ダイナースクラブ ビジネスカードというクレジットカードがあります。日本初のクレジットカードを発行したダイナースの法人カード・ビジネスカードです。
エッジが効いたビジネス特典、豊富なダイニング関連サービス、稀有なダイニングイベント、日本最大のコース料理1名分無料サービス、世界1,000ヵ所以上の空港ラウンジなど、唯一無二の特典が満載。
実際に長年に渡って提携のANAダイナースカードを活用してきた経験にもとづき、ダイナースクラブ ビジネスカードのメリット・デメリットについて口コミとしてまとめます。
公式サイトダイナースクラブ ビジネスカード オフィシャルページ
目次
年会費は発行枚数が多いとお値打ち
ダイナースクラブ ビジネスカードの年会費は高くなっており、他社の安価なプラチナビジネスカード級となっています。
カード名 | 年会費(税抜) | |
---|---|---|
本会員 | 追加カード | |
ダイナースクラブ ビジネスカード | 25,000円 | 2枚無料 |
JCBプラチナ法人カード | 30,000円 | 6,000円 |
セゾンプラチナビジネスアメックス | 20,000円 ※年200万円利用で1万円 | 3,000円 |
三井住友ビジネスカード for Owners(プラチナ) | 50,000円 | 5,000円 |
三井住友ビジネスカード(プラチナ) | 50,000円 | 5,000円 |
ラグジュアリーカード (チタン) | 50,000円 | - |
しかし、役員・従業員向けの追加カードの年会費は2枚無料であり、4枚まで発行できます(3枚目以降は年5,500円/税込)。したがって、発行枚数が多いとリーズナブルになります。
例えば本会員カード+追加カード2枚(合計3枚)だと、1名あたりのコストは8,334円(税抜)まで低下します。
ビジネスゴールドカード程度の年会費でダイナースクラブの上質のベネフィットを享受できるのでお値打ちです。
合計で10名分のカードを発行した場合、1名あたりの費用は2,700円(税抜)まで下がり、特典・付帯保険に鑑みるとお得になります。
ETCカードの発行手数料・年会費は無料であり、無条件でコスト0円にて保有できます。
Mastercardのビジネスコンパニオンカードとの2刀流
決済専用のビジネス コンパニオンカードを追加コスト無しで保有できます。
世界最大のネットワークを誇るMastercardを決済専用カードとして追加できるので、ダイナースクラブが使えない店舗でもMastercardのサブカードで支払えます。

ダイナースクラブ ビジネスカードの卓越したメリット12選
ダイナースクラブ ビジネスカードはプラチナカード級の年会費だけあって、豊富なベネフィットが満載となっています。
とりわけ国際ブランドとしてのアイデンティティであるダイニング関連の特典は充実しており、群を抜いています。
膨大な数の優待特典が揃っていますが、その中で主要な長所としては11個が挙げられます。
- ダイヤモンド経営者倶楽部の銀座サロン等のビジネス・ラウンジ&コ・ワーキングスペース
- ビジネス・コンサルティングサービス
- ダイナースクラブ ビジネス・オファー
- 1%のANAマイル還元率
- 全国各地の膨大なレストランで1名分が無料!ダイナースのみの店舗も
- 至高の予約困難店を堪能できる「ごひいき予約」「Wishダイニング」
- 世界1,000ヵ所以上の空港ラウンジを利用可能
- JALオンラインを利用可能
- ヒルトン・プレミアム・クラブ・ジャパンの優待入会
- ステータスがあり、利用可能枠に一律の制限がない
- すきやばし次郎会食会・馬主体験など、唯一無二の会員イベント
以下ダイナースクラブ ビジネスカードの主要特典についてブレイク・ダウンします。
ダイヤモンド経営者倶楽部の銀座サロン等のビジネス・ラウンジ&コ・ワーキングスペース
日本を代表する経済・ビジネス出版社であるダイヤモンド社は、「ダイヤモンド経営者倶楽部」という会員制経営者倶楽部を運営しています。
日本経済の活性化に貢献する趣旨のもと、次世代産業の中核を担う中堅・ベンチャー企業経営者の多面的支援を目的として、1993年に設立されたクラブです。
入会資格は経営者・取締役以上の方に限定されており、かつ業種・年商など一定の入会基準を設けられています。
そのダイヤモンド経営者倶楽部の活動拠点として、メンバーのみが利用できる「銀座サロン」という施設があります。
東京都中央区銀座4-9-8(銀座駅B2出口から徒歩3分・東銀座駅A2出口から徒歩1分)という極めて便利な立地です。
なんと、ダイナースクラブ ビジネスカード会員の方は、カードの提示でダイヤモンド経営者倶楽部の銀座サロンを利用することが可能です!
落ち着いた雰囲気のラウンジには、ドリンクも用意されています。商用のついでに寛ぐこともできますし、外出時の打ち合わせなどに利用できます。
嬉しいことに商談・待ち合わせの場所として利用してもOK!
また、ダイヤモンド社の新刊書籍や雑誌も見ることができ、ブックカフェとしても利用できます。
ダイヤモンド社は幾多のベストセラー本を連発リリースしていますし、週刊ダイヤモンドも面白いですね。見放題は嬉しいです!
また、ダイヤモンド経営者倶楽部のオープンセミナーに、ダイナースクラブ ビジネスカード会員専用の優待価格で参加することもできます。
ダイヤモンド経営者倶楽部メンバー限定のラウンジを利用できるのは、幾多のビジネスカードの中でもダイナースクラブ ビジネスカードならではの利点です。
銀座サロンの詳細

