JCBとみずほ銀行が提携して2018年春から、スマホデビットサービス「スマートデビット」の発行を開始しました。
iPhone、Androidアプリの「みずほWallet」で申し込めます。スマートフォン上で即座にモバイルデビットカードが発行されるのは日本国内初の快挙でした。
利用できるのはJCB加盟店ではなく、QUICPay+(クイックペイプラス)加盟店となります。もちろん、VisaやMastercard加盟店も対象外。
QUICPay+加盟店での利用で0.2%~0.4%のキャッシュバックがあるのがメリットです。
みずほ銀行の新しいモバイル決済「スマートデビット」のメリット、デメリット、お得な使い方について、注意点を完全網羅してわかりやすく徹底的に解説します。
目次
スマートデビットとは
「スマートデビット」は、スマホで即時発行が可能なバーチャルカードで、QUICPay+加盟店での決済に利用できます。年会費・利用料金は無料で使いやすいですよ!
iPhone、Android端末上でみずほ銀行の「みずほWallet(ウォレット)」から申し込めます。
公式アプリApp Store、Google Play
みずほ銀行のデビットカード「みずほJCBデビット」の加入者だけではなく、みずほ銀行に普通預金口座がある15歳以上(中学生を除く)であれば誰でも利用可能です。
即時にスマートフォン上でモバイル決済のカードが発行されるのは国内初のサービスです。画面上のカードデザインは12種類から選ぶことが可能です。
カードデザインは支払い時に店員さんに見えるわけではなく、アプリ上で自分が見るデザインとなります。
したがって、人に見せたいという観点でのチョイスは完全に不要で、純粋に自分が見たいものでOKです。
全国で端末台数89万台以上のQUICPay+(クイックペイプラス)加盟店で利用可能です。
QUICPay+対応店舗のレジの端末にスマートフォンをかざせばOK。原則として暗証番号の入力やサインは不要です。
Suica等の交通系電子マネーと似たイメージで支払えます。支払金額はみずほ銀行の口座から即時に引き落とされます。
注意点としては、クレジットカードとは異なり通常のQUICPayのみの店舗では利用できず、QUICPay+対応店舗のみとなる点です。QUICPay+対応の主な店舗は下表の通りです。
ジャンル | 店名 |
---|---|
コンビニ | セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス、ミニストップ、ポプラ、生活彩家、ローソンストア100、デイリーヤマザキ |
スーパー | イトーヨーカドー、イオングループ、オーケー、アピタ、ピアゴ、アークス、平和堂 |
百貨店等 | ドン・キホーテ、名鉄百貨店、ジェイアール名古屋タカシマヤ、近鉄百貨店、JRセントラルタワーズ/JRゲートタワー/ゲートウォーク、ル・トロワ、なんばCITY、なんばパークス |
ガソリンスタンド | ENEOS、apollostation、ENEOS(セルフSS) |
ドラックストア | ツルハドラッグ、マツモトキヨシ、スギ薬局、ジャパン、ウエルシア薬局、ココカラファイン、富士薬品グループ(セイムス・スマイル・アメリカンドラッグ等)、くすりの福太郎、ドラッグユタカ、大賀薬局、新生堂薬局 |
食事 | マクドナルド、タリーズコーヒー、ドトール、吉野家、リンガーハット、すき家、壱番屋、すかいらーくグループ、ロイヤルホスト、かっぱ寿司、コメダ珈琲、サガミグループ、鳥どり、海鮮三崎港、味の民芸 |
本・CD/DVD | HMV&BOOKS、明林堂書店、八重洲ブックセンター |
家電 | ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、エディオン、ヨドバシカメラ、PC DEPOT |
空港 | ANA FESTA、新千歳空港ターミナルビル、中部国際空港セントレア、大分空港 |
