デルタ航空には「スカイマイル」というマイレージプログラムがあります。フライト時は支払い額ベースのマイル積算なのが特徴です。
ANAやJALと比較すると貯まりにくいのがデメリットですが、少しの工夫で加速度的に貯めることも可能になっています。
使い道としては国内線もあるので、日本に住んでいても活用できる航空マイルです。
日本に住んでいる方がデルタ航空のマイルをドンドン貯める方法、お得な使い方について、注意点を完全網羅してわかりやすく徹底的に解説します。
目次
デルタ航空のマイルの貯め方
まずは日本において効率的にデルタスカイマイルを貯める方法をご紹介します。
ニッポン500マイルボーナスキャンペーンは終了
デルタ航空は2020年9月末まで「ニッポン500マイルキャンペーン」を開催していました。
長年に渡って開催されてきたので、航空会社を取り巻く状況が正常化したら、再開を期待できます。
JAL・ANAなどの日本国内定期路線(すべての航空会社・運賃・クラス)に搭乗すると、片道フライト1回につき500スカイボーナスマイルが得られます。
ピーチ、ジェットスター・ジャパン、バニラ・エアなどのLCC、スカイマーク・スターフライヤー・AIR DO・ソラシドエア等の第三の道でもOKです。
デルタ航空が独自に展開しているキャンペーンであり、日本国内線であれば、 航空会社・路線・クラスは一切不問で片道あたり500マイルが貯まります。
例えばJALマイルやANAマイルと、デルタスカイマイルが二重取りできるお得なキャンペーンです。私もザクザクとマイルを獲得しています!
有料でのフライトだけではなく、特典航空券を利用したフライトでもOKなのがファンタスティックとなっています。
デルタ航空のクレジットカードを持っているスカイマイル会員もしくはメダリオン会員は、一人あたり最大20フライト分(合計10,000ボーナスマイル)を得られます。
また、年会費2,500円(税抜)で1,000継続ボーナスマイルを得られるデルタ スカイマイル JCBテイクオフカードを保有すれば、ニッポン500マイルキャンペーンで年1万マイルを得られます。
なお、デルタアメックスゴールドを保有しているとゴールドメダリオンの資格が得られるので、デルタ航空で至高の特典を享受できます。
デメリットは自動的にキャンペーンのマイルが積算されるわけではなく、手続きが必要である点です。
しかもインターネットでの手続きがNGとなっており、必要フォーマットに記入して航空券の控えをFAXで送信する必要があります。
アナログで人力となっている点がマイナスポイントとなっていますが、手間を許容できる場合は、1フライトごとに着実にデルタ航空のマイルがザクザクと貯まっていきます。
マイルを獲得する手順は、ニッポン500マイルキャンペーン ボーナスマイル加算申請フォームに記入し、利用した搭乗券のコピー・スクリーンショット等を貼付して、FAXかメール送信する流れとなります。
- 件名:ニッポン500マイルキャンペーン加算申請
- Eメールアドレス:Japan500@delta.com
フォームはプリントアウトして記入するか、PDF加工ソフト等で編集しましょう。フライト時から2ヵ月以内に送付する必要があります。忘れないようにしましょう。
すべてローマ字/英数字で記入する必要があります。日本語で記載したらNGとなってしまいます。
搭乗実績を証明する書類は、フライト当日に取得して取っておかないと後日発行は面倒なので、フライト後に捨てないようにしましょう。
搭乗形態 | 必要な書類 (搭乗者名・便名・搭乗日・座席番号・区間の明記が必要) |
---|---|
カウンターやチェックイン機で搭乗券発行時 | 搭乗券、搭乗半券、eチケットお客様控え |
搭乗券未発行時 (ICカードタッチやデジタル搭乗券での搭乗) | 出発当日に空港で発行される「ご搭乗案内」「保安検査証」 搭乗証明書 |
この他の書類は搭乗者名、搭乗便名、搭乗日、座席番号、区間が明記されていても公式ではNGなので、必ず上表のどれかを添付しましょう。
保安検査場で発行される保安検査証や搭乗案内でOKなので簡便です。
デルタ航空に日本国内の住所を登録しているスカイマイル会員が対象で、外国人の方でもOKです。日本人が海外在住で外国の住所を登録している場合は対象外です。
不定期路線のフライト、国際線の路線の一部として運航されている国内線のフライトを含む国際線のフライトはキャンペーンの対象外です。
ボーナスマイル加算申請フォームの受領後、6~8週間後にボーナスマイルが加算します。
ニッポン500マイルキャンペーンに関する問い合わせは、デルタ航空予約センターが受け付けています。
電話番号は0570-077733(携帯電話からは050-3850-8388)となります。
クレジットカードの利用
デルタ航空のマイルが貯まるクレジットカードが日本国内でも発行されています。
