nanacoポイントが2019年7月1日に改悪され、従来は1%還元だった還元率が0.5%に低下しました。
2019年9月1日からはセブンマイルプログラムがリニューアルされて、セブン&アイグループの一部店舗では0.5%還元となり、合計還元率は1%を維持できます。
しかし、nanacoの対象店舗が全てセブンマイルの対象ではないので、改悪となる店舗もあります。スマホアプリのnanacoも同様です。
nanacoポイントの改悪内容、代わりの代替候補について、徹底的に解説します。
目次
nanaco決済の還元率が半減
これまで電子マネーnanacoをセブン&アイグループの店舗で利用すると、100円(税抜)あたり1ポイントを得られました。
ただし、ロフトとイトーヨーカドー(アリオ)内のテナントでは、税込金額に対して付与されます(以下同様)。システム上の都合なのでしょう。
しかし、2019年7月1日からはnanaco利用時のポイント還元率が半減し、200円(税抜)あたり1ポイントとなり還元率が0.5%に低下します。
空前の低金利の情勢においては0.5%とはいえ大きなインパクトがあります。以下の店舗が対象となっています。
リアル店舗
- セブン‐イレブン
- イトーヨーカドー(アリオ)
- 西武・そごう
- ヨークベニマル
- ヨークマート
- アカチャンホンポ
- ロフト
- セブン&アイ・フードシステムズ(デニーズ・ファミール・ポッポ他)等
ネット通販
- セブンネットショッピング
- 西武・そごうのe.デパート
- アカチャンホンポ
- ロフト
- セブンミール
- イトーヨーカドーネットスーパー
- イトーヨーカドーネット通販
ライバルの電子マネーである楽天EdyやWAONも、200円ごとに1ポイントで0.5%還元ですが、ポイント付与の対象が税込であり、例えば198円(税抜)の商品購入では0.5%のポイントを獲得できます。
しかし、nanacoの場合は税抜金額に対して付与されるので、このケースはポイント付与の対象外です。EdyやWAONよりも消費に税の支払額の分だけ不利になります。
セブンマイルプログラムを利用すれば合計1%還元(一部店舗)
2019年9月1日からは、セブンマイルプログラムがリニューアルされて、200円(税抜)あたり1マイルを獲得できるようになります。
税込ではなく税抜なのが地味なデメリットです。例えば、税抜980円(税込1,078円)といった場合は端数が切り捨てられて無駄になってしまいます。
貯まったセブンマイルは好きなタイミングでnanacoポイントに交換できるようになります。
つまり、セブンイレブンのスマホアプリを提示してセブンマイルを貯めれば、nanaco決済の0.5%+セブンマイル分の0.5%で合計1%還元となり、これまで通りの還元率を維持できます。
しかし、従来はnanacoで支払うだけで1%還元だったのが、今後はnanaco払い+スマホアプリ提示で1%還元となり、余計な手間が発生するのがデメリットです。
また、セブンマイルプログラムはnanacoが使えるセブン&アイグループ店舗全てが対象ではありません。セブンマイルの対象は以下となります。
- リアル店舗:セブン‐イレブン、イトーヨーカドー、西武・そごう、アカチャンホンポ、ロフト
- オンライン:セブンネットショッピング、西武・そごうのe.デパート、アカチャンホンポ、ロフト、セブンミール、イトーヨーカドーネットスーパー、イトーヨーカドーネット通販
つまり、ヨークベニマル、ヨークマート、デニーズ・ファミール・ポッポ等のセブン&アイ・フードシステムズ飲食店は、セブンマイルの対象外なので0.5%還元になってしまいます。
これが大きなデメリット・改悪点となります。
代わりの候補
スマホを持っていない方、セブンマイルは面倒という方にとっては、今回のnanacoの改悪は手痛い打撃となります。青天の霹靂、吃驚仰天、驚天動地、驚愕動転ですね。
しかし、まだまだセブン&アイグループでお得なクレカは多数あります。nanaco改悪後の代替候補についてまとめます。
三井住友カード(NL)はセブン-イレブン・ローソン等の対象コンビニでのスマホのタッチ決済利用でポイント最大7%
セブン-イレブン・ローソン等の一部コンビニで特におすすめなのは、年会費が無条件で永年無料の三井住友カード(NL)です。
三井住友カード(NL)は年会費が無条件で永年無料。Visaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済のスマホタッチ決済なら、セブン-イレブン・ローソン等の一部コンビニ、マクドナルド・モスバーガー、サイゼリヤ・ガスト・ドトールコーヒーショップ等の飲食店でポイント最大7%還元となるのがメリットです。
基本0.5%+スマホタッチ決済ボーナス6.5%=合計7%
ただし、一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元率にならない場合があります。
対象外の店舗例
百貨店や駅ビル、ショッピングセンターなどの商業施設の中にある店舗、ガソリンスタンド併設店舗、その他一部の店舗
