「クレジットカードを持っている人も多いけど、なぜそんなに必要なの?本当に役に立つの?不要では?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
使ったことのない方には、クレジットカードの必要性について、あまりピンとこないかもしれません。
しかし、買い物が便利になる、サービス・特典が受けられるなど、現金払いにはない色々な利点があります。
この記事では、クレジットカードが必要なのか不要なのか、その理由を徹底解説。このページを読めば、クレジットカードを活用することによるメリット・デメリットを把握できます。
クレジットカードの保有率はどれくらいか
まず、実際にどれぐらいの人がクレジットカードを持っているのかについて、JCBのレポートを参考に解説します。
クレジットカードの保有率は横ばい
(出典:JCB「クレジットカードに関する総合調査」2019年度版)
JCBが2020年2月26日に発表した「クレジットカードに関する総合調査」によると、クレジットカードの保有率は84.5%でした。2015年以降はこの水準で推移しており、横ばいといえます。
全体の80%以上の方は1枚以上のクレジットカードを持っているため、トレンドは横ばいだとしても、普及率自体はかなり高いといえるでしょう。
男性女性とも30代以上の普及率が高い
保有率を性別・年代別に見てみると、男女とも30代以降の保有率が高くなっています。男女20代は他の年代より低く、男性は70%台前半です。
しかし30代以降は、男女とも保有率が80%を超え、50代では90%近くに達します。
性別に関係なく、大多数の方が保有していることから、クレジットカードはニーズの高いサービスだと分かりますね。
平均保有枚数は3.2枚、平均携帯枚数は2.1枚
保有者の1人あたりの枚数はおよそ3枚、普段手もとに携帯している枚数は2枚となっています。この数字も、2014年以降はほぼ横ばいです。
平均保有枚数は50代・60代の男性で多く、4枚以上となっています。平均携帯枚数は性別で大きな差は見られませんので、多くの方は日常的に2枚ほど利用しているようです。
クレジットカード保有のメリットは?
クレジットカードには多彩なメリットがあることから、必要性につながっています。
買い物や公共料金の支払いが楽になる
クレジットカードがあれば、ショッピングや公共料金の支払いが格段に楽になります。現金を引き落として持ち歩く必要がなく、カードを提示するだけで買い物ができます。
公共料金は現金払いの場合、コンビニや事業所まで出かけないといけません。
あしたでんき等の新電力や格安スマホの場合、現金払い・口座振替に対応しておらず、支払い方法はクレジットカードのみというケースもあります。
しかしクレジットカードなら口座引き落としに設定できるので、手間がかからず、支払い忘れをすることがありません。
様々なサービスや特典を受けられる
クレジットカードは会員専用に、多彩なサービス・特典を用意しています。例えば楽天カードなら、以下のようなメリットがあります。
楽天カード以外の各社にもさまざまな特典があり、カード選びの重要な要素の1つです。
クレジットヒストリーが出来る
クレジットヒストリーは通称「クレヒス」とも呼ばれ、カード会社や信用情報機関に登録される保有者の利用履歴のことです。
継続的に利用し、期日どおりに料金を支払っていくと良いクレヒスが構築されて、社会的信用力が身につきます。
良いクレヒスを積み重ねると、金融機関からの信頼度がアップするので、その結果として銀行の住宅ローンや自動車ローンを申込むと、審査に通りやすくなるのが利点です。
またクレヒスを蓄積するメリットは、ステータスカード・上級カードを契約できることにもあります。
例えば三越伊勢丹ホールディングスのゴールドカードであるエムアイカード プラス ゴールドをしばらく使い続ければ、1ランク上のエムアイカード プラチナへの招待状が届くことがあります。
その他にも、良いクレヒスを蓄積することで、上位カードのインビテーションが届く事例があります。
インビテーションが必要なゴールドカードには、コスパが秀逸なクレジットカードが揃っています。