デルタ航空との提携カードでは、ショッピングで直接デルタ スカイマイルが貯まるのが特徴となっています。
また、カード利用で貯まるポイントをデルタ航空 スカイマイルに交換できるクレジットカード会社が存在しています。
デルタスカイマイルが直接貯まる提携カード
日本で発行されているデルタ航空との提携クレジットカードは下表のとおりです。
年会費とマイル還元率のバランスが最も素晴らしいのは、「デルタ スカイマイルJCBテイクオフカード」です。
同一の還元率のデルタカードの中では、著しくリーズナブルな年会費となっていて質実剛健です。
カード名 | 年会費(税抜) | 一般加盟店 | デルタ航空 | |
---|---|---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |||
デルタ スカイマイルJCB テイクオフカード | 1,500円 | 400円 | 1.00% | 2.00% |
デルタ スカイマイル アメックス | 12,000円 | 6,000円 | 1.00% | 2.00% |
デルタ スカイマイルJCB 一般カード | 10,000円 | 3,000円 | 1.30% | 2.60% |
デルタ スカイマイル TRUST CLUB | 18,000円 | 9,000円 | 1.30% | 1.30% |
デルタ スカイマイル TRUST CLUB | 40,000円 | 無料 | 1.30% | 1.30% |
デルタ スカイマイルJCB ゴールドカード | 18,000円 | 5,000円 | 1.50% | 3.00% |
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード | 28,000円 | 9,000円 | 1.50% | 1.50% |
デルタ スカイマイル アメックス・ゴールド | 26,000円 | 12,000円 | 1.00% | 3.00% |
デルタJCBカードだけではなく、幾多のデルタカードの中でもコストパフォーマンスが良好と評価できます。
傑出した航空系カード、マイルが貯まるクレジットカードであり、順風満帆・視界良好で新しい世界へ雄飛する機会を手に入れられます。
入会キャンペーンも充実しており、大量のデルタ スカイマイルを得ることができます。
デルタ スカイマイルJCBテイクオフカード 公式キャンペーン
シルバーメダリオンの特典がほしいならデルタアメックス、ゴールドメダリオン希望ならデルタアメックスゴールドが候補となります。
デルタアメックスの場合、カードショッピングだけではなく入会・継続ボーナスも存在しています。
SFC修行やJGC修行を行う場合、フライト回数が増えることが多いので、日本500マイルキャンペーンを最大限に活かすことが可能になります。
スカイチームの格安パッケージツアーをよく使う場合もお得になります。
その他、デルタ航空のクレジットカードについては、以下で精緻に分析しています。
貯めたポイントをデルタ航空のマイルに交換できるクレジットカード
カードショッピングで貯まるポイントをデルタ航空のスカイマイルに交換できるクレジットカードがあります。
- JCB一般カード:0.3%
- JCB CARD W、JCB CARD W plus L:0.6%
- アメックスグリーン、アメックスゴールド、アメックスプラチナ:0.8%
- スカイトラベラーカード、スカイトラベラープレミアカード:1.0%
- ダイナースクラブカード:0.5%
- マリオットボンヴォイアメックスプレミアム:1.25%
- ダイナースプレミアム:0.75%
年会費無料で維持できるJCBカードのマイル還元率は、基本0.3%~0.6%にとどまっています。
アメックスのプロパーカードは、メンバーシップリワードプラス加入によって0.8%で交換できます。
マリオットアメックスプレミアムはマイル移行手数料が無料で1.25%であり、マイル還元率が高還元となっています。
各種キャンペーン
デルタ航空の提携クレジットカードは、カード入会でデルタマイルがプレゼントされるキャンペーンを開催しています。
一気に数万マイルを獲得することもできて、バリューが高いです。特に妙味があるのがJCBとアメックスです。詳細は以下をご参照ください。
その他、デルタ航空のキャンペーンを活用すると、ザクザクとマイルを獲得することが可能です。
デルタ航空のフライト
デルタ航空に搭乗すると、ANAやJALと同様にフライトマイルが貯まります。
日本の便ではハワイ、アメリカ本土の多様な都市、シンガポール、マニラ、フィリピンに就航しています(ルートマップ)。
マイルの積算率はシンプルであり、利用金額1ドルに対して会員ステータスごとに5~11マイルを獲得できます。
- 一般スカイマイル会員:1ドルあたり5マイル
- シルバー メダリオン:1ドルあたり7マイル
