マネックス証券に取材インタビュー!Vol.2 米国株について聴き倒しました!

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マネックス証券 営業本部の西尾さん、岩井さん

日本の大手ネット証券の一角がマネックス証券です。1999年創業以来、次々と先進的なサービスを提供してきており、日本初のサービスをリリースすることも多く人気を集めています。

特に米国株に関する充実度は日本でもトップクラスであり、業界最安値水準の手数料、圧倒的に豊富な銘柄数が突き抜けています。

競争力がかなり高く、卓越した魅力があります。この度は、マネックス証券に取材に伺い、外国株式についてインタビューしてきました!

この度はマネックス証券株式会社 営業本部の西尾さん、岩井さんにインタビューさせていただきました。

マネックス証券 営業本部の西尾さん、岩井さん

背景のオシャレな和風の絵柄は、マネックス証券主催の「ART IN THE OFFICE」というプログラムの作品です。マネックス証券のミーティングルームの壁は秀逸でした。

マネックス証券のオフィスの壁に飾ってある作品

日本株、ロボアドバイザーサービスのマネラップ、その他サービスに関するインタビューについては、以下に集約しています。

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日本の大手ネット証券の一角がマネックス証券です。1999年創業以来、次々と先進的なサービスを提供してきており、日本初のサ...

まつのすけ:米国株取引サービスは、オンライン証券で初めて特定口座に対応しました。前例がない中でサービスを導入するのは凄いことだと思います。導入に至った経緯について教えてください。

西尾さん:当社のお客様に対して米国株に関するアンケートを行った結果、日本株で既に提供されているサービスの中で、米国株取引サービスで提供できていない部分を埋めていくのが米国株のサービス提供において重要だと考えました。

日本株に浸透していて米国株にないものの一つが特定口座であり、特にご要望をいただいておりました。

損益通算や損失の繰越控除のための確定申告など、特定口座の利点を米国株取引にも活かしていただくことを考え、2013年12月に対応することにしました。

当時、他社で特定口座に対応しているネット証券はまだなかったこともあり、口座数も取引数も大きく増加して、他社からの移管も増えました。

当社で米国株をお取引されていなかった方もお申込みを多くいただき、米国株が気になっていたけど取引していなかった方のニーズにもお応えできたと考えております

岩井さん:税金の面で確定申告をする煩わしさがなくなると、取引開始のハードルが下がるので、お客様の利便性が向上したと考えております。

マネックス証券の岩井さん

まつのすけ:これから口座を開設する方は、総合口座が特定口座だと、外国株式取引の口座も自動的に特定口座になるという認識でいいでしょうか。

西尾さん:そのとおりです。

まつのすけ:取引手数料は1取引あたり(税抜)約定代金の0.45%(最低手数料5米ドル・手数料上限20米ドル)と日本の証券会社で最低水準のリーズナブルな手数料です。

過去には他のネット証券で株式取引手数料の値上げが行われた例もあり、心配な方もいるかもしれません。この手数料は継続ということでよろしいでしょうか。

西尾さん:これからも同水準の取引手数料を継続していく予定です。また、日本株と同じような感覚で取引していただくためには、手数料の水準も日本株に近いものである必要があると考えていますので、常に検討は続けていく予定です。

まつのすけ:2017年1月31日(火)まで米国株投資応援キャンペーン!が実施され、米国株と米ドルの買付時手数料が実質無料(上限なしで全額キャッシュバック)とパワフルです。

米国株をこれまで取引していなかった方が新規に始める動きも出てきているのでしょうか?

西尾さん:そうですね。キャンペーンを実施していない時も、初めてお取引いただくお客様は一定数いらっしゃいますが、キャンペーンの効果もあり、増えています。

実は、初めて米国株をお取引されるお客様には、当社オリジナルの「米国株デビュー応援!」というプログラムがあり、買いと売りの取引手数料が実質無料(上限3万円)になります。

今回、米国株相場が堅調に推移していることから、過去に米国株をお取引されたことがあるお客様も含め、より米国株式の買付けにかかるコストを還元できたらと考え、米国株式を買い付けるまでの取引にかかる手数料を全て実質無料とするキャンペーンを企画しました。

葉っぱを握る赤ちゃん

まつのすけ:為替手数料も無料というのが珍しくて突き抜けている印象がありました。取引手数料は無料でも、為替手数料まで無料というのはこれまでは見たことがほとんどありません。そこら辺も議論なさったんでしょうか。

西尾さん:やるなら思い切って為替手数料(買付時のみ)まで無料にしようと決めました。

まつのすけ:米国株・ETFの取扱い銘柄数は約3,000銘柄と圧巻の数です。大手の対面証券でも意外と取り扱い数が少なく、トランプ氏が大統領選に当選した後にJ.P.モルガンを買おうとしたら「取扱いがない」と言われてビックリしたことがあります。

