年会費が無条件で無料でポイント還元率も高く、お得なクレジットカードの代表例が、楽天カード、dカードです。
楽天カードは楽天市場、dカードは特約店でのポイント還元率が一般のカードよりも格段に高いのがメリットです。コスパ良好なクレカの筆頭です。
どっちがいいのか迷う方も多いでしょう。そこで、楽天カードとdカードの違いを徹底的に比較します。
国際ブランド・使えるお店の比較
「楽天カード」は楽天グループが発行しているクレジットカードです。楽天市場でお得なカードの雄であり、長らく高い人気を誇っています。
楽天カードの国際ブランドはVISA、Mastercard、JCB、アメックスの4種類です(楽天カードの国際ブランドの比較)。
dカードの国際ブランドはVISA、Mastercardの2種類。どちらもダイナースクラブはありません。
JCBはJCB PLAZAなどのJCBカード特典が充実しています。
VISAとMastercardの方は、世界中で加盟店が多いのがメリットです。地球上で幅広く使える決済力があります。
JCB・アメックス・ダイナースクラブは海外での利用時は使えない加盟店も多く、結局サブカードとしてVISAかMastercardを持たざるを得ません。
事実、クレジットカードの売上高の世界シェアは、Visaが50%で1位、Mastercardが26%で2位です(NILSON REPORT 2018年4月)。この2つで約76%と圧倒的なビッグ2となっています。飛車角です。
- Visa:50%
- Mastercard:26%
- UnionPay(銀聯):20%
- Amex:3%
- JCB:1%
- DinersClub/DISCOVER:1%
アメックスブランドのカードは、アメリカン・エキスプレス・コネクト等のAMEX共通特典を利用できるのがメリットです。
楽天カード、dカードのいずれも、利用可能店舗が広いMastercard、Visaがあるので、不自由なく決済できます。
楽天カード | Mastercard、Visa、JCB、Amex |
dカード | Mastercard、Visa |
年会費の比較
楽天カードの年会費は、本会員・家族会員のいずれも無料です。
楽天ETCカードには500円(税抜)の年会費が発生しますが、年会費請求月の楽天PointClubの会員ランクがプラチナ・ダイヤモンドだと、年会費無料となります。
dカードの年会費は、本会員・家族会員のいずれも無料です。ただし、ETCカードは年1回使わない限り、500円(税抜)の年会費が発生します。
クレジットカード本体だけではなく、条件をクリアするとETCカードも無料で利用可能です。有料のクレカもある中で無料なのはナイスです。
カード名 | 本会員・家族会員 | ETCカード |
---|---|---|
楽天カード | 無条件で無料 | 500円(税抜) ※楽天PointClubがプラチナ以上だと無料 |
dカード | 無条件で無料 | 年会費:年1回利用で無料 (未使用時は税抜500円) |
ポイント還元率の比較(一般加盟店)
2つのクレジットカードはどちらも、税抜ではなく、税込金額に対してポイントが貯まるのが地味なメリットです。
税抜980円(税込1,078円)といった場合は端数が無駄になりにくく効率的にポイントが貯められます。
還元率
ポイント還元率は、一般加盟店では同一。楽天市場では楽天カード、dカード特約店とノジマではdカードが高くなっています。
カード名 | 一般加盟店 | ポイント優遇店舗 |
---|---|---|
楽天カード | 1.00% | 楽天市場:3倍~14倍 |
dカード | 1.00% | dカード特約店:1.5%以上 ノジマでは3%OFF |
マツモトキヨシ、高島屋、ドトールバリューカード、スターバックスカードへのチャージも高還元となります。
したがって、楽天市場では楽天カード、dカード特約店などの優遇店舗ではdカードの方がおすすめ。決済するお店によって使い分けるのがベストです。
なお、一般加盟店では細かい端数は楽天カードの方が有利です。
dカードは1利用ごとに100円未満の端数が切り捨てられるのに対して、楽天カードは毎月の利用額合計に対して1%分が付与されます。
毎月数ポイント~数十ポイントほど獲得ポイント数が少なくなる可能性があります。
ただし、影響は大きくない傾向があるので、よほど小口決済を多用しない限りは気にする必要はありません。
ポイント付与の範囲・公共料金等の取扱い
楽天カード、dカードは、Yahoo!公金支払い(ふるさと納税含む)、NHK受信料、電力・ガス・水道などの公共料金などもポイントの対象です。
