新規上場!ユーザベースのIPOの初値予想

更新日: IPO

ユーザベース

ユーザベース(3966)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2016年10月4日(火)~10月11日(火)、上場日は10月21日(金)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は2,510円(1単元25.1万円)です。仮条件は2,190円~2,510円と下振れました。

公開価格は仮条件の上限である2,510円となりました。予想PERは199.0倍、予想PBRは9.08倍です。予想配当利回りは0%です。

初値予想は公開価格近辺です。大手初値予想会社の初値予想は以下の通りです。

  • 2,800〜3,200円(想定価格比+11.6%~+27.5%)
  • 2,500〜2,700円(想定価格比+-0.4%~+8.0%)

初値予想会社の直前初値予想は以下の通りとなっています。

  • 2,800円(公開価格比+11.6%)
  • 2,800円(公開価格比+11.6%)

ユーザベースは、BtoBサービスである企業・業界分析を行うビジネスパーソンのためのオンライン情報プラットフォーム「SPEEDA」、BtoCサービスであるソーシャル経済ニュースプラットフォーム「NewsPicks」の2つの事業を運営を展開しています。

監査法人は有限責任監査法人トーマツです。本社所在地は東京都渋谷区恵比寿1-18-14 恵比寿ファーストスクエア10Fです。

ユーザベースとは

ユーザベースは、ミッションとして「経済情報で、世界をかえる」を掲げ、世界中の経済情報を人とテクノロジーの力で整理・分析・創出することで、人々の生産性を高め、創造性を解放し、世界中の意思決定を支えるプラットフォームを作りあげたいと考えています。

行動指針を「7つのルール」として策定しています。7つの習慣的な雰囲気があります。以下の項目で構成されています。

① 自由主義で行こう
自由は、楽しい。精神をあらゆる方向へ解放し、可能性を無限に引き出してくれる。自由な環境の中でこそ、私たちの創造力は最高のパフォーマンスを発揮する。一方、自由は私たち一人ひとりに責任を要求する。それは自由を奪うものではなく、自由であるためのもう片方の翼である。

② 創造性がなければ意味がない
そこに未知なる驚きがあるか?それはユーザーの期待値を超えているか?答えがNOなら世には出さない。私たちはチームの力を結集し、優れた技術力と独自のビジネスマインドを融合させることで、創造性にあふれる商品とサービスを提供し続ける。それが私たちの価値である。

③ ユーザーの理想から始める
自分たちの出来ることから考え始めてはならない。ユーザーの理想の実現に知恵を絞る。謙虚にユーザーの気持ちに耳を澄ませる。細部までこだわり抜き、なおかつシンプルな商品とサービスを追求する。結果、ユーザーの日常に深く入り込み、なくてはならない存在として愛されていく。

④ スピードで驚かす
どこよりも早く開発し、どこよりも早く改善する。スピードは私たちの文化だ。私たちは、商品・サービスの進化、意志決定のスピード、業務の効率化、ユーザーへのレスポンスなど、経営にかかわるすべての局面においてつねに最速を目指し、社内から一切のムダを排除する。

⑤ 迷ったら挑戦する道を選ぶ
正解のない道を、私たちは歩いている。迷ったら挑戦する道を選ぼう。挑戦すれば失敗の確率が高くなる。全員で大いに失敗し、検証のPDCAを高速回転させよう。私たちの世界では、失敗は成功への近道なのだ。そこから強さが育ってくる。絶え間ない革新が生まれていく。

⑥ 渦中の友を助ける
私たち一人ひとりはスーパーマンではない。しかし、チームとして強い仲間意識で結ばれたとき、個の力は何乗にも増幅する。真価を問われるのは、誰もが投げ出したくなるような過酷な状況のとき。そんなときこそ、自ら仲間に手を差し伸べ、チームの力で最高の結果に変えていく。

⑦ 異能は才能
異能の集まりには、何が飛び出すかわからないパワーがある。私たちは価値観、人種、宗教、性別、性的指向の違いを認め合い、互いに尊重することで、未来を動かす力を生み出していく。そのために、思ったことはダイレクトに伝える。フェアでオープンなコミュニケーションを徹底する。

