ダイナースクラブカード、銀座ダイナースクラブカード、ダイナースプレミアム、ダイナースクラブ ビジネスカード、三井住友信託ダイナースクラブカードのポイントはマイルに交換可能です。
「ダイナースグローバルマイレージ」という制度であり、5つの航空会社のマイルに移行することが可能です。特にANAマイル、ユナイテッド航空のマイレージプラスが使い勝手が良好です。
しかし、2018年12月21日から、ANAマイレージクラブの年間移行マイル数の上限が4万マイルに改悪されました。
また、2020年2月1日からはANA以外の航空マイルへの交換レートが半減します。
2020年のダイナースのマイル改悪
2020年2月1日交換分から、ダイナースクラブカードのポイントの交換レートが、4つの航空マイルで半減します。
改悪
2,000ポイント=1,000マイル
対象の航空会社はANA以外となります。
- デルタ航空 スカイマイル
- ユナイテッド航空 マイレージプラス
- アリタリア-イタリア航空 ミッレミリア
- 大韓航空 スカイパス
ダイナースクラブカードのマイル還元率が、ANA以外は半減と大幅に低下しました。
カード名 | ANA | ANA以外 |
---|---|---|
ダイナースクラブカード 銀座ダイナースクラブカード 三井住友信託ダイナースクラブカード ニューオータニクラブ ダイナースクラブカード BMWダイナースクラブカード | 1.0% | 0.5% |
ダイナースクラブ プレミアムカード | 国内:1.5% 海外:2.0% | 国内:0.75% 海外:1.0% |
レギュラーカードは一般加盟店では年400万円まで、プレミアムカードは国内約266.7万/海外200万円までしかお得なレートでマイルに交換できません。
ただし、カードショッピングがこの範囲内に収まる方にとっては、改悪は無関係の話であり、これまで通りお得にダイナースのポイントをマイルに交換してフライトできます。
改善点も存在。年間移行マイル数の上限が100,000マイルだったのが、デルタ航空は14万マイル、ユナイテッド・アリタリア-イタリア・大韓航空は12万マイルにUPします。
代わりとしては、ダイナースクラブカードの中ではANAダイナースカードが有力候補です。
交換先はANAマイル限定となりますが、上限なしでショッピング利用で貯めたポイントをマイル移行できるのが大きなメリットです。
ダイナース以外の国際ブランドでもOKなら、個人用カードではSPGアメックスが最有力候補です。
アメックスとマリオットインターナショナルが提携して発行しているクレジットカードです。
本会員の年会費は31,000円(税抜)、家族カードの年会費は15,500円(税抜)です。
カード利用100円毎に3ポイントが貯まり、6万ポイントを一度にマイルに交換すると25,000マイルに移行できるので、マイル還元率が1.25%。マイル移行手数料も不要です。
ユナイテッド航空のマイレージプラスは交換レートが優遇されており、6万ポイント→27,000マイルに移行できます。UAのマイルへの交換は1.35%です。
SPGアメックスのポイントは、40社以上ある提携航空会社のマイルへ移行できます。
ANA、JAL、デルタ航空、ユナイテッド航空、アメリカン航空、ハワイアン航空、エミレーツ航空、カタール航空、エティハド航空、シンガポール航空、アラスカ航空など多種多様。
複数のマイルを貯めており、ANAとJALの両方に乗る方、海外エアラインにも搭乗する方におすすめです。
JALマイルにも移行できるので、JALマイル還元率が1.25%と最高水準です。
JALマイルでエミレーツ航空のファーストクラスに搭乗することもできちゃいます!
