スマートEXの料金は安い?メリット・デメリット・エクスプレス予約との比較

更新日:   キャッシュレス決済

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東海道新幹線

「スマートEX」は、SuicaPASMOICOCAmanacaTOICAなどの交通系ICカードで、東海道・山陽新幹線に乗車できるチケットレスサービスです。

Android・ガラケーのモバイルSuica、Apple PayのSuicaでも利用可能で、紙のきっぷよりも料金が安くなるケースがあります。特に早割がお得です。

年会費が発生するエクスプレス予約の会員にならなくても、チケットレスでサクッとお手軽に新幹線に乗ることができます。

普段は飛行機の移動が中心で、たまに東海道新幹線に乗る方には、とりわけメリットが大きい制度です。

スマートEXの料金が本当に安いのか、メリット・デメリット、エクスプレス予約と旧・プラスEXとの比較について、わかりやすく徹底的に解説します。

スマートEXとは

スマートEXはJR東海とJR西日本が運営する新しいチケットレスサービスです。「スマート・イーエックス」と呼びます。

利用に際しては会員登録が必要でとなっており、初回登録時にクレジットカード・交通系ICカードを登録する流れとなります。

スマートEX

スマートEXの概要をまとめると以下の通りです。

  • 年会費は無料
  • 既存の交通系ICカードをそのまま使用可能
  • 登録できるクレジットカードは五大国際ブランド(VISA、Mastercard、JCB、アメックス、ダイナースクラブ)
  • 通常価格から200円OFF!往復割引・早特もあり
  • 対象は東海道・山陽新幹線(東京~博多間)
  • 旅先でお得なチケットを利用可能
  • ネットからの予約変更は何回でも無料
  • 予約変更の際には変更可能期間に注意

年会費は無料

スマートEXの年会費は無料なので、誰でもお手軽に使うことが可能です。

有料だと利用のハードルが一気にGU(ギャップ・アップ)となるので、無料はナイスですね。

既存の交通系ICカードをそのまま使用可能

新しくクレジットカードやICカードを作成する必要はありません。既存のカードをそのまま使えるのが極めて便利です。

利用できる交通系ICカードは、全国相互利用対象の交通系電子マネーです。具体的には、Suica、PASMO、ICOCA、TOICA、manaca、Kitaca、PiTaPa、SUGOCA、nimoca、はやかけんです。

交通系電子マネーの一覧

モバイルSuicaApple PayのSuicaでも、カードタイプのSuica等と同じ番号が割り振られているので、スマートEXに登録できる交通系電子マネーに該当します。

会員登録時に「交通系ICカード情報」という項目に「SuicaID番号」を入力すればOKです。Apple Payでは「Suicaの詳細」画面にあります。

Apple PayのSuicaID番号(Suicaの詳細画面)

Android、ガラケーのモバイルSuicaの場合、モバイルSuicaアプリから参照できます(確認方法)。

エクスプレス予約に登録しているモバイルSuicaとの重複登録はできません。登録していない場合はスマートEXを利用可能です。

実際にApple PayのSuicaを登録したところ、問題なく会員登録が完了してスマートEXが利用可能でした。

スマートEXのスマホ画面

スマホ、タブレット、パソコンなどでサクサクと簡単に予約できて便利です。予約まで時間がかからずスムーズなのが特徴です。

スマートEXの予約画面

主要な国際ブランドのクレジットカードに対応

スマートEXに登録できるクレジットカードは、国際ブランドがVisaMastercardJCBアメックスダイナースクラブのカードです。

クレジットカード会社への申し込みは不要です。ただし、エクスプレス予約に登録してあるのと同じクレジットカードは使えません。

国際ブランド

5大陸を制覇しています。日本に継続的に居住している方であれば、大多数の方がいずれかのクレジットカードを持っているでしょう。

新しいWebサービスやアプリはVISA/Mastercardのみというケースも多いので、JCB・アメックス・ダイナースにも対応しているのはナイスです。

登録できるクレジットカードは、JR東海のエクスプレスカード、JR西日本のJ-WESTカード、その他JRカードだけではありません。5大国際ブランドのクレカであればOKです。

通常価格から200円OFF!往復割引も適用

会員登録した後は、スマホ・パソコン・タブレット等で、東海道・山陽新幹線の指定席を簡単な操作で予約でき、予約時に登録したクレジットカードで決済されます。

スマートEXの新幹線の料金「EX予約」は、駅での購入よりも200円安いのがメリットです。

また、東海道・山陽新幹線の長距離区間(※)の往復きっぷを一括購入する際には、紙のきっぷと同様に往復割引「EX予約往復」が適用されます。

※片道の営業キロが601キロ以上にある区間

予約はデスクトップPC・ノートPCだけではなく、iPhone、Android、iPad、WindowsタブレットなどのガジェットでもOKです。

スマートEXで予約・クレジットカードで購入した後、新幹線の改札では、登録したSuica・PASMO・ICOCA等の交通系ICカードをタッチするだけでOKになります。

