20代の若年層限定で申し込めるゴールドカードがあります。
かつては「ヤングゴールドカード」という名前が一般的でしたが、現在は多種多様な名前で若年層限定のゴールドカードが募集されています。
30代以上でも作成できるゴールドカードと比較すると、年会費が安くてコストパフォーマンスが良好な点が特徴となっています。
年会費が有料でも特典が充実したクレカを持ちたい方、ステータスが高いクレジットカードを持ちたい方などに向いています。
20代までの方がお得に作成できるヤングゴールドカードについて、63枚のクレジットカードを保有した経験があり、年会費の最高額は118万円の専門家が徹底的に解説します。
机上の空論ではなく、実際に数多くのクレジットカードを実生活において徹底的に活用した経験を活かして2025年3月の最新の状況を分析しました。
目次
若年層向けのゴールドカードとは
ポイント還元だけではない充実のサービス、年会費有料カードの中ではコスパ良好なカードが、若者限定のヤングゴールドカードです。主な特徴は以下のとおりです。
- 申込可能なのは18歳~29歳(主に20代)
- 30歳以上でも申し込めるゴールドカードより安い年会費
- サービス内容、カードデザインはゴールドカードに準じたクオリティ
- 一般的なゴールドカードより相対的に緩い審査基準
- 通常のゴールドカードへの切り替え(アップコンバージョン)が容易(自動切り替えカードも)
ヤングゴールドカードのカードフェイスは通常のゴールドカードとほぼ同じで、「プライム」や「EXTAGE」といった文言が小さく付帯しているだけです。
おしゃれで洗練されたデザインとなっており、よほどクレジットカードに詳しい人でないと、通常のゴールドカードと見分けられません。
一例として、三井住友カードプライムゴールドVISA(SMBC)と三井住友カード ゴールドは、ほぼ同じ流麗なカードフェイスです!
また、年会費が安いのにゴールドカードとほぼ同じベネフィットを享受できて、コストパフォーマンスは抜群に良好です。
なぜこのような若年層向けの優遇を付与しているかというと、クレジットカード会社側から見ると、20代の若者はこの先数十年に渡って顧客となってくれるポテンシャルがある方々だからです。
中には最初に作ったクレジットカードから切り替えることなく、ずっと同じものを使い続ける方も数多くいらっしゃます。
長期間に渡って優良顧客となりうる潜在顧客にリーチするために、いわゆる「ドアノック商品」として破格のヤングゴールドカードを提供しています。
保険会社の貯蓄型保険にもたまに異様に有利な商品が数少ないながら存在しています。
しかし、そのような商品はネット申し込み不可で対面でのみ申込可能となっているケースが大多数です。
つまり、有利な保険をドアノックとして活用して、他の商品の営業も行うという算段となっています。
ヤングゴールドカードの場合は、初回のカード切替時もしくは30代に入ってから最初の有効期限の際に、同じクレジットカード会社の普通のゴールドカードに自動切り替えされるカードが多いです。
つまり、ヤングゴールドカードをドアノックとして、将来的に自社のゴールドカードを保有してもらうことを企図しています。
三井住友カードに取材に行った際には、学生向けカードの三井住友カード デビュープラスから、年会費有料の三井住友カードプライムゴールドVISA(SMBC)に切り替える方が、当初の想定より多いとおっしゃっていました。
人々は持っているものを手放すことに抵抗を示す傾向があると言われています。
なお、30代以上も申し込める「格安ゴールドカード」というカテゴリーもあり、年会費はヤングゴールドカードと同等の水準です。
ただし、格安ゴールドカードは年会費が安い分、特典もはっきりとゴールドカードよりも低下しており、値段相応となっています。
したがって、コスパの側面では格安ゴールドカードよりもヤングゴールドカードが秀でています。
ヤングゴールドカードの選択においては、年会費・還元率・付帯特典・保険、将来手に入れたいゴールドカード・プラチナカードは何かがポイントとなります。
以下、特におすすめの若年層限定のゴールドカードを厳選してピックアップします。
JCB GOLD EXTAGE
18~29歳の方が加入できる「JCB GOLD EXTAGE」という若年層向けゴールドカードがあります。
年会費は本会員3,000円(税抜)で、家族会員は1名無料 (2人目より1,000円)です。ETCカードは年会費・新規発行手数料ともに無料です。
ポイント還元率は入会から3ヶ月間は1.5%となり、以降も1.5倍の0.75%と優遇されています。
JCB GOLD EXTAGEはJCBオリジナルシリーズなので、特約店(JCBオリジナルシリーズパートナー)では更にポイントが+0.5%~5%アップして合計1.25%~5.75%還元となります。
代表例はAmazon、セブン-イレブン、高島屋、AOKI、apollostation、スターバックス、小田急百貨店、ワタミグループ等です。
また、最高5000万円の国内・海外旅行保険、最高200万円のショッピング保険、空港ラウンジ、24時間健康・医療相談サービスのドクターダイレクト24など充実の特典を享受できます。
JCBゴールドと比較すると、海外・国内旅行傷害保険が利用付帯になる点、旅行傷害保険の金額、ショッピング保険の金額、航空便遅延保険・グルメ優待・人間ドック・ゴルフなどの特典がない点が弱くなっています。
しかし、年会費が3,000円(税抜)とリーズナブルで、JCBでクレジット・ヒストリーを積み上げることができるのがメリットです。
5年後の初回のカード更新時に、自動的にJCBゴールドに切り替わる若年層向けのゴールドカードです。

