全国各地の電車・バスでの移動で便利な電子マネーが「Suica」です。
JR東日本の電車のみならず、PASMOエリア、都バス、その他全国の交通系電子マネー対応バス・列車で縦横無尽に移動できます。
スマートフォンやガラケーで利用できるモバイルSuica、Apple PayのSuicaもあり、スマホだけのカードレス決済も可能で便利です。
Suicaは現金でもチャージ可能。しかし、nanacoや楽天Edyとは異なり、Suicaは現金でのチャージだと1円も得しません。
クレジットカードによるチャージ、オートチャージだと、ポイントやマイルが貯まるクレカがあります。
せっかく利用するならばお得に使いたいですよね。Suicaへのチャージで得することができるクレジットカードについて、63枚のクレジットカードを保有した経験があり、年会費の最高額は118万円の専門家が徹底的に解説します。
机上の空論ではなく実際に14年間Suicaを使って、かつ数多くのクレジットカードを実生活において徹底的に活用した経験を活かして分析しました。
目次
Suicaチャージとクレジットカードの関係
SuicaとはJR東日本グループが開発した電子マネーです。非接触型ICカードシステムによる乗車カードで、2001年からまずはJR東日本管内のエリアで開始しました。
JR東日本の登録商標であり、ソニーのFeliCaの技術が用いられています。非接触型のため、パスケースやお財布などから取り出す必要はなく、パスケース・お財布ごとタッチしても利用できます。
Suicaは電車だけではなく、駅ナカ・駅ビルを中心としたお店でも、お買い物やサービスの決済で利用できます。
JR東日本グループの駅ビルでのお買い物や食事・カフェでは、JRE POINTも貯まります。
その他、Suicaカードの詳細
交通機関での移動やお買い物に便利なSuicaを使う場合は、あらかじめチャージする必要があります。チャージの上限は20,000円です。
カードタイプのSuicaにチャージできるクレジットカードはビューカードのみです。
Suicaマークのある自動券売機や多機能券売機等で、現金やビューカードでチャージできます。
現金でチャージした場合、チャージでは何も得しません。ビューカードでチャージすると、クレジットカードのポイントが貯まります。
還元率は基本1.5%です。「クレジットカードは保有したくない」というお考えがない限りは、ビューカードでのチャージがお得です。
どのビューカードでSuicaチャージするかが重要になってきます。主要なビューカードは下表のとおりです。
カード名 | 年会費(税抜) | 一般加盟店 | Suicaチャージ | 備考 |
---|---|---|---|---|
ビックカメラSuicaカード | 477円 (年1度の利用で無料) | 1.0% | 1.5% | ビックカメラでSuica払いならポイント二重取り |
「ビュー・スイカ」カード | 477円 | 0.5% | 1.5% | 定期券一体型。家族カードあり |
JRE CARD | 477円 | 0.5% | 1.5% | アトレ等のJRE CARD優待店で約3.5%還元 |
ルミネカード | 953円 | 0.5% | 1.5% | ルミネで5-10%OFF |
ビューゴールドプラスカード | 10,000円 | 0.5% | 1.5% | 年1回のプレゼント・東京駅ラウンジ等の特典 |
大人の休日倶楽部ミドルカード | 2,386円 | 0.5% | 1.5% | 大人の休日倶楽部パス、JR東日本線・JR北海道線5%OFF等 |
大人の休日倶楽部 ジパングカード | 3,968円 (夫婦会員6,780円) | 0.5% | 1.5% | 大人の休日倶楽部パス、JR東日本線・JR北海道線30%OFF等 |
JALカードSuica | 2,000円 | 0.5-2% | 0.5-1% (マイル) | JRE POINTをJALマイルに移行可 JALカード特約店は2倍 |
JALカードSuica CLUB-Aカード | 10,000円 | 0.5-2% | 0.5-1% (マイル) | JAL CLUB-Aカード特典 |
JALカードSuica CLUB-A ゴールドカード | 19,000円 | 0.5-2% | 0.5-1% (マイル) | ビューゴールドプラスカード特典 JAL CLUB-Aカード特典 |
「ビュー・スイカ」リボカード | 無料 | 0.5% | 1.5% | リボ払い専用カード |
その他、あらゆるビューカードについては、以下で徹底解説しています。
Suicaにはオートチャージという機能もあります。自動改札機にタッチして入場するだけで、Suicaチャージができる便利なサービスです。
ビューカードですと、カードタイプのSuicaだけではなく、Apple PayのSuica、おサイフケータイで使えるモバイルSuicaでもオートチャージが利用できます。
モバイルSuica、Apple PayのSuica、Google PayのSuicaの場合、ビューカード以外でもチャージでき、ポイント付与対象のクレジットカードがあります。
ただし、還元対象外というクレジットカードも多いでので、ポイント付与対象か否かについては注意する必要があります。
なお、auユーザーであれば、ポイント付与対象外のクレジットカードでも、au PAYプリペイドカード経由でモバイルSuicaにチャージすることで、ポイントが得られる裏技があります。