- ゴールド メダリオン:1ドルあたり8マイル
- プラチナ メダリオン:1ドルあたり9マイル
- ダイヤモンド メダリオン:1ドルあたり11マイル
基本公示運賃および航空会社が課すサーチャージに対してマイルが得られます。ドル建てなので為替レート(USD/JPY)によってマイル還元率が変わってきます。
円高になればなるほど還元率がアップして、円安になるほど低下します。
デルタ航空搭乗時の会員ランクごとのマイル付与率の一覧は下表のとおりです。
ドル円 (USD/JPY) | 一般 | シルバー | ゴールド | プラチナ | ダイヤモンド |
---|---|---|---|---|---|
75.0 | 6.7% | 9.3% | 10.7% | 12.0% | 14.7% |
77.5 | 6.5% | 9.0% | 10.3% | 11.6% | 14.2% |
80.0 | 6.3% | 8.8% | 10.0% | 11.3% | 13.8% |
82.5 | 6.1% | 8.5% | 9.7% | 10.9% | 13.3% |
85.0 | 5.9% | 8.2% | 9.4% | 10.6% | 12.9% |
87.5 | 5.7% | 8.0% | 9.1% | 10.3% | 12.6% |
90.0 | 5.6% | 7.8% | 8.9% | 10.0% | 12.2% |
92.5 | 5.4% | 7.6% | 8.6% | 9.7% | 11.9% |
95.0 | 5.3% | 7.4% | 8.4% | 9.5% | 11.6% |
97.5 | 5.1% | 7.2% | 8.2% | 9.2% | 11.3% |
100.0 | 5.0% | 7.0% | 8.0% | 9.0% | 11.0% |
102.5 | 4.9% | 6.8% | 7.8% | 8.8% | 10.7% |
105.0 | 4.8% | 6.7% | 7.6% | 8.6% | 10.5% |
107.5 | 4.7% | 6.5% | 7.4% | 8.4% | 10.2% |
110.0 | 4.5% | 6.4% | 7.3% | 8.2% | 10.0% |
112.5 | 4.4% | 6.2% | 7.1% | 8.0% | 9.8% |
115.0 | 4.3% | 6.1% | 7.0% | 7.8% | 9.6% |
117.5 | 4.3% | 6.0% | 6.8% | 7.7% | 9.4% |
120.0 | 4.2% | 5.8% | 6.7% | 7.5% | 9.2% |
122.5 | 4.1% | 5.7% | 6.5% | 7.3% | 9.0% |
125.0 | 4.0% | 5.6% | 6.4% | 7.2% | 8.8% |
127.5 | 3.9% | 5.5% | 6.3% | 7.1% | 8.6% |
130.0 | 3.8% | 5.4% | 6.2% | 6.9% | 8.5% |
132.5 | 3.8% | 5.3% | 6.0% | 6.8% | 8.3% |
135.0 | 3.7% | 5.2% | 5.9% | 6.7% | 8.1% |
137.5 | 3.6% | 5.1% | 5.8% | 6.5% | 8.0% |
スカイチームのフライト
20社を超える提携航空会社(スカイチーム・その他)の利用でも、マイルを貯められます。
一覧
- アエロメヒコ
- エールフランス航空
- アリタリア-イタリア航空
- 中国東方航空
- ゴル航空
- KLMオランダ航空
- 大韓航空
- ジェットエアウェイズ
- ヴァージンアトランティック航空
- ヴァージンオーストラリア航空
- エア・ヨーロッパ
- ケニア航空
- ミドル・イースト航空
- サウジ航空
- タロム航空
- アエロフロート・ロシア航空 (一時停止)
- アルゼンチン航空
- チャイナ エアライン
- チェコ航空
- ガルーダ・インドネシア航空
- ベトナム航空
- 厦門航空
- ハワイアン航空
- ウエストジェット航空
アライアンスのフライトでは、提携航空会社の規定に基づいてマイルを獲得できます。
スカイチームの航空会社に搭乗する場合、貯めるマイルはデルタ航空スカイマイルが最もおすすめです。
日本在住者にとっては、スカイチームの特定の航空マイルを貯めて、フライトだけで特典航空券に必要なマイルを貯めるのは困難を極めます。
仕事の出張で余程フライトの頻度が多い方でないと、数万マイルを獲得するのは現実的には難しいのが実情です。
しかし、デルタ航空のマイルは有効期限が無期限で、クレジットカードの利用やニッポン500マイルキャンペーンなど、フライト以外でザクザクとマイルを貯めるルートがあります。
デルタスカイマイルなら、特典航空券の交換マイルまで貯めるのは、フライト頻度が多くない方でも十分可能ですし、便利なJTB旅行券に交換することも可能です。