Yahoo!公金支払いでふるさと納税をする際のポイントも満額が付与されます。一般加盟店と同じです。
アメックスやダイナースクラブだと、ポイント付与の対象外だったり、ポイント付与が半減するカードもあります。
公共料金やふるさと納税の支払いもポイント対象なのはメリットです。
有効期間
楽天カードで貯まる楽天ポイントの有効期限は、最後にポイントを貯めた月を含めた1年間です。
通常ポイントが付与された月の翌年末までになります。特筆すべきなのは、新しいポイントだけではなく、既存の全てのポイントの有効期限が1年間延長することです。
dカードで貯まるdポイントの有効期限は4年間です。dポイント加盟店において1ポイント単位で使えるので、ポイント失効の心配はほとんどありません。
貯まるポイントの使い道
楽天カード
楽天カードで貯まる楽天ポイントは楽天市場・楽天ブックス・Kobo・楽天トラベル等にて1ポイント1円相当で使えます。
また、楽天ポイントカードの機能で、マクドナルド、ミスタードーナツ、ファミリーマート、ポプラ・生活彩家、吉野家、すき家、ツルハドラッグ、サンドラッグ、大丸・松坂屋、出光などのリアル店舗でも使えます。
スマホアプリ「楽天ペイ」を活用すると、セブンイレブン・ローソン・ファミマ等のコンビニでも期間限定の楽天ポイントを消化できます。
楽天ポイントは電子マネーの楽天Edyとも交換可能。楽天Edyは利用可能店舗が日本最大級の電子マネーですので、現金同様で極めて便利です。
2018年9月27日支払い分からは、楽天カードの利用代金をポイントで支払える「楽天カード ポイントで支払いサービス」が開始しました。
また、2 楽天ポイントを1 ANAマイルに交換可能です。1回あたり50ポイント~1,000ポイントまで、2ポイント単位でANAマイルに交換できます(月間上限2万ポイント)。
楽天の1ID&ANAの1お客様番号につき、交換の申請は24時間に1回までとなります。以前は50ポイント毎に細かくマイルに移行できましたが、現在は不可となっています。
マイルの移行手数料は無料であり、一般加盟店では楽天カード利用で0.5%のマイルが貯まることになります。
dカード
dカードで貯まるdポイントは多種多様な使い方があり、現金同様に便利に使えます。
- iDキャッシュバック(電子マネーiDの利用料金に充当)
- 1ポイント単位でドコモ利用料金・商品購入にも充当可能
- dポイント加盟店やd払い加盟店
- dカード プリペイド
- Loppiお試し引換券
- JALマイル
- dマーケット
- スターバックスカード、ドトールバリューカードへのチャージ
- ポインコグッズ
- dポイント投資(資産運用できるクレジットカード)
- 商品券・カタログギフト・各種アイテム
dポイントの使い方詳細
セキュリティ
楽天カード、dカードのいずれも、不正使用被害を防止するために、24時間年中無休でシステムが監視しています。
ビッグデータの活用による不正検知システムが稼働しており、もし第三者に不正使用されていそうだと検知されたら、カードの利用をいったん保留にしてくれます。
インターネットショッピングでは本人認証サービス(3Dセキュア)の制度があり、一部のインターネットショッピングで利用可能です。
対応加盟店で買い物をするとき、自身が事前に設定したパスワード等を入力するシステムです。
第三者が容易に決済できない仕組みになっており、ネットショッピングの安全性が向上します。
万が一の紛失・盗難時も安心です。24時間体制で受け付けているので、電話をかけたらすぐに対応して利用をストップしてくれます。
旅行保険
海外旅行傷害保険
楽天カードには海外旅行傷害保険が付帯しています。dカードにはないので、海外旅行・出張に行く場合は楽天カードがおすすめです。
海外旅行傷害保険の中で最も利用頻度が高くて重要な「疾病・傷害治療費用」に対する保障が、最高200万円と充実しています。
これはなんと年会費20,000円(税抜)のMUFGカードプラチナアメックスと同じ水準で卓越しています。外国でケガ・病気によって医療費が発生した場合に役立ちます。
補償項目 | 楽天カード | dカード |
---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高2000万円 | - |
傷害治療費用 | 最高200万円 | - |
疾病治療費用 | 最高200万円 | - |
賠償責任 | 最高2000万 | - |
