「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」というヒルトングループの最上級ホテルが京都にあります。
2021年9月16日に開業したばかりのピカピカホテルであり、都会の喧騒から離れた自然豊かなロケーションにあり、京都へ深く潜り、特別な感覚を呼び覚ます快適なステイが可能なラグジュアリー・ホテルです。
実際に3部屋を堪能した経験にもとづき、ROKU KYOTOの客室、プール、フィットネスジム、レストラン、インルームダイニング、日本庭園、SPAなどについて、ブログとして宿泊記をまとめます。
このページを見ればROKU KYOTOのメリット・デメリット、どの部屋タイプがいいか、食事の選択肢、アクティビティ、過ごし方について把握できます。
目次
基本情報
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resortsは、都会の喧騒から離れた自然豊かなロケーションにあり、知られざる京都の奥深い魅力に浸ることが可能なリゾートホテルです。
ホテル名称の「ROKU」には2つの意味が掛け合わされており、山や川といった自然に囲まれた土地独自の環境を表します。
- 鷹峯三山の麓に位置する立地「麓(ろく)」
- 天神川は、平安時代にその川のほとりで紙を漉いた紙座があったことに由来し通称 紙屋川とも呼ばれることから、紙を漉く「漉(ろく)」
琳派発祥の地と言われ、古くから芸術家たちに愛されたこのリゾート地で、「Dive into Kyoto」をコンセプトに、京都の奥深い魅力に浸り、時を忘れたホテルステイ、非日常のリラクゼーション空間を堪能できます。
雄大な自然の景観を活かしたスパ施設では、天然温泉を使用したサーマルプールが愉しめて、心と身体が安らぎの時間へと導かれます。
名称 | ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts |
所在地 | 〒603-8451 京都府京都市北区衣笠鏡石町44-1 TEL: 075-320-0111 FAX:075-320-0112 |
施設内容 | 室内無線インターネット利用可 全室禁煙 1レストラン/1バー スパ/フィットネス/サーマルプール 114客室 |
基本滞在時間 | チェックイン 15:00 チェックアウト 12:00 |
駐車場 | 有(44台) |
アクセス
豊かな自然に囲まれた京都の奥座敷である「洛北」に位置しており、金閣寺の近くという立地です。周囲には高級住宅街が広がっています。
住所は「京都府京都市北区衣笠鏡石町44-1」で、電話番号は「075-320-0111」です。
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resortsは、「鷹ヶ峰」「鷲ヶ峰」「天ヶ峰」の三座を総称した鷹峯三山の麓に位置しています。敷地内には一級河川「天神川」が流れ、川のせせらぎが聞こえる静謐な空気が漂う場所です。
チェックイン~客室まで移動の時点で満足
小川沿いにあり、自然に囲まれた場所。入り口は高級感とともに、京都の歴史を感じさせてくれる建造物で、唯一無二のラグジュアリー・ホテルです。
チェックインロビーは和のテイスト満載のウッディな空間で、京都らしさが全開となっています。
お茶と和菓子(訪問時は黒豆・シナモンのほうじ茶&干し柿)をいただきながら、座って快適な状態でチェックインできます。
カウンターの列に並んで立ち尽くすような事態はROKU KYOTOではありません!
庭園沿いの通路を通って客室に向かう流れとなり、優美な庭園が広がっています。11月下旬~12月上旬は紅葉を楽しめて、私もその時期に宿泊しました。
立ち止まっていると鳥のさえずりが聞こえてきますよ!
ルームキーはプラスチック素材ではなく木製。たいへん味わいがあり、有機物のカードでありながらオートロック解除に対応しています。
ケースは花札の「芒に月」の図柄で、芒に月のモデルの山になったともいわれている山が鷹ヶ峰です。キーを入れるとROKU KYOTOのロゴが表れて風雅となっており、カードキーにもこだわりが詰まっています。
客室・レストラン・ティーハウス・フロントなどの通路は全て屋根付きであり、雨に濡れずに移動できます。夜はライトアップがたいへん美しく、歩くだけで楽しいです!
夜のROKU KYOTOは、木や建物が水面に反射する鏡面反射が美しく、建物・敷地が芸術という様相を呈しています。
客室タイプ一覧
実際に3つのタイプの部屋を満喫した経験にもとづき、ROKU KYOTOの客室について口コミをまとめます。
デラックス:スタンダードながら十分に満足のクオリティ
ROKU KYOTOはヒルトングループ最上級のLXRホテルズ&リゾーツの真骨頂を発揮しており、スタンダードルームもスペシャルな素晴らしさを誇っています。
大きな窓から鷹ヶ峰の豊かな自然を望む50㎡の客室は、鷹峯の四季折々の自然の景色を楽しめます。
自然との調和を意識したシンプルなデザインで、唐紙をはじめとする京都の工芸品が取り入れられており、落ち着きのある客室となっています。ミニバーもオシャレ!
