2018年9月25日から楽天カードにアメックスブランドが登場しました。「楽天カード・アメリカン・エキスプレス・カード」という名前です。
一般の楽天カード、楽天PINKカード、楽天プレミアムカード、楽天ブラックカードでアメックスを選択できます。
楽天ANAマイレージクラブカード、楽天ゴールドカード、楽天ビジネスカードにはありません。
重要な論点は他の国際ブランドであるJCB、VISA、Mastercardと比較して、どのような違いがあるのかですね。この点、メリットがある一方で、デメリットも存在しています。
楽天カードアメックスの詳細、他の国際ブランドとの比較について、63枚のクレジットカードを保有した経験があり、年会費の最高額は118万円の専門家が徹底的に解説します。
机上の空論ではなく、実際に数多くのクレジットカードを実生活において徹底的に活用した経験を活かして2025年2月の最新の状況を分析しました。
公式サイト楽天カード・アメックス 公式キャンペーン
目次
アメリカン・エキスプレス・カード ブランド限定のメリット
楽天カード・アメリカン・エキスプレス・カードは、アメックスが提供している共通サービスを利用できるのがメリットです。
「ちょっとした特別な日も、もっとステキに」がコンセプトとなっており、アメックスらしいお得な特典・キャンペーンが満載となっています。
楽天カード・アメックスの年会費は、他の国際ブランドと同一なのでご安心ください。アメックスだからといって高くはありません。
楽天カードポイントプラスで独自の上乗せがあり、キャッシュバックを受けられる時期もあります。
また、アメリカン・エキスプレスならではのトラベル、ショッピング、ダイニング、エンターテインメントの優待特典を利用可能です。
楽天ブラックカードはプレミアムな優待サービス「entrée(オントレ)」も享受できます。
コンシェルジュはMastercard、JCBブランドとは異なるアメックス独自のサービスが用意されます。
アメリカン・エキスプレスが運営しているコンシェルジュを利用できる可能性があります。
アメックス・プラチナと比較するとクオリティが落ちる可能性がありますが、JCBと同様の使い勝手を期待できます。
ちなみにクレジットカードのプロ中のプロ・菊地崇仁さんは、おすすめのコンシェルジュとしてJCB、アメックスを挙げていらっしゃいます。
楽天カードポイントプラスの独自加盟店でポイント5倍
アメックスブランドの場合、楽天カードポイントプラスでの上乗せ(最大5%)で、独自の加盟店があるのが最大の利点です。
ただし、継続提供が確約されているわけではなく、「キャンペーン」という位置づけになっています。
30%キャッシュバック等のお得なキャンペーン
アメックスブランドの楽天カード限定で、お得なキャッシュバックキャンペーン「楽天カード キャッシュバック」を開催する時期があります。
アメックスオファー、セゾンアメックスキャッシュバックに類似したベネフィットです。
一例として2023年7月4日~12月31日は、イトーヨーカドー、大庄グループで30%キャッシュバックを受けられます。
それぞれ先着25万名限定で、上限はイトーヨーカドー500円、大庄グループ1,000円です(詳細)。
過去実績
- イトーヨーカドー30%
- 大庄グループ30%
- スシロー30%
- ミニストップ30%
アメリカン・エキスプレス・コネクト
アメリカン・エキスプレスのカード会員が利用できる優待特典の情報を、まとめて閲覧できるWebサイトがあります。「アメリカン・エキスプレス・コネクト」という名前です。
アメックスのプロパーカードだけではなく、楽天カードアメックスも対象です。
American Express Experiences、golfscape、エクスペディアでの割引、阪急メンズ東京での期間限定優待などの優待情報が一覧となっています。
すべての特典を一括でチェックでき、Amexが公式Twitterで流しているような情報をWebページで一元的に確認できます。
ジャパン・レストラン・ウィークは8/16まで!まだ予約可能なお店も多数ありますので、この機会に行きたかったあのお店に足を運んでみてはいかがでしょう? http://t.co/BtzcDUEUeP pic.twitter.com/CN8Ha1QJbV
— Amex Japan (@AmexJP) 2015, 8月 10
コネクトではホテルJALシティを優待料金でご提供。出張やご旅行の際にぜひご活用ください!まずはログイン #ビジネス http://t.co/fNhSjmWd2s pic.twitter.com/EEI44lv9Lr
— Amex Japan (@AmexJP) 2015, 8月 13
また、期間限定の優待・割引・特別なキャンペーン情報も掲載されています。ログインは不要で便利です。
使いやすいエクスペディアの優待が特に便利。海外ホテルが8%割引、航空券+ホテルが3,750円割引となります。
クーポンコードは「エクスペディアのアメックス会員限定ページ」にアクセスすると確認できます。
優待サービス「entrée(オントレ)」※楽天ブラックカード限定
「entrée(オントレ)」とは、エアライン、ダイニング、ホテル、スパ・エステ優待などで使える、アメックスの提携プレミアムカード会員限定の優待サービスです。
楽天ブラックカードは、オントレを利用できます。プレミアムカード以下の楽天カード・アメリカン・エキスプレス・カードはNGです。
他のクレジットカードではセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス等も利用可能です。
世界約1,200ヵ所のプレミアムホテルで、部屋のアップグレード、朝食サービス、$US50ホテルクレジット、アーリーチェックイン、レイトチェックアウトなどの優待サービスが受けられます。
オントレの国内ホテルの優待特典は、幅広い宿泊施設が対象です(ホテル一覧)。
国内の有名なラグジュアリーホテルから、コストパフォーマンスが高いミドルレンジのホテルまで揃っています。


