2021年4月末まで3%還元だったVisa LINE Pay クレジットカード(LINEクレカ)は、2021年5月1日~2022年4月30日は2%、2022年5月1日以降は1%に改悪されます。
また、2%という至高の還元率が人気を博していたLINE Payカードは、以前に残念な改悪がありました。
高還元カードの相次ぐ改悪が続いていましたが、ついに最後の砦も陥落となりました。
2018年5月末で無条件の2%還元は終了となり、2018年6月1日からは「最大2%」になり、2020年5月からは還元率0%となります。
Visa LINE Pay クレジットカード、LINE Payカードの改悪の内容と、他の高還元クレジットカードとの比較についてまとめます。
目次
Visa LINE Pay クレジットカードの改悪内容の詳細
Visa LINE Pay クレジットカードの還元率は、2021年4月末までの3%から、2021年5月1日~2022年4月30日は2%に改悪されます。
また、LINEポイントクラブのマイランクは2021年4月30日で廃止となり、LINEクレカによる「チャージ&ペイ」の還元率が一律で0.5%に改悪されます。
また、2022年5月1日以降は基本還元率が1%に低下します。
LINE Pay カードの改悪内容の詳細
LINEはスマホで買い物ができる世界を目指して、LINE Payでのコード決済の普及を推進するために、LINE Pay カードの利用以外にも、LINE ポイントを付与するプログラムを開始します。
始まりがあれば終りがあります。LINE Pay カードの利用特典である2%還元(100円あたり2ポイント)のLINEポイント付与が、2018年5月31日(木)で終了となります。
2018年6月からの新しい利用特典「マイカラープログラム」では、スマートフォンのみで支払い可能なコード決済(LINE Pay)が主軸となります。
LINE Payサービス全体の利用に対して、LINEポイントがMAXで2%還元されるメンバーシップ・プログラムとなります。
- 改悪点:無条件で2%のLINEポイント→最大2%のLINEポイント
- 改善点:LINE Payでのコード決済などでもポイント還元
ただし、コード決済は加盟店が限られています。LINE PayカードはJCBブランド搭載型プリペイドカードなので、JCB加盟店ならば原則としてどこでも利用可能です。
携帯電話・プロバイダー料金・保険料などの反復継続的な支払いなど、一部利用できないケースはありますが、幅広いリアル店舗・インターネットで支払いが可能です。
LINE PayカードはLINE Pay残高にチャージできて現金同様のLINEポイントが2%貯まる点が最大のメリットでした。
LINEポイント→メトロポイント→ANAマイルのLINEメトロルートだと、1.62%のANAマイルを得ることも可能でした。
現金還元派からANAマイラーまで、幅広いユーザーがフル活用していただけに残念な改悪です。
LINE Payカードの還元率は2%→最大2%→0%と改悪
新プログラムのマイカラープログラムは、2018年6月~9月の4ヶ月間、LINE関連サービス利用度合いによってランク(バッジカラー)が決まる仕組みとなりました。代表例は以下のとおりです。
- 前月20日までのQR/バーコード支払い
- 「LINE Pay カード」支払い
- オンラインショップでの「LINE Pay」残高での支払い
- 「LINE Pay 請求書支払い」
- 送金機能
- その他
バッジカラーに応じて、月間の合計決済金額10万円(税込)までLINEポイントを獲得できるのが最大のメリットです。付与対象の支払いは以下のとおりです。
- LINE Payカード(リアル店舗/インターネット)
- LINE PayのQR/バーコード支払い(リアル店舗)
- オンラインショップでのLINE Pay残高での決済
- LINE Pay 請求書支払い
2018年10月1日以降は、1ヶ月間の全てのLINE Pay残高を利用した支払い金額のみでカラー判定されるように変更されました。
- ホワイト:1万円未満
- レッド:1万円以上5万円未満
- ブルー:5万円以上10万円未満
- グリーン:10万円以上
ホワイトはポイント還元の対象外であり、レッド、ブルー、グリーンの順に還元率がアップします。6月~7月は下表のとおりでした。
バッジカラー | インセンティブ |
---|---|
ホワイト | 0%(なし) |
レッド | LINEポイント0.5%(100円あたり0.5ポイント) |
ブルー | LINEポイント1%(100円あたり1ポイント) |
グリーン | LINEポイント2%(100円あたり2ポイント) |
2018年8月以降は還元率がUPして、2019年8月からは還元がLINEポイントからLINEポイントに変更されました。ANAマイラーにとって改悪です。