その他、THE TOWER LOUNGE CASHIME、Business-Airportも利用できます。
ダイナースクラブ ビジネスカードは銀座によく行く機会があり、ダイヤモンド社の書籍に関心があるエグゼクティブの方には、絶大なメリットがあるビジネスカードです。
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ビジネス・コンサルティングサービス
ビジネスオーナーの方に、自社に関するさまざまなお悩みに対する相談窓口として、 三井住友信託銀行および三井住友トラスト・グループ各社を紹介してくれます。
事業承継、M&A、 IPO、 不動産売買などの相談も可能です。
ダイナースクラブ ビジネス・オファー
個人向けダイナースクラブカードにはない特典として、ビジネスシーンで活用できる加盟店優待プログラムが用意されています。
主なメリット
- G-Searchデータベースサービスの月額基本料が6ヵ月間無料
- 健康診断の優待
- 海外おみやげ宅配サービス
- フィットネス優待
- 法律相談(法律顧問契約)の優待
- 税務相談の優待
- オフィスステーションの優待
- G-Callショッピングの優待
ANAマイル還元率が1%
ダイナースクラブ ビジネスカードはカードショッピングで貯めたポイントをANAマイルに交換できます。
年6,000円(税抜)の追加コストが必要ですが、年4万マイルまでは還元率1%でANAマイルを貯められるのがメリットです。
ANAカードであればもっと低コストで同じマイル還元となりますが、非ANAカードでは合格水準の還元率であり、メインカードとしても活用できるクオリティです。
全国各地の膨大なレストランで1名分が無料!ダイナースのみの店舗も
日本国内の約280店のレストランで、所定のコースメニューを2名以上で予約すると1名分のコース料理代金が無料となる「エグゼクティブダイニング」というサービスが受けられます。
レストランの中には、6名以上か8名以上で所定のコースメニューを利用すると、2名分のコース料金が無料になる「グループ特別プラン」がある店舗もあります。
利用できるのは1店舗あたり半年に1回ですが、合計の利用回数は無制限なので、極端に言えば100店舗利用し、100万円といった金額をお得にすることも可能です。
高級レストランにいく機会がある方なら、ダイナースクラブ ビジネスカードはコストが高いどころか、むしろ最高にお得なクレジットカードに昇華します。
ダイナースクラブ・エグゼクティブ・ダイニングは、年会費130,000円(税抜)のアメックスプラチナ、年会費50,000円(税抜)の三井住友カード プラチナ、JCB THE CLASSの類似サービスを上回る店舗数です。
コース料理1名分無料サービスの利用可能店舗数は競合サービスと比較すると多く、ダイニングに強みがあるダイナースらしくなっています。
- ダイナース プレミアム エグゼクティブダイニング:約380店舗
- ダイナースのエグゼクティブダイニング:約280店舗
- 招待日和系のサービス(ゴールドダイニング、2 for 1 ダイニング、Taste of Premium等):約250店舗
- ビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポン:約200店舗
- JCBのグルメ・ベネフィット:約130店舗
- 三井住友カード プラチナのプラチナグルメクーポン:約100店舗
対象レストランの一例としては、ベージュアラン・デュカスプロデュースの「ビストロブノワ」があります。
このお店は他のクレジットカードは対象外なので、ダイナースならではのメリットです。