ダイニングではシェフからのテーブルご挨拶、料金優待、会員特別コースメニュー、ウェルカムドリンクサービス、テーブル確保などがあります(ダイニング一覧)。
スパ、ショッピング(料金優待、購入商品配送サービスなど)、レンタカー、クルーズ、エステ特典(料金優待)でも優待があります(スパ・ショッピング一覧)。
また、Premium Hotel Previllage(プレミアム・ホテル・プリビレッジ)というサービスも利用可能です。
国内有名ラグジュアリー・ホテルの優待を受けることができます。対象ホテルは以下のとおりです。
- シャングリ・ラ ホテル 東京
- コンラッド東京
- ザ・リッツ・カールトン東京
- パーク ハイアット 東京
- ヨコハマグランドインターコンチネンタル
- 名古屋マリオット アソシアホテル
コンシェルジュデスクを通じて事前予約して、楽天ブラックカード・アメックスで支払う流れとなります(一覧)。
オントレ、プレミアム・ホテル・プリビレッジの内容の詳細については、以下にまとめています。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスに関する記事ですが、楽天ブラックカード・アメックスも同様に利用可能です。

ただし、オントレはプロパーカードのアメックス・プラチナの特典と比較すると内容は大きく見劣ります。

アメックスのプラチナ・カードは、類稀なプラチナ・エクスペリエンスが可能になり、白金の風が巻き起こります。
クレジットカードの真髄を極める垂涎のベネフィットを享受でき、得られる特典に鑑みると年会費を上回る価値があります。

アメックスの本社でのプラチナ・カードの説明会に参加して、プロダクトのご担当者、コンシェルジェの方に話を聞いたところ、実直で素晴らしく他にはない、唯一無二の魅力があると感じました。

各国際ブランドの共通点
楽天カードの発行会社は楽天カード株式会社であり、MastercardとVISAのプリンシパルメンバーです。
アメックスブランドはアメリカン・エキスプレス、JCBブランドはJCBと提携して発行しています。
年会費(無料)、ポイント還元率(一般加盟店1.0%・SPUで楽天市場では3倍~17.5倍)、貯まるポイント(楽天ポイント)など基本スペックは、どの国際ブランドでも同一です。
楽天カードで貯まる楽天ポイントは楽天市場・楽天ブックス・Kobo等で1ポイントから1ポイント単位で使えます。楽天トラベル・楽天GORAは100ポイント以上です。
また、楽天ポイントカードの機能で、マクドナルド、ミスタードーナツ、ファミリーマート、ポプラ・生活彩家、吉野家、すき家、ツルハドラッグ、サンドラッグ、大丸・松坂屋、apollostationなどのリアル店舗でも使えます。
スマホアプリ「楽天ペイ」を活用すると、セブン-イレブン・ローソン・ファミマ等のコンビニでも期間限定の楽天ポイントを消化できます。

