全国のローソンの店舗で2019年3月26日から、スマホ決済サービス「PayPay(ペイペイ)」を利用可能になりました。
ローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100で利用可能です。
キャンペーンで獲得したPayPayボーナスを便利なコンビニで消化できる点、ポイント二重取りが可能である点が特に大きなメリットです。
Apple Pay、おサイフケータイ、Google Payにはない利点があり、活用すると家計が頑健化してライフハックに資するサービスです。
ローソンでクレジットカード、電子マネー、各種バーコード決済、JCBプレモカード、クオカードに加えて、PayPay決済が導入されて、更に選択肢が幅広くなりました!
決済には多様な手段があり、どれが最もお得なのかが気になりますよね。ローソンでの決済方法の違いについて比較します。
ローソンの多様な決済方法はナイス
これまでローソンでは現金以外ではクレジットカード、電子マネー、各種プリペイドカードを幅広く利用可能でした。
クレジットカードは、Visa、Mastercard、JCB、アメックス、ダイナースの5大国際ブランドに加えて、インバウンドに対応して銀聯(UnionPay)にも対応しています。
世界6大国際ブランドを網羅しています。
便利な後払い方式の電子マネーでは、iD、QUICPay、Visa・Mastercard・JCB・American Expressのコンタクトレス決済に幅広く対応して質実剛健です。
事前チャージ型電子マネーにおいては、楽天Edy、WAON、JMB WAON、交通系電子マネーに対応しています。
プリペイド型(事前チャージ方式)の交通系ICカードは、特に利用者が多いでしょう。具体的には、Suica、PASMO、ICOCA、SMART ICOCA、TOICA、manaca、Kitaca、SUGOCA、nimoca、はやかけん等です。
iD、QUICPayを登録したApple Pay、Google Payも利用可能です。もちろん、モバイルSuica、Apple PayのSuica、Google PayのSuicaも同様です。
プリペイドカード等の分野では、JCBプレモカード、クオカード、国際ブランド搭載型プリペイドカードを利用可能。
名前 | 特徴 |
---|---|
Kyash Card | 還元率1%。VisaかMastercardなら大多数のクレジットカードでポイント二重取りが可能 |
ANA JCBプリペイドカード | 0.5%のANAマイルが付与。JCB加盟店で利用可能 ANA JCBカード、楽天カードやヤフーカード等のJCBならチャージ無料 |
au PAY プリペイドカード | auユーザーが利用可能。Mastercard加盟店で還元率0.5~5.5%。 au PAYチャージにおすすめのクレジットカードでポイント二重取りが可能 |
dカード プリペイド | Visa加盟店で0.5%のdポイント。ローソンではその他に3%還元。dポイントでチャージ可能 |
ソフトバンクカード | ソフトバンクユーザーが利用可能。Visa加盟店にて還元率0.5%でTポイントが貯まる。 |
JAL Global WALLET | カード利用でJALマイルを獲得可能。海外ATMでの現地通貨引き出し、クレジットカードでのチャージも可能 |
ANA VISAプリペイドカード | 0.5%のANAマイルが付与。Visa加盟店で利用可能。ANA VISAカード、ANA Mastercardならチャージ無料 |
エポスVisaプリペイドカード | エポスカード保有者が利用可能。ポイントをチャージしてVisa加盟店で利用可能。還元率0.5% |
オリコプリペイドカード | オリコカードのオリコポイントをチャージしてVisaかMasterCard加盟店で利用可能。還元率0.25% |
Payサービスでは、楽天ペイ、d払い、Origami Pay、LINE Pay、支付宝(Alipay)に対応しています。
ローソンは決済手段の多様化が進んでおり、高く評価できるクオリティでした。この度は新たに普及が進行しつつあるPayPayを導入します。
スマホ等のモバイル端末でアプリを起動して、決済用のバーコードを表示させることで、代金を支払うことができる仕組みです。
