
2024年7月4日引き落とし分から、マイレージプラスセゾンカード、マイレージプラスセゾンゴールドカードの年会費が値上げされます。
一般カードのMileagePlusセゾンカードの年会費は1,650円(税込)→3,300円(税込)に改悪。
マイル還元率が最大1.5%還元になる「マイルアップメンバーズ」年会費は5,500円(税込)→11,000円(税込)となり、どちらも2倍に大幅上昇です。
MileagePlusセゾンゴールドカードの年会費は、22,000円(税込)→33,000円(税込)と1.5倍に上昇します。
また、電子マネー・プリペイドチャージが還元対象外となり、税金・公共料金の支払は、2024年10月4日引き落とし分から一律で0.5%に旋律的な改悪。
従来よりマイル付与対象外のnanaco・楽天Edyに加えて、交通系ICカード、WAON、PayPay、au PAY、メルペイ、WebMoneyなど、クレディセゾンが電子マネーチャージ、またはプリペイドカードチャージとして特定可能な売上がマイル付与対象外となります。
マイレージプラスセゾンカードの改悪、代わりの候補をご紹介。他にもマイル高還元カードは多数ありますよ!
目次
三井住友カード+Solaseed Airカードは国内線で最強

国内線の九州・沖縄方面の路線では、三井住友カードのVポイントをソラシドエアマイルに交換して、特典航空券を利用するとお得です。
ソラシドエアカード会員は、1Vポイント→2ソラシドエアマイルに交換できます。
対象コンビニ・マクドナルド5%還元の三井住友カード(NL)など、ソラシドエアカード以外で貯めたVポイントも対象なので、国内線のフライトが最大限にお得です。
例えば羽田⇔那覇はローシーズンなら往復11,000マイルで特典航空券を予約できるので、5,500円相当のVポイントでフライトできます。
ただし、ANAやJALと比較すると便数が少なく、時間帯が限定的な点がデメリットです。
三井住友カード(NL)は一部コンビニ、マクドナルド、ファミレス・カフェが7%還元

三井住友カード(NL)は年会費が無条件で永年無料。年会費無料カードなのでサブカードとして大活躍します。
Visaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済のスマホタッチ決済なら、セブン-イレブン・ローソン等の一部コンビニ、マクドナルド・モスバーガー、サイゼリヤ・ガスト・ドトールコーヒーショップ等の飲食店でポイント最大7%還元となるのがメリットです。
ソラシドエアマイルに移行するとなんと14%マイル還元となります。

お得な新規入会キャンペーンも魅力的です。

三井住友カード(NL)はコストパフォーマンスが良好なクレジットカードであり、メインカードは他にある方でもサブとして活用すると着実に家計の手助けとなります。
三井住友カード ゴールド(NL)は最高峰のポイント還元+年1万円相当のボーナス

三井住友カード ゴールド(NL)は、カード番号などが券面に印字されていないナンバーレスのゴールドカードです。
通常の年会費は本会員が5,500円(税込)で、家族カードは無料。しかし、年100万円以上利用すると、翌年度以降は本会員もずっと年会費が0円に。年会費が永年無料になりますよ!
年100万円というと1ヶ月あたり約83,334円です。多くのご家庭にとって現実的な範囲でしょう。
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
三井住友カード ゴールド(NL)の基本ポイント還元率は0.5%ですが、年100万円以上利用すると、10,000円分のVポイント(1.0%相当)を得られます。
年100万円ぴったりの利用だとボーナスと合わせてポイント還元率は1.5%です。
Mastercardブランドの場合、au PAY チャージ&利用ならさらに+0.5%となり、合計で最大2.0%ポイント還元!