楽天ポイントは電子マネーの楽天Edyとも交換可能。楽天Edyは利用可能店舗が日本最大級の電子マネーですので、現金同様で極めて便利です。
2018年9月27日支払い分からは、楽天カードの利用代金をポイントで支払える「楽天カード ポイントで支払いサービス」が開始しました。

「ポイントでデビット支払い」というサービスもあり、楽天銀行デビットカードの支払いに充当することも可能です。
1ヶ月あたりダイヤモンド会員は50万円、それ以外は10万円迄という上限がありますけれども、楽天カードが実質的に現金還元のクレジットカードと評価できるようになりました。
ちなみに楽天市場でのお買い物では、通常ポイントを使うよりも、楽天カードで決済してからポイントで支払った方がお得です。
SPUの楽天カード支払いの+2倍、楽天銀行引落しで最大+0.5倍が、楽天カード決済だと適用されるためです。例えば1万円支払った場合のポイントの差は以下のとおりです。
SPUの項目 | 楽天ポイント使用 | 楽天カード払い |
---|---|---|
通常ポイント(1倍) | 100 | 100 |
楽天カード利用による上乗せ(+2倍) | - | 200 |
楽天銀行引落し(最大+0.5倍) | - | 50 |
合計 | 100 | 350 |
なお、ポイントを利用代金に充当する手間も面倒な場合は、P-oneカード Standardなど、請求額から自動的に割り引かれる自動キャッシュバックのクレジットカードがおすすめです。

ユニークなところでは2017年8月26日から、楽天証券で楽天ポイントを使って投資信託を買えるようになりました。

また、楽天証券に口座がなくても投資が可能な「ポイント運用 by 楽天PointClub」もあります。

さらに、楽天PINKカードのクレジット決済で投信積立が可能で、最大1%の楽天ポイントを獲得可能。低コストインデックス投信は0.5%です(楽天ゴールドカードは0.75%、楽天プレミアムカードは1%)。
また、クレジット決済とは別に、月5万円まで楽天キャッシュで投信積立することも可能です。

楽天キャッシュでの投信積立では、楽天キャッシュの残高が設定した金額を下回ると、自動的に楽天カードでチャージする設定が可能です。
うっかり残高不足で買い付けられなかったという事態を回避でき、また楽天ポイントを獲得できます。
メールでも連絡が来るので、ユーザーフレンドリーです。
楽天ポイントが貯まる楽天カードは資産運用できるクレジットカードの筆頭です。投資ができるカードは類稀であり、一歩先に進んだ画期的なスペックを備えています。
楽天カードは旅行傷害保険も充実しています。利用頻度が高くて最も重要な疾病治療費用・傷害治療費用が200万円であり、内容が秀逸です。
また、海外旅行時に利用できる優待割引も豊富です。詳細は以下で徹底解説しています。


ハワイのワイキキ・アラモアナには楽天カード会員専用の「楽天カードラウンジ」があり、無料で利用できます。
日本語スタッフが常駐しており、ドリンク、60店以上で使えるクーポン配布、便利なアイテム貸出、手荷物預かり、無料Wi-Fiなど実用的なサービスが揃っています。

