ミライノデビットというMastercardデビットカードが2019年4月1日から発行開始し、2022年3月には名前が「デビットカード(Mastercard)」とシンプルになりました。
住信SBIネット銀行のキャッシュカードとデビットカードが1枚になった便利なカードです。
日本における初のマスターカードのデビットカードで、一般カードは年会費が無料で還元率0.8%なのがメリットです。
還元率1%、世界中の空港ラウンジが使えるラウンジキー、コース料理1名分無料サービスの「ダイニング by 招待日和」、スマホ保険など充実の特典が付帯する「プラチナデビットカード(Mastercard)」もあります。
マスターカードのミライノ デビットのメリット、デメリット、お得な使い方について、注意点を完全網羅してわかりやすく徹底的に解説します。
目次
ミライノ デビット(Mastercard)とは
ミライノデビットは、住信SBIネット銀行に普通預金口座を持っている15歳以上(中学生を除く)の個人の方なら誰でも利用できます。
原則として、入会時にクレジットカードのような審査はありません。ただし、所定の確認は行われます。
ブラックリストに載っていたり、暴力団などの反社会組織に属している場合などは、発行できない場合があります。
ミライノ デビットを作成する場合、住信SBIネット銀行の普通預金口座が必要になります。
住信SBIネット銀行に口座開設する場合は、SBI証券との同時開設をおすすめします。
SBI証券は当サイト限定でお得なタイアップ・プログラムを実施しています。なんと3,000円分で、ネット証券としては破格の内容です。
口座開設と5万円以上の入金・SBIハイブリッド預金への振替だけで、3,000円分のAmazonギフト券がプレゼントされます。
口座開設時に以下の項目(無料)に申し込めば、SBI証券に入金するだけで自動的に振り替えられるので面倒な手間はありません。
SBI証券は1000万円までは銀行預金のような公的な保護(投資者保護基金)があるので安心・安全です。銀行預金と同じで万が一破綻しても保護されます。
口座開設・維持・入出金は無料です。まだ口座をお持ちでなければ、この機会にぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
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キャッシュカード機能があり、全国の提携ATMでこれまでの住信SBIネット銀行のキャッシュカードと同様に入出金などが可能です。
また、Mastercardデビット機能を搭載しており、決済に便利に利用可能です!
Visaデビットカード、JCBデビットカードはこれまでありましたが、マスターカードのデビットカードは日本初となります。
国際ブランドはMastercardであり、世界中で加盟店が多いのがメリットです。世界210カ国以上に4,330万ヶ所以上もあります。
地球上で幅広く使える圧巻の決済力があり、一枚で世界中を飛び回れます。
JCB・アメックス・ダイナースクラブは海外では使えない加盟店も多く、結局サブカードとしてVISAかMastercardを持たざるを得ません。
事実、クレジットカードの売上高の世界シェアは、Visaが約39%で1位、Mastercardが約29%で2位です(NILSON REPORT 2023年5月)。
- Visa:38.73%
- Mastercard:28.97%
- UnionPay(銀聯):23.45%
- Amex:4.61%
- JCB:2.53%
- DinersClub/DISCOVER:1.72%
Visaブランドの住信SBIネット銀行デビットカードとの比較は以下にまとめています。
デビットカードですので、利用代金は口座から即時に引落されます。口座の残高の範囲内で利用できます。
支払方法は1回払いのみです。継続的に支払う料金(毎月の保険料の支払い)など、ごく一部に使えないサービスや店舗もあります。
- 公共料金(電気、ガス、水道)
- NHK
- 固定電話・携帯電話
- プロバイダー利用料、コンテンツ利用料
- CATV視聴料、有線放送視聴料
- 生命保険、損害保険
- 新聞購読料
住信SBIネット銀行の外貨普通預金口座(米ドル)を持っている場合、米ドルによるカードショッピングも可能です。
外貨預金は米ドルの為替手数料が4銭なので、事前に米ドルにしておけば低コストでカードショッピングできます。
2016年1月26日まで発行されていたキャッシュカードでは、裏面に重要な設定変更などの際に必要な認証番号が記載されていました。
Visaデビット付キャッシュカードの方は、裏面はサイン欄などですので、認証番号が書かれた「認証番号カード」が別に送られてきます。
年会費
一般カードのミライノデビットの発行手数料は無料、年会費も無料です。
Visaブランドの住信SBIネット銀行Visaデビット付キャッシュカードと同様に、コスト0円で活用できるのが大きなメリットです。
