2023年4月1日から、クレジットカードによるau PAY 残高へのチャージ上限額が、月25万円から5万円に改悪されます。
au PAY カードからのチャージは変更対象外ですが、年会費無料カードのau PAY カードは還元率0%で、1%還元は年会費11,000円(税込)のau PAY ゴールドカードのみなのでハードルが高いです。
改悪内容、au PAYの代わりの候補について、注意点を網羅してわかりやすく徹底的に解説します。
改悪内容
2023年3月31日までau PAY残高へのクレジットカードチャージは、1回あたり10万円、1ヶ月あたり25万円まで可能でした。
しかし、2023年4月1日からは、上限が5万円/月、5万円/回と大幅にダウンします。
具体的には2023年4月1日0:00以降のチャージから対象となります。3月31日の23時台は駆け込みのチャージでサーバーが重くなったり、最悪システムダウンの可能性もゼロとは言えないので、早めのチャージがおすすめです。
au PAY カードによるau PAY 残高へのチャージは、引き続き25万円/月、10万円/回が上限です。
ただし、年会費無料で維持でき、auカブコム証券の投信積立が1.0%付与で、サブカードとしておすすめのau PAY カードは、1%還元の対象外となります。
したがって、以下の特典でau PAY ゴールドカードがペイする方でないとハードルが高いです。
- au通信料とauひかりなどの固定回線が+10%還元
- au PAY 残高へのチャージが+1%還元
- au PAY マーケットで7%還元
- auでんき、都市ガス for auの支払いは+2.0%還元
- 海外アシスタンスサービス(ハローデスク)
- 宿泊予約サイト「Relux」の割引
- 空港ラウンジ無料サービス(国内主要空港+ハワイ)
- 充実の旅行傷害保険・ショッピング保険、レンタカー優待
au料金が高額の方は、au PAY ゴールドカードの利用も選択肢となります。
利用金額クリアのための代替候補
クレジットカードでau PAYにチャージし、入会キャンペーン、年間ボーナスポイントや上級会員資格の維持などのために、au PAYチャージを使っていた方にとっては手痛い打撃となります。
多数のクレジットカードの入会キャンペーンでは、一定期間内に所定のカードショッピングが条件となっており、不足分はau PAYチャージでクリアするのが選択肢です。
また、例えば以下の修行を行っている方は多いでしょう。
- イオンゴールドカードのインビテーション:年50万円
- エポスゴールドカードのインビテーション:年50万円程度
- エポスゴールドカードの年間ボーナス:年100万円
- セゾンゴールドプレミアムの年会費永年無料:年100万円
- 三井住友カード ゴールド(NL)の年会費永年無料&ボーナス:年100万円
- Oliveゴールドの年会費永年無料&ボーナス:年100万円
- 三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドの年会費永年無料&ボーナス:年100万円
- ※年会費無料の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
アメックスカードでは、膨大な金額の入会キャンペーン、上級会員維持のための条件クリアに活用できます。
代表例
- アメックスの入会キャンペーン
- ヒルトンアメックスの無料宿泊:年150万円の利用と継続
- ヒルトンアメックスプレミアムのダイヤモンド:年200万円
- マリオットアメックスの無料宿泊:年150万円の利用と継続
- マリオットアメックスプレミアムのプラチナ:年400万円
- デルタアメックスゴールドのゴールドメダリオン:年150万円
こうした用途に使っていた場合、au PAYの改悪は青天の霹靂、吃驚仰天、驚天動地、驚愕動転ですね。以下、代わりの候補について解説します。
B/43
VisaブランドのプリペイドカードであるB/43は、残高100万円・1ヶ月30万円までクレジットカードでチャージできます。
B/43利用時の還元率は0%ですが、利用額修行のクリアには便利です。
また、B/43はd払い・楽天ペイに登録できるので、間接的に還元を受けられます。
Visa、Mastercard、JCB、アメックスからチャージ可能で、アメックス発行カードでもポイント還元率が通常のショッピングと同等です。
