなど | 40,000 | 80,000 | 70,000 | 140,000 |
オセアニア | オーストラリア、ニュージーランド、タヒチ | 35,000 | 70,000 | 80,000 | 160,000 |
ハワイ | ホノルル | 30,000 | 60,000 | 60,000 | 120,000 |
北米 | 米国本土、カナダ | 35,000 | 70,000 | 80,000 | 160,000 |
メキシコ | メキシコ | 50,000 | 100,000 | 90,000 | 180,000 |
南米 | コロンビア、ペルー、アルゼンチン、ブラジル、チリ、パラグアイ、ウルグアイなど | 60,000 | 120,000 | 100,000 | 200,000 |
中東 | UAE、カタール、バーレーン、イスラエル、クウェート、サウジアラビア、エジプトなど | 40,000 | 80,000 | 70,000 | 140,000 |
欧州・アフリカ | イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オランダ、南アフリカなど | 50,000 | 100,000 | 80,000 | 160,000 |
また、日本在住のデルタ スカイマイル ダイナースクラブカードの本会員は、スカイマークの日本国内線も利用できます。
必要マイル数(往復) | 区間 |
---|---|
15,000マイル | 福岡 (FUK) - 那覇 (OKA) |
羽田 (HND) - 神戸 (UKB) | |
神戸 (UKB) - 茨城 (IBR) | |
神戸 (UKB) - 鹿児島 (KOJ) | |
神戸 (UKB) - 長崎 (NGS) | |
神戸 (UKB) - 那覇 (OKA) | |
20,000マイル | 中部国際空港セントレア (NGO) - 那覇 (OKA) |
中部国際空港セントレア ( NGO) - 新千歳 (CTS) | |
羽田 (HND) - 福岡 (FUK) | |
羽田 (HND) - 鹿児島 (KOJ) | |
羽田 (HND) - 長崎 (NGS) | |
羽田 (HND) - 那覇 (OKA) | |
羽田 (HND) - 新千歳 (CTS) | |
茨城 (IBR) - 新千歳 (CTS) | |
神戸 (UKB) - 新千歳 (CTS) |
JALマイルをJAL国内航空券に替えた場合や、ANAマイルを国内特典航空券に交換した場合のマイル数と比較するとやや割高感はあります。
片道 距離 | 対象路線 | 必要マイル数 | |||
---|---|---|---|---|---|
片道 | 往復 | ||||
0~300マイル区間 | 東京 | ⇔ | 秋田、庄内、仙台、新潟、大島、八丈島、富山、小松、能登、名古屋、大阪 | L 5,000 R 6,000 H 7,500 | L 10,000 R 12,000 H 15,000 |
大阪 | ⇔ | 萩・石見、松山、高知、福岡、大分、熊本、宮崎 | |||
名古屋 | ⇔ | 新潟、松山 | |||
札幌 | ⇔ | 利尻、稚内、女満別、根室中標津、オホーツク紋別、釧路、函館、青森、秋田 | |||
仙台 | ⇔ | 小松 | |||
福岡 | ⇔ | 対馬、五島福江、宮崎 | |||
長崎 | ⇔ | 壱岐、五島福江、対馬 | |||
沖縄 | ⇔ | 宮古、石垣 | |||
宮古 | ⇔ | 石垣 | |||
301~800マイル区間 | (上記・下記以外の往復同区間旅程) | L 6,000 R 7,500 H 9,000 | L 12,000 R 15,000 H 18,000 | ||
801~1,000マイル区間 | 東京 | ⇔ | 沖縄 | L 7,000 R 9,000 H 10,500 | L 14,000 R 18,000 H 21,000 |
大阪 | ⇔ | 石垣 | |||
大阪 | ⇔ | 宮古 | |||
静岡 | ⇔ | 沖縄 | |||
名古屋 | ⇔ | 沖縄 | |||
札幌 | ⇔ | 福岡 | |||
1,001~2,000マイル区間 | 東京 | ⇔ | 石垣 | L 8,500 R 10,000 H 11,500 | L 17,000 R 20,000 H 23,000 |
東京 | ⇔ | 宮古 | |||
名古屋 | ⇔ | 石垣 | |||
札幌 | ⇔ | 沖縄 | |||
沖縄 | ⇔ | 仙台、新潟 |
国内線特典航空券で予約できるのは普通席のみとなります。ただし、搭乗2日前から所定の「アップグレード料金」を支払うことで、プレミアムクラスを利用可能です。
また、タイ・エアアジア、ジェットスターの特典航空券に交換することもできます。
ほとんどのデルタ航空運航便、一部のエールフランス航空/KLMオランダ航空運航便で、購入済み航空券の搭乗クラスをワンクラスアップグレードすることも可能です。
お得度は落ちますが、国内旅行にも使えます。スカイマイル10,000マイルをJTB国内パッケージツアー旅行券10,000円分に交換することもできます。
交換上限は1年間(1月~12月)に1会員あたり30,000マイルまでとなります。国内パッケージ旅行券は、カード会員本人の利用に限り、有効期限は発行から6ヶ月となります。
デルタスカイマイルは購入・ギフトマイルが可能で便利
JAL、ANAはマイルを購入することはできません。しかし、デルタスカイマイルは、マイルが特典航空券交換に少し足りない場合でも、不足分をカードで購入できて便利です。
1回あたりに購入可能なマイル数は2,000マイル以上2,000マイル単位(上限60,000マイル)です。
2,000マイルあたりの料金は70米ドルです。2,000マイル購入時に必要な金額(円)はドル/円(USD/JPY)の為替レートによって変わってきます。
