ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カードのクレジットカードには、一般カードとプレミアムカードの2種類があります。どっちが良いか迷う方もいらっしゃるでしょう。
年会費と特典で大きな違いがあるので、うっかりライフスタイルと合わない方を選択してしまうと、年会費を取り戻すのが難しくなり、高コストで家計に悪影響が及びかねません。
そこでヒルトンアメックスカードとヒルトンアメックス・プレミアムカードについて、年会費・特典・ポイント還元率・付帯保険など、多方面の角度からスペックの相違点について比較します。
なお、カード発行枚数としては、ヒルトンダイヤモンドを狙えるプレミアムカードの人気がくなっています。
家族カードの申し込みが多く、年200万円でダイヤモンドを得られて、300万円の利用で無料宿泊が年2泊になるので、家族で力を合わせる効果が抜群です。
ステータス獲得までの利用額はアプリで確認可能となっています。
目次
ヒルトンアメックスとヒルトンアメックス・プレミアムカードの比較一覧
スタンダードのヒルトン・オナーズ アメックス・カードはヒルトンゴールドを無条件で得られて、年150万円の利用と継続で年1回の無料宿泊特典をもらえます。
上位カードのヒルトン・オナーズ アメックスプレミアムカードは、年200万円以上利用することでヒルトンダイヤモンドを取得でき、最大2回の無料宿泊券を取得できます。
ヒルトンアメックス一般カードとプレミアムカードの違いの比較をまとめると下表のとおりです。
項目 | ヒルトンアメックス | ヒルトンアメックス プレミアムカード | |
---|---|---|---|
カードフェイス | |||
年会費(税込) | 本会員 | 16,500円 | 66,000円 |
家族会員 | 1枚無料、2枚目以降6,600円 | 3枚無料、4枚目以降13,200円 | |
ETCカード | 無料 | 無料 | |
ポイント還元率 | 一般加盟店:2% ヒルトン:3% | 一般加盟店:3% ヒルトン:7% | |
マイル還元率 (ANA・JAL等) | 一般加盟店:0.2% ヒルトン:0.3% | 一般加盟店:0.3% ヒルトン:0.7% | |
有効期限 | 最終加算から24ヶ月 | 最終加算から24ヶ月 | |
ヒルトン・オナーズステータス | ゴールド (無条件) | ゴールド (無条件) ダイヤモンド (年200万利用) | |
カード継続特典 | ウィークエンド宿泊特典1泊 (年間150万円以上利用と継続) | ウィークエンド宿泊特典2泊 (1泊は無条件、 年300万円利用と継続で+1泊) | |
HPCJの優待入会 | 初年度1万円 (入会後に1万円分の 優待券で実質無料) | 初年度無料 | |
入会後は宿泊割引25%OFF、レストラン20%OFF、2年目以降も実質無料 | |||
入会キャンペーン | 16,000ポイント | 39,000ポイント | |
空港ラウンジ | ○ | ○ | |
コンシェルジュ プライオリティ・パス | – | – | |
空港手荷物無料宅配 | 帰国時1個 | 帰国時1個 | |
海外旅行傷害保険 (カッコ内は家族) | 海外旅行傷害保険 | 利用付帯 | 利用付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高3,000万円 (1,000万円) | 最高1億円 (1,000万円) | |
傷害・疾病治療費用 | 最高100万円 (同額) | 最高300万円 (200万円) | |
賠償責任 | 最高3,000万円 (200万円) | 最高4,000万円 (同額) | |
携行品 | 最高30万円 (同額) | 最高50万円 (同額) | |
救援者費用 | 最高200万円 (同額) | 最高400万円 (300万円) | |
家族特約 | ○ | ○ | |
航空機遅延費用保険 | – | 海外最高2万円 (同額) | |
航空機預託手荷物遅延費用 | – | 海外最高2万円 (同額) | |
航空機預託手荷物紛失費用 | – | 海外4万円 (同額) | |
国内旅行傷害保険 | 適用条件 | 利用付帯 | 利用付帯 |
死亡・後遺障害 | 最高2,000万円(1,000万円) | 最高5,000万円(1,000万円) | |
入院保険金(日額) | – | – | |
手術費用保険金 | – | – | |
通院保険金(日額) | – | – | |
