CRI・ミドルウェアのIPOの初値予想

更新日: IPO

CRI・ミドルウェア

CRI・ミドルウェア(3698)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は11月7日(金)~11月13日(木)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は2,300円(1単元23万円)です。仮条件は2,10円〜2,400円となりました。

CRI・ミドルウェアはミドルウェアの研究開発と、許諾販売を主要な業務としています。 また、ミドルウェアに関連する受託開発業務も一部行っています。

本社は東京都渋谷区渋谷1-7-7です。渋谷駅東口の青山通りに面しています。パルコの株主総会の会場、並びに青山学院の近くです。

CRIミドルウェアのIPO

CRIミドルウェアは、主に音声・映像関連の技術を得意として創業以来、継続して研究開発を行い、ミドルウェア製品ブランドCRIWARE(シーアールアイウェア)」を展開して、ゲームや遊技機といったエンターテインメント分野を中心に事業展開しています。

ミドルウェアとは、ハードウェアやOS と、アプリケーションソフトウェアとの中間に位置するソフトウェアです。ミドルウェアは、ハードウェアやOSの特性を押さえながら違いを吸収し、その上で実行されるアプリケーションの動作や開発をスムーズにします。

アプリケーションソフト開発において、クオリティの向上、開発工数の削減、開発期間の短縮、開発難易度の低減などの効果を生みます。また、アプリケーションを多くのプラットフォームに展開し易くするため、顧客に事業拡大のメリットをもたらします。

近年では、スマートフォンアプリでの音声・映像のクオリティ、パフォーマンス向上を支援するとともに、家電や業務用機器、また医療・ヘルスケアといった新しい分野へのCRIWAREの展開を進めています。

従業員数は62名、平均年齢は36.0歳、平均勤続年数は6.8年、平均給与は607.5万円です。平均勤続年数・給与のいずれもやや高めとなっています。

ゲーム分野

主な提供製品は、ゲーム・アプリ開発事業者向けの、音声関連ミドルウェア「CRI ADX2」、映像関連ミドルウェア「CRI Sofdec2」、ファイル関連ミドルウェア「ファイルマジック PRO」です。

採用実績としては全世界で2,800以上のゲーム・アプリに採用されており、CRIミドルウェアは技術力や信頼性が評価されていると認識しています。

例えば、「AKB48ついに公式音ゲー出ました。」、「太鼓の達人RPGだドン!」、「ワンダーフリック R」、「Miku Flick/02」、「サカつくシュート!」、「押忍!サラリーマン番長」、「ワンピース アンリミテッドワールド レッド」などに採用されています。

遊技機分野

主な提供製品は、遊技機向けプラットフォームに特化した、音声関連ミドルウェア「CRI ADX7」、映像関連ミドルウェア「CRI Sofdec7」です。

遊技機メーカーにミドルウェアを提供するだけでなく、遊技機向けのチップ・ボードを製造するハードウェアメーカーにミドルウェアを供給し、当該ハードウェアメーカーから各遊技機メーカーに供給するというビジネスも行っています。

特定メーカーのハードウェアに当社ミドルウェアをカスタマイズする受託開発業務や、遊技機メーカーに開発支援ツールを提供する受託開発業務なども行っています。

新規分野

音声や映像インタフェースが必要とされる分野に事業展開を始めています。家電等で使われる限られた性能の CPU向けに、負荷の軽い音声・映像圧縮技術を提供しています。

また、医療・ヘルスケア分野において、製薬会社等に対し、エンターテインメント分野で培ったノウハウと技術を駆使したUI/UX(ユーザーインタフェース / ユーザーエクスペリエンス)の営業支援ツールを開発し、提供するビジネスを行っております。

更に、ライブ中継や動画配信などで需要が高まるネットワークを活用した映像配信分野にも、事業展開を進めています。

業績推移

業績面では、売上高は大局的には右肩上がりの傾向ですが、ここ3年度は横ばいが続いています。経常利益・純利益は期によって大きくブレていますが、今期は第3四半期時点では過去最高益を上げています。

営業キャッシュフローは純利益を上回っています。

2013年9月期の自己資本利益率は6.70%、自己資本比率は79.1%です。

CRI・ミドルウェアの業績推移

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズは東証一部に先駆けて、揉みあいが続いた末に下離れましたが、ここに来て下げ止まりつつあります。

東証マザーズのチャート(2014年7月8日~10月8日)
(※マネックス証券より)

上場規模

CRI・ミドルウェアのIPOの規模は最大で約7.3億円と小規模です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公開比率は約20%と標準的です。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。

株式会社セガ、鈴木久司、押見正雄、古川憲司、松下操、鈴木泰山、田中克己、青山幸雄には原則として90日間のロックアップがかかっています。ロックアップは1.5倍で解除されます。

