アメリカン・エキスプレスは、2021年9月30日で、スカイ・トラベラー・カードとスカイ・トラベラー・プレミア・カードの新規申込を終了します。悲しい「The End」へのカウントダウン。
アメックス発行のスカイトラベラーカードは、対象の航空会社・日本旅行(新幹線のきっぷ含む)が3%マイル還元で、スカイトラベラープレミアカードは5%マイル還元です。
商品特性として航空券・新幹線・国内旅行の利用金額が大きい方のみが加入し、それ以外の方はマリオットアメックスプレミアム、アメックスの兵士シリーズ、ANAアメックス、デルタアメックス等を選好していたでしょう(アメックスの種類)。
したがって、アメックス側としては赤字が膨らむ一方となっていた可能性があります。2021年9月30日まではスカイトラベラーに加入する最後のチャンスですよ!
特にSFC修行、JGC修行、JGP修行などで航空券の購入金額が膨らむ場合、新幹線の利用頻度が多い場合は大いなるメリットがあるクレジットカードです。
また、スカイ・トラベラー・カード終了後に代わりになるクレジットカードについて解説します。
現在はマイル還元率が高いSPGアメックス、アメックスオファーだけで年会費を取り戻すポテンシャルがあるアメックスグリーンがおすすめです。
スカイトラベラーカード、スカイトラベラープレミアカードの終了の詳細
アメックスのスカイトラベラーシリーズには、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード、スカイ・トラベラー・プレミア・カードの2種類があります。
これらの新規申し込み、家族カードの申し込み、一般カードからプレミアカードへの切り替えは、2021年9月30日(木)の受付をもって終了します。
ただし、現在カード会員がお持ちのスカイトラベラーカード、スカイトラベラープレミアカードは引き続き利用できますよ!
スカイトラベラーカード、スカイトラベラー・プレミア・カードは年会費が高いものの、年会費を圧倒的に上回るお得なメリットが満載のクレジットカードです。
特に大きいメリットは以下のとおりです。
- 提携航空券等購入時の3%/5%という驚異的なマイル付与率
- 日本旅行ではJRの切符購入でも3%/5%でマイル獲得
- ポイントの有効期間が無期限(マイルも無期限で貯められる)
- 豪華な入会・継続ボーナス
航空券・JRのきっぷ・新幹線の購入金額が大きい方にとっては最強のアメックスであり、あらゆるクレジットカードの中でも最高峰の還元率です。
航空券、新幹線、パッケージツアー、ホテル宿泊などでザクザクとボーナスポイントを獲得できてファンタスティックです。
- 対象航空会社(26社)の航空券が一般カード3倍~5倍
- 日本旅行(JRの切符・新幹線も対象)が3倍~5倍
- アップルワールドが3倍~5倍
貯めたポイントはANA以外の航空マイルにも、1ポイント=1マイルのレートで移行できるので、アメックスセンチュリオンよりも使い勝手が良好です。
航空連盟 | 航空会社名 |
---|---|
スターアライアンス | ANA、シンガポール航空、スカンジナビア航空、タイ国際航空 |
ワンワールド | JAL、キャセイパシフィック航空、フィンランド航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、カタール航空プリヴィレッジクラブ、カンタス航空 |
スカイチーム | デルタ航空、フライング・ブルー(エールフランス航空・KLMオランダ航空)、チャイナエアライン |
なし | ヴァージン・アトランティック航空、エティハド航空、エミレーツ航空 |
ビジネスクラスで利用すると1マイルの価値は2.5~5円程度、ファーストクラスだと8~16円程度に跳ね上がります。
国際線のビジネスクラス・ファーストクラスでマイルを利用すると、驚異的な高還元となります。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「マイル・航空系カード」としてスカイトラベラーカードを挙げられていました。
お得にフライトすることが可能になり、家計が頑健化します。トラベルを豊かに彩ることができます。