バーコード決済は、既存のキャッシュレス決済手段であるクレジットカード、デビットカード、電子マネー、国際ブランド搭載型プリペイドカード等には抵抗がある方に利用してもらう手段として着目されています。
PayPay決済のメリット
新しくローソンでPayPayを使えるようになるのは、複数のメリットが存在しています。
キャンペーンで獲得したPayPay残高を利用可能
PayPayのキャンペーンはお得となっており、大量のPayPayボーナス(残高)を獲得した方も数多くいらっしゃるでしょう。
貯まっている残高の使い道はPayPayを使えるお店での支払いが基本です。
これまでコンビニではファミリーマート、ミニストップ、ポプラ・生活彩家などが対応していましたが、今後はローソンでも利用可能になってファンタスティックです。
Yahoo!ショッピング、LOHACO、ヤフオク!、ソフトバンク等のボーナスで貯まるのも、期間固定TポイントではなくPayPay残高になりました。
ソフトバンクやワイモバイルのユーザーの方、Yahoo!ショッピングをよく使う方の場合、貯まるPayPay残高をリアルのコンビニで消化できるのが大きなメリットです。
PayPay残高には複数の種類があり、やや複雑となっています。各残高の違いについては、以下で比較しています。
ポイント二重取りが可能
ローソンが導入するPayPayのメリットは、利用によって0.5%のPayPayボーナス還元を享受できる点です。
また、クレジットカードを登録して、クレカ決済にてQRコード決済サービスで支払った場合、基本的にはポイントやマイル付与の対象となります。
利用が増えると改悪されて付与対象外となるリスクが高いですけれども、サービス開始からしばらくは付与対象でポイント二重取りができる傾向となっています。
訴求力の高いポイント二重取りが可能です。将棋において飛車だけよりは、飛車・角の方が強いのと同様に、ポイントも一つだけよりは二つ獲得できる方が嬉しいですね。
Yahoo! JAPANグループのヤフーカードの場合、PayPay利用で1%のTポイントと0.5%のPayPay残高を二重取りすることが可能です。
基本1%、Yahoo!ショッピングでポイント3倍とパワフルです。
nanacoチャージで0.5%のポイントも付くので、nanacoチャージ用のクレジットカードとしても活用できます。詳細は以下で精緻に分析しています。
実際に発行して使い倒したところ、諸々の特典の賜物で大量のTポイントを得られたのが嬉しかったです。Tポイントがお得に貯まるクレジットカードの筆頭です。
Yahoo! JAPANカードは加入で7,000円分のPayPayボーナスをプレゼントしています。
その他、お得なクレジットカードの入会キャンペーンが多数開催されています。
私はPayPayにラグジュアリーカードを登録しているのですが、しっかりとポイントを獲得できています。
この時期のラグジュアリーカードは1,000円あたり1ポイントが付与されます。海外分はポイント2倍。
571,183円を利用して574ポイント(3ポイントは海外利用分)を獲得できました。
PayPayで使えるクレジットカードは、VisaとMastercardの2種類です。
VISA、Mastercardのうち、おすすめのカードについては、以下で徹底的に解説しています。
クレジットカードが無くても使える
PayPayは銀行口座などからチャージすることが可能なので、クレジットカードがなくても利用可能です。
未成年の学生でも使えて、キャッシュレス決済が可能である点が大きなメリットです。
おサイフケータイやApple Payがないスマホで便利
PayPayはアプリをインストールできるスマートフォン・タブレット(Android・iOS)ならどれでも利用可能です。
OSの要件は厳しくなく、3~4年前のiPhone、Androidスマホでも利用できるアプリが大多数です。
おサイフケータイ/Google Pay、Apple Payがないスマホ、昔の端末をずっと使っている方は、モバイル決済手段が一つできることになります。
ちなみにローソンと同様にPayPayのスマホ決済を検討している店舗は、PayPay新規申し込みページから手続きできます。
店舗経営者の方はペイペイを導入して、キャッシュレス化の波に上手く乗ってビジネスを加速させちゃいましょう!