ドル円の 為替レート | 支払い 金額(円) | 1マイル(円) | ドル円 (USD/JPY) | 支払い 金額(円) | 1マイル(円) |
---|---|---|---|---|---|
75.0 | 5,250 | 2.625 | 107.5 | 7,525 | 3.7625 |
77.5 | 5,425 | 2.7125 | 110.0 | 7,700 | 3.85 |
80.0 | 5,600 | 2.8 | 112.5 | 7,875 | 3.9375 |
82.5 | 5,775 | 2.8875 | 115.0 | 8,050 | 4.025 |
85.0 | 5,950 | 2.975 | 117.5 | 8,225 | 4.1125 |
87.5 | 6,125 | 3.0625 | 120.0 | 8,400 | 4.2 |
90.0 | 6,300 | 3.15 | 122.5 | 8,575 | 4.2875 |
92.5 | 6,475 | 3.2375 | 125.0 | 8,750 | 4.375 |
95.0 | 6,650 | 3.325 | 127.5 | 8,925 | 4.4625 |
97.5 | 6,825 | 3.4125 | 130.0 | 9,100 | 4.55 |
100.0 | 7,000 | 3.5 | 132.5 | 9,275 | 4.6375 |
102.5 | 7,175 | 3.5875 | 135.0 | 9,450 | 4.725 |
105.0 | 7,350 | 3.675 | 137.5 | 9,625 | 4.8125 |
自分用だけではなく、家族・友人などにマイルをプレゼントすることもできます(ギフトマイル)。
ダイナースクラブカードと共通の特典
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードは、ダイナースクラブ コンパニオンカードなど一部を除き、ダイナースクラブカードと同一の特典・サービスを受けられます。
高級レストランのコース料理が1名分無料、世界1,000ヵ所以上の空港ラウンジが利用可能、手荷物無料宅配サービス、ダイニングサービス、安心の海外緊急アシスタンスなどが代表です。
ジャンル | 優待サービス内容 |
---|---|
グルメ | 所定のコース料理を2名以上利用で1名無料(エグゼクティブ ダイニング) 草喰なかひがし等の名店を予約できる「ダイナースクラブ ごひいき予約」 お子様メニューが家族との食事で1名無料「Family Table」 料亭の予約代行(料亭プラン) おもてなしプラン、ナイトイン銀座 ダイナースクラブのお取り寄せ アラン・デュカスのレストラン優待、ひらまつ優待 |
トラベル | 国内外1,000ヵ所以上の空港ラウンジ (年10回無料) 年2個の手荷物無料宅配 (帰国時) 国内外のホテル・旅館の宿泊優待、Hotels.com割引、クラブホテルズ ハワイ旅行での優待 旅行・出張時の現地でのサポート・各種手配 最高1億円の旅行保険 海外旅行保険プラス ダイナースクラブ共通の優待特典 |
エンタテイメント ・ライフ | コナミスポーツクラブや人間ドック優待 ヘリコプター優待、乗馬優待 ダイナースクラブのイベント ダイナースクラブ チケットサービス |
ゴルフ | プライベートレッスン優待 名門ゴルフ場の優待予約 ダイナースクラブカップ |
保険 | スマホも対象のショッピング保険 |
空港ラウンジは、日本国内では他の大多数のゴールドカード・プラチナカードで利用できないKAL Business Class Loungeを使えます。
成田空港のKALラウンジは第1ターミナルにあります。関空のKALラウンジは閉鎖されましたが、ぼてぢゅうを利用可能。手荷物検査後の羽田空港パワーラウンジは手荷物検査後にあって便利です。
以下はANAダイナースカードに関するラウンジ記事ですが、デルタダイナースも同様に利用可能です。
コース料理1名分無料サービスの利用可能店舗数は競合サービスと比較すると多く、ダイニングに強みがあるダイナースらしくなっています。
- ダイナース プレミアム エグゼクティブダイニング:約380店舗
- ダイナースのエグゼクティブダイニング:約280店舗
- 招待日和系のサービス(ゴールドダイニング、2 for 1 ダイニング、Taste of Premium等):約250店舗
- ビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポン:約200店舗
- JCBのグルメ・ベネフィット:約130店舗
- 三井住友カード プラチナのプラチナグルメクーポン:約100店舗
コース料理1名分無料の対象レストランの一例としては、銀座レカン副料理長、広尾レヴェランス料理長を務めた経歴を持つシェフのレストラン(食べログで星が約4・TOP1000の名店)があります。
1名分無料のエグゼクティブ・ダイニングは、誕生日や記念日のディナーや会食がお得になって、ラグジュアリーなレストランでの美食がはかどります。
以前は「京都ホテル ウエルカムラウンジ」も利用できましたが、2018年10月1日からは、ダイナースのブラックカード会員専用サービスとなりました。
また、サポートのコールセンターに電話すれば、万が一のトラブルの際にも、保険会社が入って海外旅行傷害保険の範囲内で治療を受けられます。
費用負担がなくて安心・安全です。外国人だと法外な値段をふっかけられるような国・地域が一部にありますけれども、ダイナースの海外サポートが間に入ってくれるのでそのような心配とも無縁です。
その他、ダイナースクラブカードと共通のベネフィットの詳細は以下で徹底解説しています。
以前にダイナースの五十嵐 幸司 代表取締役社長に取材しました。充実の特典、高いステータスの秘訣、クラブメンバーシップ・哲学など多様な角度で聞き倒しています!
