JCBオリジナルシリーズと松井証券は、2025年5月から投資信託のクレジットカード積立を開始する予定です。
サブカードとしてもおすすめな年会費無料カードは最大0.5%、ゴールドカード以上は最大1.0%還元となります。嬉しいポイント還元は大きなメリット!
しかし、クレカ積立等を除く月間カードショッピング利用額が5万円以上でないと、年会費無料カードは還元率0%、ゴールドカード以上も0.5%なのがデメリットです(プレスリリース詳細)。
ANA JCBカード、JAL・JCBカード等は対象外で、JCBオリジナルシリーズのみです。
カード名 | 年会費(税込) | 特徴 |
---|---|---|
JCBカードS | 無料 | JCBカード S 優待クラブオフ |
JCB CARD EXTAGE | 無料 | 20代の若年層向けカードでポイント優遇 5年以内に解約すると2千円必要 |
JCB GOLD EXTAGE | 3,300円 | 20代の若年層向けゴールドカードでポイント優遇 |
JCB CARD W / W plus L | 無料 | 18歳以上39歳以下の方が発行できて40歳以上も継続利用可能。還元率が1%〜5.5%。plus Lの方は女性向け特典が付帯 |
JCBゴールドカード | 11,000円 | 空港ラウンジ、トラベルサービス、健康・介護・育児などに関する無料電話相談、充実した保険など特典充実 |
JCBゴールド ザ・プレミア | 11,000円 | ゴールドカードの特典に加えてプライオリティ・パス、京都ラウンジを利用可能 |
JCBプラチナ | 27,500円 | 上質の24時間コンシェルジュ、USJラウンジ、海外ラグジュアリーホテルプランなど豊富な特典 |
JCB THE CLASS | 55,000円 | コンシェルジュやディズニーラウンジ、メンバーズセレクションなど至高の特典 |
JCB CARD R | 無料 | 初回の支払いから手数料が発生するリボ払い専用カード。リボ手数料発生時はポイント4倍 |
なお、JCBのOki Dokiポイントは、ポイント満額の交換先はJCB PREMOくらいしかありません。
マイラーならANAマイル・JALマイルへの交換(JCB PREMOの6割の交換レート)も選択肢ですが、それ以外だとJCB PREMOの8割程度のレートになってしまいます。
月間カードショッピング修行、ポイント交換先でデメリットを感じる方もいらっしゃるでしょう。
そこで代わりの候補について解説します。
目次
JCBカード以外も多数のクレジットカード等でお得に投信積立が可能
JCBオリジナルシリーズ×松井証券以外でも、多数のクレジットカードで投資信託の積立投資が可能です。
証券会社名 | クレジットカード | 対象 投信 | ポイント還元 |
---|---|---|---|
SBI証券 | 三井住友カード 三井住友カードNL 三井住友カード ゴールドNL 三井住友カード プラチナプリファード 三井住友カード プラチナ ANA VISAカード ANA Mastercard | 多数 | 0.5%のVポイント 一部カードは1~3% |
マネックス証券 | マネックスカード | 多数 | マネックスポイント 5万円まで1.1% 5万超は0.2~0.6% |
auカブコム証券 | au PAYカード au PAYゴールドカード | 多数 | 1.0%のPontaポイント |
楽天証券 | 楽天カード 楽天ゴールドカード 楽天プレミアムカード | 多数 | 最大1%の楽天ポイント ※別途、楽天キャッシュ での積立は0.5% |
楽天ブラックカード | 2% (※同上) | ||
PayPay証券 | PayPayカード | 数十 | 0.7%のPayPayポイント |
大和コネクト証券 | セゾンカード | 数十 | 0.1~1%の永久不滅ポイント |
tsumiki証券 | エポスカード | 4本 | 0.1%~0.5%の エポスポイント |
セゾンポケット | セゾンカード | 2本 | 0.1%~0.5%の 永久不滅ポイント |
※上限はすべて月10万円(楽天証券は楽天カード10万+楽天キャッシュ5万、PayPay証券はPayPayカード5万+PayPay残高5万)
SBI証券での投信積立は、カードのグレードごとに還元率が異なるのが特徴です。
カード名 | 還元率 |
---|---|
三井住友カード ゴールド | 最大1.0% |
三井住友カード ゴールド(NL) | 最大1.0% |
三井住友カード プラチナプリファード | 最大3.0% |
三井住友カード プラチナ | 最大2.0% |
※コストがお得な三井住友カード ゴールド(NL)がおすすめ
特におすすめ
- 1.1%還元のマネックスカード&マネックス証券
- 年会費無料のゴールドカードである三井住友カード ゴールド(NL)で1%、三井住友カード プラチナプリファードで最大3%のSBI証券
- 年会費無料カードのau PAYカードで1%還元の三菱UFJ eスマート証券
- 年会費無料で0.7%還元のPayPayカード&PayPay証券
- 0.5%~2%の楽天証券(楽天カードの種類)
- 0.5%~1%の大和コネクト証券&セゾンカード
クレジットカード以外で妙味がある積立としては、楽天証券での楽天キャッシュ(0.5%還元)、PayPay証券でのPayPay残高(0.5%)、三菱UFJ銀行(最大0.3%のPonta還元)もあります。
マネックスカードは最大1.1%還元
クレジットカードのマネックスカードを保有すると、マネックス証券で月5万円まで投信積立で最大1.1%のマネックスポイントを得られます。
一部の国内債券投信は対象外ですが、低リスクの投信もあるので、ほとんどのケースでは即売りで利益ができます。
最大1.1%という高還元率で投信積立が可能なのはエッジが効いています。
公式サイトマネックス証券 公式キャンペーン
au PAYカード&三菱UFJ eスマート証券は1%還元!auユーザー以外もOK
au PAYカード&三菱UFJ eスマート証券は、国内債券投信の即売りも1%還元です。
au PAYカードは年会費無料カードですので、誰でもお手軽に利用可能。もちろんauユーザーでなくても使えます。

