JALカードには20代限定で「JAL CLUB EST」というサービスがあります。30歳まで利用可能です。
JAL CLUB ESTは若年層向けに優遇されたクレジットカードで、安い年会費のわりに特典が充実しており、20代のJALカードユーザーなら加入がおすすめです。
JAL CLUB ESTの特典の一つとしてサクララウンジが年5回使えるベネフィットがあります。
サービス内容、利用方法・予約・同行者、サクララウンジのメリットについて解説します。
利用できる空港
JAL CLUB ESTには、JALグループ国内線利用時にサクララウンジを年間5回利用できる特典があります。
空港名 | 国内線 |
---|---|
新千歳空港 | ◯ |
青森空港 | 共用ラウンジ |
仙台空港 | ◯ |
羽田空港 | ◯ |
成田空港 | ◯ |
中部国際空港 | 共用ラウンジ |
小松空港 | ◯ |
伊丹空港 | ◯ |
関西国際空港 | ◯ |
岡山空港 | ◯ |
広島空港 | ◯ |
松山空港 | ◯ |
福岡空港 | ◯ |
熊本空港 | ◯ |
宮崎空港 | 共用ラウンジ |
鹿児島空港 | ◯ |
那覇空港 | ◯ |
青森・中部国際・宮崎空港は、空港内共有ラウンジとなります。
JAL CLUB ESTのサクララウンジ特典の付与時期・有効期限
JAL CLUB ESTのサクララウンジ年5回利用特典は、入会初年度から受け取れます。
積算時期 | 初回→入会時 |
---|---|
2回目以降→毎年カード有効期限月の翌月初旬 | |
有効期限 | 積算後の最初のカード有効期限月の翌月末日まで |
積算されたクーポンの詳細は、JAL WebサイトからJMBお得意様番号・パスワードでログインした後に確認できます。
サクララウンジはJALグループ便に搭乗する際に利用できます。JAL便名であっても他社運航のコードシェア便および、他社便名のJAL運航便への搭乗時には利用できません。
ただし、フジドリームエアラインズ(FDA)、天草エアライン(AMX)運航便の搭乗時は利用できます。
フジドリームエアラインズ(FDA)が運航するコードシェア便に搭乗する際は、ラウンジ係員に声をかければ利用可能です。
ジェットスター・ジャパンが運航するJAL国内線コードシェア便搭乗時には、利用できません。
同行者も1名無料
JAL CLUB ESTの国内線サクララウンジの年5回利用特典は、本人だけではなく同行者も対象となっています。
ゆったりとしたソファー、フリードリンクのサービス、上質な空間など、多彩なメリットが有るサクララウンジを、配偶者・恋人・友人などと一緒に使えるのは素晴らしいです。
2名で出張する際には、同僚と出発までラウンジで寛ぐことが可能。同僚がラウンジに入れない場合は、自分だけ入るのは気が引けるので便利です。
クオリティが圧倒的に劣後するゴールドカードのラウンジでさえも、同伴者は有料というクレジットカードが大多数です。
こうした情勢下において、JAL CLUB EST会員なら同伴者1名もサクララウンジが無料なのは絶大なメリットです。
使い方
JAL CLUB ESTのサクララウンジ特典の使い方はシンプル。誰でもサクッと簡単に使えます。
航空券などの予約時にお得意様番号を登録し、当日ラウンジ受付に設置されているリーダーに搭乗媒体をタッチするだけでサクララウンジに入室できます。
JALカードにはJAL タッチ&ゴーサービスがあるので、カード本体をかざせばOK。JAL CLUB ESTの提示で同行者1名も入室できます。
JAL公式サイトで航空券を予約した場合だけではなく、JALパック等のお得意様番号の登録ができるパッケージツアーでJALグループ便に乗る場合も対象です。
Apple Pay登録後にモバイル端末上で表示されるカード券面画像の提示では対象となりません。必ずプラスチック製のJALカード本体の提示が必要です。
予約時にお得意様番号の登録がない場合、お得意様番号の登録ができない包括旅行運賃(団体旅行など)を利用する場合は入室できません。
予約は不要
JAL CLUB EST会員がサクララウンジを使う場合、特に事前の予約は不要です。
JALグループ便のフライトの予約は必要ですが、サクララウンジ利用の予約はしなくてOKです。
サクララウンジの予約が必要なのは、一般のJAL便ユーザーが羽田空港国内線サクララウンジを利用する場合です。
国内線ファーストクラスを利用せず、かつJALステータス、JGCカード、JAL CLUB EST会員でもない方でも、羽田空港国内線サクララウンジのみ、一人3,000円で利用できます。なお、小児も同額であり、3歳未満の子供は無料です。
一般ユーザーが羽田空港国内線サクララウンジを使う場合は、事前にJAL Webサイトでの申し込みが必要です。
予約期間は搭乗日の360日前の午前9時30分から搭乗日の前日18時までとなります。予約がない場合、当日直接ラウンジに行っても利用できません。
他方、JAL CLUB EST会員の年5回無料特典については、予約が不要となっていて便利です。
なお、ANAラウンジとは異なり、サクララウンジは国際線の羽田空港のラウンジを一般ユーザーには開放していません。
国際線で有償利用できるサクララウンジは、成田/ホノルル/サンフランシスコ/フランクフルト/バンコクです。
サクララウンジの内容
国内線のJALサクララウンジ内では各種ドリンク、おつまみ、新聞、雑誌などを取り揃え、無線LANやシャワールーム、マッサージチェアなどの充実した設備が用意されています。
ソフトドリンクだけではなくビール等のアルコールが飲み放題となっています。
快適で落ち着ける空間にて、アロマの香りでリラックスできます。デスクはビジネス向け、食事向き、リラックス向きと多様なタイプが揃っています。