携行品損害 | 最高20万円 | - |
救援者費用 | 最高200万円 | - |
利用付帯であり、事前に旅行代金を支払った場合が対象。条件が緩いので日本国内の空港までの特急やバス代でもOKです。
なお、海外では医療費が高い地域も多く、数日間の入院で数百万円といった費用が発生することがあります。
日本の健康保険で帰国後に給付を受けることは可能ですが、あくまで同種の治療を日本で行った場合の費用の一部(現役世代は70%)が補償されるにすぎません。
海外で支払った金額の70%が健康保険から出るわけではない点に大きな留意が必要です。
異なるカード会社が発行する海外旅行保険付きクレジットカードを複数所有している場合、死亡・後遺障害以外の保険金は、複数のクレカの補償額が合算されます。
より傷害・疾病治療に関する保障を充実させる場合は、年会費無料で海外旅行保険が自動付帯のBooking.comカードやエポスカード、横浜インビテーションカードをサブカードとして寝かせておけばカバーできます。
死亡・後遺障害以外の補償は上乗せされるので、これらは使わなくてもお得なクレジットカードです。
国内旅行傷害保険
楽天カード、dカードのいずれも、国内旅行傷害保険は付帯していません。
ショッピング保険
dカードには年100万円のショッピング保険が付帯。楽天カードにはありません。
カードでの購入日から90日間、年間最高100万円まで補償されます。1事故につき3,000円の自己負担があります。
国内での購入品の場合は、リボ払いか3回以上の分割払いが対象。事故発生前に「あとからリボ」か「あとから分割」にした場合も対象です。
海外での購入品の場合は1回払いも対象です。海外で安心してショッピングできます。
一部、補償の対象とならない品物があります。手形・小切手、自動車、自転車、スキー・スノボー、携帯電話・ノート型パソコン、義歯、コンタクトレンズ、動物・植物、食料品、宝石、美術品などです。
その他、dカードのショッピング保険の詳細については、以下で徹底的に解説しています。
優待特典
楽天カード、dカードには多種多様な特典があります。それぞれオリジナルの優待があります。
楽天カードの方の特典
- 楽天銀行で普通金利アップ
- 楽天カフェでの割引
- 楽天カード ハワイラウンジ
- 海外旅行での優待特典
dカードの方の特典
電子マネー・Pay対応
プリペイド・後払い型電子マネー
dカードは、モバイルSuica・モバイルPASMO・SMART ICOCAへのチャージでは1%のポイントが付与されます。
また、後払い型電子マネーの「iD」「Visaのタッチ決済(Visaブランド限定)」と一体型のカードで、ポイントを得られます。
それ以外の電子マネーチャージでは、ことごとくポイント付与は対象外です。
楽天カードは、楽天Edy、楽天ペイのSuicaチャージのみポイントを得られますが、残念ながらポイント還元率は0.5%となります。
また、Visa・Mastercardブランドの場合、国際ブランド提供の非接触型NFC決済を利用可能です。
- Visa:Visaのタッチ決済
- マスターカード:Mastercardコンタクトレス
通常のカードショッピングと同様に、後払い方式(ポストペイ型)となり、セキュリティが高くて衛生的なのが利点です。
どちらのカードもMastercardブランドは、au PAY プリペイドカードへのクレジットカードのチャージが可能です。
補償項目 | 楽天カード | dカード |
---|---|---|
モバイルSuica | 楽天ペイのSuicaのみ0.5% | × |
SMART ICOCA | × | × |
nanaco | × | × |
楽天Edy | 0.5%還元 | × |
WAON | × | × |
PASMO | × | × |
後払い型電子マネー | カード非搭載 | iD搭載 |
Payサービス
Mastercard/Visaブランドの場合、どちらのクレジットカードもPayサービスを幅広く利用可能です。
PayPay、Kyash、d払い、楽天ペイなどのスマホ決済に対応しています。
楽天カードは楽天ペイでポイント2重取りが可能
楽天ペイで支払うと、2020年7月1日以降は嬉しい楽天ポイント還元を享受できます。
- 楽天キャッシュ払い:1.0%
- 楽天カードからチャージした楽天キャッシュ払い:合計1.5%還元(チャージ0.5%+利用時1%)
- 楽天ポイント払い:1.0%
- 楽天カード払い:1.0%
楽天ペイならびに楽天ポイントの利便性が格段に向上しました!
