ヒルトン、コンラッド、ダブルツリーbyヒルトン、LXR、キュリオコレクションなど、ヒルトン・ホテルズ&リゾートのホテルに宿泊すると、ヒルトン・オナーズのポイントが貯まります。
また、購入したり、その他の提携パートナーの利用で貯めることも可能です。
貯めたヒルトンのポイントは無料宿泊、マイルへの交換、アイテムの交換などが可能です。
ヒルトン・オナーズのポイントの貯め方、使い方・使い道について、徹底的に解説します。
目次
ヒルトン・オナーズのポイントの使い道
ヒルトン・オナーズポイントの主な使い方は下表のとおりです。
ジャンル | 使い道 |
---|---|
ホテル&リゾート | スタンダードルーム特典 (無料宿泊) |
プレミアムルーム特典 (無料宿泊) | |
ポイント&マネー特典 (ポイント+現金で宿泊) | |
体験 | コンサートや特別なダイニング、スポーツイベントなど |
ポイントの交換 | エアライン/鉄道マイル |
レンタカー&クルージング特典券 | |
ショッピング | オンラインショッピング特典 |
ポイントのプールと譲渡 | 友達や家族とのヒルトン・オナーズポイントの共有 |
以下、詳細をブレイク・ダウンします。
ヒルトンホテル&リゾートの無料宿泊
全額ポイントを利用してヒルトングループのホテルに無料宿泊できます。1泊だけではなく複数泊も可能です。
スタンダードルーム、プレミアムルーム、スイートに宿泊が可能です。特典の交換に必要なポイント数はホテル、客室、予約日、滞在日によって異なります。
「プレミアムルーム特典」では、ヒルトン・オナーズのポイントを使って、利用可能な最高の部屋・スイートに滞在できます。
特典除外日なしで予約可能で流麗。予約の時点で空室があれば、最も豪華なスイート、オーシャンフロントスイート、ペントハウススイートにも泊まれますよ!
滞在に必要なポイントは1泊につき最低5,000ポイントです。ただし、日本国内のホテルでは5,000ポイントで泊まれるホテルはありません。
必要なポイント数は空室状況に応じて変動します。公式サイトかヒルトン・オナーズ・アプリで確認できます。
また、「Points Explorer」というページでは、宿泊での必要ポイントを探せます。利用予定のポイント、都市名かホテル名を入力すればOKです。
高級ホテル、繁忙期に宿泊するとお得になる傾向があります。例えばコンラッド東京の無料宿泊に必要なのは95,000ポイントでほぼ固定されています。
年末年始だと税・サ込みで10万円前後になることもあるので、1ポイント1円で利用可能となります。
また、モルディブ、ニューヨーク、ロンドン、チューリッヒ等のホテル料金が高いエリアだと、コンラッド・LXR・ウォルドーフアストリア等の高級ホテルでは、普段から1ポイント1円近くで宿泊できる傾向があります。
DoubleTree by Hilton Hotel Newark Airportでは、なんと1ポイント=1.17円になりました。
シンガポールの安いホテルでも、1ポイント=0.74円になったことも。キャンペーンや会員特典のポイントも獲得できるので、それを考慮すると1ポイント=0.78円。
DoubleTree by Hilton Hotel Newark Airportでは、なんと1ポイント=1.17円になりました。
人気観光地のハワイでも、ヒルトン ハワイアン ビレッジ ワイキキ ビーチ リゾートは1ポイント=1円超で使えました。
70,000ポイント=91,395円(677ドル×135円換算)でした(1ポイント=1.30円)。通常料金だとさらに別途、税金・サービス料が発生するのでお得です。
国内ではヒルトン最上級のLXRホテルのROKU京都での無料宿泊がお得です。
シルバー、ゴールド、ダイヤモンドのエリート会員だと、スタンダードルーム特典による5連泊以上の滞在で、5泊ごとに5泊目が無料になります。
ポイントを利用して宿泊する際には、リゾート手数料の支払いは不要です。マリオットボンヴォイは必要なのでお得感があります。
なお、ポイント無料宿泊時は、エリート会員特典の定額ポイント(MYWAY BONUS)は対象ですが、宿泊料金に応じたポイント獲得は対象外が原則です。
ただし、一部ホテルではなぜか積算されることもありました。
ポイント+現金で宿泊
すべての対象ホテルで、客室料金の支払いに5,000ポイントから1,000ポイント単位で、ポイントと現金を組み合わせることができます。
ブラックアウト(特典除外日)はありません。フレキシブルな支払いスライダーを使って、利用するポイント数を決めることができます。
例えば、5,000ポイントだと18,720円、6,000ポイントだと18,200円となります。