スカイ・トラベラー・カードは、航空券・日本旅行での高還元以外にも、アメリカン・エキスプレスの豊富なベネフィットを享受できます。
空港ラウンジ、手荷物無料宅配、海外旅行先での24時間無料の電話サポート(日本語)などもあります。
スマホやPCも対象のショッピング保険、手荷物無料宅配サービス、エクスペディアの割引、空港パーキング、アメリカン・エキスプレス・コネクト、航空便遅延費用補償(海外)と特典も充実しています。

国際ブランド |
---|
電子マネー・Pay・NFC決済 |
---|
- ETC
- 家族カード
- リボ払い
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ショッピング保険
- 航空便遅延費用保険(海外)
年会費(税抜) | 発行スピード | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
10,000円 | 5,000円 | 約1週間 |
マイル還元率 | 航空券購入 | ポイント名 |
1.0% | 3.0% | メンバーシップ・リワード |
- 対象航空会社(27社)の航空券が3%マイル還元
- 空港ラウンジ無料で使い放題
- 手荷物無料宅配サービス(片道)
- 海外旅行での24時間日本語サポート
- 最高4万円の航空便遅延費用保険(海外)が付帯
スカイトラベラー・プレミア・カードの方は、航空券購入時のマイル付与率が5%で圧倒的な日本一です。
年会費150,000円(税抜)のANA アメックス・プレミアム・カード、167,000円のANAダイナースプレミアムよりも高還元です。ANAカードの最上級カードを上回っているのはファンタスティックです。
日常的にフライトが多い方はもちろん、JGC修行、SFC修行などで一時的に航空券購入が多くなる場合に活用するとバリューが高いです。
特に一つの航空会社だけを使うのではなく、提携の複数の航空会社を利用する方なら、信じられない程にポイント(マイル)がザクザクと貯まります。
ポイントが無期限でマイルを無期限に貯められるのもメリットです。ファーストクラスに向けてコツコツと貯めることが可能となります。
スカイトラベラーを持っていると、夢のファーストクラスが近い現実となります!
アメックスのコールセンターの従業員は、ほとんどがアメリカン・エキスプレスの正社員であり、しっかりとしたサポートを受けられます。電話応対は素晴らしく、いつも気持ちよく電話できます。
24時間365日の海外旅行サポートは「オーバーシーズ・アシスト」となり、案内だけではなく手配も行ってくれます。海外旅行では絶大な安心感があるサービスです。
普通のクレジットカードにはないリターン・プロテクションとキャンセル・プロテクションもあります。
アメリカン・エキスプレスはニューヨークで運送業として開業し、顧客サービスの1つとしてクレジットカードを開始しました。
こうした歴史的背景からT&E(Travel & Entertainment)が極めて充実している点にエッジ・優位性があります。
スカイトラベラープレミアカードの年会費は35,000円(税抜)ですが、1日あたりのコストを出すと約104円です。
1日104円のコストでスカイトラベラープレミアカードの有形無形のサービスを受けられることを考えると、高い年会費は十分にペイできます。充実の保険はお守りのような安心感をもたらしてくれます。
こうして考えると、スカイトラベラープレミアカードの年会費は高いわけではないと評価できます。スカイトラベラーカードならたったの1日30円です。
年会費が高いのにコスパが良好というカードは滅多にありません。スカイトラベラーカードのマイル付与率は身震いする程の高水準です。
入会キャンペーンもかなり充実しているので、1年だけ使って解約でもかなりお得です。
代わりの候補
2021年10月以降にクレジットカードを作成する場合、アメックスのスカイトラベラーシリーズは選択できません。
そこで代わりの候補について解説します。
ANAマイルが最大4.5%還元のANAカード
JAL航空券購入時のマイル還元率は、ANAカード最大4.5%と高還元です。
日々の生活(いわゆる陸)でもお得に貯められます。
「トクたびマイル」という片道3,000マイルからフライトできる仕組みも存在!