ダイナースは流麗な制度が満載であり、人生がもっと楽しくなるクレジットカードです。一度使ったらもう手放せません。
私はダイナース入会前と入会後では、生活の豊かさが圧倒的に変わりました。サービスを利用したり、イベントに参加することで、それまでになかった体験が可能になっています。
日本料理 未在、銀座 小十、Fujiya 1935、日本料理 龍吟、青空など至高の予約困難店でキャンセルが出た席を予約できるダイニングサービスもあります。
審査基準
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードの審査基準はダイナースクラブカードに準じています。
かつてダイナースの会員の入会審査方針は、「収入、生活の安定性、将来性の3点を重視し、社会的信用の高い方を迎える」というものであり、プラチナカードに準じる厳しい審査基準で有名でした。
しかし、現在はデルタ スカイマイル ダイナースクラブカードの入会の目安は「所定の基準を満たす方」となっており、門戸が拡大しています。
アメックスと比較すると審査基準は厳しいですけれども、一定の年収とクレジット・ヒストリーがあれば問題なく発行できる方が多いです。
年齢27歳以上かつ年収500万円(税込)以上で、直近3ヶ月の利用実績があり、過去1年は遅延なしだと、多くのケースで発行可能です。
現在は400万円台でも可能なケースが明示されており、契約・派遣社員、主婦、年金が主な収入、無職・パート・アルバイト、学生でも審査を通過する可能性があります。
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードの審査については以下で徹底分析しています。
デルタ スカイマイル ダイナースプレミアムはなし
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードには、ブラックカードのプレミアムカードはありません。
ANAダイナースカードには、ダイナースのブラックカードである「ANAダイナース プレミアムカード」があります。上級会員の「ANAダイナース スーパーフライヤーズ プレミアムカード」もあります。
マイル付与率1.5%、ANA航空券・機内販売等が4.5%還元、フライトのボーナスマイル50%、国内のANAラウンジ利用可能、ダイナースクラブのプレミアム・サービスなどのメリットがあります。
他方、プロパーのダイナースクラブカードにも「ダイナースクラブ プレミアムカード」というブラックカードがあります。
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードの保有者にはダイナースクラブ プレミアムカードのインビテーションは来ません。
将来的にプロパーのダイナースクラブ プレミアムカードを視野に入れている場合は、ANAダイナースカード、ダイナースクラブカードが無難です。
ANAダイナースプレミアム、ダイナースクラブ プレミアムカードのインビテーションは、決してハードルは高くありません。
ダイナースクラブカードを保有して1~2年ほど一定金額を利用すれば、たとえインビテーションが来なくても、突撃(自分から電話)での獲得は十分に可能です。
ダイナースを保有して利用していくと、上位カードであるブラックカードのインビテーションが届くのも魅力的です。
ダイナースプレミアムはANAマイル付与率1.5%~2.0%、24時間365日対応のコンシェルジュ、数多くのプレミアムカード限定特典など至高のベネフィットがあります。
- ANAマイル付与率1.5%~2.0%の最強のポイント
- 年会費13万円(税抜)のTRUST CLUB ワールドエリートカードとほぼ同一の「ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカード」が無料
- 秀逸なコンシェルジュサービス(ネットでの依頼も可能)
- ブランド店でプライベートショッピング・VIPルームのおもてなし・プレゼント
- 一休.comのダイヤモンド会員の資格(一休プライベートセールがお得)
- プリファード ホテルズ&リゾーツ iPrefer のエリート会員
- レストランのコース料理が1名分無料(日本最高の数のプレミアム・エグゼクティブ・ダイニング)
- 有名俳優・アイドルなどスーパーVIPが集うパーティー、プラダのカクテルパーティーなどスペシャルなイベント
- 一見さんお断りの高級料亭も利用可能(優待特典も)
- 希少なダイニングイベントの先々行予約が可能
- ダイナースクラブ プレミアム 銀座ラウンジ