レジャー | 東京ディズニーランド、東京ディズニーシー、MOVIX、ジャンカラ、スーパージャンカラ、USJ、スパリゾートハワイアンズ、京セラドーム大阪、快活CLUB、福岡 ヤフオク!ドーム、東京ドーム、コロナワールド、東京タワー、阪神甲子園球場、キッザニア東京・甲子園、アドベンチャーワールド |
アパレル | ユニクロ、ライトオン、コナカ、マックハウス、マックハウスプラザ、OUTLET-J |
タクシー | JapanTaxi、東京無線タクシー、国際自動車、チェカーキャブ、宝交通、日本交通 |
その他 | auショップ、カクヤス |
QUICPay、QUICPay+の詳細については、以下で徹底的に解説しています。
みずほWalletのメリット
みずほWalletアプリで利用できるスマートデビットには、キャッシュレス決済ならではの利点が備わっています。
まずスピーディーにスマホでサクッとQUICPayを使えるようになるのがメリット。
もちろんただ単にキャッシュレス決済ができるだけではなく、嬉しい還元も享受できます。
0.2%~0.4%のキャッシュバック
スマートデビットは、プラスチック製のデビットカードである「みずほJCBデビット」と同様に、月額利用金額に応じて0.2%~0.4%のキャッシュバックを享受できます。
前々月16日~前月15日のショッピング利用金額に応じて、みずほ銀行の普通預金口座に自動的に毎月中旬頃キャッシュバックしてくれます。
月額利用金額 | キャッシュバック率 |
---|---|
5万円未満 | 0.2% |
5万円以上 10万円未満 | 0.3% |
10万円以上 | 0.4% |
実際にみずほWalletのスマートデビットを40,129円利用したところ、翌月16日に0.2%~0.4%の80円を入金してくれました!
クレジットカードと比較すると還元率は低いですが、少しでもお得になるのは嬉しいですね。
しかもポイントを貯めて交換という面倒な作業が不要です。シンプルな現金還元のキャッシュバックは嬉しいですね!
JCBのOki Dokiポイントによる還元ではなく、毎月の利用金額の0.2%~0.4%が自動でキャッシュバックされる方式となりました。
使い過ぎを防止!クレカ嫌いの方に最適
スマートデビットは銀行口座の残高の範囲内でしか使えません。クレジットカードだと使い過ぎるという方ですと、使い過ぎを防止できます。
利用明細はみずほWalletアプリでいつでもサクッと確認できるので、いくら使ったかは一目瞭然です。もちろん、登録の預金口座でも確認できます。
また、使い過ぎることはなくても、クレジットカードを使った金額は一時的に負債となり、もし支払日に引き落とせないことになると、信用情報機関に事故情報が登録されてしまいます。
このような仕組みが嫌でクレカを持たないという方も多いでしょう。しかし、スマートデビットにはこのようなデメリットは無く、現金同様に使えます。
ATMの手数料を支払う機会が減少
最近は多くの大手コンビニ・スーパー等でQUICPay+を使えます。スマートデビットで日常の買い物をしていくと、ATMでお金をおろす機会そのものが減っていきます。
確かにATMの利用手数料を無料にすることが可能な銀行も存在しているのは事実。
一例として、住信SBIネット銀行、auじぶん銀行、SBI新生銀行、ソニー銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の方法は以下のとおりです。
しかし、ATM手数料を無料にするには一定の条件をクリアしなければならない銀行が大多数です。条件のクリアが面倒だったり、困難な場合もあります。
この点、スマートデビットで日常の買い物をしていくと、ATMでお金をおろす機会そのものが減るため、ATM手数料を支払わなければならない場面が減少します。
ATM手数料が発生しなくなることによって、その分、他のことにお金を使えるようになります。一ヶ月当たり300円ATM手数料を減らせたら、年間3,600円です!
審査が不要!