しかし、ポイント&現金はキャンセル不可の早期割引よりも、現金の支払額が高くなるのであまりお得感はありません。
例えば、5,000ポイントを使った場合は18,720円ですが、早期割引だと18,326円という事例があります。
ポイント&マネー特典での宿泊の場合、現金での支払い部分についてはポイント付与の対象で、上級会員資格のための宿泊実績にカウントされます。
ホテル内の特典(一部ホテル)
一部ホテルではヒルトンのポイントを、ヒルトングループのホテル内でのスパトリートメント、レストランでの食事、ゴルフレッスンなど多彩な特典と交換できます。
ゴルフ特典では、ゴルフラウンドの予約、ゴルフレッスン、ゴルフギアの割引などにヒルトン・オナーズポイント利用できるケースがあります。
航空マイル
トラベラーとしては航空マイルが気になるところですね。しかし、マリオットボンヴォイのポイントとは異なり、航空マイルへの交換は著しく移行レートが悪化します。
1ポイントが0.1マイル(10%)ないし0.15マイル(15%)程度となってしまいます。主な移行先のエアラインは下表のとおりです。
航空会社名 | ヒルトン・ポイント | 移行先マイル数 |
---|---|---|
全日本空輸のANAマイル | 10,000 | 1,000 |
日本航空のJALマイル | 10,000 | 1,000 |
デルタ航空 スカイマイル | 10,000 | 1,000 |
アメリカン航空 | 10,000 | 1,500 |
ユナイテッド航空 | 10,000 | 1,000 |
ハワイアン航空 | 10,000 | 1,500 |
ブリティッシュ・エアウェイズ | 10,000 | 1,000 |
シンガポール航空 | 4,000 | 500 |
アラスカ航空 | 10,000 | 1,000 |
エミレーツ航空 | 10,000 | 1,000 |
カタール航空 | 10,000 | 1,000 |
エティハド航空 | 10,000 | 1,000 |
ヴァージン・オーストラリア航空 | 10,000 | 1,500 |
エールフランス航空/KLMオランダ航空 | 10,000 | 1,000 |
アジア・マイル(キャセイパシフィック航空) | 10,000 | 1,000 |
ガルーダ・インドネシア | 10,000 | 1,000 |
カンタス航空 | 10,000 | 1,500 |
ニュージーランド航空 | 5,000 | 10 |
マレーシア航空 | 10,000 | 1,200 |
エアアジア BIG | 10,000 | 2,000 |
EVA AIR | 1,000 | 100 |
中国東方航空 | 10,000 | 1,000 |
フィリピン航空 | 10,000 | 1,000 |
海南航空 | 25,000 | 10,000 |
ジェットエアウェイズ | 10,000 | 1,000 |
アエロフロート・ロシア航空 | 10,000 | 1,500 |
アイスランド航空 | 10,000 | 1,000 |
トルコ航空 | 10,000 | 1,000 |
南アフリカ航空 | 10,000 | 1,500 |
SASスカンジナビア航空 | 8,000 | 1,000 |
フィンランド航空 | 5,000 | 1,000 |
サウジアラビア航空 | 10,000 | 1,000 |
ヴァージン・アトランティック航空 | 10,000 | 1,500 |
エチオピア航空 | 10,000 | 1,000 |
ユーロウイングス | 10,000 | 1,000 |
アエロメヒコ航空 | 25,000 | 6,500 |
アエロプラン(エア・カナダ) | 10,000 | 1,000 |
アムトラック | 10,000 | 1,500 |
フロンティア航空 | 10,000 | 1,500 |
ラン航空 | 25,000 | 6,500 |
レンタカー・クルーズ
ヒルトン・オナーズポイントを使って、アラモ、ナショナル、シクストでレンタカーを無料で借りられます。
また、クルーズオンリーで予約すると、世界一流のクルーズ会社が提供するクルーズ特典券と交換できます。
その他
日本人には使いづらいですが、その他にも様々な使い方があります。
過去の例
- シーワールド・パーク&エンターテイメント
- ユニバーサル・スタジオ・テーマパーク&リゾート(フロリダ州オーランド)
- ゴールデン・モーメンツ(ヨーロッパ各地でスリル満点の体験)
- プライベートコンサート、ベルリンでのU2ゾーン体験等のEXPERIENCES
ヒルトンのポイントの使い方まとめ
ヒルトン・オナーズポイントは多種多様な使い道があります。その中で最もオトクなのは、やはりヒルトングループのホテルへの無料宿泊に利用することです。
