昨今では現金以外で買い物をすることも珍しくなくなりました。しかし、クレジットカードを作るのは大変という風潮は根強く残っています。
「そろそろクレジットカードを作ってみたいけど作り方がよくわからなくて不安」という方もいるのではないでしょうか。
クレジットカードは計画的に使えば急な支出に対応することができ、日々の時短にもなってたいへん便利です。
そこでこの記事では クレジットカードの作り方についてご紹介します。
作成の手順や申し込みに際して頭に入れておきたい情報を詳しく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
クレジットカードの作り方
クレジットカードを作成するにはいくつかの手順を踏む必要があります。ショップの会員カードのように申し込めばその場ですぐに受け取れるものではありません。
この手続きが大変に思えて尻込みしている方は多いのではないでしょうか。ここでは順を追ってクレジットカードの作り方を解説します。
クレジットカード作成における必要事項の記入・入力
クレジットカード作成の申し込みをするには、まずは必要事項の記入もしくは入力から行います。
名前、性別、生年月日といった基本情報から始まり、住所、勤務先、電話番号、メールアドレスも記入していきます。
ここまではレンタル会員証を作るのにも共通するような内容ですが、クレジットカードを作る場合は世帯人数、居住状況、預金金額、借入金額、年収などの経済状況を把握するための情報も記入する必要があります。
世帯収入やローン状況の情報を求められた場合、すぐに正確な答えを記入できる方は多くないでしょう。
こういった情報はあらかじめ把握して控えておくと申し込みがスムーズに行えます。
オンラインバンキングの設定もしくは身分証明書の提出
一部クレジットカードにインターネットで申し込む場合、オンラインバンキングの支払口座設定を完了させれば、身分証明書の提出は不要となることがあります。
金融機関の口座開設時に身分証明書は銀行などに出しているので、クレジットカード申込時は不要となります。
口座振替の書類に記入&捺印といった手間も不要なので、オンラインバンキングを使える場合はおすすめです。
持っていない場合や、申込時の設定が不可能なクレジットカードの場合、本人確認書類の提出が必要となります。
2020年4月1日の「犯罪による収益の移転防止に関する法律」改正に伴い、2種類が必要になっています。
本人確認書類の種類
- 運転免許証または経歴証明書
- パスポート(写真印刷面および最終ページの住所記載面)
- 健康保険証(本人の氏名・生年月日・住所のページ)※カードタイプの場合は両面
- 住民票または印鑑登録証明書(発行日より6ヵ月以内のもの)
- 個人番号(マイナンバー)カード
現住所記載の本人確認書類を1つしか持っていない場合、領収書などのコピーを1種類出せばOKです。
領収書などの種類
- 社会保険料の領収証書
- 国税、地方税の領収証書または納税証明書
- 公共料金の領収証書1点(電気・都市ガス・水道・NHK受信料)※同居する家族名義でもOK
現住所記載の本人確認書類がない場合、現住所ではない本人確認書類のコピーを1種類、領収書などのコピーを2種類出す必要があります。
申し込み意志や在籍確認が行われることも
クレジットカードを作る際には、申込者の勤務先や住居に在籍確認が行われることがあります。
最近はこの手続きがないカードが多いですが、アコムACマスターカードなど一部クレジットカードでは存在しています。
また、セゾンカードなど、携帯電話に申し込む意志の確認(間違いではないか)するために必ず電話がかかってくるクレジットカードもあります。
更に、セブンカード・プラスなど、固定電話に電話確認があり、取れないと審査落ちというカードも存在(セブンカード・プラスの審査)。
携帯電話・勤務先や住居への電話確認が行われるカードの場合、在籍確認が取れない場合は審査に通過できません。
クレジットカードの入会審査を通過
クレジットカードを作るためには入会審査をパスしなければいけません。審査では、記入した情報を参考にして支払い能力があるかについてチェックされます。
実際の審査の基準はクレジットカード会社が公開していないため明らかになっておらず、審査の仕組みの詳細については、はっきりとしたことはわかりません。
ただし、申し込みフォームの入力内容は全て審査の対象となっており、スコアリング方式で加点していき、一定の水準に到達したら審査通過となるカード会社が多いです。