注意事項
- Visaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うことが条件
- iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外
- 商業施設内にある店舗など、一部7%にならない場合あり
- 通常の差し込み決済は、0.5%~1%の基本ポイント還元のみ
- 一部Visaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済が利用できない店舗あり
- Google PayでMastercardタッチ決済は利用不可(ポイント還元は受けられない)
- 一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿して支払う必要あり(その場合はタッチ決済ボーナスは対象外)
- タッチ決済とならない金額の上限は、利用店舗によって異なる場合あり
- 7%は通常のポイントを含む。還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、交換先によっては1ポイント1円相当にならない場合あり
お得な新規入会キャンペーンも魅力的です。
三井住友カード(NL)はコストパフォーマンスが良好なクレジットカードであり、メインカードは他にある方でもサブとして活用すると着実に家計の手助けとなります。
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三井住友カード ゴールド(NL)は最高峰のポイント還元+年1万円相当のボーナス
三井住友カード ゴールド(NL)は、カード番号などが券面に印字されていないナンバーレスのゴールドカードです。
通常の年会費は本会員が5,500円(税込)で、家族カードは無料。しかし、年100万円以上利用すると、翌年度以降は本会員もずっと年会費が0円に。年会費が永年無料になりますよ!
年100万円というと1ヶ月あたり約83,334円です。多くのご家庭にとって現実的な範囲でしょう。
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
三井住友カード ゴールド(NL)の基本ポイント還元率は0.5%ですが、年100万円以上利用すると、10,000円分のVポイント(1.0%相当)を得られます。
年100万円ぴったりの利用だとボーナスと合わせてポイント還元率は1.5%です。
Mastercardブランドの場合、au PAY チャージ&利用ならさらに+0.5%となり、合計で最大2.0%ポイント還元!
三井住友カード(NL)同様に、Visaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済のスマホタッチ決済なら、セブン-イレブン・ローソン等の一部コンビニ、マクドナルド・モスバーガー、サイゼリヤ・ガスト・ドトールコーヒーショップ等の飲食店でポイント最大7%還元となります。
※商業施設内にある店舗など、一部7%にならない場合あり。一定金額(原則1万円・店舗によって異なる場合あり)を超えると、タッチ決済が利用不可
その他、お得なボーナスポイントの仕組みが満載となっています。
- SBI証券でのクレカ積立
- 三井住友カードの多様なポイントUPキャンペーン
- ココイコ!:対象のリアル店舗でボーナス
また、ゴールドカードとしてのベネフィットも充実しています。
主な特典・付帯保険
- 空港ラウンジ
- 年間最高300万円のお買い物安心保険
- 最高2,000万円の海外・国内旅行傷害保険(利用付帯)
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三井住友カード ゴールド(NL)はコストパフォーマンスが良好なゴールドカードであり、メインカードは他にある方でもサブとして活用すると着実に家計の手助けとなります。
1回でも年100万円のカードショッピングが可能ならゴールドカードがおすすめです。
もし年100万円のカードショッピングが難しい場合でも、Amazonギフト券を購入してクリアするという選択肢もあります。
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デニーズではクオカードかジェフグルメカードがおすすめ
今回のnanacoの改悪で最も手痛い打撃を被るのは、セブンマイルプログラムの対象外であるデニーズでの決済です。
これまでデニーズでnanacoを使っていた方は、これを機会にクオカードを活用するのも有力な選択肢です。
nanacoチャージがポイント還元のクレジットカードでチャージしたnanacoによって、セブン-イレブンにて1万円のクオカードを購入すると、最大3%還元となってお得です。
具体的には、リクルートカードでチャージしたnanacoでクオカードを買い、デニーズでQUOカードにて決済すると3%還元となってファンタスティックです!