初めて1,000円以上チャージで300円プレゼントの招待コード:O2S70U
IDARE
VisaプリペイドカードのIDAREは本人確認したら、残高100万円・1ヶ月100万円までクレジットカードでチャージできます。
Visa、Mastercard、JCB、アメックスからチャージ可能で、セゾンアメックスでもポイント還元率が通常のショッピングと同等です。
残高に対して最大2%が還元されるというメリットもあります。
Amazonギフト券
国税の支払いにau PAY プリペイドカードを使っていた場合、Amazonギフト券もおすすめです。
2022年12月1日からはスマホアプリ納付が可能になり、Amazonギフト券を使えるAmazon Payで国税を支払えます。
1回あたりの上限は30万円ですが、それを超える額の税金も複数回手続きすることで納付可能。例えば60万円なら30万円×2回でOKです。
Revolut
Visaプリペイドカードの「Revolut」は、残高100万円までクレジットカードでチャージできます。
1回あたりのチャージ可能額は2,000円〜100万円で、状況によって変動。チャージ可能な国際ブランドはVisaのみです。
Revolutは外貨建決済、海外ATMでの現地通貨引出しに強みがあります。
還元率は0%ですが、為替コストが僅少で、ほぼFXと同様の実効レートで外貨建て決済が可能です。
クレジットカードは0.5%~1.5%程度の還元を受けられますが、為替コストが発生し、さらに1.6~2%程度の事務手数料が発生します。
海外でのカードショッピングは、Revolutが低コストになります。ただし、事前チャージ等の手間が必要なのはデメリットです。
海外ATMでの現地通貨引き出しには手数料が生じる場合があるものの、為替コストが低いのはメリットです。
Revolutよりは高コストですが、ソニー銀行のデビットカードの「Sony Bank Wallet」も、為替コストは安い傾向にあります(ソニー銀行の外貨預金)。
利用通貨の普通預金口座に残高がある場合、海外ショッピング手数料は無料です(クレジットカードは2%前後)。
海外ATM手数料は1.79%/回(税込)で、この他、現地ATM手数料がかかる場合があります。
ANAマイレージクラブとの提携カード(年会費無料)なら、国内カードショッピングでANAマイルも獲得可能です。
三井住友 プラチナプリファード、アメックスプラチナなど、外貨建決済3%の特典がある年会費高額カードを除き、大多数のクレジットカードより外貨建て決済が低コストでお得です。
公式サイトANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET 公式キャンペーン
ポイント高還元のための代わりの候補
入会キャンペーンや年○万円という条件クリアではなく、純粋にau PAY チャージ&利用でポイント二重取りしていた方の場合、今後の月5万円超は、違う選択肢もあります。
TOYOTA Walletはポイント3重取りが可能
TOYOTA Wallet(トヨタウォレット)というキャッシュレス決済のスマホアプリがあります。iPhoneもしくはAndroidスマホがあれば誰でも使えます。
iD、Mastercardタッチ決済、オンラインでのMastercard加盟店でのカード決済、QRコード決済(銀行Pay)、TS CUBIC Payを利用可能です。
主なメリット
- 5つのキャッシュレス決済を利用可能
- 1.0%のキャッシュバック(iD、QUICPay、オンラインでのMastercard決済、Mastercardタッチ決済、JCBコンタクトレスが対象)
- ポイント二重取りが可能
- 人気が高い電子マネーチャージもポイント還元の対象
- クレジットカード→Kyash→TOYOTA Walletならポイント三重取り
- 初回特典で1,000円プレゼントのキャンペーン
最大のメリットは、電子マネーiD、Mastercardタッチ決済、インターネットのMastercard加盟店での決済で、1.0%キャッシュバックのキャンペーンが期間限定で実施されている点です。
現時点では、モバイルSuica、Apple PayのSuica、モバイルPASMOチャージもキャッシュバックの対象となっています。
Visa、Mastercardのクレジットカードでチャージできるので、お得なポイント二重取りが可能です。
クレジットカード→Kyash→TOYOTA Walletならポイント三重取り!