プラチナカードのミライノ デビット PLATINUM(Mastercard)は、年会費10,000円(税抜)です。
家族カード、ETCカードはありません。クレジットカードのミライノカード(JCB)にはETC、ミライノカード(Mastercard)なら家族カード・ETCの両方が存在しています。
家族カードとETCが必須という方は、クレジットカードが発行可能ならそちらをおすすめします。
JCBブランドは3種類、Mastercardブランドは2種類のミライノカードがあり、スペックが良好なミライノカード、ミライノカード GOLDがおすすめです。
デビットカードの中ではお得なポイントプログラム
ポイント還元率は0.8%
ミライノデビットを利用すると、月間合計利用額1,000円ごとにスマプロポイント8ポイントを得られます。
スマプロポイントは2つの使い道があり、現金同様で使い勝手が抜群に良好です。
交換先 | 交換レート | 交換単位 |
---|---|---|
キャッシュバック | 1ポイント→1円(100%) | 500ポイント以上100ポイント単位 |
JALマイル | 1ポイント→0.4マイル(40%) | 500ポイント以上100ポイント単位 |
街での買い物でもネットでもポイント還元率は0.8%であり、デビットカードの中では高還元です!
住信SBIネット銀行のVisaデビットカードの0.6%より0.2%高く設定されています。
楽天銀行デビットカード(JCB)、楽天銀行ベーシックデビットカードの1%と比較すると低いものの、これらのデビットカードで得られるのは楽天ポイントです。
楽天ポイントに関心がなく、現金やJALマイル還元の方がいい場合は、ミライノ デビットは有力な選択肢となります。
プラチナデビットカードのミライノ デビット PLATINUMの方は還元率が1.0%であり、一般カードよりも0.2%高くなっています。
有効期限
ミライノ デビットで貯まるスマプロポイントの有効期限は、ポイントを獲得した月の翌々年度3月末となっています。年度は4月1日〜翌年3月31日です。
最短で約2年、最長で約3年となります。具体例を挙げると以下の通りとなります。
- 2022年4月1日に得たポイント→2025年3月31日まで有効
- 2023年3月31日に得たポイント→2025年3月31日まで有効
- 2024年4月1日に得たポイント→2026年3月31日まで有効
アメックスのポイント、ダイナースクラブカードのポイント、セゾンカードの永久不滅ポイントなど、一部には有効期限を無期限にできるポイントがあります。
こうした情勢下において、確かにスマプロポイントに有効期限があるのはデメリットです。
しかし、有効期間は2~3年と長めなので、失効することなく交換に必要な500ポイントを貯められる方が大多数です。
デビットカードの利用だけではなく、スマートプログラムの活用で、ザクザクとポイントを獲得できます。
給与受け取りか定時入金サービスで毎月30ポイントを得ているだけで、2年で720ポイントを貯めることが可能です。
これだけでポイントを無駄にすることなく有効活用することが可能です。住信SBIネット銀行のスマプロポイントは家計に優しいポイント・プログラムです。
JALマイルを貯めるデビットカードとしても良好
500スマプロポイントを200JALマイルに交換できるので、マスターカードのミライノデビットはJALマイル還元率が0.32%となります。
マイルは価値にレバレッジがかかるのが魅力的ですね。1ポイントの価値が数円に昇華します。
国内線特典航空券だと1マイルの価値が1.5~2円程度、国際線のビジネスクラスで利用すると1マイル2.5~5円程度、ファーストクラスだと7~16円程度に跳ね上がります。
ちなみにリアルの一般加盟店でJALマイルが貯まりやすいのは、還元率1.25%のマリオットアメックスプレミアム、還元率1.125%のセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスです。
JALカード Suica CLUB-Aゴールドカードは年間100万円利用すると約0.33%のJALマイルに交換できるJRE POINTを得られるので、年100万円ぴったり使った時は約1.33%還元となります。
JAL航空券、ファミリーマート・イオン・マツモトキヨシ等のJALカード特約店ではJALカードがお得です。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのゴールドカードとしてJALカード TOKYU POINT ClubQを挙げていらっしゃいました。
JALカード TOKYU POINT ClubQは、クレジットカードのレジェンドも高く評価しています。
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムについては、クレジットカードの専門家である岩田昭男さんも高く評価しており、おすすめのアメックスの筆頭に挙げています。
