住信SBIネット銀行は、2016年1月から、利用状況に応じて様々な優遇が受けられる「スマートプログラム(略称スマプロ)」が開始しました。
取引状況に応じてランクが付与されて、上位ほど特典が充実。住信SBIネット銀行をかなり利用している方にとっては改善する一方で、ライトユーザーにとっては改悪となります。
その後は改善と改悪があり、スマプロランクを攻略することで、お得な銀行取引が可能です。
住信SBIネット銀行のスマートプログラムの内容、スマプロ対策についてまとめます。
目次
スマートプログラムとは
「スマートプログラム」とは、住信SBIネット銀行の商品・サービスをよく利用するほど、様々な優遇が受けられるプログラムとなります。
ATM利用手数料無料回数、他行への振込手数料無料回数はこれまで誰でも同じでしたが、今後は住信SBIネット銀行をよく利用している程に回数が増えます。
楽天銀行のハッピープログラムのような制度です。優良顧客ほどに優遇するのは世の常ですね。条件を満たすと以下の特典が得られます。
ポイントの加算
商品・サービスの利用状況に応じて、またはキャンペーンの特典として、ポイントが貯まります。
ポイント付与対象
- デビットカードの利用
- ミライノカード(JCB)の利用
- 外貨預金・仕組預金の月末残高
- 給与・年金の受取、定額自動入金サービス
- 口座振替(1件以上引落し)
- 外貨積立(月1万円以上積立で)
- 純金積立(月5,000円以上)
- キャンペーンの特典
貯まったポイントは、一定のポイント数に達すると1ポイント1円相当で現金へ交換することができます。また、40%の交換レートでJALマイルに移行することも可能です。
ランク制度による優遇
利用状況に応じて、ランク1からランク4までの4段階のランクの判定が行われ、以下の事項でランクに応じた優遇が適用されます。
- ATM手数料無料回数
- 振込手数料無料回数
個人が対象で法人は対象外。優遇内容の詳細は下表のとおりです。
項目 | ATM入出金手数料 | 他行宛振込手数料 |
---|---|---|
ランク1 | 月2回 | 月1回 |
ランク2 | 月5回 | 月5回 |
ランク3 | 月10回 | 月10回 |
ランク4 | 月20回 | 月20回 |
ランク2はスマート認証NEOの登録だけでOKで、ランク3もハードルは高くありません。
どのランクでもミライノカード(JCB)の利用、外貨預金・仕組預金の月末残高によって最大で月200ポイントを得られます。
ミライノカード ゴールドを持つとスマプロランクが2ランクUPします。年100万円の利用で年会費が無料になり、特典も充実していて質実剛健です。年会費無料のゴールドカードは稀有です。
なお、自行宛振込手数料、預入時のATM手数料はどのランクでも無制限に無料です。ボーナスポイントは500ポイント以上100ポイント単位で、1ポイント1円でキャッシュバックされます。
無料回数を使い切った後のATM手数料は1回100円(税抜)、振込手数料は1回あたり143円(税抜)です。
住信SBIネット銀行は、振込の際に振込者の名前を変更できる点、定期自動振込に対応している点にエッジ・優位性があります。
振込時にカード番号・注文番号・会員番号などを名前の前後に入れて振り込む必要がある場合には便利です。
また、個人口座から法人名義の証券口座に振込入金する場合も便利です。証券会社への振込は同じ名義の銀行から振り込む必要があります。
住信SBIネット銀行の場合、振込時に法人名を入力して振り込むと、個人の住信SBIネット銀行の口座から法人名義の証券会社口座に振り込めます。
また、「定期自動振込」の設定も可能です。振込先口座・金額・振込日(休日時の前後)を指定すると、毎月同じ金額を自動的に振り込むことが可能です。
住信SBIネット銀行はメガバンク等から定期的に口座振替(自動的に資金移動)することもできます。他の口座から住信SBIネット銀行に定期的に自動で資金移動するようにすると便利です。
その他、住信SBIネット銀行の詳細については、以下で徹底的に解説しています。