人生初の砂漠はめっちゃ楽しかったです。ラクダ乗り、砂漠の中のプール、砂漠で飲むワインなど至福でした。
非日常の体験ができる旅行は最高
砂漠から帰ってきたら台風(´;ω;`)
ホテルはマリオットのポイントで無料宿泊♪https://t.co/GELgwiWN5V#マリオット #マリオットボンヴォイ #SPGアメックス pic.twitter.com/dr5RxSd6Ol— まつのすけ (@matsunosuke_jp) October 11, 2019
エミレーツ航空のファーストクラスは、ドバイ発便の場合、シャンパンがなんとドンペリ P2(正規品は6万)。
また、ウイスキーのダルモア キング・アレキサンダー3世(日本では入手困難)が至高。飲めたのは人生の良い思い出ですw
JALマイルで乗りました!https://t.co/op8XkRGtg7#JALマイル #マイル旅 pic.twitter.com/xhDwlmXNgU— まつのすけ (@matsunosuke_jp) October 23, 2019
しかもポイントをお得なレートでマイルに移行できるキャンペーンを定期的に開催しており、1.5%以上のマイル還元率に昇華させることが可能。
航空会社名 | 増量 | 期間 |
---|---|---|
日本航空 JALマイル | +10% | 2020年3月2日~5月10日 |
ブリティッシュ・エアウェイズ Avios | +35% | 2019年10月28日~12月2日 |
+30% | 2019年3月1日~3月31日 | |
ユナイテッド航空 MileagePlus | +30% | 2019年10月9日~11月30日 |
アメリカン航空 AAdvantage | +25% | 2019年9月頃~10月30日 |
エアカナダ Aeroplan | +35% | 2019年6月20日~6月26日 |
一例として+30%の時に移行すると、なんとSPGアメックスのマイル還元率がユナイテッド航空なら1.7875%、その他でも1.625%に昇華します。
航空会社 | +30%の場合の移行レート | マイル還元率 |
---|---|---|
ユナイテッド航空 | 60,000ポイント→35,750マイル | 1.7875% |
その他エアライン | 60,000ポイント→33,750マイル | 1.625% |
SPGアメックスはマイル以外にも魅力的なベネフィットが満載です。
世界中のマリオット、リッツ・カールトン、シェラトン・ウェスティン・ラグジュアリーコレクション等で魅力的な特典を享受できます。
年会費が高いものの、コストを圧倒的に上回るお得なメリットが満載であり、SPGアメックスは年会費を超える価値があります。主なオリジナルのメリットは4つです。
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典(2名分)が毎年1回プレゼント
- アジア太平洋の対象直営レストラン・バーが15%OFF(ゴールドエリート特典によるマリオットボンヴォイのレストラン割引)
- ポイントをよいレートで、ホテル宿泊や数多くの航空会社のマイルに交換可能(SPGとマリオットのポイントの価値)
- 保有しているだけでMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要)
SPGアメックスを持っているだけで、上級会員であるMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員の資格も得られます。
ゴールドエリートの主な特典
- 無料の部屋アップグレード
- 14時までのレイト・チェックアウト
- 宿泊で得られるポイントが1米ドルごとに12.5ポイント(+25%のボーナスポイント)
- ウェルカムギフト(SPGとマリオットのポイントがプレゼント)
特にメリットが大きいのは、無料の客室アップグレードです。私はなんとスイートルームにアップグレードしてもらったこともあります。
宿泊実績を積めばヒルトン・オナーズのゴールド会員ともステータスマッチが可能です。
マリオットのプラチナチャレンジという制度を利用すれば、Marriott Bonvoyのプラチナエリート会員資格も容易に取得できます。
また、毎年、世界中のMarriott Bonvoy参加ホテルで利用可能な「無料宿泊特典」(2名分)がプレゼントされて、これだけで年会費を上回る金額を得することが可能です。
ゴールデンウィークには60,929円のホテルに無料宿泊できたこともあります!