- 大丸東京の「D’s ラウンジトーキョー」
- 乗馬が年4回無料
- プライオリティ・パスのプレステージ会員が無料(家族会員も)
- 無制限で世界1,000ヵ所以上の空港ラウンジが利用可能(日本国内では成田のKALラウンジもOK)
- 誕生日プレゼント
- 医療相談と法律・税務相談
- Marriott Bonvoy、アマンの特別優待
- ジュール・ヴェルヌ&ベル エポック、フランス大使公邸ディナーやイタリア大使館でのディナー等の至高のイベント
- LeaLeaトロリーなどハワイ旅行での優待
- 国内クラブホテルズ・旅の宿
- スパ・エステ優待
- H.I.S.エグゼクティブメンバーズクラブ「CLASS ONE」
- 最上級の付帯保険
- 海外旅行先での24時間日本語サポート
- 手荷物無料宅配サービス(往復)
- コート預かりサービス(成田・羽田・中部・関空)
- ポイントの有効期間が無期限(マイルも無期限で貯められる)
まさに「溢れる生命力と優雅さが調和」「最高のバリューの結晶」と評価できるハイ・クオリティー・カードです。
年会費は高いものの、ダイナースプレミアムの価値は高く、人生を極めるその手にふさわしい一枚です。
ダイナースのブラックカードの入手方法については、体験に基づいて以下で精緻に分析しています。インビを待たずに獲得することも可能です。
ダイナースクラブ プレミアムカードにはANAダイナースプレミアムなどの提携カードもあります(ダイナースのブラックカード一覧)。いずれも年会費を取り戻せる高級カードです。
オメガのスピードマスター60周年記念イベントが開催され、ダイナースプレミアムの保有者から2名が参加でき、お声がけいただくことができました。
俳優の三浦翔平さんも出席しており、プライベートで愛用している「スピードマスター グレーサイド オブ ザ ムーン メテオライト」を腕につけて登場なさっていました。
その他、超有名アイドル、スポーツ選手、著名人がいて、セレブで凄いの一言でした。セレブが参加しているイベント・パーティーで、シャンパンや美味しい食事を堪能できました。
ダイナースプレミアムを保有して、興味がある分野についてコンシェルジュとコンタクトを取っていれば、このようなスペシャルなイベントに招待される機会が生じてきます。
ブラックカードならではのお金では買えないプライスレスの貴重な体験が可能です。高級カードの醍醐味です。
知り合いは高級車のパーティー・イベントに招待されたそうです。ダイナースならではの傑出したイベントで特筆に値します。
将来的にブラックカードを視野に入れている場合は、ダイナースクラブカードが有力です。アメックス・センチュリオンは年3000万円近い利用が必要という説があり、一般人にはハードルが高いです。
また、アメックス・センチュリオンは年会費が500,000円(税抜)と高過ぎて、コストパフォーマンスの側面では今ひとつです。
ダイナースのブラックカードであるダイナースプレミアムは、コスパの観点では随一のブラックカードです。一般加盟店でのマイル付与率1.5%~2.0%は日本最高です!
一般加盟店で日本最高峰の1.5%~2.0%マイル還元であり、お得な有効期限が無期限のクレジットカードの筆頭です。
ANAダイナースプレミアムとプロパーのダイナースプレミアムの相違点は下表のとおりです。
項目 | ANAダイナース プレミアムカード | ダイナースクラブ プレミアムカード |
---|---|---|
年会費(本人) | 155,000円(税抜) | 130,000円(税抜) |
年会費(家族) | 無料 | 無料 |
マイル移行手数料 | 無料 | 無料 |
トータルコスト(本人) | 155,000円 | 130,000円 |
トータルコスト (本人+家族) | 155,000円 | 130,000円 |
ANAマイル移行限度 | なし | 年4万マイル |
マイル還元率(一般加盟店) | 1.5% | ANA:1.5%(海外2%) その他:0.75%(海外1%) |
ANAカード特約店 | 2.0%-4.5% | ANA:1.5% その他:0.75% |
楽天Edyへのチャージ | 0.5%のANAマイル | なし |
ANAフライトボーナス | 50% | なし |
入会・継続ボーナス | 年10,000マイル | なし |
その他ANA プレミアムカード特典 | ◯ | - |
ダイナースクラブカード、ANAダイナースカードを保有して年200万円~300万円程度利用していくと、インビテーションが届く可能性があります。決してハードルは高くありません。
家族会員も充実の特典を利用可能