三井住友カード(NL)同様に、Visaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済のスマホタッチ決済なら、セブン-イレブン・ローソン等の一部コンビニ、マクドナルド・モスバーガー、サイゼリヤ・ガスト・ドトールコーヒーショップ等の飲食店でポイント最大7%還元となります。

その他、お得なボーナスポイントの仕組みが満載となっています。
- SBI証券でのクレカ積立
- 三井住友カードの多様なポイントUPキャンペーン
- Vクーポン・Vミッション:対象のリアル店舗でボーナス
また、ゴールドカードとしてのベネフィットも充実しています。
主な特典・付帯保険
- 空港ラウンジ
- 年間最高300万円のお買い物安心保険
- 最高2,000万円の海外・国内旅行傷害保険(利用付帯)
お得な新規入会キャンペーンも魅力的です。

三井住友カード ゴールド(NL)はコストパフォーマンスが良好なゴールドカードであり、メインカードは他にある方でもサブとして活用すると着実に家計の手助けとなります。
1回でも年100万円のカードショッピングが可能ならゴールドカードがおすすめです。

もし年100万円のカードショッピングが難しい場合でも、Amazonギフト券を購入してクリアするという選択肢もあります。
三井住友カード プラチナプリファードは年200万円以上使うと屈指の高還元

三井住友カード プラチナプリファードは、SBI証券での投信積立、プリファードストアで特典を受けられて、ソラシドエアマイルに交換すると2倍のマイル還元となります。

また、ETC利用分と外貨建て決済は3%となり、国内の特約店では2%以上の還元率です。
外貨事務処理手数料が必要ですが、Vポイントの還元率が3%(ソラシドエアマイルへの交換なら6%マイル還元)なので、コストを上回る価値を享受できます。
さらに年100万円利用ごとにボーナスポイントを獲得可能で、コンシェルジュはメール依頼可能で使い勝手がよいVPCCです。
年間ボーナスポイントの上限は年400万円利用なので、年400万円利用時が最高還元となります。
2024年11月以降は投信積立をフルに行ってかつ年500万円利用時は、年会費をマイナスしても実質1.78%と高還元です。
VポイントをANAマイルに交換すると最大1.59%、JALマイルなら最大1.37%となります。
その他、外貨建決済・ETC3%、他特約店(プリファードストア)で2%以上の高還元となり、実は年200万円以上利用して、SBI証券での投信積立を行うなら、ミニマリストにもおすすすめのクレジットカードに昇華します。

お得な入会キャンペーンも魅力的です。

コストを抑えて最大3%マイル還元のアメックスグリーン

月会費1,000円(税抜)のアメックスグリーンは、Amazon、Yahoo!ショッピング、iTunes Store/App Store、ヨドバシカメラ、Uber Eats、JAL、一休.com、H.I.S.でポイント3倍となります。
ANAマイル3%、その他多くの外資系航空マイル2.4%という高還元でマイルを貯められます。


アメックスプラチナとは異なり、外貨建て決済は3倍の対象外ですが、便利なお店での3%ANAマイル還元、アメックスオファーだけでコストはペイできます。

| 国際ブランド |
|---|
|
|
| 電子マネー・Pay・NFC決済 |
|---|
|
|
- ETC
- 家族カード
- リボ払い
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ショッピング保険
| 月会費(税抜) | 発行スピード | |
|---|---|---|
| 本会員 | 家族会員 | |
| 1,000円 | 500円 | 約1週間 |
| 基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
| 1.0% | 0.4~1.0% | メンバーシップ・リワード |
- Amazon、Yahoo!ショッピング、iTunes Store、ヨドバシカメラ、Uber Eats、JAL、一休.com、H.I.S.でポイント3倍
- 空港ラウンジ無料
- グリーン・オファーズ、アメックスオファー
- プライオリティパスのスタンダード会員(通常99米ドルが無料)
- 充実の付帯保険(スマホ・返品まで補償)
- アメックスの充実のイベントにポイントで参加可能
税金の支払い・電子マネーチャージの代わり

国税の支払いでは、スマホアプリ納付が手数料0円でお得です。
特にAmazonギフトカードを使えるAmazon Pay、au PAYには妙味があります。
とりわけおすすめなのは、誰でも簡単に使えるAmazon Pay ルートです。
Amazon Payでの国税納付は、Amazonギフトカードでの支払いが可能です(詳細)。
アメックスはANAマイル3%・他の多くのマイルが2.4%
アメックスグリーン・ゴールド・プラチナは、メンバーシップ・リワードプラスに加入すると、Amazonでポイント3倍となります。
Amazon、Yahoo!ショッピング、iTunes Store/App Store、ヨドバシカメラ、Uber Eats、JAL、一休.com、H.I.S.でポイント3倍でお得。Amazonギフトカードの購入でも、3%のアメックスのポイントを獲得可能です。