スマプロランクの判定条件と攻略法
毎月1日に、前々月の商品・サービスの利用状況に応じてランクが判定されます。ランクはWebサイトのログイン後ページに表示されます。
当月のランクは2ヶ月前の取引状況に基いて決まります。例えば、2017年8月のランクは、2017年6月の状況に応じて判定されます。ランクを確認できる判定チャートも用意されています。
各ランクの条件について順にまとめます。
ランク2
ランク2はスマート認証NEOを設定するだけでOKです。未設定の場合はランク1となります。
住信SBIネット銀行のスマートプログラムは複雑な要素がありますが、ランク2の達成は容易です。
ランク3
ランク3はスマート認証NEOの設定に加えて、以下3つのいずれかの条件に該当する場合に適用されます。
- 総預金の月末残高が300万円以上
- 総預金の月末残高が1,000円以上 かつ 住宅ローンを利用
- 総預金の月末残高が1,000円以上 かつ ロボアドバイザー資産運用残高100万円以上
- 総預金の月末残高が1,000円以上 かつ 以下の1~8の条件に3つ以上該当
1. 外貨預金(普通・定期)の月末残高あり
2. 仕組預金の月末残高あり
3. SBIハイブリッド預金の月末残高あり
4. カードローンの月末借入残高あり(50万円以上なら2商品分にカウント)
5. 目的ローンまたは不動産担保ローンの月末借入残高あり
6. 純金積立の引落しあり
7. 給与、賞与または年金の振込あり
8. デビットカードの利用金額が1万円以上(3万円以上なら2商品分にカウント)
9. toto・公営競技 月内入金2万円以上
総預金の月末残高が300万円以上なら自動的にランク3となります。
つまり、総預金の月末残高が30万円以上なら自動的にランク2となります。
総預金残高は、円預金(普通・定期)、外貨預金(普通・定期)、仕組預金、SBIハイブリッド預金の合計残高です。外国為替証拠金取引(FX)の証拠金等は含まれません。
300万円未満の場合は、残高が1,000円以上で、住宅ローンを利用しているか、ロボアドバイザー資産運用残高100万円以上か、1~9のうち3つの条件を満たす必要があります。
最も簡単な方法は、外貨預金、SBIハイブリッド預金、カードローンの組み合わせです。
外貨預金を1ドルして、SBI証券に口座を開設したら預け入れ可能なSBIハイブリッド預金(普通預金)に預け入れ、カードローンの残高が1円あれば条件を充足します。
1ドル(2025/1/1時点で157.72円)だけ外貨預金して、SBI証券に口座を開設したら預け入れ可能なSBIハイブリッド預金(普通預金)に預け入れたら条件を充足します。
その他で条件充足が容易なのは、給与・賞与・年金の振込か、デビットカードの利用実績1万円以上です。3万円の利用ならこれだけでクリアできます。
ただし、カードローンは信用情報機関に借入情報が記録されますし、1円の借入と返済を繰り返していると更新拒否のリスクがあります。これが気になる場合は、給与の受取かデビットカード1万円利用が簡便です。
住信SBIネット銀行のデビットカードの還元率は、還元率1.0%の楽天銀行のデビットカードより低くなっています。
Mastercardデビットカードであるミライノデビットは0.8%還元、ミライノデビット PLATINUMは1.0%還元です。
給与・賞与・年金のいずれかを住信SBIネット銀行で受け取れる場合は、外貨預金1ドル+SBIハイブリッド預金1,000円+受取で達成できます。簡単ですね。
下限は設けられていないので、給与が3万円でもOKです。一部の企業では2ヶ所以上の銀行に給与を分散して振り込める企業もあります。
そういう企業だと容易に達成できます。入出金明細に「給与」の記載が必要であり、単純な「振込」ではNGとなります。
デビットカードで1万円を使う手も考えられます。Amazonをよく利用する方であれば、Amazonギフト券(チャージタイプ)が便利です。
毎月1万円ずつ買えば、1万円使ったか否かをいちいち計算することなく、簡単に条件をクリアできます。いちいち毎月買うのは面倒なので、オートチャージを利用しましょう。
Amazonギフト券の「残高・利用履歴の確認」→「お客様のオートチャージ設定」の「オートチャージを設定する」→「定期的にオートチャージ」の順番で進みます。
オートチャージする額を1万円と設定して頻度は「毎月」として、開始日を指定してAmazonに登録した住信SBIネット銀行Visaデビットカードを選択して、「オートチャージ設定を保存」を選択すればOKです。
住宅ローン(フラット35)は、月内に口座内からの引落しがあることが条件です。フラット35以外は、月末借入残高ありで条件を満たします。
ランク4
ランク4はスマート認証NEOと、以下のいずれかの条件に該当する場合に適用されます。
- 外貨預金と仕組預金の月末残高合計が、500万円以上
- 外貨預金と仕組預金の月末残高合計が、300万円以上 かつ 住宅ローンを利用
ランク4の場合、「総預金」ではなく、「外貨預金と仕組預金」が対象である点に注意が必要です。
外貨預金と仕組預金はいずれも高コストで特典が吹き飛びかねないので、ランク4を狙って預金を入れるのには妙味がありません。
ミライノ カード GOLD保有だと最上位のランク4が容易でおすすめ
クレジットカードのミライノカード、ミライノカード Travelers Goldを保有すると、スマートプログラムが最大2ランクアップする特典が付帯します。
- ミライノカード:口座引落しでランクUPの条件に
- ミライノカード GOLD、プラチナ:+2ランク
JCBブランドには、一般カード、ゴールドカード、プラチナカードの3種類があります。

