「楽天ANAマイレージクラブカード」は、楽天カードとANAマイレージクラブ(AMC)機能が融合したクレジットカードです。
決済でANAマイルを貯めることも可能で、年会費も実質無料であり、ANAマイルのライトユーザーにとって利便性が高くなっています。
楽天ANAカードのメリット、デメリット、お得な使い方についてまとめます。
公式サイト楽天ANAマイレージクラブカード 公式キャンペーン
目次
- 楽天ANAマイレージクラブカードとは
- カード利用でANAマイルを貯められる
- 年会費実質無料でクレジットカード一体型AMCカード機能
- 楽天市場や楽天カードの特約店ではポイントアップ
- ANAマイルを貯めるカードとしても良好
- ANAマイルは便利に利用可能
- 楽天ポイントカード・楽天Edy機能
- 期間限定ポイントは大手コンビニでも利用可能
- JCBブランドはnanacoチャージが可能(新規登録は終了)
- Payサービスを幅広く利用可能
- Visaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済を利用可能
- 楽天ポイントは有効期限が実質無期限
- Apple Payに対応!お買い物・Suicaチャージが可能
- 海外旅行傷害保険が充実
- ANAカードとの比較
- 楽天カードから楽天ANAカードへの切替え
- まとめ
楽天ANAマイレージクラブカードとは
楽天ANAマイレージクラブカードは、楽天カード、ANAマイレージクラブ(AMC)機能に加え、電子マネーの楽天Edy、ポイントカードの楽天ポイントカードが一体化したカードとなっています。
クレカ・AMC・電子マネー・共通ポイントの四位一体のカードとなっています。1枚でできることが幅広いです。現在、私が3枚持つ必要があるのが1枚で済みます!
お財布に入れるカードを減らすことができ、様々なシーンでザクザクと楽天ポイントやANAマイルを貯められます。
楽天ANAカードを持つと、楽天、リアル店舗でのお買い物とANA搭乗が便利でお得になります。
年会費は初年度は無料です。2年目以降は500円(税抜)ですが、1回でも利用がすれば翌年度の年会費が無料となります。年会費は実質無料と評価できます。
楽天ETCカードには500円(税抜)の年会費が発生しますが、年会費請求月の楽天PointClubの会員ランクがプラチナ・ダイヤモンドだと、年会費無料となります。
国際ブランドはJCB、Visa、Mastercardから選択可能です。主要なメガ国際ブランドから選択でき、自由度が高いです。アメックスはありません。
各国際ブランドの違いを比較すると、下表のとおりです(※参考:楽天カードの国際ブランドの比較)。
項目 | Mastercard | VISA | JCB |
---|---|---|---|
au PAYへのチャージ | クレジットカードのチャージ可能 | auかんたん決済か楽天バーチャルプリペイドカード経由のみ | |
Apple Pay | ネット・アプリ決済 WalletアプリでのSuicaチャージが可能 | 左は不可 | ネット・アプリ決済 WalletアプリでのSuicaチャージが可能 |
その他ポイント付与の電子マネー | 楽天Edy | 楽天Edy、ANA JCB プリペイドカード経由ならモバイルSuica | |
使える店舗 | ◎ | ◯ |
券面の色はシルバーとピンクの2種類から選択できます。男性向きと女性向きですね。
現時点では、 楽天ANAマイレージクラブ プレミアムカードや、楽天ANAマイレージクラブ ブラックカードはありません。一般カードのみとなっています。
既に楽天カードの会員の場合は、現在の楽天カードから楽天ANAマイレージクラブカードに切り替えることも可能です。
楽天ポイントカード一体型の楽天カードと同様に、1,000円(税抜)の切り替え手数料が発生します。
カード番号が変更となるため、電気代・水道光熱費・社会保険料・NHK・保険料などの引落しなどをしている場合は、カード番号の変更手続きも必要になります。
楽天カードの安心制度(カード利用お知らせメール、商品未着あんしん制度、ネット不正あんしん制度)も利用可能です。
カード利用でANAマイルを貯められる
楽天ANAカードはクレジットカード機能を使った支払いで、楽天ポイントかANAマイルのどちらかを貯められます。自分で選択可能です。
- 楽天ポイントコース:クレジット決済で楽天ポイントが貯まる
- ANAマイルコース:クレジット決済でANAマイルが貯まる
楽天ポイントコースは、100円(税込)あたり1ポイントが貯まります。還元率1%です。
これは通常の楽天カード、楽天PINKカード、楽天プレミアムカード、楽天ブラックカードと同一の水準です。
ANAマイルコースの場合は200円(税込)あたり1マイルが貯まります。 マイル付与率は0.5%です。
マイルは価値にレバレッジがかかるのが魅力的です。特典航空券へ交換すると、1ポイントの価値が数円に昇華します。
国際線のビジネスクラスだと1マイル2.5~5円程度、ファーストクラスなら7~16円程度に跳ね上がります。
一般的には1マイルの価値は2円という説が通説です。1マイル2円と考えるならば実質還元率1%、3円と考えるなら還元率1.5%となります。
似たコンセプトのクレカ「JCBカード/プラスANAマイレージクラブ」は、マイル還元率0.3%(年100万円以上の利用で0.45%)なので、楽天ANAカードの方が高還元です。
楽天ANAカードの利用限度額は最高300万円とプラチナカード級となっています。メインカードとしてガンガン活用することが可能です。
税抜ではなく、税込なのが地味なメリットです。税抜980円(税込1,058円)といった場合は端数が無駄になりにくく効率的にポイントが貯められます。
しかも、利用1回ごとではなく、毎月の利用額合計の1%分が付与されます。利用1回毎に1%未満の端数が切り捨てられる訳ではありません。
一例として以下は391,312円の利用で3,913ポイントが貯まった例です。無駄になった利用金額はたったの12円!