最大4%還元のJALカード
JAL航空券購入時のマイル還元率が最大4%と高還元なのはJALカードです。
「どこかにマイル」という往復6,000マイルでフライトできる仕組みもあります。
クレジットカード名 | 年会費 (税抜) | マイル付与率 | |
---|---|---|---|
一般 | 航空券 | ||
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス | 10,000- 20,000 | 1.125%- 1.375% | 1.125%- 1.375% |
マリオットボンヴォイアメックスプレミアム | 45,000 | 1.25% | 1.25% |
JQ CARD エポスゴールド & JQ CARD セゾン | 無料 | 0.3%- 1.5% | 0.3%- 1.5% |
エポスプラチナカード | 18,182- 27,273 | 0.25%- 1.75% | 0.25%- 1.75% |
JALカード 普通カード | 5,000 | 1.00% | 2.00% |
JALアメックス 普通カード | 9,000 | 1.00% | 2.00% |
JAL CLUB-Aカード | 13,000 | 1.00% | 2.00% |
JAL CLUB-Aゴールドカード | 16,000 | 1.00% | 2.00% |
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード | 19,000 | 1.00% | 2.00% |
JALアメックス CLUB-Aゴールドカード | 19,000 | 1.00% | 3.00% |
JALアメックス・プラチナ | 31,000 | 1.00% | 4.00% |
JAL・JCBカード プラチナ | 31,000 | 1.00% | 4.00% |
デルタアメックスゴールドは上級会員資格「ゴールドメダリオン」を維持可能
日本の国内線には弱いですが、スカイチームでもOKという方の場合、デルタ航空スカイマイルが選択肢。国内線はマイルでスカイマークを利用可能です。
アメックスとデルタ航空の提携カードであるデルタアメックスは、デルタ航空の上級会員資格を取得・維持できるのが魅力的です。
稀有な航空会社の上級会員資格を得られるクレジットカードの一角であり、オンリー・ワン、スペシャル・ワンのベネフィットを擁しています。
カード名 | 上級会員資格 | 条件 |
---|---|---|
デルタアメックス | シルバーメダリオン エリート | 初年度:無条件 2年目以降:前年100万円の利用 |
デルタアメックスゴールド | ゴールドメダリオン エリートプラス | 初年度:無条件 2年目以降:前年150万円の利用 |
とりわけ魅力的なのは、ゴールドメダリオンの資格を得られるデルタアメックスゴールドです。ステータスマッチにも活用できます。
デルタスカイクラブ・スカイチームのラウンジ、1米ドルあたり8マイル、満席時の座席確保、優先搭乗、優先手荷物取扱い、優先チェックイン、無料受託手荷物の追加など、数々の特典を利用できます。
日本国内で発行されているデルタ スカイマイル アメックス・ゴールドは、初年度は無条件でゴールドメダリオンを得られて、2年目以降も年150万円以上のカードショッピングでOKです。
幾多の航空系カードの中でもエッジが効いており、デルタ航空・スカイチームをよく利用する方にとっては最強のアメックスです。
メダリオン会員資格は、本人会員のみの特典です。家族会員には付与されません。
最大のメリットは、スカイチーム加盟航空会社の国際線搭乗時に、「デルタスカイクラブ」ラウンジを含む世界490以上のスカイチームのラウンジを、なんと搭乗クラスに関わらず利用できます。
デルタスカイクラブは、通常はビジネスクラス以上の場合のみ利用できます。
クオリティは秀逸であり、居心地よくて快適な空間の中で、アルコール、食事、スタバのコーヒー、その他飲み物を楽しんでくつろげます。
空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの中でもエッジが利いています。
スカイチームのラウンジは、JALやANAのラウンジ同様に快適な空間です。しかもソフトドリンクはもちろん、ビール・ワイン等のアルコールや軽食もあるラウンジが大多数です。
しかも嬉しいことに同伴者1名まで無料で利用できます。配偶者や恋人が一緒だと自分だけ入るわけにはいきません。同伴者1名無料は嬉しいですね!飛行機待ちがはかどります。
2名で出張する際には、同僚と出発までラウンジで寛ぐことができます。同僚がラウンジに入れない場合は、自分だけ入るのは気が引けるので便利です。
また、ゴールドメダリオンがあればスカイチームのエリートプラスになるので、世界各国にてスカイチームの航空会社の空港ラウンジを利用可能です。
デルタスカイクラブがない空港でも、航空連合のスケールメリットを活かして、幅広いVIPラウンジを使えるのが秀逸。
一例として台湾の桃園国際空港では、チャイナ・エアラインのビジネスクラスラウンジを使えます!