カプセルコーヒー、お茶類、ミネラルウォーターは無料。富士ミネラルウォーターなのが卓越したクオリティです。
有料のお酒はお菓子とのペアリング・マリアージュが提案されています。
クローゼットも広々としており、快適な収納が可能となっています。
バスローブはモフモフふわふわであり、とても心地の良い肌触りとなっています。イメージ的には、アザラシやパンダの赤ちゃんのようなモフモフ感が全開です!
洗面台・風呂・シャワーブースは黒が基調でシックとなっており、クールでカッコいいです。
バスタブ・シャワールームの壁はオープンにして外の眺めを見ることもでき、素晴らしい工夫が施されています。
アメニティはVOTARYであり、上質で快適な洗い心地が卓越しています。
歯ブラシは竹で作られており、環境に配慮した歯ブラシとなっています。
トイレもピカピカですし、中に鏡と水道・タオルまで完備と流麗。
テレビでは地上波・BS放送に加えて、YouTube、Abema、Netflix、Amazon prime video、hulu、U-NEXT、TSUTAYA TVも見られます。
窓の外から夜は美しいライトアップを楽しめます。
ROKU KYOTOのデラックスルーム
- 広さ:50㎡
- ベッドサイズ:キングまたはツイン
- 定員:3名
プレミアデラックス:Premiumな特典
プレミアデラックスルームは、ホテルを楽しむための様々な特典が付いた最上階のプレミアフロアに位置する50㎡の客室です。
基本的な部屋の作りはデラックスと同一ですが、最上階ならではの眺めで景観がよく、客室の大きな窓からは雄大な景色が目前に広がっています。
また、プレミアムフロア限定特典が付き、上質なくつろぎの時間を過ごせます。
メリット
- プレミアムターンダウンサービス
- ソープバトラーサービス
- 「ザ バー」でのシグニチャーカクテル
- フィットネスウェアセット無料お貸出
- THE ROKU SPA トリートメント 20%優待
※なお、ヒルトンゴールド、ヒルトンダイヤモンドでのアップグレードで最上階の部屋になった場合、これらの特典は対象外です。
温泉付きのガーデンデラックス:部屋で露天風呂気分を満喫可能
プライベートガーデン&プライベート天然温泉が魅力的な67㎡の客室です。
ホテル1Fに位置しており、50㎡の客室に17㎡のプライベートガーデンが付き、客室の風呂には天然温泉を引き込んでいます。
ミニ日本庭園のようなガーデンがあり、上の方には空と山が広がっており、目前に広がる景色を愛でながら天然温泉を楽しめます。
網戸付きの全面ガラス張りのオープンドア&窓があるので、窓を開けると露天風呂気分が全開となりますよ!
客室露天風呂&温泉は日本人に大人気となっており、部屋の外は高い壁があるので、1Fでありながらプライベート感が満載。窓の外には山と木が少し見えます。
部屋でいつでも天然温泉を楽しめるのは贅沢で、京都らしさも全開となっています。
ドライヤーは「REPRONIZER 4D Plus」となっており、定価は57,200円(税込)と高価。洗面台はなんと2つあり、一般的なホテルのジュニアスイートに迫るクオリティです。
客室の温泉に入りながらワインを楽しんじゃいました!