トヨタウォレットはオンラインでのMastercard加盟店、電子マネーiD、Mastercardタッチ決済、Apple PayのSuica、モバイルSuicaチャージに利用可能。おすすめのキャッシュレス決済の筆頭です。
クレカ&トヨタウォレット&Kyash Cardを活用すれば、2.2%以上の高還元を享受できます。
代表例
- リクルートカード:合計2.4%
- PayPayカード:合計2.2%
- Orico Card THE POINT:合計2.2%
- 三井住友カード ゴールド(NL):最大3.2%(年100万円マイ・ペイすリボ利用時)※リボ未使用なら2.7%
- エポスゴールドカード:年100万利用時は合計2.7%
- ANA VISAカード、ANA Mastercard:マイル+1.2%
- JALカードDC、JALカード TOKYU POINT ClubQ:マイル+TOYOTA Walletの還元(Kyashチャージは還元対象外)
Kyash経由が面倒な場合は、各クレジットカード→トヨタウォレットでも、上記から-0.2%だけで、十分にお得です。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードはQUICPay2%還元
セゾンパールアメックスは、年1回以上のカード利用で年会費が無料になります。年30万円までQUICPay2%還元が最大のメリットです。
セゾンカードは「セゾンポケット」「大和コネクト証券」によって、クレジットカード決済で投信・上場株式の積立投資が可能です(還元率は最大0.5%)。
資産運用できるクレジットカードの筆頭です。投資ができるカードは類稀であり、一歩先に進んだ画期的なスペックを備えています。
また、「ポイント運用サービス」というユニークな使い道もあり、永久不滅ポイントを投信や個別株式の運用に使えます。100 永久不滅ポイントから投資できます。
デジタルカードはスマホを使って最短5分でカード番号が発番されて、ネットですぐにお買い物でき、QUICPayも利用可能です。
ほぼリアルタイムのプッシュ通知、簡単なカードの一時停止・解除など高度のセキュリティが確保されています。
カード表面に番号印字がなく、ナンバーレスで見た目も美しく、スマホ上で管理する業界初の仕組みです。
更に今なら豪華な入会キャンペーンが開催されており、入会の好機です。
対象コンビニ・マクドナルド・一部ファミレスやカフェは5%還元の三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)は年会費が無条件で永年無料。Visaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済のスマホタッチ決済なら、セブン-イレブン・ローソン等の一部コンビニ、マクドナルド・モスバーガー、サイゼリヤ・ガスト・ドトールコーヒーショップ等の飲食店でポイント最大7%還元となるのがメリットです。
お得な新規入会キャンペーンも魅力的です。
三井住友カード(NL)はコストパフォーマンスが良好なクレジットカードであり、メインカードは他にある方でもサブとして活用すると着実に家計の手助けとなります。
公式サイト三井住友カード(NL) 公式キャンペーン
三井住友カード ゴールド(NL)は最高峰のポイント還元+年1万円相当のボーナス
三井住友カード ゴールド(NL)は、カード番号などが券面に印字されていないナンバーレスのゴールドカードです。
通常の年会費は本会員が5,500円(税込)で、家族カードは無料。しかし、年100万円以上利用すると、翌年度以降は本会員もずっと年会費が0円に。年会費が永年無料になりますよ!
年100万円というと1ヶ月あたり約83,334円です。多くのご家庭にとって現実的な範囲でしょう。
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
三井住友カード ゴールド(NL)の基本ポイント還元率は0.5%ですが、年100万円以上利用すると、10,000円分のVポイント(1.0%相当)を得られます。
年100万円ぴったりの利用だとボーナスと合わせてポイント還元率は1.5%です。
Mastercardブランドの場合、au PAY チャージ&利用ならさらに+0.5%となり、合計で最大2.0%ポイント還元!