年末年始などの繁忙期、京都・アメリカ・モルディブ・チューリッヒ・ロンドン・香港などのコンラッド・LXR・ウォルドーフアストリアなどの高級ホテルが特にお得です。
予定の変更が起こりがちで、事前決済&キャンセル・返金不可のプランを利用しづらい場合は、ポイント&マネーもバリューがあります。
その場合の価値は概ね1ポイント0.3円~0.7円程度であり、時期によっては1ポイント1円前後に昇華することもあります。
なお、ヒルトン公式サイトでの予約は、海外のポイントサイト「TopCashback」経由がおすすめです。宿泊金額に応じて還元を受けられて、日本居住者でもPayPalで利用できます。
ヒルトン・オナーズのポイントの貯め方
ヒルトンのポイントはホテル宿泊、クレジットカードの利用、他のポイントからの交換などで貯められます。
ポイントの有効期限は2年間(24ヶ月)です。
ただし、ホテルへの宿泊、クレジットカードやポイント移行でポイントを得たり、ヒルトン・オナーズポイントを購入すれば有効期間はそれから2年間に延びます。
24ヶ月に1回ポイントを貯めるアクティベートがあれば、有効期間はずっと延びるので、じっくりと貯めることが可能です。
ヒルトングループのホテル宿泊
宿泊予約時にヒルトンの会員プログラムであるヒルトン・オナーズに登録していると、ヒルトンのポイントを得られます。
会員ランクに応じてポイント以外にも諸々のベネフィットが付帯します。ヒルトン・オナーズの特典については、以下で徹底解説しています。
対象となる客室の支払金額1米ドルにつき、原則として10ヒルトン・オナーズ・ベースポイントを獲得できます。
海外にあるハンプトンbyヒルトンまたはホームウッド・スイーツbyヒルトンのホテルでは、客室料金についてのみ、支払金額1米ドルにつき10ベースポイントを獲得できます。
ホーム2スイーツbyヒルトン、トゥルーbyヒルトンでは、客室料金に対してのみ、支払金額1米ドルにつき5ベースポイントが貯まります。
中国のハンプトンbyヒルトンは、ヒルトン・オナーズ・プログラムの対象外です。
獲得はドルベースなので、ポイント還元率は円高になればなる程上がり、円安になればなる程下がります。
ドル円 (USD/JPY) | ポイント 還元率 | ドル円 (USD/JPY) | ポイント 還元率 |
---|---|---|---|
75.0 | 13.3% | 107.5 | 9.3% |
77.5 | 12.9% | 110.0 | 9.1% |
80.0 | 12.5% | 112.5 | 8.9% |
82.5 | 12.1% | 115.0 | 8.7% |
85.0 | 11.8% | 117.5 | 8.5% |
87.5 | 11.4% | 120.0 | 8.3% |
90.0 | 11.1% | 122.5 | 8.2% |
92.5 | 10.8% | 125.0 | 8.0% |
95.0 | 10.5% | 127.5 | 7.8% |
97.5 | 10.3% | 130.0 | 7.7% |
100.0 | 10.0% | 132.5 | 7.5% |
102.5 | 9.8% | 135.0 | 7.4% |
105.0 | 9.5% | 137.5 | 7.3% |
上級会員資格だとポイントボーナス
ヒルトン・オナーズはメンバー、シルバー、ゴールド、ダイヤモンドの4段階のステータスがあります。
このうちシルバー以上になると宿泊ごとにボーナスポイントが得られます。
会員ランク | ボーナスポイントの内容 |
---|---|
シルバー | ベースポイントが+20% |
ゴールド | ベースポイントが+80%、1滞在あたり1,000ポイント(朝食無料との選択) |
ダイヤモンド | ベースポイントが+100%、1滞在あたり1,000ポイント |
私はゴールド会員で朝食無料を選択しているので、1滞在あたり+80%のボーナスポイント(GOLD VIP BONUS - 80%)を得ています。
シルバー、ゴールド、ダイヤモンド会員の場合のポイント還元率(1米ドルあたり10ポイント+ボーナス)は下表のとおりです。
ドル円 (USD/JPY) | シルバー | ゴールド | ダイヤモンド | ドル円 (USD/JPY) | シルバー | ゴールド | ダイヤモンド |
---|---|---|---|---|---|---|---|
75.0 | 16.0% | 24.0% | 26.7% | 107.5 | 16.0% | 16.7% | 18.6% |
77.5 | 15.5% | 23.2% | 25.8% | 110.0 | 10.9% | 16.4% | 18.2% |
