JCBがユナイテッド航空と提携して発行している「MileagePlus JCBゴールドカード」というクレジットカードがあります。
基本1.5%のマイル還元率(年間上限なし)、ユナイテッド航空の航空券では3%還元、毎年4,500ボーナスマイル、マイルの有効期限が実質無期限である点が魅力的です。
貯めたマイルをANA国内線フライトやスターアライアンス特典航空券に利用でき、日本人にとっても使い勝手が抜群に良好な航空系カードです。
MileagePlus JCBゴールドカードのメリット、デメリット、他のマイレージプラスカードとの比較について、個人的口コミをまとめます。
目次
マイレージプラスJCBゴールドカードの年会費
MileagePlus JCBゴールドカードは、ユナイテッド航空とJCBが提携して発行・運営しているクレジットカードです。
申し込みには20歳以上で本人に安定継続収入が必要であり、専業主婦・学生の申し込みはできません。
本会員カードだけではなく、家族カードもあるので、専業主婦・学生の方は世帯主に本会員カードを作ってもらい、家族カードを発行しましょう。
MileagePlus JCBゴールドカードの年会費は、本会員が21,450円(税込)、家族会員が1名あたり5,500円(税込)です。
ETCカードは発行手数料・年会費無料です。有料のクレカもある中で無料なのは嬉しいですね!
デルタアメックスとは異なり、ETCカードの利用がない場合でも年会費は発生しません。これは良心的です。
申し込みから発送までは最短で3営業日です。即日発行はできませんが、十分に速いスピードです。
申し込みの際に支払い銀行口座の設定がオンラインで完了すれば、最短3営業日での発送・1週間前後での受け取りとなります。
国際ブランドはもちろんJCBです。我々には当たり前となっていますが、実は自国内の企業が大々的なクレジットカードのインフラを担っているというのは世界有数で凄いことです。
コミットメントボーナスマイル
MileagePlus JCBゴールドカードの新しい継続特典として、2024年から「コミットメントボーナスマイル」が開始しました。
ゴールドカードを5年以上継続保有し、改定後の年会費を支払われた年から、毎年4,500マイルを獲得可能です。
一般加盟店でのマイル付与率が1.5%と高還元!
MileagePlus JCBゴールドカードは年会費のわりにはマイル還元率が高く、他のユナイテッド航空カードと比較してコスパ良好なのが魅力的です。
ユナイテッド航空の「マイレージプラス」を、なんと100円あたり1.5マイル獲得できます。日々のお買いものにて1.5%という高還元率でマイルを得られてファンタスティックです。
税込ではなく税抜なのが地味なデメリットです。例えば、税抜980円(税込1,078円)といった場合は端数が切り捨てられて無駄になってしまいます。
ユナイテッド航空マイレージプラスの有効期限は、ANAやJALとは異なり無期限です。
デルタ航空スカイマイルと同様に、生涯に渡って失効する心配がありません。
したがって、MileagePlusが貯まるマイレージプラスJCBゴールドカードは、お得な有効期限が無期限のクレジットカードの筆頭です。
ファーストクラスを目指してコツコツとマイルを貯めることもできます。
他にもマイル還元率が1.5%以上のクレジットカードはありますが、いずれも年会費が高額なのが大きなデメリットとなっています。
MileagePlus JCBゴールドカードの場合、年会費がたったの21,450円(税込)なので、コストパフォーマンスは最上級です。
ANAワイドゴールドカード、JAL CLUB-Aゴールドカードと比較してもエッジ・優位性があります。
クレジットカード名 | 年会費(税抜) ※JCBは税込 | マイル還元率 (一般加盟店) |
---|---|---|
MileagePlus JCBゴールドカード | 21,450円 | 1.50% |
ANAワイドゴールドカード | 14,000円 | 1.00% |
JAL CLUB-Aゴールドカード | 16,000円 | 1.00% |
MileagePlusセゾンゴールドカード | 20,000円 | 1.50% |
ANAダイナースカード | 27,000円 | 1.00% |
ANAアメックスゴールド | 31,000円 | 1.00% |
JALカード プラチナ | 31,000円 | 1.00% |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 80,000円 | 1.50% |