付帯保険が適用される
ほとんどのクレジットカードには、様々な保険が付帯しています。特に中心となるのが海外旅行傷害保険で、海外でのケガ・病気の治療費、死亡などの補償をクレジットカード会社が負担してくれます。
海外では医療費が高く、当然日本の保険は適用されませんので、保険に加入して備えておく必要があります。アメリカなどでは、1日入院しただけで数百万円の請求となることも。
アメリカ | |
---|---|
救急車の料金 | 約12万円 |
初診料 | 約2万円 |
個室の病院部屋代(1日あたり) | 約20万円 |
ICU利用代(1日あたり) | 約100万円 |
日本では無料の救急車でさえ、アメリカ・フランスなどの国では料金が発生します。
全体的に日本より高額であり、海外旅行保険がないと、万が一のときに大きな経済的ダメージになってしまいます。
保険が付帯したクレジットカードを持っていれば、限度額内でカード会社が補償してくれるので、会員は高額な出費を避けることができます。
年会費無料のクレジットカードなら、家で寝かせておくだけで補償が上乗せされますので、メリットだけを享受できてデメリットはありません。
使わなくてもお得なクレジットカードなので、サブカードとしておすすめです。
他にも、国内旅行傷害保険や、購入した商品の破損・盗難を補償するショッピング保険などがあります。
現金支払いを先延ばしにできる
クレジットカードは後払いの仕組みであり、その場で手もとに現金がなくても買い物ができるのもメリットです。
カードを利用した日の翌月または翌々月に、指定の金融機関の口座から引き落とされる仕組みです。
したがって、支払いまでしばらく猶予がありますので、うまく活用すれば給料日の後で支払うといったように、支払いタイミングを管理することができます。
クレジットカード会社の支払日の例
クレジットカード会社名 | 締め日 | 支払日 |
---|---|---|
リクルートカード | 15日 | 翌月10日 |
楽天カード | 月末 | 翌月27日 |
三井住友カード | 15日 | 翌月10日 |
月末 | 翌月26日 | |
エポスカード | 4日 | 翌月4日 |
27日 | 翌月27日 | |
イオンカード | 10日 | 翌月2日 |
ダイナースクラブカード | 20日 | 翌月10日 |
オリコカード | 月末 | 翌月27日 |
セゾンカード | 10日 | 翌月4日 |
JCBカード | 15日 | 翌月10日 |
アメリカン・エキスプレス | 3日 | 同月26日 |
7日 | 同月21日 | |
19日 | 翌月10日 |
ポイントやマイルを貯められる
クレジットカードの愛用者には、ポイントやマイルが貯まるのを楽しみにしている方も多いです。
日常生活に必要な支払いをカードに集中させることで、ザクザクと還元を享受できます。
クレジットカード会社には、利用金額に応じてポイントが貯まるプログラムがあり、ポイント高還元率のカードが人気を集めています。
例えばポイント還元率が1%の場合、10万円利用すると1,000円分のポイントがもらえます。
ショッピングに加え、ガス・電気などの公共料金の引き落としでもポイントが付与されるので、コンビニ払いや口座振替にするよりお得です。
代表的なクレジットカードのポイント還元率(通常時)
- リクルートカード:1.2%
- 楽天カード:1%
- ヤフーカード:1%
- JCB CARD W:1%
- dカード:1%
- Orico CARD THE POINT:1%
- 三井住友カード A:0.5%
- ANA一般カード:0.5%~1%マイル還元
- JAL普通カード:0.5%~1%マイル還元
貯まったポイントは、景品や他社のポイントなどに交換することができます。いくつかのカード会社の例をご紹介します。
オリコカードのポイント交換先の例
交換先 | 必要ポイント数 | 移行後ポイント数 |
---|---|---|
Amazonギフト券 | 500ポイント | 500ポイント |
nanacoギフト | 1,000ポイント | 1,000ポイント |
Vポイント | 1,000ポイント | 1,000ポイント |
ANAマイル | 1,000ポイント | 600マイル |
JALマイル | 1,000ポイント | 500マイル |
dカードのポイント交換先の例
交換先 | 必要ポイント数 | 移行後ポイント数 |
---|---|---|
iDキャッシュバック | 100ポイント | 100円分 |
dカード プリペイド | 1ポイント | 1円分 |
スターバックスカード | 3,000ポイント | 3,000円分 |
ドトールバリューカード | 3,000ポイント | 3,000円分 |
JALマイル | 5,000ポイント | 2,500マイル |
上の2社に限らず、Amazonギフト券やnanacoギフトなどのオンラインクーポン・デジタル商品券、スターバックスカードなどの他社カードには等価交換ができますが、マイルに関しては半分前後に減ることが多いです。
マイルに交換するなら、特典航空券、JALどこかにマイル、ANAトクたびマイルなどで、1マイルあたりの価値が高くなるように利用することがおすすめです。
クレジットカード保有の必要性は?