前月の支払い金額 | バッジカラー | インセンティブ |
---|---|---|
1万円未満 | ホワイト | 0.5%(100円あたり0.5ポイント) |
1万円以上5万円未満 | レッド | LINEポイント0.8%(100円あたり0.8ポイント) |
5万円以上10万円未満 | ブルー | LINEポイント1%(100円あたり1ポイント) |
10万円以上 | グリーン | LINEポイント2%(100円あたり2ポイント) |
ただし、還元が対象外となる店舗・サービスがあります。
LINE Pay マイカラーは2020年5月1日9:59に終了し、「LINEポイントクラブ」が開始し、LINE Payカードは還元率0%に再改悪されました。
代替候補(現金還元)
Visa LINE Pay クレジットカードは改悪後も2%還元なので、キャッシュレス決済のポイント還元を日々の生活費に使いたい場合は、依然として有力な選択肢です。
LINE Payカードは今後妙味がありません。メインカードとして使ってきた方にとっては、手痛い打撃となります。青天の霹靂、吃驚仰天、驚天動地、驚愕動転ですね。
他のクレジットカード、デビットカード、国際ブランド搭載型プリペイドカードに移ることも選択肢です。
LINE Payカードの改悪後の代替候補についてまとめます。まずはLINE Payカードを現金還元に使っていた方向けのカードです。
トヨタウォレットなら2.2%~3.2%
トヨタウォレットは、電子マネーiD、Mastercardタッチ決済、オンラインのMastercard加盟店での支払いが可能なキャッシュレス決済サービスです。
クレジットカードを紐付けてトヨタウォレットで支払うと、クレジットカードのポイントも得られます。
訴求力の高いポイント二重取りが可能です。将棋において飛車だけよりは、飛車・角の方が強いのと同様に、ポイントも一つだけよりは二つ獲得できる方が嬉しいですね。
ポイント二重取りが可能で合計還元率が簡単に2%以上になるキャッシュレス決済はエッジが効いています。
また、クレジットカード→Kyash Card→TOYOTA Walletならポイント三重取りでパワフル!
トヨタウォレットを活用すれば、2.2%以上の還元率はキープできます。
代表例
- リクルートカード:合計2.4%
- PayPayカード:合計2.2%
- Orico Card THE POINT:合計2.2%
- 三井住友カード ゴールド(NL):最大3.2%(年100万円マイ・ペイすリボ利用時)※リボ未使用なら2.7%
- エポスゴールドカード:年100万利用時は合計2.7%
- ANA VISAカード、ANA Mastercard:マイル+1.2%
- JALカードDC、JALカード TOKYU POINT ClubQ:マイル+TOYOTA Walletの還元(Kyashチャージは還元対象外)
au PAY プリペイドカード+クレジットカード
au PAY プリペイドカードは、auユーザーもしくはauじぶん銀行の口座保有者が利用できます。年会費・入会金・発行手数料だけではなく、チャージ手数料も無料です。
基本還元率は0.5%です。セブン-イレブン、イトーヨーカドー、マツモトキヨシ、スターバックスカードなど、au PAYポイント特約店の場合、1%以上の還元率になるので、Kyashよりもお得になります。
ポン活でLoppiお試し引換券を活用することで、Pontaポイントは1ポイント1円超になるのも魅力的です。auユーザーかauじぶん銀行の口座保有者は、au PAYの活用も選択肢。
au PAYチャージがポイント付与対象のクレジットカードでチャージすると、チャージ時&利用時にポイント二重取りが可能でお得です。
多数のクレジットカードにおいて、合計1.5%以上の還元にすることが可能になっています。
おすすめクレジットカード
- PayPayカード(旧ヤフーカード):1.5%
- 三井住友カード ゴールド(NL):最大2.5%(マイ・ペイすリボ利用時)
- Orico Card THE POINT:1.5%(入会から半年間は2.5%)
- セゾンアメックス:0.5%の永久不滅ポイントもしくは1.125%のJALマイル+0.5%のPontaポイント
- エポスカード、SAISON CARD Digital:1.0%
- エポスゴールドカード:最大2.0%
- JQ CARD エポスゴールド:最大1.05%のマイル&0.5%
- ライフカード(Mastercard):誕生月は2.0%
- ANA Mastercard:マイル&0.5%
- ANA東急カード:マイル&0.5%
- Amazonカード:1.5%
- アメックスゴールドプリファード:0.5%のアメックスのポイント&0.5%