本会員同様に、傷害死亡・後遺障害保険金最高1億円をはじめとする充実した補償が用意されています。国内・海外を問わず安心の補償が受けられます。
国内外1,000ヵ所以上の空港ラウンジは家族会員も無料で利用できるのがファンタスティックです。
レストラン、カフェ、バーで優待プランを用意しているグルメサービスなどについても、本会員の方と同様のサービスを利用できます。
ビジネス・アカウントカードで経費決済も
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードを保有していると、ビジネスの経費を効率的に決済できる「ビジネス・アカウントカード」を保有できます。
経費決済専用のカードです。仕事の出張・接待などの経費決済・管理をスムーズに行えます。デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードに追加して申し込めます。
会社オーナーの方はもちろん、法人格を持たない個人事業主・医師・弁護士・公認会計士なども簡単な手続きで利用できます。個人事業主の青色申告にも活用できます。
個人用カードで法人・個人事業の経費を決済すると、経費処理が煩雑になりがちです。ビジネス・アカウントカードを活用すると、その手間をなくすことができます。
カードフェイスはデルタ スカイマイル ダイナースクラブカードと同一です。ダイナースクラブカードのビジネスアカウントカードは本体のカードに「BUSINESS ACCOUNT」という刻印が刻まれている形になります。
ちなみにダイナースクラブ プレミアムカード、ANA ダイナース プレミアムカードの場合も本体のカードと同様のカードフェイスとなります。
ビジネス・アカウントカードは、新規発行時に5,500円(税込)の発行手数料がかかり、次年度以降は毎年5,500円(税込)の手数料がかかります。
年会費は楽天カードの法人カード「楽天ビジネスカード」と同じ水準です。
ビジネス・アカウントカードは、デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードと同様に通常の利用でポイントが貯まるのがメリットです。ただし、Edyチャージはポイント対象外です。
1%でポイントを貯めてマイル交換ができるので、マイル付与率1%のビジネス用カードです。1マイル3円で使うと実質還元率3%です!
法人用のクレジットカードは還元率が0.5%前後で今ひとつのカードが多い中で、デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードに付帯できるビジネス・アカウントカードはパワフルです。
プライベート・個人での支出はデルタ スカイマイル ダイナースクラブカード、ビジネスの経費決済はビジネス・アカウントカードという二刀流でザクザクとマイルが貯められます。
個人カードとビジネス・アカウントカードのポイントは、合算してマイル等と交換することが可能です。ただし、統合は同じ種別のカードに限ります。
ビジネスカードでマイル付与率が高いのは、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス(JALマイルの付与率1.125%)です。
ただし、20,000円(年200万円以上の利用で10,000円)の年会費(税抜)が発生します。
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードであれば、マイル付与率1%のビジネスカードを2,000円(税抜)で持てます。
また、ビジネス・アカウントカードを持っていると、JALオンライン(JAL国内線出張手配サイト)を利用できるのもメリットです。導入費・使用料・年会費などは一切かかりません。
JALオンラインは、契約した法人の経営者・従業員が、24時間365日いつでもどこでも国内線の予約・発券が可能な法人向けのインターネット予約サービスです。
出張精算の効率化ができ、JALオンライン限定運賃もあります。「eビジネス6」という同一路線に6回搭乗できる回数券があります。無記名式なので、複数の社員で分けあうことができて便利です。
JALオンラインでクラスJを予約して新規に発券すると、クラスJ料金(1,000円)が無料となるキャンペーンを定期的に開催。サクララウンジが利用できるキャンペーンも開催事例があります。
しかも個人でJALを普通に予約するのと同様に、先得割引・特便割引も利用できます。
出張者にとって非常に重要なのはJALマイル・FLY ON ポイントが自分に付与されるか否かですが、ご安心ください!