クオカードが面倒な場合は、金券ショップやクラブオフ等でジェフグルメカードを安く購入するのも選択肢です。
3%~4%程度のディスカウントで購入できることがあります。お釣りが出るのも大きなメリットです。
以下のサービス・クレジットカードによって、4%割引でジェフグルメカードを購入できます。
リクルートカード
2020年3月中旬までにnanacoチャージ用のクレジットカードとして登録したリクルートカードは、nanacoチャージで1.2%と高還元です。
リクルートカードでチャージしたnanacoを利用して、イトーヨーカドーでお買い物すると、改悪後も合計で1.7%還元となります!
年会費無料なのでnanacoチャージ専用のサブカードとして使いやすいのがメリットです。
ただし、2018年4月16日(月)からは、電子マネーチャージ利用分は、合計で月30,000円までがポイント付与の対象となりました。
JCB、VisaかMastercardの2枚持ちを行えば、3万円+3万円=月6万円まではOKとなります。リクルートに確認済みです。
1ヶ月間のサイクルは16日~翌月15日であり、集計期間内に売上データが到着した分で3万円が上限となるので、売上データが遅れるリスクを考慮すると早めのチャージが無難です。
実際にJCBとMastercardの2枚のリクルートカードで電子マネーチャージしたところ、月6万円(720ポイント)まではしっかりと獲得できました。
nanacoチャージで貯まるリクルートポイントはじゃらん、ホットペッパーグルメ、ホットペッパーティーなどのリクルートのサービスにて、1ポイント1円で使えます。
また、リクルートポイントはPontaポイントと1ポイント単位で等価交換(1対1)が可能です。しかもリアルタイムに交換できます。
Pontaポイントはローソン、ケンタッキー、GEO、apollostation、コジマ、ピザハット、HMV、ライフなどにて1ポイント1円で使えるので便利です。
ジャンル | 店舗名 |
---|---|
コンビニ・スーパー | ローソン、ローソンストア100、ライフ、ニシムタ、成城石井(一部店舗) |
通販・ネットショッピング | ポンパレモール、HMV&BOOKS online、サンプル百貨店、cotoco、Oisix |
グルメ・飲食 | ケンタッキーフライドチキン、ホットペッパーグルメ、カフェミラノ |
百貨店・ドラッグストア | 高島屋、大和、アルビス、トモズ |
家電 | ビックカメラ、コジマ、ソフマップ |
トラベル | じゃらんnet、JAL、京阪グループホテル、ルートインホテルズ |
カーサービス | apollostation・出光・シェル、じゃらんレンタカー |
ファッション・美容 | AOKI、ジャンブルストア、セカンドストリート、タカシマヤコスメティックス、ホットペッパービューティー |
医療・保険 | Dental Ponta、Pontaかんたん保険 |
エンタメ・本 | 丸善ジュンク堂書店、ゲオ、ゲオ宅配レンタル、HMV、三洋堂書店 |
スポーツ・ゴルフ | ヒマラヤ、じゃらんゴルフ |
JALマイルにも2ポイント1マイルのレートにて、2ポイント単位で細かく交換できます。Pontaポイントについては以下で徹底解説しています。
ポンタは普通に使うと1ポイント1円ですが、ローソンお試し引換券で使うと、10~330ポイントで多種多様な商品と代えられます。
ポン活でPontaを使うと、1ポイント1.5~3円のお得なレートでお菓子・飲み物・酒類などに交換できます。詳しくは以下のエントリーにまとめました。
つまり、リクルートカードの実質的な還元率は1.8%~3.6%に昇華します。
nanacoチャージには、年会費無料で還元率1.2%(JALマイルなら0.6%)のリクルートカードがおすすめです。
メインカードは他にあり、サブカードとしてnanacoチャージに利用する際に便利です。小口のポイントを確実に消化できるのが嬉しいですね。
その他、リクルートカードの詳細については、以下で精緻に分析しています。
専門家がおすすめのJCBカードでもあり、実際に発行して使い倒したところ、日々のお買い物や電子マネーチャージでザクザクとポイントを得られました。
数千円相当のリクルートポイントがプレゼントされるお得な入会キャンペーンも魅力的です。
公式サイトリクルートカード 公式キャンペーン
セブンカード・プラスは最大2.3%還元
セブン-イレブンでおすすめのクレジットカードの筆頭は、セブン&アイグループの「セブンカード・プラス」です。
国際ブランド |
---|
対応電子マネー・Pay |
---|
- ETC
- 家族カード
- 2枚持ち可能
- ショッピング保険(海外)