クレジットカードがないと不便、あるいは弊害があるというシチュエーションもありますので、見ていきましょう。
クレジットカードを作らないと個人信用情報が蓄積されない
個人信用情報とは、クレジットカードやローンの利用記録のことです。この情報は、住宅ローンや自動車ローンなどを契約するときに、金融機関が活用します。
個人信用情報がきちんとしていると、しっかり返済できそう、信用できそうな人物として評価されます。ローンの審査も通過しやすくなります。
返済の遅れや返済をしなかった履歴がマイナスとなるのは当然ですが、信用情報自体が真っ白で記録が何もないのも、実は問題です。
30歳以上で信用情報機関に全く記録がない状態は「スーパーホワイト」と呼ばれており、クレジットカードの作成や住宅ローンの契約において不利になります。
一定の社会経験があるのに、全くクレジットカードや割賦販売、住宅ローンなどの利用実績がないのは不自然だからです。
年齢が高いのにスーパーホワイトの方は、過去に金融事故を起こして自己破産などをした方や、何らかのトラブルで氏名を変えた方などが該当するケースが多いので、クレジットカード会社が警戒します。
なお、新社会人の方が多い20代の場合、スーパーホワイトでも問題なく審査に通過するケースが多いです。ただし、利用限度額は低い傾向にあります。
スーパーホワイトだと信用情報を確認しようにも記録がないため、信用力を判定できないことになってしまいます。
よって、将来住宅ローンなどを組みやすくするためにも、クレジットカードで個人信用情報を蓄積することは重要なのです。
インターネット通販はクレジットカードがないと不便
Amazon・楽天などのネットショッピングは便利ですが、当然現金払いはできません。コンビニ払いや銀行振り込みなどを選択できる場合もありますが、対応していない場合も。
最も便利な支払い方法は、ほぼすべてのサイトが対応しているクレジットカード払いです。クレジットカードであれば、ほとんどの場合手数料が発生しないのもメリットです。
例えばAmazonにおける主な支払い方法と手数料を見てみましょう。
支払い方法 | 手数料(税抜) |
---|---|
代金引換 | 発送1件あたり300円 |
ATMでの支払い | 各銀行の定めによる (例)三菱UFJ:無料 |
クレジットカード | 無料 |
コンビニで支払い | 無料 |
代金引換は、300円+税と高額の手数料がかかります。ATM払いは三菱UFJのように無料の場合もありますが、各銀行によって扱いが異なりますので、事前にチェックが必要です。
クレジットカードであれば、どのカードを使っても手数料は無料です。
キャッシュレス決済専門店も存在
数少ないものの、キャッシュレス決済しか使えないという店舗もあります。相鉄フレッサイン 横浜駅東口、ロイヤルホストのロイヤルHDのGATHERING TABLE PANTRY等です。
お釣りの用意・受け渡し(コストが発生)、防犯などの観点でキャッシュレス専門で現金お断りの店舗でも、クレジットカードを持っていれば利用&決済が可能です。
海外旅行ではクレジットカードが必要
海外旅行では、現金自体をあまり持ち歩くことがありません。両替によるコストを最小限に抑えるため、また多額の現金を持ち歩くのは危険なためです。
一般社団法人・海外邦人安全協会によると、海外に渡航する日本人はおよそ年間1,800万人で、毎年およそ2万人が事件や事故に巻き込まれています。そのうち窃盗・強盗・詐欺が9割と群を抜いて多いのです。
現金は海外では狙われることが多く、危険が常に隣り合わせです。持ち歩くキャッシュは少ないに越したことはありません。
先進国や大都市なら大丈夫だろうと思う方もいるかもしれませんが、それは間違いです。窃盗が多発する地域もあります。
治安悪化により外務省から「多額の現金を持ち歩かないこと」「人通りの少ない時間帯での外出を避けること」などの注意喚起が発表されている都市もあります。
例えばスペインは先進国で、マドリード・バルセロナは大都市ですが、それでも細心の注意が推奨されています(在スペイン日本国大使館のガイド)。
また、テロ・デモ・内乱などがある地域もあるので、海外では現金をあまり持ち歩かないほうが良いのです。
したがって、海外では必然的に、クレジットカードで支払うことが多くなります。
海外ではクレジットカードが身分証明書としての役割を果たすことも多く、特にホテルではクレジットカードがないとチェックインができないところもあります。
よくあるQ&A
クレジットカードを持つ必要性について、よくある質問と回答をまとめます。
学生にはクレジットカードは必要か?
学生も、旅行や帰省などでまとまった費用を支払うことがあります。そのようなとき、クレジットカードがあると便利です。多くの現金を持ち運ぶ必要がありません。
Amazon・楽天などネット通販は、クレジットカードを持っていれば簡単に決済ができて、手数料がかかりません。学生の方も、ネット通販は利用する方が多いでしょう。
使い慣れていないことでの使いすぎや支払い忘れなどには注意が必要ですが、学生の方もクレジットカードの利用がおすすめです。
学生専用クレジットカードの中には、年齢制限がないカードにはない独自特典が付帯しているカードもあります。