寝室のスピーカーはBALMUDA The Speakerで、スマホなどをBluetoothで接続でき、音で光り方が変わります。
ベッドサイドにはテーブル上だけではなく、下にも電源コンセント・USB端子が設置されており、快適な充電が可能です。
- 広さ:67㎡(客室50㎡、プライベートガーデン17㎡)
- ベッドサイズ:キングまたはツイン
- 定員:2名
プールサイドデラックス:部屋からプールまで数秒
ROKU KYOTOの快適なエクセレント・プールである「サーマルプール」へ直接アクセスできるのが特徴で、夏の時期にはお子さんがいるご家族に大人気となっています。
プライベートテラスの付いた82㎡の客室であり、49㎡の客室+33㎡のプライベートテラスから構成されています。
部屋で着替えてプールに直行でき、帰りも部屋にダイレクトインし、そのままお風呂にドボンすることが可能です。
しかもプライベート感&防音性も満載なので、1Fプールサイドにあるからといって、人目や騒音が気になることはありません。
客室からサーマルプールへ直接アクセスが可能なのが素晴らしいメリットです。THE ROKU SPAに隣接した全4室となっており、スパやフィットネスの利用にも便利です。
思う存分プール&フィットネスを満喫したい場合におすすめの客室タイプとなっています。
- 広さ:82㎡(客室49㎡、プライベートテラス33㎡)
- ベッドサイズ:キング
- 定員:3名
PEAK スイート
ROKU KYOTOはスイートルームも人気となっています。実際に私が宿泊した日は、なんとスイートルームが全滅でした。
世の中には100万円超えといったぶっ飛んだスイートルームもありますが、ROKU KYOTOは価格を抑えめにしており、現実的な水準となっています。
とりわけ宿泊代金をフルに経費処理できるような状況ですと、税金でがっぽりもっていかれるなら、贅沢しようかという気になりますね!
PEAK スイートはキングベッドタイプで、広々とした100㎡のスイートであり、客室の窓からは鷹峯三山の頂が望め、四季折々の景観を楽しめます。
- 広さ:100㎡
- ベッドサイズ:キング
- 定員:3名
ROKU スイート
ROKU KYOTOのツインベッドタイプのスイートルームであり、名前が冠に入った世界に一つだけの部屋です。
天神川越しに山麓を望む広々とした100㎡の客室です。アートワークが随所に飾られており、自然と調和した空間で、上質な癒しの時間を過ごせます。
- 広さ:100㎡
- ベッドサイズ:ツイン
- 定員:3名
おすすめの客室
ROKU KYOTOのデラックス、ガーデンデラックス、プールサイドデラックスを体験したエクスペリエンスにもとづくと、以下の客室がおすすめです。
ベスト部屋
- ホテルの夜景ライトアップを部屋から楽しみたい:デラックス
- プレミアムフロア限定特典を楽しみたい:プレミアデラックス
- 客室で温泉・半露天風呂を楽しみたい:ガーデンデラックス
- 骨の髄までプールを満喫したい、幼い子供がいてプールまで楽々と移動したい:プールサイドデラックス
- ゴージャスなステイを楽しみたい:スイート
秀逸なターンダウンサービス
ベッドには部屋着とボディーローション、ベッドサイドにはフットシート&スリッパが用意されます。
ベッドサイドの電源コンセントに充電器を指していたら、下にタオルを敷いてくれて優美です。
もちろん洗面台・シャワー・お風呂・食器などは片付いていますし、カプセルコーヒーやお茶も補充してくれます。
テーブルには氷、水、ウェルカムギフトである和菓子などがセッティング。素晴らしいサービスです。
レストラン「TENJIN」は多様なシーンに対応
ROKU KYOTOのレストランは「自然・芸術・料理」がモチーフであり、四季折々の厳選素材をフレンチの技法で美しくドレスアップさせた料理が提供されています。
レストラン「TENJIN」は、シェフズテーブル、オールデイダイニング、バーと3つのエリアに分かれており、それぞれスタイルや用途に合わせて選べます。
朝食・ランチ・アフタヌーンティー・ディナーとすべてここで楽しむことが可能です。
天井が高くて開放的であり、膨大なホテルの中でも最高峰のクオリティとなっています。
店内のインテリアは「竹」をテーマにアートワークが施されており、落ち着いた雰囲気の中で料理を食べられます。天気が良い春や秋は、縁側やテラス席も快適!