スマートデビットはクレジットカードとは異なり審査が不要です。
みずほ銀行に口座を持っている個人の方であれば、年齢や国籍を問わず誰でも発行して使うことができます。
具体的には以下のどちらかに該当する方なら誰でも利用できます。
- 日本国内在住でみずほ銀行に普通預金口座を持っている15歳以上(中学生を除く)の個人の方
- みずほJCBデビットを持っている方
煩わしい小銭・紙幣の管理が不要に
スーパーやコンビニやディスカウントストアでお買い物すると、支払額1,537円といった端数になることが多いです。
そういう時に千円札で支払うと、小銭が山のように出てお財布が重くなってしまいます。したがって、できる限り手持ちの小銭をうまく組み合わせて、お釣りが出ないようにしますよね。
しかし、小銭をいちいち探すのは手間がかかるし、時間もかかります。混んでいる時だと無言のプレッシャーを感じることもあります。
また、現金で支払いをしていると、どんどんお財布の中のお金が減っていくので、定期的にATMでおろして補充する必要が生じます。
ATMが混んでなければいいのですが、お昼休みや夕方などの時間帯は待つことも多いです。人生の貴重な時間をATMに並ぶ時間に浪費するのは避けたいところです。
日常の支払いをカード払いにすると、財布の中の現金はあまり減らないので、ATMを使う頻度は減少します。いちいちATMに並んでおろす時間と手間が省けます。
スマートデビットがあれば、これらの意味のない時間と手間を省いて、その時間を好きなことや楽しいことに使って、人生を楽しむことができます!
利用の手続きが簡便
みずほ銀行のAndroidスマホアプリ「みずほWallet」を操作するだけで即時発行で非接触決済が可能になります。スマホデビットを使うまでの手順は簡単です。
スマートフォンが盗難・紛失に遭って利用を停止したい場合は、電話などで連絡すれば停止してくれます。
Suicaも利用可能
iPhoneの場合、みずほWalletでSuicaを発行することも可能です。
ただし、チャージでのポイント還元はないので、ビューカード等でApple PayのSuicaにチャージする方がお得です。
デメリット
みずほWalletにはメリットがある反面、欠点も存在しています。
加盟店が少ない
QUICPay+は日常的によく小口決済を行うコンビニ、スーパー、ドラッグストアは、大手チェーン店をかなり網羅しています。
しかし、やはりJCB加盟店と比較すると利用可能店舗は格段に少ないです。
プラスチック製のデビットカードと比較すると、支払えるお店が少ないのがデメリットです。
ポイントカードは別途提示が必要
QUICPay+加盟店の中には、Vポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、dポイント等の共通ポイントが貯まるお店が有ります。
このような店舗でポイントを貯めようとすると、スマートデビットのスマホの他にカードを提示する必要が生じます。
スマートフォンにポイントカード情報を紐付けると、自動的に共通ポイントも貯まる仕組みになるといいのですが、現状ではそうではありません。
スマホでを端末にかざして決済して、更にお財布を出してポイントカードを提示すると、せっかくのモバイル決済のスムーズさ・スピード感が損なわれます。
それならばクレジットカードでいいという考えも浮上します。スピーディーな支払いが可能というモバイル決済のメリットが乏しくなります。
Apple Pay対応のiPhoneかFeliCa搭載のAndroidスマホが必要
みずほ銀行のスマートデビットを使うためには、所定のスマートフォンが必要です。
- iOS 10.1以降のApple Pay対応端末
- 5.0以上のAndroid OSのFeliCa対応のAndroidスマホ
いわゆるおサイフケータイに対応している機種であれば、FeliCaが搭載されています。SIMフリースマホにもFeliCa搭載型があります。
FeliCa非搭載のAndroidスマホ、Apple Pay非対応のiPhone、ガラケー(フィーチャーフォン)、Windowsスマホ、ブラックベリー等を愛用している方は使えないのがデメリットです。
機種変更に手間が必要
スマートフォンが故障したり、機種変更したくなって、新しいスマートフォンを買った場合は、新しいスマートフォンへ「みずほWallet」をインストールしてログインするだけではOKになりません。
ここはPayサービスとは異なり、スマホの変更時に手続きが必要なのがデメリットです(みずほWalletの機種変更ガイド)。
お得なキャンペーン
2019年8月29日(木)~12月15日(日)までの間、みずほWalletで「Smart Debit」のデビット決済を利用すると、お得なキャンペーンを享受できます。
利用金額の最大20%(最大1万円)がキャッシュバックされます。5万円利用分まで20%還元とパワフル!