また、貯めたポイントを良い交換レートで15の航空会社のマイルに移行できます。
- ANAマイル:1,000ポイント→1,000マイル(1対1のレート)
- JALマイル:1対0.4
- その他の航空マイル:1,250ポイント→1,000マイル(1対0.8)
つまり、アメックスグリーンは、Amazonギフトカード購入→Amazon Payでの税金払いなら、ANAマイル3%、JALマイル1.2%、その他多くのマイルは2.4%還元となります。

お得な入会キャンペーンも開催されています。

現在、アメックス・グリーンはお得なキャンペーンを行なっています。なんと初月1ヶ月の月会費が無料になり、さらに35,000ポイントがプレゼントされます。
「何でアメックスはこんなに破格のキャンペーンを行っているの?」と疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
これに関しては、アメックスの充実したサービス・高いステータスを実感すると、ずっと利用する方が多いからです。
35,000ANAマイル相当のポイント+1ヶ月無料特典を得られるキャンペーンですので、アメックス・グリーンをまだお持ちでない方は、この機会にぜひ発行してみてはいかがでしょうか。
公式サイトアメックスグリーン 公式キャンペーン
年会費無料で還元率が最大2%のJCB CARD W
年会費無料カードでは、Amazonでは還元率2%のJCB CARD Wが有力な選択肢です。

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドは最大2.5%還元

年会費は5,500円(税込)ですが、年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料となります。※対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
また、入会キャンペーンでは初年度年会費無料や、8,000~10,000円程度の時期が多く、初年度は年会費以上の価値を享受可能です。
したがって、確実に最初の1年で100万円以上カードショッピングすれば、年会費は永年無料で維持できます。

入会対象は満20歳以上の法人代表者、個人事業主の方ですが、副業でもOKで事業所得の証明は不要なので、会社員でも「個人事業主」として申し込めます。
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドは、下表のカードと2枚持ちすれば、ETC・特定の加盟店が1.5%還元になります。
| カード名 | 年会費 (税込) |
|---|---|
| 三井住友カード(NL) | 永年無料 |
| OLIVE | 永年無料~3.3万円 |
| 三井住友カード RevoStyle | 永年無料 |
| 三井住友カード ゴールド(NL) | 5,500円(税込) 年100万利用で 翌年以降永年無料 (※) |
| 三井住友カード ゴールド | 4,400円で維持可 |
| 三井住友カード プラチナプリファード | 33,000円 |
| 三井住友カード プラチナ | 55,000円 |
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
※おすすめは、年会費無料カードの三井住友カード(NL)、三井住友カード ゴールド(NL)
実際に通常の0.5%に加えて、+1%のボーナスポイントを得られました。

また、年100万円の利用で1万ポイントを得られるので、ETC・特定の加盟店だけで年100万円使えば2.5%還元となります(通常1.5%+年間ボーナス1%)。
さらに、空港ラウンジ、選べる無料保険の特典も利用可能です。
おすすめ三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド 公式キャンペーン
キャンペーンや年間利用額のクリアにも有意義
Amazonギフトカードの購入で特別な還元がなくても、大な金額の入会キャンペーン、上級会員維持のための条件クリアに活用できます。
代表例
- アメックスの入会キャンペーン
- ヒルトンアメックスの無料宿泊:年150万円の利用と継続
- ヒルトンアメックスプレミアムのダイヤモンド:年200万円
- マリオットアメックスの無料宿泊:年150万円の利用と継続
- マリオットアメックスプレミアムのプラチナ
- デルタアメックスゴールドのゴールドメダリオン:年150万円
Amazon Payルートのデメリット
1回あたりの上限は30万円ですが、複数回の合算が可能。例えば150万円の支払いの場合、30万円×5回の手続きを行えばOKです。