80.0 | 15.0% | 22.5% | 25.0% | 112.5 | 10.7% | 16.0% | 17.8% |
82.5 | 14.5% | 21.8% | 24.2% | 115.0 | 10.4% | 15.7% | 17.4% |
85.0 | 14.1% | 21.2% | 23.5% | 117.5 | 10.2% | 15.3% | 17.0% |
87.5 | 13.7% | 20.6% | 22.9% | 120.0 | 10.0% | 15.0% | 16.7% |
90.0 | 13.3% | 20.0% | 22.2% | 122.5 | 9.8% | 14.7% | 16.3% |
92.5 | 13.0% | 19.5% | 21.6% | 125.0 | 9.6% | 14.4% | 16.0% |
95.0 | 12.6% | 18.9% | 21.1% | 127.5 | 9.4% | 14.1% | 15.7% |
97.5 | 12.3% | 18.5% | 20.5% | 130.0 | 9.2% | 13.8% | 15.4% |
100.0 | 12.0% | 18.0% | 20.0% | 132.5 | 9.1% | 13.6% | 15.1% |
102.5 | 11.7% | 17.6% | 19.5% | 135.0 | 8.9% | 13.3% | 14.8% |
105.0 | 11.4% | 17.1% | 19.0% | 137.5 | 8.7% | 13.1% | 14.5% |
クレジットカード
アメリカン・エキスプレスがヒルトンアメックスというクレジットカードを発行しています。
カードショッピングによってヒルトン・オナーズ・ボーナスポイントが得られます。また、ヒルトンの上級会員資格を獲得可能です。
項目 | ヒルトンアメックス | ヒルトンアメックス プレミアムカード | |
---|---|---|---|
カードフェイス | |||
年会費(税込) | 本会員 | 16,500円 | 66,000円 |
家族会員 | 1枚無料、2枚目以降6,600円 | 3枚無料、4枚目以降13,200円 | |
ETCカード | 無料 | 無料 | |
ポイント還元率 | 一般加盟店:2% ヒルトン:3% | 一般加盟店:3% ヒルトン:7% | |
マイル還元率 (ANA・JAL等) | 一般加盟店:0.2% ヒルトン:0.3% | 一般加盟店:0.3% ヒルトン:0.7% | |
有効期限 | 最終加算から24ヶ月 | 最終加算から24ヶ月 | |
ヒルトン・オナーズステータス | ゴールド (無条件) | ゴールド (無条件) ダイヤモンド (年200万利用) | |
カード継続特典 | ウィークエンド宿泊特典1泊 (年間150万円以上利用と継続) | ウィークエンド宿泊特典2泊 (1泊は無条件、 年300万円利用と継続で+1泊) | |
HPCJの優待入会 | 初年度1万円 (入会後に1万円分の 優待券で実質無料) | 初年度無料 | |
入会後は宿泊割引25%OFF、レストラン20%OFF、2年目以降も実質無料 | |||
入会キャンペーン | 16,000ポイント | 39,000ポイント | |
空港ラウンジ | ○ | ○ | |
コンシェルジュ プライオリティ・パス | – | – | |
空港手荷物無料宅配 | 帰国時1個 | 帰国時1個 | |
海外旅行傷害保険 (カッコ内は家族) | 海外旅行傷害保険 | 利用付帯 | 利用付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高3,000万円 (1,000万円) | 最高1億円 (1,000万円) | |
傷害・疾病治療費用 | 最高100万円 (同額) | 最高300万円 (200万円) | |
賠償責任 | 最高3,000万円 (200万円) | 最高4,000万円 (同額) | |
携行品 | 最高30万円 (同額) | 最高50万円 (同額) | |
救援者費用 | 最高200万円 (同額) | 最高400万円 (300万円) | |
家族特約 | ○ | ○ | |
航空機遅延費用保険 | – | 海外最高2万円 (同額) | |
航空機預託手荷物遅延費用 | – | 海外最高2万円 (同額) | |
航空機預託手荷物紛失費用 | – | 海外4万円 (同額) | |
国内旅行傷害保険 | 適用条件 | 利用付帯 | 利用付帯 |
死亡・後遺障害 | 最高2,000万円(1,000万円) | 最高5,000万円(1,000万円) | |
入院保険金(日額) | – | – | |
手術費用保険金 | – | – | |