家族特約 | ○ | ○ | |
ショッピング保険 (90日間) | 年最高200万円 (自己負担1事故1万円) | 年最高500万円 (自己負担1事故1万円) | |
スマートフォン・プロテクション | – | 年3万円限度 | |
リターン・プロテクション | – | 年最高15万円 | |
キャンセル・プロテクション | – | 年最高10万円 | |
オンライン・プロテクション | ○ | ○ | |
無料ポーターサービス | – | ○ | |
ポイント対象の電子マネー | Apple PayのQUICPay | Apple PayのQUICPay | |
ポイント対象のPay | au PAY、d払い | au PAY、d払い | |
アメックスオファー | ○ | ○ | |
エクスペディア優待 | ○ | ○ | |
申し込み資格 | 20歳以上の正社員・個人事業主など | 20歳以上の正社員・個人事業主など |
その他のクレジットカードとの比較については、以下に集約しています。
ヒルトンアメックスがおすすめの方
ヒルトンアメックスは年会費が16,500円(税込)で、プレミアムカードより49,500円安いのが特徴です。
ヒルトン・オナーズのゴールド特典は無条件で得られて、年150万円のカードショッピングでウィークエンド無料宿泊特典を得られます。
ゴールドでは客室アップグレード・無料朝食の2大特典が大きな利点です。
ウィークエンド無料宿泊特典をLXR・コンラッド・キュリオコレクションなどの高級ホテルに使えば、35,000円~93,000円程度の金銭的価値を享受できます(国内のヒルトンのホテル一覧)。
こんな方におすすめ
- コストを抑えてヒルトンゴールドを取得したい
- カード利用が年150万円に届く
この2点の両方に該当する方の場合、ヒルトンアメックスは年会費を超える金銭的便益を受けられるので、男女問わず万人にとってサブカードとしておすすめのクレジットカードです。
公式サイトヒルトン・オナーズ アメックス・カード 公式キャンペーン
ヒルトンアメックス・プレミアムカードがおすすめの方
上位カードのヒルトン・オナーズ アメックスプレミアムカードは、年200万円以上利用することでヒルトンダイヤモンドを取得でき、最大2回の無料宿泊券を取得できます。
- ヒルトンゴールド:無条件
- 年1泊のウィークエンド無料宿泊特典:無条件
- ヒルトンダイヤモンド:年200万円のカードショッピング
- 1泊のウィークエンド無料宿泊追加:年300万円のカードショッピング
また、帰国時1個の手荷物無料宅配サービス、海外の航空機遅延費用保険、スマートフォン・プロテクション、リターン・プロテクション、キャンセル・プロテクションなども付帯します。
こんな方におすすめ
- ヒルトンダイヤモンドを取得したい
- 年300万円以上のカード利用と継続(無料宿泊が年2回に)
ヒルトンアメックスプレミアムカードは、ヒルトン・オナーズのダイヤモンドを取得できる希少なクレジットカードです。
他の日本発行カードでは、年会費が著しく高額なアメックスセンチュリオンしかヒルトンのダイヤモンドを得られる特典はありません。
また、ウィークエンド無料宿泊が無条件で付与されて、年300万円のカードショッピングなら+1泊となり、合計で2泊となるのがメリットです。
ウィークエンド無料宿泊はROKU KYOTO・コンラッド・キュリオコレクションなら1泊35,000円~93,000円になるので、2泊なら7万~12万円相当となります。
公式サイトヒルトンアメックス・プレミアムカード 公式キャンペーン
以下では、ヒルトンアメックス・カードとヒルトンアメックス・プレミアムカードの相違点について、ポイント還元率・特典・保険・入会キャンペーンなどのディディールについて掘り下げて比較します。
年会費の比較
ヒルトンアメックス、ヒルトンアメックス・プレミアムカードの年会費は初年度から発生します。初年度無料という仕組みはありません。
カード名 | 本会員 | 家族会員 |
---|---|---|
ヒルトンアメックス | 16,500円 | 1枚無料、2枚目以降6,600円 |
ヒルトンアメックス・プレミアムカード | 66,000円 | 3枚無料、4枚目以降13,200円 |
ETCカードの年会費は無料。新規発行の際には850円(税抜)の発行手数料が必要ですが、初回のみでカード更新時は不要です。
ETCカードは年会費有料というクレジットカードもある中で、無料で維持できるのはナイスですね!