羽田空港のサクララウンジでは、高級マッサージチェアもあり、心身ともに疲れを癒せます。
個室風でプライベート感がある席もあります。靴を脱いで足を伸ばすことも可能でリラックスできます。
国内線のラウンジでもビールやウイスキー等のアルコール、おつまみ(柿の種&あられミックス)が設置。コーヒー・ジュース・お茶・トマトジュース・ミネラルウォーターなどソフトドリンクもあります。
羽田空港のサクララウンジには羽田空港国内線のサクララウンジには、シャワーも設置。キレイな上質のブースでサッパリと体を洗い流すことができます。歯ブラシ・ヒゲソリ等のアメニティももらえます。綿棒もあります。
前の日は帰宅が遅くなるなどで疲れきってバタンキューとなり、シャワーに入っていない場合や、歯磨きがしたい場合などは便利です。
サクララウンジを出たらすぐに搭乗口なのが絶大なメリットですね。ラウンジに流れるアナウンスを聞いてから出発しても、優先搭乗に十分に間に合います。
搭乗の直前まで居心地が秀逸なラウンジで快適に過ごせます。
サクララウンジの訪問記については、以下にまとめています。
まとめ
JAL CLUB EST会員は、JALグループ国内線利用時にサクララウンジを年間5回使えます。本人だけではなく同行者も対象です。
本来は上級会員やファーストクラス利用者しか使えないサクララウンジを年5回使えるのは大きなメリットです。
飛行機での旅行・出張・帰省が快適になり、フライトを豊かに彩ることが可能になります。サクララウンジ特典は入会初年度から受け取れます。
積算時期 | 初回→入会時 |
---|---|
2回目以降→毎年カード有効期限月の翌月初旬 | |
有効期限 | 積算後の最初のカード有効期限月の翌月末日まで |
航空券などの予約時にお得意様番号を登録し、当日ラウンジ受付に設置されているリーダーに搭乗媒体をタッチするだけでサクララウンジに入室できます。
JALカードにはJAL タッチ&ゴーサービスがあるので、カード本体をかざせばOKです。
JAL公式サイトで航空券を予約した場合だけではなく、JALパック等のお得意様番号の登録ができるパッケージツアーでJALグループ便に乗る場合も対象です。
JAL CLUB ESTは年会費2,000円(税抜)で輝かしいベネフィットが付帯している、驚異的にお得なサービスです。
ANAカードの20代限定カードのANA JCBカード ZEROのように、コストが低い分スペックが落ちているわけではなく、圧巻の超絶インパクトがある異次元のメリットがあります。
主なメリット
- 国内線サクララウンジクーポン年5枚(JAL CLUB ESTのサクララウンジ特典詳細)
- JALマイルの有効期限延長60か月
- 搭乗ボーナスマイルの優遇
- JALカードショッピングマイル・プレミアム自動付帯
- ビジネスクラス・チェックインカウンター
- 100マイルを100 e JALポイントに交換可能
- 毎年2,500 JALマイルのプレゼント
- FLY ONポイント2,000ポイント/年(毎年初回搭乗時)
若年層にJALファンになってもらおうとして、JALが破格の出血大サービスを行なっています。JALカードを持っているならば、加入するとフライトが快適になります。
その他、一般のJALカードと共通のベネフィットを享受できます。
JALカードは、ショッピングマイル、フライトボーナス、毎年初回搭乗ボーナス、アドオンマイルなど、カード利用でザクザクとJALマイルがたまる仕組みがあります。
世代を超えて愛される傑出した航空系カード、マイルが貯まるクレジットカードであり、順風満帆・視界良好で新しい世界へ雄飛する機会を手に入れられます。
JALカードは普通カードでも2,000円(税抜)の年会費が発生しますけれども、「損して得取れ」の典型例であり、コスト以上に卓越したベネフィットを享受できます。
ショッピングマイル・プレミアムに加入すれば1%JALマイル還元、JALカード特約店なら2%還元となります。JAL旅行積立でもショッピングマイルを獲得できます。
ランクはJAL 普通カード、JAL CLUB-Aカード、JAL CLUB-Aゴールドカード、JALカード プラチナの4段階となっており、上位カードになると充実のベネフィットを享受できます。
アドオンマイルというJAL航空券が高還元になる仕組みもあり、JALアメックス CLUB-Aゴールドカードなら3%、JAカード プラチナなら4%還元となります。
また、フライトボーナスマイルもあり、搭乗ごとに普通カードは+10%、CLUB-Aカード以上は+25%のボーナスマイルを得られます。
おすすめのJALカード
- JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード:メインカードとしてJALカードを活用する場合で年100万円以上使う方
- JALカード プラチナ:JALの搭乗頻度が多い方、定期的にJGCプレミア獲得のJGP修行を行う方
- JAL普通カード:フライトの頻度が多くない方
- JAL CLUB-Aカード:プラチナカードよりコストを抑えたい方、低コストでJGCカードを維持したい方
- JALアメックス CLUB-Aゴールドカード:JAL航空券3%・手荷物無料宅配に魅力を感じる方
私もJALカードをフル活用しており、旅行や出張の移動をお得で快適なものにすることが可能になっています。
JAL CLUB ESTは卓越したメリットが付帯していて、しかも実質的な年会費は2,000円(税抜)なので、年1回でもJALに搭乗すれば確実にコスト以上にお得になります。
20代でJALカードをお持ちであれば、作らないと損と感じてしまう程です。お得な入会キャンペーンもあります。
その他、20代の若年層におすすめのクレジットカードについては、以下で精緻に分析しています。