通院保険金(日額) | – | – | |
家族特約 | ○ | ○ | |
ショッピング保険 (90日間) | 年最高200万円 (自己負担1事故1万円) | 年最高500万円 (自己負担1事故1万円) | |
スマートフォン・プロテクション | – | 年3万円限度 | |
リターン・プロテクション | – | 年最高15万円 | |
キャンセル・プロテクション | – | 年最高10万円 | |
オンライン・プロテクション | ○ | ○ | |
無料ポーターサービス | – | ○ | |
ポイント対象の電子マネー | Apple PayのQUICPay | Apple PayのQUICPay | |
ポイント対象のPay | au PAY、d払い | au PAY、d払い | |
アメックスオファー | ○ | ○ | |
エクスペディア優待 | ○ | ○ | |
申し込み資格 | 20歳以上の正社員・個人事業主など | 20歳以上の正社員・個人事業主など |
ヒルトンのポイントの価値は宿泊に利用した場合は概ね0.3円~0.7円ですので、実質的な還元率は形式的なポイント還元率の半分です。
ヒルトン・オナーズ アメックス・カードを保有するだけで、無条件でゴールド特典を維持可能。もちろん上位カードのヒルトン・オナーズ アメックスプレミアムカードでもOKです。
プレミアムカードの方は、年200万円のカードショッピングで、最高峰のヒルトンダイヤモンドを得られます。
ヒルトンアメックスは一般カード、プレミアムカードのどちらも魅力的なクレジットカードです。
お得な入会キャンペーンも開催されています。
ヒルトングループのホテルをよく使う方にとっては、日本でのヒルトン・アメックスは素晴らしいクレジットカードであり、有力な選択肢です。
他のポイント・マイルからの交換
アメックスのメンバーシップ・リワードのポイント(2,000 pt)をヒルトン・オナーズポイント(1,250 pt)に交換できます。
年会費3,000円(税抜)のメンバーシップ・リワード・プラスに加入すると、1,000 メンバーシップ・リワードのポイントを1,250 ヒルトン・オナーズポイントに交換できます。
ただし、アメックスのポイントは1ポイント0.8~1マイルのレートで航空マイルに交換できるので、ヒルトンのポイントではなくマイルで使うのがベストです。
おすすめのアメックスについては、以下で徹底的に解説しています。
アメックス以外では、ヴァージン アトランティック航空のフライングクラブのマイルをヒルトンポイントに交換することもできます。
1万マイル以上から1対1のレートで交換できます。ただし、こちらもマイルのまま使った方がお得です。
国際レンタカー等
ヒルトンと提携しているレンタカーを利用すると、ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイントを得られます。
その他、特定のクルーズや米国のレストラン、世界各国の提携サービスの利用時にヒルトンのポイントを獲得可能です。
定期的なポイントアップ・キャンペーン
ヒルトン・オナーズは定期的にホテル宿泊でボーナスポイントを得られるキャンペーンを開催しています。
無制限で一宿泊ごとに+2,000ポイント(以下の2018 HH1 POINTS UNLIMITED BONUS OFFER)や、ベースポイント2倍(以下の2017 HH3 DOUBLE UP OFFER)などが開催されています。
2021年1月1日~5月2日は、無制限で滞在ごとに2,000ポイント+5泊ごとに5,000ポイントでした。このタイプのキャンペーンでは、低価格帯のホテルがお得になります。
また、ダブルポイント(ポイント2倍)キャンペーンは定番です。特にベースポイントが高い価格帯のホテルだとザクザクとポイントを獲得できます。
2018年9月10日~2019年1月3日はトリプルポイントオファーが開催され、ラグジュアリーホテルとリゾートの滞在は3倍、その他のホテルは2倍のボーナスポイントを獲得できました。
コンラッドとウォルドーフ アストリアがラグジュアリーホテルに分類されています。
ヒルトン小田原リゾート&スパに宿泊したところ、3,838のベースポイント、7,716ポイントのボーナスポイントを獲得できました。
宿泊ごとに一定のポイントや、ダブルポイント・トリプルポイントのキャンペーンは定期的に毎年開催されています。
ポイントキャンペーンと上級会員資格のボーナスポイントは、どちらも重複して適用されます。実際に1泊6,091円の支払いで2,810ポイント(≒1,405円相当)を獲得しました。
入会キャンペーン
ヒルトンオナーズは入会金・年会費などのコストは一切かかりません。完全無料で利用可能です。
