「楽天ギフトカード」というPOSAカードがあり、コンビニなどで購入できます。
楽天ギフトカードを購入して楽天のアカウントに登録すると、楽天キャッシュとして反映されます。
うまく工夫するとクレジットカード等のキャッシュレス決済で楽天ギフトカードを購入できるので、楽天キャッシュをお得に買うことが可能です。
楽天キャッシュは楽天市場でお買い物に使える他、楽天証券での投信積立にも利用できるので、楽天証券の投信積立が+2%以上となってパワフルです。
また、ミニストップではデジタルギフトカードの仕組みもあるので、在庫切れの心配がありません。
楽天ギフトカード(POSAカード)のお得な購入方法について、実際に10枚以上購入した経験にもとづき、注意点を網羅してわかりやすく徹底的に解説します。
公式サイト楽天ギフトカード 公式ページ
楽天ギフトカードとは
楽天ギフトカードは2022年5月に販売が開始されたPOSAカードで、コンビニ等で購入できます。
2種類
楽天ギフトカードには、「金額固定タイプ」と「金額指定タイプ(バリアブル)」の2種類があります。
内容
- 金額固定タイプ:3,000円、5,000円、10,000円
- 金額指定タイプ:レジで1,500円~50,000円の金額を指定することで、任意の額を購入できるタイプ
従来は期間限定の楽天ポイントが付与される楽天ポイントギフトカードでしたが、楽天ギフトカードにリニューアルされて、格段に利便性が向上しました。
楽天キャッシュはマイルへの交換などは不可能
楽天ギフトカードを購入して楽天のアカウントにギフトカードの番号を登録すると、購入額と同額の楽天キャッシュが反映します。
通常の楽天ポイントではないので、ANAマイル・JALマイル・楽天Edy等への交換は不可能です。
また、投資信託の購入は月5万円の積立投資に限定されます。
手数料は無料
楽天ギフトカードは、JCBプレモのように実質的な購入手数料はありません。
つまり、例えば1万円の額面を購入したら9,980円分となり、20円損するということはないのでユーザーフレンドリーです。
楽天ギフトカードをお得に購入する方法
楽天ギフトカードは現金で購入することもできますが、1円も得しないのでおすすめできません。電子マネーによってお得に買うストラテジーが有効です。
セブンカードプラス → nanaco ルート
色々と複雑な手間は避けたい場合、セブンカードプラスからnanacoにチャージして、セブン-イレブンにてnanacoで楽天ポイントカードを購入するのがシンプルです。
セブンカードプラスはnanacoへのクレジットカード・チャージで、0.5%のnanacoポイントを得られます(200円あたり1ポイント)。
nanacoはPOSAカードの購入が還元の対象外となっているので、nanacoで楽天ギフトカードを購入した際のポイント還元はありません。
チャージ時0.5%+購入時0%=合計0.5%
楽天カードルート
楽天ギフトカードではなく、インターネットで楽天キャッシュの残高を直接チャージする場合は、楽天カードが簡便です。
楽天カードからチャージすると0.5%のポイントを獲得できます。
PayPayカード → FamiPayルート
楽天ギフトカードは、ファミリーマートにてファミペイで購入できます。
国際ブランドがJCBの一部クレジットカードは、ファミペイへのチャージでポイントを獲得可能です。
おすすめは年会費無料カードのPayPayカードで、1%のPayPayポイントを得られます。Yahoo!ショッピングで合計5%の特典もあるので、サブカードとしておすすめです。
国際ブランド |
---|
対応電子マネー・Pay |
---|
- ETC
- 家族カード
- 分割払い
- リボ払い
- PayPayステップでお得
年会費 | 券面デザイン | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
無料 | 無料 | カード番号レス |
還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
最大1.5% | - | PayPayポイント |