有効期限は最後のアクティベート(加算か減算)があってから1年であり、年1回以上利用していれば実質無期限です。
動物で例えると、長寿のシンボルである鶴や亀のようなポイントです。末永く貯めて使って活用していくことが可能です。お得な有効期限が無期限のクレジットカードの筆頭です。
デメリット
楽天カード・アメリカン・エキスプレス・カードには、他の国際ブランドにはない短所が存在しています。
ココに注意
- 海外で利用可能店舗が少ない
- Apple Payを利用不可
- 海外キャッシングが不可
デメリットは、利用可能店舗数がVisa/Mastercardと比較すると少ない点です。
日本国内はJCB加盟店でも原則として利用できることから、一部のアプリ決済やVisa/Mastercardのみという店舗を除いて幅広く利用可能です。
以前は楽天Kobo電子書籍ストアでの支払いにアメックスを利用できない時期がありましたが、現在は問題なく使えます。
アメリカ・カナダ(北米)も使える店舗は多いですが、その他の海外(特にヨーロッパは新興国など)では、アメックスが使えないお店も数多くあります。
また、Apple Payを利用できません。

更に、海外でキャッシングを利用できないため、海外ATMで現地通貨引き出しを利用できないのがデメリットです。使う場合はセディナカードが低コストでおすすめです。
その他、他の国際ブランドの特典を利用できない点がデメリットです(楽天カードの国際ブランドの比較)。以下、Mastercard、JCB、Visaの強みについてご紹介します。
Mastercardはアメックスにはないデザインが豊富
楽天カードにはスタンダードデザインの他、多様なデザインカードがあります。
しかし、Visaとアメックスはお買い物パンダデザインのみです。女性向けオプションを付帯できるPINKカードも同様です。

他方、MastercardとJCBは多様なデザインを選択できます。
JCB限定の特典
楽天カードにはJCBブランドもあります。JCBは以前はnanacoへのチャージで1%のポイントを得られましたが、2017年11月1日からは楽天ポイント付与の対象外となりました。

nanacoは固定資産税、自動車税、不動産取得税、国民年金、国民健康保険、所得税・住民税などを支払うことができます。おすすめの電子マネーであるnanacoについては以下で徹底解説しています。

ちなみにnanacoチャージで貯まるポイントの還元率で最高なのは、リクルートカード(JCB)の1.2%です。ヤフーカードは以前は1%だったものの、現在は0.5%です。
その他、nanacoチャージでポイントが貯まるクレジットカード、チャージの利用限度額、金券類の利用限度額を高くできるカードについては以下で徹底解説しています。

JCBもMastercard同様にオートチャージ以外はApple Payをフルに利用できます。また、お買いものパンダデザインの他、ディズニーデザインを選べます。

JCBはJCB PLAZA、海外での優待など、JCBカード共通の特典が充実しています。

楽天カードはApple PayでのSuicaチャージは楽天ポイントの付与対象外ですが、ANA JCBプリペイドカード経由なら還元率1%です。
なお、楽天ペイアプリ内で毎月キャンペーンにエントリーしたら、楽天ペイのSuicaチャージと同様に0.5%還元となります。
Suicaがポイント対象なのはビューカード以外では希少です。楽天カード(JCB)はApple Payでお得です。
楽天カード(JCB)からANA JCBプリペイドカードにチャージして、ANA JCBプリペイドカードをSuicaアプリに登録してチャージする形となります。
本人認証サービス「J/Secure」に登録していないとチャージできない点に留意が必要です。
2019年2月に可能なことを最終確認しています。Suicaがポイント対象なのはビューカード以外では希少です。楽天カードはApple Payでお得です。

ANA JCBプリペイドカードの残高が1,000円以上でないと、Suicaアプリに登録できないので注意しましょう。
また、ANA JCB プリペイドカードを会員専用WEBサービス「マイページ」に登録していないと、エラーが発生する場合があります。