以前JCBに取材に行き、イシュイング本部 イシュイング推進部 商品企画グループ 副主事の新宮さんにインタビューしました。
JCBカードの魅力、JCBの歴史・強み、安全・安心の信頼性と充実した特典を両立させている点について取材しています。

JCBゴールドを保有して、2年連続でショッピングを100万円以上利用すると、「JCB GOLD THE PREMIER」(JCBゴールド ザ・プレミア)のインビテーションが届きます。
これが優れたクオリティを誇っており、JCB GOLD EXTAGE→JCBゴールド→JCBゴールド ザ・プレミアとアップグレードしていくのは有力な選択肢です。
JCBゴールド ザ・プレミアは、世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,400ヵ所以上の空港ラウンジを0円で利用できるプライオリティ・パスを無料で発行できます。

搭乗する航空会社、搭乗クラスに関係なくラウンジを利用できるのが大きなメリット。格安航空券利用時も使えますし、1日に2回以上ラウンジを使うことも可能です。
通常は年会費469米ドルであるプレステージ会員が0円です。1ドル157.72円(2025/1/1時点)換算だと年会費73,970円が無料になります。
プライオリティパスで利用できるラウンジには飲み物や軽食・スナック、インターネットサービスなどがあり、フライト前の一時を快適に過ごせます。
本来はビジネスクラス以上の搭乗者か、航空マイレージプログラムの上級会員に限定されている航空会社運営のVIPラウンジは、アルコール飲み放題、食事が充実、シャワー室があるなど内容が優れています。
国内ではANAラウンジ、KAL Business Class Loungeなどを利用可能です(日本のプライオリティパスのラウンジ一覧)。
- 羽田空港:ビュッフェレストラン、TIATラウンジ、足湯・マッサージ等
- 鉄板焼くり田、ぼてぢゅう屋台、IASS希和、IASS虚空、その他レストラン
- 関空ANAラウンジ、関空ぼてぢゅう、カフェラウンジ NODOKA
- 中部国際空港セントレア(レストラン・温浴施設も)
各種ソフトドリンク、アルコール、パスタ、野菜炒め、揚げ物、デリ、サンドイッチ、サラダバー、ヌードルバー、おにぎり、ピラフ、ケーキ、果物などが用意されており、フルスペックの食事を楽しめるラウンジもあります。
フライトまでの待ち時間にプライオリティ・パスを使ってVIPラウンジで過ごすと、とても快適に旅行できます。
飲み物や食べ物を戴いたり、シャワーやインターネットで待ち時間を快適に過ごせますし、空港における盗難のリスクも減らせます。
海外のハブ空港の中には、一つの空港の中にプライオリティ・パスを使えるラウンジが複数箇所ある空港も多いです。
また、プライオリティ・パスを保有していると、手荷物検査後にあるVIPラウンジを利用できるというメリットがあります。
搭乗開始のアナウンスがあってからラウンジを出ても十分に間に合うので、搭乗間際まで快適に寛げます。
関空ぼてぢゅうの他、オーストラリアなど一部の空港では、レストランの割引も受けられます。レストランの支払いから一定額(約3,000円前後)のディスカウントを享受してお得に食事できます。
レストランや免税店での10%OFF等のオファー、プライオリティレーン(英のみ)もあり、空港内で多様な優待があります。
プライオリティ・パスはスマホアプリ(iPhone・Android)もあり、空港にあるラウンジがすぐに検索・確認できるので便利。お気に入りのラウンジを「Favorites」に登録しておくこともできます。
プライオリティ・パス無料の特典が付帯しているクレジットカードについては、以下で徹底的に解説しています。