楽天ANAカードは極限まで無駄なく効率的にポイントが貯められます。年会費が22,000円(税抜)のダイナースクラブカードも改悪されて1回毎となった中でパワフルです。
ただし、一部の公共料金がポイント還元率が0.2%なのがデメリットです。
また、一部の電子マネーチャージなど、ごく一部の利用分は、ポイントやマイル付与の対象外となります。
リボ払い、キャッシングの利用など、ごく一部に手数料や金利が発生する取引があります。
年会費実質無料でクレジットカード一体型AMCカード機能
楽天カードは貯めた楽天ポイントを2ポイント1マイルのレートでANAマイルに交換できます。
他方、楽天ANAマイレージクラブカードは最初からANAマイルを貯めるように設定できます。いちいちカード利用で貯まるポイントをANAマイルに移行する手間がありません。
楽天カードで貯めた楽天ポイントをANAマイルに交換している方にとっては利便性が高いです。年1回使えばずっと年会費無料ですので、実質的に年会費無料であると評価できます。
JCBカードのAMCカード搭載機能がついた「JCBカード/プラスANAマイレージクラブ」は300円(税抜)のサービス年会費が発生します。
楽天ANAマイレージクラブカードの場合は、年1回の利用で年会費は無料になり、サービス年会費は不要です。これは地味なメリットです。
楽天ANAマイレージクラブカードには家族カードがあります。生計を同一にする配偶者、親、高校生を除く18歳以上の子供が申し込めます。
楽天はLGBTの方に向けた取り組みを実施しており、楽天ANAマイレージクラブカードでは同性パートナーも家族会員の対象になりました。
年会費は無料です。本会員カード1枚につき、家族カードの発行可能な枚数は最大5枚と多いです。
ただし、楽天ANAカードは数千ポイントの新規入会&利用キャンペーンを行なっているので、できる限り家族カードではなく家族それぞれが本人カードを作る方がお得です。
夫婦それぞれが本会員カードを作る場合と、家族カードを作成する場合の比較、メリット・デメリットについては、以下で精緻に分析しています。
楽天市場や楽天カードの特約店ではポイントアップ
特約店
ANAマイルコースを選択している場合、ENEOS・てもみん・エースコンタクトなどの楽天カードの特約店で決済した際には、200円(税込)あたり1マイルに加え、別途100円(税込)あたり1楽天ポイントが貯まります。
楽天ポイントコースの場合は通常の楽天カードと同様で100円あたり2ポイントの楽天ポイントが得られます。
特にメリットが大きいのはENEOSです。ENEOSでの給油で0.5%のANAマイルと1%の楽天ポイントを貯められます。ENEOSカードがなくてもお得になります。
楽天ANAカードは「ANAカード」ではないので、ANAカードの特約店ではマイルアップはありません。
SPUで楽天市場での還元率がUP
楽天市場での利用時はSPUが適用されて、誰でも毎日ポイント3倍~17.5倍を受けられます。ANAマイル選択時は2倍~13倍+0.5%のANAマイルです。
サービス | 倍率 | 達成条件 |
---|---|---|
基本還元率 | 1倍 | 楽天市場での基本ポイント還元 |
楽天カード | +2倍 | 楽天カード(種類問わず)でお買い物 以下、上乗せは終了 ※楽天ゴールドカードの改悪 ※楽天プレミアムカードの改悪 |
楽天銀行+楽天カード | 最大 +0.5倍 | 楽天銀行の口座で楽天カード利用料金の引落し0.3倍 給与・賞与・年金の受取:0.5倍 |
楽天証券 | +1倍 | 楽天ポイントコースとマネーブリッジを設定の上 └ 計3万円以上のポイント投資(投資信託)で+0.5倍 └ 計3万円以上のポイント投資(米国株式 円貨決済)で+0.5倍 ※米株積立および買付手数料無料海外ETF(9銘柄)除く |
楽天モバイル | +4倍 | Rakuten最強プラン契約 |
楽天モバイルキャリア決済 | +2倍 | 合計2,000円(税込)以上利用 |
楽天ひかり Rakuten Turbo | +2倍 | 契約 (Rakuten TurboもOK) |
Rakuten Fashion | +0.5倍 | Rakuten Fashionアプリで、 Rakuten Fashion商品を月1回以上お買い物 |
楽天ブックス | +0.5倍 | 月1回1注文1,000円以上 |
楽天kobo | +0.5倍 | 月1回1注文1,000円以上 |
楽天トラベル | +1倍 | 対象サービス・対象期間で5,000円(税込)以上利用 |
楽天ビューティ | +0.5倍 | 月1回3,000円以上利用 |
楽天Pasha | +0.5倍 | トクダネ対象商品を購入&レシート申請し、 合計300ポイント以上の獲得 |
楽天ウォレット | +0.5倍 | 月に合計30,000円以上暗号資産現物を購入 (ポイント交換含む) |
楽天でんき | +0.5倍 | 利用額5,500円(税込)以上& クレジットカード決済完了 |
楽天Kドリームス | +0.5倍 | 楽天IDと連携済みのアカウントで 当月合計10,000円(ワイドを除く)以上投票 |
合計 | 17.5倍 | 楽天経済圏の真骨頂 |
※ANAマイル選択時は最大13倍+0.5%のANAマイル
通常の1%の楽天ポイントに加え、特別に楽天ポイントが付与されます。
クレジットカード決済による0.5%のANAマイルと合わせて、合計2%の楽天ポイントと0.5%のANAマイルです。楽天ポイントコースなら3%の楽天ポイントです。
楽天市場のアプリでのお買い物、楽天銀行の引き落としは誰でも簡単にクリアできます。
その他、楽天トラベルの利用で+1倍、楽天証券での投信・米国株購入で+1倍、楽天ビューティの予約&来店で+1倍、楽天モバイルの利用で最大+3倍、楽天ブックス・楽天kobo等があります。
多額のお買い物を行うと、SPUでザクザクと楽天ポイントが貯まるのでバリューが高いです。以下はなんと22,543ポイントを獲得した履歴です。
SPUで得られる上乗せポイント数は、月間上限が決まっています。詳細は以下で精緻に分析しています。
5と0のつく日はポイント最大4倍