ダイナースクラブ プレミアムカード | 130,000円 | 1.50% |
ANAアメックス プレミアムカード | 150,000円 | 1.00% |
ANAダイナース プレミアムカード | 155,000円 | 1.50% |
他のマイル還元率が高い航空系クレジットカードと比較すると、MileagePlus JCBゴールドカードには卓越したバリューがあると評価できます。
ユナイテッド航空の航空券購入は3%還元
MileagePlus JCBゴールドカードは、ユナイテッド航空でのフライトでボーナスマイルを獲得できる特典があります。
基本1.5%+ボーナス1.5%=合計3.0%
なんと合計で3.0%マイル還元となり、質実剛健なパフォーマンスを発揮しています。
ユナイテッド航空日本版Webサイト、日本国内のユナイテッドの予約センターや空港窓口で、日本円で支払った金額が対象です。
対象外
- 旅行会社等で購入したユナイテッド航空航空券
- 日本円以外の通貨での決済
- 機内販売やエコノミープラス座席指定料などの航空券以外の購入分
ボーナスマイルは航空券売上情報の到着後、約2ヵ月後までに本会員のマイレージ口座に付与されます。
MileagePlus JCBゴールドカードの3%のマイル付与率はトップクラスです。これを上回るのは7つしかなく、それらはいずれも年会費がかなり高いカードです。
カード名 | マイル付与率 |
---|---|
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード | 1.5% |
MileagePlusセゾンカード MileagePlusセゾンゴールドカード MileagePlusセゾンプラチナカード | 1.5% |
MileagePlus JCBゴールドカード | 1.5% |
MileagePlusダイナースクラブ ファースト | 1.5% |
ANA一般カード(JCB/VISA/Mastercard) ANAワイドカード(JCB/VISA/Mastercard) ANAワイドゴールドカード(JCB/VISA/Mastercard) | 2.0% |
JALカード 普通カード(JCB/VISA/Mastercard) JAL CLUB-Aカード(JCB/VISA/Mastercard) JAL CLUB-Aゴールドカード(JCB/VISA/Mastercard) | 2.0% |
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード | 2.0% |
デルタ スカイマイルJCBテイクオフカード | 2.0% |
ANAダイナースカード | 2.0% |
JALダイナースカード | 2.0% |
ANA VISAカード / ANA Mastercard | 2.0% |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 2.5% |
デルタ スカイマイルJCB一般カード | 2.6% |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 3.0% |
JAL アメリカン・エキスプレス・カード CLUB-Aゴールド | 3.0% |
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 3.0% |
デルタ スカイマイル JCBゴールドカード | 3.0% |
スカイ・トラベラー・カード (新規募集終了) | 3.0% |
MileagePlus JCBゴールドカード | 3.0% |
ANA JCBカード プレミアム | 3.3% |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 3.5% |
JAL アメリカン・エキスプレス・カード プラチナ | 4.0% |
JAL・JCBカード プラチナ | 4.0% |
ANAダイナース プレミアムカード | 4.5% |
ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード | 4.5% |
スカイ・トラベラー・プレミア・カード (新規募集終了) | 5.0% |
※この表は、提携航空会社の航空券を公式サイト等で購入した場合のマイル付与率です。いずれもマイル付与率が上がるプランの場合です。
MileagePlus JCBゴールドカードで航空券等を購入した時は、マイルの価値を1マイル1.5円と考えると還元率4.5%、1マイル2円と考えると還元率6%です!