ただし、例えば1500万円といった納付の場合、50回も手続きする必要があり、お忙しい方ですと修行という様相を呈してしまいます。
電子マネー・プリペイドチャージは他のクレジットカード
マイレージプラスセゾンカード以外にも、まだまだ電子マネー・プリペイドチャージでポイントを得られるクレジットカードは多数あります。

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ANAカード

ユナイテッド航空のマイレージプラスの代替として最有力候補なのは、ANAマイルです。
ANAはユナイテッド航空と同じ航空連合「スターアライアンス」に所属しているので、ANAマイルでもUA並びにスターアライアンス加盟エアラインの特典航空券を利用できます。

国内線はユナイテッド航空よりも必要マイル数が多い路線も目立ちますが、日本人にとっては搭乗機会が豊富ですし、日々の生活(いわゆる陸)でもお得に貯められます。
「トクたびマイル」という片道3,000マイルからフライトできる仕組みもあり、MileagePlusよりも上手く使うとお得です。
以下、特におすすめのストラテジーについて掘り下げて解説します。
ANAカードの継続ボーナスで年7,000マイル

ANAマイルが高還元なのは、スマリボの活用で最大1.54%のソラチカカード、最大1.5625%のソラチカゴールドカードです。
Oki Dokiボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換することで、ANAマイル還元率が高還元になります。
スマリボの活用によって、ソラチカ一般カードは最大1.54%、ゴールドカードは最大1.5625%となるので、手間をかけるのも選択肢です。

ただし、毎月ATMで繰り上げ返済が必要なのが難点。お得な入会キャンペーンが開催されています。

ANAアメックスは、年会費を超える還元を受けることも可能なアメックスオファー、お得な入会キャンペーンが魅力的です。
年会費が上がってゴールドカードでもOKで、コンビニATMでの繰り上げ返済に抵抗がある場合は、ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードに魅力があります。

会員サイトで手続きできる特定の支払い方法の活用で、年会費は10,500円(税抜)となり、継続ボーナスが2,000マイルもらえます。フライトボーナス・独自特典も充実。

クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのゴールドカードとしてANA VISA/マスター ワイドゴールドカードを挙げていらっしゃいました。

ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードは、クレジットカードのレジェンドも高く評価しています。

よりANAに搭乗する機会が多い場合は、ANAプラチナ・プレミアムカードも候補となります。
あらゆるANAカードの比較については、以下で徹底的に解説。ANAマイルが貯まりやすいクレジットカードが揃っています。

ANAカードの比較の結果として、グレードごとにおすすめANAカードを厳選した記事は以下になります。

以前ANAに取材して、ANAの安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。

なお、ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
- ANA JCB一般カード
- ANA To Me CARD PASMO JCB
- ANA VISA一般カード
- ANA マスター一般カード
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
- ANA VISA Suicaカード
- ANA VISA nimocaカード
マイ・ペイすリボに登録して年1回手数料を発生させれば、年会費がSuica・nimoca・TOKYU POINT ClubQは751円(税抜)、VISA、マスターは1,025円(税抜)まで下げられます。
JCB・ソラチカはスマリボの活用で年会費負担は750円(税抜)に低下します。
これらのANA一般カードは毎年1,000マイルの継続ボーナスが1枚ごとにもらえるので、これだけで元は取れます。
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、7枚すべてを発行するのも手です。
7枚全て発行したら、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルが手に入ります。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。
公式サイトANA JCBカード 公式キャンペーン
ソラチカカードは最大1.54%、ソラチカゴールドカードは1.5625%