SPU以外では、5と0のつく日のポイント+1倍もお得感があります。こちらのキャンペーンの上限ポイント数は月間1,000ポイントです。
楽天市場で2万円使うと街でポイント2倍キャンペーン
期間中にエントリーのうえ、楽天市場で楽天カードを合計2万円以上利用すると、街での利用分のポイントが2倍となるキャンペーンを定期的に開催しています。
特典(+1%)の上限は1,000ポイントで期間限定ポイントです。
楽天スーパーSALEでは更に高還元に
楽天市場は最大ポイント10倍の買いまわりキャンペーン(楽天スーパーセール・お買い物マラソン)を定期的に開催しています。
複数のショップで1,000円以上購入するごとにポイントがアップするのが魅力的です。
定期的に購入する日用品をお気に入りに登録しておき、楽天スーパーセールのタイミングでポチポチと買うだけで、ポイント還元率を高めることが可能になります。
楽天ふるさと納税の寄附金も、楽天市場内の通常のお買い物と同様の取り扱いになります。このタイミングでふるさと納税も行うと、ポイント還元率が更に上がってお得になります。
楽天スーパーセールでのポイントアップ、SPUは重複適用されるのでお得です。
例えば、SPUで5%が適用されていて、楽天スーパーセールでポイント10倍(+9%)となっていると、合計還元率は14%となります。
SPU | 楽天スーパーセール | 合計 |
---|---|---|
4% | 9% | 13% |
5% | 9% | 14% |
6% | 9% | 15% |
7% | 9% | 16% |
8% | 9% | 17% |
9% | 9% | 18% |
ただし、楽天スーパーセールでのポイントボーナス分は7,000ポイント等の上限が設定されており、SPUにもそれぞれ上限があります。
例えば30万円や50万円など多額の買い物や旅行予約をした場合、上限に到達してしまうので注意しましょう。
これ以外にも楽天ANAマイレージクラブカードは、多種多様なキャンペーンを年がら年中開催しています。会員サイト「楽天e-navi」で確認できます。
楽天ANAカードを保有して、SPUや各種キャンペーン・セールなどを活用していくと、恐ろしい程にザクザクと楽天ポイントが貯まっていきます。
私は楽天関連サービスの活用、キャンペーンによって、毎月大量の楽天ポイントを獲得しています。
現在も順調に獲得ポイント数を伸ばしており、2023年11月には250万ポイントに到達しています。
2022年7月19日には会員全体で、楽天ポイントの累計付与ポイント数がなんと3兆ポイントに到達しました。
楽天カードは大人気となっており、提携カードを除いた自社発行ベースでの取扱高(2017年4~9月期)では、なんと三菱UFJニコスや三井住友カードを超えてシェア1位に躍り出ています。
ANAマイルを貯めるカードとしても良好
楽天ポイントは2ポイントをANAマイル1マイルに交換可能です。なお、2022年からJALマイルにも対応しました。
1回あたり50ポイント~5,000ポイントまで、2ポイント単位でANAマイルに交換できます(月間上限2万ポイント)。
楽天の1ID&ANAの1お客様番号につき、交換の申請は24時間に1回までとなります。
交換可能なポイント数の上限は1ヶ月あたり20,000ポイントです。ANAマイルに反映されるまでは、交換申し込みから1週間かかります。
ANAマイルへの移行手数料は無料なのが大きなメリットです。楽天ポイントをANAマイルに移行する場合は、1回5,000ポイント・1ヶ月2万ポイントが上限。申請は24時間に1回だけ、交換に1週間必要といった制約があります。
したがって、カード決済でANAマイルを貯めたい場合は、他の楽天カードと比較すると、楽天ANAマイレージクラブカードにエッジ・優位性があります。
一般加盟店では、楽天カード利用で0.5%のマイルが貯まることになります。楽天市場では、ショップポイントと合わせて1%のマイル付与率となります。
ANAマイレージモールはANAが運営するポイントモールです。利用金額に応じて直接マイルが貯まるので、シンプルでわかりやすいのがメリット。主なサイトは下表のとおりです。
サイト名 | 利用額とマイル | マイル付与率 |
---|---|---|
楽天市場 楽天トラベル | 200円 = 1マイル | 0.50% |
Yahoo!ショッピング | 300円 = 1マイル | 0.33% |
ユニクロオンラインストア | 300円 = 1マイル | 0.33% |
じゃらんnet Yahoo!トラベル 一休.com 一休.com レストラン | 200円 = 1マイル | 0.50% |
マツモトキヨシ | 100円=1マイル | 1.00% |
Amazon (一部カテゴリーのみ) | カテゴリーによる |
ANAマイレージモール経由で楽天市場や楽天トラベルを利用した場合、200円(税抜)ごとに1マイルが直接ANAマイレージクラブに積算されます。
例えば楽天ANAカードで200円(税抜)を決済した場合、 楽天ポイント4ポイント(2マイル相当)+1マイルで合計3マイルが貯まります。
楽天市場で得た合計1.5%のマイルを、国際線のビジネスクラス・ファーストクラスで利用すると、驚異的な高還元に昇華します。
クラス | 1マイルの価値(目安) | マイル付与率 | 実質還元率 |
---|---|---|---|
普通席/国内線 | 1.5円 | 1.50% | 2.25% |
1.6円 | 1.50% | 2.40% | |
1.7円 | 1.50% | 2.55% | |
1.8円 | 1.50% | 2.70% | |
1.9円 | 1.50% | 2.85% | |
2円 | 1.50% | 3.00% | |
国際線ビジネスクラス | 2.5円 | 1.50% | 3.75% |
3円 | 1.50% | 4.50% | |
4円 | 1.50% | 6.00% | |
5円 | 1.50% | 7.50% | |
6円 | 1.50% | 9.00% | |
国際線ファーストクラス | 7円 | 1.50% | 10.50% |
8円 | 1.50% | 12.00% | |
9円 | 1.50% | 13.50% | |