マイルは価値にレバレッジがかかるのが魅力的です。ビジネスクラス・ファーストクラスの特典航空券へ交換すると、1ポイントの価値が数円に昇華して、驚異的な高還元です。
スターアライアンス加盟のANAでもマイルを獲得可能
ユナイテッド航空は航空連合「スターアライアンス」の代表的なエアラインです。
日本を代表する翼であるANAもスターアライアンスに加盟しており、相互にマイレージ連携を行っています。
したがって、ANAのフライトでMileagePlusを貯めることが可能となっています。
日本の国内線はANA、国際線はユナイテッド航空・ANA等のスターアライアンス加盟エアラインと使い分けることで、ザクザクとMileagePlusを獲得できます。
マイレージプラスの使い道は多様!ANA便も搭乗可能
ユナイテッド航空はANAと提携関係にあり、かつ同じ航空連合のスター・アライアンスに属していることから、MileagePlusは日本人にとっても使いやすいマイルです。
日本国内ではANA国内線の搭乗に使うことが可能です。800マイル以下の路線は片道5,500~6,000マイルだけでOKであり、800マイル以上でも片道8,800マイルで発券できます。
東京発着路線では、800マイルを超えるのは沖縄(那覇・宮古・石垣)だけです。ほとんどのANA国内線を片道5,500マイルで利用できます。
大阪発着路線の場合は関空→石垣だけであり、名古屋発着路線は那覇・石垣だけです。
12時間以内の乗り継ぎが発生する場合でも同じマイルで搭乗できるのがメリットです。例えば、羽田→松山(1泊)→伊丹というフライトが5,500マイルで可能です。
ストップオーバー(12時間以上の滞在)を行う場合は、片道の特典航空券が必要となります。
しかも、マイレージプラスの国内線の特典航空券は、出発地と最終目的地の間の距離で計算されます。したがって、沖縄にタッチしていても、東京・大阪・名古屋→那覇→福岡ならばOKです。
やるかどうかは別にして、5,000マイルで2区間・3区間をフライトすることも可能です。各地で12時間の滞在を楽しめます(路線によっては一泊も可能)。一例は以下のとおりです。
- 羽田→那覇→神戸
- 石垣→羽田→鹿児島
- 羽田→函館→千歳
- 八丈島→那覇→対馬
- 羽田→松山→伊丹
マイレージプラスはユナイテッド航空だけではなく、スターアライアンス加盟航空会社の好きな特典旅行券とも交換できます。
- 10,000マイル~: 国内線往復特典航空券
- 25,000マイル~:グアム、サイパン、パラオ往復特典航空券
- 30,000マイル~:アジア往復特典航空券
- 45,000マイル~:オーストラリア往復特典航空券
- 50,000マイル~:ハワイ往復特典旅行航空券
- 70,000マイル ~:北米往復特典航空券
ただし、 2019年11月15日搭乗分からユナイテッド航空の特典航空券の必要マイル数は変動制となり、繁忙期は多くのマイルが必要になりました。
スターアライアンス提携航空券(ANA国内線のフライト含む)でも、特典航空券のマイルチャートが撤廃されており、2020年5月から必要マイル数がUPした路線が目立っています。
なお、搭乗から30日前の直前発券の場合、追加でマイルが必要なのがデメリット。ANA国内線・提携特典航空券は3,500マイルとなっています。
もっとも、MileagePlus固有の利点もあり、エッジが効いているマイレージプログラムです。
- 特典航空券は二親等以上の家族以外にも予約が可能
- 特典航空券で予約した場合の燃油サーチャージなし(2020年4月20日現在)
無期限のマイルの威力
マイレージプラスカードを1年半の間に1回使えば、保有している全マイルの有効期限が延びるので、有効期限が実質的に無期限となります。お得な有効期限が無期限のクレジットカードの筆頭です。
MileagePlus JCBゴールドカードの最大のメリットの一つはマイルの有効期間が実質無期限であり、ファーストクラスの航空券と交換できることです。
マイルの還元率を高くするには、ビジネスクラス・ファーストクラスの航空券への交換が重要です。しかも長距離である程に還元率が上がります。
しかし、ポイント・マイルの有効期限内に、ビジネスクラス・ファーストクラスの航空券に交換できるだけのマイルを貯める必要があります。
仕事や旅行で頻繁に飛行機に乗らない限りは、必要なマイルに到達するのが難しい場合もあります。JALカードの場合はマイルの有効期限はきっちり3年となります。
ANAワイドゴールドカードの場合、ポイントの有効期間が3年でマイル移行後のマイル有効期間は3年です。