東海道新幹線の改札

この他、早期予約で更に安くなる商品もあります。

  • 当日の直前まで予約可能な運賃:EX予約、EX予約往復、e特急券
  • 所定の期間前まで事前予約必要:EX早特、EX早特21、ファミリー早特

対象は東海道・山陽新幹線(東京~博多間)

スマートEXの対象は東海道・山陽新幹線(東京~博多間)です。

在来線を利用した時には、当該区間の運賃はクレジットカードではなく、ICカードの残額から引き落とされます。

新幹線分はクレジットカード、在来線分はICカードの残高で支払うことになります。

東海道新幹線(N700)

新サービスはJR東海とJR西日本が運営しており、JR東日本の新幹線は対象外です。東北・山形・秋田・上越・北陸新幹線にはスマートEXでは乗れません。

都市圏の鉄道、バスなどでも利用可能な交通系ICカードで、東海道・山陽新幹線はもちろん、在来線との乗り換えにも使えます。

在来線との乗換も1枚のカードでOKなので、スムーズに電車から新幹線に乗ることができます。

東京駅の東海道・山陽新幹線のりば

一日は24時間しかなく、時間は非常に貴重です。切符を発行したりする手間と時間はもったいないですね。

自販機か窓口が空いていればいいのですが、混雑していると時間がかかってしまいます。スマホの普及で待つ際にやることは増えましたが、待つ手間がないに越したことはありません。

特に観光シーズン・連休中などは、新幹線のきっぷを買える窓口・自販機が、戦慄的な大行列となることもよくあります。恐ろしい程の時間を無駄に消化してしまいます。

新幹線の切符売り場の行列

新幹線のきっぷ売り場が長蛇の列になっているのはよくあります。貴重な時間を浪費してしまいます。

新幹線のきっぷ購入の行列

スマートEXならこのような行列に並ぶ必要はありません。混雑期は最大級に便利です。スマホでサクッと予約すればOKです。快適以外の何物でもありませんね。

スマートEXで東海道新幹線の改札を通過したところ

実際に使ってみたところ、特に在来線から乗り換えが発生する場合は、モバイルSuica一つでスムーズに新幹線に乗れて便利でした。

旅先でお得なチケットを利用可能

スマートEXの利用者は旅先の地域で、特別にお得なチケットを購入することが可能です(一覧)。

地域 チケット名 条件 特徴
東京 Tokyo Subway Ticket 静岡県以西から東京 東京メトロ・都営地下鉄乗り放題、優待特典
横浜 EXみなとぶらりチケット 新横浜駅着 横浜ベイエリアの市営地下鉄、市営バスが1日間乗り放題
静岡 ふじのくに家康公きっぷ 静岡県外から内の駅に着 「東部」「中部」「西部」のエリアごとに3種類
大阪 Osaka Metro 1日乗車券 「東京駅~岐阜羽島駅」または「岡山駅~博多駅」発→「新大阪駅」着 Osaka Metro全線、大阪シティバス全路線
奈良 奈良満喫フリーきっぷ 京都駅・新大阪駅着 3日間乗り放題
福岡 太宰府バス1日フリー乗車券 広島駅~東京駅」発→「博多駅」着 福岡市内の西鉄路線バスおよび太宰府ライナーバス「旅人」(博多駅・福岡空港~太宰府エリア)

一例として「Tokyo Subway Ticket」は、海外、関東圏以外から東京に来る旅行客に向けた乗車券です。

東京メトロのMetroWalker

都営地下鉄、東京メトロが使い放題になり、電車によく乗って移動する場合はバリューが高いです。

乗車券に記載された有効期間のうち1~3日間有効となります。

きっぷ名 有効期間 料金
Tokyo Subway 24-hour Ticket 24時間(1日間) 大人800円/小児400円
Tokyo Subway 48-hour Ticket 48時間(2日間) 大人1,200円/小児600円
Tokyo Subway 72-hour Ticket 72時間(3日間) 大人1,500円/小児750円

ちかとく」という特典サービスも利用できます。すみだ水族館、東京湾クルーズ ヴァンテアン、六義園などのスポットがお得になります。

東京メトロ・都営交通沿線の約400のスポットで、Tokyo Subway Ticket等の対象乗車券を提示すると、割引やプレゼントなどの特典を受けることができます。