もしクレジットカードに抵抗がある場合、審査に通過しない場合は、デビットカードがおすすめです。

ゴールドカードやプラチナカードは必要なのか?
クレジットカードにはランクがあり、一般→ゴールドカード→プラチナカード→ブラックカードの順番にランクが高くなります。
ゴールド以上はステータス性の高いカードと評価され、カードの特典が多く、利用限度額も上がります。
特典は旅行やグルメに関するものが多く、会員専用のコンシェルジュサービス、空港のラウンジ利用、ホテルの客室のグレードアップ、レストランの割引などが代表的な特典です。
しかし特典が多い分、年会費も一般より高くなります。ゴールドカードは、格安ゴールドカードでも2千円程度、通常タイプなら年会費1万円~3万円です。
プラチナは格安プラチナカードでも3,000円~1万円となり、2万円~5万円ほどがおおよその相場です。
ゴールドやプラチナを検討するなら、特典を実際に利用する機会があるか、年会費に見合うかで選ぶのがおすすめです。

海外旅行保険はクレジットカードだけで十分か?
クレジットカードの付帯保険は、一般の海外旅行保険と比較しても充分に利用価値があります。
ただし海外の疾病・傷害治療費用は高額であることを踏まえると、1枚だけでは補償額が十分とはいえません。
おすすめなのは、海外旅行傷害保険が自動付帯のクレジットカードを複数所有して海外旅行に行くことです。
なぜなら、疾病治療・傷害治療などは、複数のカードの補償を合算することができるからです。1枚だけでは不十分な補償額でも、合算すれば問題なくなるケースもあるでしょう。
年会費無料カードでは、Booking.comカード、エポスカード、ハマカードがおすすめです。
また、スマリボを活用すれば、ミライノカード GOLDは年会費無料のゴールドカードになり、最高500万円の疾病治療保険・700万円の傷害治療保険を享受できます。
カードを複数持ちたくない方は、海外旅行保険に別途加入することがおすすめ。
クレジットカードの付帯保険と一般的な海外旅行保険は、補償内容を合算することができます。
クレジットカードの支払いの際、サインって必要?
以前は、クレジットカードの支払いの際に、サインもしくは暗証番号の入力が求められることがほとんどでした。しかし現在、サインレス決済(サインの必要がない決済)ができるお店が増えています。
コンビニ・スーパーなど、会計待ちの行列ができやすい場所では、クレジットカードの処理にかかる時間を節約するため、サインレス決済が導入されています。
ただし、サインレス決済は上限金額が設定され、超えるとサインが必要になります。不正利用対策のリスクに備えるため、少額決済に限定されているのです。
またサインレス決済ができるからといって、カードに署名をしなくていいということではないので、カードの裏面には必ず署名をしておきましょう。
不正利用が心配だけど大丈夫?
クレジットカードには盗難保険が付帯しているカードが大多数であり、万が一の紛失・盗難時には不正利用の全額が補償されます。
ただし、補償対象外となるケースもある点に気をつけましょう。
ココに注意
- カード裏面にサインなし
- ETCの車載機器に挿しっぱなしで車を離れる
- 正確な4桁の暗証番号が入力された場合
- 暗証番号が生年月日・電話番号などの場合
- 家族の利用分(子供が親に黙ってゲームで課金した場合など)
- カード会員に故意・重過失がある場合
注意点としてはICチップ搭載カードの場合、4桁の暗証番号が入力されたら、たとえ本人でなくても原則として補償の対象外というカード会社があります。
また、補償の対応はカード会社によって異なり、しっかりと加盟店に確認してくれるカード会社と、ユーザー側に店への確認・交渉を求めるカード会社にわかれています。
一般的なイメージ通り、年会費無料・高還元系カードは、相対的に不正利用時の対応は親切ではない傾向にあります。