モバイルSuicaでオートチャージできるのはビューカードだけです。
以下ではビューカードの中で特におすすめのカード、モバイルSuicaチャージに適したクレジットカードについてまとめます。
無料で維持できるビックカメラSuicaカード
初年度無料のビューカードは多いです。しかし、リボ払い専用カードやスポーツクラブ会員限定カードを除くと、2年目以降も年会費無料で維持できるのはビックカメラSuicaカードだけです。
年会費無料の条件は年1回以上の利用と非常に緩く、誰でも簡単に達成可能です。利用にはSuicaチャージも含まれるので、Suicaチャージ専用のクレジットカードとして使っていれば無料で維持できます。
ビックカメラSuicaカードは年会費の側面で高く評価できます。ビックカメラとビューカードが提携して発行しているクレジットカードです。
国際ブランドはVISA、JCBの二種類です。Mastercardは選べません。年会費無料でSuicaチャージで得したい場合には最有力候補となるクレジットカードです。
通常のクレカ加盟店でのお買い物や公共料金の支払いの際は、1,000円につきビックカメラで使える「ビックポイント」が5ポイント(5円相当)、JRE POINT 5ポイント(5円相当)が貯まります。
還元率は合計で1.0%です。他のビューカードの還元率は0.5%が基本なので2倍。メインカードとしても利用できるクオリティです。
ビックカメラでのお買い物の際は、ビックポイントが貯まります。基本還元率は10%です。これは普通のビックカメラの会員カードと同じでお得ではありません。
支払いはSuicaで行い、ビックカメラSuicaカードをポイントカードとして提示すると、1.5%のJRE POINTと10%のビックポイントが貯まり、合計還元率11.5%となります。
ビックカメラでSuica払いした場合は、ビックポイントはもちろん、JALマイル、楽天ポイントを選んだ場合もフルで貯めることが可能です。
これはビックカメラSuicaカードだけのメリットではなく、他のビューカードでも可能です。
ビックカメラのポイントカード提示&ビューカードでチャージしたSuicaで支払えば、ビックカメラでのお買い物は合計還元率11.5%が基本となります。
Suicaチャージ・オートチャージでは、1,000円につきJRE POINTが15ポイントも貯まります。還元率1.5%です。
JRE POINTはSuicaへの交換だと還元率1.5%ですが、これよりもお得に交換する方法もあります。詳細は以下で徹底解説しています。
2018年6月28日には従来のビューサンクスポイントがJRE POINTと統合して、使い道が拡大しました。
今後はJR東日本グループの店舗の独自ポイントも統合される方向です。ビックカメラSuicaカードがますます便利になります。
ビックカメラSuicaカードは、一般加盟店でも還元率1%とそこそこの水準であり、Suicaチャージ時は還元率1.5%で年会費無料で維持できる点が、他のビューカードと比較したエッジ・優位性です。
モバイルSuicaではエクスプレス予約を利用でき、東海道・山陽新幹線にもお得に乗車できます。
定期券一体型機能が不要の場合は、Suicaチャージ用のクレジットカードはビックカメラSuicaカードが最有力候補です。
その他、ビックカメラSuicaカードの詳細については、以下で徹底的に解説しています。
年会費無料で維持できてSuicaチャージが高還元であり、利便性が高いクレジットカードです。私もフル活用しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、ビックカメラSuicaカードがSuicaチャージにおすすめとおっしゃっていました。
クレジットカードのレジェンドがプライベートでも保有するのがビックカメラSuicaカードです!
活用すると家計改善に大活躍してくれるクレジットカードであり、大量のポイントが得られるお得な入会キャンペーンも魅力的です。
「ビュー・スイカ」カードは、Suicaチャージ1.5%還元、えきねっとでの高還元が大きなメリットです。
アトレ等のJRE CARD優待店をよく使うならJRE CARD
atre(アトレ)等のJRE東日本グループの駅ビルでのお買い物がお得なのが特徴の「JRE CARD」というビューカードがあります。国際ブランドはJCB、VISA、Mastercardの3種類です。
年会費は初年度は無料、2年目以降は524円(税込)です。家族カード(家族会員)の制度はありません。
通常のクレカ加盟店でのお買い物や公共料金の支払いの際は、1,000円(税込)につきJRE POINTが5ポイント(5円相当)貯まります。還元率は0.5%です。
JRE CARDは、JRE CARD優待店、ショッピングサイトJRE MALL、ルミネ・ニュウマンでのお買い物がポイント3倍(3.0%還元)となります。クレジットカードのポイントと合わせて合計3.5%還元です。
JRE CARD優待店は、アトレ・アトレヴィ、テルミナ、ペリエ、エクセル、エスパル、フェザン等です。
また、これらのJRE CARD優待店で特別な優待特典を享受でき、お買い物をする方に嬉しい特典が盛りだくさんでメリットが大きいカードです。
一例としては、アトレ・アトレヴィの「アトレカードハッピーWポイント」の日は100円(税抜)ごとに4ポイントとなり、還元率4.0%になります!