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— まつのすけ (@matsunosuke_jp) June 15, 2020
また、クレカのポイント等とは別に楽天ポイントを得られるキャンペーンが開催されることがあります。
1.5%の高還元クレジットカードなら1.5%+キャンペーンのポイントを得られます。楽天カードでの決済の場合は上乗せされることも。
公式サイト楽天ペイのキャンペーン一覧
dカードはd払いのお得なキャンペーンを利用可能
d払いは定期的にお得なキャンペーンを開催しています。
#d払い が9月、スーパー・飲食店・アミューズメント施設、交通関連、Amazon・メルカリ等のネット通販で激熱キャンペーン(*´ω`*)
・1店舗:+10%
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d払いが8月3日~31日に、1加盟店利用で10%、2加盟店以上利用で30%キャンペーン(*´ω`*)
対象はドラッグストア・スーパーでチェーンも多数。上限は2,000ポイントで約6,777円までhttps://t.co/bDhF9CWU3Mセブンイレブンでは5%!https://t.co/0ETYDu1vcO#d払い の解説https://t.co/BKmg5LBoLP
— まつのすけ (@matsunosuke_jp) July 31, 2020
注意点としてはd払いのキャンペーンはエントリー前は対象外となることが大多数である点です。
また、支払いが「携帯料金合算・dカード・口座払い」に限るという利用条件がついているキャンペーンが多い点に注意が必要です。
dカードは年会費無料なので、作成も選択肢。入会キャンペーンも豪華となっています。
キャンペーン一覧をチェックして、利用前にはエントリーしましょう。支払い方法としては、ドコモのクレジットカード(dカード・dカードGOLD)を活用!