また、日本各地の厳選されたホテルと旅館に宿泊できるJCBの特別な宿泊プラン「JCBプレミアムステイプラン」、京都駅ビル内にある「JCB Lounge 京都」を利用できます。
JCBプレミアムステイプランは、ヒルトン東京ベイ、ザ・プリンス 箱根芦ノ湖、セントレジスホテル大阪などの上質のホテル・旅館でJCB上級カード限定の優待特典を享受できます。

JCB Lounge 京都は劇団四季の入り口の近くにあり、ドリンク、ガイドブック・情報誌の閲覧、手荷物の一時預かり、無料Wi-Fiなどのサービスが受けられます。

JCBゴールドのカード年会費とは別に、JCBゴールド ザ・プレミアのサービス年会費が5,000円(税抜)かかります。
しかし、初年度は無料ですし、2年目以降もショッピング利用金額が合計100万円以上だと無料となります。
つまり、JCBゴールド ザ・プレミアはJCBゴールドと全く同じ年会費でプライオリティ・パスなどの特典を享受できます。
コストパフォーマンスに優れた非常にお得なゴールドカードであり、空港ラウンジを使えるゴールドカードの中でもエッジが効いています。

最短でJCBゴールド ザ・プレミアを入手したい場合は、JCBゴールドに加入するのも選択肢となります。
公式サイトJCBゴールド 公式キャンペーン
JCBの最上位カードは「JCB THE CLASS」(JCB ザ・クラス)です。JCBプラチナカードを凌駕するブラックカードです。
年会費は55,000円(税込)です。家族カードは8枚まで発行できて年会費は全て無料。8名無料というカードは滅多にありませんね。パワフルです。
主なメリット
- 24時間対応コンシェルジュサービス
- プライオリティ・パス
- 東京ディズニーリゾートの会員専用ラウンジ
- メンバーズセレクション(年1回のプレゼント)※ドンペリで正月に乾杯も可能!
- ザ・クラス会員限定 オリジナルプラン 東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ(利用した体験談)
- ザ・クラス 名食倶楽部、大相撲の溜まり席のチケット予約などザ・クラス会員限定イベント、高い利用限度額
- JCBプレミアムステイプラン(中にはザ・クラス会員限定のプランも)
- グルメ・ベネフィット(高級レストラン2名以上利用で1名無料)
- 関西有名テーマパークのJCBラウンジ
- 海外ラグジュアリー・ホテル・プラン
- JCB Lounge 京都
関西有名テーマパークのJCBラウンジでは、アトラクションの優先搭乗、ソフトドリンクサービスが受けられます。快適なラウンジで休憩して、4時間待ちの人気アトラクションを待たずに楽しめます。

JCB THE CLASSのコンシェルジュの質については、クレジットカードの専門家・菊地崇仁さんも高く評価しています。
特に充実しているのは、ディズニーランド関連のオリジナル特典です。ディズニーリゾート内の会員専用ラウンジを利用できて、休憩後は待たずにアトラクションに搭乗できます。
メンバーズセレクションでは、ディズニーリゾートのパークチケット(パスポート)2枚、ディズニーグッズのセットが選べます。
年1回は夫婦や恋人でディズニーランドかディズニーシーを満喫できます。
パスポートは大人7,900~9,400円、グッズはぬいぐるみだと8,800円なので、最大27,600円(税込)相当となり、年会費に占める金額はなんと約50.1%とパワフルです。
メンセレにはUSJスタジオ・パスとJCBプレモカードのセットもあり、年会費の半分近くはこれらの特典で元が取れてしまいます。
ディズニーやユニバーサル・スタジオ・ジャパンがお好きな方には絶大なメリットがあります。
JCB THE CLASSの詳細については、以下で徹底解説しています。