プロパーのアメックス・プラチナを持っている方の中では、SPGアメックスも保有して無料宿泊特典を満喫している方もいます。
SPGアメックスは、至高の煌きがあるアメックス・プラチナのホルダーも魅力を感じるカードなのです。
もちろんSPGアメックスには、空港ラウンジ、手荷物無料宅配、無料ポーター、空港クローク、海外での日本語電話サポート(オーバーシーズ・アシスト)などの特典もあります。
クレジットカードの専門家である岩田昭男さんも高く評価しており、おすすめのアメックスの筆頭にSPGアメックスを挙げています。
お得にホテルに宿泊できて家計が頑健化します。トラベルを豊かに彩ることができます。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、おすすめのアメックス、マイル・航空系カードとして挙げていらっしゃいました。
SPGアメックスはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
私はプライベートで4名のアメックス社員の方とお会いしたことがあります。そのうち2名がSPGアメックスを持っていました(1名はアメプラ)。
SPG Amexはアメックス社員の方が自社カードの中でもとりわけ高く評価しており、自腹で保有している程の魅力があります(アメックス社員に人気のクレジットカード)。
また、特筆に値するのは、ライバルのクレジットカード会社の社員も持っている方が多い点です。
SPGアメックスは、入会後3カ月以内に10万円以上利用すると、3万ポイントがプレゼントされます。1ヶ月あたり33,334円使えばいいので、余裕でクリアーできますね。
3万ポイントは1万マイルに交換できますし、高級ホテルに1人1泊無料で宿泊できます。コスパが最強のアメックスであるSPGアメックスへお得に入会できる特典です。
公式サイトSPGアメックス 公式キャンペーン
法人カードでは、アメックス・ビジネス・グリーン、アメックス・ビジネス・ゴールド、アメックス・ビジネス・プラチナですと、ANAマイル以外にも1ポイント0.8マイルで移行できます。
しかもANAマイル以外は移行の年間上限がありません。
その他、ANAダイナースコーポレートカード、ANA JCB法人カードはマイル還元率が1%です。
2018年のダイナースグローバルマイレージの改悪内容
ダイナースクラブカードのポイントプログラムは、「ダイナースクラブ リワードプログラム」という名前です。
100円(税込)ごとに1ポイント貯まり、交換先キャッシュバック、カード利用代金への充当、各種商品券・共通ポイント、マイルへの交換、その他多様なアイテムがあります。
アメックスのメンバーシップ・リワードのポイントと似ています。2018年3月5日の新システム移行の後、はポイント付与の仕組み(1回ごとにポイント付与)も同一となります。
ダイナースクラブカードのポイントは、下表の航空会社のマイルに移行できます。
航空連盟 | 航空会社名 |
---|---|
スターアライアンス | ANA、ユナイテッド航空 |
スカイチーム | デルタ航空、アリタリア-イタリア航空、大韓航空 |
マイルへ移行するには「ダイナースグローバルマイレージ」への加入が必要です。年会費は6,000円(税抜)です。
マイルに移行する時だけ会員になり、移行後は退会すれば、6,000円(税抜)の費用を払う年を少なくすることができます。
ダイナースのブラックカードであるダイナースクラブ プレミアムカードは、ダイナースグローバルマイレージの手数料が無料です。
2018年12月20日まで、ANAマイルへのポイント移行は、年間80,000マイルが上限でした。年間移行マイル期間は12月21日~翌年12月20日(受付分)です 。
しかし、2018年12月21日からは、ANAマイルの交換の上限が年40,000マイルに半減します。-50%というインパクトのある数字です。
平ダイナースクラブは年400万円(1ヶ月あたり約33.3万円)、プレミアムカードは年200万円(1ヶ月あたり約16.7万円)の利用分までをANAマイルに移行できます。
それ以外の航空会社(デルタ航空、ユナイテッド航空、アリタリア-イタリア航空、大韓航空)へのマイル移行には、改悪はありません。
年間移行マイル集計期間はANAマイルとは異なり、2月1日~翌年1月31日に設定されています。
移行可能なマイル数には上限がありますが、年間でなんと合計56万マイルを移行することが可能です。
航空会社名 | プログラム名 | 年間移行限度 | 所要日数 |
---|---|---|---|
