ダイナースクラブ(Diners Club)のクレジットカードは、ハイエンドのクレジットカードとして人気を博しています。
複数の種類が存在しており、ザ・プロパーカード、三井住友信託銀行との提携カード、航空会社との提携カード、BMW・ホテルニューオータニ・和光等との提携カードまで幅広いラインナップが揃っています。
どのダイナースクラブカードがいいか迷う方もいらっしゃるでしょう。そこでダイナースの種類について、2024年9月の最新の状況をわかりやすく徹底的に解説します。
目次
ダイナースクラブカードの種類
クレジットカードのカテゴリーは、一般的には以下の4段階となっています。
- 一般カード:年会費無料~数千円程度
- ゴールドカード:年会費2,000円~2万円程度
- プラチナカード:年会費2万~5万円程度
- ブラックカード:年会費5万~60万円程度
そうした中、日本で最初に発行されたクレジットカードとして名高いダイナースクラブカードは、スタンダードカード(平カード)とブラックカード(プレミアムカード)の2段階となっています。
平のダイナースクラブカードはゴールドカード~プラチナカード相当であり、上位カードのダイナースプレミアムはブラックカード相当となっています。
ダイナースのうち、ダイナースクラブカード、銀座ダイナースクラブカード、ANAダイナースカードの場合は、一定期間保有して使い続けると、上位カードのダイナースプレミアム、ANAダイナースプレミアムのインビテーションが届きます。
ダイナースクラブカードは歴史的に富裕層に高い支持を集めてきたハイエンドカードです。
歴史・国際ブランドの特徴
ダイナースクラブはステータスが高いだけではなく、カード会員でなかったらお金では買えない特典やイベントが用意されており、プライスレスな体験・価値があるクレジットカードです。
私はダイナースプレミアムの賜物で、超有名俳優、オリンピック金メダリスト等の超有名スポーツ選手、アルファベット3文字・数字2桁の中心メンバーである超人気アイドルが集ったパーティーに招かれたこともあります。
ダイナースは類稀なエクスペリエンスを提供しており、バリューの雨を降らせるレインメーカーといっても過言ではありません。
そんなダイナースクラブカードには複数種類のクレジットカードが存在しており、それぞれに独自の特徴が付帯しています。
カード名 | 税抜年会費 (家族会員) | 主な特徴 |
---|---|---|
ダイナースクラブカード | 22,000 (5,000) | 1%のANAマイル付与率 レストランのコース料理が1名分無料 ポイントの有効期間が無期限(マイルも無期限で貯められる) 世界1,000ヵ所以上の空港ラウンジが利用可能 充実の付帯保険(旅行傷害保険、ショッピング・リカバリー) 充実のダイニング・サービス 手荷物無料宅配サービス フリーダイヤルのサポート・デスク 海外旅行先での24時間無料の電話サポート(日本語) ダイナースクラブ コンパニオンカード (プラチナMastercard特典) |
銀座ダイナースクラブカード | 25,000 (無料) | ダイナースクラブ共通特典 ダイナースクラブ 銀座ラウンジ D’s ラウンジトーキョー 銀座の特約店でポイント2倍 Premium Card Benefit in Ginza |
ANAダイナースカード | 27,000 (6,000) | ダイナースクラブ共通特典 上限なしに手数料無料でANAマイルに移行可能 ANAワイドカード特典 SFCもあり |
JALダイナースカード | 28,000 (9,000) | ダイナースクラブ共通特典 1%のJALマイルが貯まる JAL CLUB-Aカード特典 JGCカードもあり |
三井住友信託ダイナースクラブカード | 22,000 (5,000) | ダイナースクラブ共通特典 三井住友信託銀行のロゴ 一定の条件を満たすと年会費が12,000円に割引 |
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード | 28,000 (9,000) | ダイナースクラブ共通特典 1.5%のデルタ スカイマイルが貯まる デルタ スカイクラブを利用可能 |
MileagePlus ダイナースクラブカード | 28,000 (9,000) | ダイナースクラブ共通特典 1.0%のマイレージプラスが貯まる 継続ボーナス |
MileagePlus ダイナースクラブカード ファースト | 43,000 (9,000) | ダイナースクラブ共通特典 国内1.5%/海外2%のマイレージプラスが貯まる 継続ボーナス |
BMWダイナースカード | 25,000 (7,000) | ダイナースクラブ共通特典 BMW正規ディーラーでの利用額にポイント BMW エマージェンシー・サービス 会員限定ポイント交換アイテム BMWオリジナルグッズ プレゼント BMWの車両の購入が可能 |
銀座ダイナースクラブカード/和光 | 25,000 (無料) | 銀座ダイナースクラブカードの特典 和光でのオリジナル特典 |
ニューオータニクラブ ダイナースカード | 22,000 (5,000) | ダイナースクラブ共通特典 ニューオータニでのオリジナル特典 |
ダイナースクラブ プレミアムカード | 130,000 (無料) | 1.5%-2%のマイル付与率(無期限) 秀逸なコンシェルジュサービス ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカードが無料 (ワールドエリートカードMastercard特典) ブランド店でプライベートショッピング・VIPルームのおもてなし・プレゼント 一休.comのダイヤモンド会員の資格 iPrefer のエリート会員 レストランのコース料理が1名分無料 一見さんお断りの高級料亭も利用可能(優待特典も) ダイニングイベントの先々行予約が可能 乗馬が年4回無料 誕生日プレゼント 最上級の付帯保険 海外旅行先での24時間日本語サポート 手荷物無料宅配サービス(往復) コートお預かり(成田・羽田・中部・関空) |
ANAダイナース プレミアムカード | 155,000 (無料) | 一般加盟店では1.5%/ANA航空券等は2.5% ダイナースプレミアムの特典 上限なしに手数料無料でANAマイルに移行可能 ANAプレミアムカード特典 |
提携カードはプロパーのダイナースクラブカードをベースとして、ほぼ全ての共通特典を利用でき、更に提携先の特典も付帯しているのが特徴となっています。
ダイナースクラブカードは、年会費6,000円(税抜)のダイナースグローバルマイレージに加入すると、1ポイントを1ANAマイルに交換できます。
JALは1ポイント0.4マイルで、その他は1ポイント0.5マイルです。
追加の年会費は6,000円(税抜)ですが、マイルに移行する時だけ会員になり、移行後は退会すれば、費用を払う年を少なくすることができます。
航空会社名 | プログラム名 | 年間移行限度 | 所要日数 |
---|---|---|---|
全日本空輸(ANA) | ANAマイレージクラブ | 4万マイル | 通常5営業日以内 |
デルタ航空 | デルタスカイマイル | 14万マイル | 通常2週間以内 |
ユナイテッド航空 | マイレージ プラス | 12万マイル | 通常2週間以内 |
大韓航空 | スカイパス | 12万マイル | 通常2週間~1ヵ月半以内 |
合計 | 42万マイル (※JALマイルは上限なし) |
マイルは価値にレバレッジがかかるのが魅力的です。特典航空券へ交換すると、1ポイントの価値が数円に昇華します。
ANAマイル以外は交換レートが悪化するので、JAL・デルタ航空・ユナイテッド航空のマイルを貯めたい場合は提携ダイナースがおすすめです。
ANAの場合、平カードは年400万円利用、プレミアムカードは約266.7万円の利用で、年間のマイル移行の上限に到達します。
これ以上カードショッピングする場合は、ANAダイナースカードが候補となります。
エアラインとの提携ダイナースだと年間のマイル獲得の上限はないので、利用金額が多い方に適しています。また、マイル移行手数料もないのがメリットです。
ただし、特定の提携航空会社へのマイルにしか交換できないので、その点には注意が必要です。
例えばANAダイナースカード、ANAダイナースプレミアムのポイントは、デルタ航空やユナイテッド航空のマイルには交換できません。
ダイナースクラブカードは、全日空、日本航空、デルタ航空、ユナイテッド航空の4社と提携しており、各航空会社のマイルを得られるクレジットカードを発行しています。
航空会社との提携カードでも、ダイナースクラブカードに付帯するダイニング・トラベル等の特典はすべて利用できます。
プロパーカードでは使えるサービスを利用できないという事態はありません。
ダイナースクラブカードの卓越したベネフィットを享受しつつ、効率よくマイルを獲得することが可能です。
以下、各ダイナースクラブカードの概要について、ブレイク・ダウンします。
全ダイナースの基本カード
幾多のダイナースクラブのクレジットカードの中で、最も基本となるのが「ダイナースクラブカード」です。
ダイナースクラブカードの年会費は22,000円(税抜)です。 家族カードの年会費は5,000円(税抜)です。
ETCカードの年会費・発行手数料は、無料です。以前は発行手数料がありましたが、2012年7月16日カード発行分から無料となりました。
ETCカードは年会費有料というクレジットカードが多い中で、年1回も利用しなくても無料なのはナイスですね!