- ヤフーショッピングでいつでもポイント合計5%
- 年会費が無条件で無料
- ポイントの有効期限は無期限
- PayPayの特典をフル活用可能
- ソフトバンク・ワイモバイルの携帯電話料金の支払いでポイント還元
PayPayカードの入会キャンペーンでは、大量のPayPayポイントを得られます。
注意点として、JCBブランドのクレジットカードでないと、ファミペイにチャージできません。
ファミペイは支払い金額に対して0.5分のFamiPayボーナスを得られて、楽天ギフトカードの購入も還元対象です。
ただし、ポイントUPキャンペーン時は、ポイント付与の対象外になることもあります。
また、JCBブランドのカードからFamiPayへのチャージは、1ヶ月2万円が上限なので、2万1円超は、他の手段を利用しましょう。制限がないファミマTカードがおすすめです。
ファミマTカードの還元率は0.5%ですが、2万1円超は着実にお得です。お得な入会キャンペーンも開催されています。
PayPayカードFamiPayルートの方法なら、合計1.5%還元を得られます。
チャージ時の1%+購入時の0.5%=1.5%
ファミマTカード→FamiPayなら、合計1.0%還元です。
チャージ時の0.5%+購入時の0.5%=1%
なお、ファミリーマートで5と0のつく日にPOSAカードを購入すると、購入時のポイントが3倍となり、1.5%還元となるキャンペーンは、2023年5月以降、楽天ギフトカードは対象外です。
エポスゴールドカード → au PAY プリペイドカード → Apple PayのWAONかnanacoルート
Apple Pay対応のiPhone等をお持ちの方は、手間はかかりますが、還元率をさらに上げることが可能です。
エポスゴールドカードは基本0.5%のエポスポイントに加えて、年間100万円利用すると10,000ポイントのボーナスポイント(1%相当)を獲得できます。
また、家族がいらっしゃる場合、エポスファミリーゴールドを作成して家族登録すると、家族合計の年間利用金額に対して、0.1%相当のファミリーボーナスポイントを得られます。
100万円利用した場合は1,000ポイント付与されるため、さらに+0.1%分のポイントをゲット可能です。
エポスゴールドカードの還元率
- 基本ポイント:0.5%
- 年100万円利用時の年間利用ボーナス:最大1.0%(合計1.5%)
- 家族がいる場合、ファミリーボーナス:最大0.1%(合計1.6%)
エポスゴールドカードは単独でも高還元のクレジットカードですが、複数のキャッシュレス決済を活用すると、さらに還元率がUP!
まずエポスゴールドカードからau PAYにチャージして、エポスポイントを獲得します。
次にau PAY プリペイドカードからApple PayのWAONかnanacoにチャージします(Pontaポイントは対象外)。
そして、WAONの場合はミニストップ、nanacoならセブン-イレブンで楽天ギフトカードを購入すればOKです。
WAONは楽天ギフトカード購入時も1%のWAON POINTを得られるので、ミニストップが近所にある場合はWAONがおすすめです。ない場合はセブン-イレブンのnanacoにしましょう。
- エポスゴールドカードからau PAYチャージ時:最大1.6%
- au PAYからWAONチャージ時:0%
- WAONでの楽天ギフトカード購入時:1.0%(nanacoは0%)
- 合計:最大2.6%(nanacoの場合は最大1.6%)
エポスゴールドカードは、インビテーション経由で申し込めば、年会費が永年無料になり、ハードルも概ね年50万円の利用と高くありません。
したがって、年会費無料カードのエポスカードを発行し、年50万円以上利用してエポスゴールドカードのインビテーションを目指すのがおすすめです。
公式サイトエポスカード 公式キャンペーン
三井住友カード ゴールド(NL) → au PAY → WAONかnanacoルート
最初のau PAYチャージに使うクレジットカードは、エポスゴールドカードではなく三井住友カード ゴールド(NL)もおすすめです。