使える店舗数はVISAに強み
楽天カードの場合、VISAブランドには独自機能はありません。Visaカード共通のキャンペーン・優待が使えるのみです。
ただし、世界的な加盟店数ではエッジ・優位性があります。地球上で幅広く使える圧巻の決済力があります。
日本を含む世界200以上の国と地域に、4400万カ所を超えるVisa加盟店が存在します。
JCB・アメックス・ダイナースクラブは海外では使えない加盟店も多く、結局サブカードとしてVisaかMastercardを持たざるを得ません。
事実、クレジットカードの売上高の世界シェアは、Visaが約39%で1位、Mastercardが約29%で2位です(NILSON REPORT 2023年5月)。VISAが圧倒的No.1となっています。
- Visa:38.73%
- Mastercard:28.97%
- UnionPay(銀聯):23.45%
- Amex:4.61%
- JCB:2.53%
楽天カードは数あるVISA/Mastercardの中でも、おすすめのVISAカード、おすすめのMastercardに位置づけられるハイ・クオリティー・カードです。
楽天カードの国際ブランドの変更は不可
なお、楽天カードはビューカード、リクルートカード等と同様に国際ブランドの切り替えはできません。変更する場合は解約&新規申し込みとなります。
既存の楽天カードを解約後、2~3営業日後に新規カードを申し込む流れとなります。ただし、新規申込みにあたっては審査が発生して、審査落ちのリスクがあります。
解約&新規申し込みの場合、入会キャンペーンは対象外となります。
楽天プレミアムカードなどの年会費が発生するカードも、新規カード発行での取扱いとなり、解約前のカードで年会費を支払い済であっても改めて年会費が発生します。
例えば、VISAブランドの楽天プレミアムカードを解約して、アメックスブランドの楽天プレミアムカードに申し込む場合、再び10,000円(税抜)の年会費がかかってしまいます。
新規での申込みとなるので、楽天e-NAVIの利用にはカードの追加登録の手続きが必要となります。
カードを解約すると、付帯している楽天ポイントカード機能は利用できなくなります。再申込の場合でも、新しく発行される楽天カードの楽天ポイントカード番号は、旧カードと異なる番号になります。
楽天カードに付帯しているEdyは、新しいカードに移行することはできません。既存の残高は使い切ってから処分しましょう。
端数が出る場合は、端数分は現金払いとすることができます。例えば支払いが785円でEdyの残高が582円の場合、203円は現金払いすればOKです。
まとめ
楽天カード・アメリカン・エキスプレス・カードは、その名の通りアメックスブランド の楽天カードです。
一般の楽天カード、楽天PINKカード、楽天プレミアムカード、楽天ブラックカードでアメックスを選択できます。
楽天ANAマイレージクラブカード、楽天ゴールドカード、楽天ビジネスカードにはありません。
楽天カード・アメックスの年会費は、他の国際ブランドと同一です。
楽天カードポイントプラスでの上乗せ(最大5%)で独自の加盟店があり、楽天カード キャッシュバックを利用できるのが利点です。
ただし、継続提供が確約されているわけではなく、「キャンペーン」という位置づけになっています。
アメリカン・エキスプレスならではのトラベル、ショッピング、ダイニング、エンターテインメントの優待特典を使うことができます。
アメックスブランド独自の優待特典・キャンペーンは、アメリカン・エキスプレス・コネクトにまとまっていて把握しやすいです。
楽天ブラックカードはプレミアムな優待サービス「entrée(オントレ)」も享受できます。
楽天カードには、JCB、VISA、Mastercardもあり、日本で人気が高い4つの国際ブランドをもれなくカバーしています。
各国際ブランドにはそれぞれ独自特典があります。それ以外の違いをまとめると下表のとおりです。
項目 | Mastercard | VISA | JCB | Amex |
---|---|---|---|---|
Apple Pay | ○ | ○ | ○ | × |
ポイント付与の電子マネー | 楽天Edy | ・楽天Edy ・ANA JCB プリペイドカード 経由ならモバイルSuica | 楽天Edy | |
使える店舗 | ◎ | ○ | ○ (一部ポイント5倍) | |
デザインカード (※) | △ | ○ | ○ | △ |
タッチ決済 | ○ | ○ | × | × |
Amazon | 0.2% | 1% | 1% | 1% |
独自キャッシュバック | × | × | × | ◯ |
※Visaとアメックスはお買いものパンダデザインのみ(企業提携は除く)
楽天カードの共通点・カードスペックの詳細については、以下で徹底的に解説しています。