入会キャンペーンの開催実績はあまりありませんが、2020年~2021年は開催されました。
ヒルトンオナーズに新規登録してから6か月以内に2回滞在すると、合計5,000ボーナスポイントを得られます。1回目は2,000、2回目は3,000ポイントです。
以前は三井住友VISAカード会員は、新規入会&初回宿泊で2,000ポイントが得られるキャンペーンが2017年7月25日~12月31日に開催されたことがあります。
メールでオファーがありましたが、私は既に入会済みで利用できませんでした・・・。
自分でポイントを購入
ヒルトンのポイントは自分で購入することが可能です。時折割引価格で購入できるセールを開催しているのも同様です。
5,000ポイント以上購入すると100%のボーナスが付き、普段の2倍のポイントが得られるキャンペーンが開催されています。
100%ボーナスないし50%OFFのキャンペーン時にポイントを購入すると、保守的に1ドル112円・為替手数料2%を前提とした場合、1ポイント0.57円で買えます。
また、80%UPのボーナスポイントが得られるキャンペーンが開催されることもあります。つまり通常の1.8倍のポイントを購入できます。
キャンペーン時でも強烈にお得な訳ではありませんが、購入価格よりもお得に宿泊できる日もあります。
特に繁忙期の宿泊では妙味が出てきます。
ヒルトンのポイント以外では、Marriott Bonvoyのポイント、ハイアットのポイント、インターコンチネンタルホテル等のIHGのポイントが購入可能となっています。
これらのポイントは、定期的に得られるポイント数がUPしたり、割引価格で購入できるキャンペーンを開催しています。
ヒルトンのポイント購入はTopCashbackがお得
日本だとクレジットカード会社が提供しているポイントモールや、独立系のポイントモールがあり、そちら経由でネットショッピングや航空券予約を行うと、ボーナスポイントが得られる例があります。
ヒルトンのポイントの購入は日本のポイントサイトでは取扱いがありませんが、アメリカの「TopCashback」では2.5%キャッシュバックを受けられます。
ヒルトンのポイントの購入サイトは、「Points.com」というポイントの購入を専用に取り扱っているサイトのシステムを利用しています。
このPoints.comでの航空マイルやホテルグループのポイント購入は、「TopCashback」というサイトを経由すると2.5%のキャッシュバックが受けられます。還元率は時期によって変動することもあります。
TopCashbackは登録料・年会費などは無料で利用に一切費用はかかりません。キャッシュバックはPayPalで受け取ることができるので、日本在住者にとっても便利です。
PayPalの残高は対応しているオンラインショッピングサイト等での支払いに使えます。
本人確認書類をアップロードしてPayPalのアカウントをプレミアにアップグレードすれば受け取れるようになります(無料)。
手数料が発生しますが、PayPalの残高を日本国内の銀行口座に振り込むことも可能です。
まずはTopCashbackのページにアクセスして、会員登録を行います。Eメールアドレスとパスワードを入力して、「Join Now」を選択します。
メールが送られてくるので、「Please click here to authenticate your TopCashback account」をクリックします。
ポイント購入前にはTopCashbackにログインして、検索ボックスで「points」と入力すると「Points.com」が出てくるので選択します。
そして、「Search results」画面で「Points.com」をタップもしくはクリックしましょう。
次の画面で「Hilton Honors」の右側の「Get Cashback」を選択します。
スマホでも作業は同一です。
あとは必要情報を入力してヒルトン・オナーズのアカウントにログインし、ポイントを購入すればOKです。
購入後はメールで利用の確認が送られてくるので安心です。
TopCashbackの会員サイトの「Account」→「Earnigs」と進むと履歴が出てきます。私の例では1,320ドルのポイントを購入して、33ドルの還元がありました。
ステータスは当初「pending」となります。そして、約6週間後に「Payable」になり、PayPalでの受け取りが可能になります。
私は通算でホテルポイントやマイルの購入によって、TopCashbackから173ドル(1ドル110円換算で19,030円)の還元を受けています。
その他の利用分を含めて、合計586.47USD(円換算で63,688円)の還元を享受しています!