本会員だけではなく家族会員もETCカードを発行できて、年会費は完全無料です。家族カードは発行不可というクレジットカードが多い中でスペシャルです。
ダイナースクラブカード1枚につき、会員本人が所有する車両台数に応じて、最大5枚までダイナースETCカードを発行できて質実剛健です。
車の保有台数が多い方にとっては絶大なメリットがあります。
ダイナースのザ・スタンダードであるダイナースクラブカードは、お得なメリットが満載のクレジットカードです。
代表的な特典
- ダイナースグローバルマイレージで1%のANAマイル付与率(ダイナースクラブのポイント詳細)
- 年会費3千円のTRUST CLUB プラチナ マスターカードとほぼ同一のダイナースクラブ コンパニオンカードが無料
- 高級レストランにて2名以上のコース料理利用で1名分無料
- ポイントの有効期間が無期限(マイルも無期限で貯められる)
- 年10回まで世界1,000ヵ所以上の空港ラウンジが利用可能(日本国内では成田のKALラウンジもOK)
- 充実の付帯保険(旅行傷害保険、ショッピング・リカバリー)
- 豊富なダイニング・サービス(おもてなしプラン、料亭プラン、ダイナースクラブのお取り寄せ 等)
- 手荷物無料宅配サービス
- デュカス優待、ハワイでの優待、便利なダイナースクラブ スマホアプリ、ダイナースクラブ チケットサービス
- 海外旅行先での24時間無料の電話サポート(日本語)
- 痒いところに手の届く充実の会員サポート「ダイナースクラブコールセンター」、ゴルフ優待、コナミスポーツクラブ優待
- ダイナースクラブ限定イベント(ダイニング、馬主体験、醍醐寺の観桜会、若手女子プロとのダイナースクラブ カップなど)
豊富なベネフィットに鑑みると、年会費を超える価値があると評価できます。
ダイナースのポイントの有効期限は無期限です。1,000ポイント→1,000マイルのレートでANAマイルに移行でき、マイル付与率1%です。
特約店のダイナースクラブポイントアップ加盟店では還元率が2%以上になります。
2017年からは、所得税、相続税、法人税、消費税、贈与税、たばこ税など30税目の国税でクレジットカード納付が可能になりましたが、これらはダイナースのマイル付与率は0.5%です。
その他、ポイント加算対象外・還元率が0.5%の特定加盟店があります。
ちなみにライバルのアメックスは水道・ガス・税金・病院・d払い等は0.5%で、NHK受信料・UNICEFはポイント対象外です(アメックスのポイント減少店一覧)。
ダイナースクラブ リワードポイントの詳細は以下にまとめています。
世界1,000ヵ所以上のとんでもない数の空港ラウンジ、海外旅行先での24時間無料の電話サポート(日本語)も便利で海外旅行がはかどります。
「クラブラウンジ」というダイナースが世界的に設定している会員用の空港ラウンジサービス網を年10回無料で利用できます(年11回目以降は1回税込3,500円)。
利用対象ラウンジには、VIPラウンジ(ファーストクラス・ビジネスクラス利用者向けラウンジ)も含まれています。
ゴールドカード会員用のラウンジとは異なり、軽食ブッフェ、アルコール飲み放題、質が良いソファー、シャワーなど施設が充実したラウンジも利用できます。
日本国内の空港ラウンジにおいては、他の大多数のゴールドカード・プラチナカードでは利用できないKAL Business Class Loungeを使えるのがメリットです。
成田空港のKALラウンジは第1ターミナルにあります。関空のKALラウンジは閉鎖されましたが、ぼてぢゅうを利用可能。手荷物検査後の羽田空港パワーラウンジは手荷物検査後にあって便利です。
日本の近くですと、仁川国際空港のHUBラウンジ、香港国際空港のプラザプレミアムラウンジ、上海・浦東空港にあるVIPラウンジなどが豪華です。
また高級レストランのコース料理が1名分無料になる「エグゼクティブダイニング」があるので、これを年間に2~3回つかうだけで、高い年会費の元は取れてしまいます。
一部店舗では6名以上か8名以上で利用すると、2名分のコース料金が無料になる「グループ特別プラン」もあります。
高級レストランをたまに使う方なら、ダイナースクラブカードは割高どころか最高にお得なカードになります。
ダイナースの1名分無料サービスは、年会費5万円(税抜)の三井住友カード プラチナ、JCB THE CLASS、39,600円(税込)のアメックス・ゴールドの類似サービスを上回る店舗数です。
コース料理1名分無料サービスの利用可能店舗数は競合サービスと比較すると多く、ダイニングに強みがあるダイナースらしくなっています。
- ダイナース プレミアム エグゼクティブダイニング:約380店舗
- ダイナースのエグゼクティブダイニング:約280店舗
- 招待日和系のサービス(ゴールドダイニング、2 for 1 ダイニング、Taste of Premium等):約250店舗
- ビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポン:約200店舗
- JCBのグルメ・ベネフィット:約130店舗
- 三井住友カード プラチナのプラチナグルメクーポン:約100店舗
対象レストランの一例としては、ベージュアラン・デュカスプロデュースの「ビストロブノワ」があります。
このお店は他のクレジットカードは対象外なので、ダイナースならではのメリットです。
エグゼクティブ・ダイニングは、誕生日や記念日のディナーや会食がお得になってはかどります。店舗一覧、サービス内容の詳細は以下にまとめています。
その他、ダイナースクラブのお取り寄せ、おもてなしプラン、料亭プランなどのダイニング優待があります。
一例として、アルマーニ・リストランテ銀座ではウェルカムドリンクとしてスプマンテを頂けました。
草喰なかひがし、銀座 小十、フロリージュ、日本料理 龍吟、青空などの予約困難店で、発生したキャンセル分の席を当日予約できるサービスもあります。
SAKE COMPETITIONの上位入賞酒が飲み放題、秀逸な料理の食べ放題のパーティーにポイントで参加することも可能です。
ダイナースクラブカード会員は、1人1回一休プレミアサービスの「プラチナ会員」になれます。一休プレミアサービスの詳細については、以下で徹底解説しています。