このようなお得なチケットを購入できるのは、スマートEXの副次的なメリットです。

ネットからの予約変更は何回でも無料

スマートEXは何度でも手数料無料で予約変更できるのが大きなメリットです。

交通系ICカードでの改札入場前またはきっぷ受取前で、予約している列車の発車時刻前まで予約変更が可能となっています。

予約変更の際には変更可能期間に注意

スマートEXは自由自在に予約変更できるのが大きなメリットですが、変更可能期間が設定されています。

初回購入日から3ヵ月以内の乗車日の間まで変更が可能となっています。なお、予約できる列車は、操作される日から1ヵ月先までの列車です。

予約変更時点で3日以上先の列車に変更する場合、早特商品の設定条件を満たして空席があれば、同じ早特商品として変更が可能です。

変更時点で購入可能なその他のきっぷへの変更も可能ですが、料金の差額を支払う必要があります。

早特制度で大きな割引

エクスプレス予約には、乗車の3日前や21日前までに予約すると、割引幅が拡大してお得な早特制度があります。これはスマートEXにも用意されています。

ジャンル 条件 割引対象 利用シーン
EX早特 3日前までの予約 長距離区間の「のぞみ」 遠方の旅行
EX早特21 21日前までの予約 早朝・日中の「のぞみ」 旅行や結婚式など、前から予定が決まっている時
EXグリーン早特 3日前までの予約 早朝の「のぞみ」、
終日の「ひかり」のグリーン車
のぞみ・ひかりのグリーン車希望
EXこだまグリーン早特 3日前までの予約 「こだま」グリーン車 こだまでOKでグリーン車希望
EXのぞみファミリー早特 3日前までの予約
2名以上で利用
土休日の「のぞみ」
子供用の設定もあり
週末の家族旅行など
EXこだまファミリー早特 3日前までの予約
2名以上で利用
「こだま」
子供用の設定もあり
家族や友人と一緒に旅行

特に「EX早特21」は割引額が大きく、金券ショップと比較してお得になることが多いので、前もって予定を確定できる場合で、時間帯が合う場合はお得です。

こだま限定でのお得な割引も用意されています。三島から東京に向かう場合などは便利です。

こだまの発車時刻の電光掲示板

以下、特に利用頻度が大きいと思われるEX早特、EX早特21、EXグリーン早特、EXのぞみファミリー早特の代表的運賃について解説します。

EX早特

乗車日の3日前までに予約すると、長距離の「のぞみ」普通車指定席・グリーン車がお得になる制度です。

予約後に予定が変わった場合、他の商品に手数料無料で変更可能なので安心です。ただし、差額料金は必要です。

主な区間の価格(通常期・大人1名片道)は下表のとおりです。のぞみ普通車指定席の所定運賃・料金(通常期)との差額となります。

主な区間 平日 土日
普通車指定席 グリーン車 普通車指定席 グリーン車
東京/品川⇔岡山 14,670円
(-2,990円)
20,740円
(-2,990円)
14,260円
(-3,400円)
19,050円
(-4,680円)
東京/品川⇔広島 16,190円
(-3,250円)
22,790円
(-3,910円)
15,790円
(-3,650円)
20,580円
(-6,120円)

EX早特21

21日(3週間)前までに予約すると、「のぞみ」普通車指定席をスマートEX商品で最もおトクな価格で予約可能となります。

朝6時台、昼11~15時台に出発する直通の「のぞみ」普通車指定席が対象です。早朝、昼間でOKで早期予約可能ならお値打ちです。

東海道新幹線(新大阪駅)

予約後に予定が変わった場合、他の商品に手数料無料で変更可能なのが良心的です。

この手の早期予約で割引が大きい商品は、キャンセル不可とされていることが多いので嬉しいですね。もちろん、差額料金は必要です。

設定区間は、人気路線の東京・品川・新横浜⇔名古屋・京都・新大阪も含まれています。全区間の価格の一覧表(普通車)は以下のとおりです。

区間 価格 割引額
東京・品川 ⇔ 名古屋 8,960円 ▲2,340円
⇔ 新大阪 11,200円 ▲3,520円
⇔ 岡山 13,240円 ▲4,420円
⇔ 広島 14,260円 ▲5,180円
名古屋 ⇔ 博多 13,240円 ▲5,650円

京都・新大阪・新神戸と中国・四国・九州の間の路線は設定がありません。

EXグリーン早特

乗車日の3日前までに予約すると、「のぞみ」と「ひかり」のグリーン車がお得になる制度です。

予約後に予定が変わった場合、他の商品に手数料無料で変更可能なので安心・安全です(差額料金は必要)。

設定区間は、東京・品川・横浜と、名古屋・関西の間となっています。料金、「のぞみ」グリーン車の所定運賃・料金との差額は下表のとおりです。

区間 価格 割引額
東京・品川 ⇔ 名古屋 12,050円 ▲2,910円
⇔ 京都 14,120円 ▲4,920円
⇔ 新大阪 14,670円 ▲4,920円
⇔ 新神戸 14,970円 ▲5,280円
新横浜 ⇔ 名古屋 11,390円 ▲2,910円
⇔ 京都 13,780円 ▲4,590円
⇔ 新大阪 14,330円 ▲4,930円
⇔ 新神戸 14,670円 ▲5,250円