メンセレ、有名テーマパークのオフィシャルスポンサーならではのうれしい特典、会員限定イベント、プライオリティパスなどの特典があるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。
残念ながら私にはディズニーに一緒に行く人がいないという不都合な真実がありますヽ(´ー`)ノ
JCB THE CLASSはインビテーションを待つ必要がありますが、カードショッピングの金額を積み重ねれば入手可能です。
わが国が誇る国際ブランドJCBの最上位カードであり、コスパ最上級のブラックカードです。ジョジョの奇妙な冒険で喩えると、第4部の副題「ダイヤモンドは砕けない」のようなカードです。
アメックス・プラチナ、ダイナースクラブ プレミアムカードに勝るとも劣らない卓越した魅力があります。アメプラ・黒ダイナースでも、JCB THE CLASSの魅力は砕けません。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのプラチナ/ブラックカードとしてJCB THE CLASSを挙げられていました。
JCB THE CLASSはクレジットカードのレジェンドも高く評価しています。
東京ディズニーランド/ディズニーシーのラウンジなど、他のクレジットカードの追随を許さない制御不能のベネフィットが満載です。
年会費を取り戻せる高級カードの筆頭であり、前代未聞の超コスパ・ジャパンという様相を呈しています。
クレジットカードの真髄を極める究極のエレガンスがあり、魂を揺さぶる程の最高潮に達したエネルギーがあります。
JCB THE CLASSの特徴としては、JCBでの利用履歴が非常に重視される点が挙げられます。JCBの保有履歴が長いとインビテーションが届きやすい傾向にあります。
将来的に日本が誇る至高の煌めきを放つJCB THE CLASSへの道が開けるのが、JCBゴールドの大きなメリットの一つです。

JCB GOLD EXTAGEは初回のカード更新時(5年後)に自動的にJCBゴールドに切り替わります。
審査落ちの心配なく、着実にJCBザ・クラスへのクレジット・ヒストリーを構築することが可能である点が大きなメリットです。
三井住友カードプライムゴールドVISA(SMBC)
20代の若年層のうちからゴールドカードを保有したい場合は、「三井住友カードプライムゴールドVISA(SMBC)」がお得でおすすめです。
三井住友カードプライムゴールドVISA(SMBC)の年会費は、初年度は本会員・家族会員(1人目)のいずれも無料です。ゴールドカードなのに初年度の年会費が無料になるのは嬉しいですね。
本会員は2年目以降5,000円(税抜)です。家族会員は1人目無料、2人目以降1,000円(税抜)です。
ただし、三井住友カードプライムゴールドVISA(SMBC)は年会費を安くすることができます。リボ払いサービス「マイ・ペイすリボ」に登録し、年1回以上のカード利用があれば、翌年度の年会費が半額になります。
また、毎月のカードの利用明細を会員サイトで見る「Web明細サービス」にして、年間6回以上の請求があれば、本会員の年会費は1,500円(税抜)まで下げることが可能です。
年会費が極めてリーズナブルなゴールドカードです。にもかかわらず、特典は三井住友カード ゴールドとほとんど同一であり、非常にコスパ良好のカードです。
三井住友カードプライムゴールドVISA(SMBC)で「マイ・ペイすリボ」を利用すると、リボ払い手数料の請求がある月は、ポイントが2倍になります。
注目すべきなのは、リボ払いの手数料の口座引き落としが1円でも発生すれば、その月の利用代金のすべてがポイント2倍となる点です。
例えば、ある月の利用額合計が57,500円だった場合、マイ・ペイすリボの金額を57,000円に設定すれば、リボ払いの手数料は500円の部分にしか発生しません。
それで57,500円の全額に対してポイントが増加するので、リボ払いの僅かな手数料よりも、得られるポイントの方が圧倒的に増えてお得です!
ただし、利用額を把握して毎月ギリギリの金額になるように、マイ・ペイすリボの金額を変更する必要があります。
手間を許容できる場合は、少額のリボ払いでポイントアップという方法によって、三井住友カードプライムゴールドVISA(SMBC)を高還元に引き上げることができます。
月間利用額に応じたボーナスポイントと合わせて、ザクザクとポイントを獲得できるのが魅力的。
基本1.0%還元となり、月間5万円利用時は0.2%相当、月間15万円利用時は0.4%相当のボーナスポイントを得られます。

また、三井住友カードプライムゴールドVISA(SMBC)には、「ドクターコール24」が付帯しています。
ドクターコール24とは、無料で24時間365日、医師・看護師に電話で相談ができるサービスです。緊急時には非常に役立ちますね。小さな子供がいると特に大きな安心となります。
他の会社のカードですと、ゴールドカード・プラチナカード・ブラックカードでも医師・看護師の無料電話相談サービスがないカードも有ります。
そうした中で、安価なゴールドカードであるにもかかわらず、このサービスが付いているのはゴールドカードならではのメリットです!
何か困った時や具合が悪くなった時は、24時間365日(年末年始の深夜でも!)、医師・看護師に電話一本で相談できるのは嬉しいですね^^
一度実際に利用したところ、平日の12時台という混雑した時間帯だったにもかかわらず、すぐに電話につながりました。
あいにく看護師の方が全員電話対応中だったのですが、すぐにコールバックしてくれました。使い勝手がいい健康・医療相談サービスです。24時間365日使えて便利です。詳細は以下にまとめています。