従業員数は101名、平均年齢は32.6歳、平均勤続年数は2.6年、平均年間給与は590.6万円です。社外取締役にはマネックス証券の松本大氏が名を連ねています。

「SPEEDA」事業

「SPEEDA」は、企業・業界分析を行うすべてのビジネスパーソンのための法人向けオンライン情報プラットフォームです。

金融機関・コンサルティングファーム・会計ファームの他、事業会社を顧客とし、顧客の所在地は平成28年8月末現在、日本国内のみならずアジア諸国を中心として世界11ヶ国にわたります。

インターネットが接続できる環境であれば、いつでも「SPEEDA」を利用することができます。

利用者は、「SPEEDA」を通じ、世界200ヶ国以上をカバーした企業の財務、株価データ、550を超える業界の地域別の分析レポートの他、統計データ、経済ニュース、M&A情報など、幅広いビジネス情報にワンストップでアクセスすることができます。

また、「SPEEDA」はサービス利用者の目線に立った開発を追求しており、利用者は直観的な操作によりサービスを利用することが可能です。特徴は以下のとおりです。

世界の企業・業界情報の統合プラットフォーム

世界200ヶ国以上、380万社以上の上場・未上場企業データの他、統計データ、M&A情報などの経済情報にワンストップでアクセスできます。

また、ユーザベースの専属アナリストによる550を超える業界の地域別分析レポートにより、業界の概要から市場、競争環境を短時間で把握することができます。

直観的なインターフェースによる操作性

説明書が必要ない、直観的な操作性により、必要とする世界中の企業・産業データを簡単に探すことができます。

また、データはそのまま「SPEEDA」上で編集、加工できる他、ワンクリックでExcel、PowerPointやPDF等、必要な形式にダウンロードすることができます。

アナリストによる分析・リサーチ支援

専門のコンサルタントや業界のアナリストに、より付加価値の高い分析、リサーチ業務を依頼することができます。

テクノロジーと専門家の力を組み合わせることで、お客さまのナレッジワーク(知識により付加価値を生み出す業務)を幅広く支援します。

マネタイズ

「SPEEDA」の契約単位はIDであり、「SPEEDA」の主な収入源は、利用者から毎月受領する、「SPEEDA」の契約ID数に係る月額の定額利用料金です。

この他、オプション機能の契約によって追加で発生する月額のオプション利用料金、他社の提供する企業のクレジットレポート・業界レポートの購入に応じて課金されるレポート料金も「SPEEDA」の収入源となっています。

「SPEEDA」の基本契約の契約ID数の推移は、以下のとおりです。

 国内ID数海外ID数合計ID数
平成23年3月末296296
平成23年6月末318318
平成23年9月末343343
平成23年12月末370370
平成24年3月末394394
平成24年6月末434434
平成24年9月末488488
平成24年12月末515515
平成25年3月末550550
平成25年6月末603603
平成25年9月末638638
平成25年12月末6925697
平成26年3月末73322755
平成26年6月末79140831
平成26年9月末84544889
平成26年12月末88949938
平成27年3月末91554969
平成27年6月末968681,036
平成27年9月末1,019821,101
平成27年12月末1,0801031,183
平成28年3月末1,1271221,249
平成28年6月末1,2561371,393

「SPEEDA」によって、主に以下の情報の取得及び機能の利用が可能です。

業界情報

各業界のオリジナル業界レポートを閲覧することができます。550を超える業界のオリジナル業界レポートが格納されており、地域は、日本のみならず、中国、香港、台湾、シンガポールなどアジア諸国を中心に世界各国をカバーしています。

オリジナル業界レポートは、ユーザベースグループに在籍するアナリスト又はユーザベース業務委託先によって執筆され、基本的に「SPEEDA」のみで提供されるオリジナルコンテンツです。

業界レポートは、各業界の特徴などの定性情報、市場の伸びなどの定量情報、業界プレイヤー等について短時間で把握可能な内容になっています。

また、当該オリジナル業界レポートに加え、ユーザベース提携先の作成する業界レポートを無料又は有料で取得することが可能となっています。

企業情報

世界約200ヶ国以上の企業に関するデータを閲覧することができます。

上場企業については、世界中の上場企業の内、企業数ベースで97%以上の情報を格納しており、企業概要情報、財務データ、セグメント情報、役員情報、株主情報、株価データ、開示資料等が格納されています。