また、クレジット決済すると、還元率0.5%のJRE POINTも別に貯まるので、合計還元率は3.5~4.5%になります。
アトレ等のJRE CARD優待店で年間約16,700円(税抜)以上のお買い物をすると、3%の上乗せ分だけで500ポイントになり、年会費(2年目以降)よりもお得です。
1ヶ月あたりたったの約1,400円(税抜)です。アトレで日常的にお買い物している方であれば、すぐに到達します。年会費は大きなデメリットではありません。
アトレ・アトレヴィなどの駅ビルでは、割引やドリンクサービスなど限定優待サービスも受けられます。サインレス決済も可能でスムーズに支払えます。
JRE CARDの3.5%還元は、食品類、レストラン、ユニクロ、ドラッグストア、書店、無印良品、ロフト、CD・DVDなども対象です。
他のデパートやショッピングセンター・商業施設のクレジットカードや株主優待は、食品類・レストラン・喫茶は対象外、指定する店舗は対象外というものも多いです。外商カードでも同様です。
百貨店名 | カード名 | 還元率(食品・飲食) |
---|---|---|
JR東日本グループ駅ビル | JRE CARD | 3.5% |
三越・伊勢丹 | エムアイカード | 1.0% |
エムアイカードプラス ゴールド | 1.0% | |
エムアイカード Visaプラチナ | 1.0% | |
ルミネ | ルミネカード | 5.0% |
西武・そごう | クラブ・オン/ミレニアムカード セゾン | 1.0% |
丸井 | エポスカード | 0.5% |
エポスゴールドカード エポスプラチナカード | 1.0% | |
高島屋 | タカシマヤセゾンカード | 1.0% |
タカシマヤカード | 1.0% | |
タカシマヤカード《ゴールド》 | 1.0% | |
タカシマヤプラチナデビットカード | 3.0% | |
阪急・阪神 | 阪急阪神お得意様カード プレミアム | 原則対象外 |
ペルソナSTACIA アメックス | 1.0% | |
京王 | 京王パスポートPASMOカードVISA 京王パスポートVISAカード | 1.0% |
東急 | 東急カード 東急ゴールドカード JAL東急カード ANA東急カード | 1.0% |
小田急 | 小田急カード JAL小田急カード | 1.5% |
GINZA SIX | GINZA SIXカード | 2%~3% |
京急 | 京急カード | 1.5% |
名鉄 | 名鉄ミューズカード(μ’s Card) | 0.5% |
大丸・松坂屋 | 大丸松坂屋お得意様ゴールドカード | 1.0% |
しかし、JRE CARDはそうではありません。ごく一部に対象外の店舗・商品はありますが、JRE CARDの3.5%還元の対象店舗の広さはデパート業界のカードでは随一です。
ちなみに同じJR東日本グループのルミネをよくご利用する方は、ルミネカードもおすすめです。
JRE CARDに迫っている還元率のカードもありますが、3%還元のタカシマヤプラチナデビットカードは年会費30,000円(税抜)、GINZA SIXカード プレステージは年会費50,000円(税抜)です。
JRE CARDの年会費はたったの524円(税込)です。こうして比較すると、JRE CARDの圧倒的なコスパの良さが一目瞭然ですね。
JRE CARDは、アトレ・アトレヴィ、テルミナ、ペリエ、エクセル、エスパル、フェザンなどの駅ビルでお買い物をする方に嬉しい特典が盛りだくさんでメリットが大きいビューカードです。
「ビュー・スイカ」カードと同様に定期券機能を搭載しています。クレジットカード、Suica、定期券、JRE POINTの機能を搭載しています。
JR東日本でのSuicaチャージ等の「VIEWプラス」対象商品は還元率1.5%以上になる点、JRE POINTの有効期間、ビューカードの優待は他のビューカードと同じです。
実際に発行して使い倒したところ、諸々の特典で年会費を大きく上回る割引、ポイント還元を享受できて嬉しかったです。
JRE CARDは、アトレ等のJRE CARD優待店でのお買い物で還元率が3.5%~4.5%になる点、JR東日本グループ駅ビルでの優待、定期券機能が、他のビューカードと比較したエッジ・優位性です。
他方、524円(税込)の年会費が発生する点、家族カードがない点がデメリット。JRE CARD優待店でお買い物する方に向いているビューカードです。
公式サイトJRE CARD 公式キャンペーン
ルミネカード
百貨店のルミネでのお買い物で絶大なベネフィットがあるビューカードが「ルミネカード」です。国際ブランドは、JCB・Visa・Mastercardの三種類です。
年会費は初年度無料、2年目以降953円(税抜)です。家族会員(家族カード)の制度はありません。
Suicaチャージ・オートチャージでは、1,000円につきJRE POINTが15ポイントも貯まります。還元率1.5%です。
ルミネカードは、ルミネ等でのお買い物がいつでも5%OFFとなる点がユニークなクレジットカードです。
1~2月や7~8月のバーゲンセールの時も5%割引となります。バーゲン時は対象外というみみっちいクレジットカードが多い中、ルミネカードはパワフルです。
ルミネカードは、更に年数回ルミネでのお買い物が10%OFFになります。直近では10年連続で3月・5月・9月・11月に10%OFFのキャンペーンが開催されています。
ルミネカードの割引は、食品類、レストラン、ユニクロ、ドラッグストア、書店、無印良品、ヴィレッジヴァンガード、CD・DVDなども対象です。
また、ルミネカードは、ルミネ各店・ネット通販の1年間(1/1~12/31)の利用金額に応じて、「ルミネ商品券」のプレゼントがあります。
年間のご利用金額 | ルミネ商品券 |
---|---|
20万円から50万円未満 | 1,000円分 |
50万円から70万円未満 | 2,000円分 |
70万円から100万円未満 | 3,000円分 |
100万円以上 | 5,000円分 |
仮に20万円利用した場合、0.5%の還元となります。年会費のもとが取れます。ルミネ「スペシャルサンクス」という名前のサービスです。