Mastercardブランドの場合、三井住友カード ゴールド(NL)もau PAYチャージが可能でVポイント還元対象です。注意点としては、三井住友カードはVisaブランドの場合、au PAYチャージができません。
三井住友カード ゴールド (NL)は基本還元率が0.5%で、年間100万円利用するとボーナスポイントが10,000ポイント付与されて、最大還元率が1.5%となります。
また、リボ払いのマイ・ペイすリボの手数料が発生した月は+0.5%のVポイントも得られるので、合計還元率が最大2.0%になります。
ただし、マイ・ペイすリボの手数料を極小化するための作業、手数料が発生するような調整については、覚えるまでは複雑なので、以下のページをご参照ください。
三井住友カード ゴールド(NL)&au PAY&Apple Payルートを活用すると、以下の還元を受けられます。
- 三井住友カード ゴールド(NL)からau PAYチャージ時:最大2%
- au PAYからWAONチャージ時:0%
- WAONでの楽天ギフトカード購入時:1%(nanacoは0%)
- 合計:最大3%(nanacoの場合は最大2%)
三井住友カード ゴールド(NL)は、年間100万円使えば翌年以降の年会費は永年無料となります。
セブン-イレブン・ローソン等の主要コンビニ、マクドナルドでは高還元、SBI証券での投信積立が最大1.0%付与、空港ラウンジ等の特典もあり、メインカードが他にある方でもサブカードとしておすすめです。
公式サイト三井住友カード ゴールド(NL) 公式キャンペーン
ゲゲゲの鬼太郎カード → nanaco ルート
ゲゲゲの鬼太郎カードは、誕生月は還元率が最大5%OFFとなる点が魅力的なクレジットカードです。
誕生月を除く11ヶ月間での利用金額が30万円以上だと、誕生月の還元率が最大になります。
条件
- 30万円以上 → 5%
- 10万円以上 → 3%
- 10万円未満 → 1%
普段はnanacoチャージはポイント還元の対象外ですが、誕生月の割引のみnanacoチャージも対象です。ただし、いつ改悪されてもおかしくありません。
楽天キャッシュのおすすめの使い道
楽天ペイで使うとさらに+1%
楽天キャッシュの使い道としては、スマホ決済のPayサービスである楽天ペイでの利用がおすすめです。
近頃はコンビニ・スーパー・ドラッグストア・レストラン・日常雑貨店など、多様なお店で楽天ペイを使えます。
楽天ペイはチャージ残高(楽天キャッシュ)で支払うと、利用時に1%の楽天ポイントを得られるので、1.5%~5%還元で得た楽天キャッシュをさらに+1%で使えます。
ただし、セブンカード&nanacoで購入した楽天キャッシュを楽天ペイに使うのはおすすめできません。
楽天ペイで楽天キャッシュのチャージ残高を使って支払いだと、1%還元中なので、チャージ0.5%+利用時1%=合計1.5%になります。
いちいち手間をかけてセブンカード・プラスでチャージしたnanacoで楽天ギフトカードを買うより、サクッと楽天カードでチャージした方が簡便です。
公式サイト楽天カード 公式キャンペーン
楽天キャッシュは楽天証券での投信積立に利用可能!投信積立が最大5%還元に
また、楽天証券での投信積立で楽天キャッシュを利用するのもおすすめです。
楽天キャッシュでの投信積立の還元率は0.5%ですが、キャッシュレス決済で楽天ギフトカードを購入することで、投信積立でさらにお得な還元を受けられます。
年会費無料カードの楽天カードでは、投信積立は還元率が低コストインデックス投信は0.5%、それ以外も1%です。年会費10,000円(税抜)の楽天プレミアムカードでも一律1%還元にとどまります。
したがって、1.5%~5%還元で楽天ギフトカードを購入すれば、楽天キャッシュの方が高還元に昇華します。
請求書払い
楽天ペイ(請求書払い)には、楽天キャッシュ、楽天ポイント、期間限定の楽天ポイントを利用可能です。
自動車税、固定資産税、国民年金保険料、住民税、電気・ガス・水道などの公共料金、通販などの請求書(払込票)に記載されたバーコード・QRコードを楽天ペイのアプリで読み取って支払えます。
