楽天プレミアムカードが戦慄的な改悪を行います。
2023年12月からSPUでプレミアムカード独自の+2倍が終了し、楽天市場でのお買い物は+1倍となります(年会費0円の楽天カードと同一)。
月間獲得上限は5,000ポイントとなり、楽天カードの1,000ポイントの5倍ですが、SPUの改悪で多くの項目にて月5万円の利用が上限となるため、5,000ポイントを最大限に活かすことは困難です。
また、2025年からはプライオリティパスの空港ラウンジ・レストランの無料利用が、海外だけではなく国内も含めて年5回になります。
多くの方は、年会費11,000円(税込)に見合う価値を受けるのは厳しいと言わざるを得ません。
ただし、楽天市場コースを選択すると、毎週火曜日・木曜日のプレミアムカードデーは+1倍となり、また誕生月の楽天市場・楽天ブックス+1倍の特典は残ります。
楽天市場の年間利用額が110万円を超えたり、誕生月の火・木曜に55万円以上お買い物するような超ヘビーユーザーなら、年会費をペイすることも可能です。
しかし、大多数の方にとってはハードルが高いでしょう。代わりの候補について解説します。
※2023年11月1日(水)までに楽天プレミアムカードに入会していた方は、年会費について返金申し込みの手続きが可能
目次
楽天市場でのお買い物
まず楽天市場で利用するクレジットカードの代替候補について解説します。
楽天カード
楽天市場でのお買い物は、基本的に年会費無料カードでサブカードとしてもおすすめな楽天カードが第一の候補です(楽天カードの種類一覧)。
ただし、楽天市場でのショップポイントを除くと、SPUのカード利用に伴う還元率を合計しても、楽天銀行で給与受け取りがある場合でも2.5%、ない場合は2.3%にとどまります。
高還元のクレジットカード、お得なキャッシュレス決済を複数組み合わせた方が高還元になります。
クレカ→ANA Pay→TOYOTA Walletルートだと4%還元が具現化
上手く工夫すると、おすすめPay、おすすめキャッシュレス決済の活用で、4%還元を享受できます。
TOYOTA Walletはポイント3重取りが可能
TOYOTA Wallet(トヨタウォレット)というキャッシュレス決済のスマホアプリがあります。iPhoneもしくはAndroidスマホがあれば誰でも使えます。
iD、Mastercardタッチ決済、オンラインでのMastercard加盟店でのカード決済、QRコード決済(銀行Pay)、TS CUBIC Payを利用可能です。
楽天市場では、トヨタウォレットのMastercardバーチャルカード機能で支払えます。
主なメリット
- 5つのキャッシュレス決済を利用可能
- 1.0%のキャッシュバック(iD、QUICPay、オンラインでのMastercard決済、Mastercardタッチ決済、JCBコンタクトレスが対象)
- ポイント二重取りが可能
- 人気が高い電子マネーチャージもポイント還元の対象
- 初回特典で1,000円プレゼントのキャンペーン
最大のメリットは、電子マネーiD、Mastercardタッチ決済、インターネットのMastercard加盟店での決済で、1.0%キャッシュバックのキャンペーンが期間限定で実施されている点です。
現時点では、モバイルSuica、Apple PayのSuica、モバイルPASMOチャージもキャッシュバックの対象となっています。
Visa、Mastercardのクレジットカードでチャージできるので、お得なポイント二重取りが可能です。
クレジットカード→Kyash→TOYOTA Walletならポイント三重取りとなり、2.2%以上の高還元を享受できます。
代表例
- リクルートカード:合計2.4%
- PayPayカード:合計2.2%
- Orico Card THE POINT:合計2.2%
- 三井住友カード ゴールド(NL):最大3.2%(年100万円マイ・ペイすリボ利用時)※リボ未使用なら2.7%
- 三井住友カード プラチナプリファード:最大3.7%(年100万円マイ・ペイすリボ利用時)※リボ未使用なら3.2%
- エポスゴールドカード:年100万利用時は合計2.7%
- ANA VISAカード、ANA Mastercard:マイル+1.2%
- JALカードDC、JALカード TOKYU POINT ClubQ:マイル+TOYOTA Walletの還元(Kyashチャージは還元対象外)
MAATルートだと4%
無料のANA PayはVisaバーチャルカード機能があり、楽天市場での支払いに使えます。トヨタウォレットとの併用で高還元に昇華し、マイラーだけではなく現金還元希望の方にとっても有意義です。