お得にホテルに宿泊できて家計が頑健化します。トラベルを豊かに彩ることができます。
また、菊地崇仁さんも、おすすめのアメックス、マイル・航空系カードとして挙げていらっしゃいました。
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
私はプライベートで4名のアメックス社員の方とお会いしたことがあります。そのうち2名が現マリオットボンヴォイアメックスプレミアムを持っていました(1名はアメプラ)。
アメックス社員の方が自社カードの中でもとりわけ高く評価しており、自腹で保有している程の魅力があります(アメックス社員に人気のクレジットカード)。
また、特筆に値するのは、ライバルのクレジットカード会社の社員も持っている方が多い点です。
スマートプログラムのランクUPに役立つ
ミライノデビットは、住信SBIネット銀行の「スマートプログラム」のランク判定対象商品となります。
ミライノ デビットの月末時点の確定金額
- 合計1万円以上:1つカウント
- 合計3万円以上:2つカウント
スマートプログラムは、前月末の状況に応じて翌月の手数料無料回数が決まる制度です。
前月末の状況に応じて翌月の手数料無料回数が決定し、なんと最大で20回も無料になるのはエッジが効いています。
項目 | ATM入出金手数料 | 他行宛振込手数料 |
---|---|---|
ランク1 | 月2回 | 月1回 |
ランク2 | 月5回 | 月5回 |
ランク3 | 月10回 | 月10回 |
ランク4 | 月20回 | 月20回 |
若年層優遇の制度もあり、30歳未満だと無条件でランク2となります。ランク3以上の判定条件は30歳以上の方と同一です。
ミライノデビットを持つと、スマプロランクのUPに役立ちます。
取引状況に応じて手数料の無料回数が決まり、ランク2(ATM月5回・他行宛て振込月5回無料)までは容易に達成可能です。
住信SBIネット銀行はまずSBI証券に口座開設して、その後にSBI証券の会員サイトから申し込むのがおすすめです。
こうすれば当サイト限定のSBI証券のタイアップ・プログラムを利用でき、3,000円分のAmazonギフト券がもれなくプレゼントされます。
口座開設と5万円以上の入金・SBIハイブリッド預金への振替だけで、3,000円分のAmazonギフト券がプレゼントされます。住信SBIネット銀行との同時口座開設も可能です。
口座開設時に以下の項目(無料)に申し込めば、SBI証券に入金するだけで自動的に振り替えられるので面倒な手間はありません。
SBI証券は1000万円までは銀行預金のような公的な保護(投資者保護基金)があるので安心・安全です。銀行預金と同じで万が一破綻しても保護されます。
口座開設・維持・入出金は無料です。まだ口座をお持ちでなければ、この機会にぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
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当サイト限定タイアップ特典で住信SBIネット銀行と同時口座開設
口座開設・キャンペーンの手順については、以下にまとめています。
海外で便利な仕組み
円・米ドルの2通貨決済が可能
ミライノデビットは、1枚のカードで「円」・「米ドル」2種類の通貨による決済が可能です。
米ドルによるショッピングを利用する際、住信SBIネット銀行の外貨預金口座(米ドル)から支払えます。海外事務手数料は2.50%(非課税)です。
外貨預金残高が不足している場合は、自動的に円貨による支払いに切替わり、為替コストが発生します。
Mastercardの定める為替レートに2.50%(非課税)の海外事務手数料を上乗せしたレートで円貨換算されます。
住信SBIネット銀行の外貨預金は、ドル円の為替コストは4銭(1ドル115円換算で約0.035%)とリーズナブルなので、あらかじめ円預金を外貨預金に交換しておくと低コストです。
ドル以外の通貨で決済した場合は、自動的に円貨決済となります。
デビットカード海外事務手数料優遇プログラム
米ドルによるショッピング利用の際に米ドル決済を指定すると、海外事務手数料2.5%分が年間30回までスマプロポイントで還元されます。
米ドルによるショッピング回数が年間30回以内までとなり、サイクルは4月1日~3月31日の1年間です。1月~12月ではない点に留意しましょう。
海外事務手数料が翌月中旬にポイント付与されます。加盟店から送られてくる「確定の売上情報」が計上された時点のVisaレートによる円換算金額によってポイントが計算されます。
ポイント照会ページに「デビットカード海外事務手数料分」という内容が表示され、月間の海外事務手数料2.5%分が合算されたポイント数が表示されます。
「デビットカード明細」を選択すると、対象取引を確認できます。
キャンセル・返品などで購入を取消した場合でも、ポイントバック回数は変更されません。また、以下は対象外です。