10円 | 1.50% | 15.00% | |
11円 | 1.50% | 16.50% | |
12円 | 1.50% | 18.00% | |
13円 | 1.50% | 19.50% | |
14円 | 1.50% | 21.00% | |
15円 | 1.50% | 22.50% | |
16円 | 1.50% | 24.00% |
ただし、ANAカードを保有している場合に得られるフライトボーナス・マイル(一般カードは10%)や、毎年の年会費支払いで得られるボーナスマイルは楽天ANAカードにはありません。
ANAによく搭乗する方はやはりANAカードの方がお得です。あらゆるANAカードの比較については、以下で徹底的に解説しています。
ANAカードの比較の結果として、グレードごとにおすすめANAカードを厳選した記事は以下になります。
以前ANAに取材して、ANAの安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。
たまに旅行でANAに搭乗するくらいで、カード決済額も多くないので、年会費無料で陸での決済でANAマイルを貯めたいという場合は、楽天ANAカードが候補となります。
ちなみにリアルの一般加盟店でANAマイルが貯まりやすいのは、最大1.54%のソラチカカード、最大1.5625%のソラチカゴールドカードです。
年会費80,000円~155,000円(税抜)のANA プラチナ・プレミアムカードを除くと、ANAカードの中で高還元です。
プラチナカードまで含めると年会費80,000円(税抜)のANA VISAプラチナ プレミアムカードが1.5%です。
ブラックカードも考慮すると、年会費は130,000円(税抜)のダイナースクラブ プレミアムカード、ANAダイナース プレミアムカードも高還元です。
ANAマイルは便利に利用可能
貯めたANAマイルは、航空券、ANAのスカイコイン、提携電子マネー、商品などへの交換が可能です。
ANAマイルは航空券への交換がお得ですね。国内線の特典航空券に必要なマイル数は下表のとおりです。
片道 距離 | 対象路線 | 必要マイル数 | |||
---|---|---|---|---|---|
片道 | 往復 | ||||
0~300マイル区間 | 東京 | ⇔ | 秋田、庄内、仙台、新潟、大島、八丈島、富山、小松、能登、名古屋、大阪 | L 5,000 R 6,000 H 7,500 | L 10,000 R 12,000 H 15,000 |
大阪 | ⇔ | 萩・石見、松山、高知、福岡、大分、熊本、宮崎 | |||
名古屋 | ⇔ | 新潟、松山 | |||
札幌 | ⇔ | 利尻、稚内、女満別、根室中標津、オホーツク紋別、釧路、函館、青森、秋田 | |||
仙台 | ⇔ | 小松 | |||
福岡 | ⇔ | 対馬、五島福江、宮崎 | |||
長崎 | ⇔ | 壱岐、五島福江、対馬 | |||
沖縄 | ⇔ | 宮古、石垣 | |||
宮古 | ⇔ | 石垣 | |||
301~800マイル区間 | (上記・下記以外の往復同区間旅程) | L 6,000 R 7,500 H 9,000 | L 12,000 R 15,000 H 18,000 | ||
801~1,000マイル区間 | 東京 | ⇔ | 沖縄 | L 7,000 R 9,000 H 10,500 | L 14,000 R 18,000 H 21,000 |
大阪 | ⇔ | 石垣 | |||
大阪 | ⇔ | 宮古 | |||
静岡 | ⇔ | 沖縄 | |||
名古屋 | ⇔ | 沖縄 | |||
札幌 | ⇔ | 福岡 | |||
1,001~2,000マイル区間 | 東京 | ⇔ | 石垣 | L 8,500 R 10,000 H 11,500 | L 17,000 R 20,000 H 23,000 |
東京 | ⇔ | 宮古 | |||
名古屋 | ⇔ | 石垣 | |||
札幌 | ⇔ | 沖縄 | |||
沖縄 | ⇔ | 仙台、新潟 |
国内線特典航空券で予約できるのは普通席のみとなります。ただし、搭乗2日前から所定の「アップグレード料金」を支払うことで、プレミアムクラスを利用可能です。
既に「ANAマイレージクラブお客様番号」がある場合は、オンライン入会の際に入力すると、マイルが引き継がれます。
楽天ポイントカード・楽天Edy機能
楽天ポイントカードという楽天ポイントカード加盟店での買い物に、楽天ポイントを使えるカードがあります。楽天ANAマイレージクラブカードにも搭載されています。
マクドナルド、ミスタードーナツ、ファミリーマート、ポプラ・生活彩家、吉野家、すき家、ツルハドラッグ、サンドラッグ、大丸・松坂屋、apollostationなど、リアルの店舗で期間限定ポイントを消化できるのが大きなメリットです。
楽天ANAマイレージクラブカードは楽天Edyへのチャージでは0.5%のポイントが貯まります。オートチャージ機能もあります。
以下は3,000円のEdyチャージで15ポイント(0.5%還元)、その他100円の利用で1ポイント(1.0%還元)で合計16ポイントを得た利用明細です。
楽天Edyにチャージする手順は以下にまとめています。
楽天Edyは電子マネーとしては最大級に利用店舗が広いのがメリットです。
多種多様なコンビニ、スーパー、その他店舗で利用できます。なんと全国40万カ所以上の加盟店にて利用可能です。
ジャンル | 店名 |
---|---|
コンビニ | セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、デイリーヤマザキ、セイコーマート、スリーエフ、ポプラ、生活彩家、ローソンストア100、ローソンマート |
スーパー等 | 西友、イトーヨーカドー、サミット、マルエツ、ドン・キホーテ、やまや、カクヤス、アピタ、ピアゴ、平和堂、阪急オアシス、サンエー、オークワ、キューピット、鎌倉屋、近商ストア |
ドラックストア | マツモトキヨシ、ウエルシア、ツルハドラッグ、ココカラファイン、セイジョー、スギ薬局、薬王堂、ドラッグセガミ、クスリのアオキ、くすりの福太郎 |