シェフズテーブル
シェフたちが調理や盛り付けを目の前で行い、料理ができる過程も目で楽しめて、シェフ自身が料理について解説してくれます。
イメージ的には鉄板焼きや高級レストラン・寿司のカウンター席のような雰囲気であり、ROKU KYOTOの上質な料理を骨の髄までしゃぶり尽くす事が可能です。
ディナータイムのシェフズテーブル限定コースは優美であり、最上級の食事を楽しみたい方におすすめとなっています。
オールデイダイニング
スタンダードなシーンで役立つ区分(英語に)であり、アラカルトからコース料理まで豊富なラインナップとなっています。
オールデイダイニングでは、3,000円前後のサンドイッチやハンバーガー等で軽く済ませることも可能ですし、上質なコース料理を楽しむこともでき、多様なシーン・スタイルに役立ちます。
季節の味覚や地元野菜にこだわっており、ブレックファストからランチ、ディナーまでフレンチをベースとした料理を楽しめます。
ザ バー
水盤に面した幻想的な空間では、カフェタイムにはアフタヌーンティーセットを中心としたメニュー、夜は酒類や軽食を中心としたメニューを楽しめます。
14時30分~16時頃はアフタヌーンティーが人気となっており、ウイスキーでは希少なジャパニーズ・ウイスキーを楽しめます。
朝食
ROKU KYOTOは朝食のクオリティが抜群に良好となっています。メイン料理+ハーフビュッフェとなっており、タンパク質・野菜も豊富です。
ROKU KYOTOの朝食の詳細は以下で徹底的に解説しています。
インルームダイニングもおすすめ
ROKU KYOTOはルームサービスも楽しめます。プレミアムフロア宿泊でシグネチャーカクテル無料特典を使える方は、フィンガーフード&ドリンクを楽しんだあと、部屋のルームサービスで夕食を済ませるというストラテジーも有効です。
価格はレストランのアラカルトと同一程度となっているので、好みに合わせて使い分けましょう。
実際にインルームダイニングを利用し、丹波地鶏もも肉 炭焼 シーザーサラダを食べたところ、卓越した美味しさでした。
その他、アメリカンクラブハウスサンドイッチ、京都産和牛パテチーズバーガーあたりがお手頃だと感じました。
ティーハウスは無料でお茶を堪能できる!カクテルタイムは廃止
ROKU KYOTOにはクラブラウンジ的な施設として「ティーハウス」があります。京都の歴史・文化・芸術をモダンに昇華した空間で、様々な種類のお茶と共に、思い思いの過ごし方でエクセレントなひとときを送ることが可能です。
ティーハウスでは、到着・出発時に様々な種類のお茶と共にくつろげます。
ROKU KYOTOのTea Houseの営業時間は、7時~21時で、17:00~18:30はカクテルタイムだった時期があります。
カクテルタイムはプレミアフロアでの滞在、ヒルトンダイヤモンド会員のみ利用可能でした。
フィンガーフード、シャンパン、ジュース等が飲み食べ放題で風雅です。庭園のライトアップを眺めながら、美味しいフードとドリンクを堪能できました!
プレミアフロア宿泊者やヒルトン・オナーズのダイヤモンド会員は、夕方からのカクテルタイムも楽しめましたが、この制度は廃止されました。
ヒルトンアメックスプレミアムで得られるダイヤモンドの特典としては、1万円分のエクスペリエンスクレジットがあります。
SPA、アクティビティ、レストラン・インルームダイニング、宅急便、ハイヤー手配、お花・バルーン手配、バレーサービス、レンタルサイクル、ベビーシッター等で利用可能です。
ヒルトンアメックスプレミアムならダイヤモンド会員資格を得られます。
冬も快適で素晴らしいサーマルプール
ROKU KYOTOには、天然温泉を使用した屋外サーマルプールがあり、雄大な自然の中で快適に泳げます。
屋外プールであるにもかかわらず、年中無休。冬の0度まで温度が低下する京都でも屋外プールに入れるのがメリットです。
天然温泉を使用した屋外プールで、四季折々の風景を楽しみながら、1年を通じて利用でできます。心地良い暖かさと周囲の静けさが日常の緊張を解きほぐします。
温水プールなので、寒い冬でも快適に泳げます。実際に私は12月に入りましたが、全く問題なく楽しめました。夜は美しいナイトプール!