エグゼクティブ・ダイニングは、誕生日や記念日のディナーや会食がお得になってはかどります。店舗一覧、サービス内容の詳細は以下にまとめています。

至高の予約困難店を堪能できる「ごひいき予約」
草喰なかひがし、銀座 小十、日本料理 龍吟、青空などの予約困難店で、発生したキャンセル分の席を「ごひいきさん」のように当日予約できるサービスがあります。
大人気の有名店で出たキャンセルの席を予約可能。各ジャンルでの第一人者、レジェンドの料理を堪能できるのはファンタスティックです。参加店の中では「銀座 小十」に行ったことがあります。
ミシュラン三ツ星を獲得以降、その勢いを止めることなく、いまや、パリにまで出店した日本が誇る日本料理店です。
吟味を重ねた食材と類まれな技術で仕立てる料理は、四季を感じさせながら滋味に溢れ、どれもが清らかな美味ばかりです。
穏やかな笑顔で迎えてくれる店主・奥田氏が紡ぎだす美味の数々を求めて、世界中からゲストが訪れる日本屈指の名店です。
農林水産省から「日本食普及の親善大使」に任命されており、数多くの書籍も出版なさっています。代表作は以下のとおりです。
このような至高の名店を予約可能になるのが大きなメリットです。詳細は以下で精緻に分析しています。

また、インターネットで予約の取りにくい大人気店の席を事前に予約できる「Wishダイニング」があります。
ミシュラン星付き店舗も名を連ねており、敷居が高いお店をサクッと簡単に予約できます。
有名な店舗に電話して予約するというのは面倒な側面がありますが、ダイナースクラブ ビジネスカード会員はネットで予約できるので利便性が高いです。

世界1,000ヵ所以上の空港ラウンジを利用可能
ダイナースクラブ ビジネスカードを保有していると、「クラブラウンジ」というダイナースが世界的に設定している会員用の空港ラウンジサービス網を年10回無料で利用できます(年11回目以降は1回税込3,500円)。
世界1,000ヵ所以上において利用でき、空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの中でもエッジが利いています。
日本国内では32空港51ヵ所、海外では国内外1,000ヵ所以上の空港ラウンジが利用できます。国内の一部ラウンジでは到着時にも利用可能です。
利用対象ラウンジには、VIPラウンジ(ファーストクラス・ビジネスクラス利用者向けラウンジ)も含まれています。
本来はビジネスクラス以上の搭乗者か、航空マイレージプログラムの上級会員に限定されている航空会社運営のVIPラウンジは、シャワー室があるなど内容が充実しています。
日本国内ではKAL Business Class Loungeなどを利用可能です。
- 羽田空港:ビュッフェレストラン、TIATラウンジ、足湯・マッサージ等
- 鉄板焼くり田、ぼてぢゅう屋台、IASS希和、IASS虚空、その他レストラン
- 関空ANAラウンジ、関空ぼてぢゅう、カフェラウンジ NODOKA
- 中部国際空港セントレア(レストラン・温浴施設も)
各種ソフトドリンク、アルコール、パスタ、野菜炒め、揚げ物、デリ、サンドイッチ、サラダバー、ヌードルバー、おにぎり、ピラフ、ケーキ、果物などが用意されており、フルスペックの食事を楽しめるラウンジもあります。
日本の近くですと、仁川国際空港のHUBラウンジ、香港国際空港のプラザプレミアムラウンジ、上海・浦東空港にあるVIPラウンジなどが豪華です。
ドバイの空港ラウンジでは隣接しているホテル内のファーストクラスラウンジを利用可能です。
プライオリティパスでも利用不可能な空港ラウンジであり、ゴージャスで華やかです。また、ロンドンのラウンジも豪華になっています。
イギリスのSKYTRAXが認定した世界最高の独立系空港ラウンジ(2018年)の中では、シンガポール・チャンギ国際空港 T1のSATSプレミアラウンジをダイナースクラブカードが利用可能です。
ダイナースクラブ ビジネスカードのラウンジ特典は非常に充実しており、他のゴールドカードにはない価値があります。

JALオンラインを利用可能
ダイナースクラブ ビジネスカードは、JALオンライン(JAL国内線出張手配サイト)を利用できます。導入費・使用料・年会費などは一切かかりません。
JALオンラインは、契約した法人の経営者・従業員が、24時間365日いつでもどこでも国内線の予約、発券が可能な法人向けのインターネット予約サービスです。
出張精算の効率化ができ、JALオンライン限定運賃「eビジネス6」も利用可能です。
JALオンラインでクラスJを予約して新規に発券すると、クラスJ料金(1,000円)が無料となるキャンペーンを定期的に開催。サクララウンジが利用できるキャンペーンも開催事例があります。
しかも個人でJALを普通に予約するのと同様に、先得割引・特便割引を利用でき、JALマイル・FLY ON ポイントも積算されます。
出張・旅行で八面六臂の活躍を見せてくれるサービスです。