Apple Pay
7以降のiPhone、Series 2以降のApple Watchは、おサイフケータイに類似するサービス「Apple Pay」が利用可能です。
モバイルSuicaに類似した仕組みで電車・バス等に乗ることができます。また、iD、QUICPayの店舗でお買い物することが可能です。
楽天カードをApple Payに登録すると、QUICPayとして割り当てられて、全国のQUICPay加盟店でお買い物できます。dカードの方はiD店舗で使えます。
QUICPayに割り当てられた場合、「QUICPay+」の機能もあるため、QUICPay+加盟店では2万円を超える金額も決済できます。加盟店はビックカメラ、ヨドバシカメラ、コジマ、Right-on、auショップ等です。
Mastercardブランドの場合、店舗でのお買い物だけではなく、Apple PayのWalletアプリ内のSuicaチャージに利用することも可能です。
JR東日本が出しているiPhone用の「Suica」アプリにVISAのカードを登録して、Suicaアプリ内で「クレジットカード」によるチャージを行う場合は、VISAでもSuicaチャージが可能です。
Apple PayとSuica、国際ブランドの関係については、以下で解説しています。
楽天カードはQUICPay、dカードはiDの利用分はポイントの対象。Apple PayのSuicaへのチャージでは、どちらも還元対象外です。
ただし、楽天カードの場合、楽天ペイアプリ内で毎月キャンペーンにエントリーしたら、楽天ペイのSuicaチャージと同様に0.5%還元となります。
実際にApple Payを使ってみた感想については、以下にまとめています。
紙の利用明細
楽天カード、dカードのいずれも、紙の利用明細を発行することも可能です。ただし、手数料がかかります。
コスト
- 楽天カード:1回あたり76円(税抜)
- dカード:1回あたり50円(税抜)
毎月利用明細が出ると、侮れない負担となります。どちらもWeb明細は無料なので、どうしても紙が必要という方以外はインターネットのPDF明細を利用しましょう。
経費処理の観点でも紙の利用明細でないとNGというルールはなく、PDFのWeb明細で問題なく経費算入が可能です。
ただし、紙の利用明細が絶対必要という方もいらっしゃるでしょう。その場合は、紙の利用明細が無料のおすすめクレジットカードをご検討ください。
カードの種類
ラインナップ
dカードの種類は1つだけですが、楽天カードの種類は豊富です(楽天カードの比較)。
一般カード、女性向けカード、格安ゴールドカード、ゴールドカード、プラチナカード、ビジネスカードと幅広いラインナップが揃っています。
カード名 | 年会費(税抜) | おすすめの方 |
---|---|---|
![]() 楽天カード | 無料 | 年会費無料でクレジットカードを使いたい方、女性向けオプション・AMC機能は不要な方におすすめ |
![]() 楽天PINKカード | 無料 | 女性向けオプションを付帯したい方におすすめ |
![]() 楽天ANAマイレージクラブカード | 年1回利用で無料 | カードショッピングでANAマイルを貯めたい方、AMC機能一体型クレジットカードがほしい方におすすめ |
![]() 楽天ゴールドカード | 2,000円 | 楽天市場でポイントアップの特典、国内主要空港のラウンジを使いたい方におすすめ |
![]() 楽天プレミアムカード | 10,000円 | プライオリティ・パスのプレステージ会員資格を得たい方におすすめ |
![]() 楽天ブラックカード | 30,000円 | プライオリティ・パスが同伴者2名まで無料、楽天関連サービスのポイントアップ、プラチナ特典がほしい方におすすめ |
![]() 楽天銀行カード | 無料 | 楽天銀行のキャッシュカードとの一体型がいい方におすすめ |
![]() 楽天カード アカデミー | 無料 | 学生で利用限度額が低くてもいい方におすすめ |
![]() 楽天ビジネスカード | 2,000円 | 1%の楽天ポイントが貯まる法人・個人事業主向けカードがほしい方におすすめ |
また、一般カードには多様なデザインの楽天カードがあります。
希少なディズニーデザインのクレジットカードも存在しており、ファンにとって嬉しい珠玉のクレジットカードと評価できます。
dカード
ドコモのクレジットカードであるdカードは、ゴールドカードのdカードGOLDもあります。
主なメリット
- ドコモのケータイ・ドコモ光の利用料金が10%還元
- 最大10万円のケータイ補償(3年間)
- 年100万円以上利用したら年会費を超える年間ご利用額特典
- 国内外での充実の旅行傷害保険、ショッピング保険
- 空港ラウンジ
- dポイントクラブの上位ステージ達成が容易に
- 豪華なdカードGOLD 入会キャンペーン
ドコモユーザーで携帯電話料金が高い場合は、一般カードよりもゴールドカードの方がお得になります。
インビテーション