- 分割払い
- リボ払い
年会費 | 発行スピード | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
無料 | 無料 | 約1週間 |
更新手数料 | 解約手数料 | ポイント名 |
無料 | 無料 | nanacoポイント |
- イトーヨーカドーで月3回5%OFF
- セブンイレブン、イトーヨーカドーで高還元
- 年会費が無条件で無料
- nanacoチャージで0.5%還元
- nanacoオートチャージが可能
セブンマイルプログラムと合わせて、セブンイレブン、イトーヨーカドーでは還元率1.5%の高還元クレジットカードです。
nanacoチャージがポイント付与対象である点も大きなメリット。オートチャージも利用可能です。
QUOカードが使えるセブン-イレブンでは、以下のステップでゲットしたクオカードで支払うとお得になります。
- nanacoチャージがポイント付与対象のクレジットカードでnanacoにチャージ
- セブンイレブンにてnanacoでクオカードを購入
nanacoチャージでポイントが貯まるクレジットカードで新規登録できるのは、セブンカード・プラスのみです。還元率は0.5%。
※2021年10月からApple Payがnanacoに対応。現在はApple Payのnanacoチャージでポイントを得られるクレジットカードもあります。
クオカードは額面1万円のタイプを購入すると10,180円の残高のカードがもらえます。つまり、1.8%得します。セブンイレブンではnanaco払いでクオカードを購入できます。
したがって、セブンカード・プラスでnanacoチャージして、そのnanacoでセブンイレブンにて1万円のクオカードを買うと、1.8%+0.5%で合計2.3%も得します。
更にセブンマイルプログラムを活用すると0.5%のnanacoポイントも上乗せされるので、合計還元率は2.8%に昇華します!
セブンカード・プラスは、イトーヨーカドーでもお得。8日・18日・28日はイトーヨーカドーで対象商品5%割引が適用されます。8日・18日・28日だとクレカのポイント還元と合わせて約6.5%もお得となります!
セブンカード・プラスのポイントは電子マネーnanacoに1ポイント=1円として、しかも1ポイントから交換できるので、ポイントを一定程度貯めて交換は面倒という方には有力な選択肢です。
nanacoボーナスポイントが貯まる品物がセブン‐イレブン・イトーヨーカドー・ヨークマートで定期的に用意されます。
年会費は無条件で無料と質実剛健。費用は着実に自分の家計に跳ね返ってくるので、コスト0円は利点です。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「コンビニ・スーパーでお得なカード」としてセブンカード・プラスを挙げられていました。
また、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、nanacoチャージにおすすめのカードとしてセブンカード・プラスを挙げていらっしゃいました。
セブンカード・プラスはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
実際に多面的な角度で分析したところ、ザクザクとnanacoポイントを獲得可能なスペックを備えていました。
セブンイレブン、イトーヨーカドーでの豊潤なお得さには身震いする程であり、八面六臂の活躍を見せてくれる秀逸なカードです。
主なメリット
- セブンイレブン・イトーヨーカドー・西武・そごう等でポイント2倍(セブンマイルプログラムと合わせて3倍)
- nanacoチャージで0.5%還元。オートチャージも可能
- 貯まったポイントは1ポイント単位で便利に利用可能
- イトーヨーカドーで月3回5%OFF
- 年間利用額に応じた累計ボーナスnanacoポイント
- QUICPay(nanaco)を利用可能
- 駐車場無料時間の優待サービス
- 年会費無料のゴールドカードのインビテーションも届く
- お得な入会キャンペーン
- Apple Payを利用可能
慈愛さえ感じるようなお得さがあり、キラリと光るエクセレントな魅力が燦然たる輝きを放っています。
お得な特典が満載であり、活用すると家計が頑健化して、生活を豊かに彩ることが可能。家計が大助かりとなり、順風満帆・視界良好で新しい世界へ雄飛する機会を手に入れられます。
現在は新規入会&条件達成で最大3,100nanacoポイントがプレゼントされます。以下のページからご入会すると、キャンペーンが適用されます。
公式サイトセブンカード・プラス 公式キャンペーン