ポイント還元率の比較
ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カードは、一般加盟店で100円(税込)ごとに2ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイントを得られます。プレミアムカードは3%です。
一部還元率が半減したり、対象外となる加盟店があります。
ヒルトン・ポートフォリオ内のホテル・リゾートでカードを利用すると、ポイント還元率が一般カード3%、プレミアムカード7%となります。
利用金額100円(税込)ごとに3ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント
直接ホテルに支払った金額のみが対象であり、じゃらん、楽天トラベル、一休.com、Booking.com、エクスペディア、Hotels.com、agodaといった旅行予約サイトでの事前決済は対象外です。
カード名 | 一般加盟店 | ヒルトングループ |
---|---|---|
ヒルトンアメックス | 2% | 3% |
ヒルトンアメックス・プレミアムカード | 3% | 7% |
ヒルトン・オナーズのホテルに多額の料金を支払っている方の場合、プレミアムカードの価値が上昇します。
ヒルトンアメックスカードの利用で貯めたヒルトン・オナーズポイントは、国内外のヒルトンのホテル予約に利用可能。宿泊料金の精算にポイントとクレジットカードの併用で清算することもできます。
特典宿泊に必要なヒルトン・オナーズポイント数は、ホテル、客室、予約日、滞在日数によって異なります
また、宿泊以外にも、ポイントは多彩な特典や体験と交換することも可能です。
ヒルトンのポイントの価値は概ね1ポイント0.3円~0.7円程度です。概ね実質的な価値は1ポイント=0.5円程度だと考えます。
ただし、繁忙期に高級ホテルに宿泊すると、1ポイント=1円前後で使えるケースもあります。
桜・紅葉の時期の京都や、円安期の海外もお得です。
無料宿泊にポイントが少し足りない場合は、セールでのバイポイントも可能です。
航空マイルへの交換は、1ポイントが0.1~0.15マイル(10%~15%)程度となってしまうのでマイルに利用するのはおすすめできません。
特典の比較
ヒルトンアメックス、ヒルトンアメックス・プレミアムカードは、特典に大きな違いがあります。
主な共通特典はゴールド・HPCJ入会優待
ヒルトンアメックスはどちらもヒルトンゴールドを無条件で得られます。
ヒルトンのゴールド会員は、本来は年20滞在もしくは40泊が必要なステータスです。
主な特典
- 無料の客室アップグレード(エグゼクティブまで)
- 80%のボーナスポイント
- 無料朝食(会員と同室に宿泊の1名まで)
- 無料のボトルウォーター2本
- レイト・チェックアウト、エクスプレス・チェックアウト
- 優先チェックイン、無料Wi-Fi、デジタルチェックイン
- 2人目の方は宿泊無料(追加料金不要で部屋料金のみ)
また、ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン(HPCJ)に一般カードは1万円で入会することが可能です。HPCJに入会後には1万円分の優待券をもらえます。
ヒルトンアメックスプレミアムカードの方は初年度無料となります。
2年目以降も料金1万円(税込)で1万円分の優待券を得られるので、実質無料で維持できます。
ヒルトンの上級会員資格に加えて、HPCJの特典も併用して利用可能です。
主なメリット
- 宿泊特典:HPCJ会員限定割引プラン(シンプルステイから25%OFF)
- レストラン特典:宿泊時20%OFF・その他10%OFF
- 年1回10,000円のプレゼント(宿泊・レストランに利用できる5,000円割引券2枚)
- ヒルトン・オナーズのシルバー会員(初年度)※ヒルトンアメックスカードがあればゴールドなので、この特典は意味なし
ヒルトンホテルで宿泊・食事する方にとってはお得な優待特典です。
HPCJは公式サイトではキャンペーンがなく、初年度から25,000円の年会費が発生します。ヒルトンアメックスカードがあれば、実質無料になってお得です。
その他、空港ラウンジサービスも共通のベネフィットとなっています。
ウィークエンド無料宿泊の比較
ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カードは、年間で合計150万円以上利用し、カードを継続すると、ウィークエンド無料宿泊特典1泊分が毎年プレゼントされます。
プレミアム・カードの方はカード継続だけで、ウィークエンド無料宿泊特典1泊分が毎年プレゼントされます。また、年間で合計300万円以上カードショッピングすると、さらに1泊が追加されます。
対象カード | 基本カード会員のみ(家族カードは対象外) ※家族カードの利用分は本会員の利用分に合算 |
---|---|
有効期限 | 特典発行から1年間 |
対象ホテル | 世界中のヒルトン・オナーズのホテルのスタンダードルーム (コンラッド・キュリオコレクション等の高級ホテルも対象) |
利用可能日 | 金曜、土曜、日曜の夜 |