リボ払いの駆使、コンビニATMでの繰り上げ返済の手間を許容できる場合は、ソラチカカード、ソラチカゴールドカードも有力候補です。
JCBスターメンバーズが適用されて、年間のショッピング利用金額が一定以上になると、翌年度のポイント還元率がアップします。
| 前年度の年間利用額 | ステージ | ボーナスポイント | ボーナスマイル付与率 | 合計マイル付与率 |
|---|---|---|---|---|
| 50万円以上 | スターβ | 10% | 0.03% | 1.03% |
| 100万円以上 | スターα | 20% | 0.06% | 1.06% |
| 300万円以上 (ゴールドのみ) |
ロイヤルα | 25% | 0.075% | 1.075% |
ソラチカカードは交換を工夫するとボーナスポイント分は1.5倍のレートで交換できます。
年間利用額に応じたボーナスポイントは、そのままANAマイルに交換すると1ポイント3マイルです。
しかし、ボーナスのOki Dokiポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換すると、1ポイント4.5円になっちゃいます!
したがって、ソラチカ一般カードは最大1.09%、ゴールドカードは最大1.125%となります。
- ソラチカカード:年100万円以上利用時、通常1%+ボーナス0.09%=1.09%
- ソラチカゴールドカード:年300万円以上利用時、通常1%+ボーナス0.1125%=1.1125%
ソラチカカード、ソラチカゴールドカードは自動リボ払いサービスの「スマリボ」を活用すると、更に高還元で得することが可能です。
スマリボは基本的にはANA JCB一般カード、ソラチカカードを寝かす場合に、年会費が割引になってお得なサービスです。

しかし、繰り上げ返済の手間を許容できるなら、メインカードとしてガンガン活用する場合でもお得な制度です。
スマリボを設定すると、通常ポイント・マイルとは別に通常0.3%ANAマイル相当のOki Doki ボーナスポイントを得られます。
+1倍のOki Dokiボーナスポイント=3マイル(0.3%)
これをOki Dokiポイント→メトロポイント→ANAマイルという「新ソラチカルート」でANAマイルに移行すると、1.5倍の0.45%のANAマイルとなります。
したがって、ソラチカカードのANAマイル還元率は、最大で一般カード1.54%/ゴールドカード1.5625%となります。
| 前年度の年間利用額 | 基本還元率 | 新ソラチカルート ボーナスマイル付与率 |
合計マイル付与率 |
|---|---|---|---|
| 50万円未満 | 1% | 0.45% | 1.45% |
| 50万円以上 | 1% | 0.495% | 1.495% |
| 100万円以上 | 1% | 0.54% | 1.54% |
| 300万円以上 (ゴールドのみ) |
1% | 0.5625% | 1.5625% |
なんと年会費155,500円(税込)のANAダイナースプレミアムを凌駕する高水準に昇華しますよ!
新ソラチカルートの活用によって、日常のカードショッピングでANAマイルをザクザクと獲得できてファンタスティックです。
公式サイトソラチカカード 公式キャンペーン
スマリボを活用した還元率UPの方法の詳細については、以下で解説しています。

JQ CARD エポスゴールド

JQ CARD エポスにはハイクオリティのゴールドカード「JQ CARD エポスゴールド」があります。
エポスゴールドカードとJQカードの魅力を融合させたクレジットカードです。年会費無料で利用できます。
エポスゴールドカードと同様に年100万円ちょうど利用した際には、ボーナスポイントと合わせて1.5%還元となります。
JRキューポはGポイントに交換できるので、JQセゾンみずほルートでGポイント→永久不滅ポイント→ANAマイルと交換すると、1対0.7のレートでANAマイルに移行できます。
つまり年100万円ぴったり利用した際のマイル付与率が1.05%となります。100万円超の利用分は0.35%です。
また、ポイント3倍のショップによく使うお店を登録すると、ポイントが最大3倍になります。
「JR西日本」を選択すると、SMART ICOCAもポイント3倍にすることが可能です(※モバイルICOCA・Apple PayのICOCAは対象外)。

年100万円ぴったりポイント3倍のお店(3つまで選択可能)だけで使った場合、なんと1.75%ANAマイル還元です。
なお、JALマイルの場合でも最大1.5%還元となり、JALマイルがお得に貯まるクレジットカードの1枚です。
更にANAマイレージクラブ モバイルプラスに加入した場合、月300円(税抜)のコストで、おサイフケータイ、Edy機能付きのANAカードでのEdy払いが1.5%マイル還元となります。
年間維持コストは3,600円(税抜)です。モバイルプラスはドコモ、au、ソフトバンクの回線契約が必要で、MVNOだとNGなのがデメリットです。