TopCashbackで支払い申請して、PayPal残高に反映が完了したらメールでも連絡があるので安心・安全です。
ヒルトンのポイント以外では、IHGのポイント、ハイアットのポイント、マリオットボンヴォイのポイントなどもPoints.comのシステムを利用しているので、TopCashbackで2.5%前後のキャッシュバックを受けられます。
問い合わせ先電話番号
ヒルトンのポイントに関して何か問い合わせたい事項が生じた時は、各ホテルではなく専用コールセンター「ヒルトン・リザベーションズ&カスタマー・ケア」の方がスムーズです。
電話番号・営業時間
- フリーダイヤル:0120-404-088
- 東京23区の番号:03-6864-1634
- 受付時間:平日8:00~22:00、土日祝8:00~20:00
まとめ
ヒルトン・オナーズに入会すると、ヒルトンのポイントが貯まるようになります。
入会金・年会費などは一切かからないので、公式サイトでヒルトンに泊るなら加入しないと強烈に損です。
ヒルトンやコンラッドでの宿泊、キャンペーン、ヒルトン・オナーズの会員特典、クレジットカードなどで、ザクザクと貯まっていきます。
2018年4月からはゴールド会員は+80%、ダイヤモンド会員は+100%とボーナスポイントの還元率がアップして、より一層質実剛健になりました。
私は主にホテル宿泊、ダブルポイント等のキャンペーン、ゴールドエリートのボーナスでヒルトン・オナーズのポイントを貯めています。
ヒルトンに宿泊して貯めたポイントは、無料宿泊、ポイント&現金での宿泊に利用するのが最もお得です。
その他、航空マイル、クオカードやカタログギフトへの交換なども可能です。最も価値が高いのは無料宿泊での利用です。
ヒルトン公式サイトでの予約は、海外のポイントサイト「TopCashback」経由がおすすめです。宿泊金額に応じて還元を受けられて、日本居住者でもPayPalで利用できます。ヒルトンホテル一覧は以下で解説。
なお、ヒルトンに最もお得に宿泊する方法は、年に数回ある「ヒルトンフラッシュセール」で予約することです。
日本の全国各地、海外のヒルトングループのホテルが35%OFFや50%OFFなどの割引価格で大放出となるので強烈にお得です。
キャンセル・返金不可という制約がつきますけれども、極めてリーズナブルなので、必ず宿泊できそうな日がある場合は、予約を入れておくと大変お得です。
ただし、2018年以降はあまり開催されなくなり、割引率も25%程度と渋くなっています。50%OFFセールは毎年11月が定番となっており、年1~3回程度のみです。
フラッシュセール以外では、「ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン」(HPCJ)もお得です。
初年度は無条件でヒルトン・オナーズのシルバー会員になれて、15%のポイントボーナス、ボトルウォーターの特典を受けられます。
日本国内のヒルトン、コンラッド、ダブルツリーbyヒルトンと韓国のコンラッド・ソウルでの宿泊が、一部を除いていつでも20%OFFになります。
2017年10月1日からは、シンプルステイ(部屋のみ or 朝食付)の料金(フレキシブル価格)から、あらかじめ25%OFFを適用した2つのHPCJ会員限定割引プランが利用できるようになります。
レストランを部屋付にした場合は20%OFF、そうでない場合は10%OFFとなります。また、毎年1万円分の無料宿泊券・食事券プレゼントの特典があります。
ヒルトン東京ベイの王朝では、ツバメの巣、鮑、オマール海老、カニなど豪華絢爛なオーダービュッフェを堪能できます。
このようなレストランに無料券や20%OFFの特典を使えるのは大きなメリットです。
年会費は25,000円ですが、ヒルトンを年数回利用する方ですと十分に元が取れます。ヒルトンホテルで宿泊・食事する方にとっては驚異的にお得です。
HPCJは公式サイトではキャンペーンがなく、初年度から25,000円の年会費が発生します。ヒルトンアメックスでの入会だと実質無料になってお得です。
ヒルトングループのホテルをよく使う方には、ヒルトンアメックスがおすすめです。
ヒルトン・オナーズ アメックス・カードはヒルトンゴールドを無条件で得られて、年150万円の利用と継続で年1回の無料宿泊特典をもらえます。
上位カードのヒルトン・オナーズ アメックスプレミアムカードは、年200万円以上利用することでヒルトンダイヤモンドを取得でき、最大2回の無料宿泊券を取得できます。
項目 | ヒルトンアメックス | ヒルトンアメックス プレミアムカード |
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カードフェイス | ||
年会費(税込) | 本会員:16,500円 家族会員:1枚無料、2枚目以降6,600円 | 本会員:66,000円 家族会員:3枚無料、4枚目以降13,200円 |
ETCカード | 無料 | 無料 |
