auじぶん銀行とJCBが提携して、2019年4月3日からモバイル決済サービス「auじぶん銀行スマホデビット」の発行を開始しました。
スマートフォンの「auじぶん銀行アプリ」で申し込めて、スマホ上で即座にバーチャルデビットカードを即時に発行できます。
リアル店舗ではQUICPay+(クイックペイプラス)加盟店を利用でき、かつ一般的なデビットカードと同じようにカード番号でインターネットでの決済・支払いにも利用可能です。
2020年12月1日(火)よりApple Payにも対応し、QUICPay+加盟店でキャッシュレス決済できます。
auじぶん銀行の新しいモバイル決済「auじぶん銀行スマホデビット」のメリット、デメリット、お得な使い方について、注意点を網羅してわかりやすく徹底的に解説します。
目次
auじぶん銀行スマホデビットとは
「auじぶん銀行スマホデビット」は、スマートフォンの「auじぶん銀行アプリ」から申し込むことができます。なんと最短30秒で使えるように!
申込みが完了するとアプリ画面にJCBデビット(バーチャルカード)が即時発行されます。
auじぶん銀行の円普通預金口座がある16歳以上の方なら誰でも利用可能です。円普通預金の残高範囲内で、すぐに簡単かつスピーディなデビット決済が利用可能です。
auじぶん銀行のスマホアプリ右下の「メニュー」をタップして、「auじぶん銀行スマホデビット」を選択すると発行できます。
年会費・海外事務手数料
年会費・新規発行手数料・再発行手数料は無料です。ただし、年会費は「※変更になる場合があります。」という注意書きがあります。
発生するコストとしては、海外ショッピング時の手数料があります。JCBが定める基準レートに3.0%を加算して円貨換算されます。
インターネット決済で利用可能
auじぶん銀行スマホデビットは、世界中のJCB非対面加盟店でのインターネットショッピングで利用できます。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、LOHACO、ベルメゾンネット、Booking.com、ANA、JAL、スマートEXなどで利用可能です。
おサイフケータイのAndroidの場合はQUICPay+で利用可能
おサイフケータイのAndroid端末の場合、auじぶん銀行のスマホアプリからauじぶん銀行スマホデビットをGoogle Payに追加して、QUICPay+を発行できます。
全国で端末台数89万台以上のQUICPay+(クイックペイプラス)加盟店で利用可能です。
QUICPay+対応店舗のレジの端末にスマートフォンをかざせばOK。原則として暗証番号の入力やサインは不要です。
Suica等の交通系電子マネーと似たイメージで支払えます。支払金額はauじぶん銀行の口座から即時に引き落とされます。
注意点としては、クレジットカードとは異なり通常のQUICPayのみの店舗では利用できず、QUICPay+対応店舗のみとなる点です。QUICPay+対応の主な店舗は下表の通りです。
ジャンル | 店名 |
---|---|
コンビニ | セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス、ミニストップ、ポプラ、生活彩家、ローソンストア100、デイリーヤマザキ |
スーパー | イトーヨーカドー、イオングループ、オーケー、アピタ、ピアゴ、アークス、平和堂 |
百貨店等 | ドン・キホーテ、名鉄百貨店、ジェイアール名古屋タカシマヤ、近鉄百貨店、JRセントラルタワーズ/JRゲートタワー/ゲートウォーク、ル・トロワ、なんばCITY、なんばパークス |
ガソリンスタンド | ENEOS、apollostation、ENEOS(セルフSS) |
ドラックストア | ツルハドラッグ、マツモトキヨシ、スギ薬局、ジャパン、ウエルシア薬局、ココカラファイン、富士薬品グループ(セイムス・スマイル・アメリカンドラッグ等)、くすりの福太郎、ドラッグユタカ、大賀薬局、新生堂薬局 |
食事 | マクドナルド、タリーズコーヒー、ドトール、吉野家、リンガーハット、すき家、壱番屋、すかいらーくグループ、ロイヤルホスト、かっぱ寿司、コメダ珈琲、サガミグループ、鳥どり、海鮮三崎港、味の民芸 |
本・CD/DVD | HMV&BOOKS、明林堂書店、八重洲ブックセンター |
家電 | ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、エディオン、ヨドバシカメラ、PC DEPOT |
空港 | ANA FESTA、新千歳空港ターミナルビル、中部国際空港セントレア、大分空港 |
レジャー | 東京ディズニーランド、東京ディズニーシー、MOVIX、ジャンカラ、スーパージャンカラ、USJ、スパリゾートハワイアンズ、京セラドーム大阪、快活CLUB、福岡 ヤフオク!ドーム、東京ドーム、コロナワールド、東京タワー、阪神甲子園球場、キッザニア東京・甲子園、アドベンチャーワールド |
アパレル | ユニクロ、ライトオン、コナカ、マックハウス、マックハウスプラザ、OUTLET-J |
タクシー | JapanTaxi、東京無線タクシー、国際自動車、チェカーキャブ、宝交通、日本交通 |
その他 | auショップ、カクヤス |
QUICPay、QUICPay+の詳細については、以下で徹底的に解説しています。