全日本空輸(ANA) | ANAマイレージクラブ | 4万マイル | 通常5営業日以内 |
デルタ航空 | デルタスカイマイル | 14万マイル | 通常2週間以内 |
ユナイテッド航空 | マイレージ プラス | 12万マイル | 通常2週間以内 |
アリタリア-イタリア航空 | クラブ・ミッレミリア | 12万マイル | 通常2週間~1ヵ月半以内 |
大韓航空 | スカイパス | 12万マイル | 通常2週間~1ヵ月半以内 |
合計 | 56万マイル |
多くの路線で必要マイル数が少ない傾向にあるのは、ANAとなっています。しかもサービスのクオリティが良好であり、いつも素晴らしいフライトが可能なのが、日本を代表する航空会社の真骨頂です。
特典航空券が取りづらいのがデメリットですけれども、基本的にはANAマイルへの交換がおすすめです。それ以上のポイントを得られる場合は、次はユナイテッド航空がおすすめです。
国内線ではANAより少ないマイル数でANA便に搭乗でき、国際線は必要マイル数がANAより多いものの、比較的取りやすいのが大きなメリットです。
ユナイテッド航空のマイレージプラスの活用方法
2018年12月21日~2020年1月31日のダイナースグローバルマイレージで極めて重要なのは、ユナイテッド航空のマイレージプラスの活用です。
この点、わが国を代表する翼であるANAと同じ航空連合「スターアライアンス」の一員であるユナイテッド航空のマイルは、ANAのフライトにマイルを使えるので使い勝手が良好です。
日本国内ではANA国内線の搭乗に使うことが可能です。800マイル以下の路線は片道5,000マイルだけでOKであり、800マイル以上でも片道8,000マイルで発券できます。
東京発着路線では、800マイルを超えるのは沖縄(那覇・宮古・石垣)だけです。ほとんどのANA国内線を片道5,000マイルで利用できます。
大阪発着路線の場合は関空→石垣だけであり、名古屋発着路線は那覇・石垣だけです。
12時間以内の乗り継ぎが発生する場合でも同じマイルで搭乗できるのがメリットです。例えば、秋田→羽田→大阪というフライトが5,000マイルで可能です。
ストップオーバー(12時間以上の滞在)を行う場合は、片道の特典航空券が必要となります。
しかも、マイレージプラスの国内線の特典航空券は、出発地と最終目的地の間の距離で計算されます。したがって、沖縄にタッチしていても、東京・大阪・名古屋→那覇→福岡ならばOKです。
やるかどうかは別にして、5,000マイルで2区間・3区間をフライトすることも可能です。各地で12時間の滞在を楽しめます。一例は以下のとおりです。
- 羽田→那覇→福岡→関空
- 羽田→伊丹→新千歳→静岡
- 羽田→松山→名古屋→新潟
マイレージプラスはユナイテッド航空だけではなく、スターアライアンス加盟航空会社の好きな特典旅行券とも交換できます。
- 10,000マイル~: 国内線往復特典航空券
- 25,000マイル~:グアム、サイパン、パラオ往復特典航空券
- 30,000マイル~:アジア往復特典航空券
- 45,000マイル~:オーストラリア往復特典航空券
- 50,000マイル~:ハワイ往復特典旅行航空券
- 70,000マイル ~:北米往復特典航空券
ただし、 2019年11月15日搭乗分からユナイテッド航空の特典航空券の必要マイル数は変動制となり、繁忙期は多くのマイルが必要になりました。
スターアライアンス提携航空券(ANA国内線のフライト含む)でも、特典航空券のマイルチャートが撤廃されており、2020年5月から必要マイル数がUPした路線が目立っています。
ユナイテッド航空マイレージプラスの有効期限は、ANAやJALとは異なり無期限です。
デルタ航空スカイマイルと同様に、生涯に渡って失効する心配がありません。
ANA/JALマイルは有効期限3年なので、家族が3~5名といった方の場合、全員の必要マイルを貯められない事が多いです。
しかし、MileagePlusなら有効期限がないので、家族全員分のマイルをじっくりと蓄積できます。
ユナイテッド航空のマイレージプラスというと馴染みがない方が多いと思いますが、このようなスペックに鑑みると日本人にとっても有用なマイルと評価できます。
MileagePlus固有の利点もあり、エッジが効いているマイレージプログラムです。
- 特典航空券は二親等以上の家族以外にも予約が可能
- 特典航空券で予約した場合の燃油サーチャージなし(2020年4月20日現在)
ダイナースグローバルマイレージでANAマイルに交換しきれなかったポイントは、ユナイテッド航空のマイルに使うことをおすすめします。