また、未上場企業については、国内企業は約115万社の会社概要、主要財務データ(一部レンジ表記)等を格納、海外企業は、アジアを中心に約260万社の企業概要、主要財務データ、役員情報、株主情報等を格納しています。

なお、「SPEEDA」において格納されている各種データは、ユーザベースグループ独自で作成したものに加え、外部のデータサプライヤーから有償提供されたものが含まれています。

M&A情報

平成12年以降の、世界のM&Aデータ約140万件を格納しています。M&Aデータには案件概要、案件の金額規模、当該案件にかかるアドバイザー、資金供給者等が含まれます。

分析・検索機能

分析・検索では、企業の財務比較分析、株価分析、ヒストリカルマルチプル分析といった比較・時系列分析、有価証券報告書、その他の開示資料の全文検索、ニュース検索、レポート検索、企業のIRデータ、各国の統計情報の検索などが可能となっています。

ヒストリカルマルチプルとは企業の株価倍率(財務数値と株価の倍率)の過去推移のことを指します。

その他オプション機能

上記の標準データ・標準機能に加え、オプション申込みによって利用者が利用できるデータ・機能があります。

主なオプション契約には、Excelに「SPEEDA」のデータを直接ダウンロードすることのできる「Excel Plug-in」機能があります。

サポートデスク

「SPEEDA」のサービス利用者は、ユーザベースのコンサルタントやアナリストによるサポートデスクを原則として契約料金の範囲内で利用することが可能です。

当該サポートデスクは、利用方法の案内を行うのみならず、利用者からの依頼により、データ作成、リサーチ業務のサポートも行っています。

また、上記の他、「SPEEDA」のサービス利用者は、ワンクリックで業界データや企業情報をWord・Excel・PowerPoint・PDF形式等でダウンロードできるほか、簡単な操作により、企業概要、財務諸表、業績推移のグラフ等の資料冊子を30秒程度で自動で生成することができます。


「NewsPicks」事業

NewsPicksの特徴 NewsPicksの特徴

「NewsPicks」はソーシャル機能も兼ね備えた、経済ニュースプラットフォームです。

「NewsPicks」では、90以上の国内外のメディアが配信する経済ニュースをワンストップで読むことができることに加え、「NewsPicks」独自の編集部が取材・編集したオリジナルコンテンツを提供しています。

ニュースを配信するプラットフォームとしての性格に加えて、ユーザー同士やユーザーと企業とのコミュニケーションを提供する「コミュニティ」の性格も備えています。

ソーシャル機能も兼ね備えた、経済ニュースプラットフォームとして独自のポジショニングを確立しています。

「NewsPicks」は、iPhoneやAndroidに対応しているアプリ版とPCから利用できるWeb版を展開しています。具体的な特徴は以下のとおりです。

スマートフォンに特化した経済ニュースメディア

90以上の国内外のメディアの経済ニュースを配信しています。また、「NewsPicks」独自の編集部が取材する社会性の高いテーマや、ビジネスに示唆を与えるストーリーをオリジナル記事として提供しています。

ビジネスパーソンをつなぐSNS

ユーザーはニュースにコメントを投稿することができます。コメントを投稿するユーザーは「ピッカー」と呼ばれています。

「NewsPicks」は経済情報に特化していることから多くのビジネスパーソンが参加しており、それら多くのビジネスパーソンに情報を届けられるという特性から多数の専門家や著名人も参加しています。

気になるピッカーをフォローすることで、独自のタイムラインを作成することができます。

「SPEEDA」と連携した検索エンジン

「NewsPicks」に投稿されたユーザーのコメントやニュース情報に加え、「SPEEDA」に格納されている企業財務・統計情報などのデータもワンストップで検索することができます。現在、開発中の機能として Web 版のみでの提供をしています。

「Pick(ピック)」・コメント機能

ユーザーは、「NewsPicks」上のニュースを「Pick(ピック)」することができます。

ユーザーが「Pick(ピック)」したニュースは、ユーザーごとに蓄積され、ユーザーは過去に「Pick(ピック)」したニュースをいつでも見ることができます。

また、ユーザーは、「Pick(ピック)」したニュースにコメントを記載することができます。ユーザーによって記載されたコメントは、「NewsPicks」上に公開されます。

ユーザーは、「NewsPicks」上のニュースについて、ニュースの内容のみならず、当該ニュースに寄せられた専門家、著名人等のコメントを閲覧することで多角的にニュースを読み解いたり、アイデア発想に役立てたりすることができます。