冬はさすがにプールサイドのベッドで寝っ転がるのは厳しいですが、プールで泳ぐ分にはオールOKです。
プールサイドには「サーマルルーム」という採暖室まであり、泳いだあとはそこで汗を流せます。
サーマルルーム内はヒーリングミュージックが流れていて快適。また、特筆すべきことに、奥に寝っ転がれるゾーンがあるので、快適で素晴らしい一時を過ごせます。
ROKU KYOTOのサーマルプールの営業時間は8:00~21:00であり、宿泊者は無料です。プールは予約制となっており、混雑時期は1回1時間ごとの予約となります。
更衣室にはシャワールームもあるので、泳いだらすぐに洗い流すことが可能です。
4歳未満の子供は利用不可で、4歳以上16歳未満の方は保護者同伴での10時~17時です。
染匠・しょうざんが築いたユニークリゾートの日本庭園を無料鑑賞可能
西陣きものメーカーとして創業した染匠・しょうざんが「美しいものは、美しい環境から生まれる」という思想のもと、鷹ヶ峰の麓に築いたのがしょうざんリゾート京都です。
しょうざん創設者である故・松山政雄が京の山々を借景に、庭園の整備や日本各地の美しい建造物の移築を行い、広く万人に訪れてもえるよう公開を始めたのが始まりです。
天神川(紙屋川)や御土居に囲まれた約35,000坪の敷地が広がり、その自然豊かな環境には、結婚式場や庭園のほか、料亭・レストラン・会員制ホテルが点在する京都を代表するリゾートです。
ROKU KYOTOはしょうざんリゾート京都の南エリアに位置しており、徒歩数分にある日本庭園を無料で鑑賞できます。
フィットネスジムは開放的で眺望が良好
ROKU KYOTOでは24時間ずっとフィットネスジムを利用でき、夜遅くや早朝もエクセサイズが可能です。
ホテル内にありながら、目前に広がる雄大な景色と一体となって、快適に運動・トレーニングを行えます。
多くのホテルでフィットネスはあるが、地下や窓がない部屋に設置されていることも多いです。
ROKU KYOTOの場合、外の景色を眺めながらエクササイズ・トレーニングできます。
ROKU KYOTOのフィットネスジムは24時間営業しており、宿泊者は無料です(16歳未満は利用不可)。
京都ならではの環境を存分に活かしたアクティビティとの組み合わせも風雅です。
ポイントやヒルトンアメックスの無料宿泊がお得
ROKU KYOTOはヒルトングループの素晴らしい最上級ホテルだけあり、宿泊料金は高額です。
オフシーズンの平日でも1泊7万円以上であり、祝前日は10万円を超え、紅葉の時期などは1泊15万円以上となることもあります。
ただし、ヒルトンのポイントを使えば95,000ポイントで宿泊できるので、たいへんお得です。
ROKU KYOTOの無料宿泊は、ヒルトンのポイントの価値が最大級にUPする使い道です。ヒルトンのポイントのセールを活用することも有意義!
なお、ヒルトンアメックスなら最大で年1泊、ヒルトンアメックスプレミアムなら最大で年2泊の無料宿泊特典を得られて、ROKU KYOTOでも利用できます(金・土・日のウィークエンドのみ利用可)。
おすすめはヒルトンアメックスカードの無料宿泊特典の活用です(カードの継続&利用などの条件あり)。
カードを保有するだけでヒルトンゴールドになれるので朝食も無料になりますし、プレミアムならダイヤモンドになり、1万円分のクレジットを使えますよ!
上質なTHE ROKU SPA
ROKU KYOTOは高級ホテルらしく、フルスペックのSPAを利用でき、素晴らしいトリートメントで心身ともにリラックスできます。
自然哲学の5つの思想をこの土地が持つ自然の恵みで形成した至極のスパ・エクスペリエンスを堪能できます。
「Kyoto Elements」をテーマに、この土地が持つ自然のパワーを取り入れ、ホリスティックにアプローチするオリジナルトリートメントを提供(スパメニュー)!
サーマルプール・フィットネスと連動したROKU KYOTOオリジナルプログラムもあり、ゲストそれぞれの好みや希望、身体のコンディションに合わせた組み合わせを選ぶことも可能です。
- 営業時間:10:30~21:00
- 料金:平均20,000円~30,000円
- 電話:075-320-0136(受付時間 平日10:00-17:00)
- メール:spa@rokukyoto.com
豊富なアクティビティ
ROKU KYOTOには多様なアクティビティが用意されており、ニーズに応じてエッジが効いているエクスペリエンスを楽しめます。
朝のヨガセッションは無料で、あとは有料のプランです。
朝のヨガ(無料)
毎日ではありませんが、毎週水・金の朝にヨガを行っています。こちらは無料で利用できますので、気軽に参加することが可能です。
美術家と共に京都の自然から一枚の和紙を漉く
ROKU KYOTOのホテル内を流れる天神川は、平安時代に紙漉きが行われていたことから通称紙屋川と呼ばれ、上質な和紙作りの原点となったと言われています。
ホタルが飛び交う美しい水質を誇り、レストラン「TENJIN」のテラス席ではその清流のせせらぎを聴きながら優雅な時間を過ごせます。
平安時代にタイムスリップし、その時代に紙屋川の水を使って紙漉きを行っていたように、アーティストの指導の下、厳選採取された雁皮を使った和紙作り体験が可能です。
- 所要時間:2時間
- 料金:20,000円~/1名
しょうざん北庭 非公開の茶室で茶道体験
しょうざんリゾート内にある北庭には、大徳寺の塔頭より移築された歴史的建造物である茶室「玉庵」があります。
北山杉やもみじに囲まれた静寂の中で、至極の茶道体験が可能です。その他、会場として贅を尽くした迎賓館「峰玉亭」、酒樽を茶室に改築したユニークな「酒樽茶室」も希望に合わせて案内してもらえます。
ROKU KYOTOの土を使った陶芸体験
京焼の伝統を受け継ぐ窯元として名高い名窯の一つ、叶松谷師事のもと、ROKU KYOTO敷地内の土を使って絵付けや手ひねりなどの陶芸を体験できます。
焼きあがるまでには2カ月の歳月を要しますが、お手元に完成品が届くまでの時間も旅の一部として楽しめますよ!