2018年にはMastercardブランドのミライノカードも発行開始しました。こちらは一般カードはスマートプログラムの対象外で、Travelers Goldは2ランクUPとなります。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「銀行がお得になるカード」としてミライノカードを挙げられていました。

また、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、おすすめの銀行がお得なカードとしてミライノカード GOLDを挙げていらっしゃいました。
ミライノカードはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているクレジットカードです。

ランク3をクリアする手順!ランク4の攻略方法も存在
少し工夫すると、スマプロランクは3~4の達成が容易です。
ランク3
SBIハイブリッド預金
SBIハイブリッド預金を使うには、まずSBI証券に口座開設する必要があります。口座開設・維持の手数料は無料で口座維持に費用は一切かかりません。
口座開設時に「住信SBIネット銀行、SBIハイブリッド預金、預り金自動スィープサービス」という項目がありますので、「申し込む」にチェックを入れます。

SBI証券は当サイト限定でお得なタイアップ・プログラムを実施しています。なんと3,000円分で、ネット証券としては破格の内容です。
口座開設と5万円以上の入金・SBIハイブリッド預金への振替だけで、3,000円分のAmazonギフト券がプレゼントされます。
口座開設時に以下の項目(無料)に申し込めば、SBI証券に入金するだけで自動的に振り替えられるので面倒な手間はありません。
SBI証券は1000万円までは銀行預金のような公的な保護(投資者保護基金)があるので安心・安全です。銀行預金と同じで万が一破綻しても保護されます。
SBI証券の口座開設・維持・入出金は無料です。まだ口座をお持ちでなければ、この機会にぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
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SBI証券の当サイト限定タイアップキャンペーン
口座開設後、SBI証券で1,000円を即時入金(ネットバンキングから入金)すればOKです。ログイン後、右上の「入出金・振替」から手続きします。
住信SBIネット銀行の「振替」画面で「代表口座-円普通」からSBIハイブリッド預金に1,000円を振り替えてもOKです。
出金口座は「代表口座-円普通」、振替先口座は「SBIハイブリッド預金」にして、振替金額に「1000」を入力して、確認ボタンを押しましょう。
外貨預金
外貨預金は、メニューバー中央にある「外貨・FX 純金積立」を押し、「外貨普通預金」を選択します。
次に「取引・為替レート」を選択して、「買付」を選択して購入すればOKです。最も低い金額で済むのは南アフリカランドです。
その他1つの条件をクリアすればランク3です。
頑張って月末残高を300万円以上にした場合はランク3にアップして、2021年4月からATM出金無料回数10回・他行宛振込手数料無料回数10回を確保できます。これだけあると余裕が出ます。
信用情報機関に借入情報が掲載されるのを許容できるならば、1円だけカードローンで借り入れても、ランク3に到達します。
クレジットカードの保有がランク4の裏ワザ
なお、ミライノカード ゴールドを持つとスマプロランクが2ランクUPして、誰でも簡単に最上級のランク4になります。実際に私もこの戦略で振込手数料無料を享受していますよ!
ただし、ミライノカード ゴールドは、2023年11月30日をもって入会受付を終了。ランク4を維持したい場合、それまでに申し込みましょう。
年100万円の利用で年会費が無料になり、特典も充実していて質実剛健です。年会費無料のゴールドカードは稀有です。
スマリボを設定して年1回使うだけで年会費が無料になるので、コスト0円で簡単に住信SBIネット銀行の最上位であるランク4を維持できます。
2021年4月の改悪と改善
ランク2以上はスマート認証NEOが必須
2021年4月1日以降、ランク2以上になるためには、認証機能「スマート認証NEO」の登録が必須条件となります。
ミライノカード保有者も含めて、未登録の場合は強制的にランク1にダウンします。
「スマート認証NEO」は、アプリ「住信SBIネット銀行」とスマートフォンに登録された本人確認情報を紐づける認証機能です。
生体認証もしくはPINコードで認証することになり、パスワードと比較してより安全かつスムーズに取引できます。
スマート認証NEOは不正利用の抑制にもつながり、完全無料で利用できます。
初期の手間が発生するのはデメリットですが、サクッと簡単に手続きでき、負担感は僅少です(スマート認証NEOの登録方法)。
ATM入金手数料が改悪、出金手数料と振込手数料が改善
ランクごとのATM手数料の無料回数では、入金が無制限で無料でなくなり、出金手数料と共通の無料回数が適用されます。
ただし、ランク3以上の場合は最大のATM出金無料回数が増えます。また、ランク2以上なら他行宛振込手数料の無料回数がUP!