本格的にユナイテッド航空のマイルを貯める場合は、クレジットカード「マイレージプラスカード」の活用がおすすめです。
お得な有効期限が無期限のクレジットカードの筆頭です。一般カードの中でおすすめのマイレージプラスカードは、 MileagePlusセゾンカードです。
追加年会費5,000円(税抜)のマイルアップメンバーズを利用すると、合計年会費が6,500円(税抜)で、一般加盟店でのマイル付与率が1.5%と高還元となります。
年間30,000マイル(約300万円の利用)を超えると0.5%になってしまいますが、多くの方は問題ないでしょう。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「マイル・航空系カード」としてMileagePlusセゾンカードを挙げられていました。
実はマイレージプラスセゾンカードは、クレディセゾンの社員の保有率が高いクレジットカードです。社員が殺到するようなカードはお得です。
お得にフライトすることが可能になり、家計が頑健化します。トラベルを豊かに彩ることができます。
コスモ石油では還元率が2%に上がります。アメックスブランドの場合はアメリカン・エキスプレス・コネクトを利用できます。
また、全国の西友・リヴィンで5%OFF(毎月5日・20日)、会員限定チケットなどセゾンカードの共通特典を利用できます。
ダイナースクラブ リワードプログラムは依然としてお得
ダイナースグローバルマイレージのANAマイルへの交換で改悪がありました。
その他2018年12月16日の利用分から、総合病院等大型病院、有料道路通行料金、ETC利用料金、保険料、プロバイダー等通信料、電話・携帯通話料、有料放送サービスの還元率が0.5%に低下します。
ダイナースプレミアムも同様です。JALダイナースカード、デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード、MileagePlus ダイナースクラブファースト/カードはこれまで通りの還元率です。
改悪が目立つ改定となっていますが、私は依然としてダイナースクラブ リワードプログラムはお得なポイントだと考えます。
ANAマイルとユナイテッド航空のマイルの二刀流によって、年14万マイルに交換できます。
ポイントの有効期限は無期限でパワフル。1年や2年、長くて5年というカードが多い中で無期限はナイスです。
ダイナースクラブカードのポイントを航空マイルに移行する場合、1,000ポイント→1,000マイルのレートでの交換となります。 なんと1対1のレートで交換できます!
アメックスのメンバーシップリワードのポイントはANAの場合1対1ですが、それ以外の航空会社は1対0.8になってしまいます。この点は2020年1月31日まではダイナースにエッジ・優位性があります。
マイル付与率1%です。マイルの価値を1マイル1.5円と考えると還元率1.5%、1マイル2円と考えると還元率2%です。
会員サイト「クラブ・オンライン」にログイン後、「リワードプログラム」→「ダイナースグローバルマイレージ移行」と進み、画面の案内に沿って手続きすれば交換できます。
具体的な手順・方法の詳細は以下で解説しています。
マイルは価値にレバレッジがかかるのが魅力的です。特典航空券へ交換すると、1ポイントの価値が数円に昇華します。
ビジネスクラスで利用すると1マイルの価値は2.5~5円程度、ファーストクラスだと7~16円程度に跳ね上がります。
ダイナースクラブポイントアップ加盟店では、ボーナスポイントが1%つき、合計で2%還元となります。全国のホテルやレストランが特約店となっています。
国際線のビジネスクラス・ファーストクラスでマイルを利用すると、ダイナースクラブポイントアップ加盟店では、驚異的な高還元となります。
米国本土やヨーロッパへのファーストクラスで利用して、1マイル16円で使ったらなんと、平台ナースは16%・プレミアムカードは24%という圧巻の還元率に昇華します。
クラス | 1マイルの価値(目安) | 平ダイナース | プレミアムカード |
---|---|---|---|
普通席 | 1.5円 | 1.50% | 2.25% |
1.6円 | 1.60% | 2.40% | |
1.7円 | 1.70% | 2.55% | |
1.8円 | 1.80% | 2.70% | |
1.9円 | 1.90% | 2.85% | |
2円 | 2.00% | 3.00% | |
ビジネスクラス | 2.5円 | 2.50% | 3.75% |
3円 | 3.00% | 4.50% | |
4円 | 4.00% | 6.00% | |