漆芸舎・平安堂 金継ぎ体験
金継ぎの第一人者のひとり、清川廣樹先生の工房である漆芸舎平安堂にて、金継ぎを体験できます。
金継ぎは割れたり欠けたりした陶器を、漆を使って接着させ接着部に金をしつらえ、破損した陶器を蘇らせる事のできる古くから伝わる伝統修復技法です。
手持ちの破損した陶器、またはホテルの破損した陶器を工房まで持参して、修復することが可能です。その技術を学ぶことで、金継ぎの秘められた思想を垣間見る事ができます。
御室の山奥に佇む料亭での湯葉引き体験
ホテルから車で約10分ほどの山間には、老舗料亭「松山閣」がひっそりと佇んでいます。
手作り湯葉工場を有する料亭で、湯葉引きを体験でき、その引き上げた湯葉を使用した湯葉桶などの料亭料理を楽しめます。
料亭邸宅は静寂に包まれており、大きな縁側の向うにある季節の草花を鑑賞しながら、ゆっくりと流れる贅沢な時間をお過ごしください。
お坊さんと巡る御室八十八か所
お遍路は、阿波、土佐、伊予、讃岐に点在する空海ゆかりの八十八か所の霊場を訪ねて四国を巡拝する旅です。
所要時間は4時間と長めなので、1泊だとホテルを楽しむ時間が短くなってしまいます。連泊時の利用がおすすめ!
歩いて毎日回ると50日間ほどかかると言われていますが、四国八十八ヶ所の写しである札所を本プランの行程で全て巡ることができます。
これを結願(けちがん)成就すれば四国八十八ヶ所霊場巡礼と同じご利益を得ることができます。
世界遺産、仁和寺の裏から続く御室八十八か所巡りに、結願、満願に向け、仁和寺の僧侶が特別に案内してくれます。
ROKU KYOTO LXRホテルの豆情報
以下ではROKU KYOTOをより深く楽しめる豆知識をご紹介します。
アジア初のLXRホテルズ&リゾーツ
ROKU KYOTOは、LXRホテルズ&リゾーツはヒルトンのコレクションブランドであり、各ホテルがそれぞれ唯一無二となっており、独立したラグジュアリー・ホテルです。
「ヒルトン」「コンラッド」は良くも悪くも画一的で、世界どこでも一定で安全・安心ではありますが、その土地ならではの独自性という点は僅少です。
この点、LXRホテルズ&リゾーツは世界で同じホテルは2つとなく、それぞれが地元の特性を生かした素晴らしいエクスペリエンスを提供する1点ものホテルとなっています。
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resortsは、LXRホテルズ&リゾーツとしてアジア太平洋地域での初進出のホテルで、ヒルトンブランドとしても京都初のホテルになります。
日本・アジアで「史上初」のLXRホテルズ&リゾーツなのです。記録というものはいつか破られる可能性がありますが、「史上初」という快挙は永遠に残る唯一無二の称号です。
LXRホテルズ&リゾーツは、「その土地、歴史、文化に根ざし、至高のサービスを提供すること」が特徴です。
LXRホテルズ&リゾーツのサービスは、基本的なラグジュアリー・ホテルのクオリティを当然保証しつつ、贅沢でありながらその土地の良さを体験できるのが特徴です。
訪れたユーザーに、この特別な空間を味わってほしいという想いが込められています。
コンセプトは Dive into Kyoto
ROKU KYOTOの立地は、400年以上前に本阿弥光悦が芸術村を築き上げ、才能ある芸術家を世に輩出してきた琳派発祥の地です。
そして、京都着物に新しい息吹を吹き込んだ染匠・しょうざんが「美しいものは、美しい環境から生まれる」という思想のもと、独自の美意識により、歳月をかけつくってきた場所です。
ROKU KYOTOのコンセプトである「Dive into Kyoto」には、型にはまらない独自の美学を築き上げてきたこの場所のストーリーや歴史・文化など、滞在を通じてまだ知られていない京都の奥深い魅力に浸ってもらえるようなリゾートホテルをめざすという想いが込められています。
BLINK Design Groupがデザイン監修
ホテルのインテリアデザインは、アジアを拠点とし世界有数のリゾート地でラグジュアリー・ホテルの実績を数多く持つ「BLINK Design Group」が手掛けました。
本阿弥光悦の芸術村から着想を得た「Artist Residence(アーティスト レジデンス)」をコンセプトに、伝統的な京都のインテリアを現代的に解釈し、屋内と屋外の境界をなくし静けさが感じられる空間に仕上げました。
ホテル内の各スペースも芸術村のさまざまな要素から着想を得て、客室は「唐紙」、アライバルは「漆」、レストランは「竹」、スパは「陶器」など、各空間ごとにテーマが設けられています。
レセプションとティーハウスには、職人の手作業による漆のアートパネルを施し、レストランでは伝統的な竹細工が取り入れられています。京都の伝統・技術を散りばめた空間が広がっていますよ!