auカブコム証券にてau PAYカード決済で投資信託を積立すると、1%のPontaポイントを得られます。
積立できる毎月の金額は5万円が上限。5万円をau PAYカードで積み立てると500 Pontaポイントを獲得可能です。
低コスト&低リスクの債券投信も対象なので、即売り希望の方にはハイ・クオリティーのクレカ積立サービスとなっています。
Pontaポイントは、ポン活で1P=2円程度、au PAYふるさと納税で1P=1.5円で利用可能。お得に使えるシーンが多いです!
また、ケンタッキーチキンマイルという会員プログラムがあり、お得な仕組みも存在しています。
三菱UFJ eスマート証券のクレカ投信積立は、毎月100円~5万円の範囲で設定でき、特定口座、一般口座、一般NISA、つみたてNISAに対応しています。
auユーザーならau PAY ゴールドカードがお得です。年会費10,000円(税抜)でauユーザーにとってお得な仕組みが満載の特典が付帯しています。
- au通信料とauひかりなどの固定回線が+10%還元
- au PAY 残高へのチャージが+1%還元
- au PAY マーケットで7%還元
- auでんき、都市ガス for auの支払いは+2.0%還元
- 海外アシスタンスサービス(ハローデスク)
- 宿泊予約サイト「Relux」の割引
- 空港ラウンジ無料サービス(国内主要空港+ハワイ)
- 充実の旅行傷害保険・ショッピング保険、レンタカー優待
詳細は以下で精緻に分析しています。

0.7%還元のPayPayカード
「PayPayカード」は年会費が無条件で0円なので、サブカードとして使いやすくなっています。
クレカ積立では0.7%還元で、一般加盟店では1%で得たPayPayポイントを投資に利用可能です。
ポイント運用の他、PayPay証券では投信購入に充当可能です。投資信託を買う場合は、購入手数料はありません。
PayPayカードは資産運用できるクレジットカードの筆頭です。投資ができるカードは類稀であり、一歩先に進んだ画期的なスペックを備えています。