- ヒルトンアメックスプレミアム:1.5%のヒルトンのポイント&0.5%
- マリオットボンヴォイアメックスプレミアム:1.5%のマリオットボンヴォイのポイント&0.5%
- au PAY ゴールドカード:1.5%
サブカードとして使いやすい年会費無料のクレジットカードでは、PayPayカード、au PAY カードが万人向けです。
一定のカードショッピングが1度だけ必要ですが、年会費無料ゴールドカードで高還元の三井住友カード ゴールド(NL)※、エポスゴールドカードもエッジが効いています。
※年間100万円の利用で翌年以降の年会費永年無料。年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
飛行機に乗る機会がある方なら、マイルが貯まるクレジットカード、航空系クレジットカードがお得です。
JALマイルが貯まるクレジットカード、ANAマイルが貯まるクレジットカードの他、ダークホースとしてはマイレージプラスカードもバリューが高いです。
- ANAマイル:ANA Mastercard、ANA東急カード→最大1.0%
- JALマイル:セゾンプラチナアメックス→1.125%
- ユナイテッド航空MileagePlus:マイレージプラスセゾンカード→1.5%
その他、ポイント還元率は半減しますが、アメリカン・エキスプレス発行のクレジットカードもau PAYへのチャージでポイントを得られます(アメックスの種類一覧)。
クレジットカード→au PAY→B/43→各種Payルート
クレジットカードからau PAY残高にチャージして、さらにVisaブランドのプリペイドカードであるB/43にチャージすると、Payサービスでもポイント多重取りが可能です。
B/43はd払い・楽天ペイに登録できるので、間接的に還元を受けられます(初めて1,000円以上チャージで300円プレゼントの招待コード:O2S70U)。
例えば三井住友カード ゴールド(NL)の最大2%+au PAY 0.5%=合計2.5%還元に昇華します(マイ・ペイすリボ非利用なら最大1.5%+0.5%=2%)。
また、追加の還元はありませんが、au PAYやクレジットカードは使えないけど、d払い・楽天ペイ・PayPayはOKという店舗では、クレジットカード→au PAY→B/43→各Payルートが効果的です。
クレジットカード→au PAY→B/43→モバイルSuicaも可能となっています。
LINEクレカ(P+)は最大5%還元
年会費無料カードでサブカードとしても有用な「LINEクレカ(P+)」は、LINE Payのコード支払い(チャージ&ペイ)が5%LINEポイント還元です。
上限は1ヶ月500ポイントなので、10,000円利用分が上限となります。
LINE PayはPayPay加盟店でも利用可能です。ポイントサイト経由で申し込むとお得な時期があります。
楽天カードかヤフーカード+ANA JCBプリペイドカード
ANA JCB プリペイドカードの活用も魅力的です。年会費・チャージ手数料は無料。発行手数料は発生しますが、無料キャンペーンを開催している時期が多いです。
年会費無料でネット通販がお得な楽天カード、ヤフーカードなら、1%のポイントと0.5%のANAマイルかキャッシュバックを享受できます。
- 楽天カードかヤフーカード(JCB)→ANA JCB プリペイドカードにチャージ(1%還元)
- ANA JCB プリペイドカードをスギ薬局で利用(0.5%のマイルかCB)
楽天カードはSPUで楽天市場でポイント3倍~17倍、ヤフーカードはYahoo!ショッピングとLOHACOで3%還元です。
実際に発行して使い倒したところ、諸々の特典の賜物で大量のポイントを得られたのが嬉しかったです。
いずれも年会費無料で完全無料で利用可能なので、両方を作るのも万人におすすめできます。新規入会時はお得な還元もあります。
数千円の大量のポイントがもらえるお得な口座開設キャンペーンが魅力的です。
リクルートカード+楽天Edy
リクルートカードは年会費無料でカードショッピングは1.2%還元です。Visa/Mastercardは楽天Edyへのチャージがポイント付与対象なので、合計で1.7%と高還元!
国際ブランド |
---|
電子マネー・Pay・NFC決済 |
---|
- ETC
- 家族カード
- 分割払い
- リボ払い
- ショッピング保険
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
年会費 | ポイント名 | |
---|---|---|
本会員 | 家族会員 | |
無料 | 無料 | リクルートポイント |
還元率 | マイル還元率 | 発行スピード |
1.2% | 0.6% (JAL) | 1週間程度 |
- 1.2%の高還元!