メリット
インターネット決済でも利用可能
auじぶん銀行スマホデビットの類似サービスとしては、みずほ銀行のスマートデビットが存在しています。
しかし、こちらはQUICPay+加盟店のみで利用でき、インターネットのJCB加盟店では利用できません。
auじぶん銀行スマホデビットの場合は、ネットショッピング、アプリやゲーム・音楽・動画などの課金に利用できます。
不正利用補償・海外ショッピング保険
1事故あたり最大500万円の不正利用補償が付帯しています。auじぶん銀行が紛失・盗難の届出を受けた日から60日前に遡って適用されるので安心・安全です。
500万円を超える不正利用は補償されないので、多額の普通預金を入れてスマホデビットを使えるようにしている場合は注意が必要です。
また、海外で購入した物品で購入日(配達などによる場合には物品の到着日)から90日以内に偶発な事故によって損害を被った場合は、年50万円のショッピング保険が適用されます。
事故の発生は国内・海外の両方が対象で、1事故あたり10,000円の自己負担があります。
使い過ぎを防止!クレカ嫌いの方に最適
auじぶん銀行スマホデビットは銀行口座の残高の範囲内でしか使えません。クレジットカードだと使い過ぎるという方ですと、使い過ぎを防止できます。
利用明細はauじぶん銀行アプリでいつでもサクッと確認できるので、いくら使ったかは一目瞭然です。もちろん、登録の預金口座でも確認できます。
また、使い過ぎることはなくても、クレジットカードを使った金額は一時的に負債となり、もし支払日に引き落とせないことになると、信用情報機関に事故情報が登録されてしまいます。
このような仕組みが嫌でクレカを持たないという方も多いでしょう。しかし、auじぶん銀行スマホデビットにはこのようなデメリットは無く、現金同様に使えます。
ATMの手数料を支払う機会が減少
最近は多くの大手コンビニ・スーパー等でQUICPay+を使えます。auじぶん銀行スマホデビットで日常の買い物をしていくと、ATMでお金をおろす機会そのものが減っていきます。
ATMの利用手数料を無料にすることが可能な銀行もあります。一例として、auじぶん銀行、住信SBIネット銀行、SBI新生銀行、ソニー銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、auじぶん銀行は以下のとおりです。