ポイント還元率 | 一般加盟店:2% ヒルトン:3% | 一般加盟店:3% ヒルトン:7% |
マイル還元率 (ANA・JAL等) | 一般加盟店:0.2% ヒルトン:0.3% | 一般加盟店:0.3% ヒルトン:0.7% |
有効期限 | 最終加算から24ヶ月 | 最終加算から24ヶ月 |
ヒルトン・オナーズステータス | ゴールド (無条件) | ゴールド (無条件) ダイヤモンド (年200万利用) |
カード継続特典 | ウィークエンド宿泊特典1泊 (年間150万円以上利用と継続) | ウィークエンド宿泊特典2泊 (1泊は無条件、 年300万円利用と継続で+1泊) |
HPCJの優待入会 | 初年度1万円 (入会後に1万円分の 優待券で実質無料) | 初年度無料 |
入会後は宿泊割引25%OFF、レストラン20%OFF、2年目以降も実質無料 | ||
入会キャンペーン | 16,000ポイント | 39,000ポイント |
空港ラウンジ | ○ | ○ |
コンシェルジュ プライオリティ・パス | – | – |
空港手荷物無料宅配 | 帰国時1個 | 帰国時1個 |
海外旅行傷害保険 | 最高3,000万円 | 最高1億円 |
航空機遅延費用保険 | – | 海外最高2万~4万円 |
国内旅行傷害保険 | 最高2,000万円 | 最高5,000万円 |
ショッピング保険 (90日間) | 年最高200万円 (自己負担1事故1万円) | 年最高500万円 (自己負担1事故1万円) |
スマートフォン・プロテクション | – | 年3万円限度 |
リターン・プロテクション | – | 年最高15万円 |
キャンセル・プロテクション | – | 年最高10万円 |
ヒルトンアメックスの一般カード・プレミアムカードの比較、各カードの詳細については、以下で徹底的に解説しています。
お得な入会キャンペーンも開催されています。
ヒルトンの上級会員資格を保有でき、ヒルトンのセールにて25~50%OFFで予約して、朝食無料&部屋のアップグレードを受けるという二刀流が可能になります(ヒルトンゴールド特典)。
ヒルトングループのホテルをよく使う方にとっては、ヒルトン・アメックスは素晴らしいクレジットカードであり、有力な選択肢です。
ヒルトンに加えてマリオットボンヴォイ・プリンスホテル・その他ホテルグループもよく使う場合、アメックス・プラチナも選択肢です。
「ホテル・メンバーシップ」でヒルトンオナーズのゴールド、マリオットボンヴォイのゴールドエリート、プリンスホテルプラチナ、ラディソン リワードのPremiumステータスを得られます。
ファインホテル&リゾートでは、世界1,500ヶ所以上の優雅かつスタイリッシュなホテルやリゾート施設にて、ベスト・アベイラブル・レートでの予約で上級会員のような優待が受けられます。
フリー・ステイ・ギフトの特典では、年1回上質のホテルに無料で宿泊できます。
私はこれまでグランドニッコー東京台場、ロイヤルパークホテルに0円で泊まりました。
日本中、世界中の上質なホテルをお得に利用することが可能で、得られる特典に鑑みると年会費を上回る価値があります。
アメックスの本社でのプラチナ・カードの説明会に参加して、プロダクトのご担当者、コンシェルジェの方に話を聞いたところ、実直で素晴らしく他にはない、唯一無二の魅力があると感じました。
アメックスプラチナは金属製メタルカードです。カードの質感は抜群に良好であり、高級感に溢れています。驚異のスケール感があり、まさにプラチナ・カードという様相を呈しています。
2019年4月8日からはインターネットでアメックス・プラチナの自己申し込みが可能になりました。
お得な入会キャンペーンを開催しており、大量のポイントを獲得可能です。1年以内に解約することも可能なので、初年度は実質的な保有コストを抑えて試せます。
公式サイトアメックスプラチナ 公式キャンペーン
法人・個人事業主向けのアメックス・ビジネス・プラチナも、個人向けアメックス・プラチナとほぼ同じ卓越した特典が付帯しており、ビジネスカードとしては頂点に君臨しています。
個人向けプラチナ・カードと、ビジネス・プラチナ・カードの相違点については、以下で精緻に比較しています。
その他、ステータスマッチを活用すると、ヒルトンオナーズのゴールド会員やダイヤモンド会員資格を得られる場合があります。
マリオットボンヴォイ、ハイアット、IHG、アコー、ベストウエスタン等のホテルグループの上級会員資格を保有している場合は、ステータスマッチが可能となります。
マリオットアメックスいうクレジットカードを保有していると、マリオットボンヴォイのゴールドエリート資格を得られるので、そこからヒルトン・ゴールドにトライできます。
また、デルタ スカイマイル アメックス・ゴールドというクレジットカードを保有しているだけでも、ステータスマッチで他のホテルの上級会員資格になり、一時的にヒルトン・ゴールドを獲得できた時期があります。
ステータスマッチの詳細については、以下で精緻に解説しています。