クレジットカードの審査を通るためには、経済状況が大きく影響しています。
年齢条件を満たした上で安定した収入があることが重要とされており、審査基準を上回る年収があること、安定した雇用形態であることが重視されるというのが定説です。
クレジットカードの受け取り
クレジットカードは申し込んだその場で受け取ることはできないため、審査を通過したのちに後日受け取ることになります。
申し込みから受け取りまでは最短で即日ですが、通常は3日~2週間(多くのクレジットカードは7~10日程度)の時間がかかることが多いです。
受け取り方は2種類あり、店頭で直接受け取るか、自宅に配送するかを選ぶことになります。
対面カウンターでの受け取りは百貨店クレジットカード、セゾンカードなど一部のみが対応しており、大多数のクレジットカードは自宅への配送で受け取る方式です。
カード会社にもよりますが、クレジットカードは本人以外の受け取りができないのが原則なので注意しましょう。
クレジットカードは万が一他人の手に渡って悪用された場合多大なリスクを背負うことになりますので、原則としてポスト(郵便箱)での受け取りもできません。
配送された時に不在だった場合は再配達を依頼するか営業所の窓口まで受け取りに行くことになります。簡易書留で郵送されてきた場合は同居人であれば受け取り可能です。
最近は日本郵便の「本人限定受取郵便物等特定事項伝達型」で送られてくるカード会社が増えています。
確認書類の提示
クレジットカードを受け取る際には本人確認書類の提示が必要です。配送会社や配送方法によって必要な本人確認書類は異なりますので、事前にチェックして用意しておきましょう。
佐川急便の「受取人確認サポート」で配送された場合は、運転免許証、日本政府が発行したパスポート、顔写真付きのマイナンバーカード、在留カード、特別永住者証明書のいずれか1点が必要です。
パスポートに住所の記載がない場合、公的書類の住所と現住所が異なる場合、現住所が記載されている下記書類(6ヶ月以内に発行)も必要となります。
- 公共料金の領収書(電気・ガス・水道・電話・NHKのいずれか1つ)
- 社会保険料の領収書
- 国税・地方税の領収書または納税証明書
日本郵便の「本人限定受取郵便」では、運転免許証等、日本政府が発行したパスポート、マイナンバーカード、官公庁等の職員の身分証明書、在留カード、特別永住者証明書のうち1点が必要です。
健康保険証、国民年金手帳などの場合、2つ必要となります(一覧)。
場所によってクレジットカードの作り方が異なる点に注意
クレジットカードを作れる場所はいくつかあり、場所によって作成方法に差異があります。
また、それぞれメリット・デメリットもありますので、ご自分の事情にあった作成場所を選びたいところです。
店頭、銀行窓口、郵送、オンラインでのクレジットカードの作り方をご紹介していきます。
店頭
店頭でクレジットカードを作るには、受付で入会申し込みの手続きを行います。担当者から契約内容の説明を受け、内容に納得したら申込用紙へ記入を行いましょう。
カード会社ごとに違いはありますが、店頭でクレジットカードを作る際に必要なものは、本人確認書類、金融機関の届け印、口座番号の3つです。
未成年が申し込む場合は他に親権者の同意が必要となります。
店頭で申し込みをするメリットは、即日発行が可能なクレジットカードであればその場でカードを受け取れる場合があることです。
デメリットは、店頭まで足を運ぶ必要があることと、仮審査待ちの間時間をつぶさなければならないこと、ほかのカード会社との比較ができないことが挙げられます。
銀行窓口
銀行窓口で作成する場合も、基本的には店頭で作成する場合と同様です。
申し込みについてわからない点があればすぐに質問をして説明を受けられるので、クレジットカードを初めて作る方は直接やり取りをしたほうが安心できます。
ただし、銀行窓口は営業時間が限られており、時間の融通が利きにくい点には注意が必要です。
多くの銀行は平日の15時~16時頃までしか営業していないので、生活環境によっては来店の機会を作りづらい人もいるでしょう。
郵送
郵送は自宅まで申し込み用紙を配送してもらって、必要事項を記入してから返送するという方法です。
受付まで足を運ぶ必要がなく、自分のペースで申し込み用紙に記入できるのがメリットと言えるでしょう。一部のクレジットカードは郵送でのみ申込可能なものもあります。