定期券一体型機能もあります。お財布に入れるカードの枚数を減らせます。ビューカード共通の特典もあります。
更に、国内約20万ヶ所の施設を特別優待価格で利用できる「クラブオフ」(Club Off)が利用できます。
「LUMINE STYLE」という名前のサービスであり、法人向けの福利厚生サービスを個人でも利用できます。例えば、以下の割引が受けられます。
- イオンシネマ、MOVIX、ユナイテッド・シネマ/シネプレックス
109シネマズ&ムービル、ヒューマックスシネマ、T・ジョイ、アレックスシネマ - オリックスレンタカー
- ビッグエコー・歌広場・シダックス等のカラオケ
- コスモ石油でガソリン・軽油・灯油が店頭一般価格より1リットル1~3円OFF
- 横浜・八景島シーパラダイス等の観光施設
- 上島珈琲店10%OFF、コメダ珈琲店(一部)、PIZZA-LA500円OFF
- ガスト ドリンクバー179円(税抜)、その他割引
- ジェフグルメカードを480円で購入可能(送料無料)※100枚以上のセット
- nanacoギフト1,000円分を990円で購入可能
- 多様なホテルのレストラン・宿泊
レストランでお得なジェフグルメカードを安く買えるのも大きなメリットです。金券ショップが近所にない場合は便利です。
その他、LUMINE STYLEの詳細については、以下で精緻に分析しています。
ルミネカードはカード入会時も入会後もお得なキャンペーンが満載なクレジットカードです。
審査基準も本人か世帯主に安定的な収入があれば問題なく、パートや専業主婦でも作成可能です。
その他、ルミネカードの詳細については、以下で徹底的に解説しています。
実際に発行して使い倒したところ、諸々の特典で年会費を大きく上回る割引、ポイント還元を享受できたのが嬉しかったです。
ルミネカードは年会費は高いものの、ルミネでのほとんどの買い物が5%割引(年4回は10%割引)、ルミネ「スペシャルサンクス」、福利厚生サービス、定期券機能にエッジ・優位性があります。
Suicaチャージでのポイント付与に加えてルミネでの特典がパワフルであり、ルミネでよくお買い物する方ですとお得なクレジットカードです。
定期券一体型なら「ビュー・スイカ」カード
ビューカードのスタンダードカード「ビュー・スイカ」カードも、Suicaチャージ・オートチャージでは還元率1.5%となります。
年会費は524円(税込)です。家族カードの年会費は本人会員と同じく524円(税込)です。
通常のクレカ加盟店でのお買い物や公共料金の支払いの際は還元率0.5%です。ただし、「ビュー・スイカ」カードには、年間の利用額累計に応じて、ボーナスポイントがもらえる「ビューサンクスボーナス」があります。
4月~翌年3月作成の利用代金明細書の利用額累計が対象となり、各条件金額をクリアした翌月にボーナスポイントが付与されます。
ステージ名 | 年間の利用額累計 | ボーナスポイント | ボーナス還元率 | 合計還元率 |
---|---|---|---|---|
ボーナス30 | 30万円以上70万円未満 | 100 | 0.08% | 0.58% |
ボーナス70 | 70万円以上100万円未満 | 500 | 0.18% | 0.68% |
ボーナス100 | 100万円以上150万円未満 | 1100 | 0.28% | 0.78% |
ボーナス150 | 150万円以上 | 2100 | 0.35% | 0.85% |
この表の還元率は、ちょうど30万・70万・100万・150万円利用した場合の還元率です。
年間150万円ちょうど利用した場合の還元率は0.85%となり、高還元クレジットカードには及びませんが、そこそこの水準となります。
対象商品・サービスは、公共料金、携帯電話料金の支払い、食事、ショッピングなどです。
Suicaチャージや定期券等の「VIEWプラス」対象商品、年会費やキャッシングでの利用などは対象外となります。普通の一般加盟店で使った時の金額が対象です。
「ビュー・スイカ」カードは、クレジットカード機能に加えて、Suica、定期券の機能もある三位一体型のビューカードです。お財布に入れるカードの枚数を減らすことができます。
定期券機能が搭載されており、年会費が低めで、Suicaチャージ時は還元率1.5%であり、ビューサンクスボーナスがあるのが「ビュー・スイカ」カードのメリットです。
アトレを使う機会がなく、定期券一体型のクレジットカードがいい場合は有力候補となります。
その他、「ビュー・スイカ」カードの詳細については、以下で徹底解説しています。
ゴールドカードのビューゴールドプラスカードだと、年間利用額に応じたボーナスポイント、東京駅のラウンジなど充実のベネフィットが付帯します。
JALカードSuica
JALカードSuicaは、JMBカード、クレジットカード、Suica機能が三位一体となったカードです。国際ブランドはJCBのみです。
ビューカードとJALカードが融合した便利な空・陸カードです。地上も空中もこれ1枚で制覇できるクレジットカードです。
電車から空まで快適に移動することができます。これ1枚で、最寄の駅から空港に移動して、更に「JALタッチ&ゴーサービス」でスムーズに飛行機に乗れます。
切符を買う手間も、搭乗手続きをする手間もありません。スマートに移動することが可能なカードです。
JAL普通カード、JAL CLUB-Aカード、JAL CLUB-Aゴールドカードの3種類が揃っています。
CLUB-Aカード以上なら、JALグローバルクラブ(JGCカード)にも入会できるので、JGC修行の際にも活用可能。
JALカードSuicaの年会費(税抜)は下表のとおりです。
種別 | 本会員 | 家族会員 |
---|---|---|
普通カード | 2,000円 | 1,000円 |
CLUB-Aカード | 10,000円 | 3,500円 |
CLUB-Aゴールドカード | 19,000円 | 8,000円 |
一般のJCB加盟店でのショッピング時のマイル付与率は0.5%(特約店は1.0%)です。