一例として楽天カードはトラブルがない場合はお得に使えますが、紛失・盗難以外の不正利用時(カードが手元にあるケース)の対応は芳しくないという評判・口コミが多いです。

クレジットカードの特典って役立つの?
年会費が高いクレジットカードは特典が充実しているとはいえ、コスト以上のリターンを得るのは難しいイメージがありますよね。
しかし、中には特典に鑑みると年会費を遥かに上回るベネフィットを享受できるクレジットカードがあります。
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムは、年会費が45,000円(税抜)と高いものの、使わなくてもメリットが大きいクレジットカードです。

国際ブランド |
---|
電子マネー・Pay・NFC決済 |
---|
- ETC
- 家族カード
- リボ払い
- ショッピング保険
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 航空便遅延費用補償
年会費(税抜) | 発行スピード | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
45,000円 | 1枚無料 | 約1週間 |
基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
3.0% | 1.25% | マリオットボンヴォイのポイント |
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典(5万ポイント迄)が毎年1回プレゼント(年150万円以上の利用)
- 無条件でMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要)
- 年400万円の利用でプラチナエリート
- 年15泊の宿泊実績
- 対象ホテルでポイント2倍
プラチナカード並みの保有コストが発生しますが、お得なメリットが満載であり、年会費を超える価値があります。

国際ブランド |
---|
電子マネー・Pay・NFC決済 |
---|
- ETC
- 家族カード
- リボ払い
- ショッピング保険
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 航空便遅延費用補償
年会費(税抜) | 発行スピード | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
45,000円 | 1枚無料 | 約1週間 |
基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
3.0% | 1.25% | マリオットボンヴォイのポイント |
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典(5万ポイント迄)が毎年1回プレゼント(年150万円以上の利用)
- 無条件でMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要)
- 年400万円の利用でプラチナエリート
- 年15泊の宿泊実績
- 対象ホテルでポイント2倍
ANAマイル、JALマイルを含む約40の航空マイルに、リボ払いの手間なしで1回払いでも還元率1.25%で移行できます。
移行可能な航空マイルは、ANA、JAL、デルタ航空、ユナイテッド航空、アメリカン航空、シンガポール航空、ハワイアン航空、エミレーツ航空、カタール航空、エティハド航空など多種多様です。

マリオットアメックスのポイントは、世界一のホテルグループのマリオットボンヴォイのポイントだけあって、幅広い航空会社と提携があり、使い方によっては高還元です。
- 無料宿泊:3%前後(ホテル・時期によっては1ポイント1円程度で宿泊可能)
- マイルへの交換:1.25%(外資系航空会社の移行レートUPキャンペーン時に交換すると1.6%前後になることも)
マイルに交換するとレートがアップするキャンペーンが定期的に開催されており、その時に移行するとマイル還元率が1.5~1.6%まで上昇することもあります。
航空会社名 | 増量 | 期間 |
---|---|---|
日本航空 JALマイル | +10% | 2020年3月2日~5月10日 |
ブリティッシュ・エアウェイズ Avios | +25% | 2022年4月 |
+35% | 2019年10月28日~12月2日 | |
+30% | 2019年3月1日~3月31日 | |
ユナイテッド航空 MileagePlus | +30% | 2023年10月 2022年9月 2021年9月 2019年10月9日~11月30日 |
アメリカン航空 AAdvantage | +25% | 2021年6月 2019年9月頃~10月30日 |
エアカナダ Aeroplan | +35% | 2019年6月20日~6月26日 |
一例として+30%の時に移行すると、なんとマリオットアメックスのマイル還元率がユナイテッド航空なら1.95%、その他でも基本1.625%に昇華します。
航空会社 | +30%の場合の移行レート | マイル還元率 |
---|---|---|
ユナイテッド航空 | 60,000ポイント→39,000マイル | 1.95% |
その他エアライン | 60,000ポイント→33,750マイル | 1.625% |
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムは年会費が高いものの、コストを圧倒的に上回るお得なメリットが満載であり、年会費を超える価値があります。
主な特典
- Marriott Bonvoy ゴールドエリートが自動付与
- Marriott Bonvoy プラチナエリートを獲得可能(年400万円以上のカードショッピング)
- 宿泊実績が年15泊プレゼント
- 世界中で利用可能な5万ポイントの無料宿泊特典が毎年1回プレゼント(年150万円以上のカードショッピング&継続で)
- 無料宿泊特典に手持ちのポイントを加えて65,000ポイントのホテルまで宿泊可能(5万ポイント+α)
- ザ・リッツ・カールトンとセントレジス2連泊以上の宿泊で100ドル相当のプロパティクレジット(1米ドル115円だと11,500円)
- 海外旅行の手荷物無料宅配サービスは羽田空港も対象(羽田・成田・中部・関空)
なんといっても素晴らしいのは、通常は年50泊必要なプラチナエリート資格をカードショッピングで獲得・維持できる点です。