つまり、年100万円ぴったりJQカード エポスゴールドをEdyチャージに利用し、かつモバイルプラスに加入してEdy払いに使ったら2.55%ANAマイル還元となります。
年間ボーナスを含めない場合は、Edyチャージ時の0.35%+モバイルプラスの1.5%で合計1.85%となります。
その他、JQ CARD エポスゴールドの詳細については、以下で精緻に分析しています。

デメリットは改悪リスクがある点です。Edy一体型AMCの発行を終了しており、ANAのEdyに対するコミットの温度感は低下しています。
ANAモバイルプラスのEdy1.5%マイル還元、JRキューポの交換システム、エポスゴールドの年間ボーナスに改悪リスクがあります。
JQ CARD エポスゴールドは、JQ CARDエポスを作成して年50万円以上利用したら、インビテーションが届く可能性があります。
なお、通常のエポスカードを持っている方は、JQ CARDエポスに切り替えることが可能です。

エポスポイントとJRキューポは相互交換できるので、エポスカードのポイントはJQ CARDエポスに引き継がせることが可能です。
JQ CARDエポスはネット限定でお得な入会キャンペーンを開催しています。
公式サイトエポスカード 公式キャンペーン
JALマイルが高還元のクレジットカード

これを機会にスターアライアンスからワンワールドに乗り換えるという方の場合、やはりJALマイルがおすすめです。
「どこかにマイル」という往復7,000マイルでフライトできる仕組みもあり、MileagePlusよりも上手く使うとお得です。

ANAカードよりは相対的にマイル還元率は低いものの、JALマイルが貯まるクレジットカードもあります。
| クレジットカード名 | 年会費 (税抜) |
マイル付与率 | |
|---|---|---|---|
| 一般 | 航空券 | ||
| セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス | 公式サイト参照 | 最大 1.125% |
最大 1.125% |
| マリオットボンヴォイアメックスプレミアム | 45,000 | 1.25% | 1.25% |
| JQ CARD エポスゴールド & JQ CARD セゾン |
無料 | 0.3%- 1.5% |
0.3%- 1.5% |
| エポスプラチナカード | 18,182- 27,273 |
0.25%- 1.75% |
0.25%- 1.75% |
| JALカード 普通カード | 5,000 | 1.00% | 2.00% |
| JALアメックス 普通カード | 9,000 | 1.00% | 2.00% |
| JAL CLUB-Aカード | 13,000 | 1.00% | 2.00% |
| JAL CLUB-Aゴールドカード | 16,000 | 1.00% | 2.00% |
| JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード | 19,000 | 1.00% | 2.00% |
| JALアメックス CLUB-Aゴールドカード | 19,000 | 1.00% | 3.00% |
| JALアメックス・プラチナ | 31,000 | 1.00% | 4.00% |
| JAL・JCBカード プラチナ | 31,000 | 1.00% | 4.00% |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは、JALカード プラチナよりもJALマイルを得られます。
比較的リーズナブルな格安プラチナカードであり、コストパフォーマンスは良好となっています。

セゾンマイルクラブへの加入で、JALマイルが最大1.125%貯まるのが大きなメリットです。
コンシェルジュ、プライオリティパス(プレステージ会員)、オントレ、スモール・ラクシャリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールドなど、プラチナカードならではの特典も付帯しています。