EXのぞみファミリー早特

乗車日の3日前までに予約すると、「のぞみ」普通車指定席・グリーン車で割引が受けられる仕組みです。

2名以上で土休日に利用可能な席数限定の運賃です。子供用の設定があり、設定除外日もあります。

こちらも手数料無料で予約を変更できます(差額料金は必要)。設定区間は、東京・品川・横浜と、名古屋・関西の間となっています。

区間 普通車指定席 グリーン車
大人 子供 大人 子供
東京・品川 ⇔ 名古屋 9,950円 4,970円 12,050円 7,070円
(▲1,350円) (▲680円) (▲2,910円) (▲2,500円)
⇔ 京都 12,020円 6,000円 14,120円 8,100円
(▲2,150円) (▲1,080円) (▲4,920円) (▲4,120円)
⇔ 新大阪 12,570円 6,280円 14,670円 8,380円
(▲2,150円) (▲1,070円) (▲4,920円) (▲4,110円)
⇔ 新神戸 12,830円 6,410円 14,970円 8,550円
(▲2,550円) (▲1,280円) (▲5,280円) (▲4,270円)
新横浜 ⇔ 名古屋 9,290円 4,640円 11,390円 6,740円
(▲1,350円) (▲680円) (▲2,910円) (▲2,500円)
⇔ 京都 11,680円 5,830円 13,780円 7,930円
(▲1,820円) (▲910円) (▲4,590円) (▲3,950円)
⇔ 新大阪 12,230円 6,110円 14,330円 8,210円
(▲2,160円) (▲1,080円) (▲4,930円) (▲4,120円)
⇔ 新神戸 12,530円 6,260円 14,670円 8,400円
(▲2,520円) (▲1,260円) (▲5,250円) (▲4,250円)

※カッコ内の数字は「のぞみ」所定運賃・料金(通常期)との差額

EXポイント

ポイントのイラスト

2023年10月1日(日)5:30からは、「EXポイント」が開始します。

スマートEXを利用して東海道新幹線をチケットレス乗車すると、東海道新幹線の利用区間などに応じてポイントを獲得可能です。

例えば、東京→新大阪の普通車指定席の場合、エクスプレス予約は83ポイント、スマートEXは41ポイントが付与されます。

EXポイントは「EX旅パック」や「EX旅先予約」の購入時に、1ポイント=1円として利用できます。

また、JR東海グループ共通ポイントサービスの「TOKAI STATION POINT」と相互交換可能。TOKAI STATION POINTでは、ドリンクの無料購入などが可能です。

キャンセルも可能!払戻手数料は安価

スマートEXは列車の発車時刻前まで、スマホやタブレット・PCでサクッと簡単にキャンセルが可能で柔軟性が高いのがメリットです。

5:30~23:30の時間帯にキャンセルが可能で、自由席の場合は乗車日当日(23:30)までキャンセル可能です。

急遽予定が入って旅行や出張に行けなくなった場合などに極めて便利です。

キャンセルの際に発生する払戻手数料は、列車発車時刻前であれば片道320円、往復640円です。

往復の予約で片道のみのキャンセル(復路のみ)の場合、往復割引の片道分の差額+320円となります。

列車発車時刻後はキャンセルの操作はできませんが、「列車発車時刻経過後に払戻をされた」という取り扱いになります。

乗車日の翌日以降に自動的に手数料がマイナスされて払い戻されることになります。列車発車時刻後のキャンセル料金は、購入したきっぷの種類によって異なります。

区分 種類 キャンセル料
片道、早特 普通車指定席
グリーン車
スマートEXサービスの場合
早特商品の場合
普通車自由席 320円
往復割引 普通車指定席
グリーン車
区間毎の「特定額
普通車自由席 区間毎の「復割取消手数料

2名以上の予約などで紙のきっぷとして受け取った後は、インターネットではキャンセルできません。

乗車日当日までにJR東海・JR西日本の主要駅の窓口に、きっぷとスマートEXの決済用クレジットカードを持っていく必要があります。

台風が接近・上陸する恐れがある時、列車の大幅な遅れや運休が発生した時などは、手数料ゼロ円でキャンセル可能となることがあります。

その場合は予約サイトのログイン後のメニュー画面上部に表示する緊急のお知らせやメールなどで案内があります。

事前申込が可能!早特の予約に便利

スマートEXは、発売開始日の7日前5:30~発売開始日当日の9:30の間に、予約の事前申し込みが可能です。

スマートEXの事前申込画面

発売開始時刻(乗車日1ヵ月前の10:00)までは、手数料なしで事前申込を取り消せます。

予定が決まっている場合で、EX早特21を確実に予約したい場合などに便利です。

スマートEXエクスプレス予約の事前申込(EX早特21)