外国株の中で米国株の充実度が際立っています。狙いはどこにあるのでしょうか。

西尾さん:米国ではニューヨーク証券取引所とNASDAQ合わせて5,200銘柄程度上場しており、当社では中でも流動性の高い銘柄の取扱いを行っています。

また、お客様で元々米国に住んでいた方や米国株をよくご存知の方、テンバガー銘柄を狙っている方などからは、マイナーな銘柄も取引したいというご要望が多いです。そういうリクエストにもお応えして、より広い投資機会を提供できるように考えております。

他社で扱っていなくて当社では取り扱っている銘柄数は、現在約1,900銘柄です。独自でシミュレーションしてみたところ、米国大統領選前に当社のみ取扱いの銘柄を全て買っていたら、12月中旬の時点で+15%のリターンでした。

他社でも取扱がある銘柄も含めて、当社の取扱い銘柄を全部買った場合だと、+10%程度にとどまりましたので、マネックス証券にしかない銘柄だけを買ったら超過リターンが得られていたようです。

この結果はたまたまかもしれませんが、それほどお客様が多様な銘柄を選べる環境があるのが強みだと考えています。

マネックス証券の西尾さん3

まつのすけ:おそらく中小型株効果が発揮しているんでしょうね。

西尾さん:他社はどうしても大きい銘柄が多く、中小型株の銘柄に関しては当社に強みがあります。

まつのすけ:銘柄追加の要望フォームも設けられており、ユーザーニーズにお応えいただけるスタンスが好印象です。

米国株の銘柄の取扱いは個別に取引所と契約なさっているのでしょうか。銘柄を追加するフローについて教えてください。

西尾さん:当社では、ウェブサイト上の専用フォームやコールセンターなどに寄せられた銘柄追加のリクエストを集約して、銘柄追加を行っています。

個別株の取扱いは、ETFのように特に規定などはありませんので、一部、取扱いが難しい銘柄は除いて、積極的に追加をしています。ご要望をいただいた後、およそ3日~2週間以内には対応を行っています。

岩井さん:ここまで柔軟に銘柄追加ができる理由は、グループ会社に米国でオンライン証券事業を営むトレードステーション社があるからです。

トレードステーション社の持つ米国株取引に関する技術やノウハウを利用することで、銘柄追加が随時可能であり、また手数料も最安水準にてご提供ができていることがマネックス証券の強みです。

トレードステーションの開発者であるクルーズ兄弟

まつのすけ:立会時間に加えて「プレ・マーケット」、「アフター・マーケット」でも取引できますね。初心者の方向けに活用方法について教えてください。

西尾さん:決算発表後など、立会時間外に値段が動く際の投資機会を逃さず取引いただけることがポイントです。値段が大きく動くことがあるので、発注される際には指値注文をおすすめします。

こういった「プレ・マーケット」、「アフター・マーケット」でしかついていない価格で取引できるのが、個人の方にとってもメリットになると考えています。

まつのすけ:米国株取引はWebブラウザの他、トレードステーションというツールもあります。主な機能ないしメリットについて教えてください。

西尾さん:「トレードステーション」はパソコン専用のダウンロード型取引ツールです。米トレードステーション社が米国で先進性、機能性において数々の最高評価を受けてきた取引ツールを日本語版でご利用いただけます。

主にはアクティブなトレードを好まれるデイトレーダー向けの取引ツールのため、機能が充実しています。

例えば「ホットリスト」というランキングツールがあり、出来高急増率・株価急騰率などのランキングが随時更新されます。今取引したい銘柄を見つけやすい機能ですね。

他には「マトリックス注文」という板注文機能があり、板上からクリックするだけで発注ができますので、投資機会を逃しません。

また、自動売買が可能なのも利点です。自動売買をご自身で簡単に設定できて、テクニカル分析に基づいて買ったり売ったりの設定も可能です。

過去の検証・バックテストも可能であり、自分で考えた仮説を検証したい方にもおすすめです。

マネックス証券の西尾さん (4)

まつのすけ:バックテストのデータをエクセルにエクスポートするのはできるのでしょうか。

西尾さん:はい。パフォーマンスレポートという機能があり、バックテスト全期間の総損益、総取引数、勝率などをエクセルで出力可能です。

まつのすけ:米国株以外に中国株の取引も可能です。一時期と比較すると注目度が低下している印象ですが、これから中国株を取引するメリットについてはどのようにお考えですか。

西尾さん:やはり一気に株価が上昇する可能性が高いのは中国株ではないかと思います。急上昇の潜在性は秘めているように思えます。

お取引されている方もその点を魅力に感じていらっしゃるのではないでしょうか。

まつのすけ:2014年後半~2015年前半に急速に株価が上昇した時がありましたね。そういうダイナミズムが魅力的ですね。

まつのすけ:その他、質問した内容以外で、外国株の取引について、これからの注目情報や、ユーザーへのメッセージをお願いします。

西尾さん:米国のiBillionaire社と協力して、「iBillionaire」というサイトの日本語版を立ち上げました。

iBillionaireトップページ

ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロスなど米国の著名投資家15人のポートフォリオを見ることができる他、「この銘柄はどの投資家が保有しているのか」という検索もできます。