Mastercardの三井住友カード ゴールド(NL)(最大2%)→au PAY(0.5%)→ANA Pay(0.5%)→トヨタウォレット(1.0%)だと合計4%還元です。頭文字を取ると「MAATルート」となります。
トヨタウォレットは、インターネットのMastercard加盟店での決済、電子マネーiD、Apple PayのSuicaやApple PayのPASMOへのチャージが可能です。
- 三井住友カード ゴールド(NL)→au PAY(最大2%のVポイント)※年100万利用&マイ・ペイすリボの繰り上げ返済を活用
- au PAY プリペイドカード→ANA Pay(0.5%)
- ANA Pay→TOYOTA Wallet(0.5%)※ANA Payで1マイル=1円で利用可能
- TOYOTA WalletでiD・Mastercardのネット払い・Apple PayのSuicaチャージ等(1.0%)
- 合計:4.0%
三井住友カード ゴールド(NL)は年会費無料で維持できるゴールドカードです。年間100万円の利用で年会費5,500円(税込)が翌年以降永年無料となります。
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
なお、エポスゴールドカード→MIXI M→ファミペイ→Apple PayのWAON→楽天ギフトカードのルートは封鎖されました。
楽天プレミアムカードの継続保有は年110万円か誕生月55万円の利用
楽天市場でのポイントUPのために、楽天プレミアムカードを継続保有する場合は、まずトヨタウォレットやANA Payの活用は嫌だというのが前提です。
その上で楽天市場にて、火曜・木曜に年110万円以上使うか、誕生月に55万円以上使えば年会費はペイできます。
ただし、ハードルは著しく高いです。
また、楽天プレミアムカードには、低コストインデックス投信の積立が1%になるメリットもあります。
しかし、楽天カードでも低リスクの投信「「東京海上・円資産バランスファンド(愛称:円奏会)」」が1%還元なので、即売りして得た現金でインデックス投信を買えばいいだけです。
もしこの作業に抵抗がある場合は、楽天カードより年3,000円還元が大きいので、損益分岐点は年80万円の楽天市場でのお買い物になります。
国際ブランド |
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電子マネー・Pay・NFC決済 |
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- ETC
- 家族カード
- 分割払い
- リボ払い
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- ショッピング保険
年会費(税抜) | 発行スピード | |
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本会員 | 家族会員 | |
10,000円 | 500円 | 最短3営業日 |
還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
1.0% | 0.5% (ANA・JAL) | 楽天ポイント |
- SPUにて楽天市場でポイント3倍~16.5倍
- プライオリティ・パスのプレステージ会員無料
- 楽天関連でお得な優待特典(選べる3つのコース)
- 抵コストインデックス投信の積立が1%
- 誕生月は楽天市場・楽天ブックスが+1%
- 充実の付帯保険、ハワイラウンジでは専用ゾーン
プライオリティパス
2025年1月1日(水)以降は、楽天プレミアムカードのプライオリティパスでは、ラウンジ・レストランの利用の無料回数が、無制限から年5回まで低下します。
楽天カードの公式リリースでは、「海外ラウンジ利用年間5回まで無料」と書かれていますが、国内のラウンジ・レストランも回数制限の対象です。
国内ではANAラウンジ、KAL Business Class Lounge、レストランなどを利用可能です(日本のプライオリティパスのラウンジ一覧)。
関東・中部・関西でぼてぢゅうを利用でき、セントレアでは温浴施設もあります。
- 成田空港 KALラウンジ (大韓航空搭乗時のみ)、くり田、ぼてぢゅう屋台、IASS希和、IASS虚空
- 羽田空港 TIATラウンジ
- 関空ANAラウンジ
- 関空ぼてぢゅう、カフェラウンジ NODOKA
- 中部国際空港セントレア(レストラン・ラウンジ・温浴施設)
成田・関空・中部を使う方は、年5回では到底足りないと言わざるを得ません。
代替候補としては、プライオリティパスが無料のクレジットカードが選択肢となります。
なお、エポスプラチナカードで年100万円使う方法は、最安値ではありません。