しかし、ATM手数料を無料にするには一定の条件をクリアしなければならない銀行が大多数です。条件のクリアが面倒だったり、困難な場合もあります。
この点、auじぶん銀行スマホデビットで日常の買い物をしていくと、ATMでお金をおろす機会そのものが減るため、ATM手数料を支払わなければならない場面が減少します。
ATM手数料が発生しなくなることによって、その分、他のことにお金を使えるようになります。一ヶ月当たり300円ATM手数料を減らせたら、年間3,600円です!
審査が不要!
auじぶん銀行スマホデビットはクレジットカードとは異なり審査が不要です。
auじぶん銀行に口座を持っている個人の方であれば、年齢や国籍を問わず誰でも発行して使うことができます。
具体的には以下のどちらかに該当する方なら誰でも利用できます。
- 日本国内在住でauじぶん銀行に普通預金口座を持っている15歳以上(中学生を除く)の個人の方
- みずほJCBデビットを持っている方
煩わしい小銭・紙幣の管理が不要に
スーパーやコンビニやディスカウントストアでお買い物すると、支払額1,537円といった端数になることが多いです。
そういう時に千円札で支払うと、小銭が山のように出てお財布が重くなってしまいます。したがって、できる限り手持ちの小銭をうまく組み合わせて、お釣りが出ないようにしますよね。
しかし、小銭をいちいち探すのは手間がかかるし、時間もかかります。混んでいる時だと無言のプレッシャーを感じることもあります。
また、現金で支払いをしていると、どんどんお財布の中のお金が減っていくので、定期的にATMでおろして補充する必要が生じます。
ATMが混んでなければいいのですが、お昼休みや夕方などの時間帯は待つことも多いです。人生の貴重な時間をATMに並ぶ時間に浪費するのは避けたいところです。
日常の支払いをカード払いにすると、財布の中の現金はあまり減らないので、ATMを使う頻度は減少します。いちいちATMに並んでおろす時間と手間が省けます。
auじぶん銀行スマホデビットがあれば、これらの意味のない時間と手間を省いて、その時間を好きなことや楽しいことに使って、人生を楽しむことができます!
カード利用時にメール通知
初期設定では、auじぶん銀行スマホデビットを利用すると、通知メールを送ってくれます。
したがって、不正利用にも迅速に気付くことができます。また、使い過ぎを抑制することも可能になっています。
利用の手続きが簡便
auじぶん銀行のAndroidスマホアプリ「みずほWallet」を操作するだけで即時発行で非接触決済が可能になります。スマホデビットを使うまでの手順は簡単です。
スマートフォンが盗難・紛失に遭って利用を停止したい場合は、電話などで連絡すれば停止してくれます。
スマートフォンが故障したり、機種変更したくなって、新しいスマートフォンを買った場合は、新しいスマートフォンへ「みずほWallet」をインストールしてログインするだけでOKになる可能性が高いです。
スマホの変更時におサイフケータイのような面倒な手続きが不要で、簡便な仕組みとなる可能性が高いのがメリットです。この程度の手間であれば多くの方がOKするでしょう。
デメリット
ポイント・キャッシュバック還元が脆弱
auじぶん銀行スマホデビットがキャッシュバックかJCBのOki Dokiポイントによる還元は、抽選となるのがデメリットとなります。
月3回の抽選対象期間ごとに合計10,000円以上スマホデビットをショッピング利用すると、抽選で現金が当たります。
- 毎月1日~10日
- 毎月11日~20日
- 毎月21日~末日
各期間ごとに抽選が行われて、毎月3回特典獲得のチャンスがあります。各期間ごとの当選数・金額は以下のとおりです。
- 50,000円×1名
- 5,000円×10名
- 500円×100名
- 50円×1,000名
- 5円×上記以外全員
確実な還元としては1万円利用で5円だけなので、0.05%のみとなります。
みずほ銀行のスマートデビットは、確実に0.2%のキャッシュバックを享受できます。

また、デビットカードでは年会費無料で1%還元のカードも有り、auじぶん銀行スマホデビットは相対的に還元が弱いです。
楽天銀行デビットカード、Sony Bank WALLET、イオン銀行キャッシュ+デビットの方がお得です。
リアル店舗では加盟店が少ない
QUICPay+は日常的によく小口決済を行うコンビニ、スーパー、ドラッグストアは、大手チェーン店をかなり網羅しています。
しかし、やはりJCB加盟店と比較すると利用可能店舗は格段に少ないです。
プラスチック製のデビットカードと比較すると、支払えるお店が少ないのがデメリットです。
ポイントカードは別途提示が必要
QUICPay+加盟店の中には、Vポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、dポイント等の共通ポイントが貯まるお店が有ります。
このような店舗でポイントを貯めようとすると、auじぶん銀行スマホデビットのスマホの他にカードを提示する必要が生じます。
スマートフォンにポイントカード情報を紐付けると、自動的に共通ポイントも貯まる仕組みになるといいのですが、現状ではそうではありません。
スマホでを端末にかざして決済して、更にお財布を出してポイントカードを提示すると、せっかくのモバイル決済のスムーズさ・スピード感が損なわれます。
それならばクレジットカードでいいという考えも浮上します。スピーディーな支払いが可能というモバイル決済のメリットが乏しくなります。
リアル店舗はおサイフケータイ対応のAndroid端末のみ
auじぶん銀行スマホデビットでQUICPay+を使うためには、Android OSのFeliCa対応のAndroidスマホが必要です。
いわゆるおサイフケータイに対応している機種であれば、FeliCaが搭載されています。SIMフリースマホにもFeliCa搭載型があります。