- ポイントは便利なPontaポイント・dポイントに交換可能
- 年会費が無条件で無料!家族カードも無料
- 年200万円のショッピング保険が付帯(国内外)
- Visa/Mastercardは楽天Edy・SMART ICOCA・Kyash・楽天ペイもポイント対象
リクルートポイントはPontaポイントと1ポイント単位で等価交換(1対1)が可能です。しかもリアルタイムに交換できます。
Pontaポイントはローソン、ケンタッキー、GEO、apollostation、コジマ、ピザハット、HMV、ライフなどにて1ポイント1円で使えるので便利です。
JALマイルにも2ポイント1マイルのレートにて、2ポイント単位で細かく交換できます。
ポンタは普通に使うと1ポイント1円ですが、ローソンの「Loppiお試し引換券」を使うと、10~330ポイントで多種多様な商品と代えられます。
ポン活でPontaを使うと、1ポイント1.5~3円のお得なレートでお菓子・飲み物・酒類などに交換できます。
つまり、リクルートカードの実質的な還元率は1.8%~3.6%に昇華します。
専門家がおすすめのJCBカードでもあり、実際に発行して使い倒したところ、日々のお買い物や電子マネーチャージでザクザクとポイントを得られました。
数千円相当のリクルートポイントがプレゼントされるお得な入会キャンペーンも魅力的です。
公式サイトリクルートカード 公式キャンペーン
ビックカメラSuicaカード+Suica
ビューカードの中で年会費が緩い条件で無料になる稀有なクレジットカード「ビックカメラSuicaカード」は、Suicaチャージで1.5%還元となります。
年会費は年1回の利用で無料になります。この利用にはSuicaチャージも含まれるので、年会費無料で維持するのは至極容易です。
ビックカメラSuicaカードは一般加盟店でクレジット決済した場合も1%と高還元です。
しかも、SuicaチャージならVIEWプラスが適用されて1.5%還元となるので、対応店舗ではSuica払いした方がお得です。
リクルートカード+Edyの1.7%還元と比較すると0.2%低くなりますが、ビックカメラSuicaカードはSuica機能もあるので、1枚のカードで完結するのがメリットです。
また、SuicaはJR東日本グループの電子マネーなので、ビューカードによるSuicaチャージの還元率は、改悪リスクが小さいのもメリットです。
ビックカメラSuicaカードは年会費が年1回の利用で無料、基本還元率1%、Suicaチャージ・JR東日本の定期券やきっぷ等の購入は1.5%還元と魅力的なクレジットカードです。
Suica、モバイルSuicaへのチャージは、年1回の利用(Suicaチャージを含む)で年会費が無料となり、還元率が1.5%と高還元のビックカメラSuicaカードがおすすめです。
貯まるJRE POINTは1ポイント単位でSuicaチャージに使えるので、おサイフケータイ、Apple Pay対応端末をお持ちの方なら、東日本に住んでいなくてもおすすめです。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、ビックカメラSuicaカードがSuicaチャージにおすすめとおっしゃっていました。
クレジットカードのレジェンドがプライベートでも保有するのがビックカメラSuicaカードです!
活用すると家計改善に大活躍してくれるクレジットカードであり、大量のポイントが得られるお得な入会キャンペーンも魅力的です。
その他のビューカードでは、アトレ等のJRE CARD優待店・ルミネを使うなら3.5%還元のJRE CARD、そうでなければボーナスポイントの「ビュー・スイカ」カードが魅力的です。
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)は年会費が無条件で永年無料。Visaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済のスマホタッチ決済なら、セブン-イレブン・ローソン等の一部コンビニ、マクドナルド・モスバーガー、サイゼリヤ・ガスト・ドトールコーヒーショップ等の飲食店でポイント最大7%還元となるのがメリットです。
注意事項
- 最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)
- 商業施設内にある店舗など、一部7%にならない場合あり
- iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外