ポイントをよいレートで、ホテル宿泊や数多くの航空会社のマイルに交換でき、旅行・出張に役立ちます(マリオットボンヴォイのポイントの価値)。
付帯保険も充実しています!
主なプロテクションの最高補償額
- スマホ修理保険:年3万円
- 海外旅行傷害保険:最高1億円
- 国内旅行傷害保険:5000万円
- ショッピング保険:年最高500万円
- キャンセル・プロテクション:年最高10万円
- リターン・プロテクション:1商品最高3万円
- オンライン・プロテクション
主な特典
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典(2名分)が毎年1回プレゼント
- ポイントをよいレートで、ホテル宿泊や数多くの航空会社のマイルに交換可能(マリオットボンヴォイのポイントの価値)
- 保有しているだけでMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要)
毎年、世界中のMarriott Bonvoy参加ホテルで利用可能な「無料宿泊特典」(2名分)がプレゼントされて、これだけで年会費を上回る金額を得することが可能です。
三連休、ゴールデンウィーク、年末年始などの繁忙期で、ホテル代が高い時に利用すると大きな価値があります。
過去の無料宿泊の実績
- 伊豆マリオットホテル修善寺:40,692円(税・サ込。以下同様)
- ウェスティン都ホテル京都:60,929円
- ルメリディアン台北:39,571円
- HOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクション:133,798円(現在は対象外)
- メズム東京、オートグラフ コレクション:53,555円
- JWマリオット奈良:54,331円
- W大阪:70,963円
- ニューヨーク・マリオット・マーキス:トップオフ利用+1万ポイントで101,515円
ザ・リッツ・カールトン、ウェスティン、シェラトン、マリオット、ルネッサンス、ラグジュアリーコレクションなど、秀逸なホテルが日本国内はもちろん世界中に揃っています。

年会費が高いクレジットカードではありますが、無料宿泊・上級会員資格・ハイスペックのポイントの特典が大きいため、年会費をペイできるカードと言われることもあるほどです。


なお国際ブランドはアメリカン・エキスプレスのみですが、日本国内ではJCBと提携しているため、JCBの使えるお店なら原則としてアメックスも使えます。
プロパーのアメックス・プラチナを持っている方の中では、マリオットアメックスも保有して無料宿泊特典を満喫している方もいます。
マリオットアメックスプレミアムは、至高の煌きがあるアメックス・プラチナのホルダーも魅力を感じるカードなのです。
もちろんマリオットアメックスプレミアムには、空港ラウンジ、手荷物無料宅配、無料ポーター、空港クローク、海外での日本語電話サポート(オーバーシーズ・アシスト)などの特典もあります。
クレジットカードの専門家である岩田昭男さんも高く評価しており、おすすめのアメックスの筆頭にマリオットボンヴォイアメックスプレミアムを挙げています。

お得にホテルに宿泊できて家計が頑健化します。トラベルを豊かに彩ることができます。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、おすすめのアメックス、マイル・航空系カードとして挙げていらっしゃいました。
マリオットアメックスはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。

