世界初・日本初のクレジットカードは?ダイナースクラブカードって本当?

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日本と世界で初期のクレジットカード

世界初のクレジットカード、日本初のクレジットカードはどこが発行したのか、歴史好きのクレジットカードファンとして気になるところでした。

記録というものはいつか破られることが大多数ですが、「史上初」という快挙は永遠に残るオンリー・ワンの称号です。最初のクレジットカードというのは歴史的偉業ですね。

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世界最初のクレジットカード

現在における「クレジットカード的なもの」は、19世紀後半の米国が起源となります。

世界最大の超大国であるアメリカは多様なジャンルで「史上初」「世界一」を切り拓いてきましたが、クレジットカードでも先駆者となっています。

19世紀後半に「フランク(Frank)」という紙製の通信・荷物の料金支払いなどのためのペイメントカードが発行され普及したのが、クレジットカードの源流というのが通説となっています。

ちなみに19世紀半ばには、現代社会における高級クレジットカードの雄であるアメックスが郵送業者として産声を上げました。

アメックスの歴史

1910年代に入ると、今で言うタクシー会社・石油企業などによって、紙製のクレジットカードが発行され、「Credit Card(クレジットカード)」という名称も使用されるようになりました。

当時アメリカでは自動車の一般世帯への普及が進んでおり、本格的な自動車時代の到来の情勢下において、車の利用料をツケで支払いたいという人々の要望が高まりました。

そのニーズに答える形で「クレジットカード」が考案されて、その後はあらゆる加盟店で使える形に発展していきました。

20世紀に入って特に流通・ガソリンなど特定の業種を中心として発達しました。

米国で発行された初期のダイナースクラブカード

世界初のクレジットカード専業会社はダイナースクラブであり、1950年に生誕。多目的チャージカードとして誕生したクレジットカードは、当初は手帳のようなチケット型でした。

現在でも一般的なプラスチックカードの本格的な普及は、アメリカでは1950年代からであり、他の先進国の1960年代よりもいち早く広がっています。

国際ブランド

大手国際ブランドの2大巨頭・飛車角であるVisa・Mastercardは米国企業であり、存在感があるアメックス・ダイナースクラブもアメリカ企業です。

日本のJCB・中国銀聯を除いては、クレジットカードのプレーヤーはほぼアメリカが席巻している状況ですが、そのイメージ通り世界初のクレジットカードは米国で発展してきました。

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日本最初のクレジットカード

日本のクレジットカードの黎明期は1960年代であり、1960年3月に丸井が「クレジットカード」という名前の物体を発行しました。

丸井が発行した日本初のクレジットカード

ただし、これは現在のクレジットカードとは機能が大きく相違。物品の購入に割賦を利用したユーザーが支払いを終えると発行される書類で、次に割賦を利用する時に提示すると優待特典を受けられる仕組みでした。

丸井はその後、プラスチック製のクレジットプレート、赤いカード、マルイカード等を導入し、現在はVisaの直接発行権を取得してエポスカードを発行しています。

丸井のクレジットカードの歴史

日本初の多くの加盟店で使える「多目的型クレジットカード」は、日本ダイナースクラブとJCBが専業会社として同時期に発足してスタートしました。

  • 1960年12月:富士銀行(現みずほ銀行)と日本交通公社(現JTB)が日本ダイナースクラブを設立
  • 1961年1月:三和銀行(三菱UFJ銀行)と日本信販(三菱UFJニコス)が日本クレジットビューロー(JCB)を設立

日本初のクレジットカードは、1961年3月頃にダイナースクラブJCBがほぼ同時に発行を開始しました。

NHKがカラー放送を開始し、東京での生活費が月平均約3万3千円だった時代に産声をあげました。

紙製からプラスチック製のカードに移行。当初は日本国内でしか利用できず、表面にサインをし、希望があれば裏面に写真を入れる方式でした。

紙製と初めてのプラスチック製のダイナースクラブカード

1961年に発行されたJCBカードのイメージ

クレジットカードの基本的な仕組みを、発祥の地の米国に学ぶ一方で、そこに日本的な要素を加えながら独自性を追求し、他のクレジットカードも続々と誕生していき、日本でも発展していきました。

なお、日本ダイナースクラブやJCBのクレジットカード発行開始前には、米国のダイナースクラブやアメリカン・エキスプレスが、日本国内に加盟店を保有しており、海外から日本に来た観光客がクレジットカードを使える状況もありました。

まとめ

世界初のクレジットカードはアメリカで発祥しました。19世紀後半に紙製の通信・荷物などの料金支払い用ペイメントカードが初期のクレジットカードです。

1910年代には「Credit Card(クレジットカード)」という名前の紙製カードが発行され、プラスチック製へと移行し、現在は一部で金属製クレジットカードも存在しています。

米国でのクレジットカード専業会社のパイオニアはダイナースクラブであり、多目的チャージカードとしてクレジットカードを発行開始しました。

日本では丸井が1960年3月に丸井が「クレジットカード」という名前の割賦金の完済証&次回の優待を発行し、プラスチック製のハウス型カード(特定の店舗のみで使える後払い型カード)をリリース。

数多くの加盟店で使える「クレジットカード」は、日本ダイナースクラブとJCBがほぼ同時に発行開始しました。

現在の国際ブランドではVisa、Mastercardのシェアが圧倒的ですが、先駆者として存在感があるのはダイナースクラブです。

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