ヒルトン・プレミアム・クラブ・ジャパンの優待入会
ダイナースクラブ ビジネスカード会員は、ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンへお得に入会できます。
ダイナースクラブ ビジネスカード会員なら、初年度年会費が通常25,000円(税込)のところ1万円(60%OFF)となります。
しかも入会時に対象ホテル宿泊時に使える1万円分の宿泊・レストラン割引券がもらえるので、年会費は実質0円になります。
1万円割引券は更新時も得られて、有効期限前に更新するとHPCJの年会費は10,000円(税抜)になるので、2年目以降も実質無料で利用できます。
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンは着実にお得な特典があるので、実質無料で入会できるのはバリューが高いです。
主なメリット

ステータスがあり、利用可能枠に一律の制限がない
ダイナースクラブカードは富裕層御用達であり、ステータスが高いクレジットカードの筆頭です。高いステータスはビジネスシーンで効力を発揮します。
人は他社が使うクレジットカードを意外にも見ているという統計データがありますので、テーブル会計の時にダイナースクラブ ビジネスカードを提示したら、社会的信用力の時にUPにつながります。
また、ダイナースクラブ ビジネスカードには、一律の限度額は設定されていません。
ただし、無制限にカードが利用できるわけではなく、ユーザー一人一人の状況に応じてフレキシブルに利用に際しての目安額が設定されています。
通常のカードショッピングであれば、少なくても数千万円台まではアメックス同様に事前入金すれば決済できます。
ビジネスシーンでは時として多額の決済が必要となることもあります。しかし、そのような場合でも、ダイナースクラブ ビジネスカードなら安全・安心です。
例えば、事前に3000万円を銀行口座に振り込めば、限度額3000万円のクレジットカードとして使えて、大量のポイントを得られます。

すきやばし次郎会食会・馬主体験など、唯一無二の会員イベント
ダイナースクラブ ビジネスカードは会員イベントが充実しており、「クラブ」としての魅力があります。

アメックスにもない唯一無二のイベントが満載であり、人生を豊かに彩ることができます。
- 「すきやばし次郎」での会食イベント
- フランス大使公邸でのディナー
- フランスレストランウィークのガラディナー
- 馬主体験
- 醍醐寺の観桜会
- 若手女子プロとのダイナースクラブ カップ、
- 「ジュール・ヴェルヌ」&シャンパーニュ「ベル エポック」
決してお高くて敷居が高いイベントばかりではなく、ランチ2,500円のイベントもあります。



実際に私も複数のイベントに参加したところ、高い満足度に包まれました。
#ダイナースクラブ ビジネスカード を持って良かったことの一つは、#すきやばし次郎 の会食会に参加できたこと。当選まで3年かかりましたが、最高峰の #鮨 を堪能できて素晴らしかったです。#寿司 好きにおすすめhttps://t.co/GqfrAaicm2 pic.twitter.com/Uqp2TIUbxh
— まつのすけ (@matsunosuke_jp) March 6, 2020
以前にはフィギュアスケートでオリンピック金メダリストの荒川静香さんによるスケートレッスンのイベントも有りました!
ダイナースクラブ ビジネスカードのイベントについては、クレジットカードの専門家も高く評価しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、ダイナースのイベントを高く評価なさっていました。

東福寺の橋から紅葉を眺められて、通常は写真撮影禁止のゾーンにおいて、会員貸切イベントでは写真撮影できました。
参加者とお話したところ、イベント参加のためだけにダイナースクラブ ビジネスカードを持っているという方もいました。
2万円前後のプラチナカードよりも若干高いけれども、ダイナースは会員イベントが充実しており、それが魅力的な特典です。
特に使っていて便利なのは上位カードのプレミアムカードです。
クレジットカードのレジェンドがダイナースのイベントを高く評価なさっています。

