マクドナルドで2017年下半期からクレジットカード、nanaco・モバイルnanaco、Suica・PASMO・manaca・ICOCA等の交通系電子マネー、NFC電子マネーが使えるようになりました。
便利でお得な決済が可能になります。2017年8月1日からnanaco、交通系電子マネーによる支払いが可能になりました。
2017年11月20日からはクレジットカード、JCB PREMO、QUICPay+での支払いが可能になります。2018年3月13日からはNFCによる非接触決済が可能になります。
小銭を数えてできるだけ減るように計算するという手間から解放されます。また、お会計でポイント、マイル、キャッシュバックなどを受けられて地味に得します。
マクドナルドではdポイント・楽天ポイントカードも導入されているので、クレジットカード決済だとポイント二重取りが可能です。
目次
マックの電子マネーとクレジットカード対応
マクドナルドで利用できるクレジットカードの国際ブランドは、JCB、Visa、Mastercard、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ、DISCOVERです。
世界5大国際ブランド・五大陸を網羅しています。日本では銀聯のシェアは微々たるものですので、事実上のオールジャパンです。
個人的にはアメックスやダイナースが使えない店舗は微妙だと感じてしまうので、利用できるのはナイスです。
コンビニやスーパー同様に一定金額以下はサインや暗証番号なしでの支払いが可能です。マクドナルドの場合は5,000円が基準になっています。
クレジットカードはスタッフに手渡しせずにこちらが機械に入れる形となります。
すると決済端末がクレカが利用可能か自動でチェックして、OKの場合は決済完了となります。サイン・暗証番号の入力が不要なのは便利です。
マクドナルドは三井住友カードとの提携によって、クレジットカード決済の導入、電子マネー決済の拡大を実現しました。三井住友カードには以前にインタビューしたことがあります。
電子マネーはnanaco、SuicaやPASMO、TOICA、manaca等の交通系電子マネー、後払い方式のiD、QUICPayに対応しており、日本で人気の電子マネーを網羅しています。
ビューカードでチャージしたSuicaで支払うと、お手軽に1.5%の高還元を享受できます。
モバイルSuica、Apple PayのSuica、Google PayのSuicaなら、関東以外に済んでいる方も便利に利用可能です。
それに加えて、iDやQUICPayなどと同じポストペイ型電子マネーのグローバル・サービスである「Visaのタッチ決済」、「Mastercardタッチ決済」にも対応しています。
ICクレジットカードに対応したマルチ決済端末の導入によって実現しました。従来マクドナルドでの現金払い以外に使えるのは、電子マネーのiD、WAON、楽天Edyのみでした。
WAONやEdyは事前チャージ型の電子マネーで、残高があるか確認して不足したらチャージという面倒な手順が必要で、多忙な方には使い勝手が悪い電子マネーです。
iDはアメックス、ダイナース、JCB、JALカードなどでは使えないため、対応しているクレジットカードを持っていない方もいる状況でした。
現金払いだと1円も得しませんし、小銭が出るのが煩わしいです。経費処理を行える場合は、経費処理にややこしい手間が発生するので、できる限り現金払いは避けたいのが人情です。
しかし、今回のクレジットカード対応、取扱い電子マネーの拡大によって、大多数の方がクレカ・電子マネー払いが可能になりました。
iD・楽天Edy・WAONに加えて、具体的には2017年下半期~2018年に以下の電子マネー・クレジットカードに対応します。
区分 | 名前 |
---|---|
電子マネー | ・nanaco ・QUICPay+ |
交通系電子マネー | ・Kitaca、Suica、PASMO ・TOICA、manaca(マナカ) ・ICOCA、SUGOCA ・nimoca、はやかけん |
クレジットカード | ・Visa、Mastercard ・JCB、ダイナース ・ディスカバー ・アメックス |
プリペイド | ・JCB PREMO |
NFC (2018年3月13日から) | ・Visaのタッチ決済 ・Mastercard コンタクトレス ・JCB Contactless ・American Express Contactless |
近距離無線通信規格「NFC」の電子マネーにも対応
NFCとは、非接触ICカードインターフェースの規格としてISOで規定された国際標準の無線通信技術です。
おサイフケータイのようにカードやスマホ等をレジの専用端末にかざすことで決済できます。海外ではVisaのタッチ決済、Mastercard コンタクトレスが普及しています。