健康的な野菜、点心などの台湾料理、ソウルフードのヌードルを堪能しました。
デルタアメックスは一般カード・ゴールドカードのどちらも、大量のマイルが得られるお得な入会キャンペーンを行っています。
一般カードの場合、カード入会だけでボーナス5,000マイルがプレゼントされます。
ゴールドカードなら、カード入会だけでボーナス8,000マイルがプレゼントされます。
更にビジネスクラス搭乗で大量のデルタ スカイマイルを獲得できます。
条件 | デルタアメックス | デルタアメックス・ゴールド |
---|---|---|
入会だけ | 5,000マイル | 8,000マイル |
ビジネスクラス | 25,000マイル | 25,000マイル |
合計 | 30,000マイル | 33,000マイル |
これだけで特典航空券を利用できる数字となっており、卓越したクオリティです。
当サイト経由なら大量のマイルをもらえるキャンペーンですので、まだお持ちでない方は、この機会にぜひ発行してみてはいかがでしょうか。
デルタ航空のスカイマイルに会員登録していない場合、まず会員登録することになります。
MileagePlus JCBゴールドカードは3%還元
MileagePlus JCBゴールドカードは15,000円(税抜)というリーズナブルな年会費で、高いマイル還元率が魅力的なクレジットカードです。
マイレージプラスカードの魅力、JCBカードのT&E特典が融合しており、キラリと光るエクセレントな魅力が燦然たる輝きを放っています。
主なメリット
- 一般加盟店で1.5%マイル還元
- ユナイテッド航空の航空券が3.0%マイル還元
- ANAグループ空港内免税店で10%OFF
- JCB Gold Basic Service
- 充実の付帯保険
世代を超えて愛される傑出した航空系カード、マイルが貯まるクレジットカードであり、順風満帆・視界良好で新しい世界へ雄飛する機会を手に入れられます。
お得な入会キャンペーンも開催されています。
一般加盟店でマイルが高還元のクレジットカード
一般加盟店では、スカイトラベラーカード、スカイ・トラベラー・プレミアカード寄りも、遥かにマイル還元率が高いクレジットカードが数多くあります。
約40社の航空マイルが1.25%還元!しかも年1回の無料宿泊だけで年会費を超える価値があるMarriott Bonvoyアメックスプレミアム
複数の航空マイルに交換したい場合、アメックスの種類一覧の中で最高峰のコストパフォーマンスを誇るマリオットボンヴォイアメックスプレミアムもおすすめです。
プラチナカード並みの保有コストが発生しますが、お得なメリットが満載であり、年会費を超える価値があります。

国際ブランド |
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電子マネー・Pay・NFC決済 |
---|
- ETC
- 家族カード
- リボ払い
- ショッピング保険
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 航空便遅延費用補償
年会費(税抜) | 発行スピード | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
45,000円 | 1枚無料 | 約1週間 |
基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
3.0% | 1.25% | マリオットボンヴォイのポイント |
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典(5万ポイント迄)が毎年1回プレゼント(年150万円以上の利用)
- 無条件でMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要)
- 年400万円の利用でプラチナエリート
- 年15泊の宿泊実績
- 対象ホテルでポイント2倍、対象レストラン・バーが15%OFF
ANAマイル、JALマイルを含む約40の航空マイルに、リボ払いの手間なしで1回払いでも還元率1.25%で移行できます。
移行可能な航空マイルは、ANA、JAL、デルタ航空、ユナイテッド航空、アメリカン航空、シンガポール航空、ハワイアン航空、エミレーツ航空、カタール航空、エティハド航空など多種多様です。
マリオットアメックスのポイントは、世界一のホテルグループのマリオットボンヴォイのポイントだけあって、幅広い航空会社と提携があり、使い方によっては高還元です。
- 無料宿泊:3%前後(ホテル・時期によっては1ポイント1円程度で宿泊可能)
- マイルへの交換:1.25%(外資系航空会社の移行レートUPキャンペーン時に交換すると1.6%前後になることも)
マイルに交換するとレートがアップするキャンペーンが定期的に開催されており、その時に移行するとマイル還元率が1.5~1.6%まで上昇することもあります。