三井住友カード ゴールド(NL)をマイ・ペイすリボ利用で年100万円利用し、年会費無料のセゾンゴールドアメックスを保有する場合と比較すると、年4,000円損します。
セゾンローズゴールドアメックス、年会費優遇型セゾンゴールドアメックス
年1回の利用で年会費無料のセゾンローズゴールドアメックスは、年11,000円(税込)の追加料金でプライオリティパスのプレステージ会員になれます。
また、インビテーションや終了したカードの後継として、年会費無料でセゾンゴールドアメックスを保有できている方は、有料オプションでプライオリティパスのプレステージ会員になるのも選択肢です。
プライオリティパスの利用料は11,000円(税込)なので、年1回の利用でカード本体の年会費を無料にすれば、コストは年11,000円と楽天プレミアムカードと同一になります(セゾンローズゴールド・ゴールドアメックスは使い放題)。
なお、エポスプラチナカードは年100万円利用時に25,000円相当のポイントを得られて、20,000円(税込)の年会費を控除すると+5,000円です。
年会費無料で維持できるゴールドカードの三井住友カード ゴールド(NL)を、マイ・ペイすリボ利用で年100万円利用すると、約20,000円相当となり、実質無料セゾンゴールドアメックスの保有コストをマイナスすると約+9,000円となります。
したがって、エポスプラチナカードが最安値という言説は明白な誤りです。
ただし、普通にセゾンゴールドアメックスに申し込むと、カード本体も11,000円(税込)なので、合計コストは22,000円(税込)です。
無料インビテーションの機会がない方は、エポスプラチナカード、セゾンプラチナビジネスアメックス、三菱UFJカード プラチナアメックス、アメックスプラチナのどれかがおすすめとなります。
エポスプラチナカード
エポスプラチナカードは自己申込の場合は年会費30,000円(税込)です。ただし、一度でも年100万円以上利用したら、それ以降は2万円(税込)となります。
エポスゴールドカードを保有してインビテーションが届いた場合、年会費20,000円(税込)となります。
年収等の審査基準は厳しくなく、エポスゴールドカードを保有したうえで年100万円以上の決済を続ければインビテーションが届くと言われています。
ちなみにエポスゴールドカードは自分でも申し込めますが、エポスカードをメインカードとして使っていくと、エポスゴールドカードへのインビテーションが届きます。
エポスプラチナカードは年間100万円以上利用すると、年会費と同額の2万円分のボーナスポイントがもらえます(年間利用金額に応じたボーナスポイント詳細)。
ポイントの有効期限が既保有分も含めて無期限になり、お得な有効期限が無期限のクレジットカードの筆頭です。
主なメリット
- プラチナグルメクーポン(レストラン2名利用で1名分が無料)
- プライオリティ・パスのプレステージ会員
- 最高1億円の充実の旅行保険(国内外)
- VPCC(VISAプラチナコンシェルジュセンター)※エポスプラチナカードのコンシェルジュのレビュー
- Visaプラチナダイニング
- Visaプラチナトラベル(海外パッケージ旅行等が優待価格)
- 一休.comのダイヤモンド会員の体験(限定優待・プライベートセール)
- Visaプラチナゴルフ(国内外の名門コースの割引・優待)
エポスプラチナカードのグルメクーポンの内容は、三井住友カード プラチナのプラチナグルメクーポンと同一です。
年会費2万円で維持できるのに、年会費50,000円(税抜)の三井住友カード プラチナと同じコース料理1名分無料サービスを享受できるのはお得感があります。
エポスカードのオリジナル特典に加えて、VISAワールドワイドのVISAプラチナカードのサービスを利用できます。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは、リーズナブルなプラチナカードです。
年会費は20,000円(税抜)で、プライオリティパスの同伴者料金が楽天プレミアムカードより安いのがメリットです。
年間コスト20,000円(税抜)でプライオリティ・パスを保有でき、JALマイルが付与率1.125%で、コンシェルジュサービス、各種付帯特典も利用できます。
主な特典
- SAISON MILE CLUBでJALマイルが貯まりやすい(1.125%)※au PAYチャージ&利用なら合計1.375%
- プライオリティパス
- コンシェルジュサービス
- 優待サービス・entrée(オントレ)
- セゾンプレミアムセレクション by クラブ・コンシェルジュ
- セゾンアメックスキャッシュバック
- 充実の付帯保険