PayPayカードの入会キャンペーンはお得で、大量のポイントを獲得可能です。
公式サイトPayPayカード 入会&利用特典
三井住友カードとSBI証券は最大0.5%~最大3%
三井住友カードとSBI証券が提携して、投資信託での投資において便利で役立つサービスを提供しています。
- 三井住友カードが発行するクレジットカードで投資信託が買える「投信積立サービス」
- Vポイント1ポイント=1円としてSBI証券の投資信託の買付に利用出来る「Vポイント投資」
- 資産運用でポイントが貯まる「Vポイントサービス」
クレカ積立は最大0.5%~最大3%
投信積立で0.5%のVポイントを得られるので、積立投資を行っている方にとっては大きなメリットです。競合他社と比較しても、還元率は優れています。
証券会社名 | クレジットカード | 対象 投信 | ポイント還元 |
---|---|---|---|
SBI証券 | 三井住友カード 三井住友カードNL 三井住友カード ゴールドNL 三井住友カード プラチナプリファード 三井住友カード プラチナ ANA VISAカード ANA Mastercard | 多数 | 0.5%のVポイント 一部カードは1~3% |
マネックス証券 | マネックスカード | 多数 | マネックスポイント 5万円まで1.1% 5万超は0.2~0.6% |
auカブコム証券 | au PAYカード au PAYゴールドカード | 多数 | 1.0%のPontaポイント |
楽天証券 | 楽天カード 楽天ゴールドカード 楽天プレミアムカード | 多数 | 最大1%の楽天ポイント ※別途、楽天キャッシュ での積立は0.5% |
楽天ブラックカード | 2% (※同上) | ||
PayPay証券 | PayPayカード | 数十 | 0.7%のPayPayポイント |
大和コネクト証券 | セゾンカード | 数十 | 0.1~1%の永久不滅ポイント |
tsumiki証券 | エポスカード | 4本 | 0.1%~0.5%の エポスポイント |
セゾンポケット | セゾンカード | 2本 | 0.1%~0.5%の 永久不滅ポイント |
※上限はすべて月10万円(楽天証券は楽天カード10万+楽天キャッシュ5万、PayPay証券はPayPayカード5万+PayPay残高5万)
SBI証券での投信積立は、カードのグレードごとに還元率が異なるのが特徴です。
カード名 | 還元率 |
---|---|
三井住友カード ゴールド | 最大1.0% |
三井住友カード ゴールド(NL) | 最大1.0% |
三井住友カード プラチナプリファード | 最大3.0% |
三井住友カード プラチナ | 最大2.0% |
※コストがお得な三井住友カード ゴールド(NL)がおすすめ
また、Vポイントを1ポイント=1円として、SBI証券で投資信託の買付に利用できる「Vポイント投資」も利用可能です。

おすすめは1度でも年100万円利用したら年会費が無料となり、投信積立が最大1%付与の三井住友カード ゴールド(NL)です。


無条件で年会費無料なのは三井住友カード(NL)、還元率が最大3%でNo.1なのは、三井住友カード プラチナプリファードです(年会費は税込33,000円)。
SBI証券はお得なキャンペーンを行っています。3,000円分のAmazonギフト券が当たります。
口座開設・維持・入金・出金の手数料は無料です。費用は一切かかりません。
まだ口座をお持ちでなければ、この機会にぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
↓
一般カードは0.5%
三井住友カード ゴールド(NL)の年会費永年無料の条件である「1回だけ年100万円の利用」が絶対に無理という方は、一般カードが選択肢です(クレカ積立の還元率は0.5%)。
三井住友カードは、高度なセキュリティ機能、ボーナスポイントを駆使すれば楽天市場以外では楽天カードより高還元になる点にエッジが効いています。
お得なポイント還元
- 基本0.5%でVポイント還元
- マイ・ペイすリボの手数料の請求がある月はポイント2倍
- 年間利用額に応じたボーナスポイント
- スマホのタッチ決済ならポイント最大7%
- ココイコ!で街中店舗にてボーナスポイント・キャッシュバック
- ポイントUPモールでネット通販にてボーナスポイント
主なセキュリティ機能
- ご利用通知サービス:カード利用のリアルタイム通知
- 使いすぎ防止サービス:利用金額の合計が指定金額を超えたらメールもしくはアプリで案内
- あんしん利用制限サービス:海外・ネット・全てのカード利用を、それぞれブロック可能
- 最先端の頑健な不正検知システム
VisaとMastercardのデュアル発行が可能であり、世界中で幅広く使える圧巻の決済力があります。利用で貯まるVポイントは便利に使えます。
スタンダードカードの三井住友カード(NL)は、年会費が無条件で永年無料です。ナンバーレスでセキュリティの側面で優れています。
セブン-イレブン・ローソン等の一部コンビニ、マクドナルド・モスバーガー、サイゼリヤ・ガスト・ドトールコーヒーショップ等の飲食店では、Visaのタッチ決済かMastercardタッチ決済でのスマホタッチ決済ならポイント最大7%還元となります。
ユーザーニーズに応じて多様なカードが存在しています。
カード名 | 年会費 (税込) |
---|---|
三井住友カード(NL) | 永年無料 |
OLIVE | 永年無料~3.3万円 |
三井住友カード RevoStyle | 永年無料 |
三井住友カード ゴールド(NL) | 5,500円(税込) 年100万利用で 翌年以降永年無料 (※) |
三井住友カード ゴールド | 4,400円で維持可 |
三井住友カード プラチナプリファード | 33,000円 |
三井住友カード プラチナ | 55,000円 |
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
※おすすめは、年会費無料カードの三井住友カード(NL)、三井住友カード ゴールド(NL)
三井住友カード(SMCC)が発行している「三井住友カード」シリーズのクレジットカードは、銀行系クレジットカードの安心感から根強い人気があります。
シグネチャーのアイコンシリーズであり、エッジが効いたクレジットカードです。
特におすすめなのは年会費無料でセブンーイレブン・ローソン等の一部コンビニ、マクドナルド、サイゼリヤ・ガスト・ドトールコーヒーショップなどの飲食店でスマホのタッチ決済を利用するとポイント最大7%還元の三井住友カード(NL)です(投信積立は0.5%還元)。
基本0.5%+スマホタッチ決済ボーナス6.5%=合計7%
注意事項
- 商業施設内にある店舗など、一部7%にならない場合あり
- Visaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うことが条件
- iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外(基本ポイントのみ)
- 一部Visaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済が利用できない店舗あり
- Google PayでMastercardタッチ決済は利用不可(ポイント還元は受けられない)
- 一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿して支払う必要あり(その場合はタッチ決済ボーナスは対象外)
- タッチ決済とならない金額の上限は、利用店舗によって異なる場合あり
- 7%は通常のポイントを含む。還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、交換先によっては1ポイント1円相当にならない場合あり
一定の留意事項はありますが、ポイント最大7%還元とパワフル!