総合的にダイナースクラブ ビジネスカードは主な特典だけで年会費を超える価値があり、人生を愉しむ人が保有するにふさわしいクレジットカードだというのが私の評判・口コミです。
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以下では実際に活用した経験にもとづいて、その他のダイナースクラブ ビジネスカードの特典や利点、逆に保有する上で注意すべきデメリットについて掘り下げて解説します。
ダイナースクラブ ビジネスカードのポイントの仕組み
使い道はANAマイルがおすすめ
ダイナースクラブ ビジネスカードは高級クレジットカードですが、ポイント制度も魅力的です。
100円(税込)ごとに1ポイントを得られて、基本還元率は1%。ダイナースクラブポイントアップ加盟店では2倍以上のボーナスポイントを得られます。
ただし、国税でクレジットカード払いなど、一部ポイント加算対象外・還元率が0.5%の特定加盟店があります。
主な交換先
- 航空マイル
- キャッシュバック・ギフト券・金券類・共通ポイント
- 品物への交換
- 航空マイル(JAL・ANA・ハワイアン航空・ユナイテッド航空)
ダイナースクラブ ビジネスカードのポイントの使い道は、ANAマイルへの交換が最もお得です。
6,000円(税抜)のダイナースグローバルマイレージへの加入で、1ポイント1ANAマイルに交換可能。
マイル還元率は1%であり、1マイルの価値を2円と考えると実質還元率2%です。
ネット通販ではボーナスポイント
ダイナースクラブ ビジネスカードは「ダイナースクラブ ポイントモール」を利用でき、ネット通販でボーナスポイントを得ることができます。

楽天市場、Yahoo!ショッピング、Apple Storeなど、使い勝手がよくて便利なオンラインショップでお得にボーナスポイントを獲得できます。
ボーナスポイント付与の単位は5,000円で、キャッシュバックは100円ごとになります。切り捨てを考慮してどちらが得かを選ぶのが基本です。
ポイント有効期限
ダイナースクラブ ビジネスカードのポイントの有効期間は無期限です、ポイント失効リスクがありません。
大手クレジットカード会社のジャックスの調査では、ポイントに意識的な人でさえ3割も失効しているというデータがあります。
こうした状況下でじっくりと貯めていけるのは大きなメリットです。お得な有効期限が無期限のクレジットカードです。
ただし、最もお得なANAマイルへの交換は年4万マイルが上限なので、あまり貯め込まず定期的に交換するのがおすすめです。
豊富なダイニング特典
ダイナースクラブ ビジネスカードには、主な12大メリットで取り上げたエグゼクティブ ダイニング、ごひいき予約、Wishダイニング以外にも、豊富なダイニング特典があります。
おもてなしプラン
シェフやオーナーのこだわり・おもてなしが詰まっている「おもてなしプラン」があり、全国各地のレストランで優待割引を受けられます。
例えば、アルマーニ・リストランテ銀座ではウェルカムドリンクとしてスプマンテをいただけました。
店・席・料理の全てが重要な大事な会食や、大切な人と過ごす記念日のディナーなどで有効活用できます。
希望の対象店舗に直接電話で予約して、その際に「ダイナースクラブ会員である旨」を伝えればOKです。
期間は前日までの予約という店舗が多いですが、中には当日予約でよかったり、注文時にダイナースの特典を使う旨を伝えればよいお店もあります。

ダイナースクラブのお取り寄せ
通販で上質の食品を買える特典です。「七賢 ダイナースクラブ60周年記念酒 純米大吟醸」といったハイ・クオリティーのダイナースクラブ会員限定商品を購入できます。
また、「婦人画報のお取り寄せ」で即完売してしまう人気商品も、ダイナースクラブ会員限定で数量確保されており、買える可能性がアップします。

料亭プラン
一般客では予約が取れない高級料亭をダイナースクラブ・デスクが代行予約してくれます。紹介者なしで初めて使いたい料亭がある場合に便利です。
「ダイナースクラブ リザベーションデスク」へ電話すれば利用できます。料理の内容から演出まで要望を伝えることができます。
金田中、赤坂 浅田、新喜楽などの名店が揃っています。料亭プランの詳細については、以下で精緻に分析しています。

ナイトイン銀座
銀座のオーセンティックバーやクラブでお得な優待特典を享受できます。
バー店舗でウェルカムドリンク1杯、CLUBは初回利用時のお得なプランが用意されています。

ひらまつの優待
全国各地の「ひらまつ」グループのレストランにて優待割引を受けられます。

アラン・デュカスのレストラン優待
東京、パリ、モナコ、ロンドン、ニューヨークなどにレストランを展開するフランス料理シェフ、アラン・デュカスが運営する国内外のレストランで特典が受けられます。
ベージュ アラン・デュカス 東京、ビストロ ブノワ等でお得に美食を堪能できます。