楽天カードは、基本還元率は1.0%で楽天ポイントが貯まります。家族カードもあります。
SPUで楽天市場でのお買い物は3倍~17.5倍の高還元なのが魅力的です。家族カードもSPUのポイントUPの対象となるのでユーザーフレンドリーです。その他、多様なキャンペーンが充実しています。
多額のお買い物を行うと、SPUで大量のポイントが貯まるのでバリューが高いです。以下はなんと22,543ポイントを獲得した履歴です。
ETCカード利用時もポイントが得られます。ポイント付与対象外のお店はごく一部です。利用限度額は高いので、メインカードとしてガンガン使うことも可能です。
1回払い・ボーナス1回払いなら完全無料で利用できます(※締め日と支払日)。ただし、リボ払いの利用など、僅かに手数料や金利が発生する取引もあります。
楽天カードを保有して、SPUや各種キャンペーン・セールなどを活用していくと、恐ろしい程にザクザクと楽天ポイントが貯まっていきます。
私は楽天関連サービスの活用、キャンペーンによって、毎月大量の楽天ポイントを獲得しています。
2022年7月19日には会員全体で、楽天ポイントの累計付与ポイント数がなんと3兆ポイントに到達しました。
楽天カードは大人気となっており、提携カードを除いた自社発行ベースでの取扱高(2017年4~9月期)では、なんと三菱UFJニコスや三井住友カードを超えてシェア1位に躍り出ています。
楽天カードは旅行傷害保険も充実しています。利用頻度が高くて最も重要な疾病治療費用・傷害治療費用が200万円であり、内容が秀逸です。
また、海外旅行においても充実した特典が付帯しており、便利に活用できるクレジットカードです。


ハワイのワイキキ・アラモアナには楽天カード会員専用の「楽天カードラウンジ」があり、無料で利用できます。
日本語スタッフが常駐しており、ドリンク、60店以上で使えるクーポン配布、便利なアイテム貸出、手荷物預かり、無料Wi-Fiなど実用的なサービスが揃っています。

楽天カードは完全無料で維持できるにもかかわらず、お得なベネフィットが豊富です。しかも数千ポイントの楽天ポイントが得られるお得な新規入会&利用キャンペーンも開催しています。
楽天カードには、女性向けのオプションを付帯できる楽天PINKカード、カード利用でANAマイルを貯めることもできる楽天ANAマイレージクラブカードもあります。


格安ゴールドカードの楽天ゴールドカードは年会費が2,000円(税抜)で、誕生月は楽天市場・楽天ブックスの還元率が+1%、国内主要空港・ホノルル・仁川のラウンジが年2回無料というメリットがあります。

楽天カードと楽天ゴールドカードの比較については、以下で徹底解説しています。

ゴールドカードに相当する「楽天プレミアムカード」は、選べる3つのコースや誕生月特典があり、低コストインデックス投信の積立が1%です。
また、世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,400ヵ所以上の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスが無料になります。
空港ラウンジを使えるゴールドカードの一角であり、楽天関連サービスでの優遇が受けられるのがメリットです(楽天プレミアムカードの空港ラウンジ特典)。

プライオリティ・パスで世界中のラウンジを使えるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの中でもエッジが利いています。
楽天カードと楽天プレミアムカードの違いについては、以下で徹底的に比較しています。

楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードの相違点については、以下にまとめています。

楽天カードの種類は多様です。各カードの比較については、以下で精緻に分析しています。

実際に楽天カードを使い倒したところ、諸々の特典の賜物で大量の楽天ポイントを得られたのが嬉しかったです。

どの楽天カードもお得なベネフィットが豊富なハイ・クオリティー・カードです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「メインカード」として楽天カード、ゴールドカードとして楽天ゴールドカード、空港ラウンジがお得なカードとして楽天プレミアムカードを挙げられていました。

また、クレカの専門家・菊地崇仁さんも、おすすめの年会費無料カードとして楽天カード、ゴールドカードとして楽天プレミアムカードを挙げていらっしゃいました。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマも、楽天カードを高く評価しています。


2021年6月に入ってからは、幅広い組み合わせで異なる種類の楽天カードを同時保有することが可能になりました。
また、異なる国際ブランドやデザインカードを追加して2枚持ちできます。