その他、空港ラウンジ、充実した海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険・ショッピング保険など特典が豊富です。
海外旅行傷害保険は家族特約も付帯します。Reluxというホテル・旅館のお得な宿泊サービスも割引価格で使えます。
これらのサービスを年会費たったの1,500円+税(マイ・ペイすリボ+Web明細)で利用できるのは、三井住友カードプライムゴールドVISA(SMBC)の大きなメリットです。
VisaとMastercardの2枚をデュアル発行しても1,500円です。ゴールドカード1枚あたり750円となります。
1人目の家族会員は年会費無料でゴールドカードを持てるのも大きなメリットです。
三井住友カードプライムゴールドVISA(SMBC)は、信頼・安心・安全があるプロパーカードであり、セキュリティ面で機能が充実していて安心なカードです。
VISAインターナショナルから、セキュリティが高い会社に対する表彰があった際には、アジア・パシフィック地域では、三井住友カードだけが表彰されました。
三井住友カードはセキュリティが堅牢であり、国際ブランドの運営元のVISAからも高い評価を受けています。

知名度が高くステータス性も抜群です。誰もが「おお!」と一目置くカードです。
会員専用デスク「ゴールドデスク」もあります。12月30日~1月3日の年末年始を除いて年中無休でフリーダイヤルで問い合わせできます。
ステータス性とコストパフォーマンスを両立させたカードであり、保有すると生活を豊かに彩ることができます。その他詳細は以下をご参照ください。
三井住友カード ゴールド(NL)
なお、20代限定ではありませんが、三井住友カード ゴールド(NL)もハイスペック&高コスパなので、おすすめのゴールドカードです。
三井住友カード ゴールド(NL)は、カード番号などが券面に印字されていないナンバーレスのゴールドカードです。
通常の年会費は本会員が5,500円(税込)で、家族カードは無料。しかし、年100万円以上利用すると、翌年度以降は本会員もずっと年会費が0円に。年会費が永年無料になりますよ!
年100万円というと1ヶ月あたり約83,334円です。多くのご家庭にとって現実的な範囲でしょう。
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。

三井住友カード ゴールド(NL)の基本ポイント還元率は0.5%ですが、年100万円以上利用すると、10,000円分のVポイント(1.0%相当)を得られます。
年100万円ぴったりの利用だとボーナスと合わせてポイント還元率は1.5%です。
Mastercardブランドの場合、au PAY チャージ&利用ならさらに+0.5%となり、合計で最大2.0%ポイント還元!

三井住友カード(NL)同様に、Visaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済のスマホタッチ決済なら、セブン-イレブン・ローソン等の一部コンビニ、マクドナルド・モスバーガー、サイゼリヤ・ガスト・ドトールコーヒーショップ等の飲食店でポイント最大7%還元となります。

その他、お得なボーナスポイントの仕組みが満載となっています。
- SBI証券でのクレカ積立
- 三井住友カードの多様なポイントUPキャンペーン
- ココイコ!:対象のリアル店舗でボーナス
また、ゴールドカードとしてのベネフィットも充実しています。
主な特典・付帯保険
- 空港ラウンジ
- 年間最高300万円のお買い物安心保険
- 最高2,000万円の海外・国内旅行傷害保険(利用付帯)
お得な新規入会キャンペーンも魅力的です。