プラチナ会員になると、レストラン予約、国内外のホテル予約(現地決済)の一休.comポイント還元率が2%になります。国内宿泊予約(カード決済)の場合はなんと3%です。
更に宿泊・レストランのプライベートセールも利用できます。プライベートセールは特に高級なタイプの部屋が破格の値段となる傾向があり、リーズナブルに宿泊できます。
SPG、マリオット、シャングリラなど各ホテルグループの上級会員よりもお得に泊まれることはザラであり、トラベル・ハックにつながり旅行・出張がはかどります。
また、「ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン」というヒルトンの会員プログラムでもダイナースの優待があります。
日本国内のヒルトン、コンラッド、ダブルツリーbyヒルトンと韓国のコンラッド・ソウルでの宿泊が20%OFFになります。レストランは宿泊時に部屋付けした場合は20%OFF、それ以外は10%OFFで利用できます。
ダイナースクラブカード会員は、初年度年会費が通常年会費25,000円(税込)のところ1万円(60%OFF)となります。
しかも入会時に対象ホテル宿泊時に使える1万円宿泊割引券がもらえるので、初年度の年会費は実質0円になります。入会初年度はヒルトン・オナーズのシルバー会員資格も付与されます。
HPCJは公式サイトではキャンペーンがなく、初年度から25,000円の年会費が発生します。ヒルトンアメックスでの入会だと実質無料になってお得です。
世界1,000ヶ所以上の空港ラウンジ、クラブホテルズ、充実の旅行傷害保険、海外旅行中の24時間日本語サポートなどトラベル関連特典も充実しています。
スマホも対象で年間500万円のショッピング保険も付帯しており、お買い物が安心・安全になります。
サービスの面でも、他のゴールドカード以上の充実した内容となっており、プラチナに肉薄しています。レストランを利用したり、海外旅行・出張に行く機会があるとお得なカードです。
プロパーの「ダイナースクラブカード」限定の特典としては、TRUST CLUB プラチナ マスターカードとほぼ同じ「ダイナースクラブ コンパニオンカード」をサブカードとして無料で保有できる点が挙げられます。
コンパニオンカードでのApple Pay決済なら、Apple PayのSuicaへのチャージが1%還元となります(ダイナースクラブカードのApple Pay詳細)。
ダイナースクラブはまさに「人生を彩るクラブ」であり、ダイナースクラブカードは保有するだけで幸せを感じられて、しかもお得な特典で生活を豊かにすることができます。
ダイナースクラブカードはキャンペーンも豪華です。その他詳細は以下で徹底解説しています。
以前にダイナースの五十嵐 幸司 代表取締役社長に取材しました。充実の特典、高いステータスの秘訣、クラブメンバーシップ・哲学など多様な角度で聞き倒しています!
ダイナースクラブカードは豊富なキャンペーンや会員イベントが魅力的なハイ・クオリティ・カードです。人生を豊かに彩ることができ、人生がまばゆい位に煌めきます。
公式サイトダイナースクラブカード 公式キャンペーン
航空系ダイナースクラブカード
ANAダイナースカード
ANAダイナースカードの年会費は27,000円(税抜)であり,家族カードは6,000円(税抜)です。
ダイナースクラブカード・銀座ダイナースクラブカードとの大きな相違点は以下の2つです。
- 上限なしで無料にて貯めたポイントをANAマイルに交換可能
- ANAワイドゴールドカードの特典が付帯
年6,000円(税抜)のダイナースグローバルマイレージに加入する必要も不要で、年間何万マイルでもANAマイルに交換することが可能です。
一般的なANAワイドゴールドカードと比較した優位性は、ダイナースクラブの神通力でポイントの有効期限が無期限である点です。
1マイルの価値が大幅に上昇するビジネスクラスまたはファーストクラスの特典航空券への交換に向けて、じっくりとマイルを貯めることが可能になります。
ANAダイナースカードは、お得な有効期限が無期限のクレジットカードの筆頭です。
国内線特典航空券で利用すると1マイルの価値が1.5円~2円程度、国際線のビジネスクラスだと1マイル2.5~6円程度、ファーストクラスなら7~16円程度に跳ね上がります。
直前での予約だと、エコノミークラスでも1マイル3.22円で利用できたこともあります。
以下は通常76,080円のところ、2万マイル+11,580円で特典航空券を得られた履歴です。
また、利用可能店舗数が日本最大級で便利な電子マネー「楽天Edy」へのチャージで0.5%が貯まるのも大きなメリットです。
更にANAワイドゴールドカード、ANAワイドカードのベネフィットも魅力的です。
- カード入会時または継続時に2,000マイル
- ANAグループ便搭乗時のフライトボーナスマイル25%
- ANAカードマイルプラス店舗ではマイル還元率1.5%~2%
- ビジネスクラス専用チェックイン
- 空港内店舗「ANA FESTA」での割引 (5%OFF)
- 空港内免税店での割引 (10%OFF)
- 国内線・国際線の機内販売割引 (10%OFF)
- 成田空港でのパーキング割引
- 「ANAショッピング A-style」での割引 (5%OFF)
- IHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊割引サービス
- IHG・ANA・ホテルズグループジャパン朝食無料&ウェルカムドリンクサービス
- ANAカード会員専用運賃「プレミアムビジネスきっぷ」
- ニッポンレンタカー、トヨタレンタカー、オリックスレンタカー5%割引
- ハーツレンタカー5~20%割引
ANA国際線エコノミークラス利用の際にもビジネスクラス専用カウンターを利用できます。並ぶ時間が少なく、余裕のチェックインができます。
一例として、土曜日という混雑する日の羽田空港国際線も、待ち組はたったの1組でした。
エコノミークラスのうんざりする大混雑に巻き込まれずに、スムーズなチェックインが可能なのは大きなメリットです。同じ時間帯にエコノミークラスの方は長蛇の列でした。
割引で特に使いやすいのは全国各空港にある「ANA FESTA」での5%割引、空港免税店での10%割引です。1,000円(税込)以上のお買い物の際、レジでANAカードを提示すればOKです。
