野村ホールディングスとカーライル・グループが、沖縄県はもちろん西日本でも最大級の地ビール企業であり、沖縄の製造業を代表するオリオンビールを買収します。
オリオンビールは売上の80%程度を沖縄県が占めており、足元では伸び悩んで足踏みの状況となっています。
カーライルのグローバル・ネットワークの活用などによって海外展開を推進して、成長の再アクセルを踏む方針となっています。
野村HD子会社の野村キャピタル・パートナーズの社長は「5年後に新規株式公開(IPO)を目指したい」と発言しています。
オリオンビールのIPOが具現化する可能性が上昇しています。
大型IPOは大量取得が容易です。オリオンビールのIPO獲得に向けて今から備えることが重要です。
オリオンビールの上場・IPO
野村・カーライル連合の傘下に入るオリオンビールは、多種多様なビール類、清涼飲料を販売しています。
ジャンル | 商品名 |
---|---|
ビール | オリオンドラフトビール、いちばん桜ビール |
発泡酒 | マンゴーのビアカクテル、ゼロスター、麦職人 |
新ジャンル | 贅沢気分、サザンスター、ゼロライフ、スペシャルエックス |
ノンアルコール | クリアフリー |
清涼飲料 | アクアビート、オバァ自慢のさんぴん茶、レモンティー、茶願寿、トマトジュース、ウーロン茶 |
大阪府泉佐野市、佐賀県上峰町のふるさと納税返礼品にも採用されています。
昭和32年(1957年)5月18日に創業した老舗企業であり、オリオンの由来は、一般公募によるビール名募集により採用されました。
星座のオリオン座は南の星であり沖縄のイメージにマッチしていること、また星は人々の夢や憧れを象徴すること等が選定の理由となりました。
従業員数(平成29年3月31日現在)は 158名、年間売上高(平成30年3月期)は283億円となっています。
この度は衝撃的なTOB実施で新体制へと移行することが決定しました。
https://www.youtube.com/watch?v=ZABAioTRTjM
10%の株を保有している筆頭株主のアサヒビールもTOBに応じます。
その後、買収目的会社に10%程度を出資し、実質的にアサヒビールとの出資関係は維持されます。
カーライルは外国の卸会社などにオリオンを紹介して、海外展開を後押しして、プレミアムビールとして世界展開する方針となっています。
株主優待に期待!
オリオンビールの事業はビール・清涼飲料の販売等ということで、株主優待との親和性が極めて高くなっています。
ライバルのアサヒビール、キリンビール、サッポロビールは、自社製品の株主優待を実施しています。
サントリーは株主優待を実施していませんが、見習うべきはサントリーではなく、アサヒ・キリン・サッポロです!
株主優待があるか否かでPBRが2~5倍、PERが10~20倍違うのはザラであり、導入して上手く株主優待を活用すると、成長にモメンタムをつけることもできます。
クリエイト・レストランツ・ホールディングス、コロワイド、RIZAPグループ、リンガーハットあたりは株主優待を極めて上手く活用してファイナンスし、M&A等で成長を加速させています。
高PBR・高PERで株価を高く保ち、それを活かして資金調達し、獲得した軍資金を元に成長を加速させています。
コード | 銘柄名 | PBR | PER | 配当利回り |
---|---|---|---|---|
2928 | RIZAPグループ | 5.09 | 赤字 | 0.00% |
3387 | クリエイト・レストランツHD | 22.24 | 赤字 | 0.00% |
7616 | コロワイド | 17.88 | 赤字 | 0.26% |
8200 | リンガーハット | 5.34 | 赤字 | 0.00% |
株主優待を経営に活かすと、無い場合に比べて成長にスピードをつけることも可能になります。飲食企業ですと株主優待の活用が経営のスピードアップの特効薬と言っても過言ではありません。
コロワイドは牛角やかっぱ寿司を買収しましたが、株主優待のパワーがなかったら果たして買収できたかどうかという話にまでなりかねません。
RIZAPグループとクリエイト・レストランツHDは、もし株主優待がなかったとしたら、ここまでの急成長は無理だったと断言できます。
経営に必要な資金を株主優待で築いた高い時価総額を利用して賄い、成長を加速させています。
オリオンビールにも株主優待レバレッジ経営を期待します。
オリオンビールの上場に備えてすべき準備
オリオンビールの株式を購入するには、上場後に株式を買う以外にも、IPOでの購入という方法がありますね。証券会社に口座を開く必要があります。
IPOで株を買う場合、ブックビルディング期間中に証券会社で申し込んで、抽選に当選すれば手数料無料で購入できます。
IPOに当選するには、多額の株を引き受ける主幹事証券はもちろん、それ以外の証券会社からも申し込むことが重要です。
数打てば当たる可能性が着実に上昇します。現在は証券会社の口座開設・維持費用は国内株に関しては無料の証券が大多数ですから、できる限り数多くの証券会社から申し込みましょう。
オリオンビールのIPOの当選のコツについては、以下で徹底解説しています。
株式の売り出しを担当する主幹事は野村證券、大和証券(auアセットマネジメント仲介)、SMBC日興証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、みずほ証券、SBI証券あたりが選定される可能性が高いです。
三菱UFJグループのauカブコム証券でも取り扱いが期待できます。カブドットコムのIPOは、公平性と機密性を確保したシステムによる抽選で当選者が決まります。
SMBC日興証券のダイレクトコースは個人投資家でもIPOが当たるチャンスがあるオンライン証券です。
特に大型株は当たりやすいです。オリオンビールも当選が大いに期待できます。店頭証券の営業とのやり取りが不要で気軽に申し込めます。
野村證券や大和証券、SMBC日興といった大手証券だけではなく、ネット証券でもお手軽に申し込めます。
ネット証券ではSBI証券がIPOに積極的ですので、オリオンビールのIPOもほぼ確実に幹事団に名を連ねるでしょう。
オリオンビールのような大型案件は株式数が多いので当選が比較的容易になります。IPOは勝率が高く、無難に上場日の初値で売却した場合でも、利益が出る確率が高いです。
SBI証券には「SBIチャレンジポイント」という仕組みがあり、IPOに落選した場合はポイントが貯まります。
このポイントを貯めていくといつかは必ずIPOに当選するという嬉しい仕組みがあります。
オリオンビールのIPOに備えてSBI証券に口座開設しておくことを強くおすすめします。SBI証券でIPOの引受け部門で活動していたプロにインタビューして、貴重なお話を聞きました。
SBI証券はIPO以外にもメリットが多いネット証券です。私もフル活用して、パフォーマンスを向上させています。
SBI証券の口座開設・維持費用、ネット入金・出金の費用は無料です。IPOに申し込むのに際して費用は一切かかりません。
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口座開設・維持・入出金は無料です。まだ口座をお持ちでなければ、この機会にぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
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SBIネオトレード証券でもIPOの取扱いが開始しました。口座開設者数が大手ネット証券と比較すると少ないのでライバルが少ないのがメリットです。
機械的な完全ランダム抽選で平等・公平です。事前入金は不要で、口座残高がなくても申し込めるのも便利です。ネット上で手間をかけずにサクッとIPOのブックビルディングに参加することが可能です。
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マネックス証券も完全抽選で小口個人投資家でも当選する可能性がある証券会社です。IPOにおいてはぜひ口座開設しておきたいネット証券です。
この他、幹事団として、岡三オンライン証券、東海東京証券、岩井コスモ証券などが入る可能性が高いです。
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