2018年6月の改悪と改善
ランク4のボーナスポイント終了が改悪
2018年5月まではランク4だと50ポイントがもらえました。しかし、2018年6月からはボーナスポイントの付与が終了します。
これはランク4を維持している方にとっては改悪となります。ランク3までの方は無関係です。
ボーナスポイントの対象が追加
住信SBIネット銀行は、スマプロポイントをボーナスで得られるサービスを提供しています。このボーナスポイントの対象が2つ新しく加わりました。
- 外貨預金と仕組預金の月末残高合計が300万円以上:毎月100ポイント
- ミライノ カード(JCB)の月内引落金額合計5万円以上:毎月100ポイント
2018年7月の状況に応じて、2018年8月から新規で最大で毎月200ポイントを更に獲得できるようになります。ランク1~4共通の内容です。
ミライノカードのボーナスポイントはJCBのみ対象です。一般カード、ゴールドカード、プラチナカードで共通です。

ミライノカード(Mastercard)、ミライノ カード Travelers Goldは対象外となります。
月末残高1,000円以上という条件が廃止
改定前はランク2とランク3で「総預金の月末残高が1,000円以上」という条件がありましたが、改定後はそれがなくなります。ランク4の条件は変更がありません。
ミライノ カード Travelers Goldは2ランクUP
2018年に新しく募集開始した「ミライノ カード Travelers Gold」に入会して、住信SBIネット銀行を引落口座に設定すると、スマプロランクが+2ランクとなります。
一般カードのミライノ カード(Mastercard)はランク判定の対象外です。
月末時点の引落口座設定状況により判定されます。月内に入会済みでも設定が間に合わなかった場合、その月は対象外となります。
2018年6月の状況に応じて、2018年8月よりランクに反映されます。
2017年4月の改善
住信SBIネット銀行のスマートプログラムは2017年4月に大幅な改善が発表されました。
ボーナスポイントの拡大
これまではボーナスポイントがもらえるのは最上級のランク4のみでしたが、給与受取、口座振替(銀行引落し)等の取引でポイントがもらえるようになりました。
- 給与の受取、年金の受取、定額自動入金サービスのどれか:30ポイント
- 1件以上の口座振替(銀行引落し):5ポイント
- 外貨積立(月1万円以上):10ポイント
- 純金積立(月5千円以上):10ポイント
一ヶ月あたり最大55ポイント(年間660ポイント)が得られます。外貨預金・仕組預金の月末残高と合わせて、毎月最大3,060ポイントを獲得できます。
毎月、前月の利用実績や残高に応じてポイントを得られます。着実な還元を享受することが可能になります。実際に私は毎月の定額自動入金で年360ポイントを獲得しています。
給与・年金受取は入出金明細に「給与」、「賞与」、「年金」のいずれかの記載のある入金が対象です。「振込」扱いで振込まれたら対象外となります。
ポイントを獲得するにはポイントサービス規定への同意が必要です。
ポイントの利用手続きが完了しているかの確認は、WEBサイトにログイン後、右側に表示されている「スマートプログラム」の欄を見ればOKです。
ポイントを利用していない場合は「ポイント未利用」と表示されます。以下のいずれかの方法により、規定に同意しましょう。
- Visaデビット付キャッシュカードへの切替
- ポイントサービス規定への同意
給与や年金を他の銀行で受け取りたい場合でも、定額自動入金サービスを利用すればいいので簡単にクリアできます。
定額自動入金サービスとは、毎月決められた日に設定した金額を、他の銀行などの金融機関から住信SBIネット銀行に自動的に移すサービスです。
他にメインバンクがある場合、月1回そこから住信SBIネット銀行に1万円移すだけで30ポイントを獲得できます。
ランクアップが容易に