カードが手元に届く前にも割引を利用できるので便利です。
将来的にANAの上級会員を視野に入れており、ANAスーパーフライヤーズカードの保有を考えている場合は、ANAダイナースも候補となります。
ANAダイナースカードからANAダイナース スーパーフライヤーズカードに切り替える場合は、審査落ちのリスクがありません。
ANAダイナースカードはダイナースクラブカードと同一の特典を享受できます。その他、ANAダイナースカードの詳細については、以下で徹底的に解説しています。
また、ANAダイナースカードを年200~300万円程度利用すれば、上位カードのANAダイナース プレミアムカードに突撃できるのも大きなメリットです。
ANAダイナース プレミアムカードは年会費155,000円(税抜)ですが、秀逸なベネフィットが魅力的なスーパーカードです。
オンラインでの依頼が可能で便利なコンシェルジュ、国内線のANAラウンジ、1万マイルの継続ボーナス、50%のフライトボーナスなど、至れり尽くせりのベネフィットを享受できます。
ANAダイナースカードは豪華な入会キャンペーンも魅力的です。
JALダイナースカード
日本航空との提携した「JALダイナースカード」は、カード利用で直接JALマイルを貯められるのが特徴となっています。
年会費は28,000円(税抜)であり,家族カードは9,000円(税抜)です。
ショッピングマイル・プレミアムに無料で自動入会となり、100円(税込)あたり1マイル(マイル付与率1.0%)となります。
JAL普通カードだと発生する年4,500円(税抜)のコストがかかりません。もちろん、マイル移行手数料もありません。
JALカード特約店では、200円(税込)あたり2マイル(マイル付与率1.0%)なのが、100円(税込)あたり2マイル(マイル付与率2.0%)となります。
ファミリーマート、イオン、マツモトキヨシ、ウエルシア、ENEOSなど、日常的に使う機会が多い店舗も特約店となっており、卓越した利便性があります。
利用ごとに100円未満の端数は切り捨てられてポイント付与の対象外となりますが、余程細かい支出を多発させない限りは、さほど大きな影響は出ません。
また、JALカードは支払金額の端数分は四捨五入となるので、得する場合もあります。例えば150円の支払いの場合は、1マイルではなく2マイル得られます。
50円~99円の支払いの場合でも1マイルを獲得できる点がJALカードの隠れたメリットです。一例として以下は80円の利用で1マイルを獲得した明細です。
一部、JALマイルが付与されない支出先があります。詳細については、以下で徹底的に解説しています。
JALダイナースカードなら通常のフライトマイルに加えて、区間ごとのボーナスマイルがプレゼントされます。「区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25%」がもらえます。
ネット通販がお得になるポイントモールでは、ダイナースクラブ ポイントモールだけではなく、JALマイレージモール(eマイルパートナー)を利用可能です。
その他、JAL CLUB-Aカード以上のJALカード共通の特典を利用可能です。
Amazonギフト券を50円購入すると1マイルが得られるので、スクリプトを活用しないと手間がかかりますけれども、50円のAmazonギフト券をひたすら購入すればAmazonでの還元率が2%となります。
将来的にJALの上級会員を視野に入れており、JALグローバルクラブ入会を考えている場合は、JALダイナースカードも候補となります。
FLY ON プログラムで「JMBサファイア」のサービスステイタスを獲得する前に、申し込みたいJGCカードと同等のJALカードを事前に発行しておき、同じ国際ブランドのJGCカードに切り替えるのが無難です。
こうすれば万が一の審査落ちのリスクをゼロにすることが可能になります。FLY ONポイントを貯めるJGC修行が無駄骨になる事態はありません。
JALダイナースカードからJALグローバルクラブ ダイナースカードに切り替える場合は、審査落ちのリスクがありません。
JGC会員になると、サクララウンジ、毎年の初搭乗・フライトごとのボーナスマイル、専用チェックインカウンター・専用保安検査場、手荷物受け取りの優先、手荷物許容量の優待、優先キャンセル待ち、優先搭乗などの絶大なメリットが付帯します。
サクララウンジを同伴者1名まで使い放題になるのは大きなメリットです。飛行機での旅行・出張・帰省が非常に快適になりますね。
その他、JALダイナースカードの詳細については、以下で精緻に分析しています。
大量のJALマイルを得られるお得な入会キャンペーンも魅力的です。
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード
デルタ航空と提携した「デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード」は、カード利用でデルタ航空のスカイマイルが貯まります。
年会費は本会員28,000円(税抜)、家族会員の年会費は9,000円(税抜)です。
カード利用金額100円あたり1.5マイルが得られるので、マイル付与率は1.5%です。
デルタ スカイマイルは有効期限がないのがJALやANAと比較してのエッジ・優位性です。
入会で10,000ボーナスマイルが得られます。また、入会後6ヵ月以内のファーストフライトで、デルタ・ワン、ビジネスクラスなら25,000マイル、ベーシックエコノミーなら10,000マイルが得られます。
デルタ航空の運航によるデルタ航空便名のついた日本発着国際線を購入した場合が対象です。特典航空券によるフライトは含まれません。
世界各国に設置されたスカイクラブ会員専用の「デルタ スカイクラブ」ラウンジを、年3回まで無料にて利用できます。1回3名で使うことも可能なので家族連れにも便利です。
デルタスカイクラブは通常はビジネスクラス以上の場合のみ利用できるところ、なんと搭乗クラスに関わらず利用できます。
スカイチームのラウンジは、JALやANAのラウンジ同様に快適な空間です。しかもソフトドリンクはもちろん、ビール・ワイン等のアルコールや軽食もあるラウンジが大多数です。
スープ、パン、サラダ、おつまみ等に加えて、寿司が出るラウンジもあります!