他のユーザーのフォロー機能

ユーザーは、「NewsPicks」を利用する他のユーザーをフォローすることができます。

「NewsPicks」内の「タイムライン」というページには、自分がフォローした他のユーザーが、「Pick(ピック)」したニュースが配信されます。

これにより、タイムラインは、ユーザーのフォローする専門家、著名人、友人・知人等の、「Pick(ピック)」するニュースで構成されることとなり、ユーザーは、好みのニュースを自分に配信させることが可能となります。

NewsPicksのコンテンツ例 NewsPicksのコンテンツ例

記事投稿機能

ユーザーは、「NewsPicks」に自らニュース記事を投稿することが可能です。

インターネット上公開されているニュースのURLを、「NewsPicks」上の投稿ページに入力することにより、「NewsPicks」上で、他のユーザーにニュースを共有することができます。

検索機能

ユーザーは、「NewsPicks」内のニュース記事、ユーザーコメント、ユーザー名を検索することが可能です。

これにより、過去のニュース検索や、コメントからのキーワード検索、他のユーザーの検索をすることが可能となっています。

また、Web版では、「SPEEDA」との連携により、「SPEEDA」に格納されている、財務や統計情報などの経済データもワンストップで検索することができます。

ただし、無料ユーザーについては、回数制限を設けています。

マネタイズ

「NewsPicks」の収益源は、有料課金ユーザーから受領する月額利用料及び、「NewsPicks」上に掲載する広告に関して広告主から得る広告収入、並びに「NewsPicks」上に掲載する採用情報に関してクライアントから得る報酬となっています。

月額1,500円(iOSのみ1,400円)の有料会員登録を行うことで、編集部が作成するオリジナルコンテンツの全てと、他媒体から配信された有料コンテンツが読めるようになることに加え、回数制限なく検索機能を利用することができます。

法人向けブランド広告サービスは下表のとおりです。

種類内容
ブランドアカウント広告主が、「NewsPicks」内に企業の公式アカウントを開設することができ、ユーザーが当該アカウントをフォローすれば、広告主は当該ユーザーに、Web上で発信する自社コンテンツを配信することができるサービスです。
ブランドストーリー広告主とユーザベースが共同で企画制作した記事、又は広告主の依頼に従いユーザベースが企画制作した記事を、「NewsPicks」において配信するサービスです。
ブランドカテゴリー「NewsPicks」内の「テクノロジー」、「ビジネス」、「政治・経済」といったニュースカテゴリーと並列に、新たに広告主のブランド向上、イメージ浸透などの目的に沿ったカテゴリーを設け、当該カテゴリー自体を広告主が協賛するサービスです。カテゴリー名称の横又は下に、広告主の名称が併記されます。
ブランドパネル「NewsPicks」内のニュースの表示枠を用いて、広告主の広告を表示するサービスです。

リクルーティング広告サービス

企業が「NewsPicks」を利用するユーザーに対して、直接もしくはエージェントを通じて、採用活動を行うことが可能となるサービスです。

具体的には、企業が「NewsPicks」に採用したい職種に関連する記事や採用情報を掲載し、記事又は採用情報を閲覧したユーザーが興味を持った採用情報に対して、年収等の詳細情報を登録することで、企業又はエージェントからスカウトメールを受け取ることが可能となる仕組みを提供しています。

サービス開始以後の「NewsPicks」の各種指標の推移は以下のとおりです。

 月間平均総DAU数月間平均会員DAU数会員ユーザー数有料課金ユーザー数
平成25年9月末2,170
平成25年12月末13,680
平成26年3月末6,56334,689
平成26年6月末15,71587,310403
平成26年9月末26,809176,072822
平成26年12月末118,60032,864252,5891,688
平成27年3月末171,79644,826356,5503,107
平成27年6月末199,27157,105510,7865,498
平成27年9月末279,34196,067756,6848,440
平成27年12月末340,695122,3641,050,27311,130
平成28年3月末407,374129,4411,281,24815,982
平成28年6月末444,664151,7841,494,47419,336