航空会社名 | 増量 | 期間 |
---|---|---|
日本航空 JALマイル | +10% | 2020年3月2日~5月10日 |
ブリティッシュ・エアウェイズ Avios | +25% | 2022年4月 |
+35% | 2019年10月28日~12月2日 | |
+30% | 2019年3月1日~3月31日 | |
ユナイテッド航空 MileagePlus | +30% | 2022年9月 2021年9月 2019年10月9日~11月30日 |
アメリカン航空 AAdvantage | +25% | 2021年6月 2019年9月頃~10月30日 |
エアカナダ Aeroplan | +35% | 2019年6月20日~6月26日 |
一例として+30%の時に移行すると、なんとマリオットアメックスのマイル還元率がユナイテッド航空なら1.95%、その他でも基本1.625%に昇華します。
航空会社 | +30%の場合の移行レート | マイル還元率 |
---|---|---|
ユナイテッド航空 | 60,000ポイント→39,000マイル | 1.95% |
その他エアライン | 60,000ポイント→33,750マイル | 1.625% |
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムは年会費が高いものの、コストを圧倒的に上回るお得なメリットが満載であり、年会費を超える価値があります。
主な特典
- Marriott Bonvoy ゴールドエリートが自動付与
- Marriott Bonvoy プラチナエリートを獲得可能(年400万円以上のカードショッピング)
- 宿泊実績が年15泊プレゼント
- 世界中で利用可能な5万ポイントの無料宿泊特典が毎年1回プレゼント(年150万円以上のカードショッピングで)
- 無料宿泊特典に手持ちのポイントを加えて65,000ポイントのホテルまで宿泊可能(5万ポイント+α)
- ザ・リッツ・カールトンとセントレジス2連泊以上の宿泊で100ドル相当のプロパティクレジット(1米ドル115円だと11,500円)
- アジア太平洋の対象直営レストラン・バーが15%OFF(ゴールドエリート特典によるマリオットボンヴォイのレストラン割引)
- 海外旅行の手荷物無料宅配サービスは羽田空港も対象(羽田・成田・中部・関空)
なんといっても素晴らしいのは、通常は年50泊必要なプラチナエリート資格をカードショッピングで獲得・維持できる点です。
ポイントをよいレートで、ホテル宿泊や数多くの航空会社のマイルに交換でき、旅行・出張に役立ちます(マリオットボンヴォイのポイントの価値)。
付帯保険も充実しています!
主なプロテクションの最高補償額
- スマホ修理保険:3万円
- 海外旅行傷害保険:1億円
- 国内旅行傷害保険:5000万円
- ショッピング保険:年500万円
- キャンセル・プロテクション:年10万円
- リターン・プロテクション:1商品3万年
- オンライン・プロテクション
主な特典
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典(2名分)が毎年1回プレゼント
- アジア太平洋の対象直営レストラン・バーが15%OFF(ゴールドエリート特典によるマリオットボンヴォイのレストラン割引)
- ポイントをよいレートで、ホテル宿泊や数多くの航空会社のマイルに交換可能(マリオットボンヴォイのポイントの価値)
- 保有しているだけでMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要)
毎年、世界中のMarriott Bonvoy参加ホテルで利用可能な「無料宿泊特典」(2名分)がプレゼントされて、これだけで年会費を上回る金額を得することが可能です。
三連休、ゴールデンウィーク、年末年始などの繁忙期で、ホテル代が高い時に利用すると大きな価値があります。
過去の無料宿泊の実績
- 伊豆マリオットホテル修善寺:40,692円(税・サ込。以下同様)
- ウェスティン都ホテル京都:60,929円
- ルメリディアン台北:39,571円
- HOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクション:133,798円(現在は対象外)
- メズム東京、オートグラフ コレクション:53,555円
- JWマリオット奈良:54,331円
- W大阪:70,963円
ザ・リッツ・カールトン、ウェスティン、シェラトン、マリオット、ルネッサンス、ラグジュアリーコレクションなど、秀逸なホテルが日本国内はもちろん世界中に揃っています。
年会費が高いクレジットカードではありますが、無料宿泊・上級会員資格・ハイスペックのポイントの特典が大きいため、年会費をペイできるカードと言われることもあるほどです。