事前申込は予約の成立を確約するものではなく、発売手続時に満席などの理由で予約が取れないことがあります。

申込は1件につき第2希望まで指定できます。異なる設備の商品を選択できません。

スマートEXの事前申込

往復割引商品は、往復とも同一乗車日となる場合に限り申込ができます。

第1行程・第2行程で別の日の予約をしたい場合は、復路は往路の乗車日の自由席を予約し、復路の発売開始後に予約変更すればOKです。

申込結果の回答は、第1希望・第2希望をまとめて1回のメールで通知されます。

iPhone・Androidアプリの「EXアプリ」では、事前申込サービスを利用できません。

Chrome、Safariなどのブラウザから、ウェブ版の予約サイトから事前申込を行いましょう。

エクスプレス予約との比較

新幹線の台に乗せたNECのノートPC

これまで新幹線切符の発券なしでチケットレスで乗車できるサービスとしては、エクスプレス会員向けの「EXサービス」がありました。

指定席のネット予約と会員専用ICカードによるチケットレス乗車が可能であり、料金が安くなるというメリットもあります。

「EXサービス」には、JR東海とJR西日本の「エクスプレス予約」があります。

従来はJR東海の「プラスEX」もあり、2017年9月2日からエクスプレス予約に統合されました。年会費が上がって区間が東海道・山陽新幹線(東京〜博多間)になりました。

ただし、エクスプレス予約になった現在も、グリーンプログラムは適用されない点が違いとして残ります。

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プラスEXがエクスプレス予約に統合!改悪と改善あり!既存サービスとの違いと比較まとめ
携帯電話、パソコン、スマートフォンから、東海道新幹線(東京~新大阪)の指定席が予約できる「プラスEX」というサービスが...

料金の割引額はエクスプレス予約

エクスプレス予約年会費は1,000円(税抜)で、チケットレスサービスの中では年会費は高いものの、新幹線が最も安価になります。

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JR東海のエクスプレス予約の使い方 2025!クレジットカードでの利用がおすすめ
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エクスプレス予約の利用には、以下のクレジットカードが必要です。

おサイフケータイ対応のスマホ・ケータイ等が必要です。Apple PayのSuicaでもOKです。

現在はプラスEXはエクスプレス予約に統合されましたが、グリーンプログラムが適用されない点が違いとして残っています。

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プラスEXがエクスプレス予約に統合!改悪と改善あり!既存サービスとの違いと比較まとめ
携帯電話、パソコン、スマートフォンから、東海道新幹線(東京~新大阪)の指定席が予約できる「プラスEX」というサービスが...

料金の割引額はスマートEXよりエクスプレス予約が優れています。特に指定席に関しては、スマートEXよりもお得です。

一例として京都→名古屋の普通車指定席を利用した時に、スマートEXは5,800円、エクスプレス予約は4,820円でした。

京都→名古屋の料金例(スマートEX)

京都→名古屋の料金例(エクスプレス予約)

早特商品の枠はエクスプレス予約が優遇

スマートEXが紙の切符と比較して優れているのは、早特での大幅な割引です。

ただし、期間が限定されており、繁忙期(正月・GW・お盆など)には早特の購入ができない期間があります。

早特が利用できる日はエクスプレス予約の方が多く、スマートEXが購入できない期間もあります。

東京→京都でグリーン早特を予約しようとしたところ、スマートEXではNGでエクスプレス予約だと可能だったことがあります。

エクスプレス予約の方がスマートEXより早期予約の枠が広い例 (スマートEXの画面)エクスプレス予約の方がスマートEXより早期予約の枠が広い例 (エクスプレス予約の画面)

スマートEXはどのクレジットカードでも利用可能

汎用性・利便性はスマートEXが高いです。年会費が無料で5大ブランドのクレジットカードなら、どれでもOKというのが大きいです。

交通系ICカードとは別の専用カードを持つ必要がなく、お財布に入れる枚数を減らしてコンパクト・シンプルな移動が可能です。

ただし、料金割引は200円のみで、早特の制度もエクスプレス予約と比較すると充実していません。あくまで利便性を重視しているサービスです。

新幹線に乗車する頻度が多い場合は、エクスプレス予約も候補となります。割引のメリットが大きくなります。

エクスプレス予約(旧・プラスEX)

グリーンプログラム

JR3社のクレジットカードでエクスプレス予約を利用する場合、グリーンプログラムという優遇プログラムがあるのがメリットです。

エクスプレス予約で新幹線に乗車すると、「グリーンプログラム」が適用されて、利用区間に応じて自動的にポイントが貯まります。

主要駅で貯まるポイントについて表にまとめました。例えば、東京→新大阪は90ポイント、新大阪→博多は110ポイント貯まります。

駅名 東京
品川
新横浜 静岡 名古屋 京都 新大阪 新神戸 岡山 広島
新横浜 10                
静岡 20 20              
名古屋 50 50 20            
京都 90 90 50 20          
新大阪 90 90 50 20 10        
新神戸 90 90 90 50 20 10      
岡山 110 110 90 50 50 20 20    
広島 130 130 110 90 50 50 50 20  
小倉 150 130 130 110 90 90 90 50 50
博多 150 150 130 130 110 110 90 90 50