一例として羽田空港のデルタスカイクラブは秀逸なクオリティでした。
MileagePlus ダイナースクラブカード/ファースト
ユナイテッド航空と提携したマイレージプラスカードにもダイナースクラブカードがあり、以下の2種類のラインナップが揃っています。
最大の相違点は年会費、マイル還元率、継続ボーナスです。
MileagePlus ダイナースクラブカード | MileagePlus ダイナースクラブファースト | |
---|---|---|
年会費(税抜) | 28,000円 | 43,000円 |
マイル付与の単位 | 100円あたり1マイル | 100円あたり1.5マイル 100円あたり2マイル |
マイル還元率 | 1.0% | 国内:1.5% 海外:2.0% |
継続ボーナスマイル | 2,000マイル(300万円以上利用時) | 5,000マイル(500万円以上利用時) |
年会費(税抜)の差は15,000円なので、通説に則り1マイルの価値を2円と考えると、以下の利用金額(税抜)が損益分岐点となります。
- 国内:年150万円の利用(1ヶ月あたり125,000円)
- 海外:年75万円の利用(1ヶ月あたり62,500円)
ユナイテッド航空マイレージプラスの有効期限は無期限なので、マイル失効を心配する必要がありません。
マイレージプラスカードの中でダイナースと年会費が近いMileagePlusセゾンプラチナカードも合わせた比較は下表のとおりです。
カードタイプ | セゾン プラチナ | ダイナース | ダイナース ファースト | ||
---|---|---|---|---|---|
提携ブランド | VISA | ダイナース | ダイナース | ||
年会費(税抜) | 本会員 | 36,000円 | 28,000円 | 43,000円 | |
家族会員 | 9,000円 | 9,000円 | 9,000円 | ||
マイル付与率 | 1.5% | 1.0% | 国内:1.5% 海外:2.0% | ||
付与の単位 | 1,000円 | 100円 | 100円 | ||
ショッピングマイル年間上限 | - | - | - | ||
継続ボーナスマイル | 5,000マイル | 2,000マイル(300万円以上利用時) | 5,000マイル(500万円以上利用時) | ||
海外旅行傷害保険 | 適用条件 | 自動付帯 | 自動付帯 | 自動付帯 | |
家族特約 | ◯ | ◯ | ◯ | ||
死亡・後遺障害 | 1億円(1000万) | 1億円 | 1億円 | ||
傷害・疾病治療 | 300万円(200万) | 300万円 | 300万円 | ||
賠償責任 | 3,000万円(2000万) | 1億円 | 1億円 | ||
携行品損害 | 50万円(20万) | 50万円 | 50万円 | ||
救援者費用 | 300万円(200万) | 300万円 | 300万円 | ||
国内旅行傷害保険 | 適用条件 | 自動付帯 | 利用付帯 | 利用付帯 | |
家族特約 | ◯ | - | - | ||
死亡・後遺障害 | 1億円(1000万) | 5,000万円(1000万) | 5,000万円(1000万) | ||
入院日額 | 5,000円(2,000円) | 5,000円(2,000円) | 5,000円 | ||
手術費用 | 5~20万円(同額) | 5~20万円(同額) | 5~20万円 | ||
通院日額 | 2,000円(1000) | 2,000円(1000) | 3,000円 | ||
ショッピング保険 | 適用条件 | 国内外 | 国内外 | 国内外 | |
年間上限 | 500万円 | 500万円 | 500万円 | ||
自己負担 | 5,000円 | 1万円 | 1万円 | ||
空港ラウンジ | 国内主要空港 | 世界1,000ヵ所以上 (年2回無料) | 世界1,000ヵ所以上 (年2回無料) | ||
その他特典 | Visaプラチナカード特典 セゾンカード特典 会員誌「express」 | ダイナースクラブカード特典 ANA DUTY FREE SHOP 10%オフ | ダイナースクラブカード特典 ANA DUTY FREE SHOP 10%オフ |
コンシェルジュサービスと還元率ならセゾンカード、年会費の安さ・空港ラウンジの数・ダイニング特典の充実度ならダイナース(一般)、還元率・空港ラウンジ・ダイニング特典ならダイナースファーストにエッジ・優位性があります。
その他、MileagePlusカードについては、以下で綿密に比較しています。
銀座でスペシャルな特典があるダイナースクラブカード
銀座ダイナースクラブカード
銀座ダイナースクラブカードは、ダイナースクラブカードよりも年会費が3,000円(税抜)高く、ダイナースプレミアムのインビテーションが届かないというデメリットがあります。
しかし、インビが不要である場合は年会費以上にメリットが有るクレジットカードです。
銀座の中心部にある「ダイナースクラブ 銀座プレミアムラウンジ」が使えます。以下8つの特典を受けられます。
- フリードリンク
- お菓子
- 手荷物お預かり
- 銀座コンシェルジュ
- インフォメーション
- Wi-Fi
- 宅配料金優待
- 西銀座駐車場10%割引券
実用的な嬉しいサービスが揃っています。テーブル席、一人がけのカウンター席、窓際で二人が横並びの席があります。
コーヒー、紅茶、ジュース、ミネラルウォーターなどのソフトドリンクが無料で飲み放題です。また、1人につき1つお菓子も食べられます。
ダイナースクラブ銀座ラウンジから移転してプレミアムラウンジとなり、席が広くなって待つケースが減少しました。
ダイナース銀座 プレミアムラウンジの詳細については、以下で丹念に解説しています。
また、東京駅直結の百貨店「大丸東京店」の11階にあるメンバーズサロン「D’s ラウンジトーキョー」を利用できます。
銀座や日本橋が一望できるラウンジで、フリードリンクなどのサービスを受けられます。休憩がはかどります。
ショッピング中の休憩はもちろん、次のアポイントまでの時間調整にも適しています。
高級野菜ジュースやプレミアムビールの試飲などのイベントが開催されることもあります。
本来は大丸松坂屋お得意様ゴールドカード(外商カード)、多額のお買い物をした大丸・松坂屋のクレジットカード保有者向けのサービスです。東京駅近辺によく行く方にとっては至高のメリットが有る特典です!