- 一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿して支払う必要あり(その場合の支払いはタッチ決済分のポイント還元の対象外)
- タッチ決済とならない金額の上限は、利用店舗によって異なる場合あり
- ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては1ポイント1円相当にならない場合あり
お得な新規入会キャンペーンも魅力的です。
三井住友カード(NL)はコストパフォーマンスが良好なクレジットカードであり、メインカードは他にある方でもサブとして活用すると着実に家計の手助けとなります。
公式サイト三井住友カード(NL) 公式キャンペーン
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
クレディセゾンがアメックスと提携して発行しているクレジットカードです。
年1回以上のカード利用で年会費が無料になり、年会費は実質無料と評価できます。年30万円までQUICPay2%還元が最大のメリットです。
事前にnanaco番号を登録して、セブン-イレブンでセゾンパール・アメックスを利用すると、永久不滅ポイントに加えて、1.0%のnanacoポイントも得られます。
ポイント二重取りが可能で、高還元に昇華。セブン-イレブンをよく使う方には大きなメリットがあります。
「ポイント運用サービス」というユニークな使い道もあり、永久不滅ポイントを投信や個別株式の運用に使えます。100 永久不滅ポイントから投資できます。
また、セゾンカードは「セゾンポケット」「大和コネクト証券」によって、クレジットカード決済で投信・上場株式の積立投資が可能です。
資産運用できるクレジットカードの筆頭です。投資ができるカードは類稀であり、一歩先に進んだ画期的なスペックを備えています。
デジタルカードはスマホを使って最短5分でカード番号が発番されて、ネットですぐにお買い物でき、QUICPayも利用可能です。
ほぼリアルタイムのプッシュ通知、簡単なカードの一時停止・解除など高度のセキュリティが確保されています。
カード表面に番号印字がなく、ナンバーレスで見た目も美しく、スマホ上で管理する業界初の仕組みです。
更に今なら豪華な入会キャンペーンが開催されており、入会の好機です。
エポスゴールドカード
エポスゴールドカードならKyashよりもお得になるポテンシャルがあります。しかもVisa加盟店ならどこでも使えるので、圧倒的に便利です。
マルイグループのクレジットカードのエポスゴールドカードは、通常の年会費は5,000円(税抜)です。
家族カードはありませんが、エポスファミリーゴールドという制度があり、家族をエポスゴールドカードに招待することが可能です。
純然たる家族カードではなく、本会員カードなので審査は伴いますが、専業主婦や高齢の親でも通過事例は多々あります。
しかも、エポスゴールドカードは年50万円以上利用すると、翌年度以降はずっと年会費が無料になります。永久に年会費が無料になる点が卓越しています。
年50万円というと1ヶ月あたり約41,667円です。この程度であれば、電気代、ガス水道料金、インターネットや携帯電話の利用料金、NHK受信料・新聞代などの固定費用を カード払いにすればあっという間に到達します。
エポスゴールドカードは、丸井での利用は還元率1%ですが、通常の加盟店での還元率は0.5%です。ただし、年間の利用金額に応じてボーナスポイントをもらえます。
- 年50万円以上利用:2,500円相当(0.5%相当)
- 年100万円以上利用:10,000円相当(1.0%相当)
ボーナスポイントを合わせると、年100万円の利用だと還元率は1.5%となります。カード利用で貯まるポイントは有効期限無しの永久ポイントです。
エポスゴールドカードは年100万円以上使えば屈指の高還元率カードとなります。ゴールドカードならではの特典も充実しています。
また、対象ショップの中からよく利用するショップを登録すると、エポスゴールドカード利用時のポイントが3倍(+1%)になります。
選べるショップは最大3つまでとなります。対象ショップには、電気代・ガス代などの固定費、普段使いすることが多いスーパー・コンビニ・ドラッグストア・ETCカードもあるので便利です。
「モバイルスイカ」をポイント3倍のショップに登録した場合、モバイルSuica、Apple PayのSuicaが、1.5%エポスポイント還元となります。
JR西日本を登録した場合は、SMART ICOCAへのチャージが、1.5%還元で卓越した高還元に昇華します。
年100万円ぴったりポイント3倍のお店(3つまで選択可能)だけで使った場合、なんと2.5%還元でKyashを凌駕しますよ!