ランク判定条件の基準が下がったこと、対象商品が追加されたことで、より簡単に上のランクに届きやすくなりました。
最大の改善点は、総預金残高によるランク2へのアップ条件が「月末残高100万円以上」から「月末残高30万円以上」に引下げられたことです。ハードルが格段に下がりました。
4月の状況に応じて6月からランクアップに反映されます。
また、 Visaデビットカードの判定条件が「利用1万円以上」で1商品だったのが、「利用3万円以上」だと2商品分をクリアするようになりました。同様にカードローンの残高が50万円以上だと、2商品分のカウントになりました。
更に、 totoやJRAなど公営競技の利用、ロボアドバイザーによる資産運用も判定条件に追加されました。ロボアドバイザーはウェルスナビ、テオの2つが対象です。
2017年4月3日に発表された改善後のスマートプログラムの条件概要、新しい箇所は以下のとおりです。
ちなみにこれまでの制度内容は以下のとおりでした。
住信SBIネット銀行のスマプロプログラムまとめ
住信SBIネット銀行のスマートプログラムの導入は、まとまった預金を預け入れていたり、住宅ローン等の契約をしている方にとってはメリットが有ります。
2015年9月の改定は、1ヶ月あたり振込手数料3回まで無料の特典だけを利用していたようなユーザーにとっては大改悪となる内容です。
もちろんロイヤルカスタマーを優遇するのは当然の話です。これまでがライトユーザーにかなり太っ腹だったのは事実です。
利益を生まない契約者への優遇が縮小されるのはやむを得ないでしょう。残念です。
今後は無条件で振込手数料が無料となるのは、1ヶ月あたりたったの1回となりました。ATMの入出金手数料は2回だけです。
ただし、外貨預金を1ドルして、SBI証券に口座を開設したら預け入れ可能なSBIハイブリッド預金(普通預金)に1,000円預け入れればランク2となります。
これまで通り振込手数料は簡単に無料にできます。ランク2なら月5回、ランク3だと月10回無料です。ランク2の場合、ATM手数料が無料なのは5回までとなってしまうのがマイナス点です。
外貨預金1ドル・SBIハイブリッド預金1,000円に加えて、更にカードローンの残高が1円あればランク3となり、振込手数料・ATM手数料が月10回まで無料となります。
ミライノカード GOLDを保有すると一気に2ランクアップします。ランク4が現実的なものとなります。2017年4月の改善ではより一層、上のランクをクリアしやすくなりました。
こういう作業が面倒で振込手数料が月1回では足りない場合は、住信SBIネット銀行だけではなく、他のネット銀行を活用しましょう。
GMOあおぞらネット銀行、ソニー銀行、SBI新生銀行、楽天銀行のハッピープログラム、東京スター銀行、auじぶん銀行などが有力候補です(おすすめのネット銀行)。

改悪がありましたが、SBI証券に口座開設して1,000円SBIハイブリッド預金へ預け入れて、1ドル外貨預金をすれば、振込手数料はこれまで通りの無料回数をキープできます。
住信SBIネット銀行は実際に数多くの賞を受賞しており、客観的に高く評価されています。
日本経済新聞の第13回金融機関ランキングでは、顧客満足度総合ランキングで第4位、ネットバンキング部門で2位に入っています。
日経の金融機関ランキングは約4,000名の個人に対する調査に基づいており、住信SBIネット銀行は客観的に高く評価されています。
SBI証券の口座開設・維持手数料は無料で口座維持に一切費用はかかりません。入金・出金手数料も無料です。現在、SBI証券は当サイト経由キャンペーンを行っています。
口座開設・維持・入出金は無料です。まだ口座をお持ちでなければ、この機会にぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
↓
SBI証券の当サイト限定タイアップキャンペーン
口座開設・キャンペーンの手順については、以下にまとめています。

住信SBIネット銀行はお得なキャンペーンにエッジ・優位性があります。