ただし、年4,500円(税抜)のショッピングマイル・プレミアムに加入すると、マイル付与率が2倍となり、通常は1.0%(特約店は2.0%)となります。
CLUB-Aゴールドカードは自動付帯。CLUB-Aカード以下の場合、加入するか否かの損益分岐点は、1マイル2円ならば、一般加盟店では年45万円、JALカード特約店では年22.5万円(税抜)となります。
この程度は利用する方が大多数だと思うので、ショッピングマイル・プレミアムをつけるのがおすすめです。
1マイルの価値 | 年間利用額(税抜) ※非特約店 | 年間利用額(税抜) ※特約店 |
---|---|---|
2円 | 300,000 | 150,000 |
3円 | 200,000 | 100,000 |
4円 | 150,0000 | 75,000 |
5円 | 120,000 | 60,000 |
7円 | 85,714 | 42,857 |
10円 | 60,000 | 30,000 |
15円 | 40,000 | 20,000 |
20円 | 30,000 | 15,000 |
Suicaチャージ・オートチャージでは、1,000円につきJRE POINT15ポイントが貯まります。
JALカードSuicaはSuicaチャージで得たポイントを手数料無料でJALマイルに移行可能。交換レートは以下の通りです。
- JALカードショッピングマイル・プレミアム加入:JRE POINT1,500ポイント→JALマイル1000マイル(マイル付与率1%)
- 未加入:JRE POINT1,500ポイント→JALマイル500マイル(マイル付与率0.5%)
JALカードの機能があるので、搭乗のたびに一般カードは10%、CLUB-Aカードは25%のフライト・ボーナスマイルが得られます。
また、入会後、JMBマイル積算対象運賃でJALグループ便(RAC便は一部路線)に初めて搭乗した際に一般カードは1,000マイル、CLUB-Aカード以上は5,000マイルがもらえます。
入会2年目以降も毎年最初の搭乗時に、一般カードは1,000マイル、CLUB-Aカード以上は2,000マイルがプレゼントされます。
その他、JALカードSuicaの詳細については、以下で徹底的に解説しています。
2018年にはゴールドカードのJALカードSuica CLUB-Aゴールドカードが登場しました。
年100万円以上のカードショッピングで約3,333JALマイルのプレゼントがあるので、1マイル2円と考えるならば、CLUB-Aカードよりもお得になります。
また、ビューゴールドプラスカードと共通特典(東京駅のビューゴールドラウンジ特典、会員誌・会員限定イベント・優待)を利用可能です。
JALカードSuicaは電車・バスにて至高の利便性があるSuicaチャージでポイントが得られて、1%のマイルに移行できます。
もちろん、モバイルSuica、Apple PayのSuica、Google PayのSuicaも同様です。
SuicaチャージでJALマイル貯めたい場合は、候補となるクレジットカードです。SuicaチャージでJALマイルを貯められるオンリー・ワンのカードです。
公式サイトJALカード 公式キャンペーン
やはりJALカードは通常のJALカードがいいという場合や、JALカードの国際ブランドはVisaかMastercard、アメックスがいい場合は、JALカードと年会費が実質無料のビックカメラSuicaカードの2枚持ちがおすすめです。
あらゆるJALカードの比較については、以下で徹底解説しています。
20代限定の「JAL CLUB EST」にJALカードSuicaも入会できます。若年層向けの至高のベネフィットがあります。
年会費(税抜)は一般カード・CLUB-Aカードは5,000円(ショッピングマイル・プレミアム込)、CLUB-Aゴールドカード・プラチナカードは2,000円です。
たったの2,000円(税抜)の上乗せで充実の特典が付帯します。20代ならば大いに加入を検討しえます。
ANAカードにはJAL CLUB ESTと類似の制度はなく、JALカードならではのベネフィットです。18歳以上(学生不可)・29歳以下限定のANA JCBカード ZEROは年会費が無料ですが、スペックが劣悪であり、全くお得ではありません。
JAL CLUB ESTのオリジナルの特典は、以下の通りハイ・クオリティーです。
- 国内線サクララウンジクーポン年5枚(JAL CLUB ESTのサクララウンジ特典詳細)
- マイルの有効期限延長60か月
- 搭乗ボーナスマイルの優遇
- JALカードショッピングマイル・プレミアム自動付帯
- ビジネスクラス・チェックインカウンター
- 100マイルを100 e JALポイントに交換可能
- 毎年2,500 JALマイルのプレゼント
- FLY ONポイント2,000ポイント/年(毎年初回搭乗時)
2016年6月1日より、JAL CLUB EST JALカードのサービス内容が改定されました。
以前にあったクラスJ-eクーポン10枚/年が廃止された代わりに、国内線サクララウンジクーポンが年3枚から5枚に2枚増えました。
また、e JALポイント5,000円相当分/年、FLY ONポイント2,000ポイント/年(毎年初回搭乗時)が加わりました。JALグローバルクラブ加入のためのJGC修行にも役立ちます。
年10回飛行機に乗らないという方も多いと思うので、改定は改悪ではなく改善だと考えます。
サクララウンジは居心地最高レベルの快適で素敵な空間のラウンジです。
また、ソフトドリンクだけではなくビール等のアルコール飲み放題、おつまみ、シャワー、マッサージチェア、スマホ充電器、アロマ、雑誌・新聞などが揃った至高の空間です。
サクララウンジを利用できるのは大きなメリットです。飛行機での旅行・出張・帰省が非常に快適になりますね。
一例として羽田空港国内線のサクララウンジは以下にまとめています。
20代の場合、JAL CLUB ESTに加入できるのがJALカードSuicaのメリットの一つです。