マクドナルド店頭ではスタッフに対しては、「クレジット」または「クレジットカード」と伝えるか、以下のセリフを述べてから、対応カードやApple Payを端末にかざせばOKです。
- Visaのタッチ決済:Visaで
- Mastercard Contactless:マスターカードで
- JCB Contactlessは:JCBで
- American Express Contactless:アメックスで
Visaのタッチ決済
Visaのタッチ決済は、米国、カナダ、シンガポール、韓国、香港、台湾、オーストラリアなど、日本人がよく旅行する国々も包含した世界の約200カ国・地域で利用可能です。
日本国内の主な加盟店
- ローソン、マクドナルド、TSUTAYA、郵便局
- セブン-イレブン、ミニストップ、ポプラ・生活彩家、セイコーマート、アズナス
- イトーヨーカドー、ヨークマート、ヨークフーズ、ヨークプライス、コンフォートマーケット
- イオン、ダイエー、まいばすけっと、マックスバリュ、ウエルシア、カスミ、マルエツ、Peacock Store
- ドン・キホーテ等のパン・パシフィック・インターナショナルHDの店舗
- ドトール、エクセルシオールカフェ、ビックボーイ
- コカ・コーラのマルチマネー対応自動販売機
- ゼンショーグループの一部店舗(※)
- 関西国際空港、東京空港交通 Airport Limousine、京都丹後鉄道、急行バス志賀高原線、京福バス(一部)
- イケアストア全店(IKEA Touchpoint 熊本を除く)
- 阪急阪神第一ホテルグループ、ホテルヴィラフォンテーヌ
- メガネストアー、Phiten、文教堂、ヒマラヤ
- 京王百貨店、表参道ヒルズ、東急プラザ銀座
※ゼンショーグループ対象店舗
すき家、ココス、ビッグボーイ、ジョリーパスタ、ヴィクトリアステーション、華屋与兵衛、エルトリート、牛庵、いちばん、宝島、はま寿司、久兵衛屋、カフェミラノ、モリバコーヒー、たもん庵、瀬戸うどん等
日本では三井住友カードや住信SBIネット銀行のデビットカードが対応しています。
Mastercard コンタクトレス
Mastercard コンタクトレスは、日本でもVisaのタッチ決済より普及が進んでいます。一部のオリコカード等が対応しています。
ローソン、マクドナルド、ビックロ、ビックカメラ新宿東口店、阪急阪神第一ホテルグループ、イクスピアリ、京王百貨店、東急プラザ銀座、JapanTaxi、すき家・ココス・ビッグボーイ・ジョリーパスタ・はま寿司などで利用できます。
海外では対応店舗が拡大しています。利用可能な国の数は80カ国にのぼり、600万ヶ所以上の店舗で導入されています(店舗検索)。
ルーブル美術館のチケット販売機でも利用可能で、台湾では幅広く使えて高雄メトロの改札も通過でき便利です。
シンガポールの地下鉄(MRT)、バスにもMastercardタッチ決済で乗車できます。
米国においては広く普及しており、スーパー、コンビニエンスストア、ファーストフード、ドラッグストア、タクシーなどが取り扱い店に名を連ねています。
ジャンル | 店名 |
---|---|
コンビニ | 7-Eleven |
ファーストフード | McDonald's, SUBWAY, TULLY'S, BURGER KING, Haagen-Dazs, Arby's, Dairy Queen, Jack In The Box |
映画館 | AMC Theatre, United Artists Theatre, Regal Cinemas |
ドラッグストア | CVS, duane reade, Rite Aid |
駐車場 | Central parking |
タクシー | Yellow Cab |
ガソリンスタンド | BP, Exxon Mobil |
スタジアム | Yankee Stadium, Giants Stadium, Citizens Bank Park |
オフィス用品 | Office Depot |
エレクトロニクス | Best Buy |
Mastercardタッチ決済はApple Payでも利用可能になりました。
JCBコンタクトレス
JCB Contactlessは、JCBカードやスマートフォンなどを端末にかざすだけでショッピングができるJCBブランドの決済サービスです。
JCBオリジナルシリーズのクレジットカードをApple Payに登録すると利用可能です。
American Express Contactless
アメックスのタッチ決済であり、、アメックスのクレジットカードで非接触決済を行うことができます。
海外ではモバイルNFC決済「Amex Pay」もイギリスで開始しています。日本国内でのiPhone、Apple Watchでも、Apple Payで利用可能になりました。
実際に「アメックスで」と述べてマクドナルドでアメックス・プラチナをかざしたら、無事に決済できました。