また、国内・海外の空港ラウンジを無料で利用できます。国内の主要空港20空港に加えて、ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル空港)、仁川空港、ホノルルラウンジが利用可能です。
年会費無料で維持できるので、空港ラウンジを使えるゴールドカードの中でもコスパ良好です。
海外旅行傷害保険が付帯しており、最も利用頻度が高い傷害治療費用・疾病治療費用は最高300万円と充実しています。
エポスゴールドカード会員限定のベネフィットも豊富に用意されています。
その他、以下のVisaゴールドカード特典を利用できます。
サービス名 | サービス内容 |
---|---|
Visaゴールド空港宅配 | 海外から帰国の際、空港から自宅までの手荷物配送サービス 1個500円(2個目以降、行きは15%OFF) |
Visaゴールド海外Wi-Fiレンタル | 通信レンタル料金の割引 |
Visaゴールド国際線クローク(コート預かり) | 通常料金より15%オフ |
Visa プレミアムカーレンタル | プレミアム輸入車のレンタルサービスが一般料金から約15%オフ |
その他エポスゴールドカードの特徴については以下で徹底解説しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、おすすめのゴールドカードとしてエポスゴールドカードを挙げていらっしゃいました。
エポスゴールドカードはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているゴールドカードです。
年会費無料のゴールドカードは稀有であり、質実剛健なハイ・クオリティー・カードです。空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの一角です。
ゴールドカードランキングの上位に位置付けられるハイ・クオリティー・カードです。
特典も充実しており、ゴールドカードとしてはもちろん、あらゆるクレカを含めてもコストパフォーマンスが高いカードです。私は最強のクレジットカードだと考えています。
エポスゴールドカードは自己申込みの場合は初年度5,000円(税抜)の年会費が発生しますけれども、インビテーションが届いてから発行したら、年会費は永年無料となります。
インビテーションの基準はエポスカードの1年以上の保有、年50万円以上の利用なのでハードルは低いです。
まだお持ちでなければこの機会にエポスカードに入会して、エポスゴールドカードを目指してみてはいかがでしょうか。
公式サイトエポスカード 公式キャンペーン
JCB CARD W / W plus L
18歳以上39歳以下の方はJCB CARD W、JCB CARD W plus Lを発行できます。解約しない限り自動更新されるので、40歳以降も継続利用可能です。
年会費が無条件で無料、基本ポイント還元率が2倍と優遇されており、plus Lの方は女性向け特典・有料保険(女性疾病保険など)が付帯しているのが特徴です。
JCBオリジナルシリーズのポイントアップも対象です。スターメンバーズのポイントUPはありません。
Amazon、セブン-イレブン、ローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキ、イトーヨーカドー、西友・リヴィン・サニー、オーケーが2.0%還元、スターバックスカードへのチャージが5.5%還元となります。高島屋、AOKI、小田急百貨店、ワタミグループでもポイントUPします。
ビックカメラ、大庄、木曽路グループは1.5%です。これらの店舗をよく利用する場合は、高還元カードに引けをとらない還元率となります。
QUICPay(nanaco)をセブン-イレブンで使用すると、JCBのOki Dokiポイントとは別に更に0.5%のnanacoポイントを得られるため、合計で還元率2.5%です!
2つのカードの相違点については、以下で丹念に解説しています。
どちらも年会費無料で高還元であり、秀逸なハイ・クオリティー・カードです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「メインカード」としてJCB CARD W、女性向けカードとしてJCB CARD W plus Lを挙げられていました。
また、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんの「おすすめの若年層向けカード」はJCB CARD W、女性向けカードはJCB CARD W plus Lでした。
JCB CARD W、JCB CARD W plus Lはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
JCB一般カードと比較して、JCB CARD W / W plus Lが相対的に弱い点は以下です。
- ディズニーデザインがない
- 利用明細がWeb明細のみ
- カード入会時の本人確認がインターネットでの支払い口座設定のみ
- 即日発行は不可(最短3営業日)
- 国内旅行傷害保険がない
- 海外旅行傷害保険の死亡・後遺障害が一般カードよりも1000万円低い
これらを許容できる場合は、JCB一般カードよりもJCB CARD W / W plus Lの方がおすすめです。
10代・20代・30代のうちは死亡・後遺障害の保障の必要性は高くないので、基本的にはポイント還元率が高いJCB CARD W / W plus Lの方がよいと考えます。
専門家・菊地崇仁さんがおすすめのJCBカードであり、JCBカードの種類一覧の中でも、コストパフォーマンスは最上級です。
JCB CARD W / W plus Lの公式キャンペーン
代替候補(ANAマイル還元)
続いてLINE Payカードで貯めたLINEポイントを、メトロポイントに交換して、更にANAマイルに交換していた方向けの代替候補をご紹介します。
ANA VISAカード / ANA Mastercard
ANAカードの中で三井住友カードが発行しているANA VISAカード、ANA Mastercard、ANA VISA Suicaカード、ANA東急カードだと、ANAマイル付与率が高還元となります。
マイル還元率に関するコストパフォーマンスでは日本の中で随一です。
ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
- ANA JCB一般カード
- ANA To Me CARD PASMO JCB
- ANA VISA一般カード
- ANA マスター一般カード
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
- ANA VISA Suicaカード
- ANA VISA nimocaカード