ローソンでの他の決済との比較
ローソンでPayPayが使えるようになりました。PayPayを使えるクレジットカードでポイント二重取りが可能でお得です。
しかし、キャンペーンの残高消化以外の日常シーンで重要なのは、果たしてPayPay払いが他のクレジットカードや電子マネー、金券と比較してお得なのかです。
この点、ローソンでは他にお得な決済方法があり、最強なのはau PAYでの決済です。
au PAYが「生活応援企画」を開催しており、2020年6月1日からローソン・ナチュラルローソン・ローソンストア100では高還元となります。
三太郎の日(3日・13日・23日)は、ローソンでの決済時にauユーザーは6%のPontaポイントを得られます。それ以外の日は一律で3%還元です。
終了日は未定なので、長く続くことが期待可能。意外なことにauユーザーでなくてもフルに利用できるので、万人にとって役立つPayサービスです。
au PAYへのチャージがポイント付与対象のクレジットカードを活用すると、訴求力の高いポイント二重取りが可能です。したがって、ローソンでは4.5%以上の還元率に昇華します。
クレジットカードのポイントと、au PAY利用時のPontaポイントのポイント二重取りが可能です。
WALLETポイントはau PAYにチャージして、プリペイドカードやスマホ決済で買い物に使えますので、現金同様の利便性があるのもポイントです。
最新のおすすめクレジットカード
- リーダーズカード:1.5%
- ヤフーカード:1.5%
- 楽天カード:1.5%
- Orico Card THE POINT:1.5%(入会から半年間は2.5%)
- エポスカード:1.0%
- エポスゴールドカード:最大2.0%(年100万円利用時)
- JQ CARD エポスゴールド:最大1.4%のマイル&0.5%
- ライフカード(Mastercard):誕生月は2.0%
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス:1.125%のJALマイル&0.5%
- マイレージプラスカード(セゾン):1.5%のマイル&0.5%
- ANA Mastercard:マイル&0.5%
- ANA東急カード:マイル&0.5%
- Amazonカード(クラシック/ゴールド):1.5%
- au PAY カード:1.0%
サブカードとして使いやすい年会費無料のクレジットカードでは、Yahoo! JAPANカード、楽天カード、オリコカード ザ ポイントが無条件で1%なので万人向けです。
ローソンでau PAYを活用すると驚異的な高還元に昇華します。
ローソン | チャージ時 | 利用時 (※) | 合計 |
---|---|---|---|
三太郎の日 (3日・13日・23日) | 1% | au契約者:6% その他:3% | au契約者:7% その他:4% |
その他 | 1% | 3% | 4% |
※ローソンでの上乗せ分(特別還元率-0.5%)は上限あり(1au IDあたり1ヶ月3,000ポイント)
飛行機に乗る機会がある方なら、マイルが貯まるクレジットカード、航空系クレジットカードがお得です。
JALマイルが貯まるクレジットカード、ANAマイルが貯まるクレジットカードの他、ダークホースとしてはマイレージプラスカードもバリューが高いです。
ローソンでは基本3%、その他は1%のPontaポイントに加えて、以下のマイルを獲得できます。
- ANAマイル:ANA Mastercard、ANA東急カード→マイ・ペイすリボの活用で1.3%
- JALマイル:セゾンプラチナアメックス→1.125%(セゾンクラッセ星6なら1.375%)
- ユナイテッド航空MileagePlus:マイレージプラスセゾンカード→1.5%
チャージする具体的方法については、以下をご参照ください。
au PAY以外でお得なのは、リクルートカードでチャージしたnanacoでクオカードを買い、ローソンでPontaを提示してクオカードでお買い物する方法です。
この組み合わせでなんと4.0%も得します。内訳はクオカードの割引1.8%+リクルートカードの1.2%+Pontaカード提示の1%です。
合計で4.0%もお得に買えるのは素晴らしいですね。ローソン以外のコンビニでもお得に買物できます。詳細は以下で徹底解説しています。
ただし、この方法は手間がかかります。dカードはカード払いするだけでOKです。ローソンでシンプルに高還元を実現できます。
これから新しくクレジットカードを作る場合は、dカードがローソンで最もお得なカードです。
ローソンがJCBと提携して発行している「おさいふPonta」ですと、決済の1%+Pontaカード提示の1%で合計2%還元となります。