約40の航空マイルが1.25%還元でホテル宿泊もお得なマリオットアメックスプレミアム

数多くの航空マイルにお得に移行できるのはマリオットボンヴォイアメックスプレミアムであり、複数のマイレージプログラムを使い分けたい場合は最有力候補です。
一般加盟店でのマイル還元率は1.25%と高還元。しかも外資系エアラインのマイル移行レートアップキャンペーンを利用すれば、1.5625%や1.625%になります。
マイル以外の付帯特典も充実しており、年会費を上回る価値があります。
主な特典
- Marriott Bonvoy ゴールドエリートが自動付与
- Marriott Bonvoy プラチナエリートを獲得可能(年500万円以上のカードショッピング)
- 宿泊実績が年15泊プレゼント
- 世界中で利用可能な7.5万ポイントの無料宿泊特典が毎年1回プレゼント(年400万円以上のカードショッピング&継続で)
- 無料宿泊特典に手持ちのポイントを加えて90,000ポイントのホテルまで宿泊可能(7.5万ポイント+α)
- ザ・リッツ・カールトンとセントレジス2連泊以上の宿泊で100米ドル相当のプロパティクレジット(1米ドル115円だと11,500円)
- 海外旅行の手荷物無料宅配サービスは羽田空港も対象(羽田・成田・中部・関空)
なんといっても素晴らしいのは、通常は年50泊必要なプラチナエリート資格をカードショッピングで獲得・維持できる点です。

年1回の無料宿泊(2名分)では、休前日だと年会費を上回る宿泊費のホテルに無料で宿泊できてしまいます(日本のマリオットのホテル一覧)。
三連休、ゴールデンウィーク、年末年始などの繁忙期で、ホテル代が高い時に利用しています!
過去の無料宿泊の実績
- 伊豆マリオットホテル修善寺:40,692円(税・サ込。以下同様)
- ウェスティン都ホテル京都:60,929円
- ルメリディアン台北:39,571円
- HOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクション:133,798円(現在は対象外)
- メズム東京、オートグラフ コレクション:53,555円
- JWマリオット奈良:54,331円
- W大阪:70,963円
- ニューヨーク・マリオット・マーキス:トップオフ利用+1万ポイントで101,515円
私はマリオットボンヴォイアメックスの年会費を、年1回の無料宿泊のみで回収しています。
もちろん無料宿泊時もゴールドエリート特典である客室アップグレード・レイトチェックアウト・ボーナスポイント等を享受できます。

マリオットボンヴォイアメックスは、お得な入会キャンペーンを開催しています。

ポイントはお得に航空マイルへ交換できますし、高級ホテルへの無料宿泊にも使えます。コスパが最強のアメックスであるマリオットアメックスへお得に入会できる特典です。

| 国際ブランド |
|---|
|
|
| 電子マネー・Pay・NFC決済 |
|---|
|
|
- ETC
- 家族カード
- リボ払い
- ショッピング保険
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 航空便遅延費用補償
| 年会費(税込) | 発行スピード | |
|---|---|---|
| 本会員 | 家族会員 | |
| 82,500円 | 1枚無料 | 約1週間 |
| 基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
| 3.0% | 1.25% | マリオットボンヴォイのポイント |
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典(7.5万ポイント迄)が毎年1回プレゼント(年400万円以上の利用)
- 無条件でMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要)
- 年500万円の利用&継続でプラチナエリート
- 年15泊の宿泊実績
- 対象ホテルでポイント6%
カードショッピングが年500万円に届かない方、プラチナエリートは不要な方の場合、スタンダードの「Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・カード」が有力な選択肢です。