国内外の出張・トラベル特典が膨大
ダイナースクラブ ビジネスカードには、主な12大メリットで取り上げた空港ラウンジ(世界1,000ヵ所以上)、ハワイ優待以外にも、豊富な出張・トラベル特典が備わっています。
旅行特典の種類
- 手荷物無料宅配 (帰国時)
- 国内外のホテル・旅館の宿泊優待、Hotels.com割引
- 空港送迎タクシー
- 旅行・出張時の現地でのサポート・各種手配
- 空港送迎タクシー、空港送迎特急列車、海外旅行・出張の前泊
- ヘリコプター体験飛行、チャーター飛行・クルージング・ 遊覧飛行優待
- 一休プレミアサービスのプラチナ会員の体験
- パッケージツアー割引
- レンタカー・カーシェアリング優待
- サンパーキング優待
- ショーファーカーサービス
- JALエービーシーの空港宅配、レンタル携帯電話、海外レンタルWi-Fi、手荷物一時預かりの優待
- グローバルWiFi優待
- JR東海エクスプレス予約
- ダイナースクラブ共通の優待特典
ダイナースクラブ ビジネスカードはハワイで豊富な特典を用意しており、プライベートでのハワイ旅行にも役立ちます。
主な特典
- Lea Leaトロリーの一週間乗車券をプレゼント
- Lea Leaラウンジで快適な休憩
- ハワイのホテルでのアップグレード・朝食無料・レイトチェックアウトなどのサービス
- コンドミニアムの優待(長期滞在もお得)
- Shop Hawaiiでお得なショッピング
- 楽しいエンターテイメント優待
- レンタカー優待で快適な移動
日本人に馴染み深い海外リゾートのハワイに定期的に旅行するという方も多いでしょう。その場合に役立ちます。

ライフスタイル優待
ダイナースクラブ ビジネスカードは、グルメ・旅行だけではなく、日々の生活の多様なシーンで役立つ優待特典が満載となっています。
主なベネフィット
- 名門ゴルフ場の予約などのゴルフ優待
- コナミスポーツクラブ優待
- ホテル内フィットネス 特別優待
- CLUB100 パーソナルトレーニング
- 人間ドック優待、プライベート看護サービス
- ヘリコプター優待
- 乗馬優待
- ダイナースクラブ チケットサービス
- ギルト 会員特別優待
- 会員誌 SIGNATURE
- 三井住友信託銀行のプライベートバンキング来店予約サービス
- 三井住友信託銀行の優待特典
充実の付帯保険
ダイナースクラブ ビジネスカードには国内外の旅行傷害保険、ショッピング保険などが付帯しています(ダイナースクラブ ビジネスカードの保険詳細)。
旅行保険は最高1億2千万円であり、チタンカードにも国内外の航空機遅延保険がある点が優れています。
ショッピング保険
ダイナースクラブ ビジネスカードで購入した品物が、偶然な事故で破損したり盗難に遭った場合、その損害額が補償されます。
限度額 | 年間500万円 |
自己負担 | 1事故あたり10,000円 |
補償期間 | 購入日から90日以内 |
補償対象外の例 | 航空機、船舶、自動車、原動機付自転車、自転車、ハングライダー、サーフボード 義歯・義肢、補聴器、コンタクトレンズ 動物及び植物 現金・手形・小切手・その他の有価証券、印紙、切手、乗車船券、小切手、チケット 食料品(酒類を含む) |
特筆すべきなのは、スマートフォン、パソコンも補償の対象である点です。iPhone、Xperia、GALAXY、iPad、ノートPCなどをダイナースで購入すると、しっかりと補償対象となります。
他のクレジットカードのショッピング保険では、スマホ・ノートPCは対象外というカードが多いです。ダイナースはこれらも守られる点にエッジ・優位性があります。