D’s ラウンジトーキョーについては、以下にまとめています。
銀座の特約店で銀座ダイナースクラブカードを利用すると、通常は100円1ポイントのところ、2倍の100円2ポイントを得られます。
主な特約店は、銀座三越、松屋銀座、GINZA SIX、銀座和光、サンモトヤマ銀座本店、東急プラザ銀座、バーニーズ ニューヨーク銀座店、銀座天一本店などです。
また、「Premium Card Benefit in Ginza」という銀座エリアの特典、銀座Bar優待を利用可能です。
その他のカードの内容はダイナースクラブカードと全く同じであり、卓越したダイニング・トラベル特典を利用できます。
ジャンル | 優待サービス内容 |
---|---|
グルメ | 所定のコース料理を2名以上利用で1名無料(エグゼクティブ ダイニング) 草喰なかひがし等の名店を予約できる「ダイナースクラブ ごひいき予約」 お子様メニューが家族との食事で1名無料「Family Table」 料亭の予約代行(料亭プラン) おもてなしプラン、ナイトイン銀座 ダイナースクラブのお取り寄せ アラン・デュカスのレストラン優待、ひらまつ優待 |
トラベル | 1,000ヵ所以上の空港ラウンジ 年2個の手荷物無料宅配 (帰国時) 国内外のホテル・旅館の宿泊優待、Hotels.com割引、クラブホテルズ ハワイ旅行での優待 旅行・出張時の現地でのサポート・各種手配 最高1億円の旅行保険 海外旅行保険プラス ダイナースクラブ共通の優待特典 |
エンタテイメント ・ライフ | コナミスポーツクラブや人間ドック優待 ヘリコプター優待、乗馬優待 ダイナースクラブのイベント ダイナースクラブ チケットサービス ダイナースクラブ ポイントモール |
ゴルフ | プライベートレッスン優待 名門ゴルフ場の優待予約 ダイナースクラブカップ |
家族会員の年会費は無料なので、本会員+家族会員1名の場合は、合計年会費はダイナースクラブカードの27,000円よりも2,000円(税抜)安くなります。
銀座ダイナースクラブカードには、通常のダイナースクラブカードにはない銀座の特典が充実しているのがメリットです。
銀座ラウンジ・大丸東京のラウンジは特に絶大なベネフィットです。アメックス・センチュリオンにも類似のサービスはありません。
銀座や東京駅直結の百貨店という一等地のラウンジが使えるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。
その他、銀座ダイナースクラブカードの詳細については、以下で徹底的に解説しています。
東京駅や銀座に行く機会がある方、家族カードを発行する方は、ダイナースクラブカードよりも銀座ダイナースクラブカードの方にお得感があります。
デメリットとしては上位カードのダイナースクラブ プレミアムカードのインビテーションは届かない点です。
明白にダイナースのブラックカードを目指している方は、ダイナースクラブカード、ANAダイナースカードのどちらかを選択しましょう。
総合的には銀座に行く機会がある場合は魅力的なダイナースです。
銀座ダイナースクラブカード/和光
ダイナースと銀座和光が提携して発行しているダイナースクラブカードです。年会費は本会員25,000円(税抜)、家族会員の年会費は無料です。
銀座ダイナースクラブカードがベースになっていて、特典は全て利用可能です。それに加えて和光オリジナルの特典が付帯します。
和光での年間お買上金額が20万円以上(税抜)だと、最大5%分の和光の商品券がプレゼントされます。一部のサービスとは重複できず、一部対象外の品があります。
また、和光での1日の利用金額が10万円以上(税込)だと、和光アネックス ティーサロンの喫茶ご利用券がもらえます。
和光の情報誌「チャイム銀座」が郵送されます。更に、和光独自のカード「和光カード」のサービスも自動的に付帯されます。
購入金額(税抜)の2%分のポイント、1日3万円以上の購入で購入品の送料無料・西銀座駐車場2時間分、誕生月のポイント2倍クーポン、催事などの案内の特典が受けられます。
銀行系ダイナースクラブカード
三井住友トラストクラブが同じグループの三井住友信託銀行と提携して発行するクレジットカードです。
三井住友信託ダイナースクラブカードとダイナースクラブカードは基本的なカードスペックは同一です。
カード右上に三井住友信託銀行のロゴが入る代わりに、年会費の優遇があります。特に気にならないという方にとっては選択肢となります。
初年度は新規入会後3ヵ月以内のカード利用金額が20万円以上、次年度以降は年間(前年度)のカード利用金額が50万円以上だと、年会費が12,000円(税抜)と大幅に減少します。
家族会員の年会費は5,000円(税抜)であり、通常のダイナースクラブカードと同一です。家族会員の方は割引制度がありません。
しかし、支払口座は三井住友信託銀行のみに限定されます。引き落とし口座の制約とカード右上のロゴが許容できるか否かとなります。
ホテル提携ダイナースカード
ダイナースとニューオータニが提携して発行しているダイナースクラブカードです。年会費は本会員22,000円(税抜)、家族会員5,000円(税抜)です。
三井住友トラストクラブとニューオータニグループは提携関係にあり、ダイナースクラブ フランスレストランウィークのガラディナーの会場はホテルニューオータニ(東京)となっています。
実際にガラディナーに参加したところ、大満足のクオリティで幸せに包まれました。
ニューオータニクラブ ダイナースカードは、ニューオータニでの独自特典が付帯しています。
国内グループホテルでの宿泊、直営レストラン&バーの利用の際には、ダイナースクラブ リワードポイントが2倍得られてマイル付与率2%となります。
また、NOC(ニューオータニクラブ)ポイントが100円あたり5ポイント貯まるので、合計還元率が7%とパワフルです。
訴求力の高いポイント二重取りが可能です。将棋において飛車だけよりは、飛車・角の方が強いのと同様に、ポイントも一つだけよりは二つ獲得できる方が嬉しいですね。
ニューオータニに事前に予約した場合、宿泊当日はクレジットカードの提示もサインも不要のサインレスとなっています。スピーディーなチェックアウトが可能です。
ニューオータニクラブの特典も付帯しており、貯めたNOCポイントは専用のホテル券(5,000ポイントで5,000円分)と交換できます。
ホテルニューオータニ(東京・幕張・大阪・博多・イン札幌・NASPA・イン東京・イン横浜プレミアム)で、会員専用ラウンジ「ニューオータニクラブラウンジ」を利用できます。
飲み物や小菓子が用意されているので、滞在中の休憩や、連れとの待ち合わせなどに活用できます。中にはパティシエ特製スイーツが用意されているホテルも!
その他、以下のベネフィットが付帯しています。
- 宿泊優先予約・料金割引
- クイックチェックインサービス
- レイトチェックアウトサービス
- クイックチェックアウトサービス
- 朝食、レストランバー、婚礼優待
- 新聞無料サービス/ランドリーエクスプレスサービス/フィットネスクラブの特別利用
- お誕生日特典・記念日特典
- 会員料金で宿泊の際は、屋外プール(季節営業)無料
- ニューオータニクラブ会報誌「CHECK IN」
- ホテルオリジナル商品の通信販売の10%割引
- ホテル別会員特典
- ホテル主催イベントの優待予約
高級車メーカー提携ダイナースカード
ダイナースとBMWが提携して発行しているダイナースクラブカードです。年会費は本会員25,000円(税抜)、家族会員の年会費は7,000円(税抜)です。
通常のダイナースクラブカードの特典に加えて、BMWオーナーに嬉しいオリジナル・ベネフィットが付帯しているのが特徴です。
カード利用で貯まるのはダイナースクラブ リワードポイントで、通常は100円あたり1ポイントです。
BMW正規ディーラーでのBMW車の車両購入代金の決済にも利用できます。ただし、ポイント還元率は半減して0.5%となります。
車両を購入するためには、個人カードはカードの名義と車両の名義が同一であること、ビジネス・アカウントカードの場合は登録の会社の名義であることが条件になります。
2013年10月1日以降は、車両本体代金の決済はBMWダイナース限定のサービスとなりました。車両整備や部品など、車両本体代金以外の支払いは、他のダイナースクラブカードでも可能です。
高級車の購入でザクザクとポイントを獲得できてファンタスティックです。
また、年間で合計100万円以上BMW ダイナースカードを利用すると、毎年「BMWオリジナルグッズ」がプレゼントされます。
グッズは集計期間の翌年3月末頃に届きます。集計期間後に退会・カード切替を行ったら進呈対象外となるので注意しましょう。
また、BMWにいつも安心して乗ることが可能なサポート・サービス「BMW エマージェンシー・サービス」を利用できます。
万が一の路上故障などで困った場合、高い技術力と知識を持った専任のスタッフが、電話で24時間365日サポートしてくれます。
カード契約者の一親等が所有している車両、カード契約者の経営する法人が保有している車も対象となります。
- 故障現場での応急処置・出張対応
- 走行不能時のレッカー移動
- 鉄道、バス、航空機等の公共交通機関、レンタカー、タクシー等の代替交通手段の手配と費用負担(※)
- 宿泊施設の手配と費用負担(※)
※車検証に記載されている乗員定員数が上限(費用負担はBMW規定の範囲内)
また、BMWの活動やアクセサリー情報など、BMWファンには見逃せないニュースが満載の「BMW Card News」を届けてくれます。
BMW ダイナースカードの利用を継続すると、ブラックカードの「BMWダイナースプレミアム」のインビテーションが届く可能性があります。
ビジネスカード・法人カード
ダイナースクラブ ビジネスカード
ダイナースクラブ ビジネスカードというクレジットカードがあります。ダイナースクラブのプロパー・ビジネスカードです。
年会費は本人が27,000円(税抜)です。追加会員はなんと年会費が何枚でも無料です!