dポイントカード提示で1%のdポイントも貯められました。
また、マクドナルド公式アプリのクーポンとも併用でき、コーヒーMサイズを通常200円→100円で購入できました。
今回のマクドナルドでのクレジットカード、電子マネー決済の拡大は朗報です。
クレカ・ポイントの導入がファミレスは進む一方、ファーストフードではまだまだ普及していませんでした。
今後もマクドナルドと同様の動きが全国各地で広がっていくのを期待します。マクドナルドではプリペイドカードのJCB PREMOも利用可能になります。
日本ではまだまだクレジットカードの利用率が低いです。もっと利用頻度を上げると経済効果が発生するので、より一層の普及を期待します。
ポイント二重取り・三重取りが可能
マクドナルドは全国の店舗でdポイントが導入されており、お会計時にdカード、dポイントカードを提示すると、お買上げ1回あたり、 購入額100円(税込)ごとに1ポイントのdポイントが貯まります。還元率1%です。
dポイントカードの提示とクレジットカードでの支払いで、ポイント二重取りが可能になります。
将棋において飛車だけよりは、飛車・角の方が強いのと同様に、ポイントも一つだけよりは二つ獲得できる方が嬉しいですね。
セブンカード・プラスでチャージしたnanaco、JALカード等でチャージしたWAONで支払い、dポイントカードを提示すると、ポイント三重取りとなります。
サッカーで例えると、ツートップよりスリートップの方が攻撃力は増しますね。トリデンテ(三又の槍)のようなパワーがあります。
nanacoチャージでポイントが貯まるクレジットカード、チャージの利用限度額、金券類の利用限度額を高くできるカードについては以下で徹底解説しています。
2017年6月1日からは日本全国のマクドナルドで、楽天ポイントカードが導入されました。貯まるポイントをdポイントか楽天ポイントかで選べるようになりました。
今回のクレジットカード・電子マネー導入によって、マクドナルドでの利便性・お得度が一気に向上しました。特にアメックス・JCB・ダイナース・JALカードがメインカードの方にとっては朗報です。
「便利」かつ「お得」です。どちらか片方を満たしていることはあっても、両方を高い次元で充足しているのは卓越しています。
マクドナルドで使うクレジットカードとしては、第一に高還元カードをおすすめします。年会費を無料にできるカードも多いです。
その他、おすすめのクレジットカードについては、以下で徹底的に解説しています。
日本有数のクレジットカードの専門家でいらっしゃる岩田昭男さんのおすすめクレカについては、以下で徹底的に解説しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめカードには、珠玉のクレジットカードが集結しています。
多様な項目での最強のクレジットカードについては、以下で論述しています。
マクドナルドではdカード払いがおすすめ
複数のカードをお財布に入れて持ち歩きたくないという場合は、dカードがおすすめです。
共通ポイントのdポイントカード機能も搭載しているので、1枚でポイント二重取りが可能です。ローソン・高島屋などで決済すると、3%以上の還元になるというメリットがあります。
マツモトキヨシ、ノジマでは合計で約5%還元となりパワフルです。スターバックスカードへのオンラインチャージも、還元率4%で大変オトクです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「コンビニでお得なカード」としてdカードを挙げられていました。
また、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、おすすめのコンビニでお得なカードとしてdカードを挙げていらっしゃいました。
dカードはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティ・カードです。
マクドナルドでもdカードはお得なベネフィットを享受できます。
dカード利用で1%のポイントが貯まり、dポイントが1ポイント貯まります。全国どこでもマクドナルドが合計で約2%お得で強烈です。
私もマクドナルドでガンガンとdカード払いで得しています。
以下は約100円の購入によってdカード支払い分・共通ポイント分で、それぞれ1dポイントを獲得した履歴です。
2018年4月30日からは、大手ドラッグストアのマツモトキヨシでもお得になりました。合計で約5%還元とパワフルです。
カード決済で貯まるdポイントはローソン等の加盟店にて1ポイント1円で使えるため、ドコモユーザーでなくてもメリットが大きいカードです。
dカードのゴールドカードである「dカード GOLD」は最大10万円のケータイ補償があるのも大きなメリットです。