Pontaポイントが貯まりやすいクレジットカードについては、以下で精緻に分析しています。
JALマイラーの方なら、JALカードでチャージしたJMB WAON決済がお得です。
WAONはチャージと利用で1.0~1.5%のJALマイルが貯まり、Pontaカードの提示で1%のPontaポイントを得られます。
2Pontaポイント→1マイルに2ポイント単位で交換できるので、JALマイルが合計で1.5%~2.0%還元となります。
1マイルの価値を2円と考えるならば、ショッピングマイルプレミアム加入時は4%還元です。
その他クレジットカードで普通に決済して、Pontaカードを提示するというシンプルな方法もあります。
年会費無料のおすすめクレジットカードについては以下にまとめています。
還元率が高いおすすめクレジットカードについては以下で丹念に分析しています。
飛行機に乗る機会がある方なら、マイルが貯まるクレジットカード、航空系クレジットカードがお得です。
JALマイルが貯まるクレジットカード、ANAマイルが貯まるクレジットカードの他、ダークホースとしてはマイレージプラスカードもバリューが高いです。
ポイントやマイルに興味がない方は、キャッシュバックのクレジットカードがお値打ち。ポイントを貯めて交換という作業も省きたい場合、自動キャッシュバックのクレジットカードだと手間フリーです。
クレジットカードの諸々のファクターに着目してランキングを作成しました。
高級カードになるとコース料理1名分無料サービス、空港ラウンジ、手荷物無料宅配、コート預かりなどの充実した特典が魅力的です。
おすすめのゴールドカードについては、ゴールドカードのランキングをご参照ください。年会費無料のゴールドカード、年会費が安い格安ゴールドカードもあります。
これらの中でも特に優れたゴールドカードは以下で丹念に論述しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめゴールドカードは以下でご紹介しています。
おすすめのプラチナカードについては、プラチナカードのランキングをご参照ください。その中でも特に特筆に値するカードは以下で徹底的に解説しています。
クレジットカードの頂点であるブラックカードについては、以下で精緻に分析しています。
数多くのブラックカードの中から日本で発行されているカードのランキングを以下にまとめました。
実際にブラックカードを活用したところ、お金では買えない類稀なエクスペリエンスが可能でした。
国際ブランドごとのおすすめクレジットカードについては、VISA・Mastercard・JCB・アメックス・ダイナースにまとめています。
多様な項目での最強のクレジットカード、その中で特にお得な一枚については、以下で論述しています。
日本有数のクレジットカードの専門家でいらっしゃる岩田昭男さんのおすすめクレカについては、以下で徹底的に解説しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめカードには、珠玉のクレジットカードが集結しています。
クレジットカードの作成が難しい場合や使い過ぎるという方は、デビットカードも候補となります。
年会費無料で基本還元率が最も高いデビットカードは、楽天銀行デビットカードであり、1%で楽天ポイントが付与されます。
JCBブランドは1種類、VISAブランドは楽天銀行ベーシックデビットカード、楽天銀行シルバーデビットカード、楽天銀行ゴールドデビットカードの3種類です。
イオン銀行のデビットカードは還元率0.5%でイオンでの5%OFFの特典があります。
現金還元を重視しており、ポイント還元ではなくキャッシュバックがいい場合は、ネット銀行だとソニー銀行の「Sony Bank WALLET」が候補となります。
優遇プログラム Club S のステージに応じて、利用額の0.5%~2.0%がキャッシュバックされます。上限は20万円/月です。
GMOあおぞらネット銀行のデビットカードは1円からキャッシュバックされて、ポイントを貯めて交換という手間が不要です。
還元率は一律で0.6%なので、Sony Bank WALLETだと還元率が0.5%になる方は、GMOあおぞらネット銀行の方が高還元です。
住信SBIネット銀行のVisaデビットカードはいつでも0.6%の還元で、会員制度スマートプログラムのランクアップに役立つのがメリットです。
Mastercardデビットカードであるミライノデビットは0.8%還元、ミライノデビット PLATINUMは1.0%還元です。
その他、おすすめのデビットカードの比較については、以下で徹底的に解説しています。