三井住友カード(NL)同様に、Visaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済のスマホタッチ決済なら、セブン-イレブン・ローソン等の一部コンビニ、マクドナルド・モスバーガー、サイゼリヤ・ガスト・ドトールコーヒーショップ等の飲食店でポイント最大7%還元となります。
※商業施設内にある店舗など、一部7%にならない場合あり。一定金額(原則1万円・店舗によって異なる場合あり)を超えると、タッチ決済が利用不可
その他、お得なボーナスポイントの仕組みが満載となっています。
- SBI証券でのクレカ積立
- 三井住友カードの多様なポイントUPキャンペーン
- ココイコ!:対象のリアル店舗でボーナス
また、ゴールドカードとしてのベネフィットも充実しています。
主な特典・付帯保険
- 空港ラウンジ
- 年間最高300万円のお買い物安心保険
- 最高2,000万円の海外・国内旅行傷害保険(利用付帯)
お得な新規入会キャンペーンも魅力的です。
三井住友カード ゴールド(NL)はコストパフォーマンスが良好なゴールドカードであり、メインカードは他にある方でもサブとして活用すると着実に家計の手助けとなります。
1回でも年100万円のカードショッピングが可能ならゴールドカードがおすすめです。
もし年100万円のカードショッピングが難しい場合でも、Amazonギフト券を購入してクリアするという選択肢もあります。
公式サイト三井住友カード ゴールド(NL) 公式キャンペーン
三井住友カード プラチナプリファードは外貨建決済3%等のポイント還元&VPCCが魅力
三井住友カード プラチナプリファードは、SBI証券での投信積立が最大3.0%Vポイント付与で、ソラシドエアマイルに交換すると6%マイル還元となります。
また、ETC利用分と外貨建て決済は3%となり、国内の特約店では2%以上の還元率です。
外貨事務処理手数料が必要ですが、Vポイントの還元率が3%(ソラシドエアマイルへの交換なら6%マイル還元)なので、コストを上回る価値を享受できます。
さらに年100万円利用ごとにボーナスポイントを獲得可能で、コンシェルジュはメール依頼可能で使い勝手がよいVPCCです。
一般加盟店でも諸々のボーナスを考慮すると、年間利用額別の高還元カードです。なお、ジャックスカードプラチナは改悪で妙味がなくなりました。
下表は特定の加盟店でのポイントUPは考慮しておらず、基本還元率・年間利用額などに応じたボーナスから、年会費をマイナスしたデータです。
利用額 | おすすめカード | 還元率 | 還元 |
---|---|---|---|
何円でも 一律還元 | P-one Wiz | 1.3%~1.4% | 1%キャッシュバック 0.3~0.4%のポイント ※0.4%はファミマ関連 |
リクルートカード | 1.2% | リクルートポイント | |
Vポイントカード Prime (日曜日限定) | 1.5% | Vポイント | |
年100万円 | 三井住友カード ゴールド(NL) ※Visa・Mastercardの2枚持ち可能 | 2.0% (リボ有) 1.5% (リボ無) | Vポイント |
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド | Vポイント | ||
エポスゴールドカード | 1.5% | エポスポイント | |
JQ CARD エポスゴールド | 1.5% | JRキューポ | |
JQ CARD セゾンゴールド | 1.5% | 永久不滅ポイント | |
年150万円 | 日本盲導犬協会カード | 実質1.37% | Jデポ (利用額に充当) |
年200万円 | 日本盲導犬協会カード | 実質1.45% | Jデポ |
三井住友カード プラチナプリファード | 実質2.05% (※) | Vポイント | |
年300万円 | 三井住友カード プラチナプリファード | 実質2.2% (※) | Vポイント |
日本盲導犬協会カード | 実質1.52% | Jデポ | |
年400万円 | 三井住友カード プラチナプリファード | 実質2.28% (※) | Vポイント |
※基本1%+特定のボーナス0.5%+年間ボーナス1%+投信積立のゴールド(NL)との差(年60万円まで4%相当)。その他、外貨建決済・ETC3%、他特約店で2%以上の高還元も上表では考慮なし
年200万円以上利用する方で、SBI証券での投信積立を月5万円利用する方は、三井住友カード プラチナプリファードがお得。100万円ごとに1%相当のボーナスポイントがあり、年400万円で最高還元です。