マリオットボンヴォイアメックスは、お得な入会キャンペーンを開催しています。

ポイントはお得に航空マイルへ交換できますし、高級ホテルへの無料宿泊にも使えます。コスパが最強のアメックスであるマリオットアメックスへお得に入会できる特典です。

国際ブランド |
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電子マネー・Pay・NFC決済 |
---|
- ETC
- 家族カード
- リボ払い
- ショッピング保険
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 航空便遅延費用補償
年会費(税抜) | 発行スピード | |
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本会員 | 家族会員 | |
45,000円 | 1枚無料 | 約1週間 |
基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
3.0% | 1.25% | マリオットボンヴォイのポイント |
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典(5万ポイント迄)が毎年1回プレゼント(年150万円以上の利用)
- 無条件でMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要)
- 年400万円の利用でプラチナエリート
- 年15泊の宿泊実績
- 対象ホテルでポイント2倍
※SPGアメックスは新規募集が終了し、2022年2月24日からはMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード、プレミアカードになりました。
まとめ
現在の日本でクレジットカードの必要性は高く、JCBの調査によるとカード保有率は84%となっています。
大多数の日本人は、クレジットカードを1枚以上持っているということであり、必要なのか不要なのかの論点では、必要だと考えている人が圧倒的な多数派となっています。
クレジットカードを保有するメリット
- ショッピング・公共料金の支払いが楽になる
- 現金の支払いを先延ばしにできるため、支払日まで猶予が生まれる
- 空港ラウンジなど、カードに付帯するいろいろなサービス・特典を利用できる
- クレヒスを積み重ねられるので、経済的な信用性が高まる
- 付帯保険が適用され、海外旅行・出張に備えることができる
- ポイントやマイルを貯めることができ、現金払いよりもお得になる
インターネット通販はクレジットカードがないと不便、海外では多額の現金を持ち歩けないなど、クレジットカードが必要とされる場面はたくさんあります。
自分が必要とするカードを見極めて、便利に活用しましょう。もしどうしてもクレジットカードに抵抗がある場合は、Payや電子マネー等のキャッシュレス決済の活用がおすすめです。

現金は万が一の紛失・盗難時は1円たりとも戻ってきませんし、日々の生活費の支払いでも全く得できません。
日常の生活でクレジットカードを上手く活用すると、家計に大きな手助けとなります。
年間で数万円といった金額がお得になり、その分、外食したり旅行したり貯金したり、色んなことができるようになります。
家計が頑健になり、生活を豊かに彩ることが可能となります。自分の状況や好みに応じて上手にクレジットカードを選び、楽しい生活を送りましょう!

年会費無料カードで還元率が1%以上のクレジットカードも多数存在。特におすすめクレジットカードについては以下にまとめています。

還元率が高いおすすめクレジットカードについては以下で丹念に分析しています。

年会費無料でポイント還元率が高いMastercardはダークホースであり、利用可能店舗が世界的に広く為替コストも低いので推奨できます。

各共通ポイントを得やすいクレジットカードもあります。
飛行機に乗る機会がある方なら、マイルが貯まるクレジットカード、航空系クレジットカードがお得です。
JALマイルが貯まるクレジットカード、ANAマイルが貯まるクレジットカードの他、ダークホースとしてはマイレージプラスカードもバリューが高いです。
ポイントやマイルに興味がない方は、キャッシュバックのクレジットカードがお値打ち。ポイントを貯めて交換という作業も省きたい場合、自動キャッシュバックのクレジットカードだと手間フリーです。
クレジットカードの諸々のファクターに着目してランキングを作成しました。

複数枚のクレジットカードを活用すると、より一層お得になります。2枚目・3枚目のサブカードとしておすすめのカードは以下で解説しています。

高級カードになるとコース料理1名分無料サービス、空港ラウンジ、手荷物無料宅配、コート預かりなどの充実した特典が魅力的です。

おすすめのゴールドカードについては、ゴールドカードのランキングをご参照ください。年会費無料のゴールドカード、年会費が安い格安ゴールドカードもあります。
これらの中でも特に優れたゴールドカードは以下で丹念に論述しています。

おすすめのプラチナカードについては、プラチナカードのランキングをご参照ください。その中でも特に特筆に値するカードは以下で徹底的に解説しています。

クレジットカードの頂点であるブラックカードについては、以下で精緻に分析しています。

数多くのブラックカードの中から日本で発行されているカードのランキングを以下にまとめました。

実際にブラックカードを活用したところ、お金では買えない類稀なエクスペリエンスが可能でした。

国際ブランドごとのおすすめクレジットカードについては、Visa・Mastercard・JCB・アメックス・ダイナースにまとめています。
多様な項目での最強のクレジットカード、その中で特にお得な一枚については、以下で論述しています。