- 法人
- 海外ATMの利用
- ポイント付与時点で住信SBIネット銀行の代表口座を解約の他、口座凍結、または銀行規定に違反した場合
- 米ドルによるショッピング利用時に円貨決済を指定
- 米ドル決済時に米ドル口座の残高不足により円貨決済となった場合
海外ATMで現地通貨を引き出し可能
ミライノ デビットは、Mastercardに対応している海外ATMで現地通貨の引出しが可能です。
住信SBIネット銀行の外貨普通預金口座(米ドル)を持っている場合、為替手数料なしで米ドルの引き出しが可能になります。
利用可能なATMは銀行だけでなく、主要な国際空港やショッピングセンターなどにも設置されています。海外でのATM・CDの操作画面で用いられている基本的な用語(英語)は以下の通りです。
用語 | 意味 |
---|---|
PIN (Personal Identification Number) ID CODE/SECRET CODE/PERSONAL NUMBER | 暗証番号 |
WITHDRAWAL/GET CASH | お引出し |
BALANCE INQUIRY | 残高照会 |
ENTER/OK/YES | 確認 |
CANCEL | 取消 |
CLEAR | 訂正 |
TRANSACTION | 取引 |
SAVING ACCOUNT / CHECKING ACCOUNT | 普通預金/当座預金 |
RECEIPT | レシート |
AMOUNT | 金額 |
海外ATMで現地通貨を引き出す手順の一例は下表のとおりです。
手順 | 備考 |
---|---|
(1)カードを挿入 | 挿入やスライドの方向に注意 |
(2)言語を選択 | 現地語と英語を選択するのが一般的 |
(3)暗証番号を入力 | 4桁の数字 |
(4)取引の種類を選択 | CASH WITHDRAW(現金の引出) を選択 |
(5)口座の種類を選択 | SAVINGを選択。CREDIT CARDはNG |
(6)引出金額を現地通貨の金額で入力 | 確認画面が表示される場合あり |
(7)現金と利用明細を受け取り | 取引継続か否かを確認される場合あり |
(8)カード受け取り | 忘れないように注意 |
国や地域によっては5ケタ以上の暗証番号を求められる場合がありますが、その場合であっても4ケタの暗証番号を入力すればOKです。万が一次の画面に進まない場合は、他のATMを利用しましょう。
海外ATMの引出し手数料は無料です。Mastercardの定める為替レートに海外事務手数料(2.50%)を上乗せしたレートで円と外貨を交換することになります。
一部のATMにおいて、現地金融機関所定の使用料が別途かかる場合がありますが、これはあらゆるデビットカード共通です。
海外プリペイドカードのマネパカード、マネーパートナーズの外貨両替と比較すると高コストとなることが多いです。海外ATMでの現地通貨引き出しは使わない方がお得です。
なお、クレジットカードでOKならば、セディナカードの海外キャッシングが、低コストで海外ATMにて現地通貨を引き出すことができます。
海外で現地通貨を得る手段としては、セディナカードが圧倒的にお得です。年会費無料で維持できるカードもあります。詳細は以下で徹底解説しています。
電子マネーチャージ・タッチ決済に強み
モバイルSuicaチャージがポイント付与の対象
ミライノデビットは、モバイルSuica・Apple PayのSuicaへのチャージもスマプロポイント付与の対象です。
ただし、2019年3月利用分よりポイント付与の対象外となる予定でした。当面は引き続きポイント付与の対象ですが、今後は対象外となる可能性が高いです。
モバイルSuicaがより高還元なのは、ビューカードです。おすすめのビューカードについては以下で解説しています。
- ビックカメラSuicaカード(年1回利用で年会費無料・還元率1~1.5%)
- 「ビュー・スイカ」カード(定期券一体型で還元率0.5~1.5%)
- ルミネカード(ルミネでの利用で5~10%割引)
- JRE CARD(JRE CARD優待店で3.5%還元)
- ビューゴールドプラスカード(東京駅のビューゴールドラウンジなど充実の特典)
定期券とクレカ一体型なのは「ビュー・スイカ」カード、年会費無料で普通の店舗で1%の高還元が魅力なのはビックカメラSuicaカードです。
アトレ・シャポー・グランデュオ・エスパル・フェザン等のJRE CARD優待店をよく利用する方はJRE CARD、ルミネをよく利用する方はルミネカードがお得です。
万人向けなのは、年1回のSuicaチャージで年会費が無料になるビックカメラSuicaカードです。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、ビックカメラSuicaカードがSuicaチャージにおすすめとおっしゃっていました。

クレジットカードのレジェンドがプライベートでも保有するのがビックカメラSuicaカードです!