まとめ
楽天キャッシュは、購入で誰でも簡単に0.5%~5.0%の還元を受けられます。
お得な買い方
- セブンカードプラス+nanaco :0.5%
- 楽天カード:0.5%
- PayPayカード(JCB)+FamiPay:1.5%
- エポスゴールドカード+au PAY プリペイドカード+Apple PayのWAON:最大2.5%(エポスファミリーゴールドなら2.6%)※最後がnanacoなら2%~2.1%
- 三井住友カード ゴールド(NL)+au PAY プリペイドカード+Apple PayのWAON:最大3%(マイ・ペイすリボ利用時)※最後がnanacoなら2.5%
- ゲゲゲの鬼太郎カード:5%
ゲゲゲの鬼太郎カードはいつ改悪されてもおかしくないので、おすすめできません。頑張って誕生月に向けて30万円使ったら、誕生月が来る前に改悪されて無駄骨を折るリスクがあるためです。
おすすめは以下のルートです。
- 楽天カードだけでシンプルがいい:楽天カードルート
- 楽天カード・ファミペイは使いたくない・ファミリーマートが近くにないけどセブン-イレブンはある→セブンカードnanacoルート
- スマホはAndroid:PayPayカードFamiPayルート
- リボ払いには抵抗がある:エポスゴールド & au PAY & WAONかnanacoルート
- リボ払い繰り上げ返済の作業OK:三井住友カード ゴールド(NL) & au PAY & WAONかnanacoルート
購入した楽天キャッシュの使い道は、以下2つがおすすめです。
- 楽天ペイでお買い物:さらに+1.0%
- 楽天証券での投信積立
おすすめを一つ厳選すると、インビテーションの手間がなく、他の特典も充実しており、年間100万円使えば翌年以降の年会費は永年無料になる三井住友カード ゴールド(NL)です。
三井住友カード ゴールド(NL)は、カード番号などが券面に印字されていないナンバーレスのゴールドカードです。
通常の年会費は本会員が5,500円(税込)で、家族カードは無料。しかし、年100万円以上利用すると、翌年度以降は本会員もずっと年会費が0円に。年会費が永年無料になりますよ!
年100万円というと1ヶ月あたり約83,334円です。多くのご家庭にとって現実的な範囲でしょう。
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
三井住友カード ゴールド(NL)の基本ポイント還元率は0.5%ですが、年100万円以上利用すると、10,000円分のVポイント(1.0%相当)を得られます。
年100万円ぴったりの利用だとボーナスと合わせてポイント還元率は1.5%です。
Mastercardブランドの場合、au PAY チャージ&利用ならさらに+0.5%となり、合計で最大2.0%ポイント還元!
三井住友カード(NL)同様に、Visaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済のスマホタッチ決済なら、セブン-イレブン・ローソン等の一部コンビニ、マクドナルド・モスバーガー、サイゼリヤ・ガスト・ドトールコーヒーショップ等の飲食店でポイント最大7%還元となります。
※商業施設内にある店舗など、一部7%にならない場合あり。一定金額(原則1万円・店舗によって異なる場合あり)を超えると、タッチ決済が利用不可
その他、お得なボーナスポイントの仕組みが満載となっています。
- SBI証券でのクレカ積立
- 三井住友カードの多様なポイントUPキャンペーン
- ココイコ!:対象のリアル店舗でボーナス
また、ゴールドカードとしてのベネフィットも充実しています。
主な特典・付帯保険
- 空港ラウンジ
- 年間最高300万円のお買い物安心保険
- 最高2,000万円の海外・国内旅行傷害保険(利用付帯)
お得な新規入会キャンペーンも魅力的です。
三井住友カード ゴールド(NL)はコストパフォーマンスが良好なゴールドカードであり、メインカードは他にある方でもサブとして活用すると着実に家計の手助けとなります。