合計で有効期間を最大6年まで伸ばすことができますが、この間に貯めるのが難しい場合もあります。
また、ギリギリになってようやく貯まった場合は、時期によっては取りたい航空券がとれないという事態もありえます。
クレジットカードの特典を使うためだけに無理やり旅程を組むというのは、本末転倒の色彩が出てきます。
ANAカード、JALカードにはこうした「有効期限の壁」があります。
しかし、マイルの有効期限が実質無期限のMileagePlus JCBゴールドカードなら無限にポイント・マイルを貯められるので、有効期限の壁を突破できます。
ポイントモール「MileagePlus Shopping Japan」もあるので、日常生活でお手軽にマイルを貯められます。
ANA/JALマイルは有効期限3年なので、家族が3~5名といった方の場合、全員の必要マイルを貯められない事が多いです。
しかし、MileagePlusなら有効期限がないので、家族全員分のマイルをじっくりと蓄積できます。
実際に私もユナイテッド航空のマイルをじっくり貯めて先日は21万マイルを突破しました。
このように着実にマイルを蓄積できるのが、MileagePlus JCBゴールドカードの大きなメリットです。
じっくりとマイルを貯めて、ビジネス/ファーストクラスの特典航空券への交換が可能になります。非日常の体験ができて、更にカードの還元率も跳ね上がります。
ANAグループ空港内免税店で10%OFF
MileagePlus JCBゴールドカードは日本国内の空港の免税店で、嬉しい割引を受けられます。
- 羽田空港:TIAT DUTY FREE SHOP SOUTH
- 成田空港:ANA DUTY FREE SHOP
- 関西国際空港:ANA DUTY FREE SHOP
なんと10%OFFとなってファンタスティックです。もちろんショッピングマイルも得られるので、10%割引き後の金額に対して1.5%のマイレージプラスを獲得できます。
ANAワイドゴールドカードやJAL CLUB-Aカードと同様に、MileagePlus JCBゴールドカードなら免税店で
ゴールドカードらしく付帯保険が充実
海外旅行傷害保険
MileagePlus JCBゴールドカードには海外旅行傷害保険が付帯しています。上位カードになればなる程、旅行保険が充実していきます。
ゴールドカードだと家族特約も付帯しており、パワフルなスペックを兼ね備えています。大切な家族もしっかりと補償されるのは素晴らしいことですね!
保険の種類 | 補償金額 (家族特約) |
---|---|
付帯条件 | 利用付帯 |
死亡・後遺障害 | 最高1億円(1000万) |
傷害治療 | 最高300万(200万) |
疾病治療 | 最高300万(200万) |
救援者費用 | 最高400万(200万) |
賠償費用 | 最高1億(2000万) |
携行品損害(1旅行/年) (自己負担3,000円) | 50万/100万限度 (同額) |
海外旅行傷害保険の中で最も利用頻度が高くて重要な「疾病・傷害治療費用」に対する補償が、最高300万円と充実しています。
これはなんと年会費20,000円(税抜)の三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの1.5倍の水準で卓越しています。外国でケガ・病気によって医療費が発生した場合に役立ちます。
ただし、海外は医療費が高額な地域が多く、病院に運ばれて入院したら数百万円といった費用になることもあります(ジェイアイ傷害火災保険の海外旅行保険事故データ)。
安心のショッピング保険
MileagePlus JCBゴールドカードには、購入した商品の損害を補償する「ショッピング補償」が付帯しています。
年500万円まで購入品の損害が補償されます。いずれも自己負担額は1事故3,000円です。
国内/海外においてカードで購入した品物の損害が、商品購入日を含めて90日間まで補償されます。もちろん一回払いも対象です。
年間最高500万円という金額はパワフルです。年間500万円もあれば大多数の方は問題ないでしょう。安心してお買い物が楽しめます。
海外だけではなく国内での購入も対象です。食料品・自転車・チケット・携帯電話・動物・植物など一部に補償の対象外となる品物があります。
もちろん、万が一の紛失・盗難・ネット不正利用の際の補償もあり、安心・安全にお買い物することが可能となっています。
航空機遅延・手荷物紛失保険