JMBお得意様番号の入力欄があり、自分の番号を入れればJALマイルやFLY ON ポイントが積算されます。マイラーには助かる仕組みです。
JALオンラインの詳細、使い方については、以下で徹底的に解説しています。
ビジネス・アカウントカードの引き落とし口座は個人カードとは別口座を設定することができます。専用の利用代金明細を分けて郵送することもでき、経費管理の効率化に役立ちます。
ビジネスアカウント・カードの詳細については、以下で徹底解説しています。
デメリット
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードのデメリットはまず第一に高額な年会費です。しかし、このデメリットは多種多様なサービスが付帯しているので仕方ないと言えます。
コアのメリットは無期限のデルタ スカイマイル、高級レストランで1名分無料などのダイナース特典や、ラウンジ・手荷物無料宅配・旅行保険等のトラベル関連サービスですので、これらに興味がない方は保有するメリットがありません。
また、利用できる店舗がVisa・Mastercard(国内ではJCB)に比べて少ないのもデメリットです。公共料金等の支払いに対応していないこともあります。
ただし、ダイナースクラブカードとJCBは提携を結んでおり、JCBの加盟店の多くでもダイナースクラブカードは利用できるようになっています。日本国内では使える店舗が拡大しています。
また、サブカードとしてVISAカード、Mastercardなど、使える店舗数が多いブランドのカードを作っておけば問題ありません。
Visa/Mastercardと合わせてダイナースを保有すれば、万が一のトラブルのリスクを抑制できて有効です。
2018年6月1日にはヨーロッパ各国でVisaのシステム障害が発生して、カード決済ができなくなりました。イギリスの一部のATMでシステム障害が報じられてから2時間未満の間に現金が空になりました。
万が一の際にカード決済ができなくなる事態を避けるためにも、他の国際ブランド以外にダイナースも持っていればシステムトラブルで困るリスクが低下します。
電子マネーチャージでポイントが得られないのもデメリットです。チャージしたい場合は、サブカードとして対応のクレジットカードを使いましょう。
ANAカードですと、SuicaはANA VISA Suica、PASMOはANA東急カードが年会費最安値(税抜751円)で維持できます。PASMOはソラチカカードも有力です。その他おすすめのクレジットカードは下表の通りです。
電子マネー | カード名 | 還元率 | 年会費(税込) |
---|---|---|---|
nanaco | セブンカード・プラス | 0.50% | 無料 |
楽天Edy | リクルートカード | 1.20% | 無料 |
エポスカード | 0.50% | 無料 | |
WAON | イオンカードセレクト | 0.50% | 無料 |
JALカード (JCB/ TOKYU/DC) | 0.5-1.0% | 2,200-34,100円 | |
モバイルSuica | ビックカメラSuicaカード | 1.50% | 年1回の利用で無料 |
「ビュー・スイカ」カード | 1.50% | 524円 | |
PASMO | Apple PayのPASMOは Tカード Primeがお得 | 最大1.5% | 実質無料 |
TOKYU CARD ClubQ JMB | 1.00% | 1,100円 | |
ANA To Me CARD PASMO JCB | 0.5-1.0% | 2,200円(初年度無料) | |
OPクレジットカード | 0.50% | 年1回の利用で無料 | |
JALカード OPクレジット | 0.5-1.0% | 2,200円 | |
モバイルPASMO、 SMART ICOCA | リクルートカード (VISA / Mastercard) | 1.20% | 無料 |
Delight JACCS CARD | 1.00% | 無料 | |
オリコカードザポイント | 1.00% | 無料 |
Apple Payを利用可能!Suicaチャージはポイント対象外
7以降のiPhone、Series 2以降のApple Watchは、おサイフケータイに類似するサービス「Apple Pay」が利用可能です。
モバイルSuicaに類似した仕組みで電車・バス等に乗ることができます。また、iDかQUICPay・nanaco・WAONの店舗でお買い物することが可能です。
ダイナースクラブカードをApple Payに登録すると、QUICPayでの決済が可能で1%のポイントを得られます。
ダイナースはネット・アプリでのお買い物やWalletアプリ内でのSuicaチャージには使えません。
JR東日本が出しているiPhone用の「Suica」アプリの会員登録時にダイナースを登録して、Suicaアプリ内のチャージ画面で「クレジットカード」を選択するとチャージが可能です。
しかし、Suicaアプリ内での利用分はポイント付与の対象外です。Suicaチャージだけではなく、定期券やSuicaグリーン券の購入も同様です。
プロパーのダイナースクラブ コンパニオンカードでのApple Pay決済なら、Apple PayのSuicaへのチャージが1%還元となります。
Apple PayとSuica、国際ブランドの関係については、以下にまとめています。
Apple Payが使えるクレジットカードについては、以下で比較しています。
その中でおすすめ
Apple PayでのSuicaチャージでポイントが貯まるクレジットカードについては、以下にまとめています。
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードと他のダイナースクラブカードの比較
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードと、通常のダイナースクラブカードや銀座ダイナースクラブカードのどれに申し込むのかは迷うところですね。違いを比較します。
年会費・マイル移行手数料