Android、iOSのどちらも対象で流麗なキャンペーンです。
なお、iOS版Smart Debitを新規発行して、Mizuho Suicaを新規発行してチャージすると、さらにチャージ金額の20%(上限1,000円)を得られます。
利用したらすぐにメールで通知あり
初期設定では、みずほWalletを使ってお買い物すると、すぐにメールが届きます。
不正利用にもいち早く気づくことができます。
Wi-Fi・SIMなしでも決済可能
みずほWalletのスマートデビットのQUICPayは、SIMが入っておらず、Wi-Fiにもアクセスしていない状態(インターネットにつながっていない状態)でも決済可能です。
実際にコンビニでネット環境なしの状態で端末に近づけたら、無事決済できました!
ただし、スマホ本体は電源が入っている必要があります。
おサイフケータイの一部サービスはSIMカードが入って通信できる状態でなければ使えませんが、みずほWalletのQUICPayは問題なく利用可能です。
みずほウォレットまとめ
JCBとみずほ銀行が提携して2018年春から、スマホデビットサービス「スマートデビット」の発行を開始しました。
Androidアプリの「みずほWalletアプリ」で即座にモバイルデビットカードが発行されるのは日本史上で初めてとなり、その後iPhoneにも対応しました。
iPhoneではMizuho Suicaを発行することもでき、Suicaチャージに利用できます。
みずほウォレットのスマートデビットでは、スマートフォンをかざすだけでQUICPay+加盟店で支払いが可能で、0.2%~0.4%のキャッシュバックを受けられます。
紙への記入が不要なペーパーレスで、実物のプラスチックカードを発行する必要がないため、カード、チップ等の発行費用もエコとなります。
ポイントカードを出す必要がある店舗では、モバイル決済の利点が損なわれる点、加盟店数が少ないのがデメリットです。
お店での支払いの都度、暗証番号を入力したりサインすることが不要で、迅速な支払いが可能となって便利です。
デメリットはプラスチック製のデビットカードは1%近い高還元率のカードも有り、そちらの方がお得になる点です。
還元率が最も高いデビットカードは、楽天銀行デビットカードであり、年会費無料なのに1%で楽天ポイントが付与されます。
JCBブランドは1種類、VISAブランドは楽天銀行ベーシックデビットカード、楽天銀行シルバーデビットカード、楽天銀行ゴールドデビットカードの3種類です。
セブン銀行のデビットカードは、セブン‐イレブン、そごう・西武、セブンネットショッピングでは1%、それ以外の加盟店も0.5%還元でnanacoポイントが得られます。
イオン銀行のデビットカードは還元率0.5%でイオンでの5%OFFの特典があります。
ただし、楽天市場や、マクドナルド・ミスタードーナツ・apollostation・大丸・松坂屋・ツルハドラッグなどの楽天ポイントカード加盟店を使わない場合は、楽天銀行のデビットカードは使い勝手が悪いです。
イオン銀行のデビットカードの方は、イオングループの店舗が近くにないとメリットが著しく減退します。
現金還元を重視しており、ポイント還元ではなくキャッシュバックがいい場合は、ネット銀行だとソニー銀行の「Sony Bank WALLET」が候補となります。
優遇プログラム Club S のステージに応じて、利用額の0.5%~2.0%がキャッシュバックされます。上限は20万円/月です。
住信SBIネット銀行のVisaデビットカードはいつでも0.6%の還元で、会員制度スマートプログラムのランクアップに役立つのがメリットです。
Mastercardデビットカードであるミライノデビットは0.8%還元、ミライノデビット PLATINUMは1.0%還元です。
その他、おすすめのデビットカードの比較については、以下で徹底的に解説しています。
デビットカードは還元率が低めなのがデメリットです。年会費無料で還元率が1.5%のクレジットカードがあります。
ポイント還元率に関してはクレジットカードが秀でており、クレカを日常の生活で使っていけば家計が堅牢化します。
クレジットカードに抵抗がない方であれば、クレカの活用をおすすめします。
年会費無料のおすすめクレジットカードについては以下にまとめています。
還元率が高いおすすめクレジットカードについては以下で丹念に分析しています。
マイルが貯まりやすいクレジットカードは以下をご参照ください。