元となる情報は公開されている情報なので誰でも見ることはできますが、英語のレポートですし、都度ご自身で読み取るのは大変です。

そこで、最新のレポートをロボットが解析し随時更新することで著名投資家がどんな銘柄を保有しているのかを瞬時に知ることができます。また、表やグラフ化することで、視覚的にも情報が得られるように考えました。

このウェブサイトは2016年12月15日にリリースしました。3ヶ月ごとにポートフォリオが最新のものに更新されます。

また著名投資家たちが保有している米国のトップ企業の株式パフォーマンスを追求する「iBillionaire指数」も公開しているのもポイントです。

この指数に連動するETF(ティッカーシンボル:IBLN)もマネックス証券で購入することができますので、ぜひご確認ください。

iBillionaire

日本国内にある米国株の情報はまだ少ないので投資しづらいという方がどうしても多いのかもしれません。そこでマネックス証券では、できる限りレポートやセミナーで情報を提供しておりますので、ご参照いただければと思います。

海外投資ブログMarketHackで有名な広瀬隆雄さんに毎週オリジナルレポートを書いていただいている他、セミナーも毎月開催しています。他にも、米国の利上げがあった際などのイベント発生時には、臨時セミナーも開催しております。

投資をしていない方の中でも知名度が高いウォーレン・バフェットが率いる投資会社、バークシャー・ハサウェイの保有有価証券報告書が出る度に、それを読み解いたレポートを出していて、大変ご好評をいただいています。

また、春と秋の2期、東洋経済新報社から米国株会社四季報が出ており当社ではキャンペーンなどでお客様にお贈りしておりますので、ぜひウェブサイトをご確認いただければと思います。

マネックス証券の米国株厳選銘柄レポートBOOK

また、「厳正銘柄レポートBOOK」というオリジナル冊子を四半期に一度発行しております。マネックス証券で人気のある50銘柄について、四期分の決算や事業内容、足元の相場動向などをまとめております。

キャンペーン等で配布している他、口座をお持ちの方ならどなたでもPDFでご覧いただくことができます

岩井さん:このレポートは人気があり、イベントやブースでお配りすると、すぐになくなってしまいます。米国株でここまでコンパクトに掲載しているものは珍しいので、ぜひご活用いただければと思います。

マネックス証券 営業本部の西尾さん、岩井さん (1)

話が尽きず米国株以外にも数多くのお話を聞けました。長くなるので、一旦ここで区切ります。To be continued......!

マネックス証券は、手数料がリーズナブルな日本株・外国株取引、ゼロETF、完全抽選のIPOや立会外分売、手数料最安値のワン株(単元未満株)、安定運用で高利回りのマネックス債、現金同様のマネックスポイント、マネラップなどメリットが大きいネット証券です。

米国株取引では、日本最安値水準の手数料、圧巻の取扱い銘柄数、レポート・セミナー・厳正銘柄レポートBOOKなどの豊富な情報が魅力的です。

日本株のNISA口座、ジュニアNISA口座での国内株式の売買手数料は、恒久的に0円(単元未満株を除く)となります。

購入時だけではなく、売却時も0円でお得です。

また、NISA口座での米国株・中国株の買付時の国内取引手数料は、恒久的に実質0円(全額キャッシュバック)です。

マネックス証券のNISA口座には取引コストを抑えた資産運用が実現できるという大きなメリットがあります。

マネックス証券はマネックスポイントというオトクなプログラムもあり、投資信託の購入・保有、株式の日計り取引などでマネックスポイントが貯まります。

ポイントは株式売買手数料に充当することもできますし、JALマイル・ANAマイルなどにも交換できます。

便利な共通ポイントであるTポイント・nanacoポイント・Suicaポイント・WAONポイントにも交換できます。すべてのポイントについて、交換手数料はありません。

マネックス証券のオリジナルレポート、J.P.モルガンの機関投資家向けアナリストレポート、日本証券新聞第一面、バロンズ拾い読み(日本語)、フィスコのレポート等を閲覧することもできます。

レポート、セミナーが極めて充実しており、有益な情報や知識の提供に八面六臂の活躍をしてくれるネット証券です。

独自性が高い資産管理の分析ツールも充実しています。他のネット証券には用意されていないタイプのツールも豊富です。

口座開設・維持は無料で、口座を持つのに一切費用はかかりません。ネットバンキングでの入金、銀行への出金も無料です。100万の資産運用でも大活躍します。

マネックス証券はお得な新規口座開設キャンペーンを行なっています。

条件は非常に緩いのでおすすめです。まだマネックス証券に口座をお持ちでない方は、この機会にぜひ口座開設してはいかがでしょうか。


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