その他のビューカードでは、アトレ等のJRE CARD優待店・ルミネを使うなら3.5%還元のJRE CARD、そうでなければボーナスポイントの「ビュー・スイカ」カードが魅力的です。
Mastercardタッチ決済が利用可能
Mastercardが提供している電子マネー「Mastercardタッチ決済」を利用できます。従来「PayPass」という名前だった非決済型の電子マネーです。
Mastercardタッチ決済は、Mastercardが開発した非接触IC技術を用いた電子マネーで、店舗のレジに設置された専用リーダーにかざすだけで支払いが完了できます。
利用店舗・利用金額によってはサインが必要な場合があります。事前にチャージする必要がなく、普通預金の残高の範囲内で利用可能です。
全国的にメジャーなお店では、ローソン、マクドナルド、関西国際空港、すき家、TSUTAYA、イケア等で利用可能です。
海外では対応店舗が拡大しています。利用可能な国の数は80カ国にのぼり、600万ヶ所以上の店舗で導入されています(店舗検索)。
台湾では幅広く使えて高雄メトロ、シンガポールの地下鉄(MRT)、バスにもMastercardタッチ決済で乗車できます。
米国においては広く普及しており、スーパー、コンビニエンスストア、ファーストフード、ドラッグストア、タクシーなどが取り扱い店に名を連ねています。
ジャンル | 店名 |
---|---|
コンビニ | 7-Eleven |
ファーストフード | McDonald's, SUBWAY, TULLY'S, BURGER KING, Haagen-Dazs, Arby's, Dairy Queen, Jack In The Box |
映画館 | AMC Theatre, United Artists Theatre, Regal Cinemas |
ドラッグストア | CVS, duane reade, Rite Aid |
駐車場 | Central parking |
タクシー | Yellow Cab |
ガソリンスタンド | BP, Exxon Mobil |
スタジアム | Yankee Stadium, Giants Stadium, Citizens Bank Park |
オフィス用品 | Office Depot |
エレクトロニクス | Best Buy |
日本でもVISAのポストペイ型の電子マネー「Visaのタッチ決済」とともに、普及が期待されています。
Mastercardタッチ決済はApple Payでも利用可能になりました。
デビットカードならではの利点
使い過ぎを防止!クレカ嫌いの方に最適
ミライノ デビットを使ってお店で買い物すると、住信SBIネット銀行の預金口座からすぐに引き落とされます。
預金残高を超えた支払いができません。クレジットカードだと使い過ぎるという方ですと、使い過ぎを防止できます。
また、使い過ぎることはなくても、クレジットカードを使った金額は一時的に負債となり、もし支払日に引き落とせないことになると、信用情報機関に事故情報が登録されてしまいます。
このような仕組みが嫌でクレカを持たないという方も多いでしょう。しかし、ミライノ デビットにはこのようなデメリットは無く、現金同様に使えます。
クレジットカードの利便性・お得な還元と、現金同様の仕組みが両立しています。利用明細は会員サイト(JCBブランドはMyJCB)で確認できます。
デビットカードを使うと、スマートフォンなどに即座にメールが送られてくるように設定でき、すぐに確認できて安心・安全です。
使い過ぎているかどうかは一目瞭然なので、使い過ぎを防止できます。
ATMの手数料を支払う機会が減少
最近はほとんどのお店でMastercardを使えます。ミライノ デビットで日常の買い物をしていくと、ATMでお金をおろす機会そのものが減っていきます。
住信SBIネット銀行はスマートプログラムで一定回数までは無料にすることも可能ですが、休日やコンビニではATMの時間外手数料が発生するのが原則です。
しかし、ミライノ デビットで日常の買い物をしていくと、ATMでお金をおろす機会そのものが減るため、ATM手数料を支払わなければならない場面が減少します。
ATM手数料が発生しなくなることによって、その分、他のことにお金を使えるようになります。一ヶ月当たり300円ATM手数料を減らせたら、年間3,600円です!