年会費無料で維持でき還元率1%の三井住友カード ゴールド(NL)
年100万円のカードショッピングで翌年以降、年会費が永年無料となる三井住友カード ゴールド(NL)は、ハイスペックで一般カードよりおすすめです(投信積立は1.0%還元)。
希少な年会費無料のゴールドカードでエッジが効いています。
三井住友カード プラチナプリファードは最大3%(一般加盟店も最大2.28%)
三井住友カード プラチナプリファードは、SBI証券での投信積立が最大3.0%Vポイント付与で、ソラシドエアマイルに交換すると6%マイル還元となります。

また、ETC利用分と外貨建て決済は3%となり、国内の特約店では2%以上の還元率です。
さらに年100万円利用ごとにボーナスポイントを獲得可能で、コンシェルジュはメール依頼可能で使い勝手がよいVPCCです。
年間ボーナスポイントの上限は年400万円利用なので、年400万円利用時が最高還元となります。
2024年11月以降は投信積立をフルに行ってかつ年500万円利用時は、年会費をマイナスしても実質2.28%と高還元です。
幾多のクレジットカードの中でも最高峰の還元率を誇っています。
利用額 | おすすめカード | 還元率 (年会費考慮) | 還元 |
---|---|---|---|
何円でも 一律還元 | P-one Wiz | 1.3%~1.4% | 1%キャッシュバック 0.3~0.4%のポイント ※0.4%はファミマ関連 |
リクルートカード | 1.2% | リクルートポイント | |
Vポイントカード Prime (日曜日限定) | 1.5% | Vポイント | |
年100万円 | 三井住友カード ゴールド(NL) | 1.5% | Vポイント |
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド | Vポイント | ||
エポスゴールドカード | 1.5% | エポスポイント | |
JQ CARD エポスゴールド | 1.5% | JRキューポ | |
JQ CARD セゾンゴールド | 1.5% | 永久不滅ポイント | |
年150万円 | 日本盲導犬協会カード | 実質1.37% | Jデポ (利用額に充当) ※実質的に 現金還元 |
年200万円 | 日本盲導犬協会カード | 実質1.45% | |
年300万円 | 日本盲導犬協会カード | 実質1.52% | |
年500万円 | 三井住友カード プラチナプリファード | 実質1.78% (※) | Vポイント |
※基本1%+年間ボーナス1%+投信積立のゴールドNLとの差(年120万円まで2%相当)。その他、外貨建決済・ETC3%、他特約店で2%以上の高還元も上表では考慮なし
※SBI証券のクレカ積立では、最大ポイント付与の差
三井住友カード プラチナプリファードは、外貨建決済・ETC3%、他特約店(プリファードストア)で2%以上の高還元となり、実は年500万円以上利用して、SBI証券での投信積立を行うなら、ミニマリストにもおすすすめのクレジットカードに昇華します。

実際に私は保有してザクザクと還元を享受しています。
三井住友カード プラチナプリファードは、お得な入会キャンペーンも魅力的です。

楽天証券は0.5%~2%
楽天証券のクレカ積立(低コストインデックス投信)は、楽天カード0.5%、楽天ゴールドカード0.75%、楽天プレミアムカード1%です。
インビテーション制の楽天ブラックカードは2%であり、三井住友プラチナプリファードの5%に次いで高還元となっています。
各楽天カードはお得な入会キャンペーンを開催しています。