三井住友カード ゴールド(NL)はコストパフォーマンスが良好なゴールドカードであり、メインカードは他にある方でもサブとして活用すると着実に家計の手助けとなります。
公式サイト三井住友カード ゴールド(NL) 公式キャンペーン
JAL CLUB EST
20代限定で、JALカードには「JAL CLUB EST」というサービスを追加で付帯できます。具体的なサービス内容は以下のとおりです。
- 国内線サクララウンジクーポン年5枚(JAL CLUB ESTのサクララウンジ特典詳細)
- マイルの有効期限延長60か月
- 搭乗ボーナスマイルの優遇
- JALカードショッピングマイル・プレミアム自動付帯
- ビジネスクラス・チェックインカウンター
- 100マイルを100 e JALポイントに交換可能
- 毎年2,500 JALマイルのプレゼント
- FLY ONポイント2,000ポイント/年(毎年初回搭乗時)
2016年6月1日より、JAL CLUB EST JALカードのサービス内容が改定されました。
以前にあったクラスJ-eクーポン10枚/年が廃止された代わりに、国内線サクララウンジクーポンが年3枚から5枚に2枚増えました。
また、e JALポイント5,000円相当分/年、FLY ONポイント2,000ポイント/年(毎年初回搭乗時)が加わりました。JALグローバルクラブ加入のためのJGC修行にも役立ちます。
年10回飛行機に乗らないという方も多いと思うので、改定は改悪ではなく改善だと考えます。
サクララウンジは居心地最高レベルの快適で素敵な空間のラウンジです。
また、ソフトドリンクだけではなくビール等のアルコール飲み放題、おつまみ、シャワー、マッサージチェア、スマホ充電器、アロマ、雑誌・新聞などが揃った至高の空間です。
サクララウンジを利用できるのは大きなメリットです。飛行機での旅行・出張・帰省が非常に快適になりますね。
雅やかで落ち着ける空間にて、アロマの香りでリラックスできます。高級マッサージチェアもあり、心身ともに疲れを癒せます。
個室風でプライベート感がある席もあります。靴を脱いで足を伸ばすことも可能でリラックスできます。
国内線のラウンジでもビールやウイスキー等のアルコール、おつまみ(柿の種&あられミックス)、コーヒー・ジュース・お茶・トマトジュース・ミネラルウォーターなどソフトドリンクもあります。
羽田空港国内線のサクララウンジには、シャワーも設置。キレイな上質のブースでサッパリと体を洗い流すことができます。歯ブラシ・ヒゲソリ等のアメニティももらえます。綿棒もあります。
前の日は帰宅が遅くなるなどで疲れきってバタンキューとなり、シャワーに入っていない場合や、歯磨きがしたい場合などは便利です。
サクララウンジを出たらすぐに搭乗口なのが絶大なメリットですね。ラウンジに流れるアナウンスを聞いてから出発しても、優先搭乗に十分に間に合います。
搭乗の直前まで居心地が秀逸なラウンジで快適に過ごせます。
マイルの有効期限は、通常のJALカード会員の場合36カ月(3年)ですが、JAL CLUB EST会員だと、 JAL CLUB EST会員期間中に貯めたマイルの有効期間が60カ月(5年)になります。
搭乗ボーナスマイルの優遇もあります。JALカードのボーナスに加えて、JAL CLUB EST限定ボーナスによって毎年初回搭乗で1,000マイルもらえます。更に搭乗ごとのフライトマイルが5%プラスされます。
ショッピングマイルが2倍たまる「JALカードショッピングマイル・プレミアム」に自動入会となるため、お買い物した際のマイル付与率は1%となります。
JAL CLUB ESTの年会費5,000円(税抜)には、JALショッピングマイル・プレミアムの年会費3,000円も含まれているため、実質的な年会費は2,000円にすぎません。
この他にJALカードの年会費(一般カードは2,000円)がかかり、合計で年会費は7,000円(税抜)となります。
年会費は高めですけれども、飛行機に乗る20代の若年層の方にはJALカードはメリットが大きいです。学生時代にJALカード naviを持っていた方ですと、20代はJAL CLUB ESTへの移行がおすすめです。
まさに20代のためのクレジットカードであり、JALに搭乗する機会がある場合はバリューが高いJALカードです。
JAL CLUB ESTの加入条件、ベネフィットなどの詳細については、以下で徹底的に解説しています。

クレジットカードの専門家・岩田昭男さんは、若年層向けのおすすめカードとして、JAL CLUB ESTを挙げられています。
JAL CLUB ESTはJALダイナースカード以外のJALカードに付帯できます。JALカードの種類一覧は下表の通りです。
カード名 | 発行会社 | 国際ブランド | 独自機能 |
---|---|---|---|
JAL・JCBカード | JCB | JCB | |
JALカード OPクレジット | JCB、小田急カード | 小田急ポイント | |
JALカード Suica | JCB、ビューカード | Suica | |
JALカード DC (Visa/Mastercard) | 三菱UFJニコス(DCカード) | Visa Mastercard | |
JALカード TOKYU POINT ClubQ | 三菱UFJニコス(DCカード)、東急カード | Visa、Mastercard | TOKYU POINT |
JALアメックス | 三菱UFJニコス | Amex | |
JALダイナースカード | 三井住友トラストクラブ | Diners Club |
あらゆるJALカードの比較については、以下で徹底解説しています。