エポスゴールドカード
丸井が発行しているエポスカードにはゴールドカードが存在します。「エポスゴールドカード」という名前です。
コストパフォーマンスが良好であり、ゴールドカードのランキングでも上位に位置付けられるハイ・クオリティー・カードです。
エポスカードは丸井での年数回の10%OFF、充実の海外旅行傷害保険、数多くの店舗で受けられる優待特典が魅力のカードです。
エポスゴールドカードの年会費は5,000円(税抜)です。年間の利用金額が50万円以上だと翌年度以降の年会費が無料になります。
また、インビテーションでゴールドカードを発行したら、年会費は永年無料となります。エポスカードを保有して概ね年50万円以上決済すると、インビテーションが届く傾向にあります。
エポスゴールドカードは無料で持てるゴールドカードです。インビの基準も緩く、年50万円に利用額が届いていなくても、インビテーションが届く事例もあります。
家族カードはありませんが、家族をゴールドカードに招待できる「エポスファミリーゴールド」という制度があります。
エポスゴールドカードは、丸井での利用は還元率1%ですが、通常の加盟店での還元率は0.5%です。ただし、年間の利用金額に応じてボーナスポイントをもらえます。
- 年50万円以上利用:2,500円相当(0.5%相当)
- 年100万円以上利用:10,000円相当(1.0%相当)
ボーナスポイントを合わせると、年100万円ちょうどの利用だと還元率は1.5%となります。カード利用で貯まるポイントは有効期限無しの永久ポイントになります。
エポスゴールドカードのポイントはエポスVisaプリペイドカードでVisa加盟店にて1ポイント1円で使えるので現金同様です。
エポスゴールドカードは年100万円以上使えば屈指の高還元カードとなります。ゴールドカードならではの特典も充実しています。
また、対象ショップの中からよく利用するショップを登録すると、エポスゴールドカード利用時のポイントが最大3倍になります。
選べるショップは最大3つまでとなります。対象ショップには、電気代・ガス代などの固定費、普段使いすることが多いスーパー・コンビニ・ドラッグストア・ETCカードもあるので便利です。
注目すべきなのは「セブン-イレブン」「イトーヨーカドー」等のセブン&アイグループ店舗がポイント3倍に入っている点です。
これを選択するといつでも1.5%還元になってファンタスティックです。
他のカードショッピングも含めて合計で年100万円利用すれば1%相当のボーナスポイントも得られます。
仮に年100万円ぴったりセブン-イレブン・イトーヨーカドー等を選択したポイント3倍ショップのみで利用した場合は還元率2.5%となります!
同様にモバイルSuicaやSMART ICOCAもポイント3倍(年間ボーナスを合わせて還元率2.5%)にすることが可能です。
ポイントアップするショップは、登録後3ヵ月間は変更ができません。登録当日の利用分からポイントアップの対象となります。
年会費無料で維持できるので、空港ラウンジを使えるゴールドカードの中でもコスパ良好です。
利用付帯の海外旅行傷害保険が付帯しており、最も利用頻度が高い傷害治療費用・疾病治療費用は最高300万円と充実しています。
エポスゴールドカード会員限定のベネフィットも豊富に用意されています。
その他、以下のVisaゴールドカード特典を利用できます。
サービス名 | サービス内容 |
---|---|
Visaゴールド空港宅配 | 海外から帰国の際、空港から自宅までの手荷物配送サービス 1個500円(2個目以降、行きは15%OFF) |
Visaゴールド海外Wi-Fiレンタル | 通信レンタル料金の割引 |
Visaゴールド国際線クローク(コート預かり) | 通常料金より15%オフ |
Visa プレミアムカーレンタル | プレミアム輸入車のレンタルサービスが一般料金から約15%オフ |
マルコとマルオの7日間ではマルイが10%OFFとなり、無印良品週間と開催時期が重なると無印良品もお得になります。
エポスゴールドカードは、ネット通販でのセキュリティに優れているエポスバーチャルカードも使えます。
エポスバーチャルカードは、クレジットカードのように実物があるカードではなく、データ上の決済VISAカードです。
エポスバーチャルカードを使うと、本体のエポスゴールドカードとは別の番号によってインターネットで決済できます。もちろんポイントはエポスゴールドカード同様に付与されます。
万が一エポスバーチャルカードの情報が流出しても、エポスゴールドカード本体の番号を知られることはありません。
本体のカードの方も利用ごとにメールを送ってもらう設定もできるので、不正利用をいち早く察知できてセキュリティも高いです。