利用対象外 | 金~日ならいつでもOK(ブラックアウト・利用除外日なし) ※月~木は対象外 |
無料券の方式 | デジタルバウチャー(紙ではない) ※予約は電話、アプリのチャット |
ウィークエンド無料宿泊券は週末のみですが、ほぼすべてのヒルトングループのホテルで使えるので使い勝手が抜群に良好。コンラッド・ウォルドーフアストリア等の高いホテルも対象です。
対象外のホテルは「All-Inclusive Properties」「Distinctive Properties」のごく一部のみなので、高く評価できます。
ROKU KYOTO、コンラッド東京・大阪、キュリオコレクションなどの高級ホテルに宿泊する場合、最低価格ベースでも35,000円~93,000円程度の宿泊料金が必要です(国内のヒルトンのホテル一覧)。
無料宿泊特典利用時だけで年会費はペイします。また、ヒルトンアメックスで付帯する上級会員資格の特典を受けられるので、ホテルで過ごすだけで高い満足度が生じます。
ウィークエンド無料宿泊特典は、ブラックアウト期間はありません。年末年始・ゴールデンウィーク、連休でも、金曜日~日曜日であれば無料宿泊できます。
ヒルトングループ最高級のROKU KYOTOも対象の点がパワフル。マリオットボンヴォイアメックスの無料宿泊と比較しても素晴らしいクオリティです。
したがって、繁忙期に宿泊すると、無料宿泊券の価値が数万円になるケースもあります。国内では以下4つのホテルがおすすめです。
ホテル名 | 価格の目安 | ||
---|---|---|---|
最低 | 土曜 | GW | |
コンラッド東京 | 35,420 | 48,070 | 60,720 |
旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトン | 39,776 | 68,725 | 101,280 |
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts | 93,345 | 113,585 | 117,380 |
コンラッド大阪 | 57,525 | 84,039 | 84,039 |
その他も、12月31日から関東のホテルに宿泊する場合、1ポイント1円超で宿泊できるホテルが複数ありました。
ホテル名 | 料金 (税・サ抜) |
---|---|
ヒルトン東京 | 81,340 |
ヒルトン東京お台場 | 74,385 |
コンラッド東京 | 147,000 |
ヒルトン成田 | 36,691 |
12月31日が金曜~日曜だった場合は、大きな金銭的価値が生じるベネフィットです。
ヒルトンアメックス・プレミアムカードの独自特典ではダイヤモンドが秀逸
ヒルトンアメックス・プレミアムカードの方は、なんとヒルトン・オナーズの最上級資格であるダイヤモンドの特典を得られます。
ヒルトン・オナーズ アメックス・プレミアムカードを年200万円以上利用すると、ヒルトン・オナーズのダイヤモンド会員になれます。
ダイヤモンドステータスは達成した年の翌年の12月末まで有効です。例えば2024年に達成した場合、2025年12月末までとなります。
時期 | 利用額条件を達成してから3ヶ月以内に付与 |
---|---|
対象 | 基本カード会員のみで家族会員は対象外 (カード利用額は家族カードも対象) |
利用期間 | 毎年1月1日~12月31日 →達成から暦年の12月末まで有効 |
ヒルトンのダイヤモンド会員は、本来は年30滞在もしくは60泊が必要なステータスです。
主なメリット
- 1ベッドスイートを含む客室アップグレード
- エグゼクティブラウンジ(一部ホテルは対象外)
- 朝食無料
- ポイントもしくはスナック&飲み物をプレゼント(ホテルによって内容は相違)
- +100%のボーナスポイント
- 48時間客室保証
- 年60泊達成時は他の会員にゴールド資格を贈呈可能、年100泊達成時はダイヤモンドを贈呈可能
ヒルトン、コンラッド、ダブルツリーbyヒルトン、ウォルドーフアストリア等のヒルトングループのホテルにおいて、最上級のVIP待遇を享受できます。
ダイヤモンド特典はヒルトン公式サイト等での直接予約時に対象となり、じゃらん、楽天トラベル、一休.com、Booking.com、エクスペディア、Hotels.com、agodaといった旅行予約サイト経由は対象外です。
特に嬉しいのが、1ベッドスイートを含む客室アップグレード、エグゼクティブラウンジ(クラブラウンジ)の無料特典です。
豪華なスイートルームで快適なホテルステイを堪能できます。
リラックスできるエグゼクティブラウンジにて、カフェタイムはケーキ・クッキー・チョコ・スナック・フルーツ・ドリンク、カクテルタイムはアルコール・食事を堪能できます。
日中は空いていることが多いので、スイーツを食べてコーヒーを飲みながら、パソコン作業に集中することも可能です。
実際にヒルトンアメックスプレミアム特典のヒルトンダイヤモンドの状態で、無料宿泊特典を使ったところ、10万円超のスイートルームにアップグレードしていただきました。
コンラッド香港のピークスイートは快適。ヒルトンアメックスプレミアムの無料宿泊の価値が10万円超に昇華!