まとめ

タブレット・スマホの普及でゲームや映像ソフトウェアのニーズは拡大しています。据え置き型ゲーム機やPCゲームには興味がなくても、ついついスマホで電車の中でゲームを行うという方は多いのではないでしょうか。

市況が波乱含みである点がマイナスポイントであり、売上面での成長性は鈍化しているものの、クール・ジャパンの裏方企業ということもあり、東証マザーズの軽量IPOということで手堅いリターンが見込めます。

初値予想は大きなプラスリターンです。

主幹事はエイチ・エス証券です。その他は、SBI証券、SMBC日興、岡三証券、東海東京証券、岩井コスモ証券、東洋証券で申し込めます。

エイチ・エス証券はSBI証券と並んでネット証券では数少ない主幹事を務めることがある証券会社です。口座開設をおすすめします。

<投資スタンス>
強気
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

※過去1年間のIPO初値予想の履歴

銘柄名BB前直前結果
SIA不動産投資法人中立中立-4.7%
システム情報強気強気372.9%
ANAP強気強気410.0%
メディアドゥ強気強気256.7%
M&Aキャピタルパートナーズ強気強気233.3%
イオンリート投資法人やや強気やや強気9.5%
じげんやや強気強気191.7%
アライドアーキテクツ強気強気229.4%
ライドオン・エクスプレスやや強気強気55.3%
ホットリンク強気強気165.6%
ブイキューブ強気強気117.3%
オンコリスバイオファーマやや強気やや強気34.6%
オウチーノ強気強気130.0%
エンカレッジ・テクノロジ強気強気118.2%
日本アクアやや強気やや強気24.9%
アズマハウスやや強気やや強気10.0%
シンプロメンテ強気強気135.3%
イーグランドやや強気やや強気27.3%
足利ホールディングス中立中立7.4%
アーキテクツ・スタジオ・ジャパン強気強気124.4%
アビストやや強気やや強気0.0%
ダイキアクシスやや強気やや強気3.9%
シグマクシスやや強気やや強気0.3%
ウィルグループ中立中立-4.2%
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ強気強気221.4%
ヒューリックリート投資法人中立中立13.0%
アキュセラインクやや強気中立27.8%
サイバーリンクス強気強気172.9%
日本BS放送中立中立6.6%
エンバイオ・ホールディングス強気強気126.0%
ダイキョーニシカワ中立中立12.4%
日立マクセルやや弱気やや弱気-4.8%
ジャパンディスプレイ中立中立-14.6%
ホットマンやや強気やや強気67.5%
みんなのウェディング強気強気27.1%
ディー・エル・イーやや強気やや強気101.0%
サイバーダイン強気強気130.0%
エスクロー・エージェント・ジャパンやや強気やや強気290.8%
トレックス・セミコンダクターやや弱気やや弱気-10.4%
丸和運輸機関中立中立-8.8%
ジョイフル本田中立中立-1.9%
フィックスターズ強気強気162.0%
白鳩強気強気46.2%
日本リート投資法人中立中立4.0%
西武ホールディングスやや弱気やや弱気0.0%
東武住販やや強気やや強気12.0%
インベスコ・オフィス・ジェイリート投資法人中立中立5.7%
ニュートン・フィナンシャル・コンサルティング中立中立-7.7%
ムゲンエステート中立中立10.0%
フリークアウト強気強気250.0%
ポバール興業中立中立6.6%
OATアグリオ中立中立-6.3%
メドピア強気強気131.3%
レアジョブ強気強気169.7%
VOYAGE GROUP強気強気40.0%
鳥貴族やや強気やや強気120.7%
イグニス強気強気342.1%
日本ビューホテルやや弱気やや弱気-2.3%
ジャパンインベストメントアドバイザーやや強気やや強気126.3%
ロックオン強気強気284.6%
リアルワールド強気強気79.8%
AMBITIONやや強気強気62.0%
ジェネレーションパス強気強気119.2%
リボミック中立やや強気-20.4%
FFRI強気強気176.5%
ホットランド中立中立-1.7%
ヤマシンフィルタ中立中立19.6%
すかいらーく中立中立0.0%
リクルートホールディングス中立中立2.3%
GMOリサーチ強気強気133.3%
セレス強気強気55.4%
オプティム強気強気
エランやや強気やや強気
日本ヘルスケア投資法人やや強気やや強気
SHIFT強気強気
  • この記事を書いた人

まつのすけ

14年に渡ってクレカ・電子マネー等のキャッシュレス決済を探求。日本のキャッシュレス化に貢献することが目標です。55枚のクレジットカードを保有し、支払年会費の総額は113万円。実生活において徹底的に活用した経験を活かして、記事を執筆しております。

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