高級カードになるとコース料理1名分無料サービス、空港ラウンジ、手荷物無料宅配、コート預かりなどの充実した特典が魅力的です。
おすすめのゴールドカードについては、ゴールドカードのランキングをご参照ください。年会費無料のゴールドカード、年会費が安い格安ゴールドカードもあります。
これらの中でも特に優れたゴールドカードは以下で丹念に論述しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめゴールドカードは以下でご紹介しています。
おすすめのプラチナカードについては、プラチナカードのランキングをご参照ください。その中でも特に特筆に値するカードは以下で徹底的に解説しています。
クレジットカードの頂点であるブラックカードについては、以下で精緻に分析しています。
数多くのブラックカードの中から日本で発行されているカードのランキングを以下にまとめました。
実際にブラックカードを活用したところ、お金では買えない類稀なエクスペリエンスが可能でした。
総合的なおすすめクレジットカードについては以下で丹念に分析しています。
日本有数のクレジットカードの専門家でいらっしゃる岩田昭男さんのおすすめクレカについては、以下で徹底的に解説しています。
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多様な項目での最強のクレジットカードについては、以下で論述しています。
国際ブランドごとのおすすめクレジットカードについては、Visa・Mastercard・JCB・アメックス・ダイナースにまとめています。
みずほ銀行のスマートデビットに携わっているJCBのプロパーカードは、幾多のクレカの中でも秀逸なクレジットカードです。
JCBのプロパーカードであるJCBオリジナルシリーズは、卓越したT&Eサービス(トラベル&エンターテイメント)が魅力的なクレジットカードです。
また、Amazon・セブン-イレブン・apollostation・スターバックス・高島屋などのJCBオリジナルシリーズパートナーでは還元率が高い隠れ高還元カードです。
Oki Dokiランドというモールを経由すると、Amazonだけではなく、楽天市場、Yahoo!ショッピング、LOHACOなどのネット通販がお得になるというメリットもあります。
貯めた「Oki Dokiポイント」は、魅力的な多種多様な商品と交換できます。詳細、あらゆる交換先一覧については、以下にまとめています。
スマホアプリ「MyJCB」は利用金額の確認、キャンペーンの応募が便利です。会員サイトMyJCBは公共料金の支払い設定も可能です。
JCBは不正監視システムで24時間365日、不正利用を監視しており、高いセキュリティを確保しています。
万が一の4桁の暗証番号・3Dセキュア突破時も、絶対補償しないではなく、一定の条件では補償してくれます。
更新カードを発送する際にも、住所変更がないか確認してくれてユーザーフレンドリーです。
世界文化遺産「東寺」での貸切イベント、関西有名テーマパークでのハロウィーン・パーティー、クリスマスパーティー、JCB MUSIC LOUNGE、妙心寺 退蔵院 特別拝観など、会員限定のイベントも充実しています。
以前JCBに取材に行き、イシュイング本部 イシュイング推進部 商品企画グループ 副主事の新宮さんにインタビューしました。
JCBカードの魅力、JCBの歴史・強み、安全・安心の信頼性と充実した特典を両立させている点について取材しています。
JCBカードの種類は多様であり、ハイ・クオリティー・カードが揃っています。おすすめカードについては、以下で丹念に分析しています。
JCBオリジナルシリーズのスタンダードカードであるJCB一般カードについては、以下で徹底的に解説しています。
18歳以上39歳以下の方はJCB CARD W、JCB CARD W plus Lを発行できます。解約しない限り自動更新されるので、40歳以降も継続利用可能です。
年会費が無条件で無料、基本ポイント還元率が2倍と優遇されており、plus Lの方は女性向け特典・有料保険(女性疾病保険など)が付帯しているのが特徴です。
どちらも年会費無料で高還元であり、秀逸なハイ・クオリティー・カードです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「メインカード」としてJCB CARD W、女性向けカードとしてJCB CARD W plus Lを挙げられていました。