カフェ | プロント、銀座ルノアール、コメダ珈琲店、ミスタードーナツ、上島珈琲店、楽天カフェ |
食事 | マクドナルド、吉野家、モスバーガー、ガスト・バーミヤン・ジョナサン等のすかいらーくグループ、リンガーハット、すき家、壱番屋、ロイヤルホスト、La Pausa等のコロワイドグループ、肉の万世、安楽亭、はなの舞、かっぱ寿司、ドミノ・ピザ |
本・CD/DVD | 紀伊國屋書店、ブックオフ(直営店)、TSUTAYA、八重洲ブックセンター、タワーレコード渋谷店 |
家電 | ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ケーズデンキ、エディオン、コジマ、ソフマップ、PC DEPOT、上新電機 |
カフェ | タリーズコーヒー、ルノアール、サンマルクカフェ、上島珈琲店、椿屋珈琲店、楽天カフェ |
百貨店・雑貨・モール | 高島屋、ロフト、阪急百貨店、阪神百貨店、コレド日本橋、コレド室町、東京駅一番街、アクアシティお台場、ららぽーと、プレミアム・アウトレット、仙台三越、名鉄百貨店(本店) |
ホテル | ANAホテル、ルートインホテルズ、リッチモンドホテル、東急ホテルズ、ダイワロイネットホテルズ |
カーライフ | ENEOS、オートバックス、タイムズ、NEXCO中日本、NEXCO西日本、エネクスフリートのセルフ式ガソリンスタンド、ニッポンレンタカー |
空港・機内 | ANA FESTA、全国の主要空港、ANA(国内線機内販売・航空券) |
ファッション | はるやま、ライトオン、PSFA、コナカ、GAP、フタタ、SUIT SELECT、メガネスーパー |
その他 | ヤマト運輸、ビッグエコー、歌広場、自遊空間、てもみん、ホワイト急便、QBハウス、サンリオピューロランド |
この他にも数多くの店舗で利用可能です(※使えるお店の一覧)。
楽天Edyについては以下で徹底解説しています。
ちなみに楽天Edyへのチャージで最もポイントが貯まるのはリクルートカード(VISA)の1.2%です。
期間限定ポイントは大手コンビニでも利用可能
スマホアプリ「楽天ペイ」を活用すると、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンでも期間限定の楽天ポイントを消化可能。通常ポイントではなく、期間限定ポイントも利用できます。
楽天ペイを活用すると、コンビニで小口の期間限定ポイント利用が便利です。
コード表示で 「すべてのポイント/キャッシュを使う」にチェックを入れて決済すると、保有している全ポイントを利用できます。
右側の「設定」ボタンをタップすると、「一部使う」も選択できて、ポイント数を入力可能です。期間限定ポイントのみを利用したい場合は、「一部使う」を利用しましょう。
その他、楽天の期間限定ポイントの上手な使い方については、以下で精緻に分析しています。
JCBブランドはnanacoチャージが可能(新規登録は終了)
楽天ANAマイレージクラブカード(JCB)は、2017年11月1日からnanacoチャージがポイント付与の対象外となりました。
電子マネーnanacoは、セブン-イレブンで国民年金保険料・健康保険料、固定資産税、所得税、住民税、自動車税などの税金・社会保険料の支払いができます。
2020年3月には新規登録もできなくなりました。
nanacoチャージでポイントが貯まるクレジットカード、チャージの利用限度額、金券類の利用限度額を高くできるカードについては以下で徹底解説しています。
また、セブン-イレブンでセブンカード・プラスでnanacoチャージしたクオカードを買うと、合計で2.3%お得になります。
Payサービスを幅広く利用可能
楽天ANAカードはau PAY チャージ、Kyashチャージがポイント付与対象外になりました。スマホ決済のau PAYでポイント二重取りは不可能です。
Mastercard/Visaブランドの場合、au PAY以外のPayサービスも幅広く利用可能です。
PayPay、d払い、楽天ペイなどのスマホ決済に対応しています。
楽天カードからチャージした楽天キャッシュ払いだと、合計で1.5%還元となります(チャージ0.5%+利用時1%)。
Visaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済を利用可能
楽天ANAカードのVisa・Mastercardブランドは、国際ブランドが提供している非接触型決済が可能です。
- Visa:Visaのタッチ決済
- マスターカード:Mastercardタッチ決済
通常のカードショッピングと同様に、後払い方式(ポストペイ型)となり、セキュリティが高くて衛生的なのが利点です。
楽天ポイントは有効期限が実質無期限
楽天ANAカードで貯めることもできる「楽天ポイント」の有効期限は、ポイント数の変動があった日から1年間です。
ポイントが付与されたり使った日から1年間になります。特筆すべきなのは、新しいポイントだけではなく、既存の全てのポイントの有効期限が1年間延長することです。
楽天市場を年1回使えば、保有している全ての楽天ポイントの有効期限が延びるので、有効期限が実質的に無期限となります。
Vポイント、Pontaポイント、マリオットのポイント等と同じシステムです。有効期間を気にすることなく使っていけるのが大きなメリットです。
動物で例えると、長寿のシンボルである鶴や亀のようなポイントです。末永く貯めて使って活用していくことが可能です。
楽天ANAカードは、お得な有効期限が無期限のクレジットカードの筆頭です。
Apple Payに対応!お買い物・Suicaチャージが可能
7以降のiPhone、Series 2以降のApple Watchは、おサイフケータイに類似するサービス「Apple Pay」が利用可能です。
モバイルSuicaに類似した仕組みで電車・バス等に乗ることができます。また、iDかQUICPay・nanaco・WAONの店舗でお買い物することが可能です。
Suica、PASMO(モバイルPASMO)は使えますが、SMART ICOCA、PiTaPaには対応していません。
楽天ANAカードをApple Payに登録すると、QUICPayとして割り当てられて、全国のQUICPay加盟店でお買い物でき、ポイントも貯まります。