30代以上も発行可能なゴールドカードも選択肢
20代の方でも、30歳以上でも申し込めるコスパ良好な格安ゴールドカード、あるいは充実の特典を重視して年会費が高いゴールドカードを発行することも選択肢です。
年会費3,000円(税抜)以下で維持できる格安ゴールドカード、年会費無料のゴールドカードの代表例は下表のとおりです。
カード名 | 最低年会費(税抜) | 特徴 |
---|---|---|
エポスゴールドカード | 以下のいずれかで無料 ・1度年50万円以上の利用 ・インビテーションで申込 | 年100万円利用で1.5%還元(繰り上げ返済で手数料無料のリボ払いなら2%) 選べる3つのショップは常に+1% 空港ラウンジ 全国1万店舗以上で優待特典 海外旅行傷害保険が自動付帯 ゴールドカード限定の優待・割引 |
イオンゴールドカード | インビテーションで無料 | イオン銀行Myステージのゴールド達成が容易 イオンラウンジ 羽田空港エアポートラウンジサービス 空港ラウンジサービス ショッピング保険(年間300万円まで) 海外旅行傷害保険(最高5,000万円) 国内旅行傷害保険(最高3,000万円) |
セブンカード・プラス(ゴールド) | インビテーションで無料 | 日本国内のショッピング保険 セブンカード・プラスとの共通特典 |
ミライノカード GOLD(JCB) | 3,000円 (年100万円以上で無料) | 還元率は最大1.2% 住信SBIネット銀行のスマートプログラムが2ランクアップ 海外旅行傷害保険(傷害・疾病治療費用)が最高500万 国内旅行傷害保険が自動付帯 |
楽天ゴールドカード | 2,000円 | 楽天市場ではSPUで最大3倍以上、年2回空港ラウンジを利用可能 |
Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD | 1,839円 | iD・QUICPay利用時は1.5%、ネット通販の主要サイトでは還元率2.5%以上 |
三菱UFJカード ゴールド 三菱UFJカード ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード | 952円 | 国内渡航便遅延保険、三菱UFJ銀行のATMの時間外手数料優遇 |
TRUST CLUB プラチナ マスターカード | 3,000円 | コース料理1名分無料サービス、空港ラウンジ、充実の付帯保険 |
TRUST CLUB エリートカード | 3,000円 | 最高1.02%の還元率、空港ラウンジ、充実の付帯保険 |
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめゴールドカードは以下でご紹介しています。

ゴールドカード不要の場合のおすすめカード
若年層向けのゴールドカードはリーズナブルでコスパ良好な傾向にありますが、不要な場合は一般カードが候補となります。おすすめカードは以下で丹念に論述しています。

1枚を選抜するならば、JCB CARD Wがおすすめです。
40歳未満限定のクレジットカードですが、40歳以降も更新できるので、生涯に渡って保有できるクレカです。年会費無料でポイント還元率が2倍に優遇されています。
JCBオリジナルシリーズのポイントアップも対象です。JCBスターメンバーズの年間利用額に応じたポイントUPはありません。
年会費が完全無料で1%還元と質実剛健であり、JCBが楽天カード・ヤフーカードといった新興カードに本気で対抗したハイ・クオリティー・カードです。

国際ブランド |
---|
電子マネー・Pay・NFC決済 |
---|
- ETC
- 家族カード
- 2回払い
- 海外旅行保険
- ショッピング保険(海外)
年会費 | ポイント名 | |
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本会員 | 家族会員 | |
無料 | 無料 | Oki Dokiポイント |
還元率 | マイル還元率 | 発行スピード |
1.0%~10.5% (※) | 0.6~3.3% | 最短3営業日 |
- ※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
- JCBオリジナルシリーズパートナーでは1.5~5.5%
- Amazon・セブンイレブン・ウェルシア・成城石井・高島屋・出光昭和シェル・スターバックスカード等が高還元
- 年会費が無条件で無料
- 海外旅行傷害保険(利用付帯)
Amazon、セブン-イレブン、ローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキ、イトーヨーカドー、西友・リヴィン・サニー、オーケーが2.0%還元、スターバックスカードへのチャージが5.5%還元となります。高島屋、AOKI、小田急百貨店、ワタミグループでもポイントUPします。
ビックカメラ、大庄、木曽路グループは1.5%です。これらの店舗をよく利用する場合は、高還元カードに引けをとらない還元率となります。
QUICPay(nanaco)をセブン-イレブンで使用すると、JCBのOki Dokiポイントとは別に更に0.5%のnanacoポイントを得られるため、合計で還元率2.5%です!