🍑Hilton Amexがお得https://t.co/IJ56Acro9B
🎀GOLD&無料宿泊&HPCJ実質0円https://t.co/0Lx6GduETqhttps://t.co/AsK7wIgatg… https://t.co/o5McNWgfst pic.twitter.com/7mpy9m3fA3
— まつのすけ (@matsunosuke_jp) October 7, 2023
ヒルトン・オナーズのダイヤモンド特典については、以下で徹底的に解説しています。
クレジットカードの保有&利用だけで、最上級会員資格を得られるのはエッジが効いています。
公式サイトヒルトン・オナーズ アメックス・プレミアムカード 公式キャンペーン
その他、上位カードならではのベネフィットが付帯しています。
独自特典
- 手荷物無料宅配サービス
- 年間最高500万円のショッピング保険
- 最高1億円の海外旅行傷害保険(家族特約で家族も対象)
- 海外航空機遅延費用・乗継遅延費用補償(最高2万円)
- 海外航空機寄託手荷物遅延費用補償(最高4万円)
- 最高5000万円の国内旅行傷害保険
- スマートフォン・プロテクション
- リターン・プロテクション
- キャンセル・プロテクション
- 無料ポーターサービス
デメリットの比較
クレジットカード選びにおいては、利点だけではなく欠点にも注意を払う必要があります。
これまではメリットについてフォーカスを当ててきましたが、以下ではデメリットについて比較します。
一般加盟店のポイント還元率はMarriott Bonvoyアメックスと比較すると低い
ヒルトンアメックスのポイント還元率は、一般加盟店ではヒルトンアメックス一般カードは2%、プレミアムカードは3%です。
ヒルトンのポイントの価値は概ね1ポイント=0.5円程度です。
したがって、形式的なポイント還元率3%で実質還元率は2.5%(1マイル=2円換算)のマリオットアメックスプレミアムと比較すると、ポイント還元率が低いのが欠点です。
国際ブランド |
---|
電子マネー・Pay・NFC決済 |
---|
- ETC
- 家族カード
- リボ払い
- ショッピング保険
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 航空便遅延費用補償
年会費(税抜) | 発行スピード | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
45,000円 | 1枚無料 | 約1週間 |
基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
3.0% | 1.25% | マリオットボンヴォイのポイント |
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典(5万ポイント迄)が毎年1回プレゼント(年150万円以上の利用)
- 無条件でMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要)
- 年400万円の利用でプラチナエリート
- 年15泊の宿泊実績
- 対象ホテルでポイント2倍
マリオットアメックスのポイントは概ね1ポイント=約0.833~1円程度の価値があると評価できます(1マイル2円換算)。
移行可能な航空マイルは、ANA、JAL、デルタ航空、ユナイテッド航空、アメリカン航空、シンガポール航空、ハワイアン航空、エミレーツ航空、カタール航空、エティハド航空など多種多様です。
国内外の旅行で役立つベネフィットが満載となっており、世界中のマリオット・シェラトン・ウェスティン・コートヤード・リッツカールトン等で役立ちます(ホテル一覧)。
主なメリット
- 1.25%のマイル還元率(約40社の航空マイルに移行可能)
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典(2名分)が毎年1回プレゼント
- 保有しているだけでMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要)
- Marriott Bonvoy プラチナエリートを獲得可能(年400万円以上のカードショッピング)
- マリオットボンヴォイのポイントをよいレートで、ホテル宿泊や数多くの特典に交換可能(マリオットボンヴォイのポイントの価値)
なんといっても素晴らしいのは、通常は年50泊必要なプラチナエリート資格をカードショッピングで獲得・維持できる点です。
15泊分の宿泊実績は、ライフタイムプラチナエリート、チタンエリート、アンバサダーエリート獲得に役立ちます。
また、持っているだけで、上級会員であるマリオットボンヴォイのゴールドエリート会員の資格も得られます。
主なメリット
- 無料の部屋アップグレード
- 14時までのレイト・チェックアウト
- 宿泊で得られるポイントが1米ドルごとに12.5ポイント(+25%のボーナスポイント)
- ウェルカムギフト(マリオットボンヴォイのポイントがプレゼント)
マリオットアメックスの無料宿泊特典は、必要ポイントが5万ポイント以下のホテルなら、空室があればいつでも利用できるのが卓越しています(日本のマリオットのホテル一覧)。
三連休、ゴールデンウィーク、年末年始などの繁忙期で、ホテル代が高い時に利用しています!