その他エポスゴールドカードの特徴については以下で徹底解説しています。
年会費無料のゴールドカードは稀有であり、質実剛健なハイ・クオリティー・カードです。空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの一角です。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、おすすめのゴールドカードとしてエポスゴールドカードを挙げていらっしゃいました。
エポスカードにはプラチナカード「エポスプラチナカード」もあります。自己申込の場合は年会費30,000円(税込)です。ただし、一度でも年100万円以上利用したら、それ以降は2万円(税込)となります。
エポスゴールドカードを保有してインビテーションが届いた場合、年会費20,000円(税込)となります。
年収等の審査基準は厳しくなく、エポスゴールドカードを保有したうえで年100万円以上の決済を続ければインビテーションが届くと言われています。
エポスプラチナカードは年会費20,000円(税込)で維持でき、年間100万円以上利用すると2万円分のボーナスポイントをもらえます。
つまり、年100万円以上カードを利用するならば、実質的に年会費0円でプラチナカードが保有できることになります。その他詳細は以下で徹底解説しています。
プラチナカードならではの特典が充実しています。エポスプラチナカードを視野に入れる場合は、まずはエポスカードを作成してクレヒスを積み上げていくと低コストとなります。
エポスカードはお得なキャンペーンを行なっています。Webから入会すると2,000円相当のエポスポイントがプレゼントされます。
特に必要な作業はありません。無条件で2,000円を得られるお得な入会キャンペーンです。
なお、インターネットでの入会時に「おしごと」の下にある「ご紹介番号」に「24100536160」をご入力いただくと、更に紹介特典で500ポイントが上乗せされます。
公式サイトエポスカード 公式キャンペーン
JQ CARD エポスゴールド
JQ CARD エポスにはゴールドカード「JQ CARD エポスゴールド」があり、モバイルSuicaチャージでJRキューポを獲得できます。
エポスゴールドカードとJQカードの魅力を融合させたクレジットカードです。年会費無料で利用できます。
年100万円ちょうど利用した際には、ボーナスポイントと合わせて1.5%還元となります。
JRキューポはGポイントに交換できるので、JQセゾンみずほルートでGポイント→永久不滅ポイント→ANAマイルと交換すると、1対0.7のレートでANAマイルに移行できます。
つまり年100万円ぴったり利用した際のマイル付与率が1.05%となります。100万円超の利用分は0.35%です。
また、ポイント3倍のショップによく使うお店を登録すると、ポイントが最大3倍になります。
「JR西日本」を選択すると、SMART ICOCAもポイント3倍にすることが可能です(※モバイルICOCA・Apple PayのICOCAは対象外)。
年100万円ぴったりポイント3倍のお店(3つまで選択可能)だけで使った場合、なんと1.75%ANAマイル還元です。
なお、JALマイルの場合でも最大1.5%還元となり、JALマイルがお得に貯まるクレジットカードの1枚です。
更にANAマイレージクラブ モバイルプラスに加入した場合、月300円(税抜)のコストで、おサイフケータイ、Edy機能付きのANAカードでのEdy払いが1.5%マイル還元となります。
年間維持コストは3,600円(税抜)です。モバイルプラスはドコモ、au、ソフトバンクの回線契約が必要で、MVNOだとNGなのがデメリットです。
つまり、年100万円ぴったりJQカード エポスゴールドをEdyチャージに利用し、かつモバイルプラスに加入してEdy払いに使ったら2.55%ANAマイル還元となります。
年間ボーナスを含めない場合は、Edyチャージ時の0.35%+モバイルプラスの1.5%で合計1.85%となります。
その他、JQ CARD エポスゴールドの詳細については、以下で精緻に分析しています。
デメリットは改悪リスクがある点です。Edy一体型AMCの発行を終了しており、ANAのEdyに対するコミットの温度感は低下しています。
ANAモバイルプラスのEdy1.5%マイル還元、JRキューポの交換システム、エポスゴールドの年間ボーナスに改悪リスクがあります。
JQ CARD エポスゴールドは、JQ CARDエポスを作成して年50万円以上利用したら、インビテーションが届く可能性があります。