もちろん、Xperia、Galaxy等のハイエンドなAndroidも同様に、有料のケータイ補償に入らないという選択肢が浮上します。
iPhone等のハイスペックスマホは端末代・修理代はいずれも高額です。しかし、dカード GOLDの会員は紛失・全損時の補償が10万円までと極めて高額ですので、iPhoneもそれなりの額をカバーできます。
iPhone等のスマホ購入におすすめのクレジットカードと高く評価できます。
iPhoneをお持ちの場合は、dカード GOLDを保有してAppleCare+は入らないという選択肢もあります。
「AppleCare+ for iPhone」の料金は種類によって異なり、年間5,900円~14,900円(税込)です。
こう考えると、dカード GOLDの1万円(税抜)の年会費のうち、多くの部分はケータイ補償でAppleCare+が不要になることで賄えるとも考えられます。
また、dポイントクラブの優待で月々のドコモ・ドコモ光の利用料金のポイント還元率が10%にアップするのが大きなメリットです。
ドコモの携帯電話料金やドコモ光の料金合計が月10,000円ですと、dポイントが1,000ポイント(年間12,000ポイント)得られるので、年会費を超える還元を受けられます。
実はdカード ゴールドはドコモの社員がほとんど持っているクレジットカードです。社員が殺到するようなカードがお得なのは間違いありません。
ドコモ料金が高額な方には大きなメリットがあり、携帯電話の支払いにおすすめのクレジットカード、iPhone等のスマホ購入におすすめのクレジットカードの筆頭です。
カード利用で貯まるdポイントはJALマイルに交換できるので、JALマイラーにとって嬉しいベネフィットです。
年100万円以上の利用で10,000円(税抜)分の携帯電話・dショッピング・d Fashion・dブック等の割引クーポンが得られます。年200万円以上使う場合は年2万円(税抜)相当もお得になります。
年100万円以上クレジットカードを利用する場合は、「dカード GOLD年間ご利用額特典」だけで年会費をカバーできます。
dカードを利用してプラチナを達成するとプラチナクーポンが利用できて、抽選で豪華賞品(USJスタジオ・パス、劇団四季、ドコモラウンジ、ホテル&レストランランチなど)が当たります。
以前はカード利用でプラチナステージになると、JALのサクララウンジも抽選で利用でき、2018年3月時点ではほぼ当選し放題となっていました。一例として羽田空港国際線のサクララウンジは秀逸。
海外旅行傷害保険も充実しており、空港ラウンジも使えます。年間300万円までのショッピング保険もあります。
家族でドコモに加入していたり、ドコモに加えてドコモ光の料金を支払っている場合は、dカード ゴールドは作成しないと損といっても過言ではないハイ・クオリティー・カードです。
一般カードとゴールドカードの相違点については、以下で精緻に分析しています。
どちらもドコモのクレジットカードらしいハイ・クオリティです。クレジットカードの真髄を極める垂涎のベネフィットを享受できます。
以前NTTドコモに取材に行き、dカードをご担当なさっているスマートライフビジネス本部 金融ビジネス推進部の井芹さん、梶浦さん、久保田さん、井崎さんにインタビューしました。
dカードの特徴・歴史、dポイント、充実の特典、海外サポート、ゴールドカードのベネフィット、付帯保険、セキュリティの取組み、スマホアプリなどについて取材しています!
dカード GOLDには虎に翼、弁慶に薙刀の威力があり、優美なスペックが燦然たる輝きを放っていると改めて感じました。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめのゴールドカードとしてdカード GOLDを挙げられていました。
また、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、おすすめのゴールドカードとしてdカード GOLDを挙げていらっしゃいました。
実はdカード ゴールドはドコモの社員がほとんど持っているクレジットカードです。社員が殺到するようなカードがお得なのは間違いありません。
ドコモ料金が高額な方には大きなメリットがあり、携帯電話の支払いにおすすめのクレジットカード、iPhone等のスマホ購入におすすめのクレジットカードの筆頭です。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめのゴールドカードとしてdカードGOLDを挙げられていました。
dカード、dカード ゴールドの詳細については、以下で徹底解説しています。
2018年には、スマートフォンを使って店に行く前に商品の注文や支払いができるサービスを試験的に導入する予定です。
入店と同時に注文が厨房に伝わる仕組みにすることで、待たずにできたての商品が提供できるようになる予定です。待ち時間の減少、混雑の緩和が期待できます。