有効期限無期限のメリットを最大限に生かして、じっくりとデルタスカイマイルを貯めることができます。
スカイチーム加盟の航空会社でフライトする時は、デルタ航空のマイルを貯めるのをおすすめします。
アメックスの紹介制度
アメックスには紹介制度が用意されており、デルタアメックス会員が紹介した知り合いが入会すると、デルタ航空のマイルがプレゼントされます。
一例として以下は紹介で15,000マイルがプレゼントされた履歴となります。
その他
バケーション&クルーズ、ホテル&Airbnb、レンタカー・リムジン・ライドシェア等の提携交通機関、スカイマイル ダイニング、お花・ギフト・ワインの提携先で貯めることも可能です(詳細)。
日本で使いやすいのはMarriott Bonvoyのホテルです。直接予約の場合、マリオットボンヴォイのポイントではなく、デルタ航空のマイルを貯めることも可能です。
ただし、マイルよりもポイントのレートの方が圧倒的に良好なので、ポイントを貯めてからマイルに交換するのがおすすめです。
有効期限は無期限
デルタ スカイマイルの特徴としては、マイルの有効期限が無期限である点が挙げられます。
日本を代表する航空会社であるANAとJALの場合、マイルの有効期限は36ヶ月(3年間)となっています。
他方、デルタ航空のスカイマイルには有効期限がないので、失効の心配なくじっくり貯められるのがメリットです。
有効期限を気にしながら、無理やり使うという煩わしさが皆無なのが大きな利点となっています。
無期限のマイルは永久・永遠・悠久・フォーエバー・エターナリーですね!
マイルの購入も可能
あと少しマイルがあればビジネスクラスの国際線特典航空券に交換できるような場合は、スカイマイルを購入することで、特典航空券の予約が可能になります。
しかし、デルタ航空のスカイマイルを買おうとすると、1マイルあたり0.035米ドルの料金が発生するのがデメリットです。1ドル110円換算だと1マイル3.85円となります。
ドル円の 為替レート | 支払い 金額(円) | 1マイル(円) | ドル円 (USD/JPY) | 支払い 金額(円) | 1マイル(円) |
---|---|---|---|---|---|
75.0 | 5,250 | 2.625 | 107.5 | 7,525 | 3.7625 |
77.5 | 5,425 | 2.7125 | 110.0 | 7,700 | 3.85 |
80.0 | 5,600 | 2.8 | 112.5 | 7,875 | 3.9375 |
82.5 | 5,775 | 2.8875 | 115.0 | 8,050 | 4.025 |
85.0 | 5,950 | 2.975 | 117.5 | 8,225 | 4.1125 |
87.5 | 6,125 | 3.0625 | 120.0 | 8,400 | 4.2 |
90.0 | 6,300 | 3.15 | 122.5 | 8,575 | 4.2875 |
92.5 | 6,475 | 3.2375 | 125.0 | 8,750 | 4.375 |
95.0 | 6,650 | 3.325 | 127.5 | 8,925 | 4.4625 |
97.5 | 6,825 | 3.4125 | 130.0 | 9,100 | 4.55 |
100.0 | 7,000 | 3.5 | 132.5 | 9,275 | 4.6375 |
102.5 | 7,175 | 3.5875 | 135.0 | 9,450 | 4.725 |
105.0 | 7,350 | 3.675 | 137.5 | 9,625 | 4.8125 |
デルタ航空のスカイマイルは2,000マイル以上6万マイル以下の範囲で、2,000マイル単位で購入が可能です。為替レートごとの必要金額(円)は下表のとおりです。
マイル | 価格 (ドル) | 価格(円) | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
1ドル90円 | 1ドル100円 | 1ドル110円 | 1ドル120円 | 1ドル130円 | ||
2,000 | 70 | 6,300 | 7,000 | 7,700 | 8,400 | 9,100 |
4,000 | 140 | 12,600 | 14,000 | 15,400 | 16,800 | 18,200 |
6,000 | 210 | 18,900 | 21,000 | 23,100 | 25,200 | 27,300 |
8,000 | 280 | 25,200 | 28,000 | 30,800 | 33,600 | 36,400 |
10,000 | 350 | 31,500 | 35,000 | 38,500 | 42,000 | 45,500 |