基本会員が代表者・役員を務める法人等・個人事業における、役職員・従業員で18才以上の方が追加会員になれます。
例えば本会員・追加会員で5枚発行した場合は、1枚あたり5,400円、10枚申し込んだ場合は2,700円、20枚なら1,350円(税抜)とリーズナブルになります。
ダイナースクラブ ビジネスカードのポイントの制度・還元率はダイナースクラブカードと同一であり、「ダイナースクラブ リワードプログラム」が適用されます。
一般加盟店では100円あたり1ポイントとなります。特約店である「ダイナースクラブポイントアップ加盟店」では100円あたり2ポイントが得られます。
日本を代表する経済・ビジネス出版社であるダイヤモンド社は、「ダイヤモンド経営者倶楽部」という会員制クラブを運営しています。
のダイヤモンド経営者倶楽部の活動拠点として、メンバーのみが利用できる「銀座サロン」という施設があります。
東京都中央区銀座4-9-8(銀座駅B2出口から徒歩3分・東銀座駅A2出口から徒歩1分)という極めて便利な立地です。わが国のど真ん中と言っても過言ではありません。
なんと、ダイナースクラブ ビジネスカード会員の方は、カードの提示でダイヤモンド経営者倶楽部の銀座サロンを利用することが可能です!
嬉しいことに商談・待ち合わせの場所として利用してもOKです。また、ダイヤモンド社の新刊書籍や雑誌も見ることができ、ブックカフェとしても利用できます。
落ち着いた雰囲気のラウンジには、ドリンクも用意されています。商用のついでに寛ぐこともできますし、外出時の打ち合わせなどに利用できます。
銀座サロンの詳細
また、ダイナースクラブ ビジネスカードの会員は、「ダイナースクラブ プライベートアドバイザーサービス」を利用できます。
選び抜かれた各分野のプロ6人の「プライベートアドバイザー」が、参謀役や顧問として相談内容にアドバイスしてくれます。
弁護士、公認会計士、税理士、社会保険労務士のアドバイスを無料で受けられてファンタスティックです。
ビジネスシーンで活用できる優待加盟店プログラム「ダイナースクラブ ビジネス・オファー」があり、様々な優待サービスがビジネスをサポートしてくれます。
更に、クラウド会計ソフト freeeが2ヶ月分無料になる特典も付帯しています。
ダイナースクラブ ビジネスカードは、なんといっても追加カードの年会費が無料なのが大きなメリットです。例えば10枚発行すれば1枚あたりたったの2,700円、20枚なら1,350円(税抜)です。
充実したベネフィットと高いステータスを誇るダイナースのビジネスカードをリーズナブルに維持できます。
公式サイトダイナースクラブ ビジネスカードの詳細
ダイナースクラブ ビジネスアカウントカード
ダイナースクラブ ビジネスアカウントカードとは、ダイナースクラブカードの追加カードとして申込めるカードです。
プロパーのダイナースクラブカードだけではなく、銀座ダイナースクラブカード、ANAダイナースカード、JALダイナースカードでも申し込めます。
年会費はたったの2,000円(税抜)です。ダイナースクラブ プレミアムカードのビジネスアカウントカードも2,000円です。
個人事業主・零細企業でクレジットカードは1枚でOKという場合は、ダイナースクラブ ビジネスアカウントカードにお得感があります。
1%(プレミアムカードは基本1.5%)でポイントを貯めてマイル交換ができます。提携カードによっては直接マイルが貯まります。
ビジネスクラス搭乗によって1マイル3円で使うと、実質還元率3%(プレミアムカードは4.5%)です。
ダイヤモンド経営者クラブの会員制ラウンジ「銀座サロン」を利用でき、ダイナースクラブ ビジネスカードよりもトータルコストが安いのが利点です。
ダイナースのブラックカードにもあり、ダイナースプレミアム、ANAダイナースプレミアムなら一般加盟店で1.5%ANAマイル還元でバリューが高いです。
ビジネスアカウントカードの最大のメリットは、本体のカードと明細&引き落とし口座を分けられる点が大きいです。
引き落とし口座は、本会員の勤務先の法人口座に指定できます。個人事業主向けのクレジットカードとしてフル活用できます!