デメリットとしては、申込用紙の郵送を申請してから送り返すという手順が必要になるので、カードの発行までに時間がかかるという点が挙げられます。
重要な個人情報を記載した書類を郵送するのに抵抗感がある方もご注意ください。
オンライン
オンライン申し込みのメリットは、手続きが簡単に行えることです。カード会社のWebページから入会ページにアクセスするだけで、システムメンテナンスを除いていつでも申し込みが可能です。
必要事項の記入も手書きでする必要がないので誤字が発生しにくく、入力内容を間違えても簡単に訂正することができます。
オンライン上ですべてのやり取りが完結するため、セキュリティがしっかりしていれば情報漏洩の危険が少ない点も魅力です。
電子機器を使うのが苦手で手書きのほうが慣れているという方は、オンラインでのやり取りは苦手意識があるかもしれません。
確認書類の送付には専用アプリを用いることもあるので、対応する機器(Androidスマホ・iPhoneなど)を持っていない方は、利用できないという欠点もあります。
クレジットカードの作り方以外に大事なこと
クレジットカードは作って終わりではなく、どのように使うかが重要です。カードを保有して扱っていく上で、大事なことは数多くあります。
初めてクレジットカードを作るという方には特に役立つ内容となっていますので、ぜひご覧ください。
毎月の収入と支出のバランス
クレジットカード決済は便利ですが、直接現金を扱うことがないので、使い始めの時期は特に金銭感覚がマヒしがちになる傾向が見られます。
後になって想定以上の支払い請求が来て慌てることがないように収入と支出のバランスを考えてクレジットカードを使うのが重要です。
自分の収入に不釣り合いな額を使うことがないように計画的に運用しましょう。
スケジュール管理
クレジットカードを扱う際は、締め日と支払日を把握してクレジットカードのスケジュール管理を行うことが大事です。
支払日(口座引き落とし日)はカード会社ごとに決められていて自由に設定できないことがほとんどですので、決済日時でカードを選ぶという方法もあるでしょう。
クレジットカードは毎月決まった支払日に、その月の利用額が登録した口座から引き落とされる仕組みです。
もしも決済日に登録口座の残金が利用額を下回った場合は残高不足となってしまいます。
何度も残高不足を起こすとクレジットカードが利用停止になる場合もあるので注意が必要です。
一例として楽天カード、セブンカード・プラス、アメックスのプロパーカードの支払いサイクルは以下のとおりです。
クレジットカードのセキュリティ対策
クレジットカードは紛失したり暗証番号が他人に知られたりすると大変なリスクを負うことになりますので、運用する上でセキュリティ対策は必須となります。
暗証番号をわかりやすいものにしないといった基本的なことはもちろんのこと、近年急増しているスキミング対策も意識しておく必要があります。
万が一クレジットカードを第三者に悪用された場合は、すぐにカード会社に連絡して使用停止申請を行いましょう。
盗難保険などの内容は各社ごとに異なりますので、こちらもきちんと内容を把握しておくことも重要です。
クレジットカードを作る目的
クレジットカードを作る際には目的や用途をはっきりと意識しておくことを心がけるのが大事です。多様な種類が発行されており、それぞれに向き・不向きがあります。
よく利用するショップはどこか、これまでの大きな支出はどんな内容だったか、といったことを考慮して用途にあったクレジットカードを選べば、よりお得に利用できるでしょう。
例えばネット通販をよく使う方の場合、オンラインショップでポイントUPするクレジットカードがお値打ちです。
クレジットカードの作り方を勉強する上で知っておきたいカードのグレード
クレジットカードは種類のほかに、グレードという区別があります。
一般的なカードの上に「ゴールド」、「プレミアム」、「プラチナ」、「ブラック」という等級が設定されていることが多く、グレードが高いほど付帯保険の補償額が高かったり特典が充実していたりするのが特徴です。
グレードが高いほどカードの審査内容は厳しく、年会費も高くなるという特徴もあります。
グレードの高いカードを持つことは経済状況に余裕があることの証明であり、社会的なステータスとなっています。
上位のカードは実績を積んで招待されなければ持つことはできません。それだけに信頼性が高く、さまざまな審査に有利になる点も魅力です。
クレジットカードの作り方を知る上で参考にしたいもの