なお、通常のエポスカードを持っている方は、JQ CARDエポスに切り替えることが可能です。
エポスポイントとJRキューポは相互交換できるので、エポスカードのポイントはJQ CARDエポスに引き継がせることが可能です。
JQ CARDエポスはネット限定でお得な入会キャンペーンを開催しています。
公式サイトエポスカード 公式キャンペーン
ANA JCBカード
年会費が発生してもOKの場合は、ANA JCBカードも候補となります。
最も年会費が安いのは、若年層向けカードのANA JCBカード ZEROを除くと、2,000円(税抜)のソラチカカード、ANA JCB一般カードです。
セブンイレブン、イトーヨーカドーは「ANAカードマイルプラス」の対象店舗なので、ANA JCBカードで決済すると0.5%のマイルが特別に貯まります。
5マイルコースだと合計で1.0%のANAマイルが付与され、10マイルコースだと1.5%になります。イトーヨーカドーで1.5%マイル還元とパワフルです。
マイルは価値にレバレッジがかかるのが魅力的です。特典航空券へ交換すると、1ポイントの価値が数円に昇華します。
国内線特典航空券で利用すると1マイルの価値が1.5円~2円程度、国際線のビジネスクラスだと1マイル2.5~6円程度、ファーストクラスなら7~16円程度に跳ね上がります。
ANA JCBカードは後払い方式の電子マネー「QUICPay」(クイックペイ)を利用できます。QUICPayを活用するとセブン-イレブンでは更にお得になります。
QUICPayはnanaco、楽天Edy、Suicaとは異なり、事前にチャージする必要がないので使いやすい電子マネーです。
使った金額は後日、登録したクレジットカードから引き落とされます。残高を気にする必要がないので利便性が高い電子マネーです。
ANA JCBカード会員は、「ANA QUICPay+nanaco」に申し込めて、セブン-イレブンではこちらがお得になります。
QUICPay、nanaco、ANAのSkipサービスが三位一体となったキーホルダー型のQUICPayです。
ANA JCB一般カードはJCB発行のカードなので「QUICPay(nanaco)」も使えます。
QUICPay(nanaco)とは、事前に申し込んでおくと、本来はプリペイド式のnanacoが後払いのQUICPayとして利用できるサービスです。
セブン-イレブンでANA QUICPay+nanacoか、nanacoカードに搭載されているQUICPayでお買い物すると、200円(税抜)ごとに1ポイントが貯まります。
更にQUICPayに登録したANA JCBカードのポイント/マイルも貯まります。
セブン-イレブンではクレジットカードでの決済だけではなく、「ANA JCBを指定しているQUICPayでの支払い」もマイル付与率が1.0%/1.5%となります。
イトーヨーカドーの場合はQUICPay払いはANAカードマイルプラスの対象外です。
500nanacoポイントは250ANAマイルに交換できるので、セブン-イレブンでは更にQUICPay(nanaco)は0.25%のANAマイルが取れることになります。
5マイルコースだと合計で1.25%、10マイルコースだと合計1.75%のANAマイルが得られます。キーホルダー型のANA QUICPay+nanacoも同様です。
厳密にはカード利用分とANAカードマイルプラス利用分は税込で、QUICPay(nanaco)の分は税抜なので、端数が出ない場合の最大還元率が1.73%となります。
以下はQUICPay(nanaco)で約400円(税抜)のお買い物をして、クレジットカードの還元以外に2nanacoポイントを獲得した履歴です。
QUICPayでお買い物するには、店員さんに「クイックペイで払います」と言えば、店員さんが端末を操作してくれて決済が完了します。
QUICPay(nanaco)の利用は、会員サイト「MyJCB」から申し込めます。ログイン後、メニューの「各種お申し込み・購入」の中にある「QUICPay」から手続きできます。
登録はnanacoカードとクレジットカードが同一名義であることが条件。おサイフケータイのnanacoモバイル、一部の提携nanacoでは使えません。
イトーヨーカドーではANA JCBカードによるクレジット決済、セブンイレブンではQUICPay(nanaco)決済が最も高還元となります。
各ANA JCBカードの詳細については、以下で徹底的に解説しています。
ANA JCB ワイドカードとANA JCB 一般カードの相違点については、以下で精緻に分析しています。
ANA JCBカードは大量のマイルが得られるお得なキャンペーンを開催しています。