女性向けカードのJCB CARD W plus Lも用意されており、女性に嬉しい付帯特典が魅力的となっています。
女性に適した付帯保険の「お守リンダ」を利用でき、女性疾病保険などが用意されています。
女性向けの優待情報が満載の「MyJCB Express News for LINDA」、おすすめの映画作品や劇場鑑賞券のプレゼントがある「cinema LINDA」も利用できます。
女性に嬉しい付帯特典が満載であり、更に基本ポイントが2倍になり、JCB加盟店ならどこでも1%還元です。

JCB CARD W / W plus Lは39歳までしか発行できず、一度発行したら解約するまでずっと保有できます。
年齢が39歳364日までの方であれば、年会費無料なので発行しておくことをおすすめします。
、お得な新規入会キャンペーンを行っています。
JCB CARD W / W plus Lの公式キャンペーン
まとめ
20代の若年層向けのゴールドカードの中には安い年会費で維持できる格安ゴールドカードが存在しています。
年会費が高いゴールドカード、プラチナカードと比較するとスペックは低下するものの、必要十分なパフォーマンスを発揮しています。
キラリと光るエクセレントな魅力があるクレジットカードが存在しており、一般カードとゴールドカードの間の隙間を埋める貴重な存在です。
カード名 | 最低年会費 | 特徴 |
---|---|---|
三井住友カードプライムゴールドVISA(SMBC) | 1,500円(税抜) | ポイント還元率が最大1.4%、ドクターコール24、空港ラウンジ、充実の付帯保険、Relux優待 マイ・ペイすリボ+Web明細で年会費大幅割引 |
JCB GOLD EXTAGE | 3,000円(税抜) | 還元率0.75%~5.75%、空港ラウンジ、充実の付帯保険 |
JAL CLUB EST | 7,000円(税抜)~ | 国内線サクララウンジのクーポン5枚/年 マイルの有効期限延長60か月 搭乗ボーナスマイルの優遇 JALカードショッピングマイル・プレミアム自動付帯 ビジネスクラス・チェックインカウンター 100マイルを100e JALポイントに交換可能 e JALポイント5,000円相当分/年 FLY ONポイント2,000ポイント/年(毎年初回搭乗時) |
その他、おすすめのゴールドカードについては、ゴールドカードのランキングをご参照ください。年会費無料のゴールドカード、年会費が安い格安ゴールドカードもあります。
これらの中でも特に優れたゴールドカードは以下で丹念に論述しています。

30代以上でも発行可能なクレジットカードでもOKの場合、コスパ良好な年会費無料のクレジットカードがおすすめです。

還元率が高いおすすめクレジットカードについては以下で丹念に分析しています。

飛行機に乗る機会がある方なら、マイルが貯まるクレジットカード、航空系クレジットカードがお得です。
JALマイルが貯まるクレジットカード、ANAマイルが貯まるクレジットカードの他、ダークホースとしてはマイレージプラスカードもバリューが高いです。
ポイントやマイルに興味がない方は、キャッシュバックのクレジットカードがお値打ち。ポイントを貯めて交換という作業も省きたい場合、自動キャッシュバックのクレジットカードだと手間フリーです。
クレジットカードの諸々のファクターに着目してランキングを作成しました。

高級カードになるとコース料理1名分無料サービス、空港ラウンジ、手荷物無料宅配、コート預かりなどの充実した特典が魅力的です。

おすすめのプラチナカードについては、プラチナカードのランキングをご参照ください。その中でも特に特筆に値するカードは以下で徹底的に解説しています。

クレジットカードの頂点であるブラックカードについては、以下で精緻に分析しています。

数多くのブラックカードの中から日本で発行されているカードのランキングを以下にまとめました。

実際にブラックカードを活用したところ、お金では買えない類稀なエクスペリエンスが可能でした。

国際ブランドごとのおすすめクレジットカードについては、Visa・Mastercard・JCB・アメックス・ダイナースにまとめています。
多様な項目での最強のクレジットカード、その中で特にお得な一枚については、以下で論述しています。

日本有数のクレジットカードの専門家でいらっしゃる岩田昭男さんのおすすめクレカについては、以下で徹底的に解説しています。

クレカのプロ中のプロ&レジェンドの菊地崇仁さんのおすすめカードには、珠玉のクレジットカードが集結しています。