マイ・ペイすリボに登録して年1回手数料を発生させれば、年会費がSuica・nimoca・TOKYU POINT ClubQは751円(税抜)、VISA、マスターは1,025円(税抜)まで下げられます。
ANA JCB一般カード・ソラチカはスマリボの活用で年会費負担は750円(税抜)に低下します。
これらのANA一般カードは毎年1,000マイルの継続ボーナスが1枚ごとにもらえるので、これだけで元は取れます。
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、7枚すべてを発行するのも手です。
7枚全て発行したら、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルが手に入ります。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。
ANAマイルが高還元なのは、スマリボの活用で最大1.54%のソラチカカード、最大1.5625%のソラチカゴールドカードです。
Oki Dokiボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換することで、ANAマイル還元率が高還元になります。
スマリボの活用によって、ソラチカ一般カードは最大1.54%、ゴールドカードは最大1.5625%となるので、手間をかけるのも選択肢です。
ただし、毎月ATMで繰り上げ返済が必要なのが難点。お得な入会キャンペーンが開催されています。
ANAアメックスは、年会費を超える還元を受けることも可能なアメックスオファー、お得な入会キャンペーンが魅力的です。
年会費が上がってゴールドカードでもOKで、コンビニATMでの繰り上げ返済に抵抗がある場合は、ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードに魅力があります。
会員サイトで手続きできる特定の支払い方法の活用で、年会費は10,500円(税抜)となり、継続ボーナスが2,000マイルもらえます。フライトボーナス・独自特典も充実。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのゴールドカードとしてANA VISA/マスター ワイドゴールドカードを挙げていらっしゃいました。
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードは、クレジットカードのレジェンドも高く評価しています。
よりANAに搭乗する機会が多い場合は、ANAプラチナ・プレミアムカードも候補となります。
あらゆるANAカードの比較については、以下で徹底的に解説。ANAマイルが貯まりやすいクレジットカードが揃っています。
ANAカードの比較の結果として、グレードごとにおすすめANAカードを厳選した記事は以下になります。
以前ANAに取材して、ANAの安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。
単一のクレジットカードとしては、ダイナースのブラックカードが日本最高峰のマイル付与率、還元率を誇ります。
ダイナースプレミアムだと、年会費は高いものの、カード利用だけで国内1.5%・海外2%のANAマイルを得られます。手間が一切かからない点にエッジ・優位性があります。
ANAダイナースプレミアムは一般加盟店は1.5%、ANA航空券等は2.5%還元です。
クレジットカードの専門家・菊地崇仁さんは、おすすめのプラチナ/ブラックカード、高還元カードとして、ダイナースクラブ プレミアムカードを挙げていらっしゃいます。
利用額が大きい場合は高い年会費をペイすることも可能になり、卓越したバリューがあります。
レギュラーカードも含めたダイナースのポイント共通の貯め方・使い方は以下をご参照ください。
ソラチカカード / ソラチカゴールドカード
リボ払いの駆使、コンビニATMでの繰り上げ返済の手間を許容できる場合は、ソラチカカード、ソラチカゴールドカードも有力候補です。
JCBスターメンバーズが適用されて、年間のショッピング利用金額が一定以上になると、翌年度のポイント還元率がアップします。
前年度の年間利用額 | ステージ | ボーナスポイント | ボーナスマイル付与率 | 合計マイル付与率 |
---|---|---|---|---|
50万円以上 | スターβ | 10% | 0.03% | 1.03% |
100万円以上 | スターα | 20% | 0.06% | 1.06% |
300万円以上 (ゴールドのみ) | ロイヤルα | 25% | 0.075% | 1.075% |
ソラチカカードは交換を工夫するとボーナスポイント分は1.5倍のレートで交換できます。
年間利用額に応じたボーナスポイントは、そのままANAマイルに交換すると1ポイント3マイルです。
しかし、ボーナスのOki Dokiポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換すると、1ポイント4.5円になっちゃいます!
したがって、ソラチカ一般カードは最大1.09%、ゴールドカードは最大1.125%となります。
- ソラチカカード:年100万円以上利用時、通常1%+ボーナス0.09%=1.09%
- ソラチカゴールドカード:年300万円以上利用時、通常1%+ボーナス0.1125%=1.1125%
ソラチカカード、ソラチカゴールドカードは自動リボ払いサービスの「スマリボ」を活用すると、更に高還元で得することが可能です。
スマリボは基本的にはANA JCB一般カード、ソラチカカードを寝かす場合に、年会費が割引になってお得なサービスです。
しかし、繰り上げ返済の手間を許容できるなら、メインカードとしてガンガン活用する場合でもお得な制度です。
スマリボを設定すると、通常ポイント・マイルとは別に通常0.3%ANAマイル相当のOki Doki ボーナスポイントを得られます。
+1倍のOki Dokiボーナスポイント=3マイル(0.3%)
これをOki Dokiポイント→メトロポイント→ANAマイルという「新ソラチカルート」でANAマイルに移行すると、1.5倍の0.45%のANAマイルとなります。
したがって、ソラチカカードのANAマイル還元率は、最大で一般カード1.54%/ゴールドカード1.5625%となります。
前年度の年間利用額 | 基本還元率 | 新ソラチカルート ボーナスマイル付与率 | 合計マイル付与率 |
---|---|---|---|
50万円未満 | 1% | 0.45% | 1.45% |
50万円以上 | 1% | 0.495% | 1.495% |
100万円以上 | 1% | 0.54% | 1.54% |
300万円以上 (ゴールドのみ) | 1% | 0.5625% | 1.5625% |
なんと年会費155,000円(税抜)のANAダイナースプレミアムを凌駕する高水準に昇華しますよ!