クレジットカードを初めて作る方はどのカードが自分に適しているのか不安に思う方もいるのではないでしょうか。
そんな時は色々と情報収集して検討してみましょう。こちらではカードを作る上で参考になる情報をご紹介します。
クレジットカードの公式サイト
クレジットカード会社の公式ホームページでは、自社のカードに関する詳細な情報が記載されています。
会社ごとの独自の規約や注意事項も掲載されていますので、クレジットカードを作る前に公式サイトは隅々まで目を通しておくことをおすすめします。
ほとんどの公式ページにはお問い合わせやQ&Aのページもあるかと思いますので、こちらにも目を通して疑問を解消してから申し込みに臨んでください。
クレジットカードに詳しい人からのアドバイス
周りにクレジットカードを使用している方がいるのであれば、直接話を聞けばより現実的な意見を知ることができるでしょう。
実際にクレジットカードを利用するにあたってのアドバイスを、双方向のコミュニケーションで聞くことができるのも心強いところです。
家族や友人にカードを使ってみての感想を聞いて参考にしてみてはいかがでしょうか。
クレジットカードに関するWebサイトや本
無料で閲覧できるクレジットカードの情報がインターネットには多数あるので、参考にすると各カードの比較・公式サイトには載っていない細かい体験談を把握できます。
キャッシュアウトを許容できる場合、スペックに加えて決済の仕組みまで深く把握したい場合は、クレジットカードを題材とした関連書籍に目を通して知識を深めておくのも有効です。
ただクレジットカードを使っているだけではわからない専門的な内容についても触れられますので、人から話を聞くのと並行して書物から情報を得ておくことも頭に入れておくとよいでしょう。
Amazonなどのサイトを利用すればキーワードから知りたい内容について触れられている本をすぐに見つけることができるので大変便利です。
クレジットカードの作り方を理解した後にチェックしたいもの
ここからは、実際にカードを作り始める前にチェックしておきたい情報をご紹介します。
クレジットカードをお得に使うための情報をお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
ポイント還元率
ポイント還元率とは、クレジットカードを利用した金額に対してどのくらいの割合でポイントが付与されるのかを示すものです。
例えば、還元率0.5%のカードで1万円分の買い物をすると、50ポイントが付与されます。還元率1%なら100ポイントです。
ポイントの扱いはカード会社によって異なりますが、1ポイント=1円で利用できるところなら実質的な値下げ率とも考えられます。
ポイント還元率が高いほどお得にクレジットカードを利用できるため、ポイント還元率の高さはクレジットカード選びの重要な基準となります。
電子マネー・Pay・非接触決済
昨今ではさまざまな企業から多数の電子マネーが発行されており、電子マネーに対応したショップもどんどん増加しています。
また、QR/バーコード決済のPay、国際ブランドが提供している非接触NFC決済(Visaのタッチ決済・Mastercardコンタクトレス・JCB Contactless・アメックスのタッチ決済)も普及が進んでいます。
クレジットカードにも電子マネー・NFC決済を利用できる機能が付与されていますが、対応している電子マネー・NFC決済の種類はカード会社によって異なります。
普段からよく利用している電子マネーがある方は、どのクレジットカードが対応しているか調べておくとより便利に使えるでしょう。
電子マネー | カード名 | 還元率 | 年会費(税抜) |
---|---|---|---|
nanaco | セブンカード・プラス | 0.50% | 無料 |
楽天Edy | リクルートカード | 1.20% | 無料 |
エポスカード | 0.50% | 無料 | |
WAON | イオンカードセレクト | 0.50% | 無料 |
JALカード (JCB/ TOKYU/DC) | 0.5-1.0% | 2,000-31,000円 | |
モバイルSuica | ビックカメラSuicaカード | 1.50% | 年1回の利用で無料 |
「ビュー・スイカ」カード | 1.50% | 477円 | |
PASMO | TOKYU CARD ClubQ JMB | 1.00% | 1,000円 |
ANA To Me CARD PASMO JCB | 0.5-1.0% | 2,000円 | |