おシャレなカフェのランチに3回いけますし、吉野家の牛丼なら9回食べられます。コンビニ珈琲なら36杯です。
住信SBIネット銀行に口座を持っていてATM手数料を支払っている方は、ミライノ デビットに切り替えるとお得です。
煩わしい小銭・紙幣の管理が不要に
スーパーやコンビニやディスカウントストアでお買い物すると、支払額537円といった端数になることが多いです。
そういう時に千円札で支払うと、小銭が山のように出てお財布が重くなってしまいます。したがって、できる限り手持ちの小銭をうまく組み合わせて、お釣りが出ないようにしますよね。
しかし、小銭をいちいち探すのは手間がかかるし、時間もかかります。混んでいる時だと無言のプレッシャーを感じることもあります。
また、現金で支払いをしていると、どんどんお財布の中のお金が減っていくので、定期的にATMでおろして補充する必要が生じます。
ATMが混んでなければいいのですが、お昼や夕方などの時間帯は長蛇の列になっていることも多いです。
日常の支払いをカード払いにすると、財布の中の現金はあまり減らないので、ATMを使う頻度は減少します。いちいちATMに並んでおろす時間と手間が省けます。
ミライノ デビットがあれば、これらの意味のない時間と手間を省いて、その時間を好きなことや楽しいことに使って、人生を楽しむことができます!
その他ミライノデビットを便利に使える豆知識
Mastercardのデジタル・ファースト・プログラムに対応
Mastercardのデジタル・ファースト・プログラムは、 アプリやウェブサイト等のデジタル環境から申し込むと、 即時審査の上発行されるデジタルカードです。オンライン決済に利用可能!
また、利用時のアラートや一時利用停止等の制御機能など、 デジタル環境を活用した付加価値機能が提供されるプログラムです。
住信SBIネット銀行のNEOBANKスマホデビット(Mastercard)では、スマートフォンから簡単に申込手続きを完了することができ、 口座開設完了後 すぐに利用できます。
2022年3月30日から、デビットカードのカード番号をアプリで即時発行できるようになりました。
住信SBIネット銀行に新規で口座開設をすると、口座開設完了後にアプリでMastercardブランドのスマホデビットを発行し、カード番号をすぐに確認できます。
スマホデビットのカード番号でオンラインショッピングが可能。全国のセブン銀行ATM・ローソン銀行ATMで「アプリでATM」を利用し、入出金も行えます。
2022年10月1日以降は、デビット付きキャッシュカード(リアルカード)を初回発行する際に、1,100円(税込)の手数料が必要になります。
ナンバーレス(NL)
ミライノデビットはカード番号・有効期限・セキュリティコード等の情報がプラスチック製カード本体に記載されていません。
三井住友カード(NL)、セゾンカードデジタル、セゾンパールアメックスデジタルカードと同じ仕組みです。
裏でこっそりとカメラによって撮影されたり、多方面に設置されているビデオカメラで盗み見されて、不正利用される危険がありません。
万が一の紛失・盗難時にもインターネットでは不正利用されにくいのもメリットです。
カード番号やセキュリティコードなどの情報はアプリ「住信SBIネット銀行」で確認できます。スマホさえあれば不便はありません。
法人も発行可能
住信SBIネット銀行のデビットカードは法人でも利用できます。「Visaデビット付キャッシュカード(法人向け)」が発行されます。
与信審査がないため決算書提出が不要で発行手続きが簡単です。法人設立当初などの時期において、クレジットカードが作れない場合は便利ですね。
クレジットカードのような与信枠はないので、口座に残高があれば金額の大きなオフィス用品の購入、商品の仕入れ、接待費の精算にも利用できます。高級車も、戦車も買えます!