ポイントの有効期限は、乗車日の翌年6月末日(23:30)までです。

このポイントが一定水準まで貯まると、グリーン車を普通車の値段で利用できます。登録不要なので便利なプログラムです。

グリーン車は空いている傾向にあって快適ですし、電源も用意されているのでPCやタブレットでの作業がはかどります。

座席はゆとりがあるスペースが確保されており、快適な移動が可能です。

グリーン車の座席

電源コンセントはテーブルの肘掛けにあるので、窓側の席でなくても充電できます。

テーブルはマウスを置くスペースがありますし、脇にもテーブルがあるので、PC作業が格段に効率的になります。

グリーン車の座席でPCとコーヒーをテーブルに乗せたところ

グリーン車の利用に必要なポイント数は、利用区間に関わらず、1席あたり一律となっています。以下のとおりです。

  • のぞみ:1,000ポイント
  • ひかり:800ポイント
  • こだま:600ポイント

例えば、東京・品川⇔新大阪(90ポイント区間)を6往復すれば、1回「のぞみ」のグリーン席を普通車料金で利用できます。

ポイントを利用したグリーン車の予約は、乗車当日まで可能です。エクスプレス予約で予約する際に、ポイントが貯まっていれば自動的に表示されるボタンを選ぶだけです。

グリーンプログラムのサービスは、毎年1月1日~12月31日の1年間が一つのサイクルとなります。

各期のポイント有効期限(グリーン特典の予約申込期限)は、乗車日の翌年6月末日(23:30)までです。

新幹線のヘビーユーザーならJR3社のクレジットカードでエクスプレス予約に登録するとお得になります。

なお、グリーンプログラムが適用されるためのは、ビューカード&モバイルSuica、JR東海エクスプレスカード、J-WESTカードでエクスプレス予約に加入することが必要です。

その他のクレジットカードで登録した場合(旧プラスEX)は、グリーンプログラムの対象外となります。

エクスプレス予約での在来線乗り継ぎ(モバイルSuica)は事前設定が必要

エクスプレス予約の場合、モバイルSuica(Apple PayのSuica)とカードタイプのエクスプレス予約専用ICカードを重ねても、エラーが発生して新幹線と在来線の乗り継ぎはできません。

自動改札機の脇にいるスタッフに声をかけて手続きするか、機械できっぷを受け取って通過する必要があります。

エクスプレス予約で新幹線の改札を通過する際にエラー発生

モバイルSuicaとカードタイプのエクスプレス予約の併用は、在来線との乗り継ぎが不便です。

したがって、スムーズな改札通過のためには、事前にモバイルSuica、Apple PayのSuicaでエクスプレス予約を使えるように設定する必要があります。

EX予約専用ICカードの代わりとしてモバイルSuicaをエクスプレス予約で登録すると、スマホ1つで東海道・山陽新幹線と在来線の乗り継ぎができるようになります。

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エクスプレス予約とモバイルSuicaの併用には注意!EX-ICカードとの同時通過が不可
モバイルSuica、Apple PayのSuica(以下、両方を合わせて「モバイルSuica」)は、エクスプレス予約のICカード代わりとなります...

利用できるまでの期間

スマートEXは会員登録したその日からすぐに使えるようになります。

他方、エクスプレス予約は対応クレジットカードで手続きしてから、会員ICカードが送られてくるまで2~3週間程度かかります。

スマートEXとエクスプレス予約の比較をまとめると下表のとおりです。

項目 スマートEX エクスプレス予約
(旧・プラスEX)
エクスプレス予約
区間 東海道・山陽新幹線
(東京~博多間)
東海道新幹線
(東京~新大阪間)
東海道・山陽新幹線
(東京~博多間)
対象
クレカ
国際ブランドが以下ならOK
Visa
Mastercard
JCB
アメックス
ダイナースクラブ
以下の会社の発行カード
JCB
三井住友カード
三菱UFJニコス
イオン銀行
アメリカン・エキスプレス
セディナ
三井住友トラストクラブ
トヨタファイナンス
ビューカード
(モバイルSuica)
エクスプレスカード
J-WESTカード
(エクスプレス)
年会費 無料 1,000円(税抜) 1,000円(税抜)
カード 交通系ICカード 専用カード 専用カード
特典 - - グリーンプログラム
モバイル対応 モバイルSuica
Apple PayのSuica
モバイルSuica
Apple PayのSuica
モバイルSuica
Apple PayのSuica
割引
特定市内駅・
都区内制度
- - -
東京⇔名古屋 普通車指定:11,100円
グリーン車:14,760円
普通車指定:10,310円
グリーン車:13,970円
普通車指定:10,310円
グリーン車:13,970円
東京⇔新大阪 普通車指定:14,520円
グリーン車:19,390円
普通車指定:13,370円
グリーン車:18,480円
普通車指定:13,370円
グリーン車:18,480円
早特
在来線との乗継 モバイル端末1つでOK モバイルSuicaとEX予約専用ICカードを重ねての通過は×
初期手続き 登録してすぐに利用可 登録後2~3週間必要

