日本郵便が顧客の利便性向上を図るため、2020年2月3日から郵便局の郵便窓口において、クレジットカードや電子マネー等によるキャッシュレス決済を導入しました。
郵便窓口における切手・はがき、レターパック、郵便料金及び荷物(ゆうパック、ゆうメール等)運賃の支払いが、クレジットカード・電子マネー・アプリ決済で可能になります。
2020年2月3日時点では全国65の郵便局で導入され、2020年7月7日から全国約8,500局で順次導入されます。
郵便局のキャッシュレス決済について、注意点を完全網羅してわかりやすく徹底的に解説します。
郵便局でクレジットカード、電子マネー、アプリ(スマホ)決済が利用可能になるのは、2020年2月以降の予定で、順次導入されます。
利用可能なクレジットカードの国際ブランドは、Visa、Mastercard、JCB、アメックス、ダイナースクラブ、銀聯の世界六大国際ブランドを網羅しています。
クレジットカードに抵抗がある方は、デビットカード、国際ブランド搭載型プリペイドカードという選択肢もあります。
また、電子マネーの側面では交通系ICカード、iD、WAON、QUICPayに対応し、店舗網が急拡大しているコード決済のPayにも対応します。
区分 | 名前 |
---|---|
チャージ型電子マネー | 楽天Edy、WAON(おサイフケータイ含む) |
後払い型電子マネー | iD、QUICPay(Apple Pay、Google Pay含む) |
交通系電子マネー | Suica、モバイルSuica、PASMO、ICOCA、TOICA、manaca、Kitaca、SUGOCA、nimoca、はやかけん、PiTaPa Apple PayのSuica、Google PayのSuica |
プリペイドカード | Kyash Card、LINE Payカード、au PAY(旧WALLET)、ソフトバンクカード、ANA JCBプリペイドカード、ANA VISAプリペイドカード等 |
スマホ決済 | PayPay、楽天ペイ、d払い、Origami Pay、メルペイ、au PAY、LINE Pay、ゆうちょPay、Amazon Pay、WeChat Pay、Alipay |
nanacoは対象外となっている点に注意が必要。JALマイルを貯めている方なら、JMB WAONが1.5%マイル還元でお得です。
楽天ペイ、d払い、au PAYもポイント二重取り可能であり、1.5%還元を享受できます。
郵便局のキャッシュレス決済は、クレジットカード、電子マネー、QRコード/バーコード決済を幅広く網羅しており、便利に決済が可能です。
楽天ペイによって期間限定の楽天ポイント、d払いで期間・用途限定のdポイントが使えるようになってファンタスティックです。
ちなみに楽天ペイはタクシーで特に便利です。タクシーはクレジットカードのサインレス決済の仕組みがないので、クレカは不便です。楽天ペイだとスムーズに会計できて便利です。
最大1.5%の楽天ポイントを獲得できるのも大きなメリットです。
個人事業主、フリーランス、中小企業経営者の場合、経費の会計処理の手間が省けるのが絶大なメリットです。
経理処理といった余計な手間は少しでも削減して、本業に集中するのがベストですよね。それに大きく役立つのがクレジットカードです。
仕訳を全て税理士に委任するにしても、現金でのレシートの入力だと事務ミスが生じる可能性があります。カード払いだとデータを取り込めるのでミスのリスクを低下させられます。
経費をクレジットカードで支払っていけば、経費が一目瞭然で管理しやすいです。
現金出納帳の管理や従業員による立替払いがなくなり、経費精算業務の合理化が図れます。
経理の手間が軽減して無駄な間接業務ないしバックオフィス・コストが削減できます。カード利用金額に応じてポイントも獲得できます。
経費利用と私的利用との明確な区分けがなされて、「経費の見える化」が可能で経費の管理もしやすくなります。
freee、マネーフォワードクラウド等のクラウド会計ソフトを利用している場合は、自動で仕訳まで行われて承認ボタンを押すだけでOKとなるので、圧巻の利便性があります。
プライベートの支出でもマネーフォワード等のクラウド家計簿サービスを利用すれば、効率的に家計を管理できます。
郵便局でのキャッシュレス決済の具体的な利用対象は以下のとおりです。
- 切手・はがき、レターパック及び物販商品等の商品の販売(印紙を除く)
- 郵便料金及び荷物(ゆうパック、ゆうメール等)運賃の支払い
- カタログ、 店頭商品などの物販商品の支払い
導入拠点は一部ではなく、簡易郵便局を除く全国の郵便局とパワフルです。この件に関する問い合わせ先は「お客様サービス相談センター」です。
営業時間は平日8:00~22:00、土・日・休日9:00~22:00と夜10時まで営業していてグレート。
多くのプラチナカード・ブラックカードのカードデスクよりも営業時間が長いです。電話番号は以下の通りです。
- 0120-23-28-86(フリーコール)
- 0570-046-666(通話料自己負担)※携帯電話の場合
今回の施策は日本におけるキャッシュレス社会の実現に大きく貢献する措置であり、日本郵便の大英断です。
特に個人事業主・中小企業経営者にとっては、会計処理が格段に楽になるので嬉しい措置です。
プライベートでも、いちいち小銭を探してお釣りがなるべく出ないようにするという手間から開放されますし、ポイント・マイル・キャッシュバック等の還元を享受できます。
また、都心部の郵便局は混雑している傾向にあるので、待ち時間の減少が期待できるというメリットもあります。
やはり84円や94円といった支払いの場合、ピッタリ支払おうとして小銭を探索する方が多いです。
クレジットカードや電子マネーだとサクッと一発で決済が完了します。
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