To Me CARD Prime PASMO | 0.50% | 年50万円以上利用で無料 | |
OPクレジットカード | 0.50% | 年1回の利用で無料 | |
京王パスポートVISAカード | 0.50% | 年1回の利用で無料 | |
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカード | 0.5-1.0% | マイ・ペイすリボ 利用で751円 | |
JALカード OPクレジット | 0.5-1.0% | 2,000円 | |
モバイルPASMO、 SMART ICOCA | リクルートカード (VISA / Mastercard) | 1.20% | 無料 |
オリコカードザポイント | 1.00% | 無料 | |
ヤフーカード | 1.00% | 無料 |
手元に届くまでの日数
クレジットカードが手元に届く日数はカードによって異なりますので、お急ぎの方はご注意ください。
早いものは申し込みから3日程度で到着しますが、ものによっては3週間ほどかかる場合があります。
ゴールデンウィーク、年末年始などの長期連休を挟んだ場合、カード到着が更に遅れます。
また、キャンペーンを行っている期間は申し込みが多く混雑しますので、実際にはさらに遅れることもあります。
なるべく早く手元にカードを置いておきたい方は、スピード発行をアピールしているカードに申し込むとよいでしょう。
年会費
クレジットカードの年会費は無料のものも多いですが、年会費が有料のカードも多数見られます。
有料のものはポイント還元率が高かったり付帯サービスが充実していたりするグレードの高いカードである場合が多くなっています。
カードを高頻度で利用する場合は年会費を払ってもポイントの還元率などによりトータルではお得なこともありますので、利用スタイルを考慮してカードを選ぶようにしましょう。
国際ブランド
ほとんどのクレジットカードには、国際ブランドが付帯しています。
VISA(ビザ)やAmerican Express(アメリカン・エキスプレス)などがこれにあたり、利用用途によって最適なブランドは変わってきます。
国内で利用できる店舗数が多いのはVISA、旅行や娯楽に強いのがAmerican Expressといった特徴があるので使用目的を考えて選ぶのが基本です。
JCBはJCB PLAZAなどのJCBカード特典が充実しています。
VISAとMastercardは、世界中で加盟店が多いのがメリットです。地球上で幅広く使える決済力があります。
クレジットカードの売上高の世界シェアは、Visaが50%で1位、Mastercardが26%で2位です(NILSON REPORT 2018年4月)。この2つで約76%と圧倒的なビッグ2となっています。飛車角です。
- Visa:50%
- Mastercard:26%
- UnionPay(銀聯):20%
- Amex:3%
- JCB:1%
- DinersClub/DISCOVER:1%
価格.comの「クレジットカードでもっともステータスを感じる国際ブランドは?」というアンケートでは、1位アメリカン・エキスプレス、2位ダイナースクラブ、3位VISAとなりました。
アメックスが35.7%、ダイナースクラブが31.5%と拮抗しており、どちらもステータス性が高いと評価されています。
- アメリカン・エキスプレス:35.7%
- ダイナースクラブ:31.5%
- VISA:14.6%
- JCB:8.0%
- Mastercard:7.0%
付帯特典
年会費が無料のクレジットカードは、コストが0円なので家計に優しい側面があります。
ただし、付帯特典を使いこなす場合は、むしろ年会費が有料のクレジットカードの方がお得になるケースもあります。
一例として海外旅行・出張によく行く場合、プライオリティパスが無料のクレジットカードを使うと、フライトの待ち時間を快適に過ごせます。
また、国内旅行が趣味の方の場合、年会費が有料のクレジットカードでも、むしろ保有したほうがいいケースもあります。
SPGアメックスは年1回の無料宿泊特典だけで、年会費を超える金銭的価値を享受できます。
主なメリット
- 1.25%のマイル還元率(40社以上の航空マイルに移行可能)
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典(2名分)が毎年1回プレゼント