新ソラチカルートの活用によって、日常のカードショッピングでANAマイルをザクザクと獲得できてファンタスティックです。
公式サイトソラチカカード 公式キャンペーン
スマリボを活用した還元率UPの方法の詳細については、以下で解説しています。
JQ CARD エポスゴールド
JQ CARD エポスにはゴールドカード「JQ CARD エポスゴールド」があります。
エポスゴールドカードとJQカードの魅力を融合させたクレジットカードです。年会費無料で利用できます。
エポスゴールドカードと同様に年100万円ちょうど利用した際には、ボーナスポイントと合わせて1.5%還元となります。
JRキューポはGポイントに交換できるので、JQセゾンみずほルートでGポイント→永久不滅ポイント→ANAマイルと交換すると、1対0.7のレートでANAマイルに移行できます。
つまり年100万円ぴったり利用した際のマイル付与率が1.4%となります。100万円超の利用分は0.7%です。
また、「モバイルスイカ」をポイント3倍のショップに登録した場合、モバイルSuica、Apple PayのSuicaが、1.4%ANAマイル還元となります。
JR西日本を登録した場合は、SMART ICOCAへのチャージが、1.4%ANAマイル還元で卓越した高還元に昇華します。
年100万円ぴったりポイント3倍のお店(3つまで選択可能)だけで使った場合、なんと2.1%ANAマイル還元です。
なお、JALマイルの場合でも最大1.8%還元となり、JALマイルがお得に貯まるクレジットカードの1枚です。
更にANAマイレージクラブ モバイルプラスに加入した場合、月300円(税抜)のコストで、おサイフケータイ、Edy機能付きのANAカードでのEdy払いが1.5%マイル還元となります。
年間維持コストは3,600円(税抜)です。モバイルプラスはドコモ、au、ソフトバンクの回線契約が必要で、MVNOだとNGなのがデメリットです。
つまり、年100万円ぴったりJQカード エポスゴールドをEdyチャージに利用し、かつモバイルプラスに加入してEdy払いに使ったら2.9%ANAマイル還元となります。
年間ボーナスを含めない場合は、Edyチャージ時の0.7%+モバイルプラスの1.5%で合計2.2%となります。
リボ払いの運用が面倒で1回払いを活用する場合は、年100万円ちょうどの利用で2.715%のマイル付与率となります。年間ボーナスを考慮しないと1.545%還元です。
その他、JQ CARD エポスゴールドの詳細については、以下で精緻に分析しています。
デメリットは改悪リスクがある点です。Edy一体型AMCの発行を終了しており、ANAのEdyに対するコミットの温度感は低下しています。
ANAモバイルプラスのEdy1.5%マイル還元は改悪リスクが高いと考えます。
また、JRキューポの交換システム、エポスカードのリボ払いのポイントUP、エポスゴールドの年間ボーナス、リボ払い繰り上げ返済のATM手数料などにも改悪リスクがあります。
JQ CARD エポスゴールドは、JQ CARDエポスを作成して年50万円以上利用したら、インビテーションが届く可能性があります。
なお、通常のエポスカードを持っている方は、JQ CARDエポスに切り替えることが可能です。
JQ CARDエポスの入会キャンペーンはたったの2,000円相当ですが、通常のエポスカードは紹介制度で2,500円以上となります。
したがって、まずはエポスカードを作成して、そこからJQ CARDエポスに切り替えることをおすすめします。
エポスポイントとJRキューポは相互交換できるので、エポスカードのポイントはJQ CARDエポスに引き継がせることが可能です。
エポスカードはネット限定でお得な入会キャンペーンを開催しています。「おしごと」の下にある「ご紹介番号」に「24100536160」をご入力いただくと、更に紹介特典で500ポイントが上乗せされます。
公式サイトエポスカード 公式キャンペーン