まず年会費が異なります。デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードの年会費は、本会員が28,000円(税抜)、家族会員が9,000円(税抜)です。
通常のダイナースクラブカードは、年会費が本人22,000円(税抜)、家族会員 5,000円(税抜)です。銀座ダイナースクラブカードの年会費は、本会員が25,000円(税抜)、家族会員が無料です。
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードはデルタ スカイマイルへの移行手数料が無料であり、他のダイナースクラブカードは6,000円(税抜)がかかります。
マイル移行手数料も合わせたトータルコストでは、本人会員のみだとデルタ スカイマイル ダイナースクラブカードが最も安価です。家族会員も含めると、銀座ダイナースクラブカードが最も安価となります。
特典
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードは、デルタ航空スカイマイルの獲得限度がありません。他のダイナースクラブカードは年10万マイルが上限です。
通常のダイナースクラブカードにある特典はデルタ スカイマイル ダイナースクラブカードも全て利用可能です。
銀座ダイナースクラブカードには、銀座で活用できるオリジナルの特典があります。特にラウンジは飲み物を戴きながらリラックスして休憩できますし、手荷物を預けられるのも大きなメリットです。
入会キャンペーンはデルタ スカイマイル ダイナースクラブカードが最大35,000マイル、ダイナースクラブカードが6万ポイント(6万マイルに交換可)であり、銀座ダイナースクラブカードは初年度年会費無料です。
各ダイナースクラブカードの違いをまとめると下表のとおりです。
項目 | デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード | ダイナースクラブカード | 銀座ダイナースクラブカード |
---|---|---|---|
年会費(本人) | 28,000 | 22,000 | 25,000 |
年会費(家族) | 9,000 | 5,000 | 無料 |
マイル移行手数料 | 無料 | 6,000 | 6,000 |
トータルコスト(本人) | 28,000 | 28,000 | 31,000 |
トータルコスト (本人+家族) | 37,000 | 33,000 | 31,000 |
銀座オリジナル特典 | - | - | ◯ |
マイル還元率 | 1.5% | 1.0% | |
デルタマイル移行限度 | なし | 年10万マイル | |
デルタスカイクラブ | 年3回無料 | なし | |
継続ボーナス | 年3,000マイル | なし |
なお、銀座ダイナースクラブカードのみ、ダイナースクラブ プレミアムカードの特典のうち、銀座での特典の一部を利用できます。
銀座ラウンジ、大丸東京店のラウンジ「D'sラウンンジトーキョー」、銀座の600を超える特約店でポイント2倍などのメリットがあります。
ダイナースクラブの銀座ラウンジの感想・口コミについては、以下で徹底解説しています。
他のダイナースクラブカードからの切り替え
他のダイナースカードからデルタ スカイマイル ダイナースクラブカードに切り替える場合、新規の申し込みが必要となります。
申込時には所定の審査が行われるので、審査が通過するまでは今使っているダイナースは解約しない方が無難です。
入会手続き後、新カードが自宅に届くまでに、2~3週間程度の時間がかかる場合があります。
新たなカード番号・有効期限で新カードは発行されて、現在のカードで貯めたリワードポイントは、新カードへの移行・合算はできません。使い切ってから解約しましょう。
カード券面のMember Since (カード入会年)は、新カードの入会年が刻印されます。
新カードの暗証番号は、新しく設定することになります。サクッとWebや電話で手続きしちゃいましょう!
現在のカードに加えて、新カードの年会費を別に支払う必要があります。旧カードの年会費の返金や、新カードの月割での割引などはありません。
まとめ
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードは年会費が高いものの、お得なメリットが満載のクレジットカードです。特に大きいメリットは以下のとおりです。
- 1.5%のマイル付与率
- 年3回までデルタスカイクラブが無料
- 毎年カードを継続する度に3,000ボーナスマイル
- ポイントの有効期間が無期限(マイルも無期限で貯められる)
- 上限なしに手数料無料でデルタスカイマイルに移行可能
ただし、家族カードの年会費が高い点、デルタ スカイマイル以外のマイルを得られない点がデメリットです。
こうしたデメリットを回避する場合は、通常のダイナースクラブカードも有力な選択肢です。
ダイナースは人生がもっと楽しくなる特典が満載であり、新しい地平へ雄飛できる機会を手に入れられます。一度使ったらもう手放せません。
私は入会前と入会後では、生活の豊かさが圧倒的に変わりました。サービスを利用したり、イベントに参加することで、それまでになかった体験が可能になっています。
ダイナースクラブはブランド名のルーツでもある「ダイニング」に設立当初から注力しており、卓越したダイニングのサービス・イベントが満載です。
日本の食文化の発展に寄与すると共に、会員の声に応えてくれる充実したサービスが魅力的です。本物のこだわりを持ち、ステータスを語るクレジットカードです。
ダイニング関連ではレストラン・ウィークというイベントを定期的に開催しており、美食がはかどります。
ダイナース会員は先行予約が可能だったり、ドリンクサービス等を受けられます。最大のイベントはフランスレストランウィークです。
実際にガラディナーに参加したところ、大満足のクオリティで幸せに包まれました。
春には銀座での多様なジャンルの名店がお得に楽しめる銀座レストランウィークが開催されます。
夏には全国のイタリアンがお得になるダイナースクラブ イタリアンレストランウィークも開催されています。「VIPremio Dining」というダイナース会員限定のプランもあります。