グリーンプログラムを使うためにはビューカードとモバイルSuica/Apple Pay、JR東海エクスプレスカード、J-WESTカードのいずれかが必要となります。

交通系電子マネーへのチャージでのポイント還元率が最も高いのはビューカードの1.5%です。

したがって、モバイルSuicaが利用できる場合は、ビューカードで登録したモバイルSuicaが便利です。対応のスマートフォンやガラケーがある場合は有力候補です。

代表的なビューカードについては以下をご参照ください。

カード名 年会費(税抜) 一般加盟店 Suicaチャージ 備考
ビックカメラSuicaカード 477円
(年1度の利用で無料)
1.0% 1.5% ビックカメラでSuica払いならポイント二重取り
ビューカード スタンダード 477円 0.5% 1.5% ボーナスポイント。家族カードあり
JRE CARD 477円 0.5% 1.5% アトレ等のJRE CARD優待店で約3.5%還元
ルミネカード 953円 0.5% 1.5% ルミネで5-10%OFF
ビューカード ゴールド 10,000円 0.5% 1.5% 年1回のプレゼント・東京駅ラウンジ等の特典
大人の休日倶楽部ミドルカード 2,386円 0.5% 1.5% 大人の休日倶楽部パス、JR東日本線・JR北海道線5%OFF等
大人の休日倶楽部
ジパングカード
3,968円
(夫婦会員6,780円)
0.5% 1.5% 大人の休日倶楽部パス、JR東日本線・JR北海道線30%OFF等
JALカードSuica 2,000円 0.5-2% 0.5-1%
(マイル)
JRE POINTをJALマイルに移行可
JALカード特約店は2倍
JALカードSuica
CLUB-Aカード
10,000円 0.5-2% 0.5-1%
(マイル)
JAL CLUB-Aカード特典
JALカードSuica
CLUB-A ゴールドカード
19,000円 0.5-2% 0.5-1%
(マイル)
ビューカード ゴールド特典
JAL CLUB-Aカード特典
ビューカード スタンダード(リボ) 無料 0.5% 1.5% リボ払い専用カード

スマートEXの利用方法

スマートEXを使うためには、まず会員登録する必要があります。公式Webページにアクセスして、「会員登録」というボタンを選択します。

スマートEX公式サイト

次のページで「会員登録」というオレンジ色のボタンを選択します。

スマートEX会員登録画面

そして、メールアドレスを入力して「OK メール送信」というボタンを選べば、メールが送られてくるので、そこから手続きすれば利用可能になります。

スマートEX会員登録時のメールアドレス入力画面

手元にあるクレジットカードと交通系ICカードなどの情報を入力すれば、即時にスマートEXを使えるようになります。

エクスプレス予約はまずクレジットカード会社に申し込んで手続きが完了するまでに時間がかかるので、スマートEXの方が便利です。

モバイルSuica/Apple Payの機種変更時は手続きが必要

iPhone 7とiPhone X(裏面)

モバイルSuica、Apple PayのSuicaをスマートEXに登録していた場合、機種変更で新しい携帯電話・iPhone・Apple Watchに移した場合、Suica ID番号が変わります。

以下はスマートEXに登録していた機種変更前のSuicaID番号の末尾が8で、機種変更後のSuicaIDの末尾が4の例です。

スマートEXに登録したSuica ID番号

Apple PayのSuica ID番号

したがって、スマートEXに登録してある交通系ICカード情報を更新する必要があります。

スマートEXにログインして、「お客様情報の変更・退会」を選択します。

スマートEX会員画面トップページ

ワンタイムパスワードが必要となるので、「メール送信」を選択して、登録メルアドに送られてきた数字をコピペ等で入寮くして「OK」を選択します。

スマートEXのワンタイムパスワード

次の画面で「交通系ICカード情報変更」を選択します。

スマートEXの「お客様情報の変更・退会」

Apple PayのSuicaアプリで確認できる「Suica ID番号」を「交通系ICカード情報」に入力して「OK 完了」を選択して次の画面で確定させます。

注意点としては、OKの上にある「登録済の交通系ICカード情報を削除する」というチェックボタンにチェックは入れたらダメな点です。

入れると単純に登録してある情報を削除するだけになります。

スマートEXのICカード番号入力画面

よくあるQ&A

スマートEXのデメリットは?

スマートEXは、残念ながらエクスプレス予約と同様に、特定市内駅制度・都区内制度適用外で、在来線の部分は必ず料金が発生します。

特定市内駅制度とは、新幹線の乗車券で例えば大阪市や横浜市などの市内の在来線も無料で乗れる仕組みです。

都区内制度は東京23区内の在来線が無料で乗れます。紙の正式なきっぷでは適用される制度です。

具体的には、東京都区内の場合、東は小岩・葛西臨海公園まで、西は西荻窪まで、南は西大井・蒲田まで、北は浮間舟渡・金町まで無料です。

横浜市内の場合、矢向、川崎、扇町、大川、海芝浦、本郷台、戸塚、長津田まで無料。大阪市内は、東淀川、放出、加美、杉本町、桜島、加島、塚本まで無料です。

スマートEXは通常の切符よりも200円安いですが、特定市内駅制度・都区内制度が利用できないため、在来線の乗車がある場合は、価格面では紙のきっぷを買った方が安くなる場合が多いです。

新幹線・特急・定期券の自販機(JR東日本)

ただし、早特の制度の場合は割引額が大きいので、在来線有料でも通常の運賃よりも安くなることがあります。

領収書はどのように入手できるのか?