iPhone等のスマホ購入におすすめのクレジットカードと高く評価できます。
海外旅行保険は最高1億円
日本を出発してから最高90日まで、最高1億円の充実の補償が受けられます。嬉しい自動付帯で、家族会員も本会員と同等の補償でパワフル。
補償項目 | カード会員・家族カード会員 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高1億円(内5000万円は利用付帯) |
傷害治療費用 | 最高300万円 |
疾病治療費用 | 最高300万円 |
賠償責任 | 最高1億円 |
携行品損害 | 1旅行最高50万円 / 年間100万円 |
救援者費用 | 最高 年300万円 |
海外は医療費が高く、数日間の入院で400~500万円といった費用がかかる地域もあります。
より磐石の体制を構築するならば、年会費無料で海外旅行保険が自動付帯のサブカードを保有すれば上乗せ可能です。
死亡・後遺障害以外の補償は上乗せされるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。
海外旅行保険プラスという長期滞在時の保険料が安くなる付帯保険も利用できます。留学やワーキングホリデー、長期赴任の際に役立ちます。
国内旅行保険も最高1億円
国内旅行では旅行傷害保険の適用は、旅行代金をダイナースクラブ ビジネスカードで決済することが条件です(利用付帯)。
具体的には、公共交通乗用具(航空機、電車、バス、タクシー等)または、募集型企画旅行の料金をダイナースクラブ ビジネスカードで支払った場合に適用となります。
補償内容 | 金額 |
---|---|
死亡・後遺障害 | 最高1億円 |
入院 | 日額5,000円 |
手術 | 入院中5万円、その他2.5万円 (公的医療保険制度の給付対象の手術が対象) |
通院 | 日額3,000円 |
Apple Payに対応!Suicaチャージはポイント対象外
7以降のiPhone、Series 2以降のApple Watchは、おサイフケータイに類似するサービス「Apple Pay」が利用可能です。
モバイルSuicaに類似した仕組みで電車・バス等に乗ることができます。また、iDかQUICPay・nanaco・WAONの店舗でお買い物することが可能です。
ダイナースクラブ ビジネスカードをApple Payに登録するとQUICPayとして割り当てられ、QUICPay加盟店での支払いで1%のポイントを得られます。
ただし、Apple PayのSuicaへのチャージはポイント対象外です。
個人向けのダイナースクラブカードのコンパニオンカードなら、Apple PayのSuicaへのチャージが1%還元となります。

追加カードが2名無料
ダイナースクラブ ビジネスカードで強烈なのは、追加カードの発行が2枚まで無料である点です。
年会費
- 基本会員:25,000円(税抜)
- 追加会員2名まで:無料
- 追加会員3名以降:5,000円(税抜)
追加カードをフルに発行すれば、充実したベネフィットと高いステータスを誇るダイナースのビジネスカードをリーズナブルに維持できます。
追加カードの利用分は、基本会員(本会員)のポイントと合算されるので、従業員のカード利用分もオーナーに集約可能。 ポイント・ マイルが分散することなく効率的に貯めることができます。
ダイナースクラブ ビジネスカードの悪い口コミ
ダイナースクラブ ビジネスカードは長所が多い反面、短所も存在しています。
主なデメリット
- 店員さんがカードを物珍しそうに見ることあり
- 高い年会費
- ANAマイル以外は還元率が低い
- 電子マネーチャージ・Payに弱い
店員さんがカードを物珍しそうに見ることあり
ダイナースクラブ ビジネスカードはカード右下に国際ブランドのロゴがなく、また保有者がVisa・Mastercard・JCB等と比較すると少ないです。
したがって店員さんが初めて見るカードとなることがあり、どちらからカードリーダーに通せばいいのかとカードの裏面を見ることがあります。
ダイナースは保有者が限られているクレジットカードですので、「目立ちたくない」「他の人と同じカードがいい」という方には向いていません。
もしシンプルなカードデザインが希望で、かつ目立ちたくないという方は、三菱UFJニコスの三菱UFJカード VIASOカードがおすすめです。
三菱UFJカード VIASOカードはお得な入会キャンペーンも魅力的です。