- 保有しているだけでMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要)
- アジア太平洋の対象直営レストラン・バーが15%OFF(ゴールドエリート特典によるマリオットボンヴォイのレストラン割引)
- マリオットボンヴォイのポイントをよいレートで、ホテル宿泊や数多くの特典に交換可能(マリオットボンヴォイのポイントの価値)
アメックスプラチナはコンシェルジェ、世界中のホテルでの優待特典(FHR)、年1回の無料宿泊特典(フリー・ステイ・ギフト)、充実の付帯保険など、豊富な特典が付帯しています。
上質の金属製メタルカードは上質感に溢れており、ステータスが高いクレジットカードの筆頭。高級カードのアイコンです。
まとめ
クレジットカードを作成すると、大金を持ち歩かないでよかったり、ネットショップを楽しむことができたりと何かと便利ですが、発行してもらうには条件があります。
クレジットカードを作るときは「利用者本人かどうか」「支払い能力はあるのかどうか」をチェックされます。
そのため、申し込みするときは「写真付き身分証明書」「収入・勤務先の情報」「口座情報」を揃えておきましょう。学生の場合は、親権者が審査対象となりますので親権者の同意書が必要です。
申し込みする場所は、店舗や銀行、オンラインとありますので、ライフスタイルに合わせて選択可能です。
店舗や銀行は対面で丁寧な説明を受けられる一方で、営業時間が限られています。オンラインだと365日24時間いつでもどこでも申し込みができます。
オンラインで申し込みができるうえにサポート体制がしっかりしているクレジットカードも存在しています。
不明点などあれば丁寧に応えてくれますので、初心者でも安心して申し込みできます。またポイント還元率もよく、お得なキャンペーンも実施しているのでおすすめです。
クレジットカードには多種多様な種類があり、上手く活用すると家計に大きな手助けとなります。
家計が頑健になり、生活を豊かに彩ることが可能となります。自分の状況や好みに応じて上手にクレジットカードを選び、楽しい生活を送りましょう!
年会費無料カードで還元率が1%以上のクレジットカードも多数存在。特におすすめクレジットカードについては以下にまとめています。
還元率が高いおすすめクレジットカードについては以下で丹念に分析しています。
年会費無料でポイント還元率が高いMastercardはダークホースであり、利用可能店舗が世界的に広く為替コストも低いので推奨できます。
各共通ポイントを得やすいクレジットカードもあります。
飛行機に乗る機会がある方なら、マイルが貯まるクレジットカード、航空系クレジットカードがお得です。
JALマイルが貯まるクレジットカード、ANAマイルが貯まるクレジットカードの他、ダークホースとしてはマイレージプラスカードもバリューが高いです。
ポイントやマイルに興味がない方は、キャッシュバックのクレジットカードがお値打ち。ポイントを貯めて交換という作業も省きたい場合、自動キャッシュバックのクレジットカードだと手間フリーです。
クレジットカードの諸々のファクターに着目してランキングを作成しました。
複数枚のクレジットカードを活用すると、より一層お得になります。2枚目・3枚目のサブカードとしておすすめのカードは以下で解説しています。
高級カードになるとコース料理1名分無料サービス、空港ラウンジ、手荷物無料宅配、コート預かりなどの充実した特典が魅力的です。
おすすめのゴールドカードについては、ゴールドカードのランキングをご参照ください。年会費無料のゴールドカード、年会費が安い格安ゴールドカードもあります。
これらの中でも特に優れたゴールドカードは以下で丹念に論述しています。
おすすめのプラチナカードについては、プラチナカードのランキングをご参照ください。その中でも特に特筆に値するカードは以下で徹底的に解説しています。
クレジットカードの頂点であるブラックカードについては、以下で精緻に分析しています。
数多くのブラックカードの中から日本で発行されているカードのランキングを以下にまとめました。
実際にブラックカードを活用したところ、お金では買えない類稀なエクスペリエンスが可能でした。
国際ブランドごとのおすすめクレジットカードについては、VISA・Mastercard・JCB・アメックス・ダイナースにまとめています。
多様な項目での最強のクレジットカード、その中で特にお得な一枚については、以下で論述しています。