楽天ANAカードは残念ながら、Apple PayのSuicaへのチャージがポイント付与の対象外。
また、Suicaグリーン券・定期券などSuica利用分全てがポイント付与の対象外です。
ただし、楽天ペイアプリ内で毎月キャンペーンにエントリーしたら、楽天ペイのSuicaチャージと同様に0.5%還元となります。
また、JCBブランドの楽天ANAカードの場合、ANA JCBプリペイドカード経由なら還元率1%となります。
Apple PayのSuica利用は、1.5%還元のビューカードがお得です。Apple PayのSuicaがポイント対象のクレジットカードについては、以下で比較しています。
なお、楽天ANAカードはGoogle Payにも対応しており、Google PayのQUICPay、Google PayのSuicaを利用可能です。ただし、Suicaチャージはポイント対象外。
海外旅行傷害保険が充実
楽天カードのイメージからは意外ですが、楽天ANAマイレージクラブカードは海外旅行保険も充実しています。自動付帯ではなく、利用付帯となります。
旅行保険が充実ということで、ANAマイルと相性は抜群です。旅行代金等を支払うと、最大2,000万円の海外旅行傷害保険が適用されます。
最も利用頻度が高い傷害・疾病治療費用(ケガ・病気による入院等の補償)も最大で200万円も付帯しており、良心的です。
補償項目 | 保険金額 | |
---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 2,000万円 | |
傷害治療費用 | 200万円 | |
疾病治療費用 | 200万円 | |
救援者費用 | 200万円 | |
賠償責任 | 2,000万円 | |
携行品損害 | 20万円(自己負担3,000円) |
家族カードも同一の補償です。夫の本会員が家族全員の旅行代金を支払った場合、妻が家族カードか本人カードを持っていれば、妻も補償対象となります。
友人や同僚3人で海外旅行に行く場合で、3人とも楽天カードを保有しており、全員分の旅行代金をそのうちの1人がまとめて楽天カードで支払った場合、楽天カードを保有している方全員に対して保険が適用されます。
補償内容、保険が有効となる支払いの定義、補償対象の詳細については、以下で徹底的に解説しています。
海外旅行傷害保険の中で最も利用頻度が高くて重要な「疾病・傷害治療費用」に対する補償が、最高200万円と充実しています。
これはなんと年会費20,000円(税抜)の三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードと同じ水準で卓越しています。外国でケガ・病気によって医療費が発生した場合に役立ちます。
ただし、海外は医療費が高額な地域が多く、病院に運ばれて入院したら数百万円といった費用になることもあります(ジェイアイ傷害火災保険の海外旅行保険事故データ)。
更に上積みしたい場合は、海外旅行保険が自動付帯の年会費無料カードを持てば、最高保険金額を上乗せ可能。使わなくてもお得なクレジットカードなので、サブカードとしておすすめです。
楽天ANAマイレージクラブカードは保険だけではなく、海外旅行での優待特典も充実しています。
ハワイのワイキキ・アラモアナには楽天カード会員専用の「楽天カードラウンジ」があり、無料で利用できます。
日本語スタッフが常駐しており、ドリンク、60店以上で使えるクーポン配布、便利なアイテム貸出、手荷物預かり、無料Wi-Fiなど実用的なサービスが揃っています。
その他、多様な提携店舗での特典、楽天カード手話通訳サービスなど、楽天カードと共通の特典を利用できます。
2018年9月27日支払い分からは、楽天ANAマイレージクラブカードの利用代金をポイントで支払える「楽天カード ポイントで支払いサービス」が開始しました。
「ポイントでデビット支払い」というサービスもあり、楽天銀行デビットカードの支払いに充当することも可能です。
1ヶ月あたりダイヤモンド会員は50万円、それ以外は10万円迄という上限がありますけれども、楽天ANAカードが実質的に現金還元のクレジットカードと評価できるようになりました。
なお、ポイントを利用代金に充当する手間も面倒な場合は、P-oneカード Standardなど、請求額から自動的に割り引かれる自動キャッシュバックのクレジットカードがおすすめです。
楽天ポイントのユニークな使い道としては、楽天証券で投資信託を買うこともできます。
また、楽天証券に口座がなくても投資が可能な「ポイント運用 by 楽天PointClub」もあります。
さらに、楽天ANAカードのクレジット決済で投信積立が可能で、最大1%の楽天ポイントを獲得可能。低コストインデックス投信は0.5%です(楽天ゴールドカードは0.75%、楽天プレミアムカードは1%)。
また、クレジット決済とは別に、月5万円まで楽天キャッシュで投信積立することも可能です。
楽天キャッシュでの投信積立では、楽天キャッシュの残高が設定した金額を下回ると、自動的に楽天カードでチャージする設定が可能です。
うっかり残高不足で買い付けられなかったという事態を回避でき、また楽天ポイントを獲得できます。
メールでも連絡が来るので、ユーザーフレンドリーです。
楽天ポイントが貯まる楽天カードは資産運用できるクレジットカードの筆頭です。投資ができるカードは類稀であり、一歩先に進んだ画期的なスペックを備えています。
女性限定の特典がある楽天PINKカード、プライオリティパス無料の楽天プレミアムカード、楽天カードの最上級カードの楽天ブラックカードについては、以下で徹底解説しています。
プライオリティ・パスで世界中のラウンジを使えるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの中でもエッジが利いています。
ANAカードとの比較
楽天ANAカードは、JCBカード/プラスANAマイレージクラブ、ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードセゾン・アメックスといったAMC搭載提携カードと比較すると、年会費・還元率でエッジ・優位性があります。