12,000 | 420 | 37,800 | 42,000 | 46,200 | 50,400 | 54,600 |
14,000 | 490 | 44,100 | 49,000 | 53,900 | 58,800 | 63,700 |
16,000 | 560 | 50,400 | 56,000 | 61,600 | 67,200 | 72,800 |
18,000 | 630 | 56,700 | 63,000 | 69,300 | 75,600 | 81,900 |
20,000 | 700 | 63,000 | 70,000 | 77,000 | 84,000 | 91,000 |
22,000 | 770 | 69,300 | 77,000 | 84,700 | 92,400 | 100,100 |
24,000 | 840 | 75,600 | 84,000 | 92,400 | 100,800 | 109,200 |
26,000 | 910 | 81,900 | 91,000 | 100,100 | 109,200 | 118,300 |
28,000 | 980 | 88,200 | 98,000 | 107,800 | 117,600 | 127,400 |
30,000 | 1,050 | 94,500 | 105,000 | 115,500 | 126,000 | 136,500 |
32,000 | 1,120 | 100,800 | 112,000 | 123,200 | 134,400 | 145,600 |
34,000 | 1,190 | 107,100 | 119,000 | 130,900 | 142,800 | 154,700 |
36,000 | 1,260 | 113,400 | 126,000 | 138,600 | 151,200 | 163,800 |
38,000 | 1,330 | 119,700 | 133,000 | 146,300 | 159,600 | 172,900 |
40,000 | 1,400 | 126,000 | 140,000 | 154,000 | 168,000 | 182,000 |
42,000 | 1,470 | 132,300 | 147,000 | 161,700 | 176,400 | 191,100 |
44,000 | 1,540 | 138,600 | 154,000 | 169,400 | 184,800 | 200,200 |
46,000 | 1,610 | 144,900 | 161,000 | 177,100 | 193,200 | 209,300 |
48,000 | 1,680 | 151,200 | 168,000 | 184,800 | 201,600 | 218,400 |
50,000 | 1,750 | 157,500 | 175,000 | 192,500 | 210,000 | 227,500 |
52,000 | 1,820 | 163,800 | 182,000 | 200,200 | 218,400 | 236,600 |
54,000 | 1,890 | 170,100 | 189,000 | 207,900 | 226,800 | 245,700 |
56,000 | 1,960 | 176,400 | 196,000 | 215,600 | 235,200 | 254,800 |
58,000 | 2,030 | 182,700 | 203,000 | 223,300 | 243,600 | 263,900 |
60,000 | 2,100 | 189,000 | 210,000 | 231,000 | 252,000 | 273,000 |
デルタ航空のスカイマイルは1ドル110円換算で1マイル3.85円となるため、一般的には1マイル2円と言われている価値からすると割高となります。
したがって、少し特典航空券に足りない場合に利用するのがベターです。
ユナイテッド航空のマイレージプラスは定期的に割引価格でマイルを購入できるキャンペーンを開催しています。
ちなみに日本国内でもマイレージプラスカードを発行しており、隠れ高還元カードとなっています。
かつてはデルタ航空も「バイマイル期間限定キャンペーン」を開催したことがあります。
しかし、2012年3月31日をもって終了して、それ以降は新しいキャンペーンは行われていません。
デルタマイルの使い方
デルタ航空のスカイマイルの使い道としては、やはりメインは特典航空券となります。
マイルをビジネスクラスに利用するのはマイラーの醍醐味ですね!
デルタ航空の特典航空券の特徴
デルタマイルはANAマイルやJALマイルと同様に、特典航空券に交換して使うのがメジャーな選択肢です。
ビジネスクラスのデルタ・ワンで快適なフライトも可能。フルフラットなので深夜発の便でも爆睡できますよ!