ビジネスという名前がついていますが、法人口座を引き落とし口座に設定できて、一部にビジネス向けのサービスがあるだけで、個人に対して与信されるので会社員でも申し込めます。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスも、お得な入会キャンペーンを開催しています。
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
夫婦でフライトする機会が多い方、家族もプライオリティ・パスを使う必要がある方は、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードが選択肢です。
年会費が22,000円(税込)とプラチナカードとしては安価で、家族会員の年会費は1名無料、2人目より1名につき3,300円(税込)とリーズナブルです。
プラチナカードのステータスに加えて、多種多様なサービスを受けられます。
主なメリット
- 家族会員も無料のプライオリティパス
- プラチナ・コンシェルジュサービス(電話・メール・LINEで依頼可能)
- プラチナ・ホテルセレクション from Concierge
- アップグレードサービス from Concierge
- プラチナ・グルメセレクション(コース料理1名分無料)
- 手荷物空港宅配サービス(往復無料)、コート預かりサービス
- スーペリア・エキスペリエンス(優待サービス)
- 充実の付帯保険
本会員に加えて家族会員のプライオリティパスのプレステージ会員が無料なので、これだけで年会費は元がとれてしまいます。
プライオリティパスがもらえるカードで最も低コストなのは楽天プレミアムカードです。しかし、こちらは家族会員が対象外です。
夫婦でプライオリティパスを使うならば、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは、楽天プレミアムカードと同じ年会費で持てます(どちらも年22,000円/税込)。
空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの中でもエッジが利いています。
コート預かりサービスは、冬に暖かい国・地域に海外旅行・出張する場合にとても便利で、私は愛用しています。
楽天プレミアムカードとセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスにはコート預かりサービス無料特典がありません。
手荷物空港宅配サービスは家族会員も対象。手荷物宅配は1回あたり2,000円程度の費用がかかることが多いです。
往復2名分の荷物を宅配すると、1回の海外旅行につき約8,000円分は得します。とてもコスパが良好です。
夫婦でプライオリティ・パスを利用でき、無料で世界中のラウンジが使い放題になるので、使わなくてもお得なクレジットカード、年会費を取り戻せるプラチナカードです。
公式サイト三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード 公式キャンペーン
TRUST CLUB プラチナVisaカード
三井住友トラストクラブが発行しているプラチナカードです。
年会費無料で維持することも可能、最大還元率1.93%という高還元のポイント、約270店舗のコース料理1名分無料、コンシェルジュ、プライオリティ・パス、手荷物無料宅配、コート預かりサービスが魅力的なカードです。
最高1億円の旅行傷害保険、国内外の航空便遅延費用保険、外貨盗難保険、バイヤーズ プロテクション、キャンセル プロテクションなど付帯保険も充実しています。
アメックスプラチナ
海外旅行・出張の頻度が多い方は、アメリカン・エキスプレスのプラチナ・カードも選択肢です。
同伴者も1名無料で、アメックスプラチナの家族カードもラウンジ無料なので、夫婦で保有すれば子供2人まで0円で使えます。
プライオリティパスの他、羽田空港のパワーラウンジプレミアムを使える希少なクレジットカードです。
また、アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクションで、アメックスのセンチュリオンラウンジなど世界中で空港ラウンジを利用可能です(例:香港のセンチュリオンラウンジ)。
さらに世界中のホテルで充実のベネフィットを享受でき、旅行・出張に役立ちます。
主なメリット
- ホテル・メンバーシップでホテルの上級会員資格が無条件で付与
- 年1回の無料宿泊特典「フリー・ステイ・ギフト」
- ファイン・ホテル・アンド・リゾートで世界1,500ヶ所以上で優待特典
- メンバーシップ・リワードのポイントはヒルトンのポイントに交換可能
「ホテル・メンバーシップ」では、通常では1年の間に対象ホテルに数十泊するなどの条件を満たす必要があるホテルグループの上級会員の資格が得られます。
ホテル名 | 会員名 |