過去の無料宿泊の実績
- 伊豆マリオットホテル修善寺:40,692円(税・サ込。以下同様)
- ウェスティン都ホテル京都:60,929円
- ルメリディアン台北:39,571円
- HOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクション:133,798円(現在は対象外)
- メズム東京、オートグラフ コレクション:53,555円
- JWマリオット奈良:54,331円
- W大阪:70,963円
- ニューヨーク・マリオット・マーキス:トップオフ利用+1万ポイントで101,515円
マリオットボンヴォイアメックスは、お得な入会キャンペーンを開催しています。
ポイントはお得に航空マイルへ交換できますし、高級ホテルへの無料宿泊にも使えます。コスパが最強のアメックスであるマリオットアメックスへお得に入会できる特典です。
国際ブランド |
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電子マネー・Pay・NFC決済 |
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- ETC
- 家族カード
- リボ払い
- ショッピング保険
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 航空便遅延費用補償
年会費(税抜) | 発行スピード | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
45,000円 | 1枚無料 | 約1週間 |
基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
3.0% | 1.25% | マリオットボンヴォイのポイント |
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典(5万ポイント迄)が毎年1回プレゼント(年150万円以上の利用)
- 無条件でMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要)
- 年400万円の利用でプラチナエリート
- 年15泊の宿泊実績
- 対象ホテルでポイント2倍
※SPGアメックスは新規募集が終了し、2022年2月24日からはMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード、プレミアカードになりました。
家族カードは主要特典が対象外
ヒルトンアメックスの家族カードは、ウィークエンド宿泊特典、ステータス特典、入会キャンペーンは対象外になります。
一般カード・プレミアムカードのどっちも同じです。
ヒルトンアメックスカード固有の欠点
一般カードのヒルトンアメックスカードは、センチュリオン券面ではなく、手荷物無料宅配サービス、プライオリティ・パスが付帯していません。付帯保険の側面も脆弱です。
これらを重視する場合は、アメックスグリーン、アメックスゴールドなどプロパーのセンチュリオンシリーズも選択肢となります。
ヒルトンアメックス・プレミアムカード固有の欠点
ヒルトンアメックスプレミアムカードには、コンシェルジェやプライオリティ・パスのサービスがありません。
これらの特典が付帯しているのはアメックスプラチナです。
国際ブランド |
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電子マネー・Pay・NFC決済 |
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- ETC
- 家族カード
- リボ払い
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ショッピング保険
- 航空便遅延保険
年会費(税込) | 発行スピード | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
165,000円 | 4人無料 | 約1週間 |
基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
1.0% | 0.8~1.0% | メンバーシップ・リワード |
- 4つのホテルの上級会員資格
- フリーステイギフトで年1回無料宿泊
- ハワイも対象のコース料理1名分無料サービス
- 充実の付帯保険(スマホ・家電・ゴルフ・個人賠償責任保険・返品・旅行キャンセルまで補償)
- アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション
アメックスブランドのクレジットカード共通の短所
アメリカン・エキスプレスブランドのクレジットカードに共通する短所も存在しています。
主なデメリット
- 海外で使える店舗数が少ない
- キャッシングが利用不可
- 電子マネーチャージに弱い
アメックスカード共通の難点については、以下に集約しています。