また、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんの「おすすめの若年層向けカード」はJCB CARD W、女性向けカードはJCB CARD W plus Lでした。
JCB CARD W、JCB CARD W plus Lはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
ゴールドカード以上のJCBカードは、GOLD Basic Serviceを利用できます。詳細は以下で徹底解説しています。
JCBゴールドは保険が充実しており、安価なプラチナカードを凌駕することもある高水準です。
空港ラウンジ、JCB GOLD Service Club Off、健康・介護・育児などに関する無料電話相談(24時間・年中無休)、充実の海外旅行保険、航空機遅延費用保険、空港手荷物無料宅配など特典も充実しています。
JCB一般カードとJCBゴールドは最短で即日発行も可能です。迅速にカードを作成できてすぐに使えます。
若年層向けのJCB CARD EXTAGE、JCB GOLD EXTAGEも用意されており、ポイント還元率・年会費がお得になっています。
JCBゴールドを保有して、2年連続でショッピングを100万円以上利用すると、「JCB GOLD THE PREMIER」(JCBゴールド ザ・プレミア)のインビテーションが届きます。
JCBゴールド ザ・プレミアは、世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,400ヵ所以上の空港ラウンジを0円で利用できるプライオリティ・パスを無料で発行できます。
搭乗する航空会社、搭乗クラスに関係なくラウンジを利用できるのが大きなメリット。格安航空券利用時も使えますし、1日に2回以上ラウンジを使うことも可能です。
通常は年会費469米ドルであるプレステージ会員が0円です。1ドル157.72円(2025/1/1時点)換算だと年会費73,970円が無料になります。
また、JR京都駅ビル内にある「JCB Lounge 京都」を利用できます。ドリンク、ガイドブック・情報誌の閲覧、手荷物の一時預かり、無料Wi-Fiなどのサービスが受けられます。PC作業もOKです。
JCBプレミアムステイプランという、JCB上級カード会員限定のホテル・旅館の優待も受けられます。
JCBゴールドのカード年会費とは別に、JCBゴールド ザ・プレミアのサービス年会費が5,000円(税抜)かかります。
しかし、初年度は無料ですし、2年目以降もショッピング利用金額が合計100万円以上だと無料となります。
つまり、JCBゴールド ザ・プレミアはJCBゴールドと全く同じ年会費でプライオリティ・パスなどの特典を享受できます。
コストパフォーマンスに優れた非常にお得なゴールドカードであり、空港ラウンジを使えるゴールドカードの中でもエッジが効いています。
JCBゴールド ザ・プレミアを入手するためには、まずJCBゴールドに加入することが必要です。
JCBオリジナルシリーズ、法人カード、JALとの提携カードには「プラチナ」というラインもあります。
2017年10月24日からは自己申込可能なプラチナカード「JCBプラチナ」が登場しました。
コンシェルジュ、関西有名テーマパークのラウンジ、グルメ・ベネフィット等の卓越したベネフィットを利用できます。年会費を取り戻せる高級カードの筆頭です。
JCBゴールド、ゴールド ザ・プレミア、プラチナの相違点については、以下で丹念に解説しています。
JCBプラチナとザ・クラスの比較は以下で精緻に分析しています。
JCBの最上位カードは「JCB THE CLASS」(JCB ザ・クラス)です。JCBの頂点に君臨しており、JCBのプロパーサービスは全て利用可能です。
年会費は50,000円(税抜)です。家族カードは8枚まで発行できて年会費は全て無料。8名無料というカードは滅多にありませんね。パワフルです。
JCB THE CLASSは卓越したベネフィットが豊富で、JCBブラックカードの真骨頂を発揮しています。
- 24時間対応コンシェルジュサービス
- プライオリティ・パス
- 東京ディズニーリゾートの会員専用ラウンジ
- メンバーズセレクション(年1回のプレゼント)※ドンペリで正月に乾杯も可能!