本会員の年会費は34,100円(税込)で、家族カードは1枚目無料、2枚目以降17,050円(税込)です。
主な特典
- Marriott Bonvoy ゴールドエリートが自動付与
- 宿泊実績が年5泊プレゼント
- 世界中で利用可能な50,000ポイントの無料宿泊特典が毎年1回プレゼント(年250万円以上のカードショッピング&継続で)
- ザ・リッツ・カールトンとセントレジス2連泊以上の宿泊で100米ドル相当のプロパティクレジット(1米ドル115円だと11,500円)
- 海外旅行の手荷物無料宅配サービスは成田・中部・関空が対象
ポイント還元率は旧SPGアメックスより低下します。
- 一般加盟店:100円(税込)あたり2ポイント(ポイント2%/マイル約0.83%)
- Marriott Bonvoy参加ホテル:100円(税込)あたり5ポイント(ポイント5%/マイル約2%)
付帯保険はアメックスの種類のうち、提携一般カード相当となっています。
主なプロテクションの最高補償額
- スマホ修理保険:なし
- 海外旅行傷害保険:3000万円
- 国内旅行傷害保険:2000万円
- ショッピング保険:年200万円
- キャンセル・プロテクション:なし
- リターン・プロテクション:なし
- オンライン・プロテクション
カードショッピングが年500万円に届かない方、プラチナは不要な方の場合、スタンダードの「Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・カード」がおすすめです。
年会費を34,100円(税込)に抑えつつ、マリオットボンヴォイゴールドエリートに加えて、年250万円のカードショッピング&継続で年1回の無料宿泊特典を楽しめます。
公式サイトマリオットアメックス 公式キャンペーン
※2025/8/21から旧券種は適用終了。SPGアメックスは新規募集が終了し、2022年2月24日からはMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード、プレミアムカードになりました。
まとめ
マイレージプラスセゾンカード、マイレージプラスセゾンゴールドカードの年会費が値上げされました。
保有コストは一般カードは2倍、ゴールドカードは1.5倍となり、改悪によってコストパフォーマンスが低下しました。
ユナイテッド航空ファンの方、よく使う路線がある方にとっては、依然としてOKですが、主に陸でマイルを貯めて得しようという方にとっては、他のマイルに乗り換えるのも選択肢です。
他のマイレージプログラムには、お得なマイルが貯まるクレジットカード、航空系クレジットカードが存在しています。
ハピタス、Gポイント、モッピー、Rebates等のポイントサイトを活用し、貯めたポイントをANAマイルに交換できます。
日々のお買い物では、特にANAマイルが貯まるクレジットカードで妙味が高い珠玉のカードが揃っています。
| クレジットカード名 | 年会費 (税抜) |
マイル付与率 | |
|---|---|---|---|
| 一般 | 航空券 | ||
| 三井住友カード(NL) + ソラシドエアカード |
1,250 | 最大10% | 1.0% |
| JQ CARD エポスゴールド | 無料 | 最大1.75% | 最大1.75% |
| リーダーズカード | 無料に可 | 0.88% | 0.88% |
| ソラチカカード | 2,750 | 最大1.54% | 最大2.54% |
| ANA VISA Suicaカード | 2,751 | 1.0% | 2.0%(ANA) |
| ANA東急カード | 2,751 | 1.0% | 2.0%(ANA) |
| ANA VISA/マスター一般カード | 3,025 | 1.0% | 2.0%(ANA) |
| MileagePlusセゾン一般カード | 6,500 | 1.5% | 1.5%(UA) |
| ソラチカゴールドカード | 9,546 | 最大1.5625% | 最大2.5625% (ANA) |
| ANA VISA/マスター ワイドゴールドカード | 10,500 | 1.0% | 2.0%(ANA) |
| アメックス・グリーン | 15,000 | 0.4-1% | 3%(JAL) |
| JALアメックス CLUB-Aゴールドカード | 19,000 | 1.0% | 3%(JAL) |
| セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス | 20,000 | 1.125% | 1.125% |
| デルタ スカイマイル・アメックス・ゴールド | 26,000 | 1.0% | 3%(デルタ航空) |
| JALアメックス・プラチナ | 31,000 | 1.0% | 4%(JAL) |
| JAL・JCBカード プラチナ | 31,000 | 1.0% | 4%(JAL) |
| マリオットアメックスプレミアム | 45,000 | 1.25% | 1.25% |
| ANA JCBカード プレミアム | 70,000 | 最大1.375% | 最大3.375% (ANA) |
| ダイナースプレミアム | 130,000 | 1.5% | 1.5% |
| ANAダイナースプレミアム | 155,000 | 1.5% | 4.5%(ANA) |
※ソラチカ、ANA VISAカード/Mastercardの年間コストはリボ払いを活用し、3年に1回マイル移行した場合
航空マイルがザクザクと貯まるクレジットカードはキラリと光るエクセレントな魅力が燦然たる輝きを放っています。
マイルを活用することで、まだ見ぬ世界、新しい地平へ雄飛することが可能になります。レバレッジを効かせてお得にフライトできます。
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