マイル付与率が高くて、年会費も年1回の利用で無料にできるのでお得感があります。
しかし、ANAカードと比較するとマイル付与率が低いので、年間利用額が多い場合は継続ボーナスマイルもあるANAカードの方が有利になります。
カード名 | 年間コスト(税抜) | マイル還元率 |
---|---|---|
楽天ANAマイレージクラブカード | 年1回の利用で無料 | 0.50% |
ANA VISA/マスター一般カード | 2,000円~8,000円 | 0.5%~1.3% |
ソラチカカード | 2,000円~7,000円 | 0.5%~1.54% |
確実に月5万円以上カードショッピングする場合は、ANA一般カードの方がおすすめです。
ANAカードは幾多の航空系カードと比較してマイルが貯まりやすいクレジットカードの筆頭であり、高いコストパフォーマンスを誇っています。
以前ANAに取材して、安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。
数多くのANAカードの比較については、以下に解説しています。
ANAカードの比較の結果として、グレードごとにおすすめANAカードを厳選した記事は以下になります。
楽天カードから楽天ANAカードへの切替え
既に楽天カードを持っている場合、楽天ANAカードに切替えることができます。ただし、1,000円(税抜)の切替手数料がかかります。
また、切替えの場合、新規入会&利用キャンペーン特典は対象外となります。
楽天カード・楽天PINKカード・楽天銀行カードの場合は、会員サイト「楽天e-NAVI」の「楽天ANA枚レージクラブカードへの切替」から申し込めます。
国際ブランドはそのまま引継きとなります。今の楽天カードがVISAで楽天ANAカードはJCBといった変更はできません。
楽天プレミアムカード、楽天カードアカデミーの場合、一度カードを退会して、再申込が必要です。プレミアムカードデスク・コンタクトセンターへの電話が必要です。ちょっと面倒ですね。
現在は楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードに、ANAマイレージクラブ機能が搭載されたタイプはありません。
楽天ANAカードが好調の場合は、そのうち楽天プレミアムANAマイレージクラブカード、楽天ゴールドANAマイレージクラブカードが登場するかもしれませんね。
一般カードの楽天カードと楽天ゴールドカードの比較については、以下で徹底解説しています。
楽天ANAカードと楽天ゴールドカードの比較についても同様に当てはまります。異なる点は、楽天ANAカードはANAマイルを貯めることもできる点、AMC機能が搭載されている点です。
楽天カード(楽天ANAカード)と楽天プレミアムカードの比較については、以下で徹底解説しています。
楽天カードの種類は多様です。各カードの比較については、以下で精緻に分析しています。
実際に楽天カードを使い倒したところ、諸々の特典の賜物で大量の楽天ポイントを得られたのが嬉しかったです。
どの楽天カードもお得なベネフィットが豊富なハイ・クオリティー・カードです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「メインカード」として楽天カード、ゴールドカードとして楽天ゴールドカード、空港ラウンジがお得なカードとして楽天プレミアムカードを挙げられていました。
また、クレカの専門家・菊地崇仁さんも、おすすめの年会費無料カードとして楽天カード、ゴールドカードとして楽天プレミアムカードを挙げていらっしゃいました。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマも、楽天カードを高く評価しています。
2021年6月に入ってからは、幅広い組み合わせで異なる種類の楽天カードを同時保有することが可能になりました。
また、異なる国際ブランドやデザインカードを追加して2枚持ちできます。
まとめ
楽天ANAマイレージクラブカードは還元率1%で楽天ポイント、もしくはマイル付与率0.5%でANAマイルが貯まります。
楽天ポイントカードでリアルの店舗でも楽天ポイントを貯められて、ANAマイルに2対1のレートで交換できるのがメリットです。
楽天Edyも利用でき、Edy利用で貯まるポイントをマイルに集約することもできます。おサイフケータイですと直接ANAマイルを貯められます。
主なメリット
- ANA JCB プリペイドカード経由なら最大1.65%還元(JCBブランドのみ)※2024年1月時点では可能
- AMCカードの機能
- SPUで楽天でのお買い物がお得(期限なしのキャンペーンが継続中)
- au WALLETへのチャージが可能
- 充実した海外旅行傷害保険
年会費が実質無料でANAマイルを貯められます。ANAマイレージクラブカードとクレジットカードの2枚をお財布に入れる必要がなくなり、1枚でOKになります。財布をコンパクトかつシンプルにすることが可能です。
楽天ANAカードと似たコンセプトのクレカ「JCBカード/プラスANAマイレージクラブ」はマイル付与率0.3%(年100万円以上の利用で0.45%)、ヤマダLABI ANAマイレージクラブカードセゾン・アメックスは0.3125%に過ぎません。
楽天ANAマイレージクラブカードは、ANAマイレージクラブカード機能搭載のクレジットカードの中では高還元でお得です。
総合的にお得なカードであり、空前の低金利の時代には、大きな威力があります。マイルやポイントがザクザクと貯まります。
お得な生活を送れて、浮いた分を貯金したり他のことに使えるようになり、人生を豊かに彩ることができます。
楽天ANAマイレージクラブカードに新規加入すると、楽天ポイントのプレゼントに加えて、ANAの国内線航空券と宿泊施設のセット「ANA楽パック」で利用可能な4,000円相当のクーポン券がプレゼントされるキャンペーンが開催されます。
デメリットとしては、マイル付与率は0.5%とANAカードと比較すると今一つである点です。