楽天カードの最上位カードは、楽天ブラックカードです。インビテーション制となっており、インビがなかなか発行されないレアな時期が続きました。
ただし、2016年12月には楽天市場・楽天トラベルの上顧客、楽天銀行・楽天証券で多額の残高や取引がある方に、5年間年会費無料でインビテーションを送り始めました。
楽天ブラックカードを狙う場合は、まずは楽天カード、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードを作成してクレヒスを積み重ねましょう。
できれば楽天プレミアムカードが望ましいのは間違いありません。
プライオリティ・パスで世界中のラウンジが無料で使い放題になるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの中でもエッジが利いています。
dカードにはインビテーションが必要な上位カードは存在していません。
2枚持ちという選択肢も有効
楽天市場、Yahoo!ショッピングのどちらも使う方であれば、実は楽天カードとdカードの2枚持ちが最高にお得になります。
楽天カードはSPUの賜物で楽天市場では爆発的な還元率を誇っている点に優位性があります。
しかし、dカード特約店・ローソン・ノジマではdカードがポイント3倍で、楽天カードよりも高還元です。
楽天市場は楽天カード、dカード特約店はdカードと使い分ければより一層お得。2枚持ちという選択肢もあります。
まとめ
楽天カード、dカードはいずれも秀逸なハイ・クオリティー・カードです。最後に比較しやすいように、違いを一覧表にまとめました。
項目 | 楽天カード | dカード | |
---|---|---|---|
申込可能年齢 | 18歳以上 | 18歳以上 | |
国際ブランド | Mastercard、Visa、JCB、アメックス | Mastercard、Visa | |
年会費 | 無料 | 無料 | |
ETCカード | 500円(税抜) ※楽天PointClubがプラチナ以上だと無料 | 年会費:年1回利用で無料 (未使用時は税抜500円) | |
基本ポイント還元率 | 1.00% | 1.00% | |
ポイント優待 | 楽天市場:3倍~14倍 | dカード特約店:1.5%以上 ローソン・ノジマでは3%OFF | |
ポイント有効期限 | 最終加算から1年 | 4年 | |
海外旅行 傷害保険 | 死亡・後遺障害 | 2,000万 | - |
傷害治療 | 200万 | - | |
疾病治療 | 200万 | - | |
救援者費用 | 200万 | - | |
賠償費用 | 2,000万 | - | |
携行品損害 | 1旅行20万円 | - | |
付帯 | 利用付帯 | - | |
国内旅行傷害保険 | - | - | |
ショッピング保険 | - | 100万 | |
ポイント付与の電子マネー | 楽天Edy(0.5%) 楽天ペイのSuica(0.5%) | iD(1.00%) | |
その他 | 楽天銀行で普通金利アップ 楽天カフェでの割引 楽天カード ハワイラウンジ 海外旅行での優待特典 | dカードお支払割 1万円のケータイ補償 dポイントカード、電子マネーiD一体型 VJデスク |
どちらも年会費無料で競争力が高く、メインカードとしてガンガン使うことも可能なハイ・クオリティー・カードです。
楽天関連サイト・サービスでのポイント還元率、楽天銀行の普通預金の金利UPは楽天カードが上回っています。

国際ブランド |
---|
電子マネー・Pay・NFC決済 |
---|
- ETC
- 家族カード
- 分割払い
- リボ払い
- 海外旅行保険
年会費 | 発行スピード | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
無料 | 無料 | 最短3営業日 |
還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
1.0% | 0.5% (ANA) | 楽天ポイント |
- SPUにて楽天市場でポイント3倍~14倍
- 年会費が無条件で無料
- ポイントの有効期限は年1回の利用で無期限
- 海外で便利な旅行保険・付帯サービス
- 傷害・疾病治療費用保険が最高200万円
楽天カードはお得なベネフィットが豊富です。しかも数千ポイントの楽天ポイントが得られるお得な新規入会&利用キャンペーンも開催しています。
格安ゴールドカードの楽天ゴールドカードは年会費が2,000円(税抜)で、誕生月は楽天市場・楽天ブックスの還元率が+1%、国内主要空港・ホノルル・仁川のラウンジが年2回無料というメリットがあります。

国際ブランド |
---|
電子マネー・Pay・NFC決済 |
---|
- ETC
- 家族カード
- 分割払い
- リボ払い
- 海外旅行保険
年会費(税抜) | 発行スピード | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