5円 | 5.00% | 7.50% | |
6円 | 6.00% | 9.00% | |
ファーストクラス | 7円 | 7.00% | 10.50% |
8円 | 8.00% | 12.00% | |
9円 | 9.00% | 13.50% | |
10円 | 10.00% | 15.00% | |
11円 | 11.00% | 16.50% | |
12円 | 12.00% | 18.00% | |
13円 | 13.00% | 19.50% | |
14円 | 14.00% | 21.00% | |
15円 | 15.00% | 22.50% | |
16円 | 16.00% | 24.00% |
有効期限がないのでファーストクラスを目指してコツコツとマイルを貯めることもできます。これは嬉しいですね^^
ただし、マイルの改悪に憤慨している方もいらっしゃるでしょう。他社の場合、ここ数年間、改悪がないクレジットカード会社があります。
まとめ
ダイナースクラブカード、銀座ダイナースクラブカード、ダイナースプレミアム、ダイナースクラブ ビジネスカード等のポイントは、「ダイナースグローバルマイレージ」でマイルに交換可能です。
5つの航空会社のマイルに移行することが可能で、特にANAマイル、ユナイテッド航空のマイレージプラスが使い勝手が良好です。
2018年12月21日から、ANAマイレージクラブの年間移行マイル数の上限が4万マイルに改悪されます。
2020年2月1日交換分からはANA以外の航空マイルへの交換レートが50%に大暴落します。
- デルタ航空 スカイマイル
- ユナイテッド航空 マイレージプラス
- アリタリア-イタリア航空 ミッレミリア
- 大韓航空 スカイパス
ANA以外は妙味がないマイル還元率となり、事実上お得なのは年4万ANAマイルへの交換までとなります。
カード名 | ANA | ANA以外 |
---|---|---|
ダイナースクラブカード 銀座ダイナースクラブカード 三井住友信託ダイナースクラブカード ニューオータニクラブ ダイナースクラブカード BMWダイナースクラブカード | 1.0% | 0.5% |
ダイナースクラブ プレミアムカード | 国内:1.5% 海外:2.0% | 国内:0.75% 海外:1.0% |
レギュラーカードは一般加盟店では年400万円まで、プレミアムカードは国内約266.7万/海外200万円までしかお得なレートでマイルに交換できません。
ただし、カードショッピングがこの範囲内に収まる方にとっては、改悪は無関係の話であり、これまで通りお得にダイナースのポイントをマイルに交換してフライトできます。
ダイナースは人生がもっと楽しくなる特典が満載であり、新しい地平へ雄飛できる機会を手に入れられます。一度使ったらもう手放せません。
私は入会前と入会後では、生活の豊かさが圧倒的に変わりました。サービスを利用したり、イベントに参加することで、それまでになかった体験が可能になっています。
ダイナースクラブはブランド名のルーツでもある「ダイニング」に設立当初から注力しており、卓越したダイニングのサービス・イベントが満載です。
日本の食文化の発展に寄与すると共に、会員の声に応えてくれる充実したサービスが魅力的です。本物のこだわりを持ち、ステータスを語るクレジットカードです。
ダイニング関連ではレストラン・ウィークというイベントを定期的に開催しており、美食がはかどります。
ダイナース会員は先行予約が可能だったり、ドリンクサービス等を受けられます。最大のイベントはフランスレストランウィークです。
実際にガラディナーに参加したところ、大満足のクオリティで幸せに包まれました。
春には銀座での多様なジャンルの名店がお得に楽しめる銀座レストランウィークが開催されます。
夏には全国のイタリアンがお得になるダイナースクラブ イタリアンレストランウィークも開催されています。「VIPremio Dining」というダイナース会員限定のプランもあります。
私はダイナースクラブに入会してカードをフル活用することで、人生の質が著しく向上しました。
草喰なかひがし、銀座 小十、フロリージュ、日本料理 龍吟、青空など至高の予約困難店でキャンセルが出た席を予約できるダイニングサービスもあります。
TRUST CLUB プラチナ マスターカードとほぼ同じ「ダイナースクラブ コンパニオンカード」をサブカードとして無料で保有できます。
ダイナースクラブに加えてプラチナMastercardの特典を利用でき、二刀流で便利に支払えます。