私はダイナースクラブに入会してカードをフル活用することで、人生の質が著しく向上しました。
TRUST CLUB プラチナ マスターカードとほぼ同じ「ダイナースクラブ コンパニオンカード」をサブカードとして無料で保有できます。
ダイナースクラブに加えてプラチナMastercardの特典を利用でき、二刀流で便利に支払えます。
コンパニオンカードでのApple Pay決済なら、Apple PayのSuicaへのチャージが1%還元となります(ダイナースクラブカードのApple Pay詳細)。
ダイナースクラブカードは幾多の特典があるハイ・クオリティーカードです(ダイナースクラブカードの種類)。特に大きいメリットは以下のとおりです。
- ダイナースグローバルマイレージで1%のANAマイル付与率(ダイナースクラブのポイント詳細)
- 年会費3千円のTRUST CLUB プラチナ マスターカードとほぼ同一のダイナースクラブ コンパニオンカードが無料
- 高級レストランにて2名以上のコース料理利用で1名分無料
- ポイントの有効期間が無期限(マイルも無期限で貯められる)
- 年10回まで世界1,000ヵ所以上の空港ラウンジが利用可能(日本国内では成田のKALラウンジもOK)
- 充実の付帯保険(旅行傷害保険、ショッピング・リカバリー)
- 豊富なダイニング・サービス(おもてなしプラン、料亭プラン、ダイナースクラブのお取り寄せ等)
- 手荷物無料宅配サービス
- デュカス優待、ハワイでの優待、便利なダイナースクラブ スマホアプリ、ダイナースクラブ チケットサービス
- 海外旅行先での24時間無料の電話サポート(日本語)
- 痒いところに手の届く充実の会員サポート「ダイナースクラブコールセンター」、ゴルフ優待、コナミスポーツクラブ優待
- ダイナースクラブ限定イベント(ダイニング、馬主体験、醍醐寺の観桜会、若手女子プロとのダイナースクラブ カップなど)
豊富なベネフィットに鑑みると、年会費を超える価値があると評価できます。
コース料理1名分無料サービスの利用可能店舗数は競合サービスと比較すると多く、ダイニングに強みがあるダイナースらしくなっています。
- ダイナース プレミアム エグゼクティブダイニング:約380店舗
- ダイナースのエグゼクティブダイニング:約280店舗
- 招待日和系のサービス(ゴールドダイニング、2 for 1 ダイニング、Taste of Premium等):約250店舗
- ビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポン:約200店舗
- JCBのグルメ・ベネフィット:約130店舗
- 三井住友カード プラチナのプラチナグルメクーポン:約100店舗
ダイナースクラブカードの具体的なスペック、審査の基準については以下で徹底解説しています。
ダイナースクラブはまさに「人生を彩るクラブ」であり、ダイナースクラブカードは本物のこだわりを語るステータスカードです(おすすめのダイナース一覧)。
年会費無料のクレジットカードが満ち溢れている中で、年会費は高いですけれども、生活に満足をもたらすステータスカードです。
保有して活用していくと、お得な特典で生活を豊かに彩ることができます。人生が眩い程に煌めきます。
公式サイトダイナースクラブカード 公式キャンペーン
銀座でのオリジナル特典が魅力的な銀座ダイナースクラブカード、航空系カードとダイナースの特典が融合したANAダイナースカード、JALダイナースカードもあります。
ダイナースを保有して使っていくと、ブラックカードであるダイナースクラブ プレミアムカードのインビテーションが届く可能性がある点も大きなメリットです。
ダイナースプレミアムはANAマイル付与率1.5%~2.0%、24時間365日対応のコンシェルジュ、数多くのプレミアムカード限定特典など至高のベネフィットがあります。
- ANAマイル付与率1.5%~2.0%の最強のポイント
- 年会費13万円(税抜)のTRUST CLUB ワールドエリートカードとほぼ同一の「ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカード」が無料
- 秀逸なコンシェルジュサービス(ネットでの依頼も可能)
- ブランド店でプライベートショッピング・VIPルームのおもてなし・プレゼント
- 一休.comのダイヤモンド会員の資格(一休プライベートセールがお得)
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- ジュール・ヴェルヌ&ベル エポック、フランス大使公邸ディナーやイタリア大使館でのディナー等の至高のイベント
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- ポイントの有効期間が無期限(マイルも無期限で貯められる)
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年会費は高いものの、ダイナースプレミアムの価値は高く、人生を極めるその手にふさわしい一枚です。
ダイナースのブラックカードの入手方法については、体験に基づいて以下で精緻に分析しています。インビを待たずに獲得することも可能です。
ダイナースクラブ プレミアムカードにはANAダイナースプレミアムなどの提携カードもあります(ダイナースのブラックカード一覧)。いずれも年会費を取り戻せる高級カードです。
ハードルもそれ程高いわけではありません。入手当時は平凡なサラリーマンだった私でも手が届きました。
ダイナースクラブカードを保有して一定程度の金額を利用していくと、ダイナースクラブ プレミアムカードのインビテーション獲得に着実に近づきます。
1~2年ほど一定金額を利用すれば、たとえインビテーションが来なくても、突撃(自分から電話)での獲得は十分に可能だと考えます。
ダイナースクラブカードは豊富なキャンペーンや会員イベントが魅力的なハイ・クオリティ・カードです。人生を豊かに彩ることができ、人生がまばゆい位に煌めきます。
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ANAダイナースカードは大量のマイルを得られる破格のキャンペーンが魅力的です。