ゴールドカード以上のMileagePlus JCBゴールドカードは、航空機遅延・手荷物紛失に対する保険金があります(利用付帯)。
名称 | 補償内容 | 金額 |
---|---|---|
乗継遅延費用保険金 | 客室料・食事代 | 最高2万円 |
出航遅延費用等保険金 | 食事代 | 最高2万円 |
寄託手荷物遅延費用保険金 | 衣料購入費等 | 最高2万円 |
寄託手荷物紛失費用保険金 | 衣料購入費等 | 最高4万円 |
国内旅行傷害保険
マイレージプラスJCBゴールドカードは、国内旅行傷害保険が附帯します。家族特約はありません。
項目 | 保険金額 |
---|---|
付帯条件 | 利用付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 |
入院保険金日額 | 5,000円 |
通院保険金日額 | 2,000円 |
手術保険金 | 入院日額×倍率 (10倍、20倍または40倍) 1事故につき1回限度 |
※傷害死亡・後遺障害以外は、8日以上の治療から対象
JCBのゴールドカード特典も利用可能
MileagePlus JCBゴールドカードには、JCBゴールド特典である「Gold Basic Service」の一部ベネフィットが付帯しています。
グルメ、旅行、健康、ゴルフ、レジャー、会員誌、相談など多様な分野において、充実のサービスを受けられます。
ジャンル | 特典内容 |
---|---|
問い合わせ | ゴールド会員専用デスク JCB暮らしのお金相談ダイヤル |
健康サービス | 人間ドックサービス ドクターダイレクト24(国内) |
旅行 | JCBトラベル Oki Dokiトクトクサービス 関東有名テーマパークへの旅 トラベル特典 国内宿泊オンライン予約 海外ホテルオンライン予約 空港ラウンジサービス ラウンジキー 手荷物無料宅配券(往復)サービス 京爛漫 JCBゴールド ワシントンホテルチェーン宿泊予約 ハーツレンタカーサービス |
PLEASURE | JCB GOLD Service Club Off ゴールドフラワーサービス JCBゴールド ゴルフサービス JCBゴルファーズ倶楽部 会員情報誌「JCB THE PREMIUM」 |
チケット | JCBゴールド チケットサービス |
着実に暮らしに寄り添うベネフィットです。レストラン20%OFFや24時間365日健康相談などは特に便利なサービスです。
その他、QUICPay、Apple Pay、エクスプレス予約や、JCBプラザ等のJCB共通特典を利用可能です。
以下いくつか主要なベネフィットをピックアップしてご紹介します。
空港ラウンジ
ゴールドカード以上のユナイテッド航空 JCB カードを保有していると、国内主要空港に加え、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港の空港ラウンジが年中無休・無料で利用できます。
ソフトドリンク、インターネットの無線LANなどは無料で使えます。アルコール類・コピー・FAX(有料)もあるラウンジが多いです。
ラウンジによっては無料のアルコール類があったり、シャワールーム(有料)が設置されています。
成田のIASS EXECUTIVE LOUNGE 1/2、中部のプレミアムラウンジ セントレア、熊本のラウンジ ASOは、無料アルコールのサービスがあります。
JCBの空港ラウンジについては、以下にまとめています。
羽田空港の第1ターミナルのPOWER LOUNGE NORTHでは、朝の時間帯はクロワッサン等のパンが提供された時期もあります。
以下は成田空港のラウンジ「IASS EXECUTIVE LOUNGE 1」です。席の脇には電源コンセントもありスマホ・タブレット・PC等を充電できます。
成田のラウンジはビールかウイスキーが1杯無料です。柿の種をおつまみにして無料で飲めるのは嬉しいですね^^
ミネラルウォーター、お茶類、ジュース、コーヒーなどソフトドリンク類も揃っています。
ドクターコール24でいつでも医師・看護師に電話相談可
「ドクターダイレクト24」というサービスを使えます。日本国内において24時間・年中無休、健康や介護・育児などに関して無料で電話相談ができます。
具合が悪くなったり、トラブルで怪我をした場合の応急処置などを相談できるので非常に便利です。
病気やケガで具合が悪くなった場合は慌てがちです。そうした場合にも落ち着いて専門家のアドバイスを受けることができます。大いなる安心がある制度です^^