また、30年ぶりにカードデザインを一新した三井住友カードも選択肢です。
なんと一般カードでも海外で発行されているVisaインフィニットカードと同じロゴです。シンプルながら個性も控えめにキラリと光っており、絶妙なバランスとなっています。
これは三井住友カード等の一部カードだけであり、オンリー・ワン、スペシャル・ワン、エアフォース・ワンのパワーを放っています。
年会費が高額
年会費が27,000円(税抜)と高額なので、キャッシュフローにはダメージが及びます。
特典を利用しないとコスト負担ばかりが嵩みますので、レストラン利用・旅行の機会が少ない方にとっては保有の利点が低下します。
ANAマイル以外は還元率が低い
ダイナースクラブ ビジネスカードのマイル還元率は、ANAマイルは1%ですが、年4万マイルが上限となっています。
ANAマイルに交換できるのは、一般加盟店でのカードショッピングでは年400万円(1ヶ月あたり約333,400円)まで。大多数の方は問題ないでしょうが、突破する場合は還元率が低下してします。
その他の交換先は還元率が0.3%~0.5%程度のことが多いので、カード利用額が大きい方にとっては、無制限でマイルに移行できるANAダイナースカードがおすすめです。
電子マネーチャージ・Payに弱い
ダイナースクラブ ビジネスカードは、SMART ICOCA以外の電子マネーへのチャージで、ことごとくポイントが貯まらないのが短所です。
それ以外の電子マネーにチャージしたい場合は、サブカードとして対応のクレジットカードを使いましょう。おすすめのクレジットカードは下表の通りです。
電子マネー | カード名 | 還元率 | 年会費(税込) |
---|---|---|---|
nanaco | セブンカード・プラス | 0.50% | 無料 |
楽天Edy | リクルートカード | 1.20% | 無料 |
エポスカード | 0.50% | 無料 | |
WAON | イオンカードセレクト | 0.50% | 無料 |
JALカード (JCB/ TOKYU/DC) | 0.5-1.0% | 2,200-34,100円 | |
モバイルSuica | ビックカメラSuicaカード | 1.50% | 年1回の利用で無料 |
「ビュー・スイカ」カード | 1.50% | 524円 | |
PASMO | Apple PayのPASMOは Tカード Primeがお得 | 最大1.5% | 実質無料 |
TOKYU CARD ClubQ JMB | 1.00% | 1,100円 | |
ANA To Me CARD PASMO JCB | 0.5-1.0% | 2,200円(初年度無料) | |
OPクレジットカード | 0.50% | 年1回の利用で無料 | |
JALカード OPクレジット | 0.5-1.0% | 2,200円 | |
モバイルPASMO、 SMART ICOCA | リクルートカード (VISA / Mastercard) | 1.20% | 無料 |
Delight JACCS CARD | 1.00% | 無料 | |
オリコカードザポイント | 1.00% | 無料 |
また、コード決済のPayには非対応となっており、モバイル決済手段はApple Payのみです。Androidユーザーはスマホで支払うことができません。
ダイナースクラブ ビジネスカードの評判・口コミまとめ
ダイナースクラブ ビジネスカードは日本初のクレジットカード会社が発行しており、年会費は高くても高品質という点でエッジが効いているハイ・クオリティー・カードです。
ビジネスプロフェッショナルのためのカードであり、ビジネスオーナー、企業経営者、個人事業主、士業、会社役員の方に役立ちます。

会員限定のイベントも充実しており、クラブとしての魅力も高いクレジットカードです。年会費は高めですれけれども、保有して特典を活用していけば、人生を豊かにすることができます。
決済手段というクレジットカードの枠を超えて、ダイニング・トラベルなど多様なシーンで、上質なサービスや素晴らしい体験など高い付加価値を兼ね備えています。
特に大きなメリット
- ダイヤモンド経営者倶楽部の銀座サロン
- ダイナースクラブ ビジネス・オファー
- ビジネス・コンサルティングサービス
- 役員・従業員用の追加カードが無料
- ステータスが高く、利用限度額も高額なケースあり(ビジネスシーンで活躍)
- ダイナースグローバルマイレージで1%のANAマイル付与率(ダイナースクラブのポイント詳細)
- 高級レストランにて2名以上のコース料理利用で1名分無料
- ポイントの有効期間が無期限(マイルも無期限で貯められる)
- 年10回まで世界1,000ヵ所以上の空港ラウンジが利用可能(日本国内では成田のKALラウンジもOK)
- 充実の付帯保険(旅行傷害保険、ショッピング・リカバリー)
- 豊富なダイニング・サービス(おもてなしプラン、料亭プラン、ダイナースクラブのお取り寄せ 等)
- 手荷物無料宅配サービス
- デュカス優待、ハワイでの優待、便利なダイナースクラブ スマホアプリ、ダイナースクラブ チケットサービス
- 海外旅行先での24時間無料の電話サポート(日本語)
- 痒いところに手の届く充実の会員サポート「ダイナースクラブコールセンター」、ゴルフ優待、コナミスポーツクラブ優待
- ダイナースクラブ限定イベント(ダイニング、馬主体験、醍醐寺の観桜会、若手女子プロとのダイナースクラブ カップなど)
豊富なベネフィットに鑑みると、年会費を超える価値があると評価できます。

ダイナースは流麗な制度が満載であり、人生がもっと楽しくなるクレジットカードです。一度使ったらもう手放せません。
私は入会前と入会後では、生活の豊かさが圧倒的に変わりました。サービスを利用したり、イベントに参加することで、それまでになかった体験が可能になっています。

家族カードの特典も充実しており、空港ラウンジ、本会員同様に最高1億円の国内外の旅行傷害保険、グルメサービスなどで、 本会員と同様のサービスを利用できます。

サービスの面でも、他のゴールドカード以上の充実した内容となっており、プラチナに肉薄しています。レストランを利用したり、海外旅行・出張に行く機会があるとお得なカードです。
ダイナースクラブはまさに「人生を彩るクラブ」であり、お得な特典で生活を豊かにすることができます。
まだお持ちでなければこの機会にぜひご加入してみてはいかがでしょうか。