スマートEXは必ずクレジットカードで決済されるので、税務上の経費処理においては原則としてクレジットカードの利用明細のみでOKです。

また、乗車したことを示す資料として以下3点が用意されているので、これらも保管しておけば盤石です。

  • EXご利用票(座席のご案内):新幹線乗車時に自動改札機から発行
  • ご利用票兼領収書:きっぷの受取時に発行
  • 領収書表示サービス:Google Chrome等のWebブラウザ・EXアプリで領収を画面に表示できるので、プリントアウトして利用

ただし、大企業などにおいては経費精算の社内ルールで「必ず手書きの領収書が必要」といった決まりがあるケースがあります。

このような際には改札通過もしくは発券してから下車するまでに、窓口もしくは料金精算所で依頼すればOKです。EX-ICご利用票、使ったICカードの提示が必要となります。

EXご利用票(座席のご案内)

デビットカード・国際ブランドプリペイドカードは登録可能か?

Visa、JCB、Mastercard等のデビットカード、国際ブランド搭載型プリペイドカードをスマートEXに登録して使いたいという方もいらっしゃるでしょう。

デビットカードやプリペイドカードは決済の仕組みから、以下のような事象が生じる可能性があるのが特徴です。

  • カードの登録・変更時の有効性確認で一時的に少額の引き落としが発生
  • 予約の変更・払戻の際に一時的に二重引き落としや残高不足が発生

したがって、カード発行会社の判断によって、デビットカードやプリペイドカードをスマートEXに登録できない場合があります。

JR西日本・東海側としてはスマートEXへのデビットカード・国際ブランドプリペイドカードの登録を排除してませんが、カード発行会社の判断でNGとなっている場合があります。

スマートEXへの登録の可否については、カード発行会社に問い合わせましょう。

PayPay銀行のJMB Visaデビットカードは利用可能です。

お得なキャンペーン

東海道新幹線

スマートEXは時折お得なキャンペーンを開催します。一例として、2018年9月10日~10月21日は、デビュー1周年を記念して、特別価格で「EX早特21」を購入できました。

区間 特別価格 割引額
東京・品川 ⇔ 名古屋 7,800円 ▲3,290円
⇔ 京都 9,800円 ▲4,110円
⇔ 新大阪 10,000円 ▲4,450円
⇔ 新神戸 10,400円 ▲4,700円
⇔ 岡山 12,000円 ▲5,340円
⇔ 広島 13,000円 ▲6,080円
新横浜 ⇔ 名古屋 7,600円 ▲2,850円
⇔ 京都 9,700円 ▲3,550円
⇔ 新大阪 9,900円 ▲4,220円
⇔ 新神戸 10,300円 ▲4,470円
⇔ 岡山 12,000円 ▲5,010円
⇔ 広島 13,000円 ▲5,760円
名古屋 ⇔ 博多 12,000円 ▲6,540円

スマートEXはこのようなお得なキャンペーンを定期的に開催しています。

まとめ

東海道新幹線(京都駅)

スマートEXは手持ちのメインのクレジットカードで決済でき、専用のICカード不要で新幹線に乗車できます。

自動販売機や窓口に並ぶこと無く新幹線のきっぷを買える利便性が優れており、普段使っている交通系ICカードで新幹線に乗れるのが嬉しい点です。

年会費無料で、手間がかからずに時間を節約できるのが大きなメリットです。予約変更も発車前まで何度でも可能です。

年会費が有料の会員制度に登録する必要がありません。クレジットカード、Suica・PASMOなどさえあればOKです。

Android・ガラケーのモバイルSuica、iPhone・Apple WatchでのApple PayのSuicaでも利用可能です。在来線との乗り継ぎもスムーズでスマホ1つで改札を通過できます。

スマートEXで東海道新幹線の改札を通過したところ

スマホ・タブレット・PCで簡単な操作で、東海道・山陽新幹線の指定席を予約でき、そのまま登録したSuicaやPASMOで新幹線の改札をスイスイとスピーディーに通過できます。

キャンセルする場合は、列車発車時刻前なら1名片道あたり320円の払戻手数料で済みます。

ANAやJALの普通運賃・株主優待割引でも払い戻し手数料は440円なので、スマートEXがリーズナブルです。

他方、料金面での割引は200円OFFにとどまるのがデメリットです。新幹線に安く乗るためには、エクスプレス予約、金券ショップなどの活用が必要になります。

モバイルSuica、Apple PayのSuica対応のケータイがあれば、携帯電話・スマホ一つで在来線から新幹線までスムーズに乗車できて便利です。窓口や自販機に並ぶ必要が皆無になります。

スマートEXに登録するのは高還元のクレジットカードがお得です。年会費無料で1.5%還元のカードもあります。

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