お得な入会キャンペーンも魅力的となっています。
日本盲導犬協会カードは最大1.575%
ジャックスは日本盲導犬協会カードというクレジットカードを発行しています。年会費は初年度無料、2年目以降は1,250円(税抜)です。
ジャックスカードの種類一覧の中でも屈指の高還元であり、おすすめのジャックスカードの筆頭です。
また、ポイント還元率も実は高めであり、メインカードとしても十分に利用できる水準です。
年間利用金額 | 翌年度 ポイント | 還元率 | |
---|---|---|---|
Jデポ | その他 | ||
年間50万円未満 | 同じ | 1.0500% | 1.00% |
年間50万円以上 | 50%増 | 1.3125% | 1.25% |
年間100万円以上 | 70%増 | 1.4175% | 1.35% |
年間150万円以上 | 80%増 | 1.4700% | 1.40% |
年間200万円以上 | 90%増 | 1.5225% | 1.45% |
年間300万円以上 | 100%増 | 1.5750% | 1.50% |
例えば年100万円利用した場合、14,175円のJデポ還元を受けられますので、1,375円(税込)の年会費を差し引いても、12,800円の現金キャッシュバックとなり、約1.28%となります。
この他、カードショッピング利用額の0.5%が自動寄付されて、日本盲導犬協会に社会貢献も可能です。カード会員がもらえるポイントは減らないので自己負担はありません。
社会貢献に役立つだけではなく、日々の支払いでも大きなメリットがあります。キラリと光る高いポイント還元率も魅力的な1枚です。
Vポイントカード Primeは日曜日が1.5%
Vポイントカード Primeは年1回の利用で年会費が無料となるクレジットカードです。年会費は実質0円と評価できます。
基本還元率は1%ですが、毎週日曜日はポイント還元率が1.5倍となるのが特徴です。
日曜日のカードショッピングが多い方や、意識的にお買い物は日曜日に集中させられる方におすすめです。
カード利用で得られるVポイントはWAON POINTに交換することで、ウエル活で1ポイント=1.5円で使えるのが利点。日曜日は実質2.25%となります。
Apple PayのWAONチャージもポイント対象なので、チャージ1.5%+利用1%=2.5%還元で、ミニストップにて楽天ギフトカードを購入できます。
お得な入会キャンペーンも開催されています。
エポスゴールドカードは最大2.5%還元
丸井が発行しているエポスカードにはゴールドカードが存在します。「エポスゴールドカード」という名前です。
ゴールドカードのランキングでも上位に位置付けられるハイ・クオリティー・カードです。
エポスカードは丸井での年数回の10%OFF、充実の海外旅行傷害保険、数多くの店舗で受けられる優待特典が魅力のカードです。
エポスゴールドカードの年会費は5,000円(税抜)ですが、年間の利用金額が50万円以上だと翌年度以降の年会費が無料になります。
また、インビテーションでゴールドカードを発行したら、年会費は永年無料となります。エポスカードを保有して概ね年50万円以上決済すると、インビテーションが届く傾向にあります。
エポスゴールドカードは無料で持てるゴールドカードです。インビの基準も緩く、年50万円に利用額が届いていなくても、インビテーションが届く事例もあります。
家族カードはありませんが、家族をゴールドカードに招待できる「エポスファミリーゴールド」という制度があります。
エポスゴールドカードは、丸井での利用は還元率1%ですが、通常の加盟店での還元率は0.5%です。ただし、年間の利用金額に応じてボーナスポイントをもらえます。
- 年50万円以上利用:2,500円相当(0.5%相当)
- 年100万円以上利用:10,000円相当(1.0%相当)
ボーナスポイントを合わせると、年100万円ちょうどの利用だと還元率は1.5%となります。
エポスゴールドカードのポイントはエポスVisaプリペイドカードでVisa加盟店にて1ポイント1円で使えるので現金同様です。
また、対象ショップの中からよく利用するショップを登録すると、エポスゴールドカード利用時のポイントが最大3倍になります。
選べるショップは最大3つまでとなります。対象ショップには、電気代・ガス代などの固定費、普段使いすることが多いスーパー・コンビニ・ドラッグストア・ETCカードもあるので便利です。
「JR西日本」を選択すると、SMART ICOCAもポイント3倍にすることが可能です(※モバイルICOCA・Apple PayのICOCAは対象外)。