JAL CLUB ESTの加入条件、ベネフィットなどの詳細については、以下で徹底的に解説しています。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんは、若年層向けのおすすめカードとして、JAL CLUB ESTを挙げられています。
以下からご入会すると、JALカードSuicaのお得な入会キャンペーンが適用されます。SuicaチャージでJALマイルがザクザクと貯まり、生活を豊かに彩ることができます。
公式サイトJALカード 公式キャンペーン
ANA VISA Suicaカード
ANA VISA SuicaカードはSuicaチャージでも通常のカード利用と同じマイル付与率なのがメリットです。国際ブランドはその名の通りVisaのみです。
5マイルコースならSuicaチャージで0.5%、10マイルコースなら1.0%のマイルが得られます。一般加盟店と同じマイル付与率でSuicaチャージが可能です。
Suicaが搭載されていること以外では、ANA VISA/マスター一般カードとスペックは同一です。
年会費も通常のANA VISA/マスター 一般カードよりも安くすることができてお得なANA一般カードです。
家族カードがないことを許容できるならば、ANA一般カードの中では有力候補のカードです。
マイ・ペイすリボを活用すると、マイル付与率を最大で1.3%まで上げることができます。
あらゆるANAカードの比較については、以下で徹底的に解説。ANAマイルが貯まりやすいクレジットカードが揃っています。
ANAカードの比較の結果として、グレードごとにおすすめANAカードを厳選した記事は以下になります。
以前ANAに取材して、ANAの安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。
イオンSuicaカードは×
イオンSuicaカードは、その名の通りイオンカードの機能とビューカードの一部機能があるクレジットカードです。
JR東日本での利用分(Suicaチャージ、みどりの窓口、びゅうプラザ、券売機など)は還元率0.25%(400円ごとに1ポイント)にとどまります。
通常のビューカードの1.5%と比較すると6分の1という低水準です。Suicaへのオートチャージは可能です。
毎月20・30日の「お客さま感謝デー」は5%OFF、いつでもポイント2倍(還元率1%)、55歳以上は「G.G感謝デー」は5%OFFなどイオンカードのお得な特典が付帯します。
イオンカードとSuica機能を1枚のカードで使いたいという場合は候補となる提携ビューカードです。
しかし、Suicaチャージの還元率が大幅に低下するのがデメリットです。一応はお得になりますが、還元率はたったの0.25%です。
イオンカードの中では、イオン銀行の金利がアップ(普通預金が0.1%)して、WAONオートチャージでポイントが付与される「イオンカードセレクト」が最もお得です。
2枚のクレジットカードを保有することを許容できるならば、イオンカードセレクトとビックカメラSuicaカードの二刀流がお得です。
イオンカードセレクトは年会費無料ですし、ビックカメラSuicaカードも年1回の利用(Suicaチャージ含む)で年会費無料です。
イオンカードセレクトについては以下で徹底解説しています。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「スーパーでお得なカード」としてイオンカードセレクトを挙げられていました。
イオンカードはショッピング保険でスマホが対象なのも大きなメリット。他社カードのショッピング保険はスマートフォンが対象外のことが多いです。
しかも期間は180日間とたっぷりで、年間50万円(税込)まで補償されます。年会費無料のクレジットカードとしては秀逸なクオリティです。
クレジットカードのレジェンド・菊地崇仁さんは、保険が充実しているカードとしてイオンカードセレクトを挙げていらっしゃいました。
モバイルSuicaならビューカード以外でもOK
カードタイプのSuicaへチャージできるのは、これまで取り上げたクレジットカードが代表例であるビューカードだけです。
しかし、おサイフケータイがあれば利用可能なモバイルSuicaですと、ビューカード以外のクレジットカードでもチャージ可能でかつポイント付与の対象のカードがあります。
モバイルSuicaは、カードタイプのSuicaカードやSuica定期券のように発行時の500円のデポジット支払いはありません。
モバイルSuicaを利用する場合も、Suicaチャージが1.5%還元のビューカードを保有するのがお得です。
ただし、クレジットカードの枚数を増やしたくなくて、1枚のクレジットカードで完結したい場合で、メインカードはビューカード以外がいいという方もいらっしゃると思います。
そうした場合は、メインカードがモバイルSuicaへのチャージでポイント付与の対象かチェックしてみることをおすすめします。
モバイルSuicaが還元対象のクレジットカードは、Apple PayのSuicaがポイント付与対象のクレジットカードと同一です。
人気がある年会費無料の高還元カードの中では、PayPayカード(還元率1.0%)、リクルートカード(同1.2%)、オリコカードザポイント(同1.0%)は、モバイルSuicaチャージがポイント付与対象です。
実際に発行して使い倒したところ、諸々の特典の賜物で得できたのが嬉しかったです。日々のお買い物や電子マネーチャージでザクザクとポイントを得られました。
リクルートのは電子マネーでのポイント付与は月3万円が上限ですが、JCB、VisaかMastercardの2枚持ちをすれば合計6万円までnanacoチャージが1.2%還元となります。
実際にJCBとMastercardでnanacoチャージしたところ、月6万円(720ポイント)まではしっかりと獲得できました。
高島屋を使う方ですと、タカシマヤセゾンカードも1%還元でお得です。ただし年20万円以上使わないとポイント交換ができません。
楽天カードはANA JCBプリペイドカード経由なら1%還元でモバイルSuicaにチャージできます。
モバイルSuicaならMAATルートが最大4%還元