他の会社のカードですと、ゴールドカード・プラチナカード・ブラックカードでも医師・看護師の無料電話相談サービスがないカードも有ります。ドクターダイレクト24はメリットが大きい特典です。
全国各地のレストランが20%OFF
「JCBゴールド グルメ優待サービス」で、全国の対象店舗にて、飲食代金の割引が受けられます。有名なホテル内のレストランも対象で、コース料理や代金合計が20%OFFとなります。
クラブオフの優待特典
2018年10月からは「JCB GOLD Service Club Off」が開始して、ファミレス・カフェ・レストラン・ホテル・カラオケ・映画・スポーツクラブ・レジャー施設などでお得な優待特典を利用可能になりました。
期間限定のトラベル優待もあり、クオリティ良好なホテル・旅館にJCB限定のプライスで宿泊できます。
MileagePlusゴールドカードのデメリット
MileagePlus JCBゴールドカードにはいくつかデメリットが存在しています。
海外で使える店舗が少ない
Visa・Mastercardと比較すると海外で使える店舗が少ないのがデメリットです。
ただし、JCBの海外の加盟店は近年では拡大しており、取扱店契約数は世界190の国と地域、約3,300万件に広がっています。日本以外の国で1,900万件以上の店舗で使えます。
日本人が数多く訪れるハワイやグアムでは、JCBの積極的な攻勢によって、観光産業系の物販店の大半がJCBに加盟しています。
また、Discover Cardとの提携で、北米本土地域ではDiscover Card加盟店でも基本的にはJCBカードが使えます。
このデメリットを緩和するためには、楽天カードなど1ポイント1円で使えるVISAカード、Mastercardクレジットカードをサブカードで保有すればOKです。
年会費無料のおすすめサブカード(VISA/Mastercard)については、以下をご参照ください。
クレジットカードを複数枚持ちたくない場合は、Visa/Mastercardブランドのデビットカードや、JAL Global WALLET、マネパカード等のプリペイドカードでカバーするという選択肢もあります。
電子マネー
QUICPay以外の電子マネーにはことごとく対応していないのもデメリットです。楽天Edy、WAON、PASMOにはチャージそのものができません。
nanaco、モバイルSuica、SMART ICOCAにはチャージは可能ですが、ポイントが付きません。
これらの電子マネーを使いたい場合は、サブカードとして対応のクレジットカードを利用しましょう。おすすめカードは下表の通りです。
電子マネー | カード名 | 還元率 | 年会費(税込) |
---|---|---|---|
nanaco | セブンカード・プラス | 0.50% | 無料 |
楽天Edy | リクルートカード | 1.20% | 無料 |
エポスカード | 0.50% | 無料 | |
WAON | イオンカードセレクト | 0.50% | 無料 |
JALカード (JCB/ TOKYU/DC) | 0.5-1.0% | 2,200-34,100円 | |
モバイルSuica | ビックカメラSuicaカード | 1.50% | 年1回の利用で無料 |
「ビュー・スイカ」カード | 1.50% | 524円 | |
PASMO | Apple PayのPASMOは Tカード Primeがお得 | 最大1.5% | 実質無料 |
TOKYU CARD ClubQ JMB | 1.00% | 1,100円 | |
ANA To Me CARD PASMO JCB | 0.5-1.0% | 2,200円(初年度無料) | |
OPクレジットカード | 0.50% | 年1回の利用で無料 | |
JALカード OPクレジット | 0.5-1.0% | 2,200円 | |
モバイルPASMO、 SMART ICOCA | リクルートカード (VISA / Mastercard) | 1.20% | 無料 |
Delight JACCS CARD | 1.00% | 無料 | |
オリコカードザポイント | 1.00% | 無料 |
JCB THE CLASS、ゴールド ザ・プレミアのインビテーションが×
JCBゴールドを保有していると、2年連続100万円以上の利用でプレミアム・ゴールドカードの「JCBゴールド ザ・プレミア」が届きます。
JCBゴールドと同じ年会費で、プライオリティ・パスのプレステージ会員が無料、レストラン30%OFFのダイニング30、京都ラウンジなど更に特典が充実するコスパ良好のゴールドカードです。