ユーザベースのIPOの諸データ

新規発行による手取金の使途については、全額を運転資金に充当する予定です。具体的には以下のとおりです。

  • ユーザベースグループのサービスの知名度向上のための広告宣伝費
  • 「NewsPicks」の新規ユーザー獲得のための広告宣伝費
  • 業容拡大に伴う人材獲得のための採用費及び人件費
  • 「SPEEDA」事業及び「NewsPicks」事業に係るシステム開発に関する業務委託費
  • オフィス増床等に伴う費用

ユーザベースの業績推移

業績面では売上高は美しい右肩上がりです。経常利益・純利益はまだ不安定ですけれども、今期の第2四半期時点では黒字転換しています。

ユーザベースの業績推移

営業キャッシュフローは純利益を上回っている年度と下回っている年度があります。

連結経営指標では、前期の自己資本利益率(ROE)は26.22%であり、自己資本比率は37.19%です。連結経営指標等は下表のとおりです。

回次第7期第8期
決算年月平成26年12月平成27年12月
売上高(千円)1,122,9951,915,061
経常損失(△)(千円)△395,881△338,655
当期純利益又は当期純損失(△)(千円)△397,435110,736
包括利益(千円)△401,87284,596
純資産額(千円)216,107656,377
総資産額(千円)733,6881,689,955
1株当たり純資産額(円)△25.1144.71
1株当たり当期純利益(円)△64.8717.07
自己資本比率(%)29.4537.19
自己資本利益率(%)26.22
営業活動によるキャッシュ・フロー(千円)△218,898△217,967
投資活動によるキャッシュ・フロー(千円)△140,514△1,563
財務活動によるキャッシュ・フロー(千円)543,4781,081,912
現金及び現金同等物の期末残高(千円)408,4801,269,136
従業員数(名) 106140
〔ほか、平均臨時雇用人員数〕〔16〕〔18〕

提出会社の経営指標等は下表のとおりです。

回次第4期第5期第6期第7期第8期
決算年月平成23年12月平成24年12月平成25年12月平成26年12月平成27年12月
売上高(千円)288,751457,941717,6901,122,9951,583,718
経常利益(千円)22,3066,252△108,304△342,060△25,690
当期純利益(千円)14,091△7,899△112,661△343,324△181,545
資本金(千円)48,700154,557160,557397,563547,566
発行済株式総数
普通株式(株)5445401,626,0001,628,0001,628,000
A種優先株式(株)-50156,000156,000156,000
B種優先株式(株)-69207,000207,000207,000
C種優先株式(株)---119,800119,800
D種優先株式(株)----69,769
純資産額(千円)58,907260,307159,646290,333408,794
総資産額(千円)142,849411,911423,828826,7261,345,422
1株当たり純資産額(円)108,286.13△129,522.87△100.48△11.906.86
EPS(円)25,903.19△13,570.63△56.98△56.04△27.98
自己資本比率(%)41.2463.237.6735.1230.38
自己資本利益率(%)27.17
配当性向(%)
従業員数(名)2337569588

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は4月と5月にダブルトップを形成したような気配が漂っているのが不穏でした。その後、切り返して来ましたが、6月13日から暗転して大きく崩れてしまいました。

英国離脱ショックによる暴落後、一時的には切り返しましたが、任天堂関連相場、日銀追加緩和で切り返している東証一部を尻目に東証マザーズは軟調な展開が続いています。

8月下旬を底に切り返すような動きになりましたが、7月中旬依頼のボックス相場の高値近辺で跳ね返されて、再び下落してしまいました。

切り返して再上昇する流れになると、IPOにおいてもプラス材料です。

東証マザーズのチャート(2016年6月17日~9月16日)
(※マネックス証券より)

上場規模

ユーザベースのIPOの規模は最大で約21.2億円であり、東証マザーズとしてはやや大き目の中型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は543,000株、売出株式数は193,300株、オーバーアロットメント(OA)は110,400株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約12%とかなり低めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は約26%です。

売出人かつ貸株人である新野良介及び梅田優祐、売出人である稲垣裕介、ユーザベース株主であるGlobis Fund III, L.P.、Financial Intelligence Services Ltd.、マネックスベンチャーズ株式会社、ブログビジネスファンド投資事業有限責任組合、テクノロジーベンチャーズ3号投資事業有限責任組合、Globis Fund III (B), L.P.、竹内秀行、株式会社リヴァンプ、YJ1号投資事業組合、佐久間衡、村上未来、株式会社講談社、三菱UFJキャピタル4号投資事業有限責任組合、SMBCベンチャーキャピタル1号投資事業有限責任組合、岩澤脩及び株式会社新生銀行には、原則として90日間のロックアップがかかっています。ロックアップは1.5倍で解除されます。