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マリオットボンヴォイ | Marriott Bonvoyのゴールドエリート |
カールソン レジドール ホテルズ | ラディソンリワード プレミアム |
ヒルトン・ワールドワイド | ヒルトン・オナーズのゴールド会員 |
プリンスホテルズ&リゾーツ | プリンスホテル プラチナ会員 |
とりわけメリットが大きいのは、会員プログラム「ヒルトン・オナーズ」のゴールド会員です。
客室のアップグレード、無料朝食、+80%のポイント、レイトチェックアウトなどのベネフィット受けられます。
世界一のホテルグループであるマリオットボンヴォイのゴールドエリート、国内最大手のプリンスホテルプラチナも大きなメリットです。
また、アメックスプラチナはカード更新時に「フリー・ステイ・ギフト」によって、国内の対象ホテルに1泊できる無料ペア宿泊券が郵送されてきます。
年1回は無料で国内ホテルでのステイを楽しめます。
さらにファイン・ホテル・アンド・リゾートによって、世界1,500ヶ所以上の高級ホテルで上級会員のような特典を受けられます。
主なメリット
- 部屋のアップグレード ※当日の空室状況による
- アーリーチェックイン(12:00から)※当日の空室状況による
- レイト・チェックアウト(16:00まで)※予約時に確約
- 朝食サービス(2名分)
- 客室内のWi-Fi無料
ホテル・メンバーシップの上級会員資格の特典とも併用でき、高級ホテルを中心として、至れり尽くせりのベネフィットを享受できます。
トラベル関連の特典が優れており、ライフスタイルによっては最強のアメックスです。
アメックスのコンシェルジェの航空券手配については、クレジットカードの専門家・菊地崇仁さんも高く評価しています。
国内はもちろん海外の人気観光地であるハワイでも豊富なベネフィットを利用可能です。
得られる特典に鑑みると年会費を上回る価値があります。
国際ブランド |
---|
電子マネー・Pay・NFC決済 |
---|
- ETC
- 家族カード
- リボ払い
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ショッピング保険
- 航空便遅延保険
年会費(税込) | 発行スピード | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
165,000円 | 4人無料 | 約1週間 |
基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
1.0% | 0.8~1.0% | メンバーシップ・リワード |
- 4つのホテルの上級会員資格
- フリーステイギフトで年1回無料宿泊
- ハワイも対象のコース料理1名分無料サービス
- 充実の付帯保険(スマホ・家電・ゴルフ・個人賠償責任保険・返品・旅行キャンセルまで補償)
- アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション
セゾンゴールドアメックス
インビテーションや終了したカードの後継として、年会費無料でセゾンゴールドアメックスを保有できている方は、有料オプションでプライオリティパスのプレステージ会員になるのも選択肢です。
プライオリティパスの利用料は11,000円(税込)なので、年1回の利用でカード本体の年会費を無料にすれば、コストは年11,000円と楽天プレミアムカードと同一になります。
なお、エポスプラチナカードは年100万円利用時に25,000円相当のポイントを得られて、20,000円(税込)の年会費を控除すると+5,000円です。
年会費無料で維持できるゴールドカードの三井住友カード ゴールド(NL)を、マイ・ペイすリボ利用で年100万円利用すると、約20,000円相当となり、実質無料セゾンゴールドアメックスの保有コストをマイナスすると約+9,000円となります。
したがって、エポスプラチナカードが最安値という言説は明白な誤りです。
ただし、普通にセゾンゴールドアメックスに申し込むと、カード本体も11,000円(税込)なので、合計コストは22,000円(税込)です。
無料インビテーションの機会がない方は、エポスプラチナカード、セゾンプラチナビジネスアメックス、三菱UFJカード プラチナアメックス、アメックスプラチナのどれかがおすすめとなります。
ダイナースクラブカードは海外空港ラウンジが年10回無料
ダイナースクラブカードは、海外での空港ラウンジを年10回利用できます。
一般的には海外旅行の頻度は年1~4回程度という方が多いでしょう。
年10回で十分という方の場合、ダイニング・トラベル・ライフスタイル特典が充実しているダイナースクラブカードもおすすめです。