また、JCBゴールドやゴールド ザ・プレミアを使い続けると、JCBの唯一のブラックカードである「JCB THE CLASS」のインビテーションが届く可能性があります。
JCB THE CLASSは、ディズニーリゾート・USJのラウンジや、メンバーズセレクション、電話が早くつながりやすいザ・クラス・コンシェルジュデスクが魅力的なスーパーカードです。
メンセレ、東京ディズニーリゾートやUSJのラウンジ、会員限定イベント、プライオリティパスなどの特典があるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。
関西有名テーマパークのJCBラウンジでは、アトラクションの優先搭乗、ソフトドリンクサービスが受けられます。
京都駅直結のJCBラウンジ京都も便利です。ソフトドリンク・休憩はもちろん、無料で手荷物を預けられて身軽に観光できるのがメリットです。
JCB ザ・クラスのインビテーションが届く点が、JCBゴールドの最大のメリットです。
しかし、マイレージプラスJCBゴールドカードを保有していても、JCBゴールド ザ・プレミア、JCB THE CLASSのインビテーションは届きません。
JCBゴールド ザ・プレミアはゴールドカードとして、JCBザ・クラスはブラックカードとしては、コストパフォーマンスが高いスーパーカードです。
いくらクレジットカード利用額が高額になっても、これらスーパーカードのインビテーションが来る可能性がないのは残念です(JCBプラチナカード一覧)。
将来的にJCB THE CLASSやJCBゴールド ザ・プレミアを視野に入れるなら、JCBゴールドの方が魅力的です。JCBゴールドのスペック・特典については、以下で徹底解説しています。
MileagePlus JCBゴールドカードまとめ
MileagePlus JCBゴールドカードは21,450円(税込)というリーズナブルな年会費で、高いマイル還元率が魅力的なクレジットカードです。
マイレージプラスカードの魅力、JCBカードのT&E特典が融合しており、キラリと光るエクセレントな魅力が燦然たる輝きを放っています。
主なメリット
- 一般加盟店で1.5%マイル還元
- ユナイテッド航空の航空券が3.0%マイル還元
- 毎年4,500MileagePlusのコミットメントボーナスマイル
- ANAグループ空港内免税店で10%OFF
- JCB Gold Basic Service
- 充実の付帯保険
世代を超えて愛される傑出した航空系カード、マイルが貯まるクレジットカードであり、順風満帆・視界良好で新しい世界へ雄飛する機会を手に入れられます。
ANAワイドゴールドカード、JAL CLUB-Aゴールドカードと比較してもエッジ・優位性があります。
クレジットカード名 | 年会費(税抜) ※JCBは税込 | マイル還元率 (一般加盟店) | マイル還元率 (航空券) |
---|---|---|---|
MileagePlus JCBゴールドカード | 21,450円 | 1.50% | 3.00% |
ANAワイドゴールドカード | 14,000円 | 1.00% | 2.00% |
JAL CLUB-Aゴールドカード | 16,000円 | 1.00% | 2.00% |
MileagePlusセゾンゴールドカード | 20,000円 | 1.50% | 1.50% |
ANAダイナースカード | 27,000円 | 1.00% | 2.00% |
ANAアメックスゴールド | 31,000円 | 1.00% | 3.00% |
一般加盟店でマイル還元率1.5%のクレジットカードの中では、MileagePlus JCBゴールドカードの年会費が21,450円で、ANA VISA プラチナ プレミアムカードは88,000円です。
MileagePlus JCBゴールドカードは、5年以上継続保有し、改定後の年会費を支払われた年から、毎年4,500マイルを得られます。
こうして考えるとマイレージプラスJCBゴールドカードのコストパフォーマンスの良さには、キラリと光るエクセレントな魅力があります。
MileagePlus JCBゴールドカードならリーズナブルな年会費、高いマイル付与率にて、陸でザクザクとマイルを貯めることが可能で質実剛健です。
空前の低金利の時代には、MileagePlus JCBゴールドカードのお得度は絶大な威力があります。お得にフライトでき、トラベル・人生を豊かに彩ることができます。
入会キャンペーンも充実しており、大量のユナイテッド航空のマイルを得ることができます。