法人カードとビジネスカードの選び方では国際ブランドが重要!世界シェアを徹底分析

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ハイタッチする外国人ビジネスパーソン

法人を運営していたり、個人事業を展開している場合、法人カード・ビジネスカードの作成が重要課題ですね。

どの法人カード・ビジネスカードを作るかは、年会費・還元率・特典・サポートなどを総合考慮することになります。

選択要素の1つとして重要なのが国際ブランドです。Visa・Mastercard・JCB・Amex・Dinersが世界5大国際ブランドとなっています。

この中でとりわけ法人カード・ビジネスカードにおいて重要なのは使える店舗数です。この点でVISAには圧倒的なエッジ・優位性があります。

日本発の国際ブランドであるJCBも頑張っており、21の国・地域で発行しており、取扱店契約数は3100万件以上、会員数は9,500名以上に到達しています。

また、American Expressとはカナダ、オーストラリア、日本を含む複数国と、ダイナースクラブ・Discover とは米国・日本での加盟店相互開放について提携しています。

アメックス・ダイナースは富裕層に人気が高い国際ブランドで、カード発行枚数のわりに利用金額が高いのが特徴です。

しかし、やはり加盟店数の数ではVISAが圧倒的な存在となっています。クレジットカードの国際ブランドにおいて、使えるお店の数では絶対王者に君臨しています。

日本を含む世界200以上の国と地域に、4400万カ所を超えるVisa加盟店が存在します。

事実、クレジットカードの売上高の世界シェアは、Visaが約39%で1位、Mastercardが約29%で2位です(NILSON REPORT 2023年5月)。Mastercardは飛車角の一つとなっています。

  1. Visa:38.73%
  2. Mastercard:28.97%
  3. UnionPay(銀聯):23.45%
  4. Amex:4.61%
  5. JCB:2.53%
  6. DinersClub/DISCOVER:1.72%

円グラフにしてみると、VISAの取引高が高いシェアを誇っているのが一目瞭然です。

クレジットカードの世界シェア(2022年)

地域別に見てみると、アジア・パシフィック地域では銀聯カードが急拡大しており、高いシェアとなっています(2015年/NILSON REPORT 2016年6月)。

  1. UnionPay(銀聯):77%
  2. Visa:13%
  3. Mastercard:7%
  4. JCB:2%
  5. Amex:1%
  6. DinersClub/DISCOVER:1%未満

東京タワーの夜景

銀聯を除いた場合、VISAが55%となっており、Mastercardはもちろん、お膝元のJCBを凌駕して圧倒的なNo.1となっています。

  1. Visa:55%
  2. Mastercard:32%
  3. JCB:7%
  4. Amex:5%
  5. DinersClub/DISCOVER:1%未満

ウォール街

アメリカではウォーレン・バフェットやビル・ゲイツも保有していると言われていると言われているアメックスのシェアが高くなりますが、それでもVISAには遠く及びません。

  1. Visa:47%
  2. Mastercard:21%
  3. Amex:12%
  4. EFT:8%
  5. Prepaid:4%
  6. Store:3%
  7. DinersClub/DISCOVER:2%

ドイツのミュンヘン新市庁舎

ヨーロッパではVISAのシェアが一段と高くなり、なんと3分の2を超えているという凄まじい情勢となっています。

  1. Visa:68%
  2. Mastercard:29%
  3. Amex:3%
  4. DinersClub/DISCOVER:1%未満

JCBは日本国内ではシェアが高いですけれども、決済手数料の関係などで近年は日本国内でもVISA/Mastercardのみという加盟店も増えてきています。

特にWebサービス・アプリはVISA/Mastercardのみというケースが目につきます。

ビジネスにおいてはクレジットカードを決済できないという局面は極力減らす必要があります。支払えないで手間取るような場面は撲滅しなければなりません。

個人ですとサブカードを保有するのも手ですが、ビジネスカードは年会費が発生することが多く、複数枚のカードを保有するのは高コストに直結します。

また、経理処理の簡便性に鑑みると、やはり1枚のカードで大抵の場所ではどこでも支払いができる体制を構築するのが無難です。

この点、VISAカードは、ビジネスでの決済・支払いに八面六臂の活躍を見せてくれるのは間違いありません。頑健かつ堅牢な決済力は圧倒的なパワーを誇っています。

コールセンターのオペレーター

法人カードやビジネスカードの国際ブランドとしては、永遠の定番といっても過言ではない状況であり、国境を超えてワールド・ワイドに活用されています。

Visaの法人カード・ビジネスカードの代表的カードは、NTTファイナンス Bizカード レギュラーです。

NTTファイナンス Bizカード レギュラー

NTTファイナンス Bizカード レギュラーは、無条件で年会費が無料となっています。本会員だけではなく、従業員用の追加カードも対象です。

法人カード、個人事業主用カードの2種類があります。年会費が完全無料なのに、ポイント還元率が1%と高いのがメリットです。

しかも付帯保険も充実しているので、スタートアップ時期、できる限りコストカットした方などにとって、絶大なメリットがあるビジネスカードです。

主なメリット

  • ポイント還元率はビジネスカードでは高い1.0%
  • 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(自動付帯)
  • 国内旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
  • ショッピング保険:年間補償限度額100万円(国内・海外対象)

カードショッピングで貯めたポイントは便利な交換先が揃っています。いずれも1ポイント1円とシンプルで、ANAマイルは1ポイント0.4マイル相当(40%)です。

主なポイント交換先

用途によりWeb明細を分割して作成する機能やメモ入力が可能な「Web明細編集サービス」、Amazon Businessへの簡易登録、apollostationSSでの2円~最大40円/リットル割引など付帯特典も充実しています。

NTTファイナンスBizカードを専門家が解説!レギュラーとゴールドの2種類
NTTファイナンスBizカードというビジネスカードがあります。企業が申し込める法人カード、個人事業主向けの事業決済用クレジ...

年会費無料でポイント還元率が1%であり、年100万円のショッピング保険(国内・海外)が付帯とハイスペックなビジネスカードです。

公式サイトNTTファイナンス Bizカード レギュラー

クレジットカードで経費を処理していくと、その利便性に虜になり、もう現金払いには戻れなくなります。ポイント還元があるのもメリットです。

現金払いの場合は記帳などの経理処理の手間が煩雑です。ソフトを使うにしてもレシートをカメラで読み取る必要があります。

高い確率で読み取ってくれればいいのですが、エラーになって手作業で入力しなければならない場面も多々あります。

記帳まで全て税理士に委託したとしても、領収書・レシートを郵送する手間が生じます。また、紛失などのリスクもあり、管理に余計なバックオフィスコストが発生します。クレジットカードだとそれがなくなります。

計算機を手にしてOKポーズをとる女性

クレジットカードですと利用明細はCSVファイルで管理でき、会計ソフトにインポートすれば自動仕訳が可能だったり、クラウド会計ソフトを利用すれば完全自動で仕訳が作成されて、後は承認するだけという状態にできます。

記帳・経理処理のようなビジネスに直結しないバックオフィス業務に費やす労力は極力簡素化して、かける時間は1秒でも短縮したいですよね。そういう場合に神通力を発揮します。

ビジネスカードを比較検討したいという場合は、法人カードのランキングをご参照ください。その中でも特におすすめカードは以下で徹底的に解説しています。

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