プライベート・個人での支出はダイナースカード、ビジネスの経費決済はビジネス・アカウントカードという二刀流でザクザクとマイルが貯められます。
仕事の出張・接待などの経費決済・管理をスムーズに行えます。JALオンラインを使って出張の経費処理業務を効率化することもできます。
経理の手間が軽減して間接業務ないしバックオフィス・コストが削減できます。利用代金は法人クレジットカードで精算できるので、ポイントも貯まります。
至高のブラックカードであるプレミアムカード
上位カードのダイナースクラブ プレミアムカードには、プロパーカードの他、ANA、三井住友信託銀行、BMWとの提携カードがあります。
ANAマイル還元率が基本1.5%と圧巻の高還元であり、ダイナースクラブ銀座ラウンジと大丸東京のラウンジ、一休.comのプライベートセールで時おり破格の安さでホテルに宿泊できる点が魅力的です。
お得なメリットが満載のクレジットカードです。特に大きいメリットは以下のとおりです。
- ANAマイル付与率1.5%~2.0%の最強のポイント
- 年会費13万円(税抜)のTRUST CLUB ワールドエリートカードとほぼ同一の「ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカード」が無料
- 秀逸なコンシェルジュサービス(ネットでの依頼も可能)
- ブランド店でプライベートショッピング・VIPルームのおもてなし・プレゼント
- 一休.comのダイヤモンド会員の資格(一休プライベートセールがお得)
- プリファード ホテルズ&リゾーツ iPrefer のエリート会員
- レストランのコース料理が1名分無料(日本最高の数のプレミアム・エグゼクティブ・ダイニング)
- 有名俳優・アイドルなどスーパーVIPが集うパーティー、プラダのカクテルパーティーなどスペシャルなイベント
- 一見さんお断りの高級料亭も利用可能(優待特典も)
- 希少なダイニングイベントの先々行予約が可能
- ダイナースクラブ プレミアム 銀座ラウンジ
- 大丸東京の「D’s ラウンジトーキョー」
- 乗馬が年4回無料
- プライオリティ・パスのプレステージ会員が無料(家族会員も)
- 無制限で世界1,000ヵ所以上の空港ラウンジが利用可能(日本国内では成田のKALラウンジもOK)
- 誕生日プレゼント
- 医療相談と法律・税務相談
- Marriott Bonvoy、アマンの特別優待
- ジュール・ヴェルヌ&ベル エポック、フランス大使公邸ディナーやイタリア大使館でのディナー等の至高のイベント
- LeaLeaトロリーなどハワイ旅行での優待
- 国内クラブホテルズ・旅の宿
- スパ・エステ優待
- H.I.S.エグゼクティブメンバーズクラブ「CLASS ONE」
- 最上級の付帯保険
- 海外旅行先での24時間日本語サポート
- 手荷物無料宅配サービス(往復)
- コート預かりサービス(成田・羽田・中部・関空)
- ポイントの有効期間が無期限(マイルも無期限で貯められる)
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめの高還元率のプラチナ/ブラックカードとしてダイナースプレミアムを挙げられていました。
ダイナースのブラックカードは、クレジットカードのレジェンドも高く評価しています。
ダイナースクラブの各プレミアムカードの詳細については、以下で徹底的に解説しています。
まとめ
ダイナースクラブカードはstandard、プレミアムカードの二段階となっており、魅力的なカードが満載となっています。
プロパーカード、航空系カード、ホテルや高級車との提携カードまで幅広い種類が揃っています。
会員限定のイベントも充実しており、クラブとしての魅力も高いクレジットカードです。
年会費は高めですれけれども、保有して特典を活用していけば、人生を豊かにすることができます。
決済手段というクレジットカードの枠を超えて、ダイニング・トラベルなど多様なシーンで、上質なサービスや素晴らしい体験など高い付加価値を兼ね備えています。
最後にダイナースクラブカードの種類の一覧について、表にまとめます。
カード名 | 税抜年会費 (家族会員) | 主な特徴 |
---|---|---|
ダイナースクラブカード | 22,000 (5,000) | 1%のANAマイル付与率 レストランのコース料理が1名分無料 ポイントの有効期間が無期限(マイルも無期限で貯められる) 世界1,000ヵ所以上の空港ラウンジが利用可能 充実の付帯保険(旅行傷害保険、ショッピング・リカバリー) 充実のダイニング・サービス 手荷物無料宅配サービス フリーダイヤルのサポート・デスク 海外旅行先での24時間無料の電話サポート(日本語) ダイナースクラブ コンパニオンカード (プラチナMastercard特典) |
銀座ダイナースクラブカード | 25,000 (無料) | ダイナースクラブ共通特典 ダイナースクラブ 銀座ラウンジ D’s ラウンジトーキョー 銀座の特約店でポイント2倍 Premium Card Benefit in Ginza |
ANAダイナースカード | 27,000 (6,000) | ダイナースクラブ共通特典 上限なしに手数料無料でANAマイルに移行可能 ANAワイドカード特典 SFCもあり |
JALダイナースカード | 28,000 (9,000) | ダイナースクラブ共通特典 1%のJALマイルが貯まる JAL CLUB-Aカード特典 JGCカードもあり |
三井住友信託ダイナースクラブカード | 22,000 (5,000) | ダイナースクラブ共通特典 三井住友信託銀行のロゴ 一定の条件を満たすと年会費が12,000円に割引 |
デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード | 28,000 (9,000) | ダイナースクラブ共通特典 1.5%のデルタ スカイマイルが貯まる デルタ スカイクラブを利用可能 |
MileagePlus ダイナースクラブカード | 28,000 (9,000) | ダイナースクラブ共通特典 1.0%のマイレージプラスが貯まる 継続ボーナス |
MileagePlus ダイナースクラブカード ファースト | 43,000 (9,000) | ダイナースクラブ共通特典 国内1.5%/海外2%のマイレージプラスが貯まる 継続ボーナス |
BMWダイナースカード | 25,000 (7,000) | ダイナースクラブ共通特典 BMW正規ディーラーでの利用額にポイント BMW エマージェンシー・サービス 会員限定ポイント交換アイテム BMWオリジナルグッズ プレゼント BMWの車両の購入が可能 |
銀座ダイナースクラブカード/和光 | 25,000 (無料) | 銀座ダイナースクラブカードの特典 和光でのオリジナル特典 |
ニューオータニクラブ ダイナースカード | 22,000 (5,000) | ダイナースクラブ共通特典 ニューオータニでのオリジナル特典 |
ダイナースクラブ プレミアムカード | 130,000 (無料) | 1.5%-2%のマイル付与率(無期限) 秀逸なコンシェルジュサービス ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカードが無料 (ワールドエリートカードMastercard特典) ブランド店でプライベートショッピング・VIPルームのおもてなし・プレゼント 一休.comのダイヤモンド会員の資格 iPrefer のエリート会員 レストランのコース料理が1名分無料 一見さんお断りの高級料亭も利用可能(優待特典も) ダイニングイベントの先々行予約が可能 乗馬が年4回無料 誕生日プレゼント 最上級の付帯保険 海外旅行先での24時間日本語サポート 手荷物無料宅配サービス(往復) コートお預かり(成田・羽田・中部・関空) |
ANAダイナース プレミアムカード | 155,000 (無料) | 一般加盟店では1.5%/ANA航空券等は2.5% ダイナースプレミアムの特典 上限なしに手数料無料でANAマイルに移行可能 ANAプレミアムカード特典 |
特におすすめのダイナースについては、以下にまとめています。
ダイナースクラブカードはバリューが高いキャンペーンが充実しているのも魅力的です。
ダイナース以外でおすすめのプラチナカードについては、プラチナカードのランキングをご参照ください。その中でも特に特筆に値するカードは以下で徹底的に解説しています。
もう少し年会費を抑えたい場合は、ゴールドカードが候補となります(ゴールドカードのランキング一覧)。おすすめのゴールドカードについては以下で丹念に解説しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめゴールドカードは以下でご紹介しています。
ダイナースクラブ プレミアムカード以外のブラックカードについては、以下で詳細にまとめています。
数多くのブラックカードの中から日本で発行されているカードのランキングを以下にまとめました。
実際にブラックカードを活用したところ、お金では買えない類稀なエクスペリエンスが可能でした。
やはりサービス・ベネフィットよりもポイント還元を重視する場合は、還元率が高いおすすめクレジットカード特集をご参照ください。