デルタ航空ならびに航空アライアンス・スカイチームの提携航空会社の特典航空券として利用できます。
アメリカの路線は米国の航空会社であるデルタ航空を中心にカバーしており、アジア太平洋からヨーロッパまで幅広い航空会社で世界的ネットワークを構築しています。
国際線特典航空券のメリット
デルタスカイマイルの特典航空券には、他の航空会社と比較して利点が備わっています。
- 複数名の予約が容易
- 特典航空券の片道発券が可能
- 燃料サーチャージが不要
- 特典航空券は近親者でなくても利用可能
- ブラックアウト(利用対象外の期間)なし
ANA・JALの場合、人気路線で2人・3人・4人分の特典航空券を押さえるのは、上級会員でも困難を極める所業となります。
しかし、デルタ航空ならば複数名の予約も比較的容易になっているのが特徴です。
また、デルタ航空のスカイマイルは特典航空券の片道発券が可能です。
少ないマイル数で特典航空券が発行可能なので、片道の特典航空券に対応しているのは大きなメリットです。
日本の国際線ではJALが片道発券に対応していますが、ANAは片道発券が不可能なので、それと比較するとエッジ・優位性があります。
特に東京-ソウルは片道7,500マイルで、デルタスカイマイルで最もお得なスイートスポットです。
また、デルタマイルは特典航空券とは別に燃料サーチャージを支払う必要がありません。
ANAとJALは時期によっては数万円といったサーチャージが発生することもあり、侮れない負担となってしまいます。
サーチャージは短距離路線でも地味に痛い負担です。
サーチャージ高騰期は、必要マイル数が多い長距離路線でもデルタスカイマイルにお得感が生じる時期もあります。
デルタスカイマイルの長距離は割高ですが、サーチャージ高騰期はエコならGood!
✈️東京-米国本土の一例
ANA:4万マイル+約11.1万
JAL:5万マイル+約10.6万
DL:6万マイル+約0.7万✅デルタAMEX Goldhttps://t.co/gTQaGQ6NQU
✅ラウンジOK&座席Upgradeのゴールドメダリオンhttps://t.co/a8Kf4FfE2Z pic.twitter.com/0vQZc88sIf
— まつのすけ (@matsunosuke_jp) January 17, 2023
実際に私は往復6万マイル+たったの6,980円で、日本-米国本土のエコノミー特典航空券を発券しました。
ゴールドメダリオン以上なら特典航空券でも、エコノミーからデルタ・コンフォートプラスへのアップグレードを享受できます。
更にスカイマイルの特典航空券には利用者に近親者という制限がなく、内縁・事実婚・恋人・友人の分も発行可能なのがメリットです。
国際線特典航空券のデメリット
デルタ航空のスカイマイルは自由の国・アメリカの航空会社らしく、使い勝手がよくて利便性が高いのがメリットですが、デメリットも存在しています。
ANAやJALと比較して特典航空券に必要なマイル数が大きい傾向にあり、特に繁忙期では跳ね上がるのが大きなマイナスポイントです。
日本発着の主な渡航先(スカイチーム含む)で、特典航空券に必要な最低マイル数(往復)の目安は下表のとおりです。
行き先 | エコノミー | ビジネス |
---|---|---|
韓国 | 15,000 | 30,000 |
中国・台湾・香港・フィリピン | 35,000 | 70,000 |
グアム・サイパン・パラオ | 35,000 | 70,000 |
シンガポール・タイ・マレーシア インドネシア・マカオ・ベトナム | 35,000 | 90,000 |
ホノルル (※激しく変動) | 104,000 | 330,000 |
オーストラリア | 80,000 | 150,000 |
アメリカ本土・カナダ | 120,000 | 530,000 |
ヨーロッパ | 100,000 | 180,000 |
メキシコ | 100,000 | 620,000 |
片道のみの利用も可能であり、必要マイル数は上表のちょうど半分です。
デルタ スカイマイルの必要マイル数は時期によって大きく揺れ動くので、時として必要マイルが跳ね上がってしまうのがデメリットです。
日本航空もJAL国際線特典航空券PLUSという仕組みを導入しており、空席が少ないと予測される便では必要マイル数が跳ね上がっています。
しかし、ANAマイルと比較すると、デルタスカイマイルは必要マイル数が大きい傾向にあります。
行き先 | デルタ航空 | ANA |
---|---|---|
韓国 | 15,000 | 12,000 |
中国・台湾・香港・フィリピン | 35,000 | 17,000 |
シンガポール・バンコク | 35,000 | 30,000 |
ホノルル | 104,000 | 40,000 |
オーストラリア | 80,000 | 37,000 |
アメリカ本土・カナダ | 120,000 | 40,000 |
ヨーロッパ | 100,000 | 45,000 |
アジア諸国だと差が小さいので、デルタマイルはできる限り非繁忙期において、短距離の路線に利用するのがベターです。
成田だと必要マイル数が大きい場合でも、中部国際空港セントレア発なら小さいということもあるので、もし移動を許容できる場合は、中部発も選択肢です!