無料のANA Payはマイラーだけではなく、現金還元希望の方にとっても有意義で、Apple Payだと高還元に昇華します。
Mastercardの三井住友カード ゴールド(NL)(最大2%)→au PAY(0.5%)→ANA Pay(0.5%)→トヨタウォレット(1.0%)だと合計4%還元です。頭文字を取ると「MAATルート」となります。
トヨタウォレットは、インターネットのMastercard加盟店での決済、電子マネーiD、Apple PayのSuicaやApple PayのPASMOへのチャージが可能です。
- 三井住友カード ゴールド(NL)→au PAY(最大2%のVポイント)※年100万利用&マイ・ペイすリボの繰り上げ返済を活用
- au PAY プリペイドカード→ANA Pay(0.5%)
- ANA Pay→TOYOTA Wallet(0.5%)※ANA Payで1マイル=1円で利用可能
- TOYOTA WalletでiD・Mastercardのネット払い・Apple PayのSuicaチャージ等(1.0%)
- 合計:4.0%
三井住友カード ゴールド(NL)は年会費無料で維持できるゴールドカードです。年間100万円の利用で年会費5,500円(税込)が翌年以降永年無料となります。
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
マイラーならJQ CARD エポスゴールドが選択肢
JQ CARD エポスにはゴールドカード「JQ CARD エポスゴールド」があります。
エポスゴールドカードとJQカードの魅力を融合させたクレジットカードです。年会費無料で利用できます。
年100万円ちょうど利用した際には、ボーナスポイントと合わせて1.5%還元となります。
JRキューポはGポイントに交換できるので、JQセゾンみずほルートでGポイント→永久不滅ポイント→ANAマイルと交換すると、1対0.7のレートでANAマイルに移行できます。
つまり年100万円ぴったり利用した際のマイル付与率が1.05%となります。100万円超の利用分は0.35%です。
また、対象ショップの中からよく利用するショップを登録すると、エポスゴールドカード利用時のポイントが最大3倍になります。
選べるショップは最大3つまでとなります。対象ショップには、電気代・ガス代などの固定費、普段使いすることが多いスーパー・コンビニ・ドラッグストア・ETCカードもあるので便利です。
「JR西日本」を選択すると、SMART ICOCAもポイント3倍にすることが可能です(※モバイルICOCA・Apple PayのICOCAは対象外)。
年100万円ぴったりポイント3倍のお店(3つまで選択可能)だけで使った場合、なんと1.75%ANAマイル還元です。
その他の電子マネーでは、月300円(税抜)のANAマイレージクラブ モバイルプラスに加入した場合、楽天Edyへのチャージ&利用も高還元になります。
その他、JQ CARD エポスゴールドの詳細については、以下で精緻に分析しています。
JQ CARD エポスゴールドは、JQ CARDエポスを作成して年50万円以上利用したら、インビテーションが届く可能性があります。
なお、通常のエポスカードを持っている方は、JQ CARDエポスに切り替えることが可能です。
JQ CARDエポスの入会キャンペーンはたったの2,000円相当ですが、通常のエポスカードは紹介制度で2,500円以上となります。
したがって、まずはエポスカードを作成して、そこからJQ CARDエポスに切り替えることをおすすめします。
エポスポイントとJRキューポは相互交換できるので、エポスカードのポイントはJQ CARDエポスに引き継がせることが可能です。
エポスカードはネット限定でお得な入会キャンペーンを開催しています。「おしごと」の下にある「ご紹介番号」に「24040195569」をご入力いただくと、更に紹介特典で500ポイントが上乗せされます。
公式サイトエポスカード 公式キャンペーン
au ユーザーならau PAY プリペイドカード経由という裏技
auの携帯電話、auひかりなどのユーザーはau PAY プリペイドカードを使えます。
au PAY プリペイドカードはモバイルSuicaにチャージ可能です。モバイルSuicaへのチャージでPontaポイントは貯まりません。
au PAYへのチャージはポイント付与の対象だが、モバイルSuicaへのチャージは対象外というクレジットカードの場合は、ポイントを獲得できる方法があります。
まず、au PAYチャージを行い、au PAY プリペイドカードからモバイルSuicaにチャージすれば、クレジットカードからau PAYにチャージした際のポイントが得られます。
おすすめカード
- 三井住友カード(NL):0.5%(チャージ還元率、以下同様)マイ・ペイすリボ利用なら+0.5%
- 三井住友カード ゴールド(NL):最大2%(年100万円利用&マイ・ペイすリボ利用時)
- ライフカード(Mastercard):誕生月は1.5%
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス:1.125%~1.375%のJALマイル
- マイレージプラスカード(セゾン):1.5%のマイル
- ANA Mastercard:最大1.0%のマイル
- ANA東急カード:最大1.0%のマイル
- Amazon Mastercard:1.0%
詳細は以下で徹底的に解説しています。
au PAYへのクレジットカードチャージはできなくても、auかんたん決済でのチャージが可能なクレジットカードもあります。
au かんたん決済の支払いはau料金と同一の取扱いとなるので、auかんたん決済でのチャージだと、大多数のクレジットカードがポイント付与の対象です。
Visa・Mastercardでauかんたん決済が可能なクレジットカードは以下の通りです。
クレジットカード発行元 | 国際ブランド | |
---|---|---|
Mastercard | VISA | |
au PAY カード | ◯ | ◯ |
セゾンカード | ◯ | ◯ |