コンパニオンカードでのApple Pay決済なら、Apple PayのSuicaへのチャージが1%還元となります(ダイナースクラブカードのApple Pay詳細)。
ダイナースクラブカードは幾多の特典があるハイ・クオリティーカードです(ダイナースクラブカードの種類)。特に大きいメリットは以下のとおりです。
- ダイナースグローバルマイレージで1%のANAマイル付与率(ダイナースクラブのポイント詳細)
- 年会費3千円のTRUST CLUB プラチナ マスターカードとほぼ同一のダイナースクラブ コンパニオンカードが無料
- 高級レストランにて2名以上のコース料理利用で1名分無料
- ポイントの有効期間が無期限(マイルも無期限で貯められる)
- 年10回まで世界1,000ヵ所以上の空港ラウンジが利用可能(日本国内では関空のKALラウンジ、成田のKALラウンジもOK)
- 充実の付帯保険(旅行傷害保険、ショッピング・リカバリー)
- 豊富なダイニング・サービス(おもてなしプラン、スムーズ ダイニング、料亭プラン、ダイナースクラブのお取り寄せ等)
- 手荷物無料宅配サービス
- デュカス優待、ハワイでの優待、便利なダイナースクラブ スマホアプリ、ダイナースクラブ チケットサービス
- 海外旅行先での24時間無料の電話サポート(日本語)
- 予約困難店を予約できる「ダイナースクラブ ごひいき予約」、Wishダイニング、ごほうび予約
- 痒いところに手の届く充実の会員サポート「ダイナースクラブコールセンター」、ゴルフ優待、コナミスポーツクラブ優待
- ダイナースクラブ限定イベント(ダイニング、馬主体験、醍醐寺の観桜会、若手女子プロとのダイナースクラブ カップなど)
豊富なベネフィットに鑑みると、年会費を超える価値があると評価できます。
コース料理1名分無料サービスの利用可能店舗数は競合サービスと比較すると多く、ダイニングに強みがあるダイナースらしくなっています。
- ダイナース プレミアム エグゼクティブダイニング:約380店舗
- ダイナースのエグゼクティブダイニング:約280店舗
- 招待日和系のサービス(ゴールドダイニング、2 for 1 ダイニング、Taste of Premium等):約230店舗
- JCBのグルメ・ベネフィット:約130店舗
- 三井住友プラチナカードのプラチナグルメクーポン:約100店舗
対象レストランの一例としては、「重慶飯店 麻布賓館」があります。燕の巣入りフカヒレの姿煮、アワビ、ロブスター、和牛サーロインといった卓越した素材をお得に堪能できます。
また、トスカーナ料理のジャッジョーロ銀座があり、秀逸なイタリアンをお得に堪能できます。
エグゼクティブ・ダイニングは、誕生日や記念日のディナーや会食がお得になってはかどります。店舗一覧、サービス内容の詳細は以下にまとめています。
ダイナースクラブカードの具体的なスペック、審査の基準については以下で徹底解説しています。
以前にダイナースの五十嵐 幸司 代表取締役社長に取材しました。充実の特典、高いステータスの秘訣、クラブメンバーシップ・哲学など多様な角度で聞き倒しています!
ダイナースクラブはまさに「人生を彩るクラブ」であり、ダイナースクラブカードは本物のこだわりを語るステータスカードです(おすすめのダイナース一覧)。
年会費無料のクレジットカードが満ち溢れている中で、年会費は高いですけれども、生活に満足をもたらすステータスカードです。
保有して活用していくと、お得な特典で生活を豊かに彩ることができます。人生が眩い程に煌めきます。
公式サイトダイナースクラブカード 公式キャンペーン
銀座でのオリジナル特典が魅力的な銀座ダイナースクラブカード、航空系カードとダイナースの特典が融合したANAダイナースカード、JALダイナースカードもあります。
ダイナースを保有して使っていくと、ブラックカードであるダイナースクラブ プレミアムカードのインビテーションが届く可能性がある点も大きなメリットです。
ダイナースプレミアムはANAマイル付与率1.5%~2.0%、24時間365日対応のコンシェルジュ、数多くのプレミアムカード限定特典など至高のベネフィットがあります。
- ANAマイル付与率1.5%~2.0%の最強のポイント
- 年会費13万円(税抜)のTRUST CLUB ワールドエリートカードとほぼ同一の「ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカード」が無料
- コンパニオンカードでのApple Pay決済なら、Apple PayのSuicaへのチャージが1%還元(ダイナースのApple Pay詳細)
- 秀逸なコンシェルジュサービス(ネットでの依頼も可能)