名古屋⇔ホノルルはエコノミー55,000マイル、デルタ・コンフォートプラス69,000マイルで特典航空券を発見できたキャンペーンが開催されてこともあります。
国内特典航空券(スカイマークのフライト)
メダリオン会員は、スカイマークの日本国内線も利用できます。
必要マイル数(往復) | 区間 |
---|---|
15,000マイル | 福岡 (FUK) - 那覇 (OKA) |
羽田 (HND) - 神戸 (UKB) | |
神戸 (UKB) - 茨城 (IBR) | |
神戸 (UKB) - 鹿児島 (KOJ) | |
神戸 (UKB) - 長崎 (NGS) | |
神戸 (UKB) - 那覇 (OKA) | |
20,000マイル | 中部国際空港セントレア (NGO) - 那覇 (OKA) |
中部国際空港セントレア ( NGO) - 新千歳 (CTS) | |
羽田 (HND) - 福岡 (FUK) | |
羽田 (HND) - 鹿児島 (KOJ) | |
羽田 (HND) - 長崎 (NGS) | |
羽田 (HND) - 那覇 (OKA) | |
羽田 (HND) - 新千歳 (CTS) | |
茨城 (IBR) - 新千歳 (CTS) | |
神戸 (UKB) - 新千歳 (CTS) |
ただし、JALやANAマイルを国内特典航空券に利用した場合と比較すると優位性はありません。
やはり国際線特典航空券の方にお得感があります。
JTB旅行券
スカイマイルのメダリオン会員(ゴールドメダリオン等)、またはデルタ航空の提携クレジットカード会員は、デルタ スカイマイルをJTB国内旅行券に交換できます。
デルタ航空にはほとんど搭乗しない方でも、ニッポン500マイルで貯めたマイルを「スカイマイル JTB 国内パッケージツアー旅行券」に交換できてスペシャルです。
旅行券はJTB店舗が販売する日本国内パッケージツアーの購入に利用できます。海外旅行には使えません。
交換単位は10,000マイルで、1年間の上限は30,000マイルとなります。
これ目当てにデルタ航空のクレジットカードを発行する場合、最も年会費がリーズナブルなデルタ スカイマイルJCBテイクオフカードが最有力候補です。
その他
その他、マイル+キャッシュ(一部現金払いでフライト)の「ペイ with マイル」、座席のアップグレードにも利用可能です。
ほとんどのデルタ航空運航便、一部のエールフランス航空/KLMオランダ航空運航便で、購入済み航空券の搭乗クラスをワンクラスアップグレードできます。これはお手軽ですね!
主に米国在住者向けですが、デルタ航空ギフトカードの購入、スカイマイルマーケットプレイスでのショッピング、雑誌購読も可能です。
デルタ航空のスカイマイルまとめ
デルタ航空のマイルの主な貯め方は5つあります。
- デルタ航空、スカイチーム等の提携エアラインのフライト
- クレジットカードの利用
- 各種キャンペーン
- 再開した場合はニッポン500マイル(1フライトごとに500マイル)
貯めたデルタ スカイマイルの主要な使い道は以下の通りです。
- 国際線特典航空券(デルタ航空・スカイチーム)
- 国内線特典航空券(スカイマーク)※ブラックアウト期間あり
- マイル+キャッシュ
- 座席のアップグレード
最もお得で第一の選択肢となるのは、やはり国際線特典航空券です。難点は遠距離だと必要マイル数が多い傾向ですが、メリットは以下6つがあります。
- 有効期限が無期限
- 複数名の予約が容易
- 特典航空券の片道発券が可能
- 燃料サーチャージが無料
- 特典航空券は近親者でなくても利用可能
- ブラックアウト(利用対象外の期間)なし
デルタマイルの使い方でおすすめなのは、近距離でのフライト。特に羽田⇔ソウルは必要マイル数がANAとほぼ同水準なので使いやすいです。
後は日本⇔シンガポール等のアジア圏のフライトが有力候補。アメリカの航空会社ですが、ホノルルや米国本土の必要マイル数は大きい点に留意が必要です。
東京発では必要マイルが高騰している場合でも、中部発だと小さい場合があるので、国内移動を許容できるなら中部発の発券も選択肢となります。
特典航空券以外の使い道としては、JTBの旅行クーポンが使い勝手抜群です。ただし、デルタ航空の提携クレジットカードの保有者限定となっています。
デルタ航空スカイマイルのメリットは、マイルの有効期限が無期限である点、スカイチームのネットワークを活かせる点です。
デルタ航空は航空連合「スカイチーム」に所属しているため、デルタ航空のマイルはスカイチームの加盟航空会社の特典航空券に利用可能です。
また、スカイチームのフライトでデルタ航空スカイマイルのマイルを貯めることも可能です。アライアンスは便利ですね!