FeliCa非搭載のAndroidスマホ、iPhoneではインターネットでの支払いのみ可能です。
また、ガラケー(フィーチャーフォン)、Windowsスマホ、ブラックベリー等を愛用している方は使えないのがデメリットです。
まとめ
JCBとauじぶん銀行が提携して2019年春から、スマホデビットサービス「auじぶん銀行スマホデビット」の発行を開始します。
Androidアプリの「auじぶん銀行アプリ」で即座にモバイルデビットカードが発行できるようになります。年会費・発行手数料などは無料です。
スマートフォンをかざすだけでQUICPay+加盟店で支払いが可能で、インターネット上のJCB加盟店でも利用可能です。
紙への記入が不要なペーパーレスで、実物のプラスチックカードを発行する必要がないため、カード、チップ等の発行費用もエコとなります。
ポイントカードを出す必要がある店舗では、モバイル決済の利点が損なわれる点、加盟店数が少ないのがデメリットです。
お店での支払いの都度、暗証番号を入力したりサインすることが不要で、迅速な支払いが可能となって便利です。auじぶん銀行がますます使い勝手よく進化します。

デメリットはプラスチック製のデビットカードは1%近い高還元率のカードも有り、そちらの方がお得になる点です。
還元率が最も高いデビットカードは、楽天銀行デビットカードであり、年会費無料なのに1%で楽天ポイントが付与されます。
JCBブランドは1種類、VISAブランドは楽天銀行ベーシックデビットカード、楽天銀行シルバーデビットカード、楽天銀行ゴールドデビットカードの3種類です。

セブン銀行のデビットカードは、セブン‐イレブン、そごう・西武、セブンネットショッピングでは1%、それ以外の加盟店も0.5%還元でnanacoポイントが得られます。

イオン銀行のデビットカードは還元率0.5%でイオンでの5%OFFの特典があります。

ただし、楽天市場や、マクドナルド・ミスタードーナツ・apollostation・大丸・松坂屋・ツルハドラッグなどの楽天ポイントカード加盟店を使わない場合は、楽天銀行のデビットカードは使い勝手が悪いです。
イオン銀行のデビットカードの方は、イオングループの店舗が近くにないとメリットが著しく減退します。
現金還元を重視しており、ポイント還元ではなくキャッシュバックがいい場合は、ネット銀行だとソニー銀行の「Sony Bank WALLET」が候補となります。
優遇プログラム Club S のステージに応じて、利用額の0.5%~2.0%がキャッシュバックされます。上限は20万円/月です。
住信SBIネット銀行のVisaデビットカードはいつでも0.6%の還元で、会員制度スマートプログラムのランクアップに役立つのがメリットです。

Mastercardデビットカードであるミライノデビットは0.8%還元、ミライノデビット PLATINUMは1.0%還元です。
その他、おすすめのデビットカードの比較については、以下で徹底的に解説しています。



デビットカードは還元率が低めなのがデメリットです。年会費無料で還元率が1.5%のクレジットカードがあります。
ポイント還元率に関してはクレジットカードが秀でており、クレカを日常の生活で使っていけば家計が堅牢化します。
クレジットカードに抵抗がない方であれば、クレカの活用をおすすめします。
年会費無料のおすすめクレジットカードについては以下にまとめています。

還元率が高いおすすめクレジットカードについては以下で丹念に分析しています。

マイルが貯まりやすいクレジットカードは以下をご参照ください。

高級カードになるとコース料理1名分無料サービス、空港ラウンジ、手荷物無料宅配、コート預かりなどの充実した特典が魅力的です。

おすすめのゴールドカードについては、ゴールドカードのランキングをご参照ください。年会費無料のゴールドカード、年会費が安い格安ゴールドカードもあります。
これらの中でも特に優れたゴールドカードは以下で丹念に論述しています。

クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめゴールドカードは以下でご紹介しています。

おすすめのプラチナカードについては、プラチナカードのランキングをご参照ください。その中でも特に特筆に値するカードは以下で徹底的に解説しています。

クレジットカードの頂点であるブラックカードについては、以下で精緻に分析しています。

数多くのブラックカードの中から日本で発行されているカードのランキングを以下にまとめました。

実際にブラックカードを活用したところ、お金では買えない類稀なエクスペリエンスが可能でした。

総合的なおすすめクレジットカードについては以下で丹念に分析しています。


日本有数のクレジットカードの専門家でいらっしゃる岩田昭男さんのおすすめクレカについては、以下で徹底的に解説しています。

クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめカードには、珠玉のクレジットカードが集結しています。

多様な項目での最強のクレジットカードについては、以下で論述しています。

国際ブランドごとのおすすめクレジットカードについては、Visa・Mastercard・JCB・アメックス・ダイナースにまとめています。
auじぶん銀行スマホデビットに携わっているJCBのプロパーカードは、幾多のクレカの中でも秀逸なクレジットカードです。
JCBのプロパーカードであるJCBオリジナルシリーズは、卓越したT&Eサービス(トラベル&エンターテイメント)が魅力的なクレジットカードです。
また、Amazon・セブン-イレブン・apollostation・スターバックス・高島屋などのJCBオリジナルシリーズパートナーでは還元率が高い隠れ高還元カードです。

Oki Dokiランドというモールを経由すると、Amazonだけではなく、楽天市場、Yahoo!ショッピング、LOHACOなどのネット通販がお得になるというメリットもあります。

貯めた「Oki Dokiポイント」は、魅力的な多種多様な商品と交換できます。詳細、あらゆる交換先一覧については、以下にまとめています。

スマホアプリ「MyJCB」は利用金額の確認、キャンペーンの応募が便利です。会員サイトMyJCBは公共料金の支払い設定も可能です。
JCBトッピング保険、J-Basketなどのオプションも用意されており、ニーズに応じてサービスを追加できます。
残高不足となった場合は、一度だけではなく複数回引落しをかけてくれます。中には月末まで毎営業日実施してくれる銀行もあり、JCBは口座振替も便利です。
JCB PLAZAなど日本人が海外で活用できるJCBカード共通特典も充実しています。JCBオリジナルシリーズの特徴、メリット・デメリットについては、以下で徹底解説しています。

JCBは不正監視システムで24時間365日、不正利用を監視しており、高いセキュリティを確保しています。

万が一の4桁の暗証番号・3Dセキュア突破時も、絶対補償しないではなく、一定の条件では補償してくれます。

更新カードを発送する際にも、住所変更がないか確認してくれてユーザーフレンドリーです。

世界文化遺産「東寺」での貸切イベント、関西有名テーマパークでのハロウィーン・パーティー、クリスマスパーティー、JCB MUSIC LOUNGE、妙心寺 退蔵院 特別拝観など、会員限定のイベントも充実しています。
以前JCBに取材に行き、イシュイング本部 イシュイング推進部 商品企画グループ 副主事の新宮さんにインタビューしました。
JCBカードの魅力、JCBの歴史・強み、安全・安心の信頼性と充実した特典を両立させている点について取材しています。

JCBカードの種類は多様であり、ハイ・クオリティー・カードが揃っています。おすすめカードについては、以下で丹念に分析しています。

JCBオリジナルシリーズのスタンダードカードであるJCB一般カードについては、以下で徹底的に解説しています。

18歳以上39歳以下の方はJCB CARD W、JCB CARD W plus Lを発行できます。解約しない限り自動更新されるので、40歳以降も継続利用可能です。
年会費が無条件で無料、基本ポイント還元率が2倍と優遇されており、plus Lの方は女性向け特典・有料保険(女性疾病保険など)が付帯しているのが特徴です。

どちらも年会費無料で高還元であり、秀逸なハイ・クオリティー・カードです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「メインカード」としてJCB CARD W、女性向けカードとしてJCB CARD W plus Lを挙げられていました。