なお国際ブランドはアメリカン・エキスプレスのみですが、日本国内ではJCBと提携しているため、JCBの使えるお店なら原則としてアメックスも使えます。
プロパーのアメックス・プラチナを持っている方の中では、マリオットアメックスも保有して無料宿泊特典を満喫している方もいます。
マリオットアメックスプレミアムは、至高の煌きがあるアメックス・プラチナのホルダーも魅力を感じるカードなのです。
もちろんマリオットアメックスプレミアムには、空港ラウンジ、手荷物無料宅配、無料ポーター、空港クローク、海外での日本語電話サポート(オーバーシーズ・アシスト)などの特典もあります。
クレジットカードの専門家である岩田昭男さんも高く評価しており、おすすめのアメックスの筆頭にマリオットボンヴォイアメックスプレミアムを挙げています。
お得にホテルに宿泊できて家計が頑健化します。トラベルを豊かに彩ることができます。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、おすすめのアメックス、マイル・航空系カードとして挙げていらっしゃいました。
マリオットアメックスはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
マリオットボンヴォイアメックスは、お得な入会キャンペーンを開催しています。
ポイントはお得に航空マイルへ交換できますし、高級ホテルへの無料宿泊にも使えます。コスパが最強のアメックスであるマリオットアメックスへお得に入会できる特典です。
※SPGアメックスは新規募集が終了し、2022年2月24日からはMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード、プレミアカードになりました。
ソラチカカード / ソラチカゴールドカード
リボ払いの駆使、コンビニATMでの繰り上げ返済の手間を許容できる場合は、ソラチカカード、ソラチカゴールドカードも有力候補です。
JCBスターメンバーズが適用されて、年間のショッピング利用金額が一定以上になると、翌年度のポイント還元率がアップします。
前年度の年間利用額 | ステージ | ボーナスポイント | ボーナスマイル付与率 | 合計マイル付与率 |
---|---|---|---|---|
50万円以上 | スターβ | 10% | 0.03% | 1.03% |
100万円以上 | スターα | 20% | 0.06% | 1.06% |
300万円以上 (ゴールドのみ) | ロイヤルα | 25% | 0.075% | 1.075% |
ソラチカカードは交換を工夫するとボーナスポイント分は1.5倍のレートで交換できます。
年間利用額に応じたボーナスポイントは、そのままANAマイルに交換すると1ポイント3マイルです。
しかし、ボーナスのOki Dokiポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換すると、1ポイント4.5円になっちゃいます!
したがって、ソラチカ一般カードは最大1.09%、ゴールドカードは最大1.125%となります。
- ソラチカカード:年100万円以上利用時、通常1%+ボーナス0.09%=1.09%
- ソラチカゴールドカード:年300万円以上利用時、通常1%+ボーナス0.1125%=1.1125%
ソラチカカード、ソラチカゴールドカードは自動リボ払いサービスの「スマリボ」を活用すると、更に高還元で得することが可能です。
スマリボは基本的にはANA JCB一般カード、ソラチカカードを寝かす場合に、年会費が割引になってお得なサービスです。
しかし、繰り上げ返済の手間を許容できるなら、メインカードとしてガンガン活用する場合でもお得な制度です。
スマリボを設定すると、通常ポイント・マイルとは別に通常0.3%ANAマイル相当のOki Doki ボーナスポイントを得られます。
+1倍のOki Dokiボーナスポイント=3マイル(0.3%)
これをOki Dokiポイント→メトロポイント→ANAマイルという「新ソラチカルート」でANAマイルに移行すると、1.5倍の0.45%のANAマイルとなります。
したがって、ソラチカカードのANAマイル還元率は、最大で一般カード1.54%/ゴールドカード1.5625%となります。
前年度の年間利用額 | 基本還元率 | 新ソラチカルート ボーナスマイル付与率 | 合計マイル付与率 |
---|---|---|---|
50万円未満 | 1% | 0.45% | 1.45% |
50万円以上 | 1% | 0.495% | 1.495% |
100万円以上 | 1% | 0.54% | 1.54% |
300万円以上 (ゴールドのみ) | 1% | 0.5625% | 1.5625% |
なんと年会費155,000円(税抜)のANAダイナースプレミアムを凌駕する高水準に昇華しますよ!