宮城県の伊達冠石、伏見人形などの和のテイストあふれるインテリアも豊富です。
まとめ
ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resortsは、ヒルトン・オナーズの最上級ホテルだけあり、素晴らしいクオリティが備わっています。
上質なホテルステイが可能となっており、10泊した方もいるそうです。
デメリットは価格が高い点、繁華街からは離れているので夜遅くまで街中で遊びたいという方には不向きです。
デラックス、ガーデンデラックス、プールサイドデラックスを経験したところ、それぞれ良さがあり、違うタイプの部屋を何度でも堪能したいと感じるホテルでした。
おすすめの客室
- ホテルの夜景ライトアップを部屋から楽しみたい:デラックス
- プレミアムフロア限定特典を楽しみたい:プレミアデラックス
- 客室で温泉風呂を楽しみたい:ガーデンデラックス
- 骨の髄までプールを満喫したい、幼い子供がいてプールまで楽々と移動したい:プールサイドデラックス
- ゴージャスなステイを楽しみたい:スイート
琳派発祥の地と言われ、古くから芸術家たちに愛されたこのリゾート地で、「Dive into Kyoto」をコンセプトに、京都の奥深い魅力に浸り、時を忘れたホテルステイ、非日常のリラクゼーション空間を堪能できます。
世界中の魅力的なロケーションにあり、その土地、歴史、文化に根ざし、至高のサービスを提供しているLXRホテルズ&リゾーツの真骨頂を発揮しており、唯一無二の素晴らしいエクスペリエンスが可能です。
特にライトアップ、鏡面反射は誇張抜きにファンタスティックであり、とてつもなく風雅で流麗!
総合的にROKU KYOTOは、驚くほどの活気に満ち溢れた雄大なスケール感を有しており、無類の個性が光っています。
一言で表すならば「ROKU KYOTOは本当にエクセレントでエクスクルーシブ」なホテルと言えます。
実直で素晴らしく他にはない、唯一無二のラグジュアリー・ホテル。それがROKU KYOTOです。
価格が高いのが唯一切ない点ですが、ヒルトンアメックスの無料宿泊特典を使えば、たったの年会費16,500円(税込)でROKU KYOTOにステイできます。
プレミアムカードは年2泊の無料宿泊に加えて、最上級のダイヤモンドで至れり尽くせりの特典を享受できます。
ROKU KYOTO以外のヒルトンホテル一覧は以下で解説しています。
ヒルトン公式サイトですとポイントやヒルトン・オナーズの特典も得られます。上級会員資格を持っている場合などは公式ページ経由が有力です。
ヒルトン・オナーズの制度内容、メンバー・シルバー・ゴールド・ダイヤモンド会員のそれぞれの特典については、以下で精緻に分析しています。
ヒルトン・オナーズを活用すると、ヒルトンのポイントがたまります。
1ポイントの価値は概ね0.3円~0.7円程度ですが、繁忙期に高級ホテルに宿泊すると、1ポイント=1円前後で使えるケースもあります。
ヒルトンのポイントはMarriott Bonvoyのポイントと同様に自分で購入することが可能です。時折割引価格で購入できるセールを開催しているのも同様です(マリオットのポイントセール)。
例えばコンラッド東京の無料宿泊に必要なのは95,000ポイントでほぼ固定されています。
年末年始だと税・サ込みで10万円前後になることもあるので、1ポイント1円で利用可能となります。
例えば12月31日から関東のホテルに宿泊する場合、1ポイント1円超で宿泊できるホテルが複数ありました。
ホテル名 | 料金 (税・サ抜) | 必要ポイント | 1ポイントの価値 (税・サ抜) |
---|---|---|---|
ヒルトン東京 | 81,340 | 60,000 | 1.36円 |
ヒルトン東京お台場 | 74,385 | 70,000 | 1.06円 |
コンラッド東京 | 147,000 | 95,000 | 1.55円 |