ANAをよく利用になる方、クレジットカードをガンガン使う方は、やはりANAカードでANAマイルを貯めるのが望ましいです。
ANAマイルが高還元なのは、スマリボの活用で最大1.54%のソラチカカード、最大1.5625%のソラチカゴールドカードです。
Oki Dokiボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換することで、ANAマイル還元率が高還元になります。
スマリボの活用によって、ソラチカ一般カードは最大1.54%、ゴールドカードは最大1.5625%となるので、手間をかけるのも選択肢です。
ただし、毎月ATMで繰り上げ返済が必要なのが難点。お得な入会キャンペーンが開催されています。
ANAアメックスは、年会費を超える還元を受けることも可能なアメックスオファー、お得な入会キャンペーンが魅力的です。
年会費が上がってゴールドカードでもOKで、コンビニATMでの繰り上げ返済に抵抗がある場合は、ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードに魅力があります。
会員サイトで手続きできる特定の支払い方法の活用で、年会費は10,500円(税抜)となり、継続ボーナスが2,000マイルもらえます。フライトボーナス・独自特典も充実。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのゴールドカードとしてANA VISA/マスター ワイドゴールドカードを挙げていらっしゃいました。
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードは、クレジットカードのレジェンドも高く評価しています。
よりANAに搭乗する機会が多い場合は、ANAプラチナ・プレミアムカードも候補となります。
あらゆるANAカードの比較については、以下で徹底的に解説。ANAマイルが貯まりやすいクレジットカードが揃っています。
ANAカードの比較の結果として、グレードごとにおすすめANAカードを厳選した記事は以下になります。
以前ANAに取材して、ANAの安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。
なお、ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
- ANA JCB一般カード
- ANA To Me CARD PASMO JCB
- ANA VISA一般カード
- ANA マスター一般カード
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
- ANA VISA Suicaカード
- ANA VISA nimocaカード
マイ・ペイすリボに登録して年1回手数料を発生させれば、年会費がSuica・nimoca・TOKYU POINT ClubQは751円(税抜)、VISA、マスターは1,025円(税抜)まで下げられます。
ANA JCB一般カード・ソラチカはスマリボの活用で年会費負担は750円(税抜)に低下します。
これらのANA一般カードは毎年1,000マイルの継続ボーナスが1枚ごとにもらえるので、これだけで元は取れます。
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、7枚すべてを発行するのも手です。
7枚全て発行したら、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルが手に入ります。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。
あらゆるANAカードの比較については、以下で徹底的に解説。ANAマイルが貯まりやすいクレジットカードが揃っています。
ANAカードの比較の結果として、グレードごとにおすすめANAカードを厳選した記事は以下になります。
以前ANAに取材して、ANAの安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。
航空券購入時にマイルが驚くほど貯まる日本一のカードは、スカイトラベラー・プレミアカードです。アメックスが発行しているカードです。
航空券等の購入では100円当たり5マイルという驚異的な高還元カードです。5%マイル付与は圧倒的な日本一であり、JALやANAのプラチナカード・プレミアムカードを寄せ付けない戦闘力があります。
詳細は以下で徹底解説しています。ANAマイルにも移行できます。
一般カードのスカイトラベラーカードはマイル付与率が3%となります。一般カードとプレミアカードの比較は以下をご参照ください。
特に複数の航空会社に乗る機会がある方には絶大なメリットがあり、信じられない程にザクザクとマイルが貯まります(スカイトラベラーカードのポイント詳細)。出張族や旅行によく行く方にはおすすめです。
一般のANAカードでは、ANA VISAカード、ANA Mastercardが少額のリボ払いを発生させると利用額全体に対して1.3%のマイルを得られてお得です。
10マイルコースを選択した場合に1.3%となります。年会費・マイル移行手数料の合計は8,000円(税抜)となります。
ANA VISA Suicaカード、ANA東急カード、ANA VISA nimocaカードは年会費751円(税抜)で維持できて毎年1,000マイルを獲得できるので、バリューの高いANAカードです。
公式サイトANA VISA/マスターカード 公式キャンペーン
ANAカードはマイル付与率は高い反面、年会費が高額なのが難点です。その点、楽天ANAカードは年会費無料なのが大きなメリットです。
ANAマイレージクラブカード機能が不要という場合は、一般の楽天カードも選択肢の一つです。楽天カードは新規入会&利用キャンペーンが充実しています。
一般の楽天カードは、数千ポイントの楽天ポイントが付与されます。楽天ANAマイレージクラブカードは、ポイントに加えて、ANA楽パックで使える4,000円相当のクーポンもプレゼントされます。
総合的に楽天ANAカードは、年会費無料でANAマイルを貯めたい方に適したクレジットカードです。