- ブランド店でプライベートショッピング・VIPルームのおもてなし・プレゼント
- 一休.comのダイヤモンド会員の資格(一休プライベートセールがお得)
- プリファード ホテルズ&リゾーツ iPrefer のエリート会員
- レストランのコース料理が1名分無料(日本最高の数のプレミアム・エグゼクティブ・ダイニング)
- 有名俳優・アイドルなどスーパーVIPが集うパーティー、プラダのカクテルパーティーなどスペシャルなイベント
- 一見さんお断りの高級料亭も利用可能(優待特典も)
- 希少なダイニングイベントの先々行予約が可能
- ダイナースクラブ プレミアム 銀座ラウンジ
- 大丸東京の「D’s ラウンジトーキョー」
- 乗馬が年4回無料
- プライオリティ・パスのプレステージ会員が無料
- 誕生日プレゼント
- 医療相談と法律・税務相談
- Marriott Bonvoy、アマンの特別優待
- ジュール・ヴェルヌ&ベル エポック、フランス大使公邸ディナーやイタリア大使館でのディナー等の至高のイベント
- LeaLeaトロリーなどハワイ旅行での優待
- 国内クラブホテルズ・旅の宿
- スパ・エステ優待
- プレミアムカード限定特典・店舗があるおもてなしプラン、Wishダイニング
- H.I.S.エグゼクティブメンバーズクラブ「CLASS ONE」
- 最上級の付帯保険
- 海外旅行先での24時間日本語サポート
- 手荷物無料宅配サービス(往復)
- コートお預かりサービス(成田・羽田・中部・関空)
- ポイントの有効期間が無期限(マイルも無期限で貯められる)
まさに「溢れる生命力と優雅さが調和」「最高のバリューの結晶」と評価できるハイ・クオリティー・カードです。
年会費は高いものの、ダイナースプレミアムの価値は高く、人生を極めるその手にふさわしい一枚です。
ダイナースのブラックカードの入手方法については、体験に基づいて以下で精緻に分析しています。インビを待たずに獲得することも可能です。
ダイナースクラブ プレミアムカードにはANAダイナースプレミアムなどの提携カードもあります(ダイナースのブラックカード一覧)。いずれも年会費を取り戻せる高級カードです。
オメガのスピードマスター60周年記念イベントが開催され、ダイナースプレミアムの保有者から2名が参加でき、お声がけいただくことができました。
俳優の三浦翔平さんも出席しており、プライベートで愛用している「スピードマスター グレーサイド オブ ザ ムーン メテオライト」を腕につけて登場なさっていました。
その他、超有名アイドル、スポーツ選手、著名人がいて、セレブで凄いの一言でした。セレブが参加しているイベント・パーティーで、シャンパンや美味しい食事を堪能できました。
ダイナースプレミアムを保有して、興味がある分野についてコンシェルジュとコンタクトを取っていれば、このようなスペシャルなイベントに招待される機会が生じてきます。
ブラックカードならではのお金では買えないプライスレスの貴重な体験が可能です。高級カードの醍醐味です。
知り合いは高級車のパーティー・イベントに招待されたそうです。ダイナースならではの傑出したイベントで特筆に値します。
将来的にブラックカードを視野に入れている場合は、ダイナースクラブカードが有力です。アメックス・センチュリオンは年3000万円近い利用が必要という説があり、一般人にはハードルが高いです。
また、アメックス・センチュリオンは年会費が350,000円(税抜)と高過ぎて、コストパフォーマンスの側面では今ひとつです。
ダイナースのブラックカードであるダイナースプレミアムは、コスパの観点では随一のブラックカードです。一般加盟店でのマイル付与率1.5%~2.0%は日本最高です!
一般加盟店で日本最高峰の1.5%~2.0%マイル還元であり、お得な有効期限が無期限のクレジットカードの筆頭です。
ハードルもそれ程高いわけではありません。入手当時は平凡なサラリーマンだった私でも手が届きました。
ダイナースクラブカードを保有して一定程度の金額を利用していくと、ダイナースクラブ プレミアムカードのインビテーション獲得に着実に近づきます。
1~2年ほど一定金額を利用すれば、たとえインビテーションが来なくても、突撃(自分から電話)での獲得は十分に可能だと考えます。
ダイナースクラブカードは豊富なキャンペーンや会員イベントが魅力的なハイ・クオリティ・カードです。人生を豊かに彩ることができ、人生がまばゆい位に煌めきます。
公式サイトダイナースクラブカード 公式キャンペーン
ANAダイナースカードは大量のマイルを得られる破格のキャンペーンが魅力的です。