ヒルトン成田 | 36,691 | 20,000 | 1.83円 |
このような繁忙期はポイントを有効活用する好機となります。桜・紅葉の時期の京都や、円安期の海外もお得です。
無料宿泊にポイントが少し足りない場合は、セールでのバイポイントも可能です。
ヒルトン・オナーズのポイントの貯め方、使い方については、以下で精緻に分析しています。
オナーズ以外にはヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンという制度もあり、年1万円分の優待券・いつでも宿泊費25%OFF・レストラン最大20%OFFという特典を受けられます。
ヒルトングループのホテルをよく使う方には、ヒルトンアメックスがおすすめです。
ヒルトン・オナーズ アメックス・カードはヒルトンゴールドを無条件で得られて、年150万円の利用と継続で年1回の無料宿泊特典をもらえます。
ヒルトンゴールド特典では、嬉しい客室アップグレード・無料朝食を享受可能です。
上位カードのヒルトン・オナーズ アメックスプレミアムカードは、年200万円以上利用することでヒルトンダイヤモンドを取得でき、最大2回の無料宿泊券を取得できます。
項目 | ヒルトンアメックス | ヒルトンアメックス プレミアムカード |
---|---|---|
カードフェイス | ||
年会費(税込) | 本会員:16,500円 家族会員:1枚無料、2枚目以降6,600円 | 本会員:66,000円 家族会員:3枚無料、4枚目以降13,200円 |
ETCカード | 無料 | 無料 |
ポイント還元率 | 一般加盟店:2% ヒルトン:3% | 一般加盟店:3% ヒルトン:7% |
マイル還元率 (ANA・JAL等) | 一般加盟店:0.2% ヒルトン:0.3% | 一般加盟店:0.3% ヒルトン:0.7% |
有効期限 | 最終加算から24ヶ月 | 最終加算から24ヶ月 |
ヒルトン・オナーズステータス | ゴールド (無条件) | ゴールド (無条件) ダイヤモンド (年200万利用) |
カード継続特典 | ウィークエンド宿泊特典1泊 (年間150万円以上利用と継続) | ウィークエンド宿泊特典2泊 (1泊は無条件、 年300万円利用と継続で+1泊) |
HPCJの優待入会 | 初年度1万円 (入会後に1万円分の 優待券で実質無料) | 初年度無料 |
入会後は宿泊割引25%OFF、レストラン20%OFF、2年目以降も実質無料 | ||
入会キャンペーン | 16,000ポイント | 39,000ポイント |
空港ラウンジ | ○ | ○ |
コンシェルジュ プライオリティ・パス | – | – |
空港手荷物無料宅配 | 帰国時1個 | 帰国時1個 |
海外旅行傷害保険 | 最高3,000万円 | 最高1億円 |
航空機遅延費用保険 | – | 海外最高2万~4万円 |
国内旅行傷害保険 | 最高2,000万円 | 最高5,000万円 |
ショッピング保険 (90日間) | 年最高200万円 (自己負担1事故1万円) | 年最高500万円 (自己負担1事故1万円) |
スマートフォン・プロテクション | – | 年3万円限度 |
リターン・プロテクション | – | 年最高15万円 |
キャンセル・プロテクション | – | 年最高10万円 |
ヒルトンアメックスの一般カード・プレミアムカードの比較、各カードの詳細については、以下で徹底的に解説しています。
お得な入会キャンペーンも開催されています。
ヒルトンの上級会員資格を保有でき、ヒルトンのセールにて25~50%OFFで予約して、朝食無料&部屋のアップグレードを受けるという二刀流が可能になります(ヒルトンゴールド特典)。
ヒルトングループのホテルをよく使う方にとっては、ヒルトン・アメックスは素晴らしいクレジットカードであり、有力な選択肢です。