新ソラチカルートの活用によって、日常のカードショッピングでANAマイルをザクザクと獲得できてファンタスティックです。
公式サイトソラチカカード 公式キャンペーン
スマリボを活用した還元率UPの方法の詳細については、以下で解説しています。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは常に1.125%!最大1.375%
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード(以下アメックス)というクレジットカードがあります。クレディセゾンとアメックスが提携して発行しています。
カード名に「ビジネス」という名前が付いていますが、個人に対して与信されるので会社員(サラリーマン・OL)でも申し込めます。
「法人口座を引き落とし口座に設定できて、事業用の経費決済も可能」というクレジットカードであり、給与所得のみの方がプライベートの決済だけを行うのも全く問題ありません。
年会費は20,000円(税抜)で、年200万円以上の利用で年会費はたったの10,000円(税抜)になるのがファンタスティックです。
日本屈指の格安プラチナカードであり、ゴールドカード並みの年会費でプラチナカードが保有できます。
セゾンマイルクラブへの加入(6月から無料/税込5,500円)で、JALマイルが1.125%貯まるのが大きなメリットです。一般加盟店ではJALカードよりも高還元となります。
コンシェルジュ、プライオリティパス(プレステージ会員)、オントレ、スモール・ラクシャリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールドなど、プラチナカードならではの特典も付帯しています。
JALとクレディセゾンは提携関係にあり、永久不滅ポイントからJALマイルの交換が200ポイント⇒600マイルのキャンペーンが定期的に開催されています。
通常は200ポイント⇒500マイルなので通常の120%の交換レートで移行することが可能です。
この時に永久不滅ポイントをJALマイルに移行すると、1.15%還元となります。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスはお得な入会キャンペーンも魅力的です。
さらにセゾンプラチナビジネスアメックスからau PAYにチャージして、au PAY加盟店や、au PAY プリペイドカードでMastercard加盟店にて利用すると、Pontaポイントが+0.5%となります。
Pontaポイントは年1~2回ほどJALマイルに60%のレートで交換できるキャンペーンを開催するので、その時に移行すると0.3%のJALマイルになります。
したがって、セゾンプラチナビジネスアメックスは、最大で1.45%JALマイル還元に昇華します。
au PAYチャージ時最大1.15%+au PAY利用時最大0.3%=1.45%
ゴールドカードのセゾンゴールド・アメックスもセゾンマイルクラブに加入できて、JALマイル還元率が1.125%~1.15%になります。
年会費は10,000円(税抜)で、ゴールドカードの場合はセゾンマイルクラブに4,000円(税抜)のコストが発生して合計で14,000円(税抜)となります。
特約店以外ではセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス、セゾンゴールド・アメックスは、JALカード・プラチナよりもJALマイルが貯まります。日常のお買い物でザクザクとマイルが貯まっていきます。
国税のクレジットカード払いに使うのも有意義。実際に税金の支払いも含めて合計1,948,018円利用したところ、しっかりと約1%のJALマイル、マイル交換だと0.125%相当の永久不滅ポイントを獲得できました。
1年間のマイルの上限は15万マイルです。上限マイルに到達した場合、次年度の更新までは自動でのマイル移行は停止され、永久不滅ポイント(1,000円あたり1ポイント)が貯まるようになります。
年間15万マイルは1500万円の利用で貯まる金額ですので、多くの方にとっては問題ない上限です。
また、SAISON MILE CLUBのJALコースは、他に保有している永久不滅ポイント対象カードのショッピング利用金額も合算されてJALマイルが貯まります。
MUJIカードやパルコカード、三井ショッピングパークカードセゾンなどのセゾンカードの利用分も、JALマイルを獲得できるようになります。
MUJIカードは無印良品でお買い物できるポイントが毎年1,500円分プレゼントされるので、使わなくてもお得なクレジットカードの筆頭で質実剛健です。
私も無印良品でのお買い物用としてMUJIカード、三井不動産系の商業施設での支払い用で三井ショッピングパークカードセゾンを利用しています。この利用分もJALマイルが貯まるのが隠れたメリットです。
セゾンカードの利用で「nanacoポイントが貯まる」サービスに登録した場合のボーナスは、SAISON MILE CLUB加入時も対象です。
つまり、セブン-イレブンでのお買い物は、1.125%のJALマイルに加えて、1%のnanacoポイントが得られてお得です。