上記のほか、ユーザベースは、東京証券取引所の定める有価証券上場規程施行規則の規定に基づき、上場前の第三者割当等による募集株式等の割当等に関し、割当を受けたものとの間に継続所有等の確約を行っています。

株主名保有割合ロックアップ
新野良介26.25%
梅田優祐26.25%
稲垣裕介9.17%
Globis Fund III, L.P.7.89%
Financial Intelligence Services Ltd.5.02%
マネックスベンチャーズ(株)2.93%
ブログビジネスファンド投資事業有限責任組合2.69%
テクノロジーベンチャーズ3号投資事業有限責任組合2.50%
Globis Fund III (B), L.P.2.26%
竹内秀行2.00%

初値予想

ユーザベースの事業は、オンライン情報プラットフォーム「SPEEDA」、BtoCサービスであるソーシャル経済ニュースプラットフォーム「NewsPicks」ということで、IPOにおける業種の人気度は高めです。

訴求力が高い東証マザーズネット企業・スマホアプリ関連の範疇に属しています。

予想PERは199.0倍、予想PBRは9.08倍であり、類似企業のGunosy(6047)のPER24.02倍・PBR2.63倍などと比較すると高めです。ただし、この業種は銘柄によってPERは大きく揺れ動きます。

コード銘柄名PERPBR配当利回り
3938LINE162.4133.660.00%
4689ヤフー17.262.772.16%
6047Gunosy24.022.630.00%

約21.2億円という上場規模は東証マザーズとしては中型です。上位株主にはVCもありますが、万遍なくロックアップがかかっています。

需給面ではプラス要素はありませんが、大きな不安がある訳でもありません。現時点ではJR九州の4日前、マーキュリアインベストメントの4日後という日程で、過密感もありません。

東証マザーズの15億~25億円の中型IPOの初値結果は以下のとおりです。

  • 串カツ田中:+13.5%
  • ベガコーポレーション:+25.0%
  • エボラブルアジア:+48.3%
  • ソネット・メディア・ネットワークス:+139.1%
  • マイネット:+19.3%
  • ダブルスタンダード:+128.8%
  • インベスターズクラウド:+93.3%
  • AppBank:+45.8%
  • デザインワン・ジャパン:+50.9%
  • リンクバル:+27.9%
  • モバイルファクトリー:+99.4%
  • イード:+46.4%
  • KeePer技研:+49.1%
  • インターワークス:+16.7%
  • クラウドワークス:+73.2%
  • GMOTECH:+135.2%
  • 弁護士ドットコム:+215.4%

他方、高過ぎるバリュエーションが懸念点となります。以上を総合考慮して、初値予想は公開価格近辺です。

主幹事はみずほ証券です。その他は、マネックス証券、SMBC日興証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、野村證券、大和証券、SBI証券で申し込めます。

この他、松井証券でも取扱があります。ユーザベースのIPOの当選のコツについては、以下で徹底解説しています。

株には「IPO」という制度があります。新規上場株式を購入することができます。人気銘柄は抽選となり、なかなか当選しづらいのがデメリ...

三菱UFJグループのカブドットコム証券でも取り扱いが期待できます。カブドットコムのIPOは、公平性と機密性を確保したシステムによる抽選で当選者が決まります。

カブドットコム証券

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参考まだ安全資産は定期預金と国債だけなの?IPOチャレンジポイントで確実にS級IPOをゲットできる

SBI証券でIPOの引受け部門で活動していたプロにインタビューして、貴重なお話を聞きました。以下にまとめています。

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<投資スタンス>
中立
(※強気・やや強気・中立・弱気の4段階)