デルタマイルのデメリットは、料金に比例してマイルが貯まる方式なので、効率的にマイルを獲得する方策がない点です。
ANAやJAL等の国内の航空会社は、基本的には飛行距離(区間基本マイレージ)に応じてマイルが計算される方式となっています。
区間基本マイレージに予約クラスや運賃種別ごとの積算率による調整が加わって、積算マイルが決まります。
したがって、羽田⇔沖縄、OKA-SIN、クアラルンプールなど、効率的にマイル、FLY ONポイント/プレミアムポイントを獲得できる路線があります。
他方、デルタ航空スカイマイルの場合、積算マイルは支払い額に基づくので飛行距離は無関係です。
したがって、距離が長い路線を格安運賃で搭乗した場合、ANAやJALと比較して得られるマイル数が極端に少なくなります。
アメリカでは支払料金に応じたマイル積算が主流となっており、ユナイテッド航空、アメリカン航空も同様になっています。
イメージ的には、ヤマダ電機・ビックカメラ・ヨドバシカメラ等のポイント制度と似ています。
現時点においてANAやJALは研究を行っているものの、まだ導入の予定はない状況となっています。
デルタ航空のマイルをドンドン貯めるためには、クレジットカードが重要なポイントとなります。
フライトマイルには限界があるので、やはり日々の決済でコツコツ着実に獲得していくのが大事です。
デルタ航空のクレジットカードの中で最もおすすめなのは、デルタアメックスです。
シルバーメダリオンの特典がほしいならデルタアメックス、ゴールドメダリオン希望ならデルタアメックスゴールドが候補となります。
特にデルタスカイクラブ、座席アップグレード、優先チェックイン、優先セキュリティレーンなど充実の特典があるゴールドメダリオンを得られるデルタアメックスゴールドに妙味があります。
2023年2月から通常ステータスのゴールドメダリオンは、エコノミー搭乗時はデルタスカイクラブを利用不可能に改悪されました。
世代を超えて愛される傑出した航空系カード、マイルが貯まるクレジットカードであり、順風満帆・視界良好で新しい世界へ雄飛する機会を手に入れられます。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのアメックスとしてデルタ スカイマイル アメックス・ゴールドを挙げられていました。
デルタ スカイマイル アメックス・ゴールドは、クレジットカードのレジェンドも高く評価しています。
デルタアメックスを活用すると、お得にフライトでき、トラベル・人生を豊かに彩ることができます。
どちらのカードも大量のマイルが得られるお得な入会キャンペーンを行っています。
一般カードの場合、カード入会だけでボーナス5,000マイルがプレゼントされます。
ゴールドカードなら、カード入会だけでボーナス8,000マイルがプレゼントされます。
更にビジネスクラス搭乗で大量のデルタ スカイマイルを獲得できます。
条件 | デルタアメックス | デルタアメックス・ゴールド |
---|---|---|
入会だけ | 5,000マイル | 8,000マイル |
ビジネスクラス | 25,000マイル | 25,000マイル |
合計 | 30,000マイル | 33,000マイル |
これだけで特典航空券を利用できる数字となっており、卓越したクオリティです。
当サイト経由で大量のマイルをもらえるキャンペーンですので、まだお持ちでない方は、この機会にぜひ発行してみてはいかがでしょうか。