2,000円 | 500円 | 最短3営業日 |
還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
1.0% | 0.5% (ANA) | 楽天ポイント |
- SPUにて楽天市場でポイント3倍~14倍
- 誕生月は楽天市場・楽天ブックスでポイント+1倍
- 国内主要空港・ホノルル・仁川のラウンジ無料(年2回)
- ETCカードの年会費が無料
- 紙の利用明細が無料
- 問い合わせ窓口が楽天プレミアムカードデスク
楽天カードと楽天ゴールドカードの比較については、以下で徹底解説しています。
ゴールドカードに相当する「楽天プレミアムカード」は、楽天市場・楽天ブックスでの還元率がいつでも+2%です。
また、世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,300ヵ所以上の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスが無料になります。
空港ラウンジを使えるゴールドカードの中でもハイ・クオリティであり、楽天関連サービスでの優遇が受けられるのがメリットです(楽天プレミアムカードの空港ラウンジ特典)。
プライオリティ・パスで世界中のラウンジが無料で使い放題になるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの中でもエッジが利いています。

国際ブランド |
---|
電子マネー・Pay・NFC決済 |
---|
- ETC
- 家族カード
- 分割払い
- リボ払い
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- ショッピング保険
年会費(税抜) | 発行スピード | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
10,000円 | 500円 | 最短3営業日 |
還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
1.0% | 0.5% (ANA) | 楽天ポイント |
- SPUにて楽天市場でポイント5倍~16倍
- プライオリティ・パスのプレステージ会員無料
- 楽天関連でお得な優待特典(選べる3つのコース)
- 国内主要空港のラウンジ使い放題
- 充実の付帯保険、ハワイラウンジでは専用ゾーン
楽天プレミアムカードと他カードの比較
楽天カードの種類は多様です。各カードの比較については、以下で精緻に分析しています。
実際に楽天カードを使い倒したところ、諸々の特典の賜物で大量の楽天ポイントを得られたのが嬉しかったです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「メインカード」として楽天カード、ゴールドカードとして楽天ゴールドカード、空港ラウンジがお得なカードとして楽天プレミアムカードを挙げられていました。
また、クレカの専門家・菊地崇仁さんも、おすすめの年会費無料カードとして楽天カード、ゴールドカードとして楽天プレミアムカードを挙げていらっしゃいました。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマも、楽天カードを高く評価しています。
おすすめのクレジットカードランキングではなんと1位!
他方、dカード特約店でのポイント還元率、ショッピング保険はdカードが上回っています。
主なメリット
- 年会費無料
- ノジマでは約5%還元
- スターバックスカード、ドトールバリューカードへのチャージは4%還元
- マツモトキヨシでは合計5%、高島屋では合計3%還元(ポイント含む)
- 1万円のケータイ補償
- クレジットカード、dポイントカード、電子マネーiD一体型
- 豪華なdカード 入会キャンペーン
お得な入会キャンペーンも魅力的。以下の公式ページからご入会すると、キャンペーンが適用されます。
上位カードのdカード GOLDは10,000円(税抜)と高いコストですが、一般カードよりも格段にパワーアップしたベネフィットが魅力的です。主な特典は以下のとおりです。
特に保有しているだけで、毎月のドコモ・ドコモ光の利用金額の10%のdポイントが貯まるのが大きなメリットです。キャンペーンは一般カードより更に豪華になります。
実際にdカードは一般カードよりもゴールドカードが人気という稀有なクレジットカードであり、家族でドコモを使っているようなご家庭だと絶大なメリットがあります。
dカードとdカード GOLDの相違点については、以下で精緻に比較しています。
ドコモの利用料金が大きくない方はdカード、料金が大きい方や10万円のケータイ補償に魅力を感じる方、年100万円以上使う方はdカード GOLDがおすすめです。
携帯料金の支払いにおすすめのクレジットカード、iPhone等のスマホ購入におすすめのクレジットカードと高く評価できます。