また、国内・海外の空港ラウンジを無料で利用できます。国内の主要空港20空港に加えて、ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル空港)、仁川空港、ホノルルラウンジが利用可能です。
年会費無料で維持できるので、空港ラウンジを使えるゴールドカードの中でもコスパ良好です。
海外旅行傷害保険が付帯しており、最も利用頻度が高い傷害治療費用・疾病治療費用は最高300万円と充実しています。
エポスゴールドカード会員限定のベネフィットも豊富に用意されています。
その他エポスゴールドカードの特徴については以下で徹底解説しています。
年会費無料のゴールドカードは稀有であり、質実剛健なハイ・クオリティー・カードです。空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの一角です。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、おすすめのゴールドカードとしてエポスゴールドカードを挙げていらっしゃいました。
エポスゴールドカードを目指す場合、まずはエポスカードを作成して年50万円利用すると、1円もコストがかからないのでおすすめです。
エポスカードはお得なキャンペーンを行なっています。Webから入会すると2,000円相当のエポスポイントがプレゼントされます。
特に必要な作業はありません。無条件で2,000円を得られるお得な入会キャンペーンです。
なお、インターネットでの入会時に「おしごと」の下にある「ご紹介番号」に「24100536160」をご入力いただくと、更に紹介特典で500ポイントが上乗せされます。
公式サイトエポスカード 公式キャンペーン
JQ CARD エポスゴールドは最大1.75%ANAマイル還元
JQ CARD エポスにはゴールドカード「JQ CARD エポスゴールド」があり、利用でJRキューポを獲得できます。
エポスゴールドカードとJQカードの魅力を融合させたクレジットカードです。年会費無料で利用できます。
年100万円ちょうど利用した際には、ボーナスポイントと合わせて1.5%還元となります。
JRキューポはGポイントに交換できるので、JQセゾンみずほルートでGポイント→永久不滅ポイント→ANAマイルと交換すると、1対0.7のレートでANAマイルに移行できます。
つまり年100万円ぴったり利用した際のマイル付与率が1.05%となります。100万円超の利用分は0.35%です。
また、エポスゴールドカード同様に、3つのショップではポイント3倍の特典もあります。
年100万円ぴったりポイント3倍のお店(3つまで選択可能)だけで使った場合、なんと1.75%ANAマイル還元です。
なお、JALマイルの場合でも最大1.5%還元となり、JALマイルがお得に貯まるクレジットカードの1枚です。
更にANAマイレージクラブ モバイルプラスに加入した場合、月300円(税抜)のコストで、おサイフケータイ、Edy機能付きのANAカードでのEdy払いが1.5%マイル還元となります。
年間維持コストは3,600円(税抜)です。モバイルプラスはドコモ、au、ソフトバンクの回線契約が必要で、MVNOだとNGなのがデメリットです。
つまり、年100万円ぴったりJQカード エポスゴールドをEdyチャージに利用し、かつモバイルプラスに加入してEdy払いに使ったら2.55%ANAマイル還元となります。
年間ボーナスを含めない場合は、Edyチャージ時の0.35%+モバイルプラスの1.5%で合計1.85%となります。
その他、JQ CARD エポスゴールドの詳細については、以下で精緻に分析しています。
デメリットは改悪リスクがある点です。Edy一体型AMCの発行を終了しており、ANAのEdyに対するコミットの温度感は低下しています。
ANAモバイルプラスのEdy1.5%マイル還元、JRキューポの交換システム、エポスゴールドの年間ボーナスに改悪リスクがあります。
JQ CARD エポスゴールドは、JQ CARDエポスを作成して年50万円以上利用したら、インビテーションが届く可能性があります。
なお、通常のエポスカードを持っている方は、JQ CARDエポスに切り替えることが可能です。
エポスポイントとJRキューポは相互交換できるので、エポスカードのポイントはJQ CARDエポスに引き継がせることが可能です。
エポスカードはネット限定でお得な入会キャンペーンを開催しています。
公式サイトエポスカード 公式キャンペーン