- ザ・クラス会員限定 オリジナルプラン 東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ(利用した体験談)
- ザ・クラス 名食倶楽部、大相撲の溜まり席のチケット予約などザ・クラス会員限定イベント、高い利用限度額
- JCBプレミアムステイプラン(中にはザ・クラス会員限定のプランも)
- グルメ・ベネフィット(高級レストラン2名以上利用で1名無料)
- 関西有名テーマパークのJCBラウンジ
- 海外ラグジュアリー・ホテル・プラン
- JCB Lounge 京都
特に充実しているのは、ディズニーランド関連のオリジナル特典です。ディズニーリゾート内の会員専用ラウンジを利用できて、休憩後は待たずにアトラクションに搭乗できます。
ディズニーシーのストームライダーの後継アトラクションである「ニモ&フレンズ・シーライダー」にもJCBラウンジが設置されました。
メンバーズセレクションでは、ディズニーリゾートのパークチケット(パスポート)2枚、ディズニーグッズのセットが選べます。
年1回は夫婦や恋人でディズニーランドかディズニーシーを満喫できます。
パスポートは大人7,900~9,400円、グッズはダッフィー&シェリーメイのぬいぐるみだと8,800円なので、最大27,600円(税込)相当となり、年会費に占める金額はなんと約50.1%とパワフルです。
メンセレにはUSJスタジオ・パスとJCBプレモカードのセットもあり、年会費の半分近くはこれらの特典で元が取れてしまいます。
ディズニーやユニバーサル・スタジオ・ジャパンがお好きな方には絶大なメリットがあります。
関西有名テーマパークのJCBラウンジを利用でき、1.5~3時間待ちの大人気アトラクションを並ばずに乗れて、上質の空間で休憩できます。
コース料理1名分無料サービスは、コンシェルジュの対応が優れている点において、他の高級カードと比較しても、エッジ・優位性があります。
JCB THE CLASSのコンシェルジュの質については、クレジットカードの専門家・菊地崇仁さんも高く評価しています。
わが国が誇る国際ブランドJCBの最上位カードであり、コスパ最上級のブラックカードです。ジョジョの奇妙な冒険で喩えると、第4部の副題「ダイヤモンドは砕けない」のようなカードです。
アメックス・プラチナ、ダイナースクラブ プレミアムカードに勝るとも劣らない卓越した魅力があります。アメプラ・黒ダイナースでも、JCB THE CLASSの魅力は砕けません。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのプラチナ/ブラックカードとしてJCB THE CLASSを挙げられていました。
JCB THE CLASSはクレジットカードのレジェンドも高く評価しています。
2015年6月からのJCBのブランドメッセージは、日本国内では「世界にひとつ。あなたにひとつ。」であり、海外では「Uniquely Yours」です。
このブランドメッセージには、JCBがこれからも大切にしたいこと、「お客様志向」と「日本的」が反映されています。JCBの思いは以下の通りです。
それぞれの願い。それぞれの夢。お客様一人ひとりの、かけがえのない想い。
JCBは約束します。そのひとつひとつをしっかりと受けとめ、耳を傾け、かなえるお手伝いをすることを。
私たちは、日本で生まれた、ただひとつの国際カードブランドとして、「おもてなしの心」「きめ細やかな心づかい」で一人ひとりのご期待に応えていきます。
そして「便利だ」「頼れる」「持っていてよかった」と思っていただける、あなたにとっての世界にひとつを目指し続けます。
JCB THE CLASSはまさにこのブランドメッセージに込められたコンセプトを体現しているスーパーカードです。詳細については、以下で徹底解説しています。
メンセレ、東京ディズニーリゾートやUSJのラウンジ、会員限定イベント、プライオリティパスなどの特典があるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。
JCB THE CLASSはインビテーションを待つ必要があり、取得まで時間がかかります。ただし、年収は高くなくても問題ありません。利用額とフリークエンシーが最重視されています。
JCB THE CLASSの特徴としては、JCBでの利用履歴が非常に重視される点が挙げられます。JCBの保有履歴が長いとインビテーションが届きやすい傾向にあります。
将来的に日本が誇る至高の煌めきを放つJCB THE CLASSへの道が開けるのが、JCBゴールド、JCBプラチナの大きなメリットの一つです。
現在、JCBゴールド、プラチナは2024年9月30日(月)の入会まで、期間限定でお得な新規入会キャンペーンを行っています。