Visa・Mastercard・JCBなどの国際ブランドを搭載しており、原則としてクレジットカードのようにお買い物できるプリペイドカードがあります。
LINE Pay カード、おさいふPonta、au WALLET、ソフトバンクカード、エポスVisaプリペイドカード、三井住友VISAプリペイド、ANA VISA プリペイドなどです。
また、ライフカード、エポスカード、三井住友VISAカード、楽天カードなどには「バーチャルカード」があります。ネット通販で本体のカード情報を打ち込みたくない場合に便利です。
これらのカードは事前にチャージして使う流れになります。難点は端数が出て、使い切るのが難しいことです。しかし、簡単に使い切る方法があります。
プリペイドカード、バーチャルカードの端数を使い切る方法についてまとめます。
国際ブランド搭載プリペイドカードとは
プリペイドカードとは、事前にチャージした範囲でお買い物に使えるカードです。
通常はドトールバリューカード、タリーズカード、スターバックスカードなど、特定のお店のみでしか使えないプリペイドカードが多いです。
しかし、原則としてクレジットカード加盟店で使える「プリペイドカード」もあります。クレジットカード同様に決済できて利便性が高いカードです。
高速道路・ガソリンスタンド・各種公共料金・保険料など一部のJCB加盟店で利用できない場合があります。
代表例はLINE Pay カード、おさいふPontaです。いずれもJCB加盟店で使えます。


Pontaポイントが貯まりやすいクレジットカードについては、以下で精緻に分析しています。

LINE Pay カードは2%還元とバリューが高くて、活用していくと家計が頑健化します。日々の生活を豊かに彩ることができます。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「高還元カード」としてLINE Pay カードを挙げられていました。

特定の企業と携帯電話等を契約している場合に使える国際ブランド搭載プリペイドカードもあります。KDDI(au)のau WALLET、ソフトバンクカードです。


au WALLETはMastercard、ソフトバンクカードとおさいふPontaはVISAの加盟店でお買い物できます。
また、クレジットカードとは別にプリペイドカードを発行できるクレカもあります。エポスカードのエポスVisaプリペイドカード、三井住友VISAカードの三井住友VISAプリペイドeです。
エポスカードはバーチャルカード、プリペイドカードの両方を手数料・年会費無料で発行できます。自由度が高いカードです。

ANA VISAプリペイドカードがANAマイルが0.5%貯まります。プリペイドカードとしては屈指の高還元が魅力的です。ANA VISAや三井住友VISAカードからのチャージは無料です。

バーチャルカードとは
バーチャルカードとは、インターネットでのお買い物にクレジットカードと同様に使えるサービスです。
大抵のバーチャルカードは、本人認証サービスにも対応しているので、本人認証が必要なネット通販サイトでも使えます。
クレジットカードのように実物があるカードではなく、データのみのカードです。本体のクレジットカードのカード番号とは別の番号です。
セキュリティコードもあります。本体のカードとは別の番号によってインターネットで決済できます。
発行手数料・年会費は無料で、使用に費用がかからないバーチャルカードが多いです。
バーチャルカードの利用額も設定できます。0円にしておけば、万が一カード情報が漏れても、使うことはできません。使う時だけ利用額をアップさせれば盤石のセキュリティとなります。
バーチャルカードを使うと、万が一情報が流出しても、本体のクレジットカードの情報は無関係です。バーチャルカードを再発行して番号を変更すれば、番号が漏れても問題はなくなります。
バーチャルカードを使えば、インターネット上で安心してお買い物ができます。特に信頼性が定かではないショップや海外サイトでのお買い物には、とても便利です。
代表的なバーチャルカードについて以下で徹底解説しています。


ライフカードにはVプリカ、三井住友VISAカードには三井住友VISAバーチャルカードがあります。


プリペイドカード・バーチャルカードの端数を使い切る方法
バーチャルカードとプリペイドカードのデメリットは、もう使わないとなった場合、端数の処理に困ることです。
他の国際ブランド付きプリペイドカードに乗り換える場合、やはりクレジットカードのみを使うことにした場合、キャンペーン目当てでチャージしたような場合は、きれいに使い切りたいですね。
例えば3,777円分の残高がある場合、きれいに使いきるのは至難の業となります。近い金額は使えても、数円といった額をピタリと使いきれないことがあります。
端数を使い切りたい場合は、ズバリAmazonギフト券が便利です。Amazonで15円から50万円まで、1円単位で購入可能です。
VプリカでAmazonギフト券を買って、きれいに現在残高0円にしたことがあります。その時の利用明細は以下のとおりです。
Amazonギフト券は自分用にも買えます。Amazonギフト券(チャージタイプ)ですと、直接、自分のアカウントの残高にプラスされるので便利です。
「金額」において5,000円・2万円・4万円を選択可能。また、100円~50万円までの任意の金額を入力して、1円単位で購入金額を指定できます(Eメールタイプは15円~50万円)。
プリペイドカード・バーチャルカードの残高が例えば2,708円の場合、2,708円のAmazonギフト券(チャージタイプ)を購入するときれいに使い切れます。
端数が3,698円の場合は、同じ金額のAmazonギフト券を購入すればOKです。
有効期限は10年間ですので、長期的スパンでじっくりと消化していけます。期限切れのリスクは僅少です。
馴染みがあるEメールタイプの場合は、購入画面で金額の右側の欄に、バーチャルカード・プリペイドカードの残った金額を入力します。
そして、「宛先」の右に自分のメールアドレスを入力して、「レジに進む」を選択します。それ以外の項目は入力しなくてもOKです。

レジの画面でバーチャルカード・プリペイドカードのカード番号を打ち込んで、決済すればOKです。
Amazonギフト券を買うと、バーチャルカード・プリペイドカードをきれいに使い切って0円にすることが可能です。