まとめ
ヒルトンアメックスとヒルトンアメックス・プレミアムカードの比較一覧を再掲します。
項目 | ヒルトンアメックス | ヒルトンアメックス プレミアムカード | |
---|---|---|---|
カードフェイス | |||
年会費(税込) | 本会員 | 16,500円 | 66,000円 |
家族会員 | 1枚無料、2枚目以降6,600円 | 3枚無料、4枚目以降13,200円 | |
ETCカード | 無料 | 無料 | |
ポイント還元率 | 一般加盟店:2% ヒルトン:3% | 一般加盟店:3% ヒルトン:7% | |
マイル還元率 (ANA・JAL等) | 一般加盟店:0.2% ヒルトン:0.3% | 一般加盟店:0.3% ヒルトン:0.7% | |
有効期限 | 最終加算から24ヶ月 | 最終加算から24ヶ月 | |
ヒルトン・オナーズステータス | ゴールド (無条件) | ゴールド (無条件) ダイヤモンド (年200万利用) | |
カード継続特典 | ウィークエンド宿泊特典1泊 (年間150万円以上利用と継続) | ウィークエンド宿泊特典2泊 (1泊は無条件、 年300万円利用と継続で+1泊) | |
HPCJの優待入会 | 初年度1万円 (入会後に1万円分の 優待券で実質無料) | 初年度無料 | |
入会後は宿泊割引25%OFF、レストラン20%OFF、2年目以降も実質無料 | |||
入会キャンペーン | 16,000ポイント | 39,000ポイント | |
空港ラウンジ | ○ | ○ | |
コンシェルジュ プライオリティ・パス | – | – | |
空港手荷物無料宅配 | 帰国時1個 | 帰国時1個 | |
海外旅行傷害保険 (カッコ内は家族) | 海外旅行傷害保険 | 利用付帯 | 利用付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高3,000万円 (1,000万円) | 最高1億円 (1,000万円) | |
傷害・疾病治療費用 | 最高100万円 (同額) | 最高300万円 (200万円) | |
賠償責任 | 最高3,000万円 (200万円) | 最高4,000万円 (同額) | |
携行品 | 最高30万円 (同額) | 最高50万円 (同額) | |
救援者費用 | 最高200万円 (同額) | 最高400万円 (300万円) | |
家族特約 | ○ | ○ | |
航空機遅延費用保険 | – | 海外最高2万円 (同額) | |
航空機預託手荷物遅延費用 | – | 海外最高2万円 (同額) | |
航空機預託手荷物紛失費用 | – | 海外4万円 (同額) | |
国内旅行傷害保険 | 適用条件 | 利用付帯 | 利用付帯 |
死亡・後遺障害 | 最高2,000万円(1,000万円) | 最高5,000万円(1,000万円) | |
入院保険金(日額) | – | – | |
手術費用保険金 | – | – | |
通院保険金(日額) | – | – | |
家族特約 | ○ | ○ | |
ショッピング保険 (90日間) | 年最高200万円 (自己負担1事故1万円) | 年最高500万円 (自己負担1事故1万円) | |
スマートフォン・プロテクション | – | 年3万円限度 | |
リターン・プロテクション | – | 年最高15万円 | |
キャンセル・プロテクション | – | 年最高10万円 | |
オンライン・プロテクション | ○ | ○ | |
無料ポーターサービス | – | ○ | |
ポイント対象の電子マネー | Apple PayのQUICPay | Apple PayのQUICPay | |
ポイント対象のPay | au PAY、d払い | au PAY、d払い | |
アメックスオファー | ○ | ○ | |
エクスペディア優待 | ○ | ○ | |
申し込み資格 | 20歳以上の正社員・個人事業主など | 20歳以上の正社員・個人事業主など |
年300万円以上カードショッピングする方は、ダイヤモンド&無料宿泊+1泊がお得なので、プレミアムカードがおすすめです。
カードスペックを総合考慮すると、どちらもエッジが効いており、魅力的なクレジットカードです。
お得な入会キャンペーンも開催されています。
ヒルトンアメックスはメインカード、サブカードの両方として大いなる魅力があるクレジットカードです。
ヒルトンアメックスがおすすめ
- コストを抑えてヒルトンゴールドを取得したい
- カード利用が年150万円に届く
ヒルトンアメックスプレミアムがおすすめ
- ヒルトンダイヤモンドを取得したい
- 年300万円以上のカード利用と継続(無料宿泊が年2回に)
どちらも素晴らしい魅力を誇っているハイ・クオリティー・カードです。ニーズ・ライフスタイルによって優劣は決まります。
私はヒルトンアメックスプレミアムに魅力を感じて入会しました。
一般カード、プレミアムカードのどちらも、お得な入会キャンペーンでお得な還元を受けられます。