UCカード | ◯ | ◯ |
三菱UFJカード | ◯ | ◯ |
DCカード | ◯ | ◯ |
NICOSカード | ◯ | ◯ |
楽天カード | ◯ | ◯ |
イオンカード | ◯ | ◯ |
TS CUBIC カード | ◯ | ◯ |
セディナカード | ◯ | ◯ |
JCBブランドのクレジットカードは、一部の発行元を除いて利用可能です。
対象外となるJCBカードは、「アプラス/オリコ/ジャックス/UCS/ライフカード/ゆめカード/VIEW/ポケットカード/日専連/エヌシー」。
楽天カード、イオンカードなど人気が高いクレジットカードがauかんたん決済に使えます。
お得な入会キャンペーンが人気の三菱UFJカードはモバイルSuicaチャージはポイント付与の対象外なので、au WALLET経由がお得です。
イオンカードは直接モバイルSuicaにチャージすると、400円ごとに1ポイント(0.25%)と低還元となってしまいます。
auかんたん決済の場合は通常通り200円ごとに1ポイント(0.5%)なので、auかんたん決済がお得です。
Apple Pay / Google PayでSuica機能が利用可能
7以降のiPhone、Series 2以降のApple Watchは、おサイフケータイに類似するサービス「Apple Pay」が利用可能です。
モバイルSuicaに類似した仕組みで電車・バス等に乗ることができます。また、iDかQUICPay・nanaco・WAONの店舗でお買い物することが可能です。
Suica、PASMO(モバイルPASMO)、nanaco、WAONは使えますが、SMART ICOCA、PiTaPaには対応していません。
ビューカードをApple Payに登録すると、QUICPayとして割り当てられて、全国のQUICPay加盟店でお買い物できます。JRE POINTも貯まります。
QUICPayに割り当てられた場合、「QUICPay+」の機能もあるため、QUICPay+加盟店では2万円を超える金額も決済できます。加盟店はビックカメラ、ヨドバシカメラ、コジマ、Right-on、auショップ等です。
ビューカードの場合、QUICPayの利用分だけではなく、Suicaチャージもポイント付与の対象。「VIEWプラス」の対象商品となり、JRE POINTが還元率1.5%です。
モバイルSuicaと同様に、Apple Payでもビューカード限定でオートチャージが可能。もちろん、オートチャージでも1.5%のポイントが得られます。
JRE POINTは券売機に行くことなく、会員サイトでApple PayのSuicaにチャージできるので便利です。全国どこに住んでいても活用できます。
Suicaアプリの「Suicaの詳細」画面にある「Suica識別ID」を、JRE POINTサイトに登録することでチャージ可能です。
Apple PayとSuica、国際ブランドの関係については、以下にまとめています。
セキュリティも高く、安心に利用できるような頑健な仕組みとなっています。個人情報は、暗号化された状態で安全にデバイス内のセキュア・エレメントに保管されます。
Apple Payを使っている端末を紛失した場合、「iPhoneを探す」機能で紛失モードに設定すると、簡単にApple Payの利用を一時停止できます。
新しいiPhoneやApple Watchに、Suicaのチャージ残高や定期券を移行することも可能です。Apple Payが使えるクレジットカードについては、以下で比較しています。
その中でおすすめ
Apple PayのSuica機能の詳細、アップルペイでのSuicaチャージでポイントが貯まるクレジットカードについては、以下で分析しています。
実際にApple Payを使ってみた感想については、以下にまとめています。
FeliCa搭載のAndroidの場合、Google Payを利用可能でSuicaを使えます。
まとめ
カードタイプのSuicaにチャージする場合は、ビューカードがお得です。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「電子マネーチャージがお得なカード」としてビューカードを挙げられていました。
お得にSuicaチャージすることが可能になり、家計が頑健化します。日々の生活を豊かに彩ることができます。
また、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、ビックカメラSuicaカードがSuicaチャージにおすすめとおっしゃっていました。
クレジットカードのレジェンドがプライベートでも保有するのがビックカメラSuicaカードです!
ビューカードの中で特におすすめなのは、年会費が年1回の利用(チャージ含む)で無料になるビックカメラSuicaカードです。
年会費が発生してしまうものの、アトレ・シャポー・グランデュオ・エスパル・フェザン等のJRE CARD優待店はJRE CARD、ルミネをよく使う場合はルミネカードも有力候補です。
JALマイルを貯めたい場合はJALカードSuica、ANAマイルを貯めたい場合はANA VISA Suicaカードも候補となります。
その他、Suicaチャージでポイントが貯まるビューカード一覧については、以下で徹底解説しています。
各ビューカードはお得な入会キャンペーンを開催しています。
Suica、モバイルSuica、Apple PayのSuica、Google PayのSuicaなら、ビューカード以外のクレジットカードでもポイントが貯まるカードがあります。
エポスゴールドカードが最大2%で高還元です。JQ CARD エポスゴールドだと1.8%のANAマイルに移行できます。
インビテーション制ではない年会費無料カードでは、ヤフーカード、リクルートカード、オリコカードザポイントが候補となります。
au ユーザーならau PAY プリペイドカード経由でモバイルSuicaにチャージするという選択肢もあります。
ちなみにSuicaのライバルであるPASMOでお得になるクレジットカードはSuicaとは異なります。