また、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんの「おすすめの若年層向けカード」はJCB CARD W、女性向けカードはJCB CARD W plus Lでした。
JCB CARD W、JCB CARD W plus Lはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。

ゴールドカード以上のJCBカードは、GOLD Basic Serviceを利用できます。詳細は以下で徹底解説しています。

JCBゴールドは保険が充実しており、安価なプラチナカードを凌駕することもある高水準です。

空港ラウンジ、JCB GOLD Service Club Off、健康・介護・育児などに関する無料電話相談(24時間・年中無休)、充実の海外旅行保険、航空機遅延費用保険、空港手荷物無料宅配など特典も充実しています。

JCB一般カードとJCBゴールドは最短で即日発行も可能です。迅速にカードを作成できてすぐに使えます。

若年層向けのJCB CARD EXTAGE、JCB GOLD EXTAGEも用意されており、ポイント還元率・年会費がお得になっています。
JCBゴールドを保有して、2年連続でショッピングを100万円以上利用すると、「JCB GOLD THE PREMIER」(JCBゴールド ザ・プレミア)のインビテーションが届きます。
JCBゴールド ザ・プレミアは、世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,400ヵ所以上の空港ラウンジを0円で利用できるプライオリティ・パスを無料で発行できます。

搭乗する航空会社、搭乗クラスに関係なくラウンジを利用できるのが大きなメリット。格安航空券利用時も使えますし、1日に2回以上ラウンジを使うことも可能です。
通常は年会費469米ドルであるプレステージ会員が0円です。1ドル157.72円(2025/1/1時点)換算だと年会費73,970円が無料になります。
また、JR京都駅ビル内にある「JCB Lounge 京都」を利用できます。ドリンク、ガイドブック・情報誌の閲覧、手荷物の一時預かり、無料Wi-Fiなどのサービスが受けられます。PC作業もOKです。

JCBプレミアムステイプランという、JCB上級カード会員限定のホテル・旅館の優待も受けられます。

JCBゴールドのカード年会費とは別に、JCBゴールド ザ・プレミアのサービス年会費が5,000円(税抜)かかります。
しかし、初年度は無料ですし、2年目以降もショッピング利用金額が合計100万円以上だと無料となります。
つまり、JCBゴールド ザ・プレミアはJCBゴールドと全く同じ年会費でプライオリティ・パスなどの特典を享受できます。
コストパフォーマンスに優れた非常にお得なゴールドカードであり、空港ラウンジを使えるゴールドカードの中でもエッジが効いています。

JCBゴールド ザ・プレミアを入手するためには、まずJCBゴールドに加入することが必要です。
公式サイトJCBゴールド 公式キャンペーン
JCBオリジナルシリーズ、法人カード、JALとの提携カードには「プラチナ」というラインもあります。

2017年10月24日からは自己申込可能なプラチナカード「JCBプラチナ」が登場しました。
コンシェルジュ、関西有名テーマパークのラウンジ、グルメ・ベネフィット等の卓越したベネフィットを利用できます。年会費を取り戻せる高級カードの筆頭です。