国際ブランドの切り替えは可能
住信SBIネット銀行のデビットカードは、VisaとMastercardを切り替えることが可能です。
一度解約して再申し込むする手間が不要なのでユーザーフレンドリーです。
Visaデビットカード→Mastercardデビットカードの場合、切替手数料が発生しますが、2019年9月30日(月)まではコスト0円で切り替えることが可能でした。
口座情報→お客さま情報照会・変更→カード再発行を進めばOKです。
リニューアル後の画面では、名前の右側にある「照会・変更」を選択します。
そして、カード再発行欄の「申請」を選択して、カード再発行理由で「ブランド切替・グレード切替を選択して「次へ進む」という緑色のボタンを選択すればOKです。
デビット機能がないキャッシュカードを持っている方は、無料でマスターカードのデビットカードを発行できます。
カード切替の注意点
住信SBIネット銀行のデビットカードを切り替える場合、カード切替処理日時以降、切替前カードのデビット機能を使えなくなります。
申し込んでから1営業日後に切替処理が完了して、メールで連絡があります。
国内提携先ATMでの入出金などの取引は、引続き利用できますが、切替後カードを使った時点から、切替前カードが利用不可となります。
切替後の新しいカードは1週間から10日程度(土・日・祝日を除く)で、登録住所に転送不要の簡易書留郵便で届きます。
公共料金や電話料金などの継続的な支払いや、ネットショッピングの会員サイトにデビットカードを登録している場合は、自身での変更手続きが必要となります。
なお、デビット会員用ページの「本人認証サービス」から、Mastercardの3Dセキュアに登録することができ、セキュリティを向上させることが可能になります。
デメリット
ミライノ デビットのデメリットは、一部のMastercard加盟店では利用できない点です。
ガソリンスタンドや有料道路料金、反復継続的な支払い、残高が確認できない環境(機内販売)の支払いなどは決済できません。
利用不可の支払い例
- 公共料金、国民年金保険料
- ガソリンスタンド、有料道路
- 航空機や船舶などの機内販売
- インターネットプロバイダー
- 携帯電話・MVNO・格安スマホ・SIM、アプリ型電話サービス
- 生命保険、損害保険
- 駐車場、家賃
- 動画配信、スカパー、WOWOW、ケーブルTV、音楽配信
- 新聞購読料
- 飲料水宅配
- 一部決済代行・決済サービス
これらの支払いも行いたい場合は、やはりクレジットカード、法人カード・ビジネスカードが候補となります。
また、国内旅行傷害保険、海外旅行障害保険、ショッピング保険が付帯してない点がデメリットです。
ただし、旅行保険は持っているだけで死亡・高度障害以外は補償が上乗せされる自動付帯のカードをサブカードとして保有すればOKです。
エポスカード、横浜インビテーションカード、さんさんクラブゴールドカードが年会費無料の自動付帯カードです。使わなくてもお得なクレジットカードです。
これら3枚のカードを保有していたら、合計で670万円の疾病治療・600万円の傷害治療の補償を上乗せできます。
更にポイント還元率が1.0%であり、一部店舗や特定の条件を満たした場合、より一層の高還元デビットカードがある点が挙げられます。
セブン銀行のデビットカードは、セブン‐イレブンではなんと1.5%の高還元。そごう・西武、セブンネットショッピング、デニーズ等は1%、それ以外の加盟店も0.5%還元でnanacoポイントが得られます。
イオン銀行のデビットカードは還元率0.5%でイオンでの5%OFFの特典があります。
現金還元を重視しており、ポイント還元ではなくキャッシュバックがいい場合は、ネット銀行だとソニー銀行の「Sony Bank WALLET」が候補となります。
優遇プログラム Club S のステージに応じて、利用額の0.5%~2.0%がキャッシュバックされます。上限は20万円/月です。
メガバンクのデビットカードなら、還元率が低くても、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行のデビットカードが候補となります。
GMOあおぞらネット銀行は0.6%還元で、1円単位で自動キャッシュバックされる点が魅力的です。
その他、おすすめのデビットカードの比較については、以下で徹底的に解説しています。
プラチナデビットカードは充実の特典
マスターカードのミライノデビットは、一般カードの他にプラチナカードがあります。ゴールドカードはありません。
「ミライノ デビット PLATINUM(Mastercard)」は年会費10,000円(税抜)で、以下の特典が付帯しています。
- 住信SBIネット銀行のスマートプログラムで、スマプロランクが2ランクUP
- ポイント還元率1.0%(JALマイル付与率0.4%)
- 空港ラウンジサービス「LoungeKey」が年3回無料
- コース料理1名分無料サービス「Mastercard ダイニング by 招待日和」
- 国際線の手荷物無料宅配サービス(往復各2個)
- 世界約150ヵ国でインターネットに接続可能な「Global Data Roaming by FLEXIROAM」が年3GB15日間無料
- モバイル端末の保険、国内外の旅行傷害保険、ショッピング保険
プラチナデビットカードの詳細
まとめ