過去のIPO初値予想の履歴

銘柄名(2015年)発表時BB直前結果
Keeper技研やや強気やや強気49.1%
ケネディクス商業リート投資法人中立やや強気13.3%
ファーストロジック強気強気52.5%
ファーストブラザーズやや弱気やや弱気2.5%
ホクリヨウ中立中立8.9%
ALBERT強気強気115.7%
シリコンスタジオやや強気やや強気102.0%
コラボス強気強気137.6%
エムケイシステム強気強気332.0%
ショーケース・ティービー強気強気193.9%
ヘルスケア&メディカル投資法人やや強気やや強気54.5%
エスエルディー強気強気15.3%
ヒューマンウェブやや強気やや強気11.7%
イード強気強気46.4%
ファーストコーポレーションやや強気やや強気25.0%
RSTechnologies中立中立-23.6%
シンデン・ハイテックスやや強気やや強気12.2%
ハウスドゥやや強気やや強気47.2%
Aiming中立中立12.2%
モバイルファクトリー強気強気99.4%
日本動物高度医療センターやや強気やや強気44.2%
プラッツやや強気やや強気70.2%
sMedioやや強気やや強気58.7%
サンバイオ弱気弱気-14.5%
海帆やや強気やや強気76.5%
Hameeやや強気やや強気67.2%
日本スキー場開発中立中立9.9%
シーアールイー弱気弱気-7.3%
三機サービス中立中立37.1%
レントラックス強気強気53.1%
リンクバルやや強気やや強気27.9%
ジグソー強気強気236.4%
Gunosy中立中立0.0%
デザインワン・ジャパンやや強気やや強気50.9%
テラスカイ強気強気350.0%
ヘリオス中立弱気22.5%
スマートバリュー強気強気344.9%
マーケットエンタープライズ強気強気167.0%
デジタル・インフォメーション・テクノロジー強気強気246.2%
エコノス弱気中立120.0% 
中村超硬弱気弱気11.8%
メニコンやや強気やや強気73.5%
冨士ダイス弱気弱気50.9%
ファンデリー強気強気102.1%
ナガオカ中立中立40.6%
サムティ・レジデンシャル投資法人中立中立 -2.9%
富士山マガジンサービス強気強気126.4%
クレステックやや強気やや強気82.4%
平山やや強気やや強気29.5%
アイリッジ強気強気429.2%
デクセリアルズ弱気弱気-3.1%
ジャパン・シニアリビング投資法人やや強気やや強気-10.5%
イトクロ中立中立4.1%
PCIホールディングスやや強気やや強気169.6% 
エスケーホーム中立やや強気13.8%
パルマ強気強気70.5%
メタップス中立中立-7.9%
ラクト・ジャパン中立中立0.0%
土木管理総合試験所中立中立-2.4%
アクアライン強気強気21.7% 
ベステラやや強気やや強気25.0%
STUDIOUSやや強気やや強気20.0%
JESCOホールディングス中立中立5.4%
ピクスタ強気強気34.8%
アイビーシー強気強気251.0%
ブランジスタやや強気強気43.8%
AppBankやや強気強気45.8%
グリーンペプタイド弱気弱気-8.0%
GMOメディアやや強気やや強気101.1%
パートナーエージェントやや強気強気217.5%
バルニバービやや強気やや強気130.0%
日本郵政中立中立16.5%
ゆうちょ銀行中立中立15.9%
かんぽ生命保険中立中立33.1%
ロゼッタ強気強気433.1%
あんしん保証強気強気292.5%
ベルシステム24HD弱気弱気-5.0%
ネオジャパン強気強気401.7%
いちごホテルリート投資法人投資法人中立中立-1.8%
インベスターズクラウドやや強気やや強気93.3%
鎌倉新書やや強気強気 180.6%
ラクス強気強気228.7%
ランドコンピュータやや強気やや強気103.4%
ダブルスタンダード強気強気128.8%
オープンドアやや強気やや強気23.3%
ミズホメディーやや強気やや強気156.5%
ツバキ・ナカシマ弱気弱気4.5%
アートグリーン中立中立46.2%
フリューやや強気弱気0.6%
ビジョン中立中立 10.7%
アークン強気強気262.1%
マイネット強気やや強気19.3%
ソネット・メディア・ネットワークス強気強気139.1%
ソーシャルワイヤー強気強気56.9%
ケイアイスター不動産弱気弱気6.8%
プロパティエージェントやや強気やや強気115.0%
一蔵中立弱気2.1%
  • この記事を書いた人

まつのすけ

14年に渡ってクレカ・電子マネー等のキャッシュレス決済を探求。日本のキャッシュレス化に貢献することが目標です。55枚のクレジットカードを保有し、支払年会費の総額は113万円。実生活において徹底的に活用した経験を活かして、記事を執筆しております。

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