お得な入会キャンペーンを開催しています。
ダイナースは人生がもっと楽しくなる特典が満載であり、新しい地平へ雄飛できる機会を手に入れられます。一度使ったらもう手放せません。
私は入会前と入会後では、生活の豊かさが圧倒的に変わりました。サービスを利用したり、イベントに参加することで、それまでになかった体験が可能になっています。
ダイナースクラブはブランド名のルーツでもある「ダイニング」に設立当初から注力しており、卓越したダイニングのサービス・イベントが満載です。
日本の食文化の発展に寄与すると共に、会員の声に応えてくれる充実したサービスが魅力的です。本物のこだわりを持ち、ステータスを語るクレジットカードです。
ダイニング関連ではレストラン・ウィークというイベントを定期的に開催しており、美食がはかどります。
ダイナース会員は先行予約が可能だったり、ドリンクサービス等を受けられます。最大のイベントはフランスレストランウィークです。
実際にガラディナーに参加したところ、大満足のクオリティで幸せに包まれました。
春には銀座での多様なジャンルの名店がお得に楽しめる銀座レストランウィークが開催されます。
夏には全国のイタリアンがお得になるダイナースクラブ イタリアンレストランウィークも開催されています。「VIPremio Dining」というダイナース会員限定のプランもあります。
私はダイナースクラブに入会してカードをフル活用することで、人生の質が著しく向上しました。
TRUST CLUB プラチナ マスターカードとほぼ同じ「ダイナースクラブ コンパニオンカード」をサブカードとして無料で保有できます。
ダイナースクラブに加えてプラチナMastercardの特典を利用でき、二刀流で便利に支払えます。
コンパニオンカードでのApple Pay決済なら、Apple PayのSuicaへのチャージが1%還元となります(ダイナースクラブカードのApple Pay詳細)。
ダイナースクラブカードは幾多の特典があるハイ・クオリティーカードです(ダイナースクラブカードの種類)。特に大きいメリットは以下のとおりです。
- ダイナースグローバルマイレージで1%のANAマイル付与率(ダイナースクラブのポイント詳細)
- 年会費3千円のTRUST CLUB プラチナ マスターカードとほぼ同一のダイナースクラブ コンパニオンカードが無料
- 高級レストランにて2名以上のコース料理利用で1名分無料(エグゼクティブ・ダイニング)
- ポイントの有効期間が無期限(マイルも無期限で貯められる)
- 年10回まで世界1,000ヵ所以上の空港ラウンジが利用可能(日本国内では成田のKALラウンジもOK)
- 充実の付帯保険(旅行傷害保険、ショッピング・リカバリー)
- 豊富なダイニング・サービス(おもてなしプラン、料亭プラン、ダイナースクラブのお取り寄せ等)
- 手荷物無料宅配サービス
- デュカス優待、ハワイでの優待、便利なダイナースクラブ スマホアプリ、ダイナースクラブ チケットサービス
- 海外旅行先での24時間無料の電話サポート(日本語)
- 痒いところに手の届く充実の会員サポート「ダイナースクラブコールセンター」、ゴルフ優待、コナミスポーツクラブ優待
- ダイナースクラブ限定イベント(ダイニング、馬主体験、醍醐寺の観桜会、若手女子プロとのダイナースクラブ カップなど)
豊富なベネフィットに鑑みると、年会費を超える価値があると評価できます。
コース料理1名分無料サービスの利用可能店舗数は競合サービスと比較すると多く、ダイニングに強みがあるダイナースらしくなっています。
- ダイナース プレミアム エグゼクティブダイニング:約380店舗
- ダイナースのエグゼクティブダイニング:約280店舗
- 招待日和系のサービス(ゴールドダイニング、2 for 1 ダイニング、Taste of Premium等):約250店舗
- ビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポン:約200店舗
- JCBのグルメ・ベネフィット:約130店舗
- 三井住友カード プラチナのプラチナグルメクーポン:約100店舗
ダイナースクラブカードの具体的なスペック、審査の基準については以下で徹底解説しています。
ダイナースクラブはまさに「人生を彩るクラブ」であり、ダイナースクラブカードは本物のこだわりを語るステータスカードです(おすすめのダイナース一覧)。
年会費無料のクレジットカードが満ち溢れている中で、年会費は高いですけれども、生活に満足をもたらすステータスカードです。
保有して活用していくと、お得な特典で生活を豊かに彩ることができます。人生が眩い程に煌めきます。
公式サイトダイナースクラブカード 公式キャンペーン