ミライノ デビットは、年会費無料のMastercardデビットカードで利用しやすいのが大きな利点です。
利用時はすぐ残高に反映されるので、使い過ぎる心配がありません。中学生を除く15歳以上なら原則として審査無しで誰でも使えます。
ネット通販やアプリ・ゲーム等の課金が便利ですし、リアル店舗でも現金同様に使えます。一部を除く世界中のMastercard加盟店で縦横無尽に決済することが可能です。
しかも利用金額に応じて0.8%のスマプロポイント還元を享受でき、スマプロランクのUPにも役立ちます。
日常の支払いに活用していくだけでチャリンチャリンと還元されて、便利でお得な一枚です。
ATMで現金を引き出す手間や、小銭を探したり管理する手間がなくなり、ライフハックに直結します。
カード払いしていくと、現金を引き出す機会が少なくなるので、ATM手数料が必要になるケースも少なくなります。
クレジットカードにはないデビットカードならではのメリットがあり、お得さと安心さを兼ね揃えたデビットカードです。
プラチナカードはスマプロランク+2、LoungeKey、コース料理1名分無料サービス、手荷物無料宅配(往復2個)、Global Data Roaming by FLEXIROAM、モバイル保険と充実のベネフィットが付帯しています。
住信SBIネット銀行はデビットカード以外もベネフィットが豊富であり、実際に数多くの賞を受賞しており、客観的に高く評価されています。
日本経済新聞の第13回金融機関ランキングでは、顧客満足度総合ランキングで第4位、ネットバンキング部門で2位に入っています。
日経の金融機関ランキングは約4,000名の個人に対する調査に基づいており、住信SBIネット銀行は客観的に高く評価されています。
デビットカード以外の住信SBIネット銀行の詳細については、以下で徹底的に解説しています。
住信SBIネット銀行はお得なキャンペーンにエッジ・優位性があります。
住信SBIネット銀行に口座開設する場合は、SBI証券との同時開設をおすすめします。
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更にデビットカードを月1万円以上使えば、ランク3(ATM手数料月7回・振込手数料月7回無料)になります。
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SBI証券は1000万円までは銀行預金のような公的な保護(投資者保護基金)があるので安心・安全です。銀行預金と同じで万が一破綻しても保護されます。
口座開設・維持・入出金は無料です。まだ口座をお持ちでなければ、この機会にぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
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口座開設・キャンペーンの手順については、以下にまとめています。
SBI証券のキャンペーンは不要だったり、証券口座を開きたくない場合は、住信SBIネット銀行の口座開設のみもできます。
ただし、やはりデビットカードは還元率が低めなのがデメリットです。年会費無料で還元率が1.2%以上のクレジットカードがあります。
ポイント還元率に関しては、デビットカードはクレジットカードに負けます。高還元率のクレジットカードを日常の生活で使っていけば、家計が堅牢化します。
年会費無料のおすすめクレジットカードについては以下にまとめています。
飛行機に乗る機会がある方なら、マイルが貯まるクレジットカード、航空系クレジットカードがお得です。
JALマイルが貯まるクレジットカード、ANAマイルが貯まるクレジットカードの他、ダークホースとしてはマイレージプラスカードもバリューが高いです。
ポイントやマイルに興味がない方は、キャッシュバックのクレジットカードがお値打ち。ポイントを貯めて交換という作業も省きたい場合、自動キャッシュバックのクレジットカードだと手間フリーです。
クレジットカードの諸々のファクターに着目してランキングを作成しました。
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おすすめのゴールドカードについては、ゴールドカードのランキングをご参照ください。年会費無料のゴールドカード、年会費が安い格安ゴールドカードもあります。
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クレジットカードの頂点であるブラックカードについては、以下で精緻に分析しています。
数多くのブラックカードの中から日本で発行されているカードのランキングを以下にまとめました。
実際にブラックカードを活用したところ、お金では買えない類稀なエクスペリエンスが可能でした。
国際ブランドごとのおすすめクレジットカードについては、VISA・Mastercard・JCB・アメックス・ダイナースにまとめています。
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日本有数のクレジットカードの専門家でいらっしゃる岩田昭男さんのおすすめクレカについては、以下で徹底的に解説しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめカードには、珠玉のクレジットカードが集結しています。