その他、SAISON MILE CLUBのショッピングマイルプランの詳細は以下で精緻に分析しています。
「ポイント運用サービス」というユニークな使い道もあり、永久不滅ポイントを投信や個別株式の運用に使えます。100 永久不滅ポイントから投資できます。
資産運用できるクレジットカードの筆頭です。投資ができるカードは類稀であり、一歩先に進んだ画期的なスペックを備えています。セゾンアメックスはお得な入会キャンペーンも魅力的。
基本1.125%~1.15%還元で、au PAYチャージなら1.375%~1.45%JALマイル還元となる点がお得なクレジットカードです。
MileagePlusセゾンカード
リーズナブルな一般カードの中では、「MileagePlusセゾンカード」が最有力候補となります。
年会費は1,500円(税抜)と安く、追加で5,000円(税抜)のマイルアップメンバーズを利用するとマイルが高還元になるのがメリットです。
合計年会費が6,500円(税抜)で、一般加盟店でのマイル付与率が1.5%と高還元となります。
年間30,000マイル(約300万円の利用)を超えると0.5%になってしまいますが、多くの方は問題ないでしょう。
コスモ石油では還元率が2%に上がります。アメックスブランドの場合はアメリカン・エキスプレス・コネクト、セゾンアメックスキャッシュバックを利用できます。
また、多種多様な店舗での優待特典、会員限定チケットなどセゾンカードの共通特典を利用できます。
ユナイテッド航空のマイル、セゾンカードのベネフィットが融合したハイ・クオリティー・カードです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「マイル・航空系カード」としてMileagePlusセゾンカードを挙げられていました。
低いコストで高いマイル還元率を誇っており、活用するとトラベルを豊かに彩ることが可能になります。
実はマイレージプラスセゾンカードは、クレディセゾンの社員の保有率が高いクレジットカードです。社員が殺到するようなカードはお得です。
JQ CARD エポスゴールド
JQ CARD エポスにはインビテーション制のゴールドカード「JQ CARD エポスゴールド」があります。
エポスゴールドカードとJQカードの魅力を融合させたクレジットカードです。年会費無料で利用できます。
エポスゴールドカードと同様に年100万円ちょうど利用した際には、ボーナスポイントと合わせて1.5%還元となります。
JRキューポはGポイントに交換できるので、JQセゾンルートでGポイント→永久不滅ポイント→ANAマイルと交換すると、1対0.7のレートでANAマイルに移行できます。
つまり年100万円ぴったり利用した際のマイル付与率が1.05%となります。100万円超の利用分は0.35%です。
また、「モバイルスイカ」をポイント3倍のショップに登録した場合、モバイルSuica、Apple PayのSuica、Google PayのSuicaが、1.05%ANAマイル還元となります。
JR西日本を登録した場合は、SMART ICOCAへのチャージが、1.05%ANAマイル還元で卓越した高還元に昇華します。
年100万円ぴったりポイント3倍のお店(3つまで選択可能)だけで使った場合、なんと1.75%ANAマイル還元です。
なお、JALマイルの場合でも最大1.5%還元となり、JALマイルがお得に貯まるクレジットカードの1枚です。
更にANAマイレージクラブ モバイルプラスに加入した場合、月300円(税抜)のコストで、おサイフケータイ、Edy機能付きのANAカードでのEdy払いが1.5%マイル還元となります。
年間維持コストは3,600円(税抜)です。モバイルプラスはドコモ、au、ソフトバンクの回線契約が必要で、MVNOだとNGなのがデメリットです。
つまり、年100万円ぴったりJQカード エポスゴールドをEdyチャージに利用し、かつモバイルプラスに加入してEdy払いに使ったら2.55%ANAマイル還元となります。
年間ボーナスを含めない場合は、Edyチャージ時の0.35%+モバイルプラスの1.5%で合計1.85%となります。
その他、JQ CARD エポスゴールドの詳細については、以下で精緻に分析しています。
デメリットは改悪リスクがある点です。Edy一体型AMCの発行を終了しており、ANAのEdyに対するコミットの温度感は低下しています。
ANAモバイルプラスのEdy1.5%マイル還元、JRキューポの交換システム、エポスゴールドの年間ボーナスに改悪リスクがあります。
JQ CARD エポスゴールドは、JQ CARDエポスを作成して年50万円以上利用したら、インビテーションが届く可能性があります。
なお、通常のエポスカードを持っている方は、JQ CARDエポスに切り替えることが可能です。
エポスポイントとJRキューポは相互交換できるので、エポスカードのポイントはJQ CARDエポスに引き継がせることが可能です。
JQ CARDエポスはネット限定でお得な入会キャンペーンを開催しています。
公式サイトエポスカード 公式キャンペーン