JCBゴールド、ゴールド ザ・プレミア、プラチナの相違点については、以下で丹念に解説しています。

JCBプラチナとザ・クラスの比較は以下で精緻に分析しています。

JCBの最上位カードは「JCB THE CLASS」(JCB ザ・クラス)です。JCBの頂点に君臨しており、JCBのプロパーサービスは全て利用可能です。
年会費は50,000円(税抜)です。家族カードは8枚まで発行できて年会費は全て無料。8名無料というカードは滅多にありませんね。パワフルです。
JCB THE CLASSは卓越したベネフィットが豊富で、JCBブラックカードの真骨頂を発揮しています。
- 24時間対応コンシェルジュサービス
- プライオリティ・パス
- 東京ディズニーリゾートの会員専用ラウンジ
- メンバーズセレクション(年1回のプレゼント)※ドンペリで正月に乾杯も可能!
- ザ・クラス会員限定 オリジナルプラン 東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ(利用した体験談)
- ザ・クラス 名食倶楽部、大相撲の溜まり席のチケット予約などザ・クラス会員限定イベント、高い利用限度額
- JCBプレミアムステイプラン(中にはザ・クラス会員限定のプランも)
- グルメ・ベネフィット(高級レストラン2名以上利用で1名無料)
- 関西有名テーマパークのJCBラウンジ
- 海外ラグジュアリー・ホテル・プラン
- JCB Lounge 京都
特に充実しているのは、ディズニーランド関連のオリジナル特典です。ディズニーリゾート内の会員専用ラウンジを利用できて、休憩後は待たずにアトラクションに搭乗できます。
ディズニーシーのストームライダーの後継アトラクションである「ニモ&フレンズ・シーライダー」にもJCBラウンジが設置されました。
メンバーズセレクションでは、ディズニーリゾートのパークチケット(パスポート)2枚、ディズニーグッズのセットが選べます。
年1回は夫婦や恋人でディズニーランドかディズニーシーを満喫できます。
パスポートは大人7,900~9,400円、グッズはダッフィー&シェリーメイのぬいぐるみだと8,800円なので、最大27,600円(税込)相当となり、年会費に占める金額はなんと約50.1%とパワフルです。
メンセレにはUSJスタジオ・パスとJCBプレモカードのセットもあり、年会費の半分近くはこれらの特典で元が取れてしまいます。
ディズニーやユニバーサル・スタジオ・ジャパンがお好きな方には絶大なメリットがあります。
関西有名テーマパークのJCBラウンジを利用でき、1.5~3時間待ちの大人気アトラクションを並ばずに乗れて、上質の空間で休憩できます。

コース料理1名分無料サービスは、コンシェルジュの対応が優れている点において、他の高級カードと比較しても、エッジ・優位性があります。

JCB THE CLASSのコンシェルジュの質については、クレジットカードの専門家・菊地崇仁さんも高く評価しています。
わが国が誇る国際ブランドJCBの最上位カードであり、コスパ最上級のブラックカードです。ジョジョの奇妙な冒険で喩えると、第4部の副題「ダイヤモンドは砕けない」のようなカードです。
アメックス・プラチナ、ダイナースクラブ プレミアムカードに勝るとも劣らない卓越した魅力があります。アメプラ・黒ダイナースでも、JCB THE CLASSの魅力は砕けません。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのプラチナ/ブラックカードとしてJCB THE CLASSを挙げられていました。
JCB THE CLASSはクレジットカードのレジェンドも高く評価しています。

2015年6月からのJCBのブランドメッセージは、日本国内では「世界にひとつ。あなたにひとつ。」であり、海外では「Uniquely Yours」です。
このブランドメッセージには、JCBがこれからも大切にしたいこと、「お客様志向」と「日本的」が反映されています。JCBの思いは以下の通りです。
それぞれの願い。それぞれの夢。お客様一人ひとりの、かけがえのない想い。
JCBは約束します。そのひとつひとつをしっかりと受けとめ、耳を傾け、かなえるお手伝いをすることを。
私たちは、日本で生まれた、ただひとつの国際カードブランドとして、「おもてなしの心」「きめ細やかな心づかい」で一人ひとりのご期待に応えていきます。
そして「便利だ」「頼れる」「持っていてよかった」と思っていただける、あなたにとっての世界にひとつを目指し続けます。
JCB THE CLASSはまさにこのブランドメッセージに込められたコンセプトを体現しているスーパーカードです。詳細については、以下で徹底解説しています。

メンセレ、東京ディズニーリゾートやUSJのラウンジ、会員限定イベント、プライオリティパスなどの特典があるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。
JCB THE CLASSはインビテーションを待つ必要があり、取得まで時間がかかります。ただし、年収は高くなくても問題ありません。利用額とフリークエンシーが最重視されています。

JCB THE CLASSの特徴としては、JCBでの利用履歴が非常に重視される点が挙げられます。JCBの保有履歴が長いとインビテーションが届きやすい傾向にあります。
将来的に日本が誇る至高の煌めきを放つJCB THE CLASSへの道が開けるのが、JCBゴールド、JCBプラチナの大きなメリットの一つです。
現在、JCBゴールド、プラチナは2024年9月30